JP2013118777A - インバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置 - Google Patents

インバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、インバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置に係り、スイッチング素子の短絡故障を検出するのに用いる電圧を検出するタイミングとしてリンギングノイズ発生時を回避することで、スイッチング素子の短絡故障を精度よく検出することにある。
【解決手段】電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子を有するインバータ回路における該スイッチング素子の短絡故障を検出するインバータ用短絡故障検出装置において、上記2つのスイッチング素子のうち一方のスイッチング素子を駆動するために入力される制御信号がオンからオフへ切り替わった時に該一方のスイッチング素子の両端に生じている両端電圧をモニタし、そのモニタした両端電圧が所定閾値以上である場合に、上記2つのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置に係り、特に、電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子を有するインバータ回路における該スイッチング素子の短絡故障を検出するうえで好適なインバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置に関する。
従来、電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子を有するインバータ回路における該スイッチング素子の短絡故障を検出するインバータ用短絡故障検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この短絡故障検出装置においては、スイッチング素子の高電位側の電圧が検出されて、その電圧がスイッチング前後で変化しない場合に、そのスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定される。スイッチング素子の高電位側の電圧は、通常はスイッチング前後で変化するが、そのスイッチング素子が短絡故障した場合はスイッチング前後で変化しなくなる。従って、上記の短絡故障検出装置によれば、スイッチング素子の短絡故障を適切に検出することができる。
特開2009−35155号公報
ところで、インバータ回路において電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子の接続点に生じるインバータ中点電圧には、配線等による寄生インダクタ成分とスイッチング素子の寄生容量成分との共振によりリンギングノイズが重畳する。このリンギングノイズは、スイッチング素子のスイッチング直後に発生するが、このリンギングノイズ発生時においてインバータ中点電圧は大きく変化する。このため、リンギングノイズ発生時にスイッチング素子の一端に生じている電圧としてインバータ中点電圧が検出されると、そのスイッチング素子の短絡故障が誤検出されるおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、スイッチング素子の短絡故障を検出するのに用いる電圧を検出するタイミングとしてリンギングノイズ発生時を回避することで、スイッチング素子の短絡故障を精度よく検出することが可能なインバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子を有するインバータ回路における該スイッチング素子の短絡故障を検出するインバータ用短絡故障検出装置であって、前記2つのスイッチング素子のうち一方のスイッチング素子を駆動するために入力される制御信号がオンからオフへ切り替わった時に該一方のスイッチング素子の両端に生じている両端電圧をモニタする切替時両端電圧モニタ手段と、前記切替時両端電圧モニタ手段によりモニタされた前記両端電圧が所定閾値以上である場合に、前記2つのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定する短絡故障有無判定手段と、を備えるインバータ用短絡故障検出装置により達成される。
本発明によれば、スイッチング素子の短絡故障を検出するのに用いる電圧を検出するタイミングとしてリンギングノイズ発生時を回避することで、スイッチング素子の短絡故障を精度よく検出することができる。
本発明の一実施例であるインバータ用短絡故障検出装置を備えるモータ制御装置の構成図である。 インバータ回路において生じ得る寄生成分を表した図である。 本実施例のインバータ用短絡故障検出装置において、寄生成分に基づくリンギングノイズが重畳し得るスイッチング素子の両端電圧を、スイッチング素子の短絡故障を検出するのに用いる電圧として検出するタイミングを表した図である。 本実施例のインバータ用短絡故障検出装置において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 本実施例のインバータ用短絡故障検出装置における、U相の電源側のスイッチング素子で短絡故障が発生する場合の動作を説明するための図である。 本実施例のインバータ用短絡故障検出装置における、U相の接地側のスイッチング素子で短絡故障が発生する場合の動作を説明するための図である。
以下、図面を用いて、本発明に係るインバータ用短絡故障検出装置及びモータ制御装置の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例であるインバータ用短絡故障検出装置(以下、単に短絡故障検出装置と称す)10を備えるモータ制御装置12の構成図を示す。本実施例のモータ制御装置12は、車両に搭載される電動パワーステアリング装置などに適用されるモータ14を制御する装置である。また、短絡故障検出装置10は、モータ14を制御するうえで用いられる後述のスイッチング素子の短絡故障を検出する装置である。
モータ14は、車両運転者によるステアリングホイールの操舵を補助するためのトルクを発生する。モータ14は、回転角に応じて位相を互いにずらした三相(U相,V相,W相)の交流電力が供給されることでほぼ均一なトルクを発生する三相ブラシレスDCモータである。モータ14のシャフトは、減速機を介してステアリングシャフトに噛合されている。モータ14の発生したトルクは、減速機を介してステアリングシャフトに伝達される。
モータ制御装置12は、インバータ回路20と、リレー22と、制御部24と、を備えている。インバータ回路20は、電源(例えばバッテリ)から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ14に供給する電力変換回路である。リレー22は、モータ14とインバータ回路20とを接続/切断するための素子であり、U相,V相,W相ごとに設けられている。リレー22は、通常、モータ14とインバータ回路20とを接続した状態に維持されている。
インバータ回路20は、電源Vと接地GNDとの間に直列接続された2つのスイッチング素子26,28を有している。スイッチング素子26,28はそれぞれ、PWM制御により交互にオン/オフされる。スイッチング素子26,28は、モータ14の各相に対応してそれぞれ設けられている。インバータ回路20は、全体として6つのスイッチング素子26U,26V,26W,28U,28V,28Wを有しており、電源Vと接地GNDとの間に直列接続された2つのスイッチング素子26,28をその電源Vと接地GNDとの間に3組並列に接続した構造を有している。各スイッチング素子26,28は、半導体素子からなるMOS−FETである。以下、適宜、電源V側にある3つのスイッチング素子26を上MOS−FET26と、また、接地GND側にある3つのスイッチング素子28を下MOS−FET28と、それぞれ称す。
スイッチング素子26U,26V,26W,28U,28V,28Wは、三相ブリッジ接続されている。上MOS−FET26U,26V,26Wのドレインは、電源Vに接続されている。下MOS−FET28U,28V,28Wのソースは、接地GNDに接続されている。上MOS−FET26U,26V,26Wと下MOS−FET28U,28V,28Wとの接続点は、リレー22U,22V,22Wを介してモータ14の各相に接続されている。
具体的には、上MOS−FET26Uのソース及び下MOS−FET28Uのドレインは、リレー22Uを介してモータ14のU相に接続されている。上MOS−FET26Vのソース及び下MOS−FET28Vのドレインは、リレー22Vを介してモータ14のV相に接続されている。上MOS−FET26Wのソース及び下MOS−FET28Wのドレインは、リレー22Wを介してモータ14のW相に接続されている。
制御部24は、マイクロコンピュータを主体に構成される電子制御ユニットである。制御部24は、インバータ回路20のスイッチング素子26,28の駆動をPWM制御する機能を有している。制御部24は、また、インバータ回路20のスイッチング素子26,28の短絡故障を検出する機能を有していると共に、リレー22のオン/オフを制御する機能を有している。制御部24は、各相U,V,Wに対応してそれぞれ設けられている。各相の制御部24は、スイッチング素子26,28のスイッチングタイミングが互いに異なるものとなるが、ほぼ同様の処理を実行する。尚、図1には、U相の制御部24のみが示されている。
制御部24は、出力がインバータ回路20のスイッチング素子26,28のゲートに接続されるドライバ部(駆動部)30を有している。ドライバ部30には、上MOS−FET26をオン/オフ駆動させるタイミングを指示する制御信号(以下、上MOS制御信号と称す)、及び、下MOS−FET28をオン/オフ駆動させるタイミングを指示する制御信号(以下、下MOS制御信号と称す)が入力される。これらの制御信号は、操舵トルクや車速,モータ14の回転角などに基づいてすべての相のスイッチング素子26,28のオン/オフ駆動タイミングを制御するタイミング生成部から生成されるものである。上MOS制御信号と下MOS制御信号とは、一方がオンであるときは他方がオフであって、共にオン/オフが交互に繰り返される信号である。これらの制御信号のオン期間及びオフ期間は、操舵トルクや車速,モータ14の回転角などに応じて可変される。
ドライバ部30は、入力される上MOS制御信号に応答して上MOS−FET26をオン/オフ駆動させる駆動信号を生成し、その生成した駆動信号を上MOS−FET26に向けて出力する。また、入力される下MOS制御信号に応答して下MOS−FET28をオン/オフ駆動させる駆動信号を生成し、その生成した駆動信号を下MOS−FET28に向けて出力する。尚、ドライバ部30においては、MOS制御信号が入力されてから駆動信号が出力されるまでにある程度の時間を要し、MOS制御信号に対してドライバ出力が追従するまでに遅延が発生する。この遅延時間Δtは、ドライバ部30での信号増幅などに起因して生じる例えば数百nsec程度の時間である。スイッチング素子26,28は、ドライバ部30からの駆動信号に従ってオン/オフされる。
次に、モータ制御装置12の動作について説明する。
モータ制御装置12において、制御部24のドライバ部30は、入力される上MOS制御信号及び下MOS制御信号に応答してインバータ回路20に対してスイッチング素子26,28をオン/オフ駆動させる駆動信号を生成することで、適当なタイミングでスイッチング素子26,28をオフからオンへ又はオンからオフへスイッチングさせる。インバータ回路20は、各相のスイッチング素子26,28が適当なタイミングでスイッチングされると、電源Vと接地GNDとの間の直流電力を三相の交流電力に変換してモータ14に供給する。モータ14は、三相の交流電力が供給されると、ステアリングホイールの操舵を補助するためのトルクを発生する。従って、モータ制御装置12によるモータ14の制御によれば、車両運転者によるステアリングホイールの操舵が補助されるので、車両運転者によるステアリング操舵時における負担を軽減することが可能である。
図2は、インバータ回路20において生じ得る寄生成分を表した図を示す。ところで、インバータ回路20のスイッチング素子26,28の一方が短絡故障を起こした場合、その一方の短絡故障が生じたまま他方がスイッチングオンされると、その他方に短絡による過電流が流れる。かかる過電流の流通が長期間に亘って継続すると、その他方のスイッチング素子28,26にも短絡故障が発生する可能性がある。かかる短絡故障が発生すると、電源Vと接地GNDとが短絡状態となり、システム全体がダウンするので、モータ14によるアシストトルクの発生継続が不可能となる。従って、ある一つの相の一つのスイッチング素子26,28が短絡故障を起こした場合にも即座にモータ14によるアシストトルクの発生停止が生じることが無いように、その短絡故障を速やかにかつ精度よく検出することが要求される。
一方、インバータ回路20において、電源Vと接地GNDとの間に直列接続された2つのスイッチング素子26,28の周辺には、図2に示す如く、配線等による寄生インダクタやスイッチング素子の寄生容量が作用する。このため、それら2つのスイッチング素子26,28の接続点に生じるインバータ中点電圧(すなわち、上MOS−FET26のソース電圧又は下MOS−FET28のドレイン電圧)には、それらの寄生インダクタンス成分と寄生容量成分との共振によりリンギングノイズが重畳する。このリンギングノイズは、スイッチング素子26,28がスイッチングされた直後に発生するが、このリンギングノイズ発生時においてはインバータ中点電圧が大きく変化する。このため、リンギングノイズ発生時にスイッチング素子26,28の一端に生じている電圧としてインバータ中点電圧を用いてスイッチング素子26,28の短絡故障検出が実行されると、そのスイッチング素子26,28の短絡故障が誤検出されるおそれがある。
これに対して、本実施例の短絡故障検出装置10は、以下の如く、スイッチング素子26,28の短絡故障を速やかにかつ精度よく検出することとしている。以下、図3〜図6を用いて、本実施例の特徴部について説明する。
図3は、本実施例の短絡故障検出装置10において、寄生成分に基づくリンギングノイズが重畳し得るスイッチング素子26,28の両端電圧を、スイッチング素子26,28の短絡故障を検出するのに用いる電圧として検出するタイミングを表した図を示す。尚、図3には、下MOS−FET28の両端電圧を上MOS−FET26の短絡故障を検出するのに用いる電圧として検出するタイミングを表した図を示す。
スイッチング素子26,28のうち一方のスイッチング素子26,28への駆動信号がオンであることでその一方のスイッチング素子26,28がオン状態にあるとき、その一方のスイッチング素子26,28のドレイン端子とソース端子との間に生じる両端電圧は、他方のスイッチング素子28,26が短絡故障していなければほぼゼロであるが、他方のスイッチング素子28,26が短絡故障していればゼロよりも大きな値を示す。これは、スイッチング素子26,28が、他方のスイッチング素子28,26の短絡が生じていない場合は流通電流と両端電圧との線形領域で動作する一方で、他方のスイッチング素子28,26の短絡が生じている場合は大電流の流通により両端電圧を上げても流通電流が上昇しない飽和領域で動作することとなるので、他方のスイッチング素子28,26の短絡時においては一方のスイッチング素子26,28のオン時の両端電圧が大きな値を示すからである。
一方、上記したリンギングノイズは、図3に示す如く、スイッチング素子26,28がスイッチングされた後、時間の経過と共に小さくなり、スイッチング直前のタイミングで最小となる。また、上記の如く、ドライバ部30においては、入力されるMOS制御信号に対してそのMOS制御信号の内容に従った駆動信号がスイッチング素子26,28へ出力されるまでに遅延が発生する(図3参照)。この点、ドライバ部30に入力されるMOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時点では、未だそのMOS制御信号に係るスイッチング素子26,28がオンからオフへ切り替わっておらずオン状態のままであるので、そのMOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時点はリンギングノイズが最小となるタイミングである。
従って、入力されるMOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時点でスイッチング素子26,28の両端電圧をモニタして、その時点での両端電圧が所定閾値以上であるか否かを判定することとすれば、一方のスイッチング素子26,28の両端電圧に基づく他方のスイッチング素子28,26の短絡故障の有無を、リンギングノイズの影響を受けることなく判定することが可能となる。
そこで、本実施例において、短絡故障検出装置10の一部として、制御部24は、インバータ回路20のスイッチング素子26,28の短絡故障を検出する短絡検出回路32を有している。短絡検出回路32は、上MOS−FET26の短絡を監視するために設けられたコンパレータ(以下、上MOS短絡監視用コンパレータと称す)34と、下MOS−FET28の短絡を監視するために設けられたコンパレータ(以下、下MOS短絡監視用コンパレータと称す)36と、を有している。
上MOS短絡監視用コンパレータ34は、下MOS−FET28の両端電圧をモニタする回路であって、その下MOS−FET28の両端電圧が所定閾値以上であるか否かの比較を行う。上MOS短絡監視用コンパレータ34には、電源として下MOS−FET28のゲートに入力される駆動信号が供給される。上MOS短絡監視用コンパレータ34は、下MOS−FET28のゲートに入力される駆動信号がオン状態にある場合に動作して上記の比較を行うことが可能である。
下MOS−FET28のソース端子には、接地GNDが接続されていると共に、所定電圧VSH1の−端子が接続されている。上MOS短絡監視用コンパレータ34の反転入力端子には、所定電圧VSH1の+端子が接続されている。また、上MOS短絡監視用コンパレータ34の非反転入力端子には、下MOS−FET28のドレイン端子が接続されている。所定電圧VSH1は、上記した所定閾値として予め設定された電圧であって、上MOS−FET26が短絡している場合に下MOS−FET28の両端電圧として生じ得る最低の電圧である。
また、下MOS短絡監視用コンパレータ36は、上MOS−FET26の両端電圧をモニタする回路であって、その上MOS−FET26の両端電圧が所定閾値以上であるか否かの比較を行う。下MOS短絡監視用コンパレータ36には、電源として上MOS−FET26のゲートに入力される駆動信号が供給される。下MOS短絡監視用コンパレータ36は、上MOS−FET26のゲートに入力される駆動信号がオン状態にある場合に動作して上記の比較を行うことが可能である。
上MOS−FET26のドレイン端子には、電源Vが接続されていると共に、所定電圧VSH2の+端子が接続されている。下MOS短絡監視用コンパレータ36の非反転入力端子には、所定電圧VSH2の−端子が接続されている。また、下MOS短絡監視用コンパレータ36の反転入力端子には、上MOS−FET26のソース端子が接続されている。所定電圧VSH2は、上記した所定閾値として予め設定された電圧であって、下MOS−FET28が短絡している場合に上MOS−FET26の両端電圧として生じ得る最低の電圧である。尚、この所定電圧VSH2の電圧値は、上記した所定電圧VSH1の電圧値と同じ値であってもよいが、異なる値であってもよい。
短絡検出回路32には、また、上MOS制御信号及び下MOS制御信号が入力される。上MOS制御信号及び下MOS制御信号が短絡検出回路32に入力されるタイミングと、上MOS制御信号及び下MOS制御信号がドライバ部30に入力されるタイミングと、は位相遅れを伴うことなくほぼ同時である。上MOS短絡監視用コンパレータ34は、入力される下MOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時に下MOS−FET28の両端電圧をモニタすることで、その下MOS−FET28が実際にオフする直前のタイミングにおいてそのモニタした両端電圧が所定閾値以上であるか否かの比較を行う。また、下MOS短絡監視用コンパレータ36は、入力される上MOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時に上MOS−FET26の両端電圧をモニタすることで、その上MOS−FETが実際にオフする直前のタイミングにおいてそのモニタした両端電圧が所定閾値以上であるか否かの比較を行う。
上MOS短絡監視用コンパレータ34の出力及び下MOS短絡監視用コンパレータ36の出力は、ドライバ部30に供給される。すなわち、上MOS短絡監視用コンパレータ34の比較結果及び下MOS短絡監視用コンパレータ36の比較結果は、ドライバ部30に供給される。ドライバ部30は、上MOS短絡監視用コンパレータ34の比較結果に基づいて上MOS−FET26の短絡故障が生じているか否かを判別すると共に、下MOS短絡監視用コンパレータ36の比較結果に基づいて下MOS−FET28の短絡故障が生じているか否かを判別する。ドライバ部30は、スイッチング素子26,28をオン/オフ駆動させる駆動信号の生成を、上MOS−FET26の短絡故障の有無及び下MOS−FET28の短絡故障の有無に応じたものとする。
図4は、本実施例の短絡故障検出装置10において制御部24が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。
本実施例の制御部24において、短絡検出回路32は、入力される下MOS制御信号及び上MOS制御信号のうち何れか一方の制御信号が前回処理時から今回処理時にかけてオンからオフに切り替わるか否かを判別する(ステップ100)。その結果、その制御信号がオンからオフに切り替わらないと判別した場合は、以後、何ら処理を進めることなく今回のルーチンを終了する。一方、その制御信号がオンからオフに切り替わったと判別した場合は、その制御信号に係る上MOS短絡監視用コンパレータ34又は下MOS短絡監視用コンパレータ36を用いて以下の処理を実行させる。
短絡検出回路32の上MOS短絡監視用コンパレータ34は、下MOS−FET28のゲートに入力される駆動信号がオン状態にある場合に電源供給されて動作する。下MOS制御信号がオンからオフに切り替わる場合は、その下MOS制御信号のオンからオフへの切替が行われてから少なくともドライバ部30での遅延時間Δtが経過するまでの間、下MOS−FET28の駆動信号はオン状態のままであるので、少なくともその間は上MOS短絡監視用コンパレータ34は電源供給されて動作する。
一方、下MOS短絡監視用コンパレータ36は、上MOS−FET26のゲートに入力される駆動信号がオン状態にある場合に電源供給されて動作する。上MOS制御信号がオンからオフに切り替わる場合は、その上MOS制御信号のオンからオフへの切替が行われてから少なくともドライバ部30での遅延時間Δtが経過するまでの間、上MOS−FET26の駆動信号はオン状態のままであるので、少なくともその間は下MOS短絡監視用コンパレータ36は電源供給されて動作する。
短絡検出回路32は、下MOS制御信号がオンからオフに切り替わったと判別した場合は、上MOS短絡監視用コンパレータ34が、電源供給される動作状態において、その入力される下MOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時に下MOS−FET28の両端電圧をモニタする。一方、上MOS制御信号がオンからオフに切り替わったと判別した場合は、下MOS短絡監視用コンパレータ36が、電源供給される動作状態において、その入力される上MOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時に上MOS−FET26の両端電圧をモニタする(ステップ102)。そして、短絡検出回路32は、そのモニタした両端電圧が所定閾値以上であるか否かの比較を行う(ステップ104)。
その比較の結果、下MOS−FET28又は上MOS−FET26の両端電圧が所定閾値未満であると判定した場合は、上MOS−FET26又は下MOS−FET28は短絡故障を起こしていない正常状態にあると判断して、ロー信号を出力する。一方、下MOS−FET28又は上MOS−FET26の両端電圧が所定閾値以上であると判定した場合は、上MOS−FET26又は下MOS−FET28が短絡故障を起こしていると判断して、ハイ信号を出力する。すなわち、上MOS短絡監視用コンパレータ34又は下MOS短絡監視用コンパレータ36は、上MOS−FET26又は下MOS−FET28の短絡故障の有無結果に応じた信号をドライバ部30に供給する。
制御部24において、ドライバ部30は、上MOS短絡監視用コンパレータ34又は下MOS短絡監視用コンパレータ36からの信号がロー信号であると判定する場合は、上MOS−FET26又は下MOS−FET28は短絡故障を起こしていない正常状態にあると判定する(ステップ106)。一方、上MOS短絡監視用コンパレータ34又は下MOS短絡監視用コンパレータ36からの信号がハイ信号であると判定する場合は、上MOS−FET26又は下MOS−FET28が短絡故障を起こしていると判定する(ステップ108)。
ドライバ部30は、自ドライバ部30に対応する相のスイッチング素子である上MOS−FET26又は下MOS−FET28が短絡故障を起こしていると判定すると、その短絡故障が生じている故障相のインバータをなすスイッチング素子26,28を共に駆動停止すると共に(ステップ110)、その故障相のスイッチング素子26,28とモータ14との接続を切断すべくその故障相に対応するリレー22を開放してオフ固定する(ステップ112)。
何れかの相のドライバ部30が、自ドライバ部30に対応する相が故障したと判断して、スイッチング素子26,28を共に駆動停止しかつその故障相に対応するリレー22を開放すると、以後、その故障相以外の正常相のドライバ部30がその故障発生前と同様の制御を行う。具体的には、三相のうち故障相を除いた残りの二相についてドライバ部30がスイッチング素子26,28をオン/オフ駆動させる駆動信号を生成して出力することで、モータ14に二相の交流電力が供給される。この場合には、モータ14の発生するトルクは低下することとなるが、そのモータ14が継続してトルクを発生することが可能となる。
図5は、本実施例の短絡故障検出装置10における、U相の上MOS−FET26Uで短絡故障が発生する場合の動作を説明するための図を示す。また、図6は、本実施例の短絡故障検出装置10における、U相の下MOS−FET28Uで短絡故障が発生する場合の動作を説明するための図を示す。尚、図5(A)及び図6(A)に回路図を、また、図5(B)及び図6(B)に動作タイムチャートを、それぞれ示す。
図5に示す如く、U相の上MOS−FET26Uで短絡故障が発生する前(時刻t1以前)は、下MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時点で、下MOS−FET28Uはオン状態のままであり、その下MOS−FET28Uの両端電圧はほぼゼロである。この場合、本実施例の短絡故障検出装置10は、上MOS−FET26Uが短絡故障を起こしていない正常状態にあると判定する。
一方、U相の上MOS−FET26Uで短絡故障が発生した後(時刻t1以後)は、下MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時点で、下MOS−FET28Uはオン状態のままであるが、その下MOS−FET28Uの両端電圧がゼロよりも大きな値を示すこととなる。この場合、本実施例の短絡故障検出装置10は、上MOS−FET26Uが短絡故障を起こしていると判定する。
また、図6に示す如く、U相の下MOS−FET28Uで短絡故障が発生する前(時刻t2以前)は、上MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時点で、上MOS−FET26Uはオン状態のままであり、その上MOS−FET26Uの両端電圧はほぼゼロである。この場合、本実施例の短絡故障検出装置10は、下MOS−FET28Uが短絡故障を起こしていない正常状態にあると判定する。
一方、U相の下MOS−FET28Uで短絡故障が発生した後(時刻t2以後)は、上MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時点で、上MOS−FET26Uはオン状態のままであるが、その上MOS−FET26Uの両端電圧がゼロよりも大きな値を示すこととなる。この場合、本実施例の短絡故障検出装置10は、下MOS−FET28Uが短絡故障を起こしていると判定する。
このように、本実施例の短絡故障検出装置10においては、相ごとに、制御部24に入力される下MOS制御信号及び上MOS制御信号のうち何れか一方の制御信号が前回処理時から今回処理時にかけてオンからオフに切り替わった時に、その制御信号に従って駆動される下MOS−FET28又は上MOS−FET26のドレイン−ソース間の両端電圧をモニタし、その時点での両端電圧が所定閾値以上である場合に他方の上MOS−FET26又は下MOS−FET28に短絡故障が生じていると判定することができる。
上記の如く、MOS制御信号がオンからオフへ切り替わった時点はリンギングノイズが最小となるタイミングであると共に、また、一方のスイッチング素子26,28がオンしているときの両端電圧は、他方のスイッチング素子28,26が短絡していないときはゼロである一方で、他方のスイッチング素子28,26が短絡しているときはゼロよりも大きな値を示す。
従って、本実施例の短絡故障検出装置10によれば、三相それぞれについて、他方のスイッチング素子28,26の短絡故障を検出するのに用いる一方のスイッチング素子26,28の両端電圧を検出するタイミングとしてリンギングノイズ発生時を回避することができるので、一方のスイッチング素子26,28の両端電圧に基づく他方のスイッチング素子28,26の短絡故障の有無を、リンギングノイズの影響を受けることなく判定することができ、その短絡故障を精度よく検出することができる。
また、本実施例においては、何れか一方のスイッチング素子26,28の短絡故障が発生した場合、その発生直後における、制御部24に入力される他方のスイッチング素子28,26をオン/オフ駆動させる制御信号がオンからオフへ切り替わった時点でのその他方のスイッチング素子28,26の両端電圧をモニタすることで、その一方のスイッチング素子26,28に短絡故障が発生したことを判定することができる。この点、スイッチング素子26,28の短絡故障の発生からその短絡故障発生の判定までに要する時間をできる限り短くすることができる。従って、本実施例によれば、インバータ回路20を構成するスイッチング素子28,26の短絡故障を速やかにかつ精度よく検出することが可能となる。
更に、本実施例においては、三相のうち何れかの相のスイッチング素子26,28に短絡故障が生じていると判定されると、以後、その故障相以外の二相においてスイッチング素子26,28の駆動が継続されることで、モータ14が二相の交流電力により駆動されてトルクを発生する。従って、本実施例によれば、三相のうち何れかの相のスイッチング素子26,28が短絡故障を起こしても、モータ14によるアシストトルクの発生が継続することで、モータ14を用いて車両運転者によるステアリングホイールの操舵を補助することができる。
ところで、上記の実施例においては、下MOS短絡監視用コンパレータ36が上MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時に上MOS−FET26の両端電圧をモニタすることが特許請求の範囲に記載した「切替時両端電圧モニタ手段」及び「第1の切替時両端電圧モニタ手段」に、上MOS短絡監視用コンパレータ34が下MOS制御信号がオンからオフに切り替わった時に下MOS−FET28の両端電圧をモニタすることが特許請求の範囲に記載した「切替時両端電圧モニタ手段」及び「第2の切替時両端電圧モニタ手段」に、ドライバ部30が上記した上MOS−FET26の両端電圧が所定閾値以上である場合に下MOS−FET28が短絡故障を起こしていると判定することが特許請求の範囲に記載した「短絡故障有無判定手段」及び「第1の短絡故障有無判定手段」に、ドライバ部30が上記した下MOS−FET28の両端電圧が所定閾値以上である場合に上MOS−FET26が短絡故障を起こしていると判定することが特許請求の範囲に記載した「短絡故障有無判定手段」及び「第2の短絡故障有無判定手段」に、故障相の制御部24のドライバ部30が対応のスイッチング素子26,28を共に駆動停止しかつその故障相に対応するリレー22を開放すると共に、その故障相以外の正常相の制御部24のドライバ部30が対応のスイッチング素子26,28の駆動を故障発生前と同様に制御することが特許請求の範囲に記載した「故障時制御手段」に、それぞれ相当している。
また、上記の実施例においては、制御部24がモータ14の各相U,V,Wに対応してそれぞれ設けられ、ドライバ部30が対応の相U,V,Wのスイッチング素子26,28をオン/オフ駆動させることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つの制御部が設けられ、一つのドライバ部30がすべての相U,V,Wのスイッチング素子26,28をオン/オフ駆動させることとしてもよい。
また、上記の実施例においては、モータ14を三相ブラシレスDCモータとしたが、三相を超える相を有するブラシレスモータに適用することとしてもよい。また、モータ14を車載の電動パワーステアリング装置に適用することとしたが、車両に搭載される他のシステムや車載以外のシステムに適用することとしてもよい。
10 インバータ用短絡故障検出装置
12 モータ制御装置
14 モータ
20 インバータ回路
22 リレー
24 制御部
26 上MOS−FET(スイッチング素子)
28 下MOS−FET(スイッチング素子)
30 ドライバ部
32 短絡検出回路
34 上MOS短絡監視用コンパレータ
36 下MOS短絡監視用コンパレータ
V 電源
GND 接地

Claims (5)

  1. 電源−接地間に直列接続された2つのスイッチング素子を有するインバータ回路における該スイッチング素子の短絡故障を検出するインバータ用短絡故障検出装置であって、
    前記2つのスイッチング素子のうち一方のスイッチング素子を駆動するために入力される制御信号がオンからオフへ切り替わった時に該一方のスイッチング素子の両端に生じている両端電圧をモニタする切替時両端電圧モニタ手段と、
    前記切替時両端電圧モニタ手段によりモニタされた前記両端電圧が所定閾値以上である場合に、前記2つのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定する短絡故障有無判定手段と、
    を備えることを特徴とするインバータ用短絡故障検出装置。
  2. 前記切替時両端電圧モニタ手段は、前記2つのスイッチング素子のうち電源側のスイッチング素子を駆動するために入力される電源側制御信号がオンからオフへ切り替わった時に該電源側のスイッチング素子の両端に生じている電源側両端電圧をモニタする第1の切替時両端電圧モニタ手段を有し、
    前記短絡故障有無判定手段は、前記第1の切替時両端電圧モニタ手段によりモニタされた前記電源側両端電圧が第1の所定閾値以上である場合に、前記2つのスイッチング素子のうち接地側のスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定する第1の短絡故障有無判定手段を有することを特徴とする請求項1記載のインバータ用短絡故障検出装置。
  3. 前記切替時両端電圧モニタ手段は、前記2つのスイッチング素子のうち接地側のスイッチング素子を駆動するために入力される接地側制御信号がオンからオフへ切り替わった時に該接地側のスイッチング素子の両端に生じている接地側両端電圧をモニタする第2の切替時両端電圧モニタ手段を有し、
    前記短絡故障有無判定手段は、前記第2の切替時両端電圧モニタ手段によりモニタされた前記接地側両端電圧が第2の所定閾値以上である場合に、前記2つのスイッチング素子のうち電源側のスイッチング素子に短絡故障が生じていると判定する第2の短絡故障有無判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のインバータ用短絡故障検出装置。
  4. 前記短絡故障有無判定手段は、前記切替時両端電圧モニタ手段によりモニタされた前記両端電圧が前記所定閾値未満である場合に、前記2つのスイッチング素子のうち他方のスイッチング素子に短絡故障は生じていないと判定することを特徴とする請求項1記載のインバータ用短絡故障検出装置。
  5. 前記インバータ回路は、3相以上の多相からなるブラシレスモータの各相に対応して、前記2つのスイッチング素子を電源−接地間に複数組並列に接続した構造を有していると共に、
    請求項1乃至4の何れか一項記載のインバータ用短絡故障検出装置の前記短絡故障有無判定手段により前記スイッチング素子に短絡故障が生じていると判定された場合に、該短絡故障が生じているスイッチング素子を有する故障相の前記スイッチング素子を駆動停止すると共に、該故障相以外の正常相の前記スイッチング素子を駆動することで、前記ブラシレスモータの駆動を行う故障時制御手段を備えることを特徴とするモータ制御装置。
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