JP2013117007A - 研磨材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラッピング研磨加工を行う際のラップ定盤上での滞留性を向上させることにより、研磨能率を向上させることができる研磨材を提供する。
【解決手段】 ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に、短径が前記砥粒の平均粒径よりも小さく、且つ硬度が前記砥粒よりも低い金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を含有させた混合粉体からなることを特徴とする研磨材3。
【選択図】図1

Description

本発明は、研磨材に関し、特にラッピング研磨加工を行う際に用いる研磨材に関する。
従来から、例えば、半導体基板であるシリコンウェハ等の研磨工程では、単結晶インゴットをスライスしてウェハとしたものをラッピング研磨加工と呼ばれる粗研磨を経て、更に平坦度を向上させるために、ポリシング研磨加工(仕上げ研磨)という段階を重ねて研磨が行われている。
このような研磨工程のうちのラッピング研磨加工では、従来から研磨材として主にダイヤモンド、アルミナ、炭化ケイ素等からなる硬度が高い研磨材が用いられていた。ラッピング研磨加工を行う際には、例えば、これらの研磨材を加工液に分散させたラップ剤をシリコンウェハ等の研磨対象物が押し付けられるラップ定盤の研磨面へと供給させた状態で、ラップ定盤と研磨対象物を相対的に回転させることでラッピング研磨が行われる。しかしながら、ラップ定盤上に供給される研磨材は、ラッピング研磨加工を行う際にラップ定盤上から流されてしまうため効率良く研磨を行うことができないという問題があった。
このような問題を解決するために、従来からダイヤモンド等の研磨材を粘性が高いペーストに分散させることにより、ラップ定盤上での滞留性を向上させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、研磨材が供給されるラップ定盤上の研磨面をラップ剤に含まれるダイヤモンド砥粒(研磨材)と馴染みが良い材質を用いることにより、砥粒と研磨面との間の滑りを抑制することが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−146345号公報 特開2007−075948号公報
しかしながら、特許文献1のように研磨材を分散させるペーストによって、ラッピング研磨加工の際にラップ定盤上に供給される研磨材の滞留性を向上させるものや特許文献2のようにラップ定盤の研磨面の材質によって、ラップ定盤上の研磨材の滞留性を向上させるものは提案されているが、研磨材が有する研磨作用を阻害することなく立体障害効果により、ラップ定盤上での滞留性を向上させたものはこれまでなかった。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、ラッピング研磨加工を行う際のラップ定盤上での滞留性を向上させることにより、研磨能率を向上させることができる研磨材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の研磨材は、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に、短径が前記砥粒の平均粒径よりも小さく、且つ硬度が低い金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を含有させた混合粉体からなることを特徴としている。
請求項2に記載の研磨材は、平均粒径が1μm以上30μm以下であることを特徴としている。
請求項3に記載の研磨材は、前記金属酸化物、前記非酸化物、前記金属又はこれらの混合物は、前記研磨材全体の質量を100wt%とした場合の10wt%以上40wt%以下の割合で含まれることを特徴としている。
請求項1に記載の研磨材によれば、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に、該砥粒よりも平均粒径が小さく、且つ硬度が低い金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を含んでいるので、前記研磨材と同等の沈降特性を示す添加物のためにその立体障害効果により前記研磨材の動きを抑制することができ、ラッピング研磨を行う際のラップ定盤上での滞留性を向上させることができる。これにより、ラップ定盤上のラッピング研磨に作用する研磨材の個数を増加させることができるので、研磨能率を向上させることができる。
請求項2に記載の研磨材によれば、平均粒径が1μm以上30μm以下であるので、加工液等に分散させた際の分散性を向上させることができる。
請求項3に記載の研磨材によれば、金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物は、研磨材全体の質量を100wt%とした場合の10wt%以上40wt%以下の割合で含まれるので、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒の研磨作用を阻害することなく、立体障害効果を大きくすることができるため、より効率的に研磨能率を改善することができる。
本発明に係る研磨材による作用を説明するための概略説明図である。
以下、本発明に係る研磨材について説明する。本発明の研磨材は、ダイヤモンド、アルミナ(Al)、及び炭化ケイ素(SiC)のいずれかを主成分とする砥粒に、金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を含有させた混合粉体からなるものであり、主としてラッピング研磨加工を行う際の研磨材(砥粒)として用いられるものである。
ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に、添加される金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物としては、例えば比重が前記砥粒よりも大きいものを用いる。例えば、ダイヤモンドを主成分とする砥粒の場合には、ダイヤモンドの比重が3.52であるので、この比重よりも大きい金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を添加する。また、同様にアルミナを主成分とする砥粒に対しては、アルミナの比重が3.97であるので、この比重よりも大きい金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を添加し、炭化ケイ素を主成分とする砥粒に対しては、炭化ケイ素の比重が3〜3.2であるので、この比重より大きい金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を添加する。尚、より好ましくは比重が、4以上の金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を用いるが、必ずしも比重が前記砥粒よりも大きいものである必要はなく、滞留性を向上させることができる金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物であれば良く、例えば炭化ケイ素を主成分とする砥粒にシリカ(SiO:比重2.2)等の比重が小さい金属酸化物等を添加しても良い。
また、金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物としては、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒よりも硬度が低いものを用いる。通常、ダイヤモンドのモース硬度が10、アルミナのモース硬度が9、炭化ケイ素のモース硬度が9.3であるので、これらのモース硬度よりも低い金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を用いる。
このようなダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に添加する金属酸化物としては、例えば、酸化鉛(PbO:比重9.5)、三酸化タングステン(WO:比重7.16)、酸化スズ(SnO:比重6.95)、酸化ニッケル(NiO:比重6.7)、酸化銅(CuO:比重6.3)、酸化銀(AgO:比重7.14)、酸化鉄(FeO、Fe、Fe:比重4.9〜5.9)、酸化ジルコニウム(ZrO:比重5.89)、酸化クロム(Cr:比重5.21)等が用いられる。また、金属酸化物としては、2種類の金属からなる酸化物である金属複酸化物を用いても良い。金属複酸化物としては、例えば、酸化バリウムジルコニウム(BaZrO:比重5.52)、タングステン酸ジルコニウム(ZrW:比重6.52)、酸化タングステンストロンチウム(SrWO:比重6.2)、チタン酸バリウム(BaTiO:比重6.1)、珪酸ジルコニウム(ZrSiO:比重3.9〜4.7)等を用いることができる。また、その他、前記砥粒よりも硬度が低い金属酸化物であれば適宜用いることができる。
ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に添加する非酸化物としては、例えば、タングステンカーバイド(WC:比重15.5〜15.7)、炭化ジルコニウム(ZrC:比重6.73)等の炭化物の他、塩化銀(AgCl:比重5.56)、窒化チタン(TiN:比重5.24)等が用いられる。また、その他、前記砥粒よりも硬度が低い非酸化物を用いても良い。尚、非酸化物とは、金属単体ではなく、金属に酸素以外の元素を結合したものである。
ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に添加する金属としては、例えば、鉄(Fe:比重7.85)、タングステン(W:比重19.3)、錫(Sn:比重7.3)、鉛(Pb:比重11.3)、銅(Cu:比重9.0)、銀(Ag:比重10.5)、ニッケル(Ni:比重8.7)、真鍮(比重8.5)等を用いる。また、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に含められる金属酸化物、非酸化物、金属、又はこれらの混合物としては、ラッピングの際に、研磨対象物の表面に傷やスクラッチ等が生じるのを抑制するために、その短径(最も短い直径)が、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒の平均粒径よりも小さいものを用いる。
ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒としては、特に制限はないが、例えば、従来から一般に市販されているラッピング用のダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素を主成分として60wt%以上含む砥粒を用いることができる。
ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に含められる金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物は、ラッピング加工を行う際に前記砥粒の研磨作用を阻害することなく、滞留性を向上させるために、研磨材全体の質量を100wt%とした場合の10wt%以上40wt%以下の割合で含められる。これにより、本発明の研磨材の立体障害作用を従来のラッピング加工の際に使用される研磨材よりも大きくすることができるので、図1に示すように、研磨対象物1に対してラッピング研磨加工を行う際のラップ定盤2上での研磨材3の滞留性を向上させることができる。つまり、図1の左側に示すように、従来のダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素等からなる研磨材(砥粒)4では、同様の沈降特性を有する粒子が少なくラップ定盤1上での滞留性が良くないので、ラッピング研磨加工を行う際に容易にラップ定盤1上から流されてしまうが、本発明の研磨材3では、図1の右側に示すように、金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物である添加物5が砥粒4に添加されているので、従来と比べて同様の沈降特性を有する粒子が多くラップ定盤1上から流れ難いため、ラッピング研磨加工を行う際に作用する多くの研磨材3をラップ定盤1上に長く滞留させることができる。これにより、ラッピング研磨における研磨能率を向上させることができる。
本発明の研磨材の平均粒径は、ラッピング研磨加工を行う際の表面粗さ、研磨能率、及び液体に分散させた場合の研磨スラリーの分散性を考慮して、1μm以上30μm以下になるよう形成されることが好ましい。尚、本発明の研磨材がアルミナ又は炭化ケイ素を主成分とする砥粒に金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を添加させたものの場合には、平均粒径は3μm以上30μm以下となるように形成されていれば良い。
本発明の研磨材の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば、ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒と添加物である金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物とを目的とする配合(比率)で混合し、これを湿式分級することにより、同じ沈降特性を示す混合粉体を得ることができる。この際、生成される混合粉体が上述した平均粒径を超えるような場合には、平均粒径が1μm以上30μm以下になるように適宜粉砕処理を行うことにより調整すれば良い。また、その他、従来公知の方法を適用しても良い。
以下、本発明の研磨材を用いたラッピング研磨加工の実施例及び従来の研磨材との比較について説明する。
(実施例1)
実施例1では、本発明の研磨材を分散させたラップ剤として、平均粒径8μmのWA砥粒(アルミナ):3wt%、平均粒径2μmの酸化タングステン(WO):1wt%、水:96wt%のラップ剤を用いて、ソーダガラスのラッピング研磨を行った。
このラッピング研磨については、以下に示すような条件に基づいて行った。
(ラッピング研磨条件)
ラッピング装置:GRIND−X SPL15T(株式会社岡本工作機械製作所製)
ラップ定盤:ケメット定盤
研磨圧力:20kPa
加工速度:20m/min(ラップ定盤回転数:60rpm)
研磨時間:5分
ラップ剤流量:25mL/min
(比較例1)
比較例1では、研磨材として酸化タングステンを添加させていない平均粒径8μmのWA砥粒:3wt%を水:97wt%に分散させたラップ剤を用いて実施例1と同様の条件にてソーダガラスのラッピング研磨を行った。
表1は、実施例1及び比較例1のラッピング研磨結果について示すものである。表1に示すように、表面粗さについてはどちらもほとんど差はないが、研磨能率においては、比較例1の酸化タングステンを添加させていない従来のWA砥粒を用いてラッピング研磨を行った場合には、研磨能率が4.78μm/minであるのに対して、実施例1では、研磨能率が9.2μm/minとなり、研磨能率が大幅に向上している。
Figure 2013117007
(実施例2)
実施例2では、本発明の研磨材を分散させたラップ剤として、平均粒径10μmのGC砥粒(SiC):3wt%、平均粒径4μmの酸化タングステン(WO):1wt、水:96wt%のラップ剤を用いて実施例1と同様の条件についてソーダガラスのラッピング研磨を行った。
(実施例3)
実施例3では、本発明の研磨材を分散させたラップ剤として、平均粒径10μmのGC砥粒(SiC):3wt%、平均粒径2μmのシリカ粒子(SiO):1wt%、水:96wt%のラップ剤を用いて実施例1及び実施例2と同様の条件にてソーダガラスのラッピング研磨を行った。
(比較例2)
比較例2では、研磨材として酸化タングステン及びシリカ粒子のどちらも添加させていない平均粒径10μmのGC砥粒:3wt%を水:97wt%に分散させたラップ剤を用いて実施例1〜3と同様の条件にてソーダガラスのラッピング研磨を行った。
表2は、実施例2、3及び比較例2のラッピング研磨結果について示すものである。表2に示すように、実施例2、3及び比較例2についても実施例1と比較例2の結果と同様に表面粗さについてはどの場合もほとんど差はないが、研磨能率においては、比較例2の酸化タングステンを添加させていない従来のGC砥粒を用いてラッピング研磨を行った場合には、研磨能率が14.78μm/minであるのに対して、実施例1及び実施例2では、研磨能率がそれぞれ17.91μm/minに向上している。
Figure 2013117007
(実施例4)
実施例4では、本発明の研磨材を分散させたラップ剤として、平均粒径3μmのダイヤモンド砥粒:3wt%、平均粒径1μmのジルコニア砥粒:1wt%、水:96wt%のラップ剤を用いて、SiC基板のラッピング研磨を行った。
このSiC基板のラッピング研磨については、以下に示すような条件に基づいて行った。
(ラッピング研磨条件)
ラッピング装置:GRIND−X SPL15T(株式会社岡本工作機械製作所製)
ラップ定盤:ケメット定盤
研磨圧力:30kPa
加工速度:20m/min(ラップ定盤回転数:60rpm)
研磨時間:1時間
ラップ剤流量:25mL/min
また、比較例3では、研磨材としてジルコニア砥粒を添加させていない平均粒径3μmのダイヤモンド砥粒:3wt%を水:97wt%に分散させたラップ剤を用いて実施例3と同様の条件にてSiC基板のラッピング研磨を行った。
表3は、実施例4及び比較例3のラッピング研磨結果について示すものである。表3に示すように、実施例4及び比較例3でも、表面粗さについてはどちらもほとんど差はないが、研磨能率においては、比較例3のジルコニア砥粒を添加させていない従来のダイヤモンド砥粒を用いてラッピング研磨を行った場合には、研磨能率が8.9μm/hであるのに対して、実施例4では、研磨能率が12.1μm/hに向上している。
Figure 2013117007
以上のように、本発明の研磨材では、従来の研磨材に比べて大幅に研磨能率を改善させることができるので、ラッピング研磨を行う際に用いる研磨材として有効である。
尚、本発明に係る研磨材は、上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る研磨材は、ラッピング研磨の際の研磨能率を向上させる研磨材として有効に利用することができる。
1 研磨対象物
2 ラップ定盤
3 研磨材
4 従来のラッピング研磨加工用の研磨材
5 添加物

Claims (3)

  1. ダイヤモンド、アルミナ、及び炭化ケイ素のいずれかを主成分とする砥粒に、短径が前記砥粒の平均粒径よりも小さく、且つ硬度が前記砥粒よりも低い金属酸化物、非酸化物、金属又はこれらの混合物を含有させた混合粉体からなることを特徴とする研磨材。
  2. 平均粒径が1μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の研磨材。
  3. 前記金属酸化物、前記非酸化物、前記金属又はこれらの混合物は、前記研磨材全体の質量を100wt%とした場合の10wt%以上40wt%以下の割合で含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の研磨材。
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