JP2013116876A - エルゴチオネインの精製方法 - Google Patents
エルゴチオネインの精製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013116876A JP2013116876A JP2011265722A JP2011265722A JP2013116876A JP 2013116876 A JP2013116876 A JP 2013116876A JP 2011265722 A JP2011265722 A JP 2011265722A JP 2011265722 A JP2011265722 A JP 2011265722A JP 2013116876 A JP2013116876 A JP 2013116876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egt
- ergothioneine
- exchange resin
- anion exchange
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
【課題】エルゴチオネインの回収率が高められたEGTの精製方法を提供する。
【解決手段】エルゴチオネイン含有抽出物を陰イオン交換樹脂と接触させて陰イオン交換樹脂にエルゴチオネインを吸着させ、次いで、エルゴチオネインを吸着した上記の陰イオン交換樹脂からエルゴチオネインを溶出させるエルゴチオネインの精製方法。
【選択図】なし
【解決手段】エルゴチオネイン含有抽出物を陰イオン交換樹脂と接触させて陰イオン交換樹脂にエルゴチオネインを吸着させ、次いで、エルゴチオネインを吸着した上記の陰イオン交換樹脂からエルゴチオネインを溶出させるエルゴチオネインの精製方法。
【選択図】なし
Description
本発明はエルゴチオネインの精製方法に関する。
近年、エルゴチオネイン(以下「EGT」と略記することがある)は、その抗酸化特性に注目され、食品用、化粧品用或いは医薬用として注目されつつある。EGTの製造方法の1つとして、EGT含有きのこから溶媒抽出にてEGT抽出物を得、これを原料とし、イオン交換樹脂としての陽イオン交換樹脂と吸着クロマトグラフィーとしてのアルミナカラムとを併用したEGT分画工程と高速液体クロマトグラフィによるEGT精製工程とを順次に組み合せた方法が知られている(特許文献1)。しかしながら、この方法においては、陽イオン交換樹脂を使用したEGT分画工程におけるEGTの回収率が必ずしも十分とは言えない。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、その目的はEGTの回収率が高められたEGTの精製方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、イオン交換クロマトグラフィーによるEGT分画工程のイオン交換樹脂として陰イオン交換樹脂を使用するならば、当該EGT分画工程におけるEGTの回収率を著しく改善し得るとの知見を得、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明の要旨は、エルゴチオネイン含有抽出物を陰イオン交換樹脂と接触させて陰イオン交換樹脂にエルゴチオネインを吸着させ、次いで、エルゴチオネインを吸着した上記の陰イオン交換樹脂からエルゴチオネインを溶出させることを特徴とするエルゴチオネインの精製方法に存する。
陰イオン交換樹脂を使用する本発明に係るエルゴチオネインの精製方法によれば、イオン交換樹脂として陽イオン交換樹脂を使用した場合に比し、エルゴチオネイン回収率が高められる。
以下、本発明を詳細に説明する。
先ず、本発明においては、EGT含有きのこから溶媒抽出にてEGT抽出物を得る。EGT含有きのことしては、EGTの含有量の多いヒラタケ科のきのこ、特に、タモギタケ、ヒラタケ、エリンギ、エノキタケ等が好ましい。溶媒抽出の溶媒としては安全面から水を用いることが好ましい。EGT抽出物は、原料きのこに対して例えば10〜50倍重量の水または熱水ととを攪拌した後にろ過することによって得られる。原料きのこは適宜の大きさに粉砕して使用するのが好ましいが、熱水抽出の場合は、敢えて粉砕する必要はない。攪拌時間(抽出時間)は、溶媒の使用量や温度に依存するが、上記の使用量において60〜90℃の熱水を使用する場合は、10〜30分程度で十分である。
上記のようにして得られたEGT抽出物は、後述のEGT分画工程における負荷を軽減するために濃縮して使用するのが好ましい。濃縮は通常エバポレータを使用して行われる。濃縮液はろ過するのが好ましい。更に、非イオン性不純物を除去するために合成吸着剤で処理するこが好ましい。合成吸着剤としては例えば「ダイヤイオンHP20」(三菱化学社製)等が好適に使用される。そして、必要に応じ、再度、エバポレータで濃縮してもよい。
本発明において、上記のEGT抽出物は、陰イオン交換樹脂を使用したイオン交換クロマトグラフィーによって精製される。イオン交換クロマトグラフィーは、目的物質の吸着操作と溶出操作とを包含する。
先ず、吸着操作について説明する。本発明においては、通常、OH形陰イオン交換樹脂が使用される。OH形陰イオン交換樹脂としては、好ましくは、第四アンモニウム形の官能基を有するスチレン系またはアクリル系の強塩基性陰イオン交換樹脂を挙げることが出来る。斯かるイオン交換樹脂の市販品としては、例えば、三菱化学社製のダイヤイオンSAシリーズ、PAシリーズ、HPAシリーズ等が挙げられる。
EGT含有抽出物を陰イオン交換樹脂と接触させる方式は、特に制限されないが、カラム方式が好ましい。すなわち、陰イオン交換樹脂を充填したカラムにEGT含有抽出物を通液させる。
上記の吸着操作により、両性イオン構造を有するEGTは、陰イオン交換樹脂に吸着される。この際、アミノ酸などのイオン性化合物も吸着される。一方、糖類などの非イオン性化合物は、吸着されずにEGTから分離される。
次に、溶出操作について説明する。本発明においては、EGTを吸着した上記の陰イオン交換樹脂からEGTを溶出させる。EGTの溶出は、例えば、溶離液として酸水溶液を使用して行うことが出来る。溶離液の濃度は吸着したEGTを十分に溶出できる濃度であればよく、例えば、塩酸水溶液の場合の濃度は通常0.1〜1Nである。
上記の溶出操作は、吸着操作がカラム方式で行われた場合、陰イオン交換樹脂を充填したカラムの上部から溶離液を一定速度で通液することにより行われる。そして、カラムからの流出液を分析し、EGT含有分画液を回収する。この際、EGTの検出は、UV検出器によって波長258nmの紫外線を吸収するピークを検出することによって行うことが出来る。
上記のイオン交換クロマトグラフィーにおける種々の条件、例えば、吸着温度、陰イオン交換樹脂の使用量などの吸着操作の条件、溶出温度、溶離液の使用量などの溶出操作の条件は、イオン交換クロマトグラフィーの一般的条件から適宜選択することが出来る。また、吸着操作と溶出操作との間には、陰イオン交換樹脂に付着した非イオン性化合物などを除去するための水洗操作を行うことも出来る。更に、溶出操作の後には、いわゆる押出水洗を行ってもよい。
陰イオン交換樹脂を使用する本発明に係るエルゴチオネインの精製方法は、先行技術である特開2007−300916号公報に記載された方法、すなわち、陽イオン交換樹脂と吸着クロマトグラフィーとしてのアルミナカラムとを併用したEGT分画工程と高速液体クロマトグラフィによるEGT精製工程とを順次に組み合せた方法における陽イオン交換樹脂を使用したEGT分画工程の代替として使用することが出来る。
本発明に係る方法の場合、上記の先行技術と異なり、陰イオン交換樹脂を使用したEGT分画工程における溶離液としては、塩酸水溶液と水(押出水)を使用することが出来る。一方、EGT分画工程の後段として、上記の先行技術と同様の方法を使用することが出来る。すなわち、高速液体クロマトグラフィに使用される充填カラムとしては、オクタデシル基を修飾したシリカゲルを充填層とする、野村化学株式会社製の「Develosil C30−UG−5」を使用することが出来、溶離液としては、水を使用することが出来る。
更に、本発明に係るエルゴチオネインの精製方法は、上記の先行技術に記載された方法において、陽イオン交換樹脂を使用したEGT分画工程の後工程としても使用することが出来る。この場合、陽イオン交換樹脂を使用することでアミノ酸が主成分となる不純物を予め除去することにより、陰イオン交換樹脂を使用したEGT分画工程の負荷を軽減することが出来る。
陰イオン交換樹脂を使用する本発明に係るEGTの精製方法の場合、陽イオン交換樹脂を使用した場合に比し、遊離アミノ酸の濃度が高いEGT含有分画液を得ることが出来る。斯かる分画液は、EGTと共にアミノ酸が利用される分野、例えば、飼料添加剤などとして利用することが可能である。
本発明で得られたEGT含有分画液の一般的性質は次の通りである。すなわち、pHは4〜9の範囲、着色度合い:10mmセル換算の吸光度(Abs.420nm)が0.5未満、遊離アミノ酸含有率は20wt%以上(固形分として)である。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下において、「%」は「重量%」を意味する。また、「BV」(Bed Volume)は、樹脂量に対する通液倍量を表し(単位はL/L−R)、1BVとは樹脂量の1倍の液量まで通液するという意味である。
実施例1:
(タモギタケエキス濃縮液の調製)
乾燥タモギタケ1.2kgと純水24kgを80℃で20分攪拌した後にろ過し、20kgの抽出液を得た。全固形分は1.8%でEGT含有率0.37%であった。次いで、エバポレーターで50℃で処理して10倍に濃縮し、2.0kgの濃縮液を得た。この濃縮液を、合成吸着剤「ダイヤイオンHP20」(三菱化学社製)3.5L充填したカラムに通した後、再度、エバポレーターで50℃で濃縮し、1.8kgの濃縮液を得た。得られた濃縮液は、全固形分濃度:13.4%、固形分あたりのEGT含有率:0.84%であった。
(タモギタケエキス濃縮液の調製)
乾燥タモギタケ1.2kgと純水24kgを80℃で20分攪拌した後にろ過し、20kgの抽出液を得た。全固形分は1.8%でEGT含有率0.37%であった。次いで、エバポレーターで50℃で処理して10倍に濃縮し、2.0kgの濃縮液を得た。この濃縮液を、合成吸着剤「ダイヤイオンHP20」(三菱化学社製)3.5L充填したカラムに通した後、再度、エバポレーターで50℃で濃縮し、1.8kgの濃縮液を得た。得られた濃縮液は、全固形分濃度:13.4%、固形分あたりのEGT含有率:0.84%であった。
(吸着クロマトグラフィによる精製)
強塩基性アニオン交換樹脂ダイヤイオンPA308(OH形)20mlを充填したφ13×200mmカラムに、前記のタモギタケエキス濃縮液を樹脂体積の1倍量相当の20ml通液し、樹脂体積の4倍量相当の脱塩水80mlで水洗した。その後、該カラムに溶離液として樹脂体積の4倍量相当の0.5N−HClを80ml通液した後、樹脂体積の2倍量相当の脱塩水40mlで押出水洗した。カラム出口液を0.5BV間隔で画分採取して分析し、6.0BVから7.5BVまでのEGT回収画分のpHは、EGTの溶離前後でも9から2まで緩やかに変化した。また、着色度合いを示す420nmの吸光度は平均0.64となった。溶離工程および押出工程からなる5BVから11BVまでのEGT回収画分では、負荷した原料のタモギタケエキス濃縮液中のEGT固形分量に対する回収率は93.5%であり、EGT回収画分中の全固形分あたりのEGT含有率は1.6%であった。
強塩基性アニオン交換樹脂ダイヤイオンPA308(OH形)20mlを充填したφ13×200mmカラムに、前記のタモギタケエキス濃縮液を樹脂体積の1倍量相当の20ml通液し、樹脂体積の4倍量相当の脱塩水80mlで水洗した。その後、該カラムに溶離液として樹脂体積の4倍量相当の0.5N−HClを80ml通液した後、樹脂体積の2倍量相当の脱塩水40mlで押出水洗した。カラム出口液を0.5BV間隔で画分採取して分析し、6.0BVから7.5BVまでのEGT回収画分のpHは、EGTの溶離前後でも9から2まで緩やかに変化した。また、着色度合いを示す420nmの吸光度は平均0.64となった。溶離工程および押出工程からなる5BVから11BVまでのEGT回収画分では、負荷した原料のタモギタケエキス濃縮液中のEGT固形分量に対する回収率は93.5%であり、EGT回収画分中の全固形分あたりのEGT含有率は1.6%であった。
比較例1:
強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK1B(H形)20mlを充填したφ13×200mmガラスカラムに、前記のタモギタケエキス濃縮液を、樹脂体積の2倍量相当の40ml通液し、樹脂体積の3倍量相当の脱塩水60mlで水洗した。その後、該カラムに溶離液として樹脂体積の4倍量相当の1N−NaOHを80ml通液した後、樹脂体積の2倍量相当の脱塩水40mlで押出水洗した。カラム出口液を0.5BV間隔で画分採取して分析し、6BVから11BVまでのEGT回収画分のpHは、EGTの溶離と同時にpH3から14まで直ちに上昇した。また、着色度合いを示す420nmの吸光度は平均1.07となった。溶離工程および押出工程からなる5BVから11BVまでのEGT回収画分では、カラムに負荷した原料のタモギタケエキス濃縮液中のEGT固形分量に対する回収率は80.7%であり、EGT回収画分中の全固形分あたりのEGT含有率は1.7%であった。
強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK1B(H形)20mlを充填したφ13×200mmガラスカラムに、前記のタモギタケエキス濃縮液を、樹脂体積の2倍量相当の40ml通液し、樹脂体積の3倍量相当の脱塩水60mlで水洗した。その後、該カラムに溶離液として樹脂体積の4倍量相当の1N−NaOHを80ml通液した後、樹脂体積の2倍量相当の脱塩水40mlで押出水洗した。カラム出口液を0.5BV間隔で画分採取して分析し、6BVから11BVまでのEGT回収画分のpHは、EGTの溶離と同時にpH3から14まで直ちに上昇した。また、着色度合いを示す420nmの吸光度は平均1.07となった。溶離工程および押出工程からなる5BVから11BVまでのEGT回収画分では、カラムに負荷した原料のタモギタケエキス濃縮液中のEGT固形分量に対する回収率は80.7%であり、EGT回収画分中の全固形分あたりのEGT含有率は1.7%であった。
実施例2:
先ず、比較例1で得られたタモギタケ抽出液をED脱塩した後に、ろ過・濃縮し、固形分濃度14.6%のタモギタケエキス濃縮液を得た。
先ず、比較例1で得られたタモギタケ抽出液をED脱塩した後に、ろ過・濃縮し、固形分濃度14.6%のタモギタケエキス濃縮液を得た。
次いで、強塩基性アニオン交換樹脂ダイヤイオンPA308(OH形)20mlを充填したφ13×200mmカラムに、上記のタモギタケエキス濃縮液を樹脂体積の1倍量相当の20ml通液し、樹脂体積の4倍量相当の脱塩水80mlで水洗した。その後、該カラムに溶離液として樹脂体積の5倍量相当の0.2N−HClを100ml通液した後、樹脂体積の2倍量相当の脱塩水40mlで押出水洗した。カラム出口液を0.5BV間隔で画分採取して分析し、6.0BVから9.0BVまでのエルゴチオネイン回収画分のpHは、エルゴチオネインの溶離前後でも9から4まで緩やかに変化した。また、着色度合いを示す420nmの吸光度は平均0.44となった。溶離工程および押出工程からなる5BVから10BVまでのエルゴチオネイン回収画分では、負荷した原料のタモギタケエキス濃縮液中のエルゴチオネイン固形分量に対する回収率は実質的に100%であり、エルゴチオネイン回収画分中の全固形分あたりのエルゴチオネイン含有率は2.7%であった。
Claims (1)
- エルゴチオネイン含有抽出物を陰イオン交換樹脂と接触させて陰イオン交換樹脂にエルゴチオネインを吸着させ、次いで、エルゴチオネインを吸着した上記の陰イオン交換樹脂からエルゴチオネインを溶出させることを特徴とするエルゴチオネインの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011265722A JP2013116876A (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | エルゴチオネインの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011265722A JP2013116876A (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | エルゴチオネインの精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013116876A true JP2013116876A (ja) | 2013-06-13 |
Family
ID=48711692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011265722A Pending JP2013116876A (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | エルゴチオネインの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013116876A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020021734A1 (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | オリジンバイオテクノロジー株式会社 | 機能性鶏卵及びその生産方法 |
RU2776221C1 (ru) * | 2018-07-26 | 2022-07-14 | Ориджин Биотекнолоджи Кабушикикаиша | Функциональные куриные яйца и способ их получения |
EP4089178A4 (en) * | 2020-01-09 | 2024-02-28 | Kureha Corp | METHOD FOR PRODUCING NEW MICROORGANISMS AND ERGOTHIONEIN |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300916A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Manabu Nukina | エルゴチオネインの製造方法 |
JP2009159920A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Univ Nagoya | 菌糸体培養によるエルゴチオネインの製造方法 |
JP2009161498A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Univ Nagoya | エルゴチオネインの製造方法 |
JP2009249356A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Daicel Chem Ind Ltd | エルゴチオネインの製造方法 |
-
2011
- 2011-12-05 JP JP2011265722A patent/JP2013116876A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300916A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-11-22 | Manabu Nukina | エルゴチオネインの製造方法 |
JP2009159920A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Univ Nagoya | 菌糸体培養によるエルゴチオネインの製造方法 |
JP2009161498A (ja) * | 2008-01-10 | 2009-07-23 | Univ Nagoya | エルゴチオネインの製造方法 |
JP2009249356A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Daicel Chem Ind Ltd | エルゴチオネインの製造方法 |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
JPN6015044663; 化学大辞典編集委員会編: 化学大辞典1 , 19600330, 第553〜554頁, 共立出版株式会社 * |
JPN6015044664; 日本化学会誌 (12), 2001, pp.691〜695 * |
JPN6015044665; 札幌医科大学医療人育成センター紀要 (1), 2010, 第67〜70頁 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020021734A1 (ja) * | 2018-07-26 | 2020-01-30 | オリジンバイオテクノロジー株式会社 | 機能性鶏卵及びその生産方法 |
RU2776221C1 (ru) * | 2018-07-26 | 2022-07-14 | Ориджин Биотекнолоджи Кабушикикаиша | Функциональные куриные яйца и способ их получения |
EP4089178A4 (en) * | 2020-01-09 | 2024-02-28 | Kureha Corp | METHOD FOR PRODUCING NEW MICROORGANISMS AND ERGOTHIONEIN |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5987068B2 (ja) | 発酵ブロスから有機酸およびアミノ酸を分離する方法 | |
JP7219319B2 (ja) | 還元型グルタチオンの結晶及びその製造方法 | |
JP2016041073A5 (ja) | ||
AU2008310307B2 (en) | Method to recover bioactive compounds | |
JPH0245637B2 (ja) | ||
JP2010120939A (ja) | フコキサンチン含有抽出物の製造方法 | |
GB2443505B (en) | Nucleic acid purification method | |
CN107779258B (zh) | 低砷含量磷虾油的制备方法 | |
JP2009120494A (ja) | フコキサンチン高含有褐藻類エキスの製造方法 | |
CA2907892C (en) | Method for separating and purifying recombined human lactoferrin from rice seeds | |
JP2013116876A (ja) | エルゴチオネインの精製方法 | |
CN103896762A (zh) | 一种含柠檬酸溶液的纯化方法 | |
CN103012228B (zh) | 一种银离子螯合色谱柱用于分离纯化虾青素的方法 | |
JP7058891B2 (ja) | シキミ酸の製造方法 | |
JP5615584B2 (ja) | 高純度エピラクトースの製造方法 | |
TWI688397B (zh) | 萃取紫錐花酚酸物質之方法 | |
JP5858697B2 (ja) | ガレート型カテキンの精製方法及び精製装置 | |
EP2920143B1 (en) | Methods for decolorizing compositions comprising betaines | |
JP5593026B2 (ja) | カテキン類の製造方法 | |
CN105273103A (zh) | 一种分离膜结合层析柱制备茶多糖的方法 | |
KR800001597B1 (ko) | 누클레오 타이드의 정제법 | |
JP2005263661A (ja) | 6−カフェオイルソホロースの製造方法 | |
CN102764327A (zh) | 一种提取柠檬黄酮的方法 | |
浅田隆之 | New food technology for the purification and utilization of anthocyanins by forming supramolecular complexes | |
JP2002003487A (ja) | イソフラボン化合物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160308 |