JP2013116200A - 工具収納体 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の運搬作業の負担を軽減し、工具収納体の取り扱いを容易とする。
【解決手段】中央収納部4並びに中央収納部4を挟んで設けられた左右の収納部5,6を含む工具収納部7と、同一方向に開口し、工具収納部7の一側の面を工具収納面7Cとして各収納部4,5,6に設けられた複数の工具入れ1Aと、工具入れ1Aの開口1Ao側の上辺4uで上部固定バンド8を介して連結された自由収納部10と、左右の収納部5,6と中央収納部4を、工具収納面7Cを内側にして折り込み、折り込まれた工具収納部7に自由収納部10を沿わせ、折り畳まれた工具収納部7を包み込むように自由収納部10を折り畳んだときには自由収納部10の両側を連結し、上側固定バンド8を鞄に掛けて中央収納部4と自由収納部10を鞄の一側の面と他側の面に沿わせて装着するときには自由収納部10と右側及び左側収納部5,6を連結する左右の固定ベルト12,13と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は工具収納体に係り、さらに詳しくはペンチ、ドライバなど複数の工具あるいは道具を整理収納する工具収納体に関する。
種々の機器などの保守、点検、修理などを行う際、ペンチ、ドライバなど複数の工具あるいは道具(以下、「工具等」とも称す。)を使用するが、前記工具等を収納運搬する手段として、身体装着型のものと補助鞄型のものが知られている。前者は例えば工具収納用のポケットを多数設け、工具を当該ポケットに収納した状態で身に纏うことができるようにしたものである(例えば、特許文献1,2,3参照)。後者は物品を収納可能な袋体が鞄の外側の両面の外側に位置するように鞄の提げ手側から装着し、袋体と一体の1つの鞄として使用できるようにしたものである。(例えば特許文献4,5参照)。
実開昭51−130209号公報 実開昭52−117022号公報 実用新案登録3159547号公報 実開昭50−031112号公報 実開平02−098714号公報
特許文献1,2,3に記載された身体装着型の工具収納体は、工具等を収納した状態で作業者が衣服の上から着込むことができるようにしたものであるが、この型式の工具収納体は、作業時以外は折り畳まれて運搬される。そのため、作業者がその他の使用品を運搬するために用意した作業鞄の収納容量を超えた場合は、作業鞄内部に収納不可能となる。このような場合には、作業者は、工具等を収納した工具収納体を作業者自身の身体に装着したまま、作業鞄を持って運搬するか、工具等を収納した工具収納体を小さく折り畳み、作業鞄と別に運搬する必要がある。いずれにしても作業者の荷物運搬作業の負担が増大する。
一方、特許文献4,5に記載された補助鞄型の工具収納体では、小型に折り畳むことができないので、作業鞄内部に余裕がある場合でも、常に鞄の外側に装着し続けなければない。そのため、運搬時に鞄の両側に張り出しが大きくなり、取り扱いに不便さを生じていた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、作業者の荷物運搬作業の負担を軽減し、工具収納体の取り扱いを容易とすることにある。
前記課題を解決するため本発明は、折り畳んで運搬可能なシート状部材からなる工具収納体であって、中央収納部並びに当該中央収納部を挟んで両側に一体に設けられた第1及び第2の側部収納部を含む収納体と、同一方向に開口し、前記収納体の一側の面を工具収納面として前記各収納部に設けられた複数の工具入れと、前記工具入れの開口側の端縁で当該収納体に第1の連結手段を介して連結された補助体と、前記収納体の前記第1及び第2の側部収納部と前記中央収納部を、前記工具収納面を内側にして折り込み、前記折り込まれた収納体に前記補助体を沿わせて前記収納体を包み込むように折り畳んだときには前記補助体の両側を連結し、前記第1の連結手段を鞄に掛けて前記中央収納部と前記補助体を前記鞄の一側の面と他側の面に沿わせて装着するときには前記補助体と前記第1及び第2の側部収納部を連結する第2の連結手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、作業者の荷物運搬作業の負担を軽減し、工具収納体の取り扱いを容易とすることができる。
本発明の一実施形態に係る工具収納体としての工具収納袋の工具等の収納状態を示す正面図である。 図1における工具収納袋の蓋を全て閉じた状態を示す図である。 本発明の実施形態における工具収納袋の折り畳み手順を示す説明図で、折り畳み前の状態を示す。 図3の状態から左側収納部を折り畳んだ状態を示す図である。 図4の状態から右側収納部を折り畳んだ状態を示す図である。 図5の状態から中央工具収納部を折り畳んだ状態を示す図である。 図6の状態から工具収納部と自由収納部を重ねた状態を示す図である。 図7の状態から手提げできるように小さく折り畳んだ状態を示す図である。 本発明の実施形態における工具収納袋を装着する作業鞄の斜視図である。 図9に示した作業鞄に工具収納袋を被せたときの状態を示す図である。 図10の状態から工具収納袋の右側収納部を自由収納部に固定するときの装着動作を示す図である。 図11の状態から工具収納袋の左側収納部を自由収納部に固定するときの装着動作を示す図である。 図12の状態から下部固定ベルトを作業鞄の下側に回すときの動作を示す図である。 図13の状態から下部固定ベルトを作業鞄の下部に掛け渡して固定するときの装着動作を示す図である。 図14の状態から作業鞄を六方から包み込み、作業鞄への工具収納袋の装着を完了したときの状態を示す図である。 図3の状態から工具を自由収納部から取り出し、中央工具収納部に設けられた第2の工具入れに移し替えるときの状態を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る工具収納体としての工具収納袋の工具等の収納状態を示す正面図、図2は工具収納袋の蓋を全て閉じた状態を示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)は右側面図である。
図1及び図2において、工具収納袋16は、工具収納部7、自由収納部10、第1及び第2の運搬用取手兼上部鞄固定ベルト(以下、「上部固定ベルト」と称す。)8a,8b並びに第1及び第2の鞄下部固定ベルト(以下、「下部固定ベルト」と称す。)11a,11bから主に構成されている。以下、第1及び第2の上部固定ベルト8a,8b、及び第1及び第2の下部固定ベルト11a,11bについては、第1及び第2の2つを区別しない場合にはそれぞれ単に上部固定ベルト8及び下部固定ベルト11と称する。なお、工具収納部7が請求項にいう収納体であり、自由収納部が補助体である。
工具収納部7は1枚の布体からなり、中央に中央工具収納部4、右側に右側収納部5、左側に左側収納部6がそれぞれ形成されている。中央工具収納部4は正面視長方形に形成され、左右の短辺側に方形の右側収納部5及び左側収納部6が中央工具収納部7に対して折り畳み可能に一体に形成されている。右側及び左側収納部5,6は中央工具収納部4の接続部で図示高さ方向が小寸に形成され、それぞれ段差20B,20Aが設けられている。中央工具収納部4の上辺4uには図2にも示すように中央工具収納部4の前面を覆う第1の蓋2Aが設けられ、右側及び左側収納部5,6の上辺5u,6uには右側及び左側収納部5,6の前面を覆うための第2及び第3の蓋2B,2Cがそれぞれ設けられている。
これら第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cは、それぞれシート状の部材で中央工具収納部4、右側収納部5、左側収納部6の外形とほぼ同一の矩形形状に形成されている。第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cは、それぞれ上辺4u,5u,6uから工具入れ1A側に向けて垂れ下がり、図2に示すように蓋として機能する。
なお、本実施形態では、図1に示す状態では、工具入れ1Aに収納された工具はいずれも上方に向かって取り出されるため、上方に位置する辺を上辺と称している。自由収納部10では、後述するように折り畳み時及び鞄装着時には、第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bが上方に位置し、自由収納部10の位置が図1の状態とは上下逆になるので、図1において自由収納部10の下側の辺が上辺10uとなる。以下、上下は折り畳み時及び鞄装着時を基準とする。また、工具入れは図1から分かるように中央工具収納部4、右側収納部5及び左側収納部6ともに工具収納部7の同一面である工具収納面7C上に設けられている。
中央工具収納部4、右側及び左側の収納部5,6には、工具入れ1Aが複数個並列に設けられている。中央工具収納部4には、複数の第1の工具入れ1Aの下部を覆う横長の第2の工具入れ1Bが設けられている。第1の蓋2Aは図1にも示すように中央工具収納部4の工具入れ1Aに整然と入れられた工具1の上から蓋し、第2及び第3の蓋2B,2Cは右側及び左側収納部5,6の工具入れ1Aに入れられた工具1の上から蓋することにより、運搬時の工具落下を防ぐようになっている。工具入れ1Aはそれぞれ大きさや形状が収納される工具1に合わせて異なり、複数の工具をそれぞれ個別に収納可能である。それぞれの工具入れ1Aには、工具1を出し入れするための工具収納口1Aoが開口しており、この工具収納口1Aoから出し入れする工具1の出し入れ方向は同じ向きに揃えられている。この向きは、後述するが折り畳んだとき、及び作業鞄に装着したとき、いずれも上向きに開口しており、工具1の出し入れ方向は上下方向(重力に対して)である。
中央工具収納部4の外面下側の左右には、第1及び第2のボタン3A,3Bが、右側収納部5の外面端部の上下には第3及び第4のボタン3C,3Dが、左側収納部6の外面端部の上下には第5及び第6のボタン3E,3Fがそれぞれ設けられている。いずれも工具収納部7の折り畳んだときに外面となる面の外縁部に沿った位置に配置されている。
自由収納部10は一対の第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bによって中央工具収納部4の上辺4u側と連結されている。自由収納部10は上辺10uに開口部10oを有する袋状に形成され、書類、部品、その他工具9を収納することができる。開口部10oには、落下防止ファスナ14が設けられ、工具収納後に開口部10oを閉止することが可能となっている。自由収納部10は、図8に示した折り畳み状態15のときに工具収納部7を外側から包むためのカバーとしても機能する。なお、自由収納部10は、本実施形態では工具収納可能に構成されているが、単なる1枚の布状体であってもよい。
自由収納部10の上部固定ベルト8の取り付け側とは逆側(図において上側)の左右には第1及び第2の一対の下部固定ベルト11a,11bが取り付けられ、自由収納部10の右側及び左側の端部には第1及び第2の一対の鞄右側固定兼折り畳み固定ベルト(以下、「右側固定ベルト」とも称す。)12a,12b及び同じく第1及び第2の一対の鞄左側固定兼折りたたみ固定ベルト(以下、「左側固定ベルト」とも称す。)13a,13bが上下に取り付けられている。第1及び第2の下部固定ベルト11a,11bの端部にはそれぞれ第7及び第8のボタン3a,3bが設けられている。以下、第1及び第2の右側固定ベルト12a,12b、及び第1及び第2の左側固定ベルト13a,13bについては、第1及び第2の2つを区別しない場合にはそれぞれ単に右側固定ベルト12及び左側固定ベルト13と称する。
また、第1の右側固定ベルト12aには第9及び第13のボタン3c,3gが、第2の右側固定ベルト12bには第10及び第14のボタン3d,3hが、第1の左側固定ベルト13aには第11のボタン3eが、第2の左側固定ベルト13bには第12のボタン3fがそれぞれ設けられている。なお、第9のボタン3cは第13のボタン3gよりも自由収納部10側に、第10のボタン3dは第14のボタン3hよりも自由収納部10側に配置されている。これら第1ないし第6のボタン3A〜3F、第7ないし第14のボタン3a〜3h、第1及び第2の鞄下部固定ベルト11a,11b、第1及び第2の右側固定ベルト12a,12b、及び第1及び第2の左側固定ベルト13a,13bは、図8に示す小型に折り畳む場合に使用されると共に、図15に示す作業鞄17の外側に装着するときに使用される。
第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bは、前述のように自由収納部10の上辺10uと工具収納部7における中央工具収納部4の上辺4uとを連結している。これらの第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bは、両者間に空間36を形成するように互いに所定距離を隔てて配置されている。なお、本実施形態では上部固定ベルト8を第1及び第2の2本のベルトで構成しているが、中央工具収納部4及び自由収納部10のそれぞれの上辺4u,10uの中央部に空間36が形成される所定の間隔が設けられていれば2本以上であってもよく、あるいは中央部に前記空間36が形成された1枚の布体であってもよい。
このように構成された工具収納袋16は袋単独で小さく折り畳むことができる。また、作業鞄の外側に装着することもできる。さらには、作業者の身体に装着することもできる。以下、これら3つの場合について説明する。
(A)単独で小さく折り畳む折り畳み動作
図3ないし図8は本実施形態における工具収納袋16の折り畳み手順を示す説明図である。図3は折り畳み前の状態(1)、図4は左側収納部6を折り畳んだ状態(2)、図5は右側収納部を折り畳んだ状態(3)、図6は中央工具収納部4を折り畳んだ状態(4)、図7は工具収納部7と自由収納部10を重ねた状態(5)、図8は手提げできるように小さく折り畳んだ状態(6)をそれぞれ示す。
(1)折り畳み前(初期状態)
図3は工具収納袋16の折り畳み前の状態(初期状態)19を示す図である。初期状態では、工具収納袋16は、複数の工具1が各工具入れ1Aにそれぞれ収納され、工具1は第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cでカバーされ、工具収納部7の工具入れ1Aに入らないその他の工具9が自由収納部10に収納されている。
(2)左側収納部の折り畳み
図3に示した折り畳み前の状態19から、図4に示すように工具1Aが工具入れ1Aに収納された状態で左側収納部6は段差20Aつまり中央工具収納部4の左辺を中心に中央工具収納部4に向けて折り曲げる(矢印21で示す動作)。これにより左側収納部6が第1の折り畳み状態22となる。
(3)右側収納部の折り畳み
左側収納部6を折り畳んだ第1の折り畳み状態22から、図5に示すように工具を収納した状態で右側収納部5を段差20Bつまり中央工具収納部4の右辺を中心に中央工具収納部4に向けて折り曲げる(矢印23で示す動作)。これにより右側収納部5を折り畳んだ第2の折り畳み状態24となる。
(4)中央工具収納部の折り畳み
図5に示した第2の折り畳み状態24から、図6に示すように中央工具収納部4をほぼ中央部で折り曲げる(矢印25で示す動作)。この矢印25で示す折り曲げにより右側収納部5及び左側収納部6が中央工具収納部4に内包されるような形になり、正面視(図1)で工具収納部7はほぼ1/4の幅の第3の折り畳み状態26の工具収納部7Aとなる。この第3の折り畳み状態は所謂観音四つ折りの状態である。
(5)工具収納部と自由収納部の袋の折り畳み
図6に示した第3の折り畳み状態26から、図7(a)に示すように、自由収納部10の上辺10uと第3の折り畳み状態26の工具収納部7Aの上辺4u、及びそれぞれの上辺10u,4uが対向する自由収納部10の下辺10Aと工具収納部7Aの下辺7Bの位置関係がそれぞれ同じ向きとなるように自由収納部10と折り畳み状態の工具収納部7Aを重ねる。このとき、2本の第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bが円弧状となるようにする。そして、自由収納部10に設けられたファスナ取り付け面10B上に乗せて第4の折り畳み状態27を形成する。その後、自由収納部10の下部10Aの左右に設けられた第1及び第2の下部固定ベルト11a,11bを自由収納部10のファスナ取り付け面10B側に折り曲げる(矢印28で示す動作)。これにより第1及び第2の下部固定ベルト11a,11bが折り曲げられた図7(b)に示す第5の折り畳み状態29となる。
(6)工具収納袋の折り畳み
図7(b)に示した第5の折り畳み状態29から、折り畳み状態の工具収納部7Aを乗せた自由収納部10の左側部10Cと右側部10Dを、図8(a)及び(b)に示すように工具収納部7Aを包むように折り曲げる(矢印30Aで示す動作及び矢印30Bで示す動作)。次いで、図8(c)に示すように第1の右側固定ベルト12aの第9のボタン3c又は第13のボタン3gに第1の左側固定ベルト13aの第11のボタン3eを留めて固定し、第2の右側固定ベルト12bの第10のボタン3d又は第14のボタン3hに第2の左側固定ベルト13bの第12のボタン3fを留めて固定する。これにより、小型に折り畳まれた第6の折り畳み状態(小型折り畳み形態)15とすることができる。
この第6の折り畳み状態15とすれば、第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bにより取手31が構築されるため、作業者が手32で運搬する際に持ちやすくなるだけでなく、取手31により上下が明確になるため、上下間違いによる工具11の落下事故を容易に防止することができる。
(B)作業鞄の外側に装着する装着動作
図9ないし図15は本実施形態における工具収納袋16の作業鞄17外側への装着手順を示す説明図である。図9は作業鞄の斜視図(1)、図10は作業鞄の工具収納袋への被せ動作を示す図(2)、図11は工具収納袋の左側収納部の自由収納部への固定動作を示す図(3)、図12は工具収納袋の左側収納部の自由収納部への固定動作を示す図(4)、図13は下部固定ベルトを作業鞄の下側に回す動作を示す図(5)、図14は下部固定ベルトを作業鞄の下部に掛け渡して固定する動作を示す図(6)、図15は作業鞄への工具収納袋の装着を完了時の状態を示す図(7)である。
(1)作業鞄(装着前の初期状態)
図9は工具収納袋16を装着する作業鞄17の一例の外形を示す斜視図である。作業鞄17は図9に示すように略直方体形状であって、図において上部33aに手掛け部33が設けられ、手前側の長方形の第1の外面34aが運搬者とは反対側(反運搬者側)34に、図には見えない奥側の長方形の第2の外面35aが運搬者側35となっている。このような作業鞄17の内部に工具1等の収納空間がなくなった場合、本実施形態に係る工具収納袋16を使用することができる。
(2)作業鞄の工具収納袋への被せ動作
(1)で述べたように作業鞄17の内部に工具1等の収納空間がなくなった場合、工具収納袋16は作業鞄17の外側に取り付けられるが、その際、工具収納袋16の作業鞄17を持つ運搬者の反対側34の外面34aに工具収納部7が、運搬者側35の外面35aに自由収納部10がそれぞれ位置するように配置する。そして、図10から分かるように、手掛け部33の両側に第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bが位置するように、言い換えれば、第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bの間に形成されている空間36に手掛け部33が配置されるように作業鞄17の上部33aに上部固定ベルト8が掛け渡された状態とする。
(3)工具収納袋の左側収納部の自由収納部への固定動作
次に、図11から分かるように、右側収納部5を作業鞄17の図9に示す手前側の側面(反運搬者側34から見て右側面)38に当てるようにして回し込み、右側収納部5の第3のボタン3Cに対し第1の右側固定ベルト12aの第9のボタン3c又は第13のボタン3gを留めて固定する。同様に、右側収納部5の第4のボタン3Dに対し第2の右側固定ベルト12bの第10のボタン3d又は第14のボタン3hを留めて固定する。これにより右側収納部5が作業鞄16の一側の側面38に装着される。なお、いずれのボタンを留めるかは、作業鞄17の外周寸法と工具収納袋16のサイズ、左右の固定ベルト12,13の長さに応じて選択される。ボタンとして後述の面状ファスナを使用した場合には、運搬者が工具収納袋16を装着するときに任意に固定長を調整することができる。
(4)工具収納袋の左側収納部の自由収納部への固定動作
さらに、図12から分かるように、左側収納部6を作業鞄17の図9に示す奥側の側面39に当てるようにして回し込み、左側収納部6の第5のボタン3Eに対し第1の左側固定ベルト13aの第11のボタン3eを留めて固定する。同様に、左側収納部6の第6のボタン3Fに対し第2の左側固定ベルト13bの第12のボタン3fを留めて固定する。これにより、工具収納部7と自由収納部10で作業鞄17を包み込む。
(5)下部固定ベルトを作業鞄の下側に回す動作
その後、図13に示すように自由収納部10に設けた下部固定ベルト11を作業鞄17の下部37に回す。
(6)下部固定ベルトを作業鞄の下部に掛け渡して固定する動作
下部固定ベルト11を作業鞄17の下部37に回した後、図14から分かるように工具収納部7側に掛け渡す。そして、第1の下部固定ベルト11aの第7のボタン3aを中央工具収納部4の第1のボタン3Aに、第2の下部固定ベルト11bの第8のボタン3bを中央工具収納部4の第2のボタン3Bにそれぞれ留めて固定する。
(7)作業鞄への工具収納袋の装着を完了
これにより、図15から分かるように、作業鞄17を六方(六面側)から包み込むことができる。この状態が工具収納袋16の作業鞄17への装着完了状態18である。
工具収納袋16には右側収納部5及び左側収納部6の上辺が中央工具収納部4の上辺4uよりも後退した段差20A,20Bが設けてあるため、作業鞄17の側面38に図示しない肩掛け紐が存在する鞄であっても取り付けることが可能である。その他に、装着完了状態18において自由収納部10に収納したその他の工具9等が作業鞄17を持つ作業者に接触し、作業者が違和感を覚える場合は、図16(a)に示すように工具9を自由収納部10から取り出し、図16(b)に示すように中央工具収納部4に設けられた第2の工具入れ1Bに入れることもできる。
また、第2の工具入れ1Bの使用方法として、工具1等の収納状態に応じて第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cを当該工具入れ1Bに差し込んで前記(A)のようにして工具収納袋16を折り畳むこともできる。
(C)作業者の身体に装着する装着動作
さらに、上部固定ベルト8、下部固定ベルト11、右側固定ベルト12、及び左側固定ベルト13に長さ調節機能を設ければ、大きさが異なる作業鞄17の外側に工具収納袋16を装着することができる。長さ調整機構としては、ベルト自体に設けることも可能であるが、ボタンに代えて面状ファスナとし、面状ファスナによって長さ調整可能とすることもできる。
さらに、図16(b)に示すように第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bによって形成される空間36に作業者Mの頭Hを通し、作業者Mの胸部あるいは腹部に中央工具収納部4位置するようにすると、作業者Mにゼッケンのようにして装着することが可能である。
このように本実施形態に係る工具収納袋16を作業者Mに装着する際には、
(1)自由収納部10が作業者Mの背部に位置するように、工具収納部7が作業者Mの胸部あるいは腹部側に位置するようにして第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bの間の空間36に頭Hを通す。
(2)図10の第1段階の動作と同様に第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bを肩に掛け渡した状態とする。
(3)図11ないし図13に示した第2及び第3段階の装着手順と同様の手順で工具収納部7を自由収納部10に留めて固定する。
という手順で簡単に装着することができる。
このようにして工具袋16を作業者Mの身体部に装着すると、作業者Mは工具収納袋16を装着した状態で工具収納部7に収納された工具1,9を取り出して作業し、作業終了後収納することができる。
以上のように説明したように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
[1]工具収納袋16を複数の工具1,9が第1の工具入れ1Aあるいは自由収納部10に収納された状態で運搬する場合、右側収納部5及び左側収納部6を中央工具収納部4側に折り曲げ、その状態でさらに中央工具収納部4を折り畳み、上部固定ベルト8で接続された自由収納部10によって包み、自由収納部10に設けられた右側固定ベルト12と左側固定ベルト13とをボタンによって留め、固定することによって小型形状に折り畳むことができる。これにより、作業者Mの荷物運搬作業の負担を軽減し、工具収納袋16の取り扱いが容易とすることができる。
[2]小型形状に折り畳んだとき、工具収納部7は第1の工具入れ1Aの工具収納口1Aoから出し入れする工具1の出し入れ方向が同じ向き(上向き)に揃えられており、自由収納部10と工具収納部7の中央工具収納部4の上辺10u,4u同士を上部固定ベルト8により連結しているので、上部固定ベルト8側に工具1の収納、挿入方向の向きが揃った状態で工具1は収納される。このため右側収納部5、左側収納部6、及び中央工具収納部4を折り畳む際に工具1が引っ掛かることがない。また、工具収納袋16を折り畳んだときに上部固定ベルト8の位置が、工具1を第1の工具入れ1Aから取り出す方向に一致するので、工具収納袋16を逆さに持ったとしても、工具1が第1の工具入れ1Aから抜け落ちるのを防止することができる。
[3]上部固定ベルト8を取手として機能させ、運搬者が取手を持って運搬するとき、工具収納部7に収納されたそれぞれの工具1は重力により工具収納部7の第1の工具入れ1Aの奥側に入る方向の力を受けるため、工具1の抜け落ちを確実に防止することができる。さらに、万一誤って天地逆に工具収納袋16を持ったとしても、第1ないし第3の蓋2A,2B,2C、及びファスナ14が工具1の上から工具収納口1Aoを覆っているので、工具1の脱落を気にすることなく安全に工具1を運搬することができる。
[4]右側収納部5、左側収納部6及び中央工具収納部4を折り畳んだ後に自由収納部10で包み、右側固定ベルト12と左側固定ベルト13を接続することによって運搬時の小型化を図ることができる。同時に、上部固定ベルト8が取手として機能する構造となっているので、例えば小さくたたんで鞄に入れれば工具格納空間を最小限に抑えることができ、また鞄の中に入らなかった際には手提げ袋のように運搬することもできる。また、右側収納部5、左側収納部6及び中央工具収納部4に収納された工具1には第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cが掛けられている上、自由収納部10によってカバーのように包まれるため、工具収納袋16に触れても工具1がゴツゴツと当たって痛みを感じることも、あるいは不快感を感じることもない。さらに、作業鞄の内部に収納した場合でも、他の鞄内収納物と直接接触することがないので、他の鞄内収納物への加傷を極力抑えることができる。加えて、外部から力が加わり工具1が破損する可能性もきわめて低くなる。
[5]折り畳み時に工具入れ1Aに入りきらない工具9などは、縦方向で自由収納部10に収納しておくことにより折り畳みに問題を生じさせずに収納しておくことができる。また、自由収納部10の上辺10u側に開口部が10o設けられているので、小さく折り畳んだ状態であってもファスナ14を開放し、入りきらない工具9を縦方向で出し入れすることも可能である。
[6]一方、作業鞄17の外側に装着する場合は、作業鞄17の運搬者側35に自由収納部10が、反鞄運搬者側34に中央工具収納部4が、反鞄運搬者側34から見て右側の側面38に右側収納部5が、左側の側面39に左側収納部6が位置するように各収納部4,5,6を配置し、作業鞄17の手掛け部33を第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bの間に通す。その後に、右側収納部5及び左側収納部6と自由収納部10を、右側固定ベルト12及び左側固定ベルト13を介して接続する。次いで、中央工具収納部4と自由収納部10を下部固定ベルト11によって接続すれば、容易に作業鞄17の外側へ装着することができる。
[7]工具収納空間が作業鞄17内に確保できない場合には、前記[6]のようにして工具収納袋16を作業鞄17の外側に装着すれば、作業鞄17の収納容量を極限まで活かすことが可能となり、運搬能力の向上を図ることができる。
[8][7]の場合、工具収納部7は工具入れ1Aの工具収納口1Aoから出し入れする工具1の出し入れ方向が同じ向きに揃えられており、自由収納部10と中央工具収納部4の上辺10u,4u同士を上部固定ベルト8により連結しているので、作業鞄17の外面に工具収納袋16を装着した際に、作業鞄17の上方に向かって工具1を出し入れする方向が揃う。これにより、工具収納袋16を装着した後に工具1が第1の工具入れ1Aから抜け落ちてしまうことを防ぐことができる。
[9]また、作業鞄17の反運搬者側34の外面34aを除く非運搬者の側面38,39に配置される可能性の高い右側収納部5と左側収納部6は中央工具収納部4の上辺4uと段差20A,20Bが形成された状態で中央工具収納部4の右辺及び左辺に設けられているので、作業鞄17に工具収納袋16を装着したときに、作業鞄17の肩掛け具などと工具収納部7が干渉することがない。
[10]工具収納部7は工具入れ1Aの工具収納口1Aoから出し入れする工具1の出し入れ方向が同じ向きに揃えられており、中央工具収納部4の上辺4uと自由収納部10の上辺10uとを第1及び第2の上部固定ベルト8a,8bで連結し、両上部固定ベルト8a,8bは空間36を形成するよう所定距離を隔てて配置され、工具収納部7周縁及び自由収納部10の周縁に複数の右側固定ベルト12及び左側固定ベルト13を設けているので、作業者Mがゼッケンのように工具収納袋16を装着することもできる。このようにすることで、さらに工具収納袋16の利便性を向上させることができる。また、作業者Mが装着した際に、上方に向かって工具1の出し入れする方向が揃うことから、装着後に工具1が工具入れ1Aから抜け落ちてしまうことを極力防ぐことができる。さらに、第1ないし第3の蓋2A,2B,2C及びファスナ14は、作業者Mが工具収納袋16を装着した状態で作業をしているときに、収納された工具1の工具収納袋16からの脱落を効果的に防止することができる。
なお、本実施形態では工具収納部7周縁に設けられた第1ないし第6のボタン3A〜3F及び自由収納部10の周縁に設けられた第7ないし第14のボタン3a〜3hと、自由収納部10の周縁に設けられた下部固定ベルト11、右側固定ベルト12及び左側固定ベルト13によって固定する構成としたが、ボタンには例えばハトメボタンが使用される。また、ハトメボタンに代えて面状ファスナ、スナップフィット、バックルなどの公知の接続部材を使用することができる。
また、本実施形態では、自由収納部10側に下部固定ベルト11、右側固定ベルト12及び左側固定ベルト13を設け、ボタンを工具収納部7の周縁に配置しているが、逆に、工具収納部7周縁に下側、右側及び左側の各固定ベルトを設け、自由収納部10の周縁にボタンを配置し、前記固定ベルトと前記ボタンとの組み合わせで両者を接続、固定するようにしてもよい。
あるいは、工具収納部7と自由収納部10の両者の周縁にそれぞれ固定ベルトを設け、この固定ベルト同士をワンタッチバックルで接続固定するように構成することも可能である。さらに、工具収納部7と自由収納部10の両者の周縁にそれぞれ紐を設けておき、これらの紐同士を結び合わせるように構成することもできる。
また、本実施形態では中央工具収納部4の大きさと右側収納部5、左側収納部6の大きさを右側収納部5と左側収納部6の両者を合わせた大きさが中央工具収納部4の大きさより略同じかそれより小さくなるように構成されている。これは、中央工具収納部4の中央で折り畳み、所謂観音四つ折りの形とすることにより、小型に折り畳むことができることに加え、作業鞄17への装着、作業者Mへの装着の際にも、前面と後面を結ぶ側面に適合しやすくできるからである。しかし、工具1の収納量を増やすために右側収納部5や左側収納部6の大型化を図ることも可能である。この場合には、右側収納部5及び左側収納部6のそれぞれの大きさを中央工具収納部4の大きさより小さい範囲で大きくすればよい。このようにすることにより、折り畳む際にも作業性を損なうことがない。
なお、特許請求の範囲における工具は実施形態では符号1,9に、工具収納体は工具収納袋16に、中央収納部は中央工具収納部4に、第1及び第2の側部収納部は右側収納部5及び左側収納部6に、工具収納面は符号7Cに、工具入れは第1の工具入れ1Aあるいは第2の工具入れ1Bに、収納体は工具収納部7に、工具入れの開口は1Aoに、開口側の端縁は上辺4uに、第1の連結手段は第1及び第2の運搬用取手兼上部鞄固定ベルト8a,8b若しくは上部固定ベルト8に、補助体は自由収納袋10に、鞄は作業鞄17に、運搬者側の面は符号34aに、反対側の面は符号35aに、第2の連結手段は第1ないし第6のボタン3A〜3F、第7ないし第14のボタン3aないし3h、第1及び第2の鞄右側固定兼折り畳み固定ベルト12a,12b若しくは右側固定ベルト12、第1及び第2の鞄左側固定兼折りたたみ固定ベルト13a,13b若しくは左側固定ベルト13に、第3の連結手段は第1及び第2の鞄下部固定ベルト11a,11b若しくは下部固定ベルト11に、蓋部は第1ないし第3の蓋2A,2B,2Cに、補助体の開口は符号10oに、閉止手段はファスナ14に、空間は符号36に、ベルトは上部固定ベルト8に、作業者は符号Mに、頭部は符号Hに、留め具は第1ないし第6のボタン3A〜3F、第7ないし第14のボタン3aないし3hに、段差は符号20A,20Bに、それぞれ対応する。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1,9 工具
1A 第1の工具入れ
1Ao 工具入れの開口
1B 第2の工具入れ
2A,2B,2C 蓋
3a〜3h ボタン
3A〜3F ボタン
4 中央工具収納部
4u 上辺
5 右側収納部
6 左側収納部
7C 工具収納面
7 工具収納部
8 上部固定ベルト
8a 第1の運搬用取手兼上部鞄固定ベルト
8b 第2の運搬用取手兼上部鞄固定ベルト
10 自由収納袋
10o 自由収納部の開口
11 下部固定ベルト
11a 第1の鞄下部固定ベルト
11b 第2の鞄下部固定ベルト
12 右側固定ベルト
12a 第1の鞄右側固定兼折り畳み固定ベルト
12b 第2の鞄右側固定兼折り畳み固定ベルト
13 左側固定ベルト
13a 第1の鞄左側固定兼折り畳み固定ベルト
13b 第2の鞄左側固定兼折り畳み固定ベルト
14 ファスナ
16 工具収納袋
17 作業鞄
20A,20B 段差
34a 運搬者側の面
35a 反対側の面
36 空間
H 頭部
M 作業者

Claims (14)

  1. 折り畳んで運搬可能なシート状部材からなる工具収納体であって、
    中央収納部並びに当該中央収納部を挟んで両側に一体に設けられた第1及び第2の側部収納部を含む収納体と、
    同一方向に開口し、前記収納体の一側の面を工具収納面として前記各収納部に設けられた複数の工具入れと、
    前記工具入れの開口側の端縁で当該収納体に第1の連結手段を介して連結された補助体と、
    前記収納体の前記第1及び第2の側部収納部と前記中央収納部を、前記工具収納面を内側にして折り込み、前記折り込まれた収納体に前記補助体を沿わせて前記収納体を包み込むように折り畳んだときには前記補助体の両側を連結し、前記第1の連結手段を鞄に掛けて前記中央収納部と前記補助体を前記鞄の一側の面と他側の面に沿わせて装着するときには前記補助体と前記第1及び第2の側部収納部を連結する第2の連結手段と、
    を備えていることを特徴とする工具収納体。
  2. 請求項1記載の工具収納体であって、
    前記第1及び第2の側部収納部と前記中央収納部の折り込みは、前記第1及び第2の側部収納部を前記中央収納部との境界部で前記工具収納面を内側にして前記中央収納部側に折り、さらに中央収納部の中央部で前記工具収納面が対向するようにして折ることにより行い、
    前記補助体の折り畳みは、前記補助体を前記折られた収納体の反工具収納面側に当てて当該折られた収納体の側部から出た部分を当該折られた収納体を包むようにして折り畳むことにより行い、
    前記鞄へ装着は、前記一側の面と他側の面が当該鞄を持ったときに運搬者側の面とその反対側の面であり、前記第1及び第2の側部収納部を、前記工具収納面を外側にして前記鞄の側面に沿うように折ることにより行うこと
    を特徴とする工具収納体。
  3. 請求項1又は2記載の工具収納体であって、
    前記補助体の前記第1の連結手段によって連結される側とは逆側に設けられ、前記収納体の前記工具入れの開口側とは逆側の端縁と連結可能な第3の連結手段を備えていること
    を特徴とする工具収納体。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記中央収納部、前記第1及び第2の側部収納部には、前記工具入れの開口を覆う蓋部が設けられていること
    を特徴とする工具収納体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記補助体が内部に収納部が形成された袋体からなり、当該袋体の前記第1の連結手段取り付け側の端縁部に開口が設けられていること
    を特徴とする工具収納体。
  6. 請求項5記載の工具収納体であって、
    前記開口には当該開口を閉止する閉止手段が設けられていること
    を特徴とする工具収納体。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記収納体を包むように折り畳んだとき、前記第1の連結手段は取手となること
    を特徴とする工具収納体。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記第1の連結手段は鞄の持ち手が通過可能な空間を隔てて設けられた一対のベルトからなること
    を特徴とする工具収納体。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記第1の連結手段は作業者の頭部が通過可能な空間を隔てて設けられた一対のベルトからなり、
    当該ベルトの間に作業者の頭部を通して前記収納体を作業者の前側に、前記補助体を作業者の背面側に配置し、前記ベルトを作業者の両肩に掛け、前記第2の連結手段によって前記作業者の身体に沿って前記補助体と前記第1及び第2の側部収納部を連結して作業者に装着すること
    を特徴とする工具収納体。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記第2の連結手段が、前記補助体の両側を連結するときに対向する端縁、及び前記補助体と前記第1及び第2の側部収納部を連結するときに対向する前記第1及び第2の側部収納部の端縁にそれぞれ設けられた対となる複数の留め具からなること
    を特徴とする工具収納体。
  11. 請求項10記載の工具収納体であって、
    前記対となる留め具の一方はベルトに設けられていること
    を特徴とする工具収納体。
  12. 請求項11記載の工具収納体であって、
    前記ベルトの長さを調整する長さ調整手段を備えていること
    を特徴とする工具収納体。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の工具収納体であって、
    前記中央収納部、前記第1及び第2の側部収納部、前記補助体が方形に形成されていること
    を特徴とする工具収納体。
  14. 請求項13記載の工具収納体であって、
    前記第1及び第2の側部収納部の前記中央収納部への連続部の前記第1の連結手段の連結側の端部に、前記前記第1及び第2の側部収納部の前記連結側の縁部が前記中央収納部の同側の縁部から後退した段差が設けられていること
    を特徴とする工具収納体。
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