JP2013112241A - 車両用内装構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の内装の一部を構成する第1の内装部材20と、車両の内装の前記一部とは異なる一部を構成する第2の内装部材30と、第1の内装部材20と第2の内装部材30との間に配置されるとともに第1の内装部材20に組付けられる第3の内装部材40と、を有し、第3の内装部材40は、第3の内装部材40の意匠面40aを備える本体部41と、本体部41に設けられており第3の内装部材40の第1の内装部材20への組付け時に第2の内装部材30に接触して第2の内装部材30を弾性変形させる押し広げリブと、を備える、車両用内装構造10。
【選択図】 図2
Description
保護テープ5は、加飾パネル4をインストルメントパネル2に組付ける際に、コンソールサイドパネル3が加飾パネル4の意匠面4aに当たり加飾パネル4の意匠面4aを傷つけることを抑制するために設けられており、加飾パネル4のインストルメントパネル2への組付け完了後に加飾パネル4から取外される(剥がされる)。なお、保護テープに関する公知技術としては、たとえば、特開2004−330926号公報に開示される技術がある。
保護テープ5を要するためコスト上改善の余地がある。
(1) 車両の内装の一部を構成する第1の内装部材と、
車両の内装の前記一部とは異なる一部を構成する第2の内装部材と、
前記第1の内装部材と前記第2の内装部材との間に配置されるとともに前記第1の内装部材に組付けられる第3の内装部材と、
を有し、
前記第3の内装部材は、該第3の内装部材の意匠面を備える本体部と、該本体部に設けられており前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け時に前記第2の内装部材に接触して該第2の内装部材を弾性変形させ前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け完了時に前記第2の内装部材と非接触になる押し広げリブと、を備える、車両用内装構造。
(2) 前記押し広げリブは、前記本体部から前記第2の内装部材に接近する方向に突出する第1の押し広げリブ要素と、該第1の押し広げリブ要素の突出方向先端部から該第1の押し広げリブ要素の突出方向と直交する方向に突出する第2の押し広げリブ要素と、を備える、(1)記載の車両用内装構造。
(3) 前記押し広げリブは、前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け完了時に前記第2の内装部材によって車室側から覆われる位置に設けられている、(1)または(2)記載の車両用内装構造。
押し広げリブにて第2の内装部材を弾性変形させつつ(押し広げつつ)第3の内装部材を第1の内装部材に組付けることができる。そのため、第3の内装部材の意匠面に保護テープを設けなくても、第3の内装部材を第1の内装部材に組付けるときに第2の内装部材が第3の内装部材の意匠面に当たり第3の内装部材の意匠面を傷つけることを抑制できる。よって、保護テープが不要になるため、従来に比べてコスト低減を図ることができる。
押し広げリブが第1の押し広げリブ要素のみを備え第2の押し広げリブ要素を備えていない場合に比べて、第3の内装部材の第1の内装部材への組付け時に押し広げリブと第2の内装部材との接触面積を大にすることができる。そのため、第3の内装部材を第1の内装部材に組付けるときに第3の内装部材が第2の内装部材に対して傾きにくくなる。よって、第3の内装部材が第2の内装部材に対して傾き第3の内装部材の意匠面が第2の内装部材に当たり傷つくことを抑制できる。
第3の内装部材の第1の内装部材への組付け完了後に押し広げリブが車室側から見えることを抑制できる。そのため、第3の内装部材の第1の内装部材への組付け完了後に押し広げリブが車室側から見える場合に比べて、車両用内装構造の意匠性を高めることができる。
なお、本発明実施例および図示例では、第1の内装部材20がインストルメントパネルであり、第2の内装部材30がフロアコンソールのサイドパネル(コンソールサイドパネル)であり、第3の内装部材40が加飾パネルである場合を例にとって説明する。ただし、第1、第2、第3の内装部材20,30,40は、それぞれ、上記に限定されるものではない。
車両前側端部31の上端部が傾斜部31aと一般部31bを備えており一般部31bが車両左右方向中央側に湾曲しているため、第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付ける際に、第3の内装部材40が一般部31bの車両後側端に当たって傷付くおそれがある。この傷付きを保護テープ等の別部材を設けることなく抑制する発明が本発明である。
第3の内装部材40は、図2に示すように、本体部41と、押し広げリブ42と、剛性向上リブ43と、を備える。
押し広げリブ42は、第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けるときに、第2の内装部材30の意匠面以外の部分に接触する。
押し広げリブ42は、第3の内装部材40の第1の内装部材20への組付け完了時には、第2の内装部材30と非接触になる。
第2の押し広げリブ要素42bの下端面(突出方向先端面)は、第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けるとき、第2の内装部材30に設けられる台座部32の上面に接触可能とされている。
本発明実施例の車両用内装部材10の組付け方法は、
(i)第1の内装部材20と第2の内装部材30をそれぞれ車両に組付ける第1の工程と、
(ii)第1の工程後に、第3の内装部材40に設けられる押し広げリブ42にて第2の内装部材30の車両前側端部31を第3の内装部材40の意匠面40aから離れる方向に弾性変形させつつ(押し広げつつ)第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けていき、第3の内装部材40の第1の内装部材20への組付け完了時に押し広げリブ42が第2の内装部材30から離れており第2の内装部材30が弾性変形前の状態に復元する、第2の工程と、
を有する。
図5〜図7は、第1の工程後、押し広げリブ42を第2の内装部材30の台座部32の上面に載せながら第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けていき、押し広げリブ42が第2の内装部材30の車両前側端部31に当たり始めたときを示している。このとき、図5に示すように、係合部44は係合受け部22に係合しておらず、図6、図7に示すように、第2の内装部材30の車両前側端部31は弾性変形していない。
(A)第3の内装部材40に、第3の内装部材40の第1の内装部材20への組付け時に第2の内装部材30に接触して第2の内装部材30を弾性変形させる押し広げリブ42が設けられているため、押し広げリブ42にて第2の内装部材30を弾性変形させつつ(押し広げつつ)第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けることができる。そのため、第3の内装部材40の意匠面40aに保護テープ等の別部材を設けなくても、第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けるときに第2の内装部材30が第3の内装部材40の意匠面40aに当たり第3の内装部材40の意匠面40aを傷付けることを抑制できる。よって、保護テープ等の別部材が不要であるため、従来に比べてコスト低減を図ることができる。
また、第3の内装部材40を第1の内装部材20に組付けるときに、第3の内装部材40が第2の内装部材30に対して傾きにくくなるため、係合部44を係合受け部22に係合させ易くなり、第3の内装部材40の第1の内装部材20への組付け性を向上させることができる。
20 第1の内装部材
21 張出部
22 係合受け部
30 第2の内装部材
31 第2の内装部材の車両前側端部
31a 傾斜部
31b 一般部
32 台座部
40 第3の内装部材
40a 第3の内装部材の意匠面
41 本体部
41a 第1の本体部要素
41b 第2の本体部要素
41c 第3の本体部要素
42 押し広げリブ
42a 第1の押し広げリブ要素
42b 第2の押し広げリブ要素
43 剛性向上リブ
44 係合部
Claims (3)
- 車両の内装の一部を構成する第1の内装部材と、
車両の内装の前記一部とは異なる一部を構成する第2の内装部材と、
前記第1の内装部材と前記第2の内装部材との間に配置されるとともに前記第1の内装部材に組付けられる第3の内装部材と、
を有し、
前記第3の内装部材は、該第3の内装部材の意匠面を備える本体部と、該本体部に設けられており前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け時に前記第2の内装部材に接触して該第2の内装部材を弾性変形させ前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け完了時に前記第2の内装部材と非接触になる押し広げリブと、を備える、車両用内装構造。 - 前記押し広げリブは、前記本体部から前記第2の内装部材に接近する方向に突出する第1の押し広げリブ要素と、該第1の押し広げリブ要素の突出方向先端部から該第1の押し広げリブ要素の突出方向と直交する方向に突出する第2の押し広げリブ要素と、を備える、請求項1記載の車両用内装構造。
- 前記押し広げリブは、前記第3の内装部材の前記第1の内装部材への組付け完了時に前記第2の内装部材によって車室側から覆われる位置に設けられている、請求項1または請求項2記載の車両用内装構造。
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