JP2013103469A - ボールペン - Google Patents

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Abstract

【課題】長距離筆記に適し、製造行程におけるインキ漏れなどが発生し難い、ボールペンを簡単な構造で提供する。
【解決手段】軸筒内に、ボールペン用インキを収容したインキタンクを配設し、ボールをボール抱持室の底壁に載置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップを具備してなるボールペンにおいて、前記ボールの表面及び/又は前記底壁の表面に耐摩耗被膜層を設けるとともに、前記ボールの前後方向のクリアランスが、筆記距離0mのクリアランスA、筆記距離100mのクリアランスB、筆記距離1000mのクリアランスCとしたとき、A<B≦C、1.2<B/A<1.5、1.0<C/B<1.2を満足することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸筒内に、ボールペン用インキを収容したインキタンクを配設し、ボールをボール抱持室の底壁に載置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップを具備してなるボールペンに関する。
従来から、チップ本体に、ボール抱持室と、該ボール抱持室の底壁の中央に形成したインキ流通孔と、該インキ流通孔から放射状に延びる複数本のインキ流通溝とを有し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップについてよく知られている。
ボールとボール抱持室の底壁の関係について詳述すると、従来のボールぺンにあっては、筆記によってボールが回転すると、ボールとボール抱持室の底壁との接触部が摩耗する。
こうした、従来のボールペンチップにおいて、特開2000−71672号公報「ボールペンチップ」のように、ボール抱持室の底壁に、ボールと略同形のボール座を設け、該ボール座にボールを載置することで、耐摩耗性等、高荷重での性能を向上してなるボールペンチップも、数多く提案されている。
また、ボールペンチップにおいて、特開2001−39077号公報「ボールペンチップ」に、ボールをチップ先端側から押圧するハンマーリング加工によってボール座を形成することが開示されている。
特開2000−71672号公報 特開2001−39077号公報
しかし、特許文献2のように、ボール座を形成することで、前記した摩耗量を抑制することができるが、摩耗の進行を防止するものではない。これは、ボール座を形成することで、ボールとの接触面が増加し、単位面積当たり荷重を小さくすることで摩耗を抑制することはできるが、進行を防止するには至っていないためである。
ところで、ボールペンにおいて、ボールの前後動するためのクリアランスは、ボールペン用インキを筆記面に流出するための流路として重要な要素であることはよく知られている。そのため、製造工程において、ボールペンチップが外部に露出した状態での組立は、前記したクリアランスが大きいとインキが漏れ出しやすく、チップ先端部を汚す恐れがあるとともに、チップ内のインキが乾燥固化する恐れがあり、特に10mPa・s以下(20℃)のような低粘度のインキ場合には、製造工程においてインキの漏れ出し防止及びチップ先端部の汚れ防止等の対策を講じる必要がある。
また、筆記によるクリアランスの変化量が大きい場合には、安定したインキ消費が得られず、長期距離に筆記において安定した筆記性能を維持することが困難であった。
本発明はこれらの従来技術に鑑みてなされたものであって、長距離筆記に適し、製造行程におけるインキ漏れなどが発生し難い、ボールペンを簡単な構造で提供することにある。
本発明は、前記問題を解決するために、軸筒内に、ボールペン用インキを収容したインキタンクを配設し、ボールをボール抱持室の底壁に載置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップを具備してなるボールペンにおいて、前記ボールの表面及び/又は前記底壁の表面に耐摩耗被膜層を設けるとともに、前記ボールの前後方向のクリアランスが、筆記距離0mのクリアランスA、筆記距離100mのクリアランスB、筆記距離1000mのクリアランスCとしたとき、A<B≦C、1.2<B/A<1.5、1.0<C/B<1.2を満足することを特徴とする。
また、前記ボールペンチップと前記インキタンクとの間に配置され、前記インキタンク内の内圧上昇に伴う溢出インキを一時的に保持するインキ保溜部材とを具備し、前記インキ保溜部材の後方に前記インキタンクを着脱自在に取り付けた直液式ボールペンであることを特徴とする。
さらにまた、筆記距離2000mのクリアランスDとしたとき、1.0<D/C<1.2を満足することを特徴とする。
本願発明の第1の構成によれば、筒内に、ボールペン用インキを収容したインキタンクを配設し、ボールをボール抱持室の底壁に載置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップを具備してなるボールペンにおいて、前記ボールの表面及び/又は前記底壁の表面に耐摩耗被膜層を設けるとともに、前記ボールの前後方向のクリアランスが、筆記距離0mのクリアランスA、筆記距離100mのクリアランスB、筆記距離1000mのクリアランスCとしたとき、A<B≦C、1.2<B/A<1.5、1.0<C/B<1.2を満足することで、生産性及び長期に渡り安定した筆記性能を得ることができる。
これは、筆記距離0mから筆記距離100mまでは、ボールとインキ流通孔を形成することで生じる底壁の角部が当接し、ボールの回転が安定するまで、ボールの回転によって底壁を削り取って当接面を形成する。その後、当接面によって安定してボールが回転することと、底壁面の他の耐摩耗被覆層に相乗効果によって、クリアランスが、1.0<C/B<1.2を満足することで、摩耗しない或いは僅かに摩耗するだけなので、長期に渡り安定した筆記性能を満足するものとなる。尚、筆記距離0mから筆記距離100m筆記後のクリアランスが、B/A<1.2の場合には、当接面が小さく、その後の摩耗量が大きくなる恐れがあり、B/A>1.5の場合には、クリアランスの変化が大きく筆跡の太さや濃さの相違が判別し易いため、1.2<B/A<1.5とするものである。
また、前述の通り、筆記距離0mから筆記距離100mまでの摩耗によって、ボール抱持室の底壁に、摩耗することによって形成された当接面は、ボールの回転によって形成されるために、ハンマーリングによって形成されるボール座よりもボールとの抵抗を低減することができる。この当接面の面積は、表面積で、ボール表面積の10%を超えると、当接面の形成前との差が大きく、筆感などに影響を及ぼす恐れがあるため、10%以下が好ましく、1〜5%がより好ましい。
さらに、本発明のボールペンチップは、ボールをチップ先端側から押圧するハンマーリング加工等、製造によって予めボール座を形成しないため、製造工程の削減及びをインキの漏れ出しなどを抑制できる効果を奏する。
尚、本発明に用いる耐摩耗被覆層としては、本発明に用いる耐摩耗被膜層としては、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)、二硫化タングステン(WS)、二硫化モリブデン(MoS)、窒化チタン層(TiN)等、従来から知られている耐摩耗被膜層を適宜用いることができる。また、耐摩耗被膜層を被覆する方法は、特に制限されず、真空蒸着、イオン蒸着、物理的蒸着、化学的蒸着、真空アーク蒸着などが挙げられ、直接又は前記した耐摩耗被膜層を含有した被覆層であってもよい。特に前記した耐摩耗被膜層の中でも、潤滑性を考慮してダイヤモンドライクカーボン(DLC)を用いることが最も好ましい。
また、本願発明の第2の構成によれば、前記ボールペンチップと前記インキタンクとの間に配置され、前記インキタンク内の内圧上昇に伴う溢出インキを一時的に保持するインキ保溜部材とを具備し、前記インキ保溜部材の後方に前記インキタンクを着脱自在に取り付けた直液式ボールぺンとすることで、ボールペンチップの交換を不要とし、長期及び長距離にわたり安定した筆記性能を維持することができる。
また、本願発明の第3の構成によれば、前記ボールペンの筆記距離2000mのクリアランスDとしたとき、1.0<D/C<1.2を満足することで、さらに長距離にわたり安定した筆記性能を維持することができる。
本発明に用いるボール材としては、タングステンカーバイドの超硬材やジルコニアなどのセラミックス材、ステンレス鋼材等、特に限定されるものではく、チップ本体もステンレス鋼や銅合金、アルミニウム等、特に限定されるものではない。
本発明は、長距離筆記に適し、製造行程におけるインキ漏れなどが発生し難い、ボールペンを簡単な構造で提供することができた。
実施例1のボールペンを示す縦断面図である。 図1のキャップを取り外した状態を示す図である。 図1のボールペンチップを示す一部省略した要部拡大縦断面図である。 図3の100m筆記後のボールペンチップを示す一部省略した要部拡大縦断面図である。
図1から図4に示す実施例1のボールペン1は、ボールペンチップ2とインキタンク4との間に、インキタンク4の内圧上昇に伴う溢出インキを一時的に保持する櫛歯状のインキ保溜部材3を配置し、前記インキ保溜部材3の後方にインキタンク4を着脱自在に取り付けたインキタンク交換式の直液式のボールペン1である。
また、ボールペン1は、先軸5と、前記先軸5の後端部に着脱自在に構成される後軸6とを備え、先軸にキャップを着脱自在に装着するとともに、先軸5内にインキ保溜部材3が収容され、後軸6内にインキタンク4が収容される。さらに、先軸5の後端部には筒状の結合部5Bが突出され、結合部5Bにインキタンク4が着脱自在に接続される。また、インキ保溜部材3の先端にペン先となるボールペンチップ2が取り付けてある。インキタンク4からボールペンチップ2へは、第1、第2インキ誘導部材7、8によりボールペン用インキ(図示せず)が誘導される。
先軸5は、両端が開口された円筒体よりなり、先軸5の後端部には、縮径された筒状の螺合部に、雄ネジ部5Aが形成される。また、結合部5Bは、インキタンク4の開栓時、インキタンク4の開口部内に圧入され、結合部5Bの後端の一部には、インキタンク4の開栓時にインキタンク4の開口部の栓体9を後方へ押し外す突片5BAが形成される。
後軸6は、前端が開口された有底筒状体よりなり、後軸6の先端開口部内周面には、先軸5の螺合部5Aの雄ネジ部に着脱自在に螺合可能な雌ネジ部6Aが形成される。また、後軸6は、インキタンク4内のインキ残量を外部より視認可能なよう、透明性を有するポリエチレンからなる合成樹脂で形成してある。
インキ保溜部材3は、複数の円板状の櫛歯3Aを備える。櫛歯3Aの相互間には、インキを一時的に保溜する保溜溝3Bが形成される。櫛歯3Aには、各々の保溜溝3Bと接続する、軸方向に延びるスリット状の誘導溝3Cが形成される。インキ保溜部材3の櫛歯3A群の最後端に位置する鍔部3Dには、誘導溝3Cと接続し且つインキタンク4側に開口する連通溝3Eが前後に貫設される。また、櫛歯3Aには、空気流通用の凹溝3Fが形成される。また、インキ保溜部材3の中心には、中心孔3Gが貫設され、中心孔3Gには、合成樹脂の押出成形体からなる第1のインキ誘導部材7が挿着される。また、ボールペンチップ2の内部には、ボール10後面にインキを誘導する繊維加工体よりなる第2のインキ誘導部材8が収容される。
インキタンク4は、先端が開口され且つ後端が閉鎖された有底筒状体であり、開口部の内周面には、インキタンク4内を封鎖する栓体9が設けられ、インキタンク4内には、水性ボールペン用インキが直接収容される。
キャップ18は、キャップ本体19の後端が開口され且つ先端が閉鎖された有底筒状体であり、先端部内に内方側に突出するリブ19Aを設け、このリブ間に、チップ先端部12とボール10を閉鎖する弾性体20を圧入保持によって配設してある。
ボールペンチップ2について詳述すると、φ2.3mm、硬度が230Hv〜280Hvのステンレス鋼線材を切削加工によって得ている。このボールペンチップ2は、チップ本体11のボール抱持室13、インキ流通孔16と、インキ流通孔16から放射状に伸びるインキ流通溝15を作製後、ボール抱持室の底壁14に、φ0.5mmのボール10を載置し、チップ先端部12を内側へかしめることで、ボール10を回転自在に抱持してある。
チップ先端部12のかしめ角度αは、紙当たり角度やインキ流路を考慮して60度としてある。また、底壁4の角度βは、110度であった。尚、底壁の角度は、150度を超えると、長距離筆記における摩耗を抑制し難く、90度より小さいと当接面の面積が大きくなり過ぎる恐れがあるため、底壁の角度βは、90度以上、150度以下が好ましく、100度から140度が最も好ましい。
ボールペンチップ2のチップ先端部12の内面及び底壁14には、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の表層部からなる耐摩耗被膜層17を被覆して設けてある。チップ先端部12の内面に耐摩耗被膜層17を設けたことにより、筆記時におけるボール抱持室13の底壁14とボール10の表面及びチップ先端部12の内面とボール10の表面の耐摩耗性が著しく向上し、ボールペンチップの交換を不要にでき、長期にわたり安定した筆記性能を満足することができる。また、ボール抱持室13の底壁14とボール10の表面との接触抵抗も軽減してあるので、ボール10の回転を円滑にすることができる。
ボールペン用インキは、水、有機溶剤、着色剤(水溶性染料)からなる市販(パイロットコーポレーション製)の水性ボールペン用インキであり、20℃の環境下におけるインキ粘度は、2mPa・sであった。また、100m当たりのインキ消費量は、0〜100mまでが、120mgであり、400m〜500mが132mg、900m〜1000mが132mgであった。さらに、カートリッジを交換して、連続的に測定した結果、1400〜1500mが135mg、1900m〜2000mが137mgであった。尚、インキ消費量の測定は、螺旋状に筆記する筆記試験機(筆記速度:4m/分、筆記荷重:100g、筆記角度:70度)にて筆記させ、筆記距離100mにおけるインキ消費量を測定した数値である。
ボールとチップ先端部との縦方向の隙間(クリアランス)は、未筆記で18μm、0〜100m筆記後、22.0μmであり、500m筆記後が23μm、1000m筆記後が24μmであった。さらに、カートリッジを交換して、連続的に測定した結果、1500m筆記後が24μmであり、2000m筆記後が25μmであった。
これは、筆記距離0mから筆記距離100mまでボールと底壁がなじんで当接面を形成し、その後は耐摩耗被覆層によって、摩耗しない或いは僅かに摩耗するだけなので、長期に渡り安定した筆記性能を満足するものとなる。
本実施例では、便宜上、本実施例では、便宜上、チップ本体にのみ耐摩耗被膜層を設けているが、ボールの表面及び/又はチップ本体の表面に耐摩耗被膜層を設けてもよい。また、ステンレス鋼線材をドリルによる切削加工によってボールペンチップを形成する切削タイプを例示しているが、ステンレス鋼パイプを押圧加工等によってボールペンチップを形成するパイプタイプのボールペンチップであってもよい。また、インキ流通溝も便宜上、後部孔まで貫通しない形状を用いているが、貫通、非貫通など特に限定されるものではない。
また、本発明に用いるボールペン用インキは、油性ボールペン用インキ、水性ボールペン用インキ等、特に限定されるものではないが、ニュートン粘性の水性ボールペン用インキ、剪断減粘性を付与した水性ボールペン用インキは、ボールとチップ本体が境界潤滑の傾向となり、摩耗し易い問題があるため、ボール抱持室の内面及び/又はボールに耐摩耗被覆層を設けることが好ましい。さらに、本発明のボールペン用インキのインキ粘度も、特に限定されるものではないが、筆記時の粘度が10mPa・s未満(20℃)の場合には、ボールと底壁とが境界潤滑となり易く底壁が摩耗し易いため、本発明の効果は顕著である。
また、筆記時の粘度が10mPa・s未満の場合には、筆記距離0mのクリアランスAは、筆記距離0mのクリアランスAは、5μmより小さいと十分なインキ消費量が得られず、カスレなどが発生する恐れがあり、25μmを超えると、製造時におけるインキ漏れや垂れ下がりが発生する恐れがあることなどを考慮して適宜設定することができ、10μm≦A≦25μm、好ましくは、15μm≦A≦20μm、15μm≦A≦18μmが最も好ましい。
本実施例では、便宜上、本実施例では、便宜上、チップ本体にのみ潤滑被膜層を設けているが、ボールの表面及び/又はチップ本体の表面に潤滑被膜層を設けてもよい。また、ステンレス鋼線材をドリルによる切削加工によってボールペンチップを形成する切削タイプを例示しているが、ステンレス鋼パイプを押圧加工等によってボールペンチップを形成するパイプタイプのボールペンチップであってもよい。
本発明のボールペンは、0.5mm以下の小径のボールを用いたボールペンとして好適に用いることができる。
1 ボールペン
2 ボールペンチップ
3 インキ保溜部材
3A 櫛歯
3B 保留溝
3C 誘導溝
3D 鍔部
3E 連通溝
3F 凹溝
3G 中心孔
4 インキタンク
5 先軸
6 後軸
7 第1のインキ誘導部材
8 第2のインキ誘導部材
9 栓体
10 ボール
12 チップ本体
13 ボール抱持室
14 底壁
14A 当接面
15 インキ流通溝
16 インキ流通孔
17 耐摩耗被膜層
α かしめ角度
β 底壁の角度

Claims (3)

  1. 軸筒内に、ボールペン用インキを収容したインキタンクを配設し、ボールをボール抱持室の底壁に載置し、チップ先端部を内側にかしめることにより、ボールの一部をチップ先端縁より突出させて回転自在に抱持してなるボールペンチップを具備してなるボールペンにおいて、前記ボールの表面及び/又は前記底壁の表面に耐摩耗被膜層を設けるとともに、前記ボールの前後方向のクリアランスが、筆記距離0mのクリアランスA、筆記距離100mのクリアランスB、筆記距離1000mのクリアランスCとしたとき、A<B≦C、1.2<B/A<1.5、1.0<C/B<1.2を満足することを特徴とするボールペン。
  2. 前記ボールペンチップと前記インキタンクとの間に配置され、前記インキタンク内の内圧上昇に伴う溢出インキを一時的に保持するインキ保溜部材とを具備し、前記インキ保溜部材の後方に前記インキタンクを着脱自在に取り付けた直液式ボールペンであることを特徴とする請求項1に記載のボールペン。
  3. 前記ボールペンの筆記距離2000mのクリアランスDとしたとき、1.0<D/C<1.2を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のボールペン。
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