JP2013100643A - 手摺用笠木 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨天時に雨水が手摺よりも内側に吹込むのを防止することによって、雨水の吹込みに起因する転倒等の危険性を低減するとともに、乾燥後の汚れの発生を未然に防止すること。
【解決手段】本発明では、手摺(4)の上端部に装着する手摺用笠木(1)において、前記手摺(4)の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜して雨水の吹込みを防止する吹込防止体(6)を設けることにした。また、本発明では、前記手摺用笠木(1)において、前記吹込防止体(6)は、外壁側下端部を前記手摺(4)の外壁側端部よりも外側に張り出すことにした。さらに、本発明では、前記手摺用笠木(1)において、前記吹込防止体(6)は、前記手摺(4)の上端部との間に間隙(13)を形成することにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、手摺の上端部に装着する手摺用笠木に関するものである。
家屋やビルなどの建造物は、通路やベランダや屋上などの外壁側端部に手摺を形成している。手摺の上端部は、水平な平坦面となっており、安全性や清掃性を向上させる目的等のために手摺用笠木が装着されることもある。
手摺用笠木は、建造物の住人や訪問者などから見て見栄えが良くなるように、内壁側端部を外壁側から内壁側へ向けて下方に傾斜させている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2008−231668号公報
ところが、上記従来のように、手摺の上端部が水平な平坦面となっていたり、外壁側から内壁側へ向けて下方に傾斜する手摺用笠木が装着されていると、図1(a)に示すように、雨天時に雨水が建造物101の手摺102の内壁側の通路103等に吹込み、手摺102の内壁面や通路103の表面などに浸水してしまい、転倒等の危険性が増大したり、乾燥後の汚れが増大するおそれがあった。
そこで、本発明では、手摺の上端部に装着する手摺用笠木において、前記手摺の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜して雨水の吹込みを防止する吹込防止体を設けることにした。
また、前記吹込防止体は、外壁側下端部を前記手摺の外壁側端部よりも外側に張り出すことにした。
また、前記吹込防止体は、前記手摺の上端部との間に間隙を形成することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、手摺の上端部に装着する手摺用笠木において、手摺の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜して雨水の吹込みを防止する吹込防止体を設けているために、雨天時の雨水の吹込みを防止することができ、転倒等の危険性を低減することができるとともに、手摺の内壁面や通路の表面などの乾燥後の汚れの発生を未然に防止することができる。
特に、吹込防止体の外壁側下端部を手摺の外壁側端部よりも外側に張り出した場合には、吹込防止体の外壁側先端部から落下する雨水を手摺の外壁に付着させることなく地面へ落下させることができ、手摺の外壁に汚れが発生するのを防止することができる。
また、吹込防止体と手摺の上端部との間に間隙を形成した場合には、通気性や視認性を良好に確保することができる。
本発明に係る手摺用笠木の機能を説明する説明図。 手摺用笠木の側面断面図(a)、背面図(b)。
以下に、本発明に係る手摺用笠木の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1(b)に示すように、手摺用笠木1は、建造物2の通路3の外壁側端部に形成された手摺4の上端部に装着される。
手摺用笠木1は、図2に示すように、手摺4の上端部に間隔をあけて取付けた支持体5と、支持体5の上部に取付けた手摺4の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜する吹込防止体6とで構成している。
支持体5は、手摺4の上端部の内壁側端部から外壁側端部に跨設した下向き略コ字状のベース7と、ベース7の上面に上下に伸延させた角柱状の支柱8とで構成している。この支持体5は、手摺4の上端部に左右に間隔をあけて複数個取付けられている。なお、支持体5は、手摺4の上端部に吹込防止体6を装着できればよく、形状等は限定されない。
吹込防止体6は、支持体5の支柱8の上端部に手摺4の内壁側端部から外壁側端部へ向けて下方に傾斜する横長矩形板状の傾斜板9を取付け、傾斜板9の内壁側上端部に垂直状に上下に伸延する横長矩形板状の内壁側縁板10を形成するとともに、傾斜板9の外壁側下端部に傾斜板9よりもさらに下方に傾斜する外壁側縁板11を形成している。なお、吹込防止体6は、手摺4の内壁側端部から外壁側端部に向けて傾斜する傾斜面12が形成されていればよく、板状の傾斜板9に限定されるものでなく、また、内外壁側縁板10,11がないものでもよく、さらには、傾斜板9から折曲状に内外壁側縁板10,11を形成した場合に限られず、傾斜板9から曲線状に内外壁側縁板10,11を形成してもよい。
この吹込防止体6は、内壁側上端部(内壁側縁板10の内壁側端部)を手摺4の内壁側端部よりも内側に張り出しており、外壁側下端部(外壁側縁板11の外壁側下端部)を手摺4の外壁側端部及び建造物2の外壁側端部よりも外側に張り出している。なお、内壁側上端部や外壁側下端部は、歩行者の安全等を考慮して手摺4の端部から張り出させずに手摺4の幅内に収まる形状としてもよい。
また、吹込防止体6は、手摺4の上端部との間に間隙13を形成している。なお、吹込防止体6は、外壁側下端部(外壁側縁板11の外壁側下端部)を手摺4の外壁側上端部よりも下方に位置させているが、これに限られず、外壁側下端部を手摺4の外壁側上端部よりも上方に位置させてもよい。
手摺用笠木1は、以上に説明したように、手摺4の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜する吹込防止体6を設けた構成となっている。
そのため、上記構成の手摺用笠木1では、図1(b)に示すように、吹込防止体6によって雨天時の雨水の吹込みを防止することができる。これにより、通路3への雨水の吹込みに起因する転倒等の危険性を低減することができるとともに、通路3の表面や手摺4の内壁面などに乾燥後の汚れが発生してしまうのを未然に防止することができる。特に、通路3や手摺4などが鉄筋コンクリートでできている場合には、鉄筋コンクリート内部への雨水の浸入に起因するコンクリートの剥離や鉄筋の腐食などの発生を防止することができ建造物2の耐久性を向上させることができる。
また、上記手摺用笠木1では、吹込防止体6の内壁側上端部を手摺4の内壁側端部よりも内側に張り出した構成としている。
そのため、上記構成の手摺用笠木1では、雨水の吹込みをより一層防止することができる。特に、吹込防止体6の内壁側上端部に傾斜面12よりも上方へ向けた内壁側縁板10を形成することによって、風等の影響で傾斜面12の内壁側上端部へ流動した雨水が手摺4の内側に落下するのを防止することができる。
また、上記手摺用笠木1では、吹込防止体6の外壁側下端部を手摺4の外壁側端部よりも外側に張り出した構成としている。
そのため、上記構成の手摺用笠木1では、吹込防止体6の外壁側先端部から落下する雨水を手摺4の外壁に付着させることなく地面へ落下させることができ、手摺4の外壁に汚れが発生するのを防止することができる。特に、吹込防止体6の外壁側下端部に傾斜面12よりも下方へ向けた外壁側縁板11を形成することによって、雨水を傾斜面12から地面へ円滑に落下させることができる。
さらに、上記手摺用笠木1では、吹込防止体6と手摺4の上端部との間に間隙13を形成した構成としている。
そのため、上記構成の手摺用笠木1では、通気性や視認性を良好に確保することができる。特に、吹込防止体6の外壁側下端部を手摺4の外壁側上端部よりも下方に位置させた場合には、強い横風やそれに伴う雨水が直接流れ込むのを防止することができる。
なお、以上の説明では、建造物2の通路3に形成された手摺4に手摺用笠木1を装着した場合について説明したが、これに限られず、ベランダや屋上などの建造物2の外壁側端部に形成された手摺に手摺用笠木1を装着することもできる。
また、手摺用笠木1は、手摺4の上端部に吹込防止体6が手摺4の内壁側端部から外壁側端部に向けて下方に傾斜状に装着されていればよく、その装着手段や装着方法は限定されるものではない。すなわち、手摺用笠木1は、手摺4の上端部に支持体5を固定的に取付けてもよく、手摺4の上端部に支持体5を着脱可能に取付けてもよく、或いは、支持体5を無くして手摺4の上端部に吹込防止体6を固定的又は着脱可能に取付けてもよい。また、手摺用笠木1は、手摺4の上端部に所定の傾斜角度で吹込防止体6を固定的に取付けてもよく、或いは、手摺4の上端部に吹込防止体6を傾斜角度を調整可能に可動的に取付けてもよい。
1 手摺用笠木 2,101 建造物
3,103 通路 4,102 手摺
5 支持体 6 吹込防止体
7 ベース 8 支柱
9 傾斜板 10 内壁側縁板
11 外壁側縁板 12 傾斜面
13 間隙

Claims (3)

  1. 手摺の上端部に装着する手摺用笠木において、
    前記手摺の内壁側から外壁側へ向けて下方に傾斜して雨水の吹込みを防止する吹込防止体を設けたことを特徴とする手摺用笠木。
  2. 前記吹込防止体は、外壁側下端部を前記手摺の外壁側端部よりも外側に張り出したことを特徴とする請求項1に記載の手摺用笠木。
  3. 前記吹込防止体は、前記手摺の上端部との間に間隙を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手摺用笠木。
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