JP2013097447A - 表示制御装置、表示制御装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
表示制御装置、表示制御装置の制御方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明は、当該表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを表示させる特定の操作手段と、前記特定のメニューを表示手段に表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御手段と、を有する。
【選択図】図4
Description
例えば、ショートカットキーを使ってメニューを開き、設定の確認や変更を行った後に、同じショートカットキーを使ってメニューを閉じることができれば、使い勝手の向上が図れると考えられる。一方、メニューを開いている状態であっても、ショートカットキーを操作して所望のメニューを開きたいと思っている場合であれば、そのときはメニューを開く方が使い勝手の向上が図れると考えられる。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、メニューを開いているときに、ショートカットキーを押下してメニューを閉じる処理と、同じショートカットキーを押下して特定のメニューを開く処理とを両立させることができるようにする。
<第1の実施形態>
第1の実施形態のデジタルビデオカメラはショートカットキーの押下に応じてショートカットキーに割り当てられたメニューを表示し、メニューを表示しているときにショートカットキーの押下に応じて表示しているメニューを閉じる(表示を解除する)動作を行う。
図1は、デジタルビデオカメラ100の外観の構成を示す図である。
デジタルビデオカメラ100は、表示部101、撮影ボタン102、モード切替スイッチ103、操作部104、電源スイッチ105、記録媒体106、記録媒体スロット107、蓋108などを備える。
デジタルビデオカメラ100は、撮影レンズ201、撮像部202、A/D変換器203、バリア204、画像処理部205、メモリ制御部206、システム制御部207、メモリ208、D/A変換器209を有している。また、デジタルビデオカメラ100は、不揮発性メモリ210、バックアップメモリ211、システムメモリ212、システムタイマ213、電源制御部214、電源部215、記録媒体I/F216を有している。
モード切替スイッチ103は、システム制御部207の動作モードを撮影モード(静止画撮影モード、動画撮影モード)、再生モードなどの何れかのモードに切り替えるためのスイッチである。静止画撮影モードに含まれるモードとしてオート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモードなどがある。モード切替スイッチ103により静止画撮影モードに含まれる上述したモードの何れかに直接切り替えることができる。なお、モード切替スイッチ103により静止画撮影モードに一旦切り替えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードの何れかに、他の操作部材を用いて切り替えるように構成してもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
メニューキーは、階層構造を有するメニューのトップメニュー(最上位階層のメニュー)か、前回メニューを閉じたときと同じメニューを開くための操作部材である。
ここでは、各種キーはデジタルビデオカメラ100の外装に備えられた操作部材として説明するが、タッチパネルを使ったソフトキーの操作でも同様の効果が得られる。
本実施形態に用いられるメニューは、階層型のメニュー(階層メニュー)であり、設定可能な項目がその機能の種類によって分類されている。階層型のメニューは、グループ化した下位階層メニューと、その下位階層メニューへ移行するための入り口となるメニュー項目からなる上位階層メニューとから構成される。最上位階層(1階層目)メニュー、すなわちトップメニューは、例えば「Camera Setup」「Audio Setup」「Video Setup」「Other Functions」「Custom Menu」などのメニュー項目から構成される。
次に、3階層目メニューに含まれる「SD−CARD」を選択した場合、更に1階層下の「SD−CARD」のメニュー(4階層目メニュー)が表示される。「SD−CARD」のメニューは、例えば設定値候補として「実行」「キャンセル」などのメニュー項目から構成される。このうち何れかを選択して決定することで、設定値候補の示す動作あるいは設定が実行される。例えば、「SD−CARD」の「実行」が指示されると、デジタルビデオカメラ100に装着された複数の記録媒体106のうちSDカードが初期化(フォーマット)される。ここでは、「SD−CARD」のメニューより下の階層はなく、「SD−CARD」のメニューが最下位階層のメニューとなる。
図3(A)は、下位階層のメニューを表示する場合に下位階層のメニューに至るまでの上位階層のメニュー項目を表示する表示例である。図3(A)において、301は各階層のメニュー項目であり、302は3階層目メニューDで設定可能な設定値候補である。図3(A)において一部斜線で示されているのは、1階層目メニューD、2階層目メニューC、3階層目メニューDが順番に選択され、3階層目メニューDを構成する設定値候補1〜3のうち設定値候補3が選択されている状態を示している。このメニュー画面は、設定値候補1〜3の何れかを選択するためのメニューであり、最下位階層の3階層目メニューDである。
例えば、3階層目メニューDが割り当てられたショートカットキーが押下されると、図3(A)または図3(B)に示すようなメニュー画面が表示される。これによりトップメニューなどから階層を下がる操作を行って3階層目メニューDのメニューを開くまでの操作を省略することができ、素早く所望のメニューを開くことができる。
まず、ユーザは操作部104を介して何れかのメニューに含まれるメニュー項目「アサイン(割り当て)」を選択する。システム制御部207は、何れのショートカットキーにメニューを割り当てるのかを選択する設定値候補としての選択肢を表示する。ここでは、選択肢として、例えば「ショートカットキーA」、「ショートカットキーB」、「ショートカットキーC」などが表示される。
次に、ユーザは十字キーを用いてメニューを割り当てたいショートカットキーを選択して、セットキーを押下する。システム制御部207は、選択されたショートカットキーにどのメニューを割り当てるのかを選択するためのメニューを表示する。これは、上述したトップメニューとほぼ同様のメニューである。
ステップS403では、システム制御部207はメニューを開いているか否かを検出し、メニューを開いている場合にはステップS404へ進み、メニューを開いていない場合にはステップS406へ進む。
ステップS404では、システム制御部207はステップS402で取得したショートカットキーに割り当てられたメニューと、現在表示しているメニューとを比較して一致しているか否かを判定する。一致している場合にはステップS405へ進み、一致していない場合にはステップS406へ進む。
一方、ステップS406では、システム制御部207はステップS402で取得したショートカットキーに割り当てられたメニューを表示する。例えば、押下されたショートカットキーに3階層目メニューDが割り当てられた場合、表示部101には、図3(A)または図3(B)に示すようなメニュー画面が表示される。
ステップS409では、システム制御部207はメニューが既に開いているか否かを判定し、メニューが既に開いている場合にはステップS410へ進み、開いていない場合にはステップS411へ進む。
一方、ステップS411では、システム制御部207はトップメニューまたは前回メニューを閉じたときの直前に表示していたメニューを表示する。具体的には、システム制御部207はデジタルビデオカメラ100の電源がオンされた後に初めてメニューキーが押下された場合、トップメニューを開き、そうではない場合、前回メニューを閉じたときの直前に表示していたメニューを開く。したがって、システム制御部207は、このような処理を行うために、メニューを閉じるときに直前に表示していたメニューの情報をシステムメモリ212に記録する。
その後、ステップS412では、システム制御部207はメニュー操作に応じた処理を行う。
例えば、ユーザがショートカットキーを押下して所望のメニューを開き、設定値候補で何が選択されているか、すなわち現在の設定を確認するのみで、他に操作をせずにショートカットキーを再度押下することでメニューを閉じることができる。この操作では、ユーザはショートカットキーから指を移動させることなく、良く使う設定に関するメニューを開き、設定を確認し、メニューを閉じるといった作業を行うことができるので、素早く簡単な操作が可能となる。この間、ユーザはショートカットキーから指を移動させる必要がないので、操作部104を視認する必要がなく、表示部101を注視したまま操作ができる。また、ショートカットキーを押下して開いたメニューから別の階層に移動して異なるメニューを開いていた場合、ユーザがショートカットキーを押下することで、ショートカットキーに割り当てられたメニューに素早く移行することができる。
例えば、ショートカットキーに上述の「SD−CARD」が割り当てられ、SDカードが装着されていない場合には「SD−CARD」に関する設定は行えない。したがって、システム制御部207は「SD−CARD」のメニューよりも1階層上の「Reset」のメニューを開く。次に、システム制御部207は表示される「CF−A」「CF−B」「SD−CARD」のメニュー項目のうち、「SD−CARD」をグレーアウトした上で、「SD−CARD」を選択した状態で表示する。これにより、ユーザはショートカットキーに割り当てられたメニューが「SD−CARD」であることを認識できる上、現在は使用できないために「SD−CARD」のメニューを開けないことを認識できる。
第2の実施形態では、第1の実施形態に示した条件に加えて、ショートカットキーに割り当てられたメニューの1階層上のメニューを開いているときにも、ショートカットキーを押下したときにメニューを閉じる動作をする。また、デジタルビデオカメラ100の動作状態が撮影モード(静止画撮影モードまたは動画撮影モード)であるか撮影モード以外(例えば再生モード)であるかで異なる動作をする。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラは、第1の実施形態で説明した図1〜図3までの説明と同様であるため、その説明を省略する。
図5は、第2の実施形態のメニュー表示処理を示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御部207が不揮発性メモリ210に記録されたプログラムをシステムメモリ212に展開して実行することにより実現される。
ステップS506では、システム制御部207はデジタルビデオカメラ100の現在の動作モードが撮影モードであるか否かを判定し、撮影モードの場合にはステップS508へ進み、撮影モードではない場合にはステップS507へ進む。撮影モードではない場合とは、例えば再生モードなどが挙げられる。
「SD−CARD」が選択された状態とは、ユーザは「SD−CARD」のメニューでの作業をまさに今、終了したばかりであるか、SETボタンを押してまさに今から「SD−CARD」のメニューでの作業を行おうとしている場合であると想定される。この場合に、わざわざショートカットキーで「SD−CARD」のメニューを開く必要はないので、ユーザがショートカットキーを押下する操作は「SD−CARD」のメニューを開く目的とは別の目的で押下されたと考えられる。
したがって、システム制御部207はステップS507でYESと判定するとステップS505へ進み、メニューを閉じる。一方、システム制御部207はステップS507でNOと判定するとステップS508へ進み、システム制御部207はショートカットキーに割り当てられたメニューを開く。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するプログラムをネットワークまたは各種記録媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明を構成することになる。
Claims (15)
- 当該表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを表示させる特定の操作手段と、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。 - 当該表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを表示させる特定の操作手段と、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際、あるいは前記特定のメニューより1階層上のメニューを表示手段に表示しており、かつ前記特定のメニューを開くためのメニュー項目が選択されている際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューおよび前記特定のメニューより1階層上のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。 - ユーザによる操作に基づいて、前記特定の操作手段に前記複数のメニューのうち何れかを前記特定のメニューとして割り当てる手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
- 前記特定の操作手段を複数、有し、
複数の前記特定の操作手段は、それぞれ異なるメニューが割り当てられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記特定の操作手段が操作され、前記特定のメニューを表示手段に表示する際、前記特定のメニューが無効である場合には前記特定のメニューよりも1階層上のメニューを表示し、かつ前記特定のメニューに移行するためのメニュー項目が無効であることを識別可能に表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の表示制御装置。 - 前記階層メニューのうち前記特定のメニューと異なるメニューを表示させるメニュー操作手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 前記表示制御手段は、
前記メニュー操作手段が操作された場合には最上位階層のメニューを表示することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、
前記メニュー操作手段が操作された場合には前回、メニューの表示を解除したときの直前に表示していたメニューを表示することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。 - 当該表示制御装置は、光学像を電気信号に変換する撮像手段を有する撮像装置として機能することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の表示制御装置。
- 当該表示制御装置は、光学像を電気信号に変換する撮像手段と、
前記撮像手段が動作する撮影モードまたは前記撮影モードと異なるモードを設定する設定手段と、を有する撮像装置として機能し、
前記表示制御手段は、
前記設定手段により撮影モードが設定されている場合には、
前記特定のメニューよりも1階層上のメニューを表示手段に表示しており、かつ前記特定のメニューに移行するためのメニュー項目が選択されている際であっても、前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示することを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。 - 当該表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを特定の操作手段による操作で表示させるステップと、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御ステップと、
を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。 - 当該表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを特定の操作手段による操作で表示させるステップと、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際、あるいは前記特定のメニューより1階層上のメニューを表示手段に表示しており、かつ前記特定のメニューを開くためのメニュー項目が選択されている際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューおよび前記特定のメニューより1階層上のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御ステップと、
を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。 - 表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを特定の操作手段による操作で表示させるステップと、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 表示制御装置に関する設定または動作指示を行うための、複数のメニューで構成される階層メニューのうち、特定のメニューを特定の操作手段による操作で表示させるステップと、
前記特定のメニューを表示手段に表示している際、あるいは前記特定のメニューより1階層上のメニューを表示手段に表示しており、かつ前記特定のメニューを開くためのメニュー項目が選択されている際に前記特定の操作手段が操作された場合にはメニューの表示を解除し、前記特定のメニューおよび前記特定のメニューより1階層上のメニューとは異なるメニューを表示している際に前記特定の操作手段が操作された場合には前記特定のメニューを表示するように制御する表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 請求項13または14に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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