JP2013095107A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】用紙の被記録面に対して記録を行う記録ヘッド25を支持するヘッド支持部24と、用紙を記録ヘッドと対向した状態に支持する媒体支持台と、ヘッド支持部を記録ヘッドと媒体支持台との距離が変動する上下方向において移動可能に保持するとともに、媒体支持台に支持された用紙の被記録面に沿う左右方向に移動するキャリッジ23と、ヘッド支持部とキャリッジとの間に介在して上下方向の隙間を形成しつつ、ヘッド支持部およびキャリッジの少なくとも一方に対して上下方向に沿う軸線を回動中心とする回動可能に取り付けられる隙間形成部材26と、を備え、隙間形成部材は、ヘッド支持部とキャリッジとに挟まれた状態になることで隙間を規定する上下方向での板厚が回動方向において変化するように形成された厚み変化部位を有する。
【選択図】図3
Description
厚み形成部材が1箇所だけの場合は、第1方向にヘッド支持部を動かした際にヘッド支持部が傾くことがあるが、この構成によれば、厚み変化部位を複数設け、それらが同じ厚みで変化するので、複数箇所にてヘッド支持部を同じように動かすことができる。従って、移動に際してヘッド支持部の傾きを押さえられる。
この構成によれば、ヘッド支持部を第1方向と平行に移動させるため、記録ヘッドによる記録精度への影響が抑制される。
この構成によれば、厚み変化部位が3つあるのでヘッド支持部を最も少ない3点で傾くことなく安定して支持しつつ移動させることができる。
この構成によれば、回動力被付与部位に回転力を与えることで容易に隙間形成部材を回転させることができる。
この構成によれば、記録ヘッドの両側でヘッド支持部とキャリッジとの間に厚み変化部位が介在するので、隙間形成部材の回動によって、記録ヘッドは傾きが抑制された状態で、媒体支持台に対して第1方向での対向姿勢を変化させることなく移動する。
この構成によれば、記録ヘッドと媒体支持台との間の隙間を記録領域外で調節したのち、直ちに記録ヘッドを記録領域に移動させて記録を行うことができる。
この構成によれば、隙間形成部材の板厚方向から見たキャリッジの形状はヘッド支持部に比べて通常大きくなっているので、隙間形成部材において厚み変化部位を形成する位置に対する自由度が大きくなる。従って、記録ヘッドを挟む両側に厚み変化部位を形成できる確率が高くなる。
この構成によれば、キャリッジが隙間形成部材よりも重力方向側に位置し、記録ヘッドが最も重力方向側に位置する場合、キャリッジと隙間形成部材との間は隙間形成部材の板厚方向において隙間が形成されないので、キャリッジから埃などの異物が記録ヘッド側に進入することが抑制される。
この構成によれば、少ない回転角で所望する板厚変化を得ることができるので、隙間形成部材の少ない回転範囲によって記録ヘッドと媒体支持台との間の隙間を調節することができる。
この構成によれば、回動力被付与部位を隙間形成部材に設けられない場合であっても、キャリッジに設けられた回動力被付与部位の回動を伝達して隙間形成部材を回動させることができる。
(1)隙間形成部材26を回動させることで、ヘッド支持部24がキャリッジ23に対して対向する上下方向で相対移動するため、上下方向において対向する記録ヘッド25と媒体支持台13との間の隙間を調節することができる。従って、被記録面SPに沿う左右方向に移動するキャリッジ23を、記録ヘッド25と媒体支持台13とが対向する上下方向に移動させることなく、記録ヘッド25と媒体支持台13との間の隙間を調節することができる。この結果、例えば左右方向へ移動するキャリッジ23を案内するガイド軸15などを上下させるといった複雑な機構を用いることなく、記録ヘッド25と媒体支持台13との間の隙間、すなわち記録ヘッド25と媒体支持台13に支持される用紙Pの被記録面SPとの間の隙間を調節することができる。
(6)記録ヘッド25の両側でヘッド支持部24とキャリッジ23との間に厚み変化部位BPが介在するので、隙間形成部材26の回動によって、記録ヘッド25は傾きが抑制された状態で、媒体支持台13に対して第1方向となる上下方向での対向姿勢を変化させることなく移動する。
・上記実施形態において、厚み変化部位BPは、第1面26a、第2面26b、第3面26cが必ずしもキャリッジ23と対向する板面(下面)に設けられなくてもよい。本変形例について図7(a)を参照して説明する。
(11)キャリッジ23が隙間形成部材26よりも重力方向側に位置し、記録ヘッド25が最も重力方向側に位置する場合、キャリッジ23と隙間形成部材26との間は隙間形成部材26の板厚方向(上下方向)において隙間が形成されないので、キャリッジ23から埃などの異物が記録ヘッド25側に進入することが抑制される。
(12)少ない回転角で所望する板厚変化を得ることができるので、隙間形成部材26の少ない回転範囲によって記録ヘッド25と媒体支持台13との間の隙間を調節することができる。
・上記実施形態において、被記録媒体は、用紙Pに限らず、プラスチックフィルムや布、あるいは金属箔など、被記録面SPに記録が施される媒体であれば採用可能である。
Claims (13)
- 被記録媒体の被記録面に対して記録を行う記録ヘッドを支持するヘッド支持部と、
前記被記録媒体を前記記録ヘッドと対向した状態に支持する媒体支持台と、
前記ヘッド支持部を前記記録ヘッドと前記媒体支持台との距離が変動する第1方向において移動可能に保持するとともに、前記媒体支持台に支持された前記被記録媒体の被記録面に沿う第2方向に移動するキャリッジと、
前記ヘッド支持部と前記キャリッジとの間に介在して前記第1方向の隙間を形成しつつ前記ヘッド支持部および前記キャリッジの少なくとも一方に対して前記第1方向に沿う軸線を回動中心とする回動可能に取り付けられる隙間形成部材と、
を備え、
前記隙間形成部材は、前記ヘッド支持部と前記キャリッジとに挟まれた状態になることで前記隙間を規定する前記第1方向での厚みが回動方向において変化するように形成された厚み変化部位を有することを特徴とする記録装置。 - 前記隙間形成部材に前記厚み変化部位が複数あって、各々の前記厚み変化部位における前記第1方向での厚み変化が同一であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記ヘッド支持部を前記第1方向と平行に移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記厚み変化部位が3つあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材を回動させる際に力が付与される回動力被付与部位を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材における前記厚み変化部位は、前記第1方向と交差する方向において前記記録ヘッドを挟む両側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材は、前記第1方向と交差する方向において前記記録ヘッドを挟む両側の少なくとも一方側に、
前記回動力被付与部位と、当該回動力被付与部位を挟んだ前記回動方向の両側に前記厚み変化部位と、が設けられることを特徴とする請求項5または6のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記第1方向と交差する方向において前記記録ヘッドを挟む両側に、前記キャリッジの前記移動を案内する第1案内部と第2案内部とがそれぞれ備えられ、
前記キャリッジには、前記移動する際に力が付与される移動力被付与部位が前記記録ヘッドの前記第1案内部側に設けられ、
前記隙間形成部材には、前記回動力被付与部位が、前記記録ヘッドの前記第1案内部側に設けられていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記記録ヘッドによる記録領域外で、前記回動力被付与部位に当接可能な回動力付与部材が設けられていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材は、前記厚み変化部位が前記キャリッジと対向する片側の板面に設けられることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材は、前記厚み変化部位が前記ヘッド支持部と対向する片側の板面に設けられることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記隙間形成部材は、前記厚み変化部位が前記キャリッジおよび前記ヘッド支持部と対向する両側の板面に設けられることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記回動力被付与部位が、前記キャリッジに設けられていることを特徴とする請求項5乃至12のいずれか一項に記載の記録装置。
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