JP2013095014A - 多芯筆記具 - Google Patents

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哲宏 栗田
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Abstract

【課題】軸筒の外径を増加させることなく、筆記体内のインキ充填量を増加させることができる多芯筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒2内に複数の筆記体4を前後方向に移動可能に収容する。各々の筆記体4の後端に操作体7を連結する。軸筒2の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔22を径方向に貫設し、各々の窓孔22から径方向外方に前記各々の操作体7を突出させる。筆記体4が筒状のインキ収容部6を備える。インキ収容部6が、大径部61と、該大径部61の後方に連設され且つ該大径部61より小さい外径及び内径を有する小径部62とを備える。常時、弾発体支持部3の内孔31にイ小径部62が挿通され且つ弾発体支持部3よりも前方に大径部61が配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多芯筆記具に関する。詳細には、軸筒内に複数本の筆記体を前後方向に移動可能に収容した多芯筆記具に関する。
従来、例えば、特許文献1には、外装体に摺動可能に取り付けられた操作体を摺動操作することにより、外装体内部に収納された先端にペン先を有する複数のリフィルを交互に外装体先端より出没させてなる多芯式筆記具が記載されている。
前記特許文献1の多芯式筆記具において、リフィル内へのインキ充填量を増加させるために、単にリフィルの内径及び外径を増加させると、それに伴い軸筒の外径も増加し、携帯性及び外観性が損なわれる。
特開平9−207494号公報
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、軸筒の外径を増加させることなく、筆記体内のインキ充填量を増加させることができる多芯筆記具を提供しようとするものである。
尚、本発明で、「前」とは筆記具本体のペン先側を指す。「後」とは筆記具本体の反ペン先側を指す。
本願の第1の発明は、軸筒2内に複数の筆記体4を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体4の後端に操作体7を連結し、前記軸筒2内に前記各々の操作体7を後方に付勢する弾発体8を複数収容し、前記軸筒2の内壁に各々の弾発体8の前端を支持し且つ各々の筆記体4が挿通する内孔31を有する弾発体8支持部3を設け、前記軸筒2の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔22を径方向に貫設し、前記各々の窓孔22から径方向外方に前記各々の操作体7を突出させ、一つの操作体7を窓孔22に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体7に連結された筆記体4のペン先5を軸筒2の前端孔21から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体4のペン先5を軸筒2内に没入させてなる多芯筆記具であって、前記筆記体4が筒状のインキ収容部6を備え、前記インキ収容部6が、大径部61と、該大径部61の後方に連設され且つ該大径部61より小さい外径及び内径を有する小径部62とを備え、常時、前記弾発体支持部3の内孔31に前記小径部62が挿通され且つ前記弾発体支持部3よりも前方に前記大径部61が配置されてなることを要件とする。
前記第1の発明の多芯筆記具1は、前記インキ収容部6が、大径部61と、該大径部61の後方に連設され且つ該大径部61より小さい外径及び内径を有する小径部62とを備えるため、従来の筆記体4に比べてインキ充填量を増加できる。しかも、前記第1の発明の多芯筆記具1は、軸筒2内の弾発体支持部3より前方の空間(比較的余裕のある空間)に筆記体4の大径部61を常時収容配置させ、且つ、筆記体4の小径部62が弾発体支持部3の内孔31を挿通するとともに該小径部62が弾発体支持部3よりも後方に常時収容配置する構成のため、軸筒2の外径を増加させることなく、従来同様の軸筒2の外径を維持できる。即ち、前記第1の発明の多芯筆記具1は、軸筒2の外径を増加させることなく、筆記体4内のインキ充填量を増加させることできる。
本願の第2の発明は、前記第1の発明の多芯筆記具1において、前記大径部61と前記小径部62との間に段部63を形成し、常時、前記段部63が前記弾発体支持部3よりも前方に配置されてなることを要件とする。
前記第2発明の多芯筆記具1は、インキ収容部6の大径部61の後端部の外径を、弾発体支持部3の近傍まで大きくでき、インキ収容部の大径部61のインキ充填量を確実に増加させることができる。
本発明の多芯筆記具は、軸筒の外径を増加させることなく、筆記体内のインキ充填量を増加させることができる。
本発明の実施の形態のペン先没入状態を示す縦断面図である。 図1のペン先突出状態を示す縦断面図である。 図1の連結状態の筆記体と操作体を示す縦断面図である。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体4が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体4は、弾発体8(具体的には圧縮コイルスプリング)により後方に付勢されている。尚、本発明において、前記軸筒2内に移動可能に収容する筆記体4の本数は、2本以上であればよく、2本以外にも、3本、4本、5本、6本等であってもよい。
(軸筒)
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸2aと、該前軸2aの後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸2bとからなる。前記前軸2aの前端には、筆記体4のペン先5が突出可能な前端孔21が軸方向に貫設される。前記前軸2a及び後軸2bは、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。
前記後軸2bの後部の側壁には、複数本(具体的には2本)の前後方向に延びる細長状の窓孔22が、径方向に貫設される。前記2本の窓孔22は、互いに、軸線に対して対称の位置に形成される。
また、前記後軸2bの窓孔22の相互間の側壁内面には、前後方向に延びるリブよりなる係止壁部23が形成され、前記係止壁部23に、ペン先5が突出した際の筆記体4の操作体7の後端が係止される。また、軸筒2後端には、ペン先5が没入した際の筆記体4の操作体7の後端が当接する当接壁部24が形成される。
(筆記体)
前記各々の筆記体4は、例えば、ボールペンレフィル、サインペンレフィル、マーキングペンレフィル等、公知のペン先5を備えたレフィルが挙げられる。
本実施の形態では、ボールペンレフィルが採用される。前記ボールペンレフィルは、ボールペンチップ(ペン先5)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ内部にインキが収容されたインキ収容管6(インキ収容部)とからなる。前記インキ収容管6は、大径部61と、該大径部61の後方に連設され且つ大径部61より小さい外径及び内径を有する小径部62とを備える。前記大径部61と前記小径部62との間には段部63が形成される。前記大径部61の外径は前記小径部62の外径より大きく形成され、且つ、前記大径部61の内径は前記小径部62の内径より大きく形成される。本実施の形態では、前記インキ収容管6(インキ収容部)は、1部品で構成しているが、複数の部品(2部品)で構成してもよい。
前記インキ収容管6の内部には、インキ64(例えば、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、または高粘度の油性インキ)が収容される。前記インキ64が、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、または低粘度の油性インキの場合、インキ収容管6内のインキ64の後端には、インキ64の消費に伴い前進する高粘度流体からなる追従体65が充填される。
(操作体)
前記各々の筆記体4の後端(即ちインキ収容管6の後端開口部)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔22から外部に突出する操作部71と、該操作部71の反対側に設けられる前側突出部72と、該操作部71の反対側の前側突出部72の後方に設けられる後側突出部73と、前端部に形成され且つインキ収容管6の後端開口部に嵌入される嵌入部74と、該嵌入部74の後方に形成される鍔部75とを備える。前記鍔部75の前面には、弾発体8の後端が係止される。
筆記体4のペン先5が没入状態のとき、その筆記体4に取り付けられた操作体7の後端部は、軸筒2の後端の当接壁部24に衝止される。一方、筆記体4のペン先5が突出状態のとき、その筆記体4に取り付けられた操作体7の後端部は、軸筒2の内壁に形成された係止壁部23に係止される。
ペン先没入状態にある筆記体4の後端に連結された操作体7の前側突出部72は、その操作体7の操作部71を前方にスライド操作した際、先に突出状態にある他の筆記体4の後端に連結された操作体7の後側突出部73と当接され、他の筆記体4のペン先突出状態が解除される。
(弾発体支持部)
軸筒2の内壁(即ち後軸2bの内壁)には、円筒状の弾発体支持部3が設けられる。前記弾発体支持部3は、筆記体4が挿通される複数(具体的には2個)の内孔31が軸方向に貫設されている。前記弾発体支持部3の後面と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、弾発体8が配置される。前記各々の弾発体8の内部に筆記体4が遊挿されるとともに、各々の弾発体8の前端は弾発体支持部3の後面により係止され、各々の弾発体8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。
前記各々の弾発体8は、各々の操作体77(即ち各々の筆記体4)を、常時、後方に付勢している。前記各々の弾発体8は、ペン先突出状態及びペン先没入状態のいずれにおいても圧縮状態(即ち筆記体4が後方に付勢された状態)にあり、それにより、各々の操作体7の前後のがたつきが防止される。
常時、前記弾発体支持部3の内孔31にインキ収容管6の小径部62が挿通し且つ前記弾発体支持部3よりも前方に大径部61が配置される。弾発体支持部3よりも前方の軸筒2内の空間には、比較的余裕があるため、筆記体4の大径部61を十分に収容でき、それにより、軸筒2の外径を増加することなく、インキ充填量を効果的に増加できる。
前記弾発体支持部3の内孔31の内径は、前記小径部62の外径より僅かに大きく形成され、且つ、前記大径部61の外径より小さく形成される。それにより、常時、前記弾発体支持部3の内孔31にインキ収容管6の小径部62が挿通され且つ前記弾発体支持部3よりも前方に大径部61が配置されてなる構成を確実に得る。
(ペン先の出没)
本実施の形態におけるペン先5の出没作動について説明する。
一つの操作体7の操作部71を弾発体8の後方付勢に抗して窓孔22に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体4の操作部71の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の係止壁部23と操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体4が弾発体8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体4のペン先5が軸筒2内に没入され、他の筆記体4の操作部71の後端が軸筒2後端の当接壁部24に当接衝止される。前記他の筆記体4のペン先5の没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体4のペン先5が、軸筒2の前端孔21より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の係止壁部23に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
本実施の形態の多芯筆記具1は、前記筆記体4が筒状のインキ収容部(インキ収容管6)を備え、前記インキ収容部が、大径部61と、該大径部61の後方に連設され且つ該大径部61より小さい外径及び内径を有する小径部62とを備え、常時、前記弾発体支持部3の内孔31にインキ収容部の小径部62が挿通され且つ前記弾発体支持部3よりも前方に大径部61が配置されることにより、軸筒2の外径を増加させることなく、筆記体4内のインキ充填量を増加させることできる。
本実施の形態の多芯筆記具1は、前記大径部61と前記小径部62との間に段部63を形成し、常時、前記段部63が前記弾発体支持部3よりも前方に配置されてなることにより、インキ収容部(インキ収容管6)の大径部61の後端部の外径を、弾発体支持部3の近傍まで大きくでき、インキ収容部の大径部61のインキ充填量を確実に増加させることができる。
1 多芯筆記具
2 軸筒
2a 前軸
2b 後軸
21 前端孔
22 窓孔
23 係止壁部
24 当接壁部
3 弾発体支持部
31 内孔
4 筆記体
5 ペン先
6 インキ収容部(インキ収容管)
61 大径部
62 小径部
63 段部
64 インキ
65 追従体
7 操作体
71 操作部
72 前側突出部
73 後側突出部
74 嵌入部
75 鍔部
8 弾発体

Claims (2)

  1. 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体の後端に操作体を連結し、前記軸筒内に前記各々の操作体を後方に付勢する弾発体を複数収容し、前記軸筒の内壁に各々の弾発体の前端を支持し且つ各々の筆記体が挿通する内孔を有する弾発体支持部を設け、前記軸筒の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体を突出させ、一つの操作体を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体に連結された筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなる多芯筆記具であって、
    前記筆記体が筒状のインキ収容部を備え、前記インキ収容部が、大径部と、該大径部の後方に連設され且つ該大径部より小さい外径及び内径を有する小径部とを備え、常時、前記弾発体支持部の内孔に前記小径部が挿通され且つ前記弾発体支持部よりも前方に前記大径部が配置されてなることを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記大径部と前記小径部との間に段部を形成し、常時、前記段部が前記弾発体支持部よりも前方に配置されてなる請求項1に記載の多芯筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015116778A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 ゼブラ株式会社 複数出没式筆記具
KR20150072336A (ko) * 2013-12-19 2015-06-29 제브라 가부시키가이샤 복수 출몰식 필기구

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