JP2013094978A - 画像記録装置、及び、画像記録方法 - Google Patents
画像記録装置、及び、画像記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013094978A JP2013094978A JP2011236940A JP2011236940A JP2013094978A JP 2013094978 A JP2013094978 A JP 2013094978A JP 2011236940 A JP2011236940 A JP 2011236940A JP 2011236940 A JP2011236940 A JP 2011236940A JP 2013094978 A JP2013094978 A JP 2013094978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- irradiation
- ink
- electromagnetic wave
- image recording
- irradiation unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】電磁波が照射されると硬化する電磁波硬化型インクを被記録媒体に吐出するノズルと、前記電磁波を照射するための照射部であって、前記ノズルよりも前記被記録媒体の搬送方向の下流側に配置された照射部と、を備え、前記ノズルが前記被記録媒体への前記電磁波硬化型インクの吐出を開始してから、前記照射部が前記被記録媒体上の前記電磁波硬化型インクに前記電磁波を照射する前までの間に、前記照射部の照射面に付着した異物が除去されることを特徴とする画像記録装置。
【選択図】図4
Description
そこで、本発明では、照射部のメンテナンスを容易にすることを目的とする。
本発明の他の特徴は、本明細書、及び添付図面の記載により、明らかにする。
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
このような画像記録装置によれば、電磁波硬化型インクが照射面から剥がれ易い状態で、照射面から電磁波硬化型インクを除去することができ、照射部のメンテナンスが容易となる。
このような画像記録装置によれば、電磁波硬化型インクが照射面から剥がれ易い状態で、照射面から電磁波硬化型インクを除去することができ、照射部のメンテナンスが容易となる。
このような画像記録装置によれば、ノズルが電磁波硬化型インクの吐出を終了してから、照射部が電磁波硬化型インクに電磁波を照射する前までの間に、照射部の照射面に付着した異物を除去することができる。
このような画像記録装置によれば、照射部が電磁波を照射する前に仮の照射部が被記録媒体上の電磁波硬化型インクに電磁波を照射するため、電磁波硬化型インクの流動を抑えることができ、画像の画質劣化を抑制することができる。
このような画像記録装置によれば、照射面に付着した異物を除去し易くすることができ、照射面に付着した電磁波硬化型インクの取り残しを低減することができる。
このような画像記録装置によれば、ワイパー部材の引っ掛かりを防止することができ、照射面に付着した電磁波硬化型インクの取り残しを低減することができる。
このような画像記録装置によれば、ワイパー部材の引っ掛かりを防止することができ、照射面に付着した電磁波硬化型インクの取り残しを低減することができる。
このような画像記録方法によれば、照射部に付着した電磁波硬化型インクによる電磁波照射の妨げが抑えられるので、電磁波硬化型インクの硬化が十分な画像を被記録媒体に記録することができる。
画像記録装置をインクジェットプリンター(以下、プリンター)とし、プリンターとコンピューターが接続された印刷システムを例に挙げて、実施形態を説明する。
図1は、プリンター1の全体構成ブロック図であり、図2は、インクを吐出するヘッド41の周辺を説明する図である。なお、図2では、ヘッド41の上方から見たノズルの配列を仮想的に示す。
本実施形態のプリンター1は、紫外線(電磁波)の照射によって硬化する紫外線硬化型インク(電磁波硬化型インク)を用いて、被記録媒体S(例えば、用紙、布、フィルムなど)に画像を印刷(記録)する。なお、紫外線硬化型インク(以下、UVインク)は、紫外線硬化樹脂を含むインクであり、紫外線の照射を受けると紫外線硬化樹脂において光重合反応が起こることにより硬化する。
コントローラー10は、プリンター1の制御を行うための制御ユニットである。インターフェース部11はコンピューター80とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU12はプリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー13はCPU12のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU12はユニット制御回路14により各ユニットを制御する。なお、プリンター1内の状況を検出器群70が監視し、その検出結果に基づいて、コントローラー10は各ユニットを制御する。
キャリッジユニット30は、キャリッジ31に搭載されたヘッド41及び仮照射部51a,51bを、搬送方向と交差する移動方向に移動するためのものである。
図3は、ヘッド41及び本照射部52を移動方向から見た概略断面図である。図3に示すように、本照射部52は、紫外線照射の光源である複数のLEDと、紫外線を透過するカバーガラス521(カバー部材に相当)と、LED及びカバーガラス521を支持する本体部522と、を有する。LEDは、カバーガラス521に覆われて保護されており、カバーガラス521を介して媒体S上のUVインクに紫外線を照射する。なお、LEDのカバー部材は、ガラスに限らず、紫外線を透過するものであればよい。
図4は、印刷処理のフローを説明する図であり、図5Aは、本照射部52のメンテナンスの様子を説明する図であり、図5Bは、比較例の本照射部52’を説明する図である。
図4に示すように、プリンター1のコントローラー10は、印刷ジョブを受信すると(S01)、最初のパス1の印刷を実行する(S02)。即ち、コントローラー10が、キャリッジ31によりヘッド41及び仮照射部51a,51bを移動方向に移動させながら、ヘッド41からUVインクを吐出させ、仮照射部51a,51bにより媒体S上のUVインクを仮硬化させる。この時、本照射部52のLEDは非点灯状態であり、本照射部52は紫外線を照射しない。また、この時、本照射部52のワイパー部材61等は非印刷領域(媒体Sが通過しない領域)に退避している。
そのため、仮照射部51a,51b及び本照射部52の照射面に付着したUVインク等の異物をワイパー部材61でより除去し易くすることができ、照射面に付着したUVインクの取り残しをより低減することができる。言い換えれば、ワイパー部材61をカバーガラス521に弱い力で当接させてもUVインクを除去することが出来るため、カバーガラス521の疵付きを防止することができる。
より詳しく言えば、カバーガラス521の移動方向における右側端部521cと左側端部521dが、カバーガラス521の上面521b(露出面の反対面に相当)から下面521a(露出面に相当)にかけて、カバーガラス521の移動方向における中央部側に傾斜し、カバーガラス521の支持部522a(支持部材に相当)が、右側端部521cの傾斜部分及び左側端部521dの傾斜部分を支持している。
前述の実施形態では、図4に示すように、1パスの印刷が終了してから次の搬送動作が開始する前までの間に、本照射部52の照射面に付着したUVインク等の異物を除去しているが、これに限らない。例えば、1パスの印刷時(記録動作時)と同じタイミングで、本照射部52の照射面に付着した異物を除去してもよい。つまり、ヘッド41(ノズル)が媒体SへのUVインクの吐出を開始してから、本照射部52が媒体S上のUVインクに紫外線を照射する前までの間に、本照射部52の照射面に付着した異物を除去してもよい。
この場合にも、印刷中に発生して本照射部52の照射面に付着したインクミスト(UVインク)を、本照射部52が紫外線を照射する前に、照射面から剥がし易い状態で除去できる。
例えば、印刷領域に搬送された媒体(ロール紙やカット紙)に対して、ヘッド41がX方向に移動しながら画像を印刷する動作と、ヘッド41がY方向に移動する動作と、を繰り返して、印刷領域の媒体部位に2次元の画像を印刷した後に、媒体をX方向に搬送して新たな媒体部位を印刷領域に搬送するプリンター1でもよい。また、媒体の紙幅(Y方向の長さ)以上にヘッド41を延ばし、印刷領域の媒体部位に対してヘッド41をX方向にだけ移動することで、印刷領域の媒体部位に2次元の画像を印刷するプリンターでもよい。
このようなプリンター1においても、印刷領域の媒体部位に画像を印刷してから、媒体をX方向に移動しながらヘッド41よりも下流側の照射部で媒体S上のUVインクを照射する前までの間に、照射部の照射面に付着した異物を除去するとよい。
上記の実施形態は、主として画像記録装置について記載されているが、画像記録方法等の開示が含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
前述の実施形態では、紫外線硬化型インク(UVインク)を使用する場合を例に挙げているが、これに限らない。例えば、電子線、X線、可視光線等の電磁波を照射すると硬化するインクを使用する場合にも、本発明を適用することができる。
12 CPU、13 メモリー、14 ユニット制御回路、
20 搬送ユニット、30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、50 照射ユニット、
51a 仮照射部、51b 仮照射部、52 本照射部、
521 カバーガラス、522 本体部、
60 メンテナンスユニット、61 ワイパー部材、62 塗布部材、
63 洗浄液タンク、64 移動機構、
70 検出器群、80 コンピューター、
Claims (8)
- 電磁波が照射されると硬化する電磁波硬化型インクを被記録媒体に吐出するノズルと、
前記電磁波を照射するための照射部であって、前記ノズルよりも前記被記録媒体の搬送方向の下流側に配置された照射部と、
を備え、
前記ノズルが前記被記録媒体への前記電磁波硬化型インクの吐出を開始してから、前記照射部が前記被記録媒体上の前記電磁波硬化型インクに前記電磁波を照射する前までの間に、前記照射部の照射面に付着した異物が除去される、
ことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1に記載の画像記録装置であって、
前記ノズルが前記被記録媒体への前記電磁波硬化型インクの吐出を終了してから、前記照射部が前記被記録媒体上の前記電磁波硬化型インクに前記電磁波を照射する前までの間に、前記照射部の照射面に付着した異物が除去される、
画像記録装置。 - 請求項2に記載の画像記録装置であって、
前記搬送方向に並んだ複数の前記ノズルが前記被録媒体に対して前記搬送方向と交差する移動方向に移動しながら前記電磁波硬化型インクを吐出する記録動作と、前記被記録媒体を前記ノズルに対して前記搬送方向の下流側に搬送する搬送動作とを、交互に繰り返し、
前記記録動作が終了してから次の前記搬送動作が開始する前までの間に、前記照射部の照射面に付着した異物が除去される、
画像記録装置。 - 請求項3に記載の画像記録装置であって、
単位面積あたりの前記電磁波の照射強度が前記照射部よりも弱い仮の照射部を有し、
前記仮の照射部は、複数の前記ノズルと共に前記移動方向に移動しながら、前記被記録媒体上の前記電磁波硬化型インクに前記電磁波を照射する、
画像記録装置。 - 請求項3または請求項4に記載の画像記録装置であって、
前記照射部の照射面に付着した異物が除去されてから次の前記記録動作が開始する前までの間に、前記照射面に洗浄剤が塗布される、
画像記録装置。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の画像記録装置であって、
前記照射面に当接しながら前記照射面に対して前記照射面の所定方向における一端部から他端部まで相対移動するワイパー部材によって、前記照射面に付着した異物を除去し、
前記照射面の前記他端部は前記所定方向に対して傾斜している、
画像記録装置。 - 請求項6に記載の画像記録装置であって、
前記照射部は、前記電磁波を透過するカバー部材を有し、
前記ワイパー部材は、前記カバー部材が有する面のうちの前記被記録媒体側の面である露出面に付着した異物を除去し、
前記カバー部材の前記所定方向における一端部及び他端部は、前記露出面の反対面から前記露出面にかけて、前記カバー部材の前記所定方向における中央部側に傾斜し、
前記カバー部材の支持部材は、前記一端部の傾斜部分及び前記他端部の傾斜部分を支持する、
画像記録装置。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の画像記録装置による画像記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011236940A JP5899801B2 (ja) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011236940A JP5899801B2 (ja) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013094978A true JP2013094978A (ja) | 2013-05-20 |
JP5899801B2 JP5899801B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=48617461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011236940A Active JP5899801B2 (ja) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5899801B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018187854A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | セイコーエプソン株式会社 | 液滴吐出装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001180013A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-07-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置 |
JP2005349687A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Toshiba Tec Corp | インクジェットヘッド |
JP2009196347A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-09-03 | Seiko Epson Corp | インク吐出装置 |
JP2010208215A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 |
-
2011
- 2011-10-28 JP JP2011236940A patent/JP5899801B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001180013A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-07-03 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置 |
JP2005349687A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Toshiba Tec Corp | インクジェットヘッド |
JP2009196347A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-09-03 | Seiko Epson Corp | インク吐出装置 |
JP2010208215A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018187854A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | セイコーエプソン株式会社 | 液滴吐出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5899801B2 (ja) | 2016-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5402497B2 (ja) | 印刷装置 | |
US7469999B2 (en) | Image forming apparatus and method | |
JP5899845B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2014195880A (ja) | 液体吐出装置、及び、ヘッドのクリーニング方法 | |
JP2003341107A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP4710349B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5899801B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5668822B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5326283B2 (ja) | 廃液処理装置及び液体噴射装置 | |
JP2012196785A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2004230640A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP5056434B2 (ja) | 印刷装置及び印刷方法 | |
JP5899802B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2006297651A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP5994228B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5704209B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2010208215A (ja) | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 | |
JP2005205635A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2003136688A (ja) | インクジェットプリンタ及び記録方法 | |
JP6309850B2 (ja) | インクジェット印刷装置のフラッシング方法及びインクジェット印刷装置 | |
JP2005131922A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005224989A (ja) | 吐出不良検知方法 | |
JP4973526B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP5515687B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2018187854A (ja) | 液滴吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140918 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5899801 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |