以下、収納庫物品利用システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、レンタル倉庫等に収納された物品に対する譲渡可能モードまたは貸与可能モード、または譲渡貸与不可モードの少なくとも2モードのうちのいずれかが管理されており、モードの違いにより、第三者、物品の持ち主(以下、物品主という)等が入力できる情報の種類が異なる収納庫物品利用システムについて説明する。
また、本実施の形態において、物品の持ち主の譲渡または/および貸与に対する本気度を管理しており、本気度に応じて、第三者、物品主等が入力できる情報の種類が異なる収納庫物品利用システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における収納庫物品利用システム1の概念図である。収納庫物品利用システム1は、サーバ装置11、管理者端末装置12、物品主端末装置13、および1以上の一般端末装置14を具備する。サーバ装置11は、収納庫物品利用システム1の主機能を実現する装置であり、例えば、レンタル倉庫等の運営業者のサーバ装置である。また、管理者端末装置12は、例えば、レンタル倉庫等の運営業者の端末である。物品主端末装置13は、例えば、物品主の端末である。また、一般端末装置14は、例えば、物品を貸与してもらったり、譲り受けたりする者(以下、第三者ともいう)の端末である。管理者端末装置12、物品主端末装置13、および一般端末装置14は、いわゆるパソコン、携帯端末、携帯電話、テレビジョン装置等、情報の入出力が可能な端末であれば良い。なお、物品とは、レンタル倉庫等に収納された物品である。レンタル倉庫は、トランクルーム、貸し倉庫、貸しコンテナ等、少なくとも一時的に物品を預けるための空間を言う。
また、図2は、本実施の形態における収納庫物品利用システム1のブロック図である。
サーバ装置11は、物品情報格納部1101、希望情報格納部1102、画面情報格納部1103、受付部1104、画面情報取得部1105、画面情報送信部1106、物品情報蓄積部1107、好意数更新部1108、希望情報蓄積部1109、交渉中情報蓄積部1110、判断部1111、推奨情報送信部1112、算出部1113、および出力部1114を具備する。
管理者端末装置12は、第一受付部121、第一送信部122、第一受信部123、および第一出力部124を具備する。
物品主端末装置13は、第二受付部131、第二送信部132、第二受信部133、および第二出力部134を具備する。
一般端末装置14は、第三受付部141、第三送信部142、第三受信部143、および第三出力部144を具備する。一般端末装置14は、第三者の端末装置とも言う。
サーバ装置11を構成する物品情報格納部1101は、1以上の物品情報を格納し得る。物品情報は、物品を識別する物品識別子と、物品の画像(通常、写真画像であるが、イラスト等でも良い)と、モードと、物品主を識別する主識別子とを有する。モードとは、物品が「譲渡可能(例えば、「1」)」または「貸与可能(例えば、「2」)」または「譲渡も貸与も不可(例えば、「3」)」のうちの少なくとも2以上のうちのいずれかであるかを示す情報である。また、モードは、物品が「譲渡可能」または「貸与可能」または「譲渡も貸与も不可」のうちのいずれかであることは好適であるが、物品が「貸与可能」または「譲渡も貸与も不可」のうちのいずれかでも良い。譲渡可能のモードは、例えば、物品をオークションにかけるモードでも良いし、物品を有償で譲渡するモードでも良い。また、主識別子とは、例えば、数値、文字列、メールアドレスや第三者の端末装置のIPアドレス等の連絡先を示す情報等である。
物品情報は、本気度情報や好意数を有しても良い。本気度情報とは、物品主の譲渡または貸与に対する本気度を示す情報である。本気度情報は、数字、アルファベットなど、通常、段階を示す情報である。「消極的(例えば、「−1」)」または「積極的(例えば、「1」)」のいずれかの2段階でも良いし、「消極的(例えば、「−1」)」または「普通(例えば、「0」)」または「積極的(例えば、「1」)」のいずれかの3段階等でも良い。本気度情報[0]のレベル分けの数は問わない。また、好意数は、物品に対して好意が示された数である。好意数は、例えば、第三者が、物品に対して好意的であることを入力するための入力部品に対して指示した数である。なお、入力部品とは、ボタン、チェックボックス、フィールドなど、画面を構成する部品であり、情報が入力できる部品である。
希望情報格納部1102は、1以上の希望情報を格納し得る。希望情報は、一般端末装置14から入力された譲渡または貸与の希望に関する情報である。希望情報は、通常、物品識別子を有するが、何らかの情報により物品識別子と対応付けられれば良い。希望情報は、例えば、1以上の希望金額、希望金額に対応するユーザ識別子、ユーザ識別子で識別されるユーザ(第三者)への連絡先を示すユーザ連絡先情報等を有する。物品を貸し出す場合、希望情報は、通常、レンタルの期間情報をも有する。なお、希望金額とは、購入またはレンタルの希望の金額である。また、希望情報は、物品主の希望の譲渡や貸与の希望の金額を有しても良い。
画面情報格納部1103は、2以上の各モードに対応する2以上の画面を示す2以上の画面情報を格納し得る。画面情報格納部1103は、通常、モードと画面情報の組を2以上格納し得る。例えば、モードが「譲渡も貸与も不可」である場合、当該モードに対応する画面情報のみ、第三者が好意的であることを入力するための入力部品(例えば、「いいね」ボタン)を有する。また、例えば、モードが「譲渡も貸与も不可」または「貸与のみ可」である場合、当該モードに対応する画面情報のみ、第三者が好意的であることを入力するための入力部品(例えば、「いいね」ボタン)を有する。また、例えば、モードが「譲渡可能」または「貸与可能」の場合は、希望金額の入力フィールドを有する。また、例えば、モードが「貸与可能」の場合は、希望貸与期間の入力フィールドを有する。
また、通常、一つの画面情報が一つの画面を構成するが、2以上の画面情報が一つの画面を構成しても良い。また、画面情報は、HTML、XML等のスクリプトで記述されていても良いし、4GLなどのプログラムで記述されていても良いし、イメージデータを含む情報で構成されていても良い。
画面情報格納部1103は、2以上の各本気度情報に対応する2以上の画面を示す2以上の画面情報を格納していても良い。また、画面情報格納部1103は、モードと本気度情報の組み合わせに対応する2以上の画面情報を格納していても良い。例えば、物品情報が有する本気度情報が「消極的」を示す情報である場合のみ、当該本気度情報に対応する画面情報は、第三者が好意的であることを入力するための入力部品を有しても良い。また、例えば、物品情報が有する本気度情報が「積極的」を示す情報以外である場合のみ、当該本気度情報に対応する画面情報は、第三者が好意的であることを入力するための入力部品を有しても良い。さらに、例えば、モードが「譲渡可能」または「貸与可能」であり、物品情報が有する本気度情報が「積極的」を示す情報以外である場合のみ、当該本気度情報に対応する画面情報は、第三者が好意的であることを入力するための入力部品を有しても良い。
また、画面情報格納部1103は、収納業者が保持している物品リストを提示する画面の画面情報を格納していても良い。なお、当該画面は、例えば、収納庫物品利用システム1の初期画面である。
画面情報格納部1103に画面情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して画面情報が画面情報格納部1103で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された画面情報が画面情報格納部1103で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された画面情報が画面情報格納部1103で記憶されるようになってもよい。
受付部1104は、管理者端末装置12、物品主端末装置13、または一般端末装置14から情報や命令等を受け付ける。受付部1104は、例えば、一般端末装置14や物品主端末装置13から1以上の物品情報に対するアクセスを受け付ける。また、受付部1104は、一般端末装置14から、物品に対する好意を示す情報であり、物品の物品識別子を有する好意情報をも受け付けても良い。また、受付部1104は、1または2以上の一般端末装置14から1または2以上の希望情報を受け付けても良い。希望情報は、譲渡または貸与の希望に関する情報である。希望情報は、物品識別子に対応する情報であり、例えば、物品識別子を有しても良いし、物品識別子とリンクが張られていても良い。つまり、物品識別子に対応するとは、通常、希望情報は物品識別子を有するが、何らかの情報により物品識別子と対応付けられれば良い。また、希望情報は、例えば、物品識別子と希望金額とを有する。また、希望情報は、例えば、物品識別子と希望金額と貸与期間とを有しても良いし、物品識別子だけでも良い。また、受付部1104は、物品主端末装置13から交渉相手を特定する交渉相手情報をも受け付けても良い。交渉相手情報とは、通常、交渉相手を識別する交渉相手識別子を有する。交渉相手識別子は、交渉相手の氏名、交渉相手の識別子、交渉相手の端末装置の識別子などである。また、受付部1104は、管理者端末装置12から1以上の物品情報を受け付けることは好適である。また、受付部1104は、譲渡または貸与の金額を含む情報であり、契約の成立を示す情報(以下、適宜、契約成立情報という)を受け付けても良い。
ここで、受け付けとは、通常、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信である。
画面情報取得部1105は、受付部1104がアクセスを受け付けた場合、1以上の各物品情報が有するモードに応じて、1以上の異なる画面情報を画面情報格納部1103から取得する。なお、受付部1104が受け付けるアクセスには、通常、物品識別子を含む。そして、例えば、画面情報取得部1105は、アクセスの際に送信される物品識別子と対になるモードを取得し、当該モードに対応する画面情報を画面情報格納部1103から読み出す。
また、画面情報取得部1105は、受付部1104がアクセスを受け付けた場合、1以上の各物品情報が有する本気度情報に応じて、1以上の異なる画面情報を画面情報格納部1103から取得することは好適である。
さらに、画面情報取得部1105は、受付部1104がアクセスを受け付けた場合、1以上の各物品情報が有するモードと本気度情報に応じて、1以上の異なる画面情報を画面情報格納部1103から取得することは好適である。
画面情報送信部1106は、画面情報取得部1105が取得した1以上の画面情報を、アクセスをした一般端末装置14に送信する。
物品情報蓄積部1107は、受付部1104が受け付けた1以上の物品情報を物品情報格納部1101に蓄積する。なお、ここでの物品情報は、通常、管理者端末装置12から送信された情報である。また、物品情報蓄積部1107は、物品情報の一部の情報(例えば、モードや本気度情報など)を更新する処理も行う。なお、かかる物品情報の一部の情報は、物品主端末装置13から受信された情報でも良い。
好意数更新部1108は、受付部1104が好意情報を受け付けた場合に、好意情報が有する物品識別子と対になる好意数をインクリメントする。
希望情報蓄積部1109は、物品識別子に対応付けて、1以上の希望情報を希望情報格納部1102に蓄積する。
交渉中情報蓄積部1110は、交渉相手情報が受け付けられた場合、物品情報に対応付けて、交渉中であることを示す交渉中情報を、物品情報格納部1101に蓄積する。
判断部1111は、好意数が予め決められた条件を満たすほど大きいか否かを判断する。ここで、予め決められた条件とは、「予め決められた閾値以上であるか否か」「予め決められた期間内においえる好意数が予め決められた閾値以上であるか否か」等である。この条件は、好意数に関連する推奨条件という。
また、判断部1111は、物品に対する1以上の希望金額のうちの最大の希望金額が予め決められた条件を満たすほど大きいか否かを判断する。ここで、予め決められた条件とは、例えば、「予め決められた閾値以上であるか否か」、「希望金額をパラメータとする関数で算出された金額が予め決められた閾値以上であるか否か」、「希望金額が物品主の売買希望金額以上であるか否か」、「希望金額が物品主の貸与希望金額以上であるか否か」等である。この条件は、希望金額に関連する推奨条件という。
推奨情報送信部1112は、判断部1111の判断が、好意数が予め決められた条件を満たすほど大きいとの判断である場合、物品識別子と対になる本気度情報が示す本気度を上げるべき旨の情報である本気度更新推奨情報を、物品識別子と対になる主識別子に対応する物品主端末装置13に送信する。
推奨情報送信部1112は、判断部1111の判断が、最大の希望金額が予め決められた条件を満たすほど大きいとの判断である場合、物品識別子と対になる本気度情報が示す本気度を上げるべき旨の情報である本気度更新推奨情報を、物品識別子と対になる主識別子に対応する物品主端末装置13に送信する。
上記における本気度を上げるべき旨の情報とは、例えば、本気度「普通」を本気度「積極的」に上げるべき旨の情報でも良いし、本気度「消極的」を本気度「積極的」に上げるべき旨の情報でも良いし、本気度「消極的」を本気度「普通」に上げるべき旨の情報でも良い。
算出部1113は、譲渡または貸与の金額、期間情報をパラメータとして、物品主の収益金額および物品の収納業者の収益金額を算出する。つまり、算出部1113は、物品が第三者に譲渡または貸与された場合、物品主とレンタル倉庫等の運営業者との収益の分配を算出する。物品主の収益金額は、通常、例えば、物品を貸与したり譲渡したりしたための持ち主の収益金額と、倉庫を借りた支出金額との差額である。ただし、物品主の収益金額は、物品を貸与したり譲渡したりしたための持ち主の収益金額だけでも良い。また、物品の収納業者の収益金額は、倉庫を貸した収益金額と、物品を貸与したり譲渡したりしたための仲介業者としての収益金額との合計金額である。また、物品の収納業者の収益金額は、物品を貸与したり譲渡したりしたための仲介業者としての収益金額だけでも良い。なお、倉庫を貸した収益金額および倉庫を借りた支出金額は、期間情報をパラメータとして、算出され得る。また、算出部1113は、予め譲渡または貸与の金額、期間情報をパラメータとして収益金額を算出する算出式を、予め保持している。
出力部1114は、算出部1113が算出した物品主の収益金額および物品の収納業者の収益金額を出力する。ここで、出力とは、表示のみでも良いし、物品主端末装置13への送信でも良いし、管理者端末装置12への送信でも良いし、3つの動作のうちの2以上の動作の組み合わせでも良い。
管理者端末装置12を構成する第一受付部121は、データや指示等を受け付ける。第一受付部121は、例えば、1以上の物品情報を受け付ける。物品情報は、上述したように、物品識別子と、物品の画像(通常、写真画像)等を含む。つまり、物品の収納業者が責任を持って、物品の正しい情報を入力する。そして、第一受付部121は、かかる入力である物品情報を受け付ける。また、第一受付部121は、物品情報の更新情報を受け付けても良い。更新情報は、例えば、物品識別子と、物品情報を構成する一部の情報を有する。また、第一受付部121は、例えば、本気度情報が「普通」の物品については1枚の写真を受け付け、本気度情報が「積極的」の物品については2枚以上の写真を受け付ける。物品情報等の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第一受付部121は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一送信部122は、第一受付部121が受け付けた1以上の物品情報をサーバ装置11に送信する。
第一受信部123は、サーバ装置11から情報を受信する。第一受信部123は、例えば、サーバ装置11から物品の収納業者の収益金額を受信する。
第一出力部124は、第一受信部123が受信した情報を出力する。
物品主端末装置13を構成する第二受付部131は、物品主から情報または指示等を受け付ける。第二受付部131は、例えば、物品主からモードや、本気度情報等を受け付ける。第二受付部131は、例えば、物品識別子と変更するモード、または物品識別子と変更する本気度を受け付ける。また、第二受付部131は、例えば、交渉相手を選択する情報である交渉相手情報を受け付ける。
第二送信部132は、第二受付部131が受け付けた情報等をサーバ装置11に送信する。
第二受信部133は、サーバ装置11から情報を受信する。第二受信部133は、例えば、サーバ装置11から物品主の収益金額を受信する。
第二出力部134は、第二受信部133が受信した情報を出力する。
一般端末装置14を構成する第三受付部141は、第三者から情報や指示等を受け付ける。第三受付部141は、例えば、第三出力部144が出力した画面に対する入力を受け付ける。第三受付部141は、例えば、好意的であることを入力するための入力部品に対する押下を受け付ける。なお、当該入力部品が押下された場合、第三受付部141は、物品識別子を含む情報であり、好意的であることを示す情報を受け付ける。また、第三受付部141は、例えば、物品識別子と希望金額とを含む希望情報を受け付ける。
第三送信部142は、第三受付部141が受け付けた情報等をサーバ装置11に送信する。
第三受信部143は、サーバ装置11から情報を受信する。第三受信部143は、例えば、物品の購入や貸与の交渉が成立した旨の情報を受け付ける。
第三出力部144は、第三受信部143が受信した情報を出力する。
物品情報格納部1101、希望情報格納部1102、および画面情報格納部1103は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
画面情報取得部1105、物品情報蓄積部1107、好意数更新部1108、希望情報蓄積部1109、交渉中情報蓄積部1110、判断部1111、および算出部1113は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。画面情報取得部1105等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
画面情報送信部1106、推奨情報送信部1112、出力部1114、第一送信部122、第二送信部132、および第三送信部142は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第一受付部121、第二受付部131、第三受付部141は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。第三受付部141は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第一受信部123、第二受信部133、および第三受信部143は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
第一出力部124、第二出力部134、第三出力部144は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。第一出力部124等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、収納庫物品利用システム1の動作について説明する。まず、サーバ装置11の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)受付部1104は、情報等を受け付けたか否かを判断する。情報等を受け付ければステップS302に行き、情報等を受け付けなければステップS301に戻る。なお、受付部1104が受け付ける情報等は、情報を送信した装置やユーザのカテゴリー(第三者、物品主、管理者のいずれかであるか)を特定する情報が含まれる、とする。
(ステップS302)ステップS301で受け付けた情報等が、一般端末装置14から受け付けた情報等であればステップS303に行き、そうでなければステップS304に行く。
(ステップS303)サーバ装置11は、第三者入力処理を行う。第三者入力処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS304)サーバ装置11は、ステップS301で受け付けた情報等が、物品主端末装置13から受け付けた情報等であればステップS305に行き、そうでなければステップS306に行く。
(ステップS305)サーバ装置11は、物品主入力処理を行う。物品主入力処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS306)サーバ装置11は、ステップS301で受け付けた情報等が、管理者端末装置12から受け付けた情報等であればステップS307に行き、そうでなければステップS301に戻る。
(ステップS307)サーバ装置11は、管理者入力処理を行う。管理者入力処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS303の第三者入力処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)画面情報取得部1105は、受け付けられた情報が、一般端末装置14からのアクセスであるか否かを判断する。一般端末装置14からのアクセスであればステップS402に行き、一般端末装置14からのアクセスでなければステップS410に行く。
(ステップS402)画面情報取得部1105は、受け付けられた情報が、収納業者が保持している物品リストの要求であるか否かを判断する。物品リストの要求であればステップS403に行き、物品リストの要求でなければステップS406に行く。
(ステップS403)画面情報取得部1105は、物品情報格納部1101から1以上の物品情報を読み出す。
(ステップS404)画面情報取得部1105は、画面情報格納部1103から、物品リストに対応する画面情報を読み出し、ステップS403で読み出した1以上の物品情報を、当該画面情報に付加し、送信する画面情報を構成する。
(ステップS405)画面情報送信部1106は、ステップS404で構成された画面情報を、アクセスした一般端末装置14に送信する。上位処理にリターンする。
(ステップS406)画面情報取得部1105は、受け付けられた情報が、一の物品情報に対するアクセスであるか否かを判断する。一の物品情報に対するアクセスであればステップS407に行き、一の物品情報に対するアクセスでなければ上位処理にリターンする。なお、一の物品情報に対するアクセスとは、例えば、一の物品情報の詳細情報の出力の指示である。
(ステップS407)画面情報取得部1105は、アクセスに含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS408)画面情報取得部1105は、ステップS407で取得した物品識別子と対になるモード、または対になる本気度情報、または対になるモードと本気度情報を、物品情報格納部1101から取得する。
(ステップS409)画面情報取得部1105は、ステップS408で取得したモード等に対応する画面情報を画面情報格納部1103から読み出す。そして、画面情報取得部1105は、当該画面情報に、当該物品識別子に対応する物品情報を付加し、送信する画面情報を構成する。ステップS405に行く。
(ステップS410)画面情報取得部1105は、受け付けられた情報が、一般端末装置14から送信された好意情報であるか否かを判断する。好意情報であればステップS411に行き、好意情報でなければステップS416に行く。
(ステップS411)好意数更新部1108は、好意情報に含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS412)好意数更新部1108は、ステップS411で取得した物品識別子と対になる好意数を更新する。つまり、好意数更新部1108は、好意数を1インクリメントする。
(ステップS413)判断部1111は、好意数に関連する推奨条件を取得する。なお、この推奨条件は、例えば、判断部1111が予め保持している。
(ステップS414)判断部1111は、ステップS411で取得した物品識別子に対応する好意数が、ステップS413で取得した推奨条件に合致するか否かを判断する。推奨条件に合致すればステップS415に行き、合致しなければ上位処理にリターンする。なお、ここで、判断部1111は、ステップS411で取得した物品識別子に対応する本気度情報および好意数が、ステップS413で取得した推奨条件に合致するか否かを判断しても良い。
(ステップS415)推奨情報送信部1112は、本気度を上げるべき旨の情報を、当該物品識別子に対応する物品主の物品主端末装置13に送信する。上位処理にリターンする。
(ステップS416)画面情報取得部1105は、受け付けられた情報が、一般端末装置14から送信された希望情報であるか否かを判断する。希望情報であればステップS417に行き、希望情報でなければ上位処理にリターンする。
(ステップS417)希望情報蓄積部1109は、希望情報に含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS418)希望情報蓄積部1109は、ステップS417で取得した物品識別子と対になる金額情報等を蓄積する。
(ステップS419)判断部1111は、希望金額に関連する推奨条件を取得する。なお、この推奨条件は、例えば、判断部1111が予め保持している。
(ステップS420)判断部1111は、ステップS417で取得した物品識別子に対応する最大の希望金額が、ステップS419で取得した推奨条件に合致するか否かを判断する。推奨条件に合致すればステップS421に行き、合致しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS421)推奨情報送信部1112は、本気度を上げるべき旨の情報を、当該物品識別子に対応する物品主の物品主端末装置13に送信する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS305の物品主入力処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)物品情報蓄積部1107は、モードまたは本気度情報の変更指示であるか否かを判断する。変更指示であればステップS502に行き、変更指示でなければステップS504に行き。なお、変更指示は、物品識別子を有する。
(ステップS502)物品情報蓄積部1107は、変更指示に含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS503)物品情報蓄積部1107は、ステップS502で取得した物品識別子に対応するモードまたは本気度情報を、変更指示に含まれるモードまたは本気度情報に変更する。上位処理にリターンする。
(ステップS504)交渉中情報蓄積部1110は、交渉相手情報であるか否かを判断する。交渉相手情報であればステップS505に行き、交渉相手情報でなければステップS507に行く。なお、交渉相手情報は、物品識別子を有する。
(ステップS505)交渉中情報蓄積部1110は、交渉相手情報に含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS506)交渉中情報蓄積部1110は、ステップS505で取得した物品識別子に対応付けて、交渉中情報を物品情報格納部1101に蓄積する。上位処理にリターンする。
(ステップS507)算出部1113は、契約成立情報であるか否かを判断する。契約成立情報であればステップS508に行き、契約成立情報でなければ上位処理にリターンする。なお、契約成立情報は、物品識別子を有する。また、契約成立情報である場合、図示しない蓄積手段が、当該契約成立情報を物品識別子に対応付けて物品情報格納部1101に蓄積することは好適である。
(ステップS508)算出部1113は、契約成立情報が有する物品識別子を取得する。
(ステップS509)算出部1113は、ステップS508で取得した物品識別子に対応する譲渡または貸与の金額、および物品の収納期間を示す期間情報を取得する。
(ステップS510)算出部1113は、格納している演算式の情報を読み出し、金額と期間情報とを当該演算式に代入し、実行する。そして、算出部1113は、物品主の収益金額および物品の収納業者の収益金額を算出する。
(ステップS511)出力部1114は、ステップS510で算出された2つの収益金額を出力する。上位処理にリターンする。
なお、図5のフローチャートにおいて、物品主から一の物品情報に対するアクセスを受け付けた場合、図4のステップS406からS409の処理を実行しても良い。
次に、ステップS307の管理者入力処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)物品情報蓄積部1107は、受け付けられた情報が新しい物品情報であるか否かを判断する。新しい物品情報であればステップS602に行き、新しい物品情報でなければステップS604に行く。
(ステップS602)物品情報蓄積部1107は、ユニークな物品識別子を生成する。物品情報蓄積部1107は、例えば、物品識別子の最大値を取得し、当該最大値に1をインクリメントした値を、物品識別子として取得する。
(ステップS603)物品情報蓄積部1107は、受け付けられた物品情報に物品識別子を加えた情報(これも物品情報という)を、物品情報格納部1101に蓄積する。上位処理にリターンする。
(ステップS604)物品情報蓄積部1107は、受け付けられた情報が物品情報の更新情報であるか否かを判断する。物品情報の更新情報であればステップS605に行き、物品情報の更新情報でなければ上位処理にリターンする。
(ステップS605)物品情報蓄積部1107は、受け付けられた物品情報の更新情報に含まれる物品識別子を取得する。
(ステップS606)物品情報蓄積部1107は、ステップS605で取得した物品識別子と対になる情報であり、物品情報の更新情報に含まれる情報を更新する。上位処理にリターンする。
なお、図6のフローチャートにおいて、管理者から一の物品情報に対するアクセスを受け付けた場合、図4のステップS406からS409の処理を実行しても良い。
次に、管理者端末装置12の動作について説明する。第一受付部121は、収納業者等から1以上の物品情報や物品情報の更新情報等を受け付ける。第一送信部122は、第一受付部121が受け付けた1以上の物品情報等をサーバ装置11に送信する。また、第一受信部123は、サーバ装置11から物品の収納業者の収益金額を受信する。そして、第一出力部124は、第一受信部123が受信した収益金額を出力する。
次に、物品主端末装置13の動作について説明する。第二受付部131は、物品主からモードや本気度情報等を受け付ける。そして、第二送信部132は、第二受付部131が受け付けたモードや本気度情報等をサーバ装置11に送信する。また、第二受信部133は、サーバ装置11から物品主の収益金額を受信する。そして、第二出力部134は、第二受信部133が受信した収益金額を出力する。
次に、一般端末装置14の動作について説明する。第三受付部141は、第三者から情報や指示等を受け付ける。そして、第三送信部142は、第三受付部141が受け付けた情報等をサーバ装置11に送信する。また、情報等の送信に対応して、第三受信部143は、サーバ装置11から情報を受信する。そして、第三出力部144は、第三受信部143が受信した情報を出力する。
以下、本実施の形態における収納庫物品利用システム1の具体的な動作について説明する。収納庫物品利用システム1の概念図は図1である。
今、モードは、「譲渡可能」または「貸与可能」または「譲渡も貸与も不可」のいずれかを採り得る、とする。また、モード「譲渡可能」は、ここでは、オークションが可能であり、モード「オークション」とも言うこととする。また、モード「貸与可能」は、モード「レンタル」とも言うこととする。さらに、モード「譲渡も貸与も不可」は、モード「非公開」とも言うこととする。
また、本気度情報は、「消極的」または「普通」または「積極的」のいずれかである、とする。但し、モード「非公開」の場合、本気度情報は「消極的」のみである、とする。
また、ここでは、レンタル倉庫を運営する収納業者は、本気度情報が「消極的」である物品に対して、サーバ装置11に物品の名称はアップロードし、物品の写真等はアップロードしない。また、収納業者は、本気度情報が「普通」である物品に対して、物品の名称等に加えて、物品の写真を一枚アップロードする。さらに、収納業者は、本気度情報が「積極的」である物品に対して、物品の名称等に加えて、多方向から撮影した物品の複数の写真をアップロードする、とする。
また、サーバ装置11の画面情報格納部1103には、本気度情報「消極的」と対になる物品情報の物品に対して、物品主用および第三者用の画面情報が格納されている。ここで、第三者用の画面情報は、第三者が好意的であることを入力するための入力部品(ここでは、「いいね」ボタンということとする)による投票が可能な画面を構成する情報である。また、画面情報格納部1103には、モード「オークション」または「レンタル」であり、本気度情報「普通」と対になる物品情報の物品に対して、物品主用および第三者用の画面情報が格納されている。第三者用の画面情報は、「希望金額」「ひと言」の入力が可能な画面を構成する情報である。なお、「希望金額」は、モード「レンタル」の場合は「レンタル希望金額」であり、モード「オークション」の場合は「購入希望金額」である。また、「ひと言」とは、第三者(買い手または借り手)の物品に対する感想等である。具体的には、画面情報格納部1103は、図7、図8、図9に示す画面情報管理表を保持している、とする。ここで、画面情報管理表は、「本気度」「モード」「物品主」「第三者」の属性値を有するレコードを多数管理している。「物品主」は、物品主用に画面情報である。「第三者」は、第三者用に画面情報である。図7〜9において、画面情報は、画面イメージであるが、通常、HTML等のスクリプトである。また、画面情報において、本気度情報が「消極的」である場合は「かなり控えめ」と表示され、「普通」である場合は「少しガンバル」と表示され、「積極的」である場合は「やる気マンマン」と表示される、とする。
また、物品情報格納部1101は、図10に示す物品情報管理表を保持している。物品情報管理表は、「ID」「物品の名称」「モード」「本気度」「好意数」「主情報」「写真」等を有するレコードを1以上、保持している。「主情報」は、「主識別子」「通知先」を有する。「ID」は、物品識別子であり、ここでは、物品情報が入力されるごとに、インクリメントされた物品識別子が生成され、蓄積される。「主識別子」は、ここではIDであるが、物品主の氏名等でも良い。「通知先」は、ここでは、物品主のメールアドレスであるが、通信するための情報であれば何でも良い。また、「写真」は、物品の写真である。なお、物品情報管理表の物品情報は、収納業者がレンタル倉庫で預かった物品の情報を入力した情報である。さらに、図示しないが、物品情報管理表のレコードは、「コメント」、「使用希望条件」、「レンタル料金(1日あたり)」、「回答期限」、「売買希望条件(最低金額)」「ひと言」「お伝えメモ」「条件」等を有する。「コメント」は、物品主が入力する物品に対するコメントである。「使用希望条件」は、レンタルする場合の物品主のレンタル希望の期間である。「レンタル料金(1日あたり)」は、レンタルする場合の物品主のレンタル希望料金(1日あたり)である。「回答期限」は、レンタルまたは譲渡の申し出を受け付ける期限である。「売買希望条件(最低金額)」は、物品を譲渡する場合の物品主の希望の最低金額である。「ひと言」は、第三者の物品に対する感想である。「お伝えメモ」は、物品主がレンタルまたは譲渡を受ける第三者に対して伝えたい内容です。「条件」は、物品をレンタルや譲渡する場合の物品主側から出される条件(料金、保険料等)である。
また、希望情報格納部1102は、図11に示す希望情報管理表を保持している。希望情報管理表は、「ID」「物品識別子」「売買等希望金額」「レンタル希望期間」「ユーザ識別子」「ユーザ連絡先情報」「第三者希望金額」等の属性値を有するレコードを複数管理している。「売買等希望金額」は、物品主がレンタルや譲渡する際の希望金額である。「第三者希望金額」は、第三者がレンタルや譲渡してもらう際の希望金額である。
さらに、判断部1111は、条件1「好意数>=50」を保持している、とする。また、判断部1111は、条件2「第三者希望金額>=売買等希望金額」を保持している、とする。なお、条件1は、好意数に関連する推奨条件である。条件2は、希望金額に関連する推奨条件である。
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。
(具体例1)
まず、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主が、物品「ひな人形」を、レンタル倉庫の収納業者まで持ってきて、「ひな人形」を預けた、とする。また、物品主は、モード「レンタル」、本気度「普通」を選択した、とする。
次に、収納業者の担当者は、物品「ひな人形」の写真を撮って、当該写真と、物品の名称「ひな人形」、モード「レンタル」、本気度「普通」、好意数「0」、主識別子「W012」、通知先「w12@cc.jp」等を、管理者端末装置12に入力する。
次に、管理者端末装置12の第一受付部121は、かかる物品情報を受け付け、第一送信部122は、当該物品情報をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、新しい物品情報を受信する。そして、物品情報蓄積部1107は、ユニークな物品識別子「239」を生成する。次に、物品情報蓄積部1107は、受信された物品情報に物品識別子「239」を加えた情報を、図10の物品情報管理表に蓄積し、図12の物品情報管理表を得る。なお、図12の物品情報管理表の物品識別子「239」のレコードの好意数はデフォルトの「0」である。また、図12において、「ID」が物品識別子である。
次に、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主は、自分の物品主端末装置13からサーバ装置11にアクセスする。アクセスは、収納業者に預けた物品「ひな人形」のレンタルの条件を入力するためのアクセスである。なお、このアクセスは、物品「ひな人形」の物品識別子「239」を含む。また、アクセスは、物品主であることを示す情報を含む。物品主であることを示す情報は、ユーザのカテゴリーを示す情報である。ユーザのカテゴリーを示す情報は、物品主であることを示す情報、第三者であることを示す情報、収納業者の担当者であることを示す情報などのうちのいずれでも良い。
そして、物品主端末装置13の第二受付部131は、物品識別子「239」を含む画面情報へのアクセス指示を受け付ける。次に、第二送信部132は、当該アクセス指示をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品識別子「239」を含むアクセス指示を受信する。そして、画面情報取得部1105は、アクセス指示から物品識別子「239」、および物品主であることを示す情報を取得する。次に、画面情報取得部1105は、物品識別子「239」と対になるモード「レンタル」、本気度「普通」を、図12の物品情報管理表から取得する。次に、画面情報取得部1105は、ユーザのカテゴリー「物品主」、モード「レンタル」、および本気度「普通」に対応する画面情報を画面情報管理表(図8参照)から読み出す。次に、画面情報取得部1105は、物品識別子「239」に対応する情報であり、読み出した画面情報に埋め込まれるべき1以上の属性値を取得し、当該取得した1以上の属性値を読み出した画面情報に埋め込み、送信する画面情報を構成する。
次に、画面情報送信部1106は、当該画面情報をアクセスした物品主端末装置13に送信する。
次に、物品主端末装置13の第二受信部133は、サーバ装置11から画面情報を受信する。
次に、第二出力部134は、受信された画面情報を出力する。そして、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主は、物品主端末装置13の出力された画面の各フィールドに、図13に示すように情報を入力する。そして、第二受付部131は、各種の情報を受け付ける。
次に、第二送信部132は、物品識別子「239」、使用希望条件「2012/2/20〜2012/3/5」、レンタル料金(1日あたり)「500円」、回答期限「2011/12/20」を有する送信情報を構成する。なお、図13において、グレーアウトされているフィールドの情報は、受信された画面情報に元々含まれていた情報である。そして、第二送信部132は、構成した送信情報をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品識別子「239」、使用希望条件「2012/2/20〜2012/3/5」、レンタル料金(1日あたり)「500円」、回答期限「2011/12/20」を有する送信情報を受信する。
次に、図示しない更新部は、物品識別子「239」を含むレコードに、物品情報の使用希望条件「2012/2/20〜2012/3/5」、レンタル料金(1日あたり)「500円」、回答期限「2011/12/20」を書き込む。つまり、図12における物品識別子「239」を含む物品情報は、物品の名称「ひな人形」、モード「レンタル」、本気度「普通」、好意数「0」、主識別子「W012」、通知先「w12@cc.jp」、ひな人形の写真、使用希望条件「2012/2/20〜2012/3/5」、レンタル料金(1日あたり)「500円」、回答期限「2011/12/20」等の属性値を有することとなった。
次に、ユーザ識別子「U053」で識別される第三者は、物品リストの要求を一般端末装置14に入力する。次に、一般端末装置14を構成する第三受付部141は、当該第三者から物品リストの要求を受け付ける。次に、第三送信部142は、第三受付部141が受け付けた物品リストの要求をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品リストの要求を受け付ける。そして、画面情報取得部1105は、物品情報格納部1101から1以上の物品情報を読み出す。次に、画面情報取得部1105は、画面情報格納部1103から、物品リストに対応する画面情報を読み出し、読み出した1以上の物品情報を、当該画面情報に付加し、物品リストの画面情報を構成する。次に、画面情報送信部1106は、構成された物品リストの画面情報を、アクセスした一般端末装置14に送信する。
次に、一般端末装置14の第三受信部143は、物品リストの画面情報を受信する。そして、第三出力部144は、物品リストの画面情報を出力する。
かかる状況において、ユーザ識別子「U053」で識別される第三者は、物品識別子「239」で識別される物品「ひな人形」の物品情報に対するアクセスを入力する。次に、第三受付部141は、物品識別子「239」を有する物品情報に対するアクセスを受け付ける。そして、第三送信部142は、サーバ装置11にアクセスする。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品識別子「239」を有する物品情報に対するアクセスを受信する。次に、画面情報取得部1105は、アクセスに含まれる物品識別子「239」を取得する。また、画面情報取得部1105は、取得した物品識別子「239」と対になるモード「レンタル」と本気度情報「普通」を、物品情報管理表(図12)から取得する。次に、画面情報取得部1105は、取得したモード「レンタル」と本気度情報「普通」に対応する第三者用の画面情報(図8)を画面情報格納部1103から読み出す。そして、画面情報取得部1105は、当該画面情報に、物品識別子「239」に対応する物品情報を付加し、送信する画面情報を構成する。
次に、画面情報送信部1106は、構成された画面情報を、ユーザ識別子「U053」で識別される第三者の一般端末装置14に送信する。
次に、一般端末装置14の第三受信部143は、画面情報を受信する。そして、第三出力部144は、画面情報を出力する。そして、ユーザ識別子「U053」で識別される第三者は、図14に示すように、画面上の「ひと言」のフィールドに、物品「ひな人形」に対する思いを入力する。そして、第三者の指示により、入力した情報「一目ぼれしました。大切に扱いますので、孫のためにお借りしたいです。」が、一般端末装置14からサーバ装置11に送信される。
次に、サーバ装置11は、一般端末装置14から情報「一目ぼれしました。大切に扱いますので、孫のためにお借りしたいです。」を受信し、物品識別子「239」と対応付けて蓄積する。
以上、本具体例によれば、物品情報が有する本気度情報やモードにより、サーバ装置11から送信される画面情報が異なることにより、本気度情報やモードに応じた適切な情報の入力が可能となる。その結果、レンタル倉庫等に収納された物品を効果的に利用できる環境を提供できる。
(具体例2)
具体例2において、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主が、物品「ひな人形」を、レンタル倉庫の収納業者まで持ってきて、「ひな人形」を預けた、とする。また、物品主は、モード「非公開」、本気度「消極的」を選択した、とする。
そして、図10の物品情報管理表の状態の時に、収納業者の担当者は、物品の名称「ひな人形」、モード「非公開」、本気度「消極的」、好意数「0」、主識別子「W012」、通知先「w12@cc.jp」等を、管理者端末装置12に入力する。すると、具体例1で説明した動作と同様の動作により、新しい物品情報が物品情報管理表に蓄積される。そして、物品情報管理は、図15のようになる。
次に、ユーザ識別子「W012」の物品主は、自分の物品主端末装置13に、物品情報のアクセス指示をした、とする。なお、このアクセス指示は、物品識別子「239」、物品主であることを示す情報(ユーザ識別子「W012」でも良い)を含む。
次に、物品主端末装置13の第二受付部131は、物品識別子「239」を有するアクセス指示を受け付ける。次に、第二送信部132は、当該アクセス指示をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、当該アクセス指示を受信する。そして、画面情報取得部1105は、アクセスに含まれる物品識別子「239」を取得する。
次に、画面情報取得部1105は、取得した物品識別子「239」と対になるモード「非公開」と本気度情報「消極的」とを物品情報管理表(図15)から取得する。次に、画面情報取得部1105は、ユーザのカテゴリー「物品主」、モード「非公開」および本気度情報「消極的」に対応する画面情報を画面情報管理表(図7参照)から読み出す。
次に、画面情報送信部1106は、当該画面情報をアクセスした物品主端末装置13に送信する。
次に、物品主端末装置13の第二受信部133は、サーバ装置11から画面情報を受信する。
次に、第二出力部134は、受信された画面情報を出力する。そして、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主は、物品主端末装置13の出力された画面のフィールド「コメント」に、図16に示すように情報「母より譲り受けた大切な雛人形です。」を入力する。そして、第二受付部131は、各種の情報を受け付ける。なお、図16の画面において、物品主は、「レンタルへ」ボタンまたは「オークションへ」ボタンを押下することにより、モードを「非公開」から「レンタル」または「オークション」に変更できる。
次に、第三者が物品識別子「239」を有する物品情報へのアクセス指示を行った、とする。なお、アクセス指示は、アクセス者が第三者である旨の情報も含む。
そして、第三者の一般端末装置14の第三受付部141は、アクセス指示を受け付ける。次に、第三送信部142は、アクセス指示をサーバ装置11に送信する。
そして、サーバ装置11の受付部1104は、当該アクセス指示を受信する。そして、画面情報取得部1105は、アクセスに含まれる物品識別子「239」を取得する。
次に、画面情報取得部1105は、取得した物品識別子「239」と対になるモード「非公開」と本気度情報「消極的」とを物品情報管理表(図15)から取得する。次に、画面情報取得部1105は、ユーザのカテゴリー「第三者」、モード「非公開」および本気度情報「消極的」に対応する画面情報を画面情報管理表(図7参照)から読み出す。
次に、画面情報送信部1106は、当該画面情報をアクセスした物品主端末装置13に送信する。
次に、物品主端末装置13の第二受信部133は、サーバ装置11から画面情報を受信する。
次に、第二出力部134は、受信された画面情報を、図17に示すように出力する。そして、第三者は、図17の画面の「いいね」ボタンを押下した、とする。すると、第三受付部141は、物品識別子「239」を含む好意情報を受け付ける。そして、第三送信部142は、当該好意情報をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品識別子「239」を含む好意情報を受信する。そして、好意数更新部1108は、物品識別子「239」に対応する属性値「好意数」を1インクリメントする。
以上の処理を、多数の第三者が行い、物品識別子「239」と対になる好意数が「50」になった、とする。すると、判断部1111は、好意数に関連する推奨条件「好意数>=50」を取得する。そして、判断部1111は、物品識別子「239」に対応する好意数「50」が、推奨条件「好意数>=50」に合致する、と判断する。
次に、推奨情報送信部1112は、本気度を上げるべき旨の情報(例えば、現在の「消極的」から「普通」に上げるべき旨の情報)を、当該物品識別子に対応する物品主の物品主端末装置13に送信する。
次に、物品主端末装置13の第二受信部133は、本気度を上げるべき旨の情報を受信し、第二出力部134は、当該情報を出力する。
そして、物品識別子「239」の物品の物品主は、図16の画面の本気度を「かなり控えめ」から「少しガンバル」に変更するべく、「少しガンバル」をマウス等で指示する。そして、サーバ装置11に送信する。なお、送信する情報は、物品情報の変更指示であり、物品識別子「239」と本気度情報「普通」を含む。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、物品情報の変更指示を受信する。そして、物品情報蓄積部1107は、変更指示に含まれる物品識別子「239」を取得する。そして、物品情報蓄積部1107は、物品情報管理表内の物品識別子「239」に対応する本気度情報を、変更指示に含まれる本気度情報「普通」に変更する。
以上、本具体例によれば、物品情報が有する本気度情報やモードにより、サーバ装置11から送信される画面情報が異なることにより、本気度情報やモードに応じた適切な情報の入力が可能となる。その結果、レンタル倉庫等に収納された物品を効果的に利用できる環境を提供できる。また、好意数が予め決められた条件を満たすほど大きい場合、物品主に、本気度を上げるべき旨の情報が送信される。そのため、収納倉庫に存在する物品のレンタルや譲渡が活性化できる。
(具体例3)
具体例3において、算出部1113は、収益金額の演算式「物品主の収益金額=譲渡または貸与の金額×0.8−期間情報が示す月数×1000円」および「収納業者の収益金額=譲渡または貸与の金額×0.2+期間情報が示す月数×1000円」を保持している、とする。
具体例3において、ユーザ識別子「W012」で識別される物品主が、物品「ひな人形」を、レンタル倉庫の収納業者まで持ってきて、「ひな人形」を預けた、とする。また、物品主は、モード「オークション」、本気度「普通」を選択した、とする。また、物品主は、売買希望価格を「100,000円」と決定した、とする。
そして、図11に示す希望情報管理表の「ID=89」のレコードが追記された、とする。
次に、ユーザ識別子「G002」で識別される第三者は、一般端末装置14に、物品識別子「239」の物品情報へのアクセス指示を入力し、一般端末装置14には、当該物品情報を有する画面が表示された、とする。なお、一般端末装置14における画面の表示処理は、上記で説明済みであるので、説明は省略する。
次に、第三者は、購入希望金額「110,000円」およびひと言「一目ぼれしました。大切に扱いますので、孫のために譲受けしてほしいです。」を入力する(図18参照)。
そして、第三者は送信の指示を入力すると、物品識別子「239」、購入希望金額「110,000円」、およびユーザ識別子「G002」等を有する希望情報は、サーバ装置11に送信される。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、希望情報を受信する。そして、希望情報蓄積部1109は、希望情報に含まれる物品識別子「239」を取得する。次に、希望情報蓄積部1109は、物品識別子「239」と対になる金額情報「110,000円」等を蓄積する。つまり、図11の希望情報管理表の「ID=89」のレコードが有する属性値「第三者希望金額」に「110,000円」、ユーザ識別子「G002」等を追記する。なお、図11のレコードにおいて、属性「ユーザ識別子」は図示していない。
次に、判断部1111は、希望金額に関連する推奨条件「第三者希望金額>=売買等希望金額」を取得する。次に、判断部1111は、物品識別子「239」の売買等希望金額「100,000円」を図11の希望情報管理表から読み出す。そして、判断部1111は、物品識別子「239」に対応する最大の希望金額「110,000円」が、推奨条件「第三者希望金額>=売買等希望金額」に合致する、と判断する。
次に、推奨情報送信部1112は、本気度を上げるべき旨の情報を、当該物品識別子に対応する物品主「W012」の物品主端末装置13に送信する。なお、送信には、通常、ユーザ連絡先情報「w12@cc.jp」が使用される。
また、物品主「W012」は、物品主端末装置13に、交渉相手情報を入力する。交渉相手情報は、物品識別子「239」、およびユーザ識別子「G002」を有する。そして、物品主端末装置13は交渉情報をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、当該交渉情報を受信する。そして、交渉中情報蓄積部1110は、交渉相手情報に含まれる物品識別子「239」を取得する。そして、交渉中情報蓄積部1110は、物品識別子「239」に対応付けて、交渉中情報を物品情報管理表に蓄積する。これにより、物品識別子「239」の譲渡が交渉中であることが第三者に知らせることができる。
次に、交渉が完了し、物品主は、物品主端末装置13に契約の成立を示す契約成立情報を入力する。契約成立情報は、物品識別子「239」、ユーザ識別子「G002」、譲渡金額等を有する。そして、物品主の指示により、物品主端末装置13の第二送信部132は、契約成立情報をサーバ装置11に送信する。
次に、サーバ装置11の受付部1104は、当該契約成立情報を受信する。そして、算出部1113は、契約成立情報が有する物品識別子「239」を取得する。次に、算出部1113は、物品識別子「239」に対応する譲渡金額「110,000円」、および物品の収納期間を示す期間情報「6ヶ月」を取得する。なお、期間情報は、図示しないが、物品情報管理表に格納されている、とする。そして、算出部1113は、保持している2つの演算式「物品主の収益金額=譲渡または貸与の金額×0.8−期間情報が示す月数×1000円」および「収納業者の収益金額=譲渡または貸与の金額×0.2+期間情報が示す月数×1000円」を読み出す。そして、譲渡金額「110,000円」、期間情報「6ヶ月」を演算式に代入し、「物品主の収益金額=82,0000円」および「収納業者の収益金額=28,000円」を算出する。そして、出力部1114は、算出された2つの収益金額を出力する。
以上、本具体例によれば、納入またはレンタルの希望金額が予め決められた条件を満たすほど大きい場合、物品主に、本気度を上げるべき旨の情報が送信される。そのため、収納倉庫に存在する物品のレンタルや譲渡が活性化できる。また、本具体例によれば、物品主と収納業者の適正な収益を算出できる。
以上、本実施の形態によれば、物品情報が有する本気度情報やモードにより、サーバ装置11から送信される画面情報が異なることにより、本気度情報やモードに応じた適切な情報の入力が可能となる。その結果、レンタル倉庫等に収納された物品を効果的に利用できる環境を提供できる。そして、持ち主の物品に対する思いに応じた、物品の適切な利用が可能になる。
また、本実施の形態によれば、レンタル倉庫等に収納された物品に対する第三者の評価を知ることができ、物品の適切な利用が可能になり得る。
また、本実施の形態によれば、物品の持ち主ではなく、レンタル倉庫等の運営業者が物品情報を登録することにより、適切な情報を第三者に提示でき、安全な取引が可能になる。
また、物品が第三者に譲渡または貸与された場合、物品の持ち主とレンタル倉庫等の運営業者とが適切に収益を分配できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態におけるサーバ装置11を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、例えば、記録媒体に、物品を識別する物品識別子と、当該物品の画像と、当該物品が「譲渡可能」または「貸与可能」または「譲渡も貸与も不可」のうちの少なくとも2以上のうちのいずれかであるかを示す情報であるモードと、当該物品の持ち主を識別する主識別子とを有する1以上の物品情報と、前記2以上の各モードに対応する2以上の画面を示す2以上の画面情報とを格納しており、コンピュータを、第三者の端末装置から1以上の物品情報に対するアクセスを受け付ける受付部と、前記受付部がアクセスを受け付けた場合、前記1以上の各物品情報が有するモードに応じて、1以上の異なる画面情報を前記画面情報格納部から取得する画面情報取得部と、前記1以上の画面情報を前記第三者の端末装置に送信する画面情報送信部として機能させるためのプログラム、である。
また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した実施の形態のサーバ装置11等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図19は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図20は、コンピュータシステム300のブロック図である。
図19において、コンピュータシステム300は、FDドライブ、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図20において、コンピュータ301は、FDドライブ3011、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD−ROMドライブ3012及びFDドライブ3011に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015とに接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態のサーバ装置11等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101、またはFD3102に記憶されて、CD−ROMドライブ3012またはFDドライブ3011に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101、FD3102またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態のサーバ装置11等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。