JP2013092278A - 換気扇 - Google Patents

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JP2013092278A JP2011233451A JP2011233451A JP2013092278A JP 2013092278 A JP2013092278 A JP 2013092278A JP 2011233451 A JP2011233451 A JP 2011233451A JP 2011233451 A JP2011233451 A JP 2011233451A JP 2013092278 A JP2013092278 A JP 2013092278A
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Abstract

【課題】換気扇を簡単かつ容易に、しかも速やかに建物に取り付け、また取り外しする。
【解決手段】換気扇は、枠体1に、突出位置と引込位置とに出入りできるように連結してなる固定片3と、この固定片3を枠体1の外面から弾性的に突出させて、突出部3Tを建物の固定穴の内面に押圧して枠体1を固定穴に抜けない状態に固定する突出弾性体4と、固定片3を突出位置と引込位置とに移動させて、突出位置と引込位置とに停止させるストッパ5と、このストッパ5に連結されて、ストッパ5でもって固定片3を突出位置と引込位置とに切り換える操作部6とを備えている。換気扇は、操作部6を操作して、ストッパ5で固定片3を引込位置に停止させて、枠体1を固定穴に脱着し、操作部6を操作して、ストッパ5で固定片3を突出位置に停止させて、突出位置の固定片3を突出弾性体4で固定穴の内面に押圧して、枠体1を建物の固定穴に固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物の壁に設けている固定穴に取り付けられる換気扇に関し、とくに、固定穴から簡単に脱着できる換気扇に関する。
換気扇は、建物に設けている固定穴に枠体を挿入して固定される。従来の換気扇は、建物の固定穴に確実に固定するために、枠体から外側に突出する止ネジを設けている。この換気扇は、止ネジをねじ込んで、その先端を固定穴の内面に押し付けて枠体を固定穴に抜けないように固定している。換気扇は、汚れた状態から綺麗に洗浄するためには、建物から外す必要がある。この換気扇は、ファンを外し、止ネジを緩めて固定穴から外すことができる。ただ、この構造の換気扇は、止ネジを緩めるのが簡単でなく、全てのユーザーが簡単に脱着できない欠点がある。
この欠点を解消するために、脱着を容易にする換気扇が開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開平7−151364号公報 特開平7−217957号公報
これ等の公報に記載する換気扇は、枠体の外側に弾性的に突出するストッパ片を設けている。枠体を建物の固定穴に挿入すると、ストッパ片が固定穴の内面を弾性的に押圧して、抜けないように固定される。換気扇を外すときは、ストッパ片に設けている操作部を引き下げて、ストッパ片が固定穴の内面を弾性的に押圧するのを解除する。操作部は、枠体の内側に設けている。この操作部が引き下げられると、ストッパ片を固定穴の内面から離す位置に保持する機構も設けている。したがって、操作部を引き下げてストッパ片を固定穴から離した状態で、換気扇を固定穴から引き抜くことができる。
以上の換気扇は、枠体の内側に設けているストッパ片の操作部を引き下げて、建物の固定穴から引き抜くことができるので、止ネジを緩める換気扇に比べるとユーザーが簡単に建物から外すことができる。ただ、この換気扇は、枠体の内側に設けている操作部をユーザーが引き下げるので、全てのユーザーが簡単に換気扇を脱着できない欠点がある。
本発明は、さらに以上の換気扇の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、全てのユーザーが簡単かつ容易に、しかも速やかに建物から外すことができ、また簡単に取り付けできる換気扇を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の換気扇は、建物の壁50に貫通して設けている固定穴51に脱着できるように挿入して取り付けられる枠体1の内側にファンモータ11を設けている。換気扇は、枠体1に、突出位置と引込位置とに出入りできるように連結してなる固定片3と、この固定片3を枠体1の外面から弾性的に突出させて、突出部3Tを建物の固定穴51の内面に押圧して枠体1を固定穴51に抜けない状態に固定する突出弾性体4と、固定片3を突出位置と引込位置とに移動させて、突出位置と引込位置とに停止させるストッパ5と、このストッパ5に連結されて、ストッパ5でもって固定片3を突出位置と引込位置とに切り換える操作部6とを備えている。換気扇は、操作部6を操作して、ストッパ5で固定片3を引込位置に停止させて、枠体1を固定穴51に脱着し、操作部6を操作して、ストッパ5で固定片3を突出位置に停止させて、突出位置の固定片3を突出弾性体4で固定穴51の内面に押圧して、枠体1を建物の固定穴51に固定する。
以上の換気扇は、全てのユーザーが簡単かつ容易に、しかも速やかに建物から外すことができ、また簡単に取り付けできる。それは、以上の換気扇が、突出位置と引込位置とに出入りできるように枠体に連結してなる固定片を、突出弾性体で枠体の外面から弾性的に突出させて、先端で建物の固定穴の内面を押圧して枠体を固定穴に抜けない状態に固定するからである。さらに、以上の換気扇は、操作部を操作して、ストッパで固定片を突出位置に停止させるので、簡単かつ容易に、しかも速やかに建物の固定穴に脱着できる。
本発明の換気扇は、操作部6が、ストッパ5に連結してなる引っ張り紐6Aを有し、この引っ張り紐6Aが引っ張られる毎に、ストッパ5が固定片3を突出位置と引込位置とに切り換えることができる。
本発明の換気扇は、固定片3を、傾動できるように中間を枠体1に連結し、第1の端部3Aにはストッパ5を連結し、第2の端部3Bには固定穴51の内面を押圧して抜けない状態に固定する係止部8を設けて、ストッパ5で固定片3を傾動させて突出位置と引込位置とに切り換えることができる。
本発明の換気扇は、枠体1の両側に一対の固定片3を設けて、一対の固定片3を回転軸7を介して連結して、回転軸7を介して連動させることができる。
本発明の換気扇は、固定片3の第1の端部3Aに、引っ張りバネの突出弾性体4を連結することができる。
本発明の換気扇は、ストッパ5が、下端に引っ張り紐6Aを連結して、上端を固定片3の第1の端部3Aに突出弾性体4を介して連結している上下ロッド21と、この上下ロッド21を上下に移動できるように連結して、上下ロッド21を枠体1に上下方向に移動できるように連結してなるホルダー20と、このホルダー20に連結されて、引っ張り紐6Aで上下ロッド21を下方に引き下げる毎に、上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止するストッパ機構30とを備えることができる。このストッパ5は、引っ張り紐6Aが上下ロッド21を引き下げる毎に、上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止させて、上下ロッド21を降下位置として固定片3を突出位置に、上下ロッド21を上昇位置として固定片3を引込位置とすることができる。
本発明の換気扇は、ストッパ機構30を、ホルダー20の上下ロッド21との対向面に設けてなる上下ガイド溝31と、この上下ガイド溝31に沿って移動する移動体32と、上下ロッド21の表面であって上下ガイド溝31との対向面に設けられて、移動体32を上下方向に移動させることなく水平方向に移動自在に案内してなる横ガイド溝33とで構成することができる。上下ガイド溝31は、上下方向に延びる上部ガイド溝31Aと、この上部ガイド溝31Aの下端に2分岐して連結している降下ガイド溝31B及び上昇ガイド溝31Cとを設けて、降下ガイド溝31Bと上昇ガイド溝31Cと間にはストッパ凸部34を設けて、降下ガイド溝31Bと上昇ガイド溝31Cとは、互いに下部を連結して、下側連結部31Dの下縁には、中央を山形に上方に突出してなる分離突出部35を設けることができる。さらに、ストッパ凸部34は、その下面に、上昇する移動体32を案内して上昇を阻止するストッパ凹部34Bを設けて、このストッパ凹部34Bは、ここに案内する移動体32を分離突出部35よりも上昇ガイド溝31C側の上方に配置して、さらに、ストッパ凸部34は、その上縁を山形に突出させて頂上34Aを上昇ガイド溝31C側に配置して、上部ガイド溝31Aに沿って降下する移動体32を降下ガイド溝31Bに案内する構造とすることができる。ストッパ機構30は、引っ張り紐6Aが引っ張られて、上下ロッド21が降下されると、上下ロッド21の横ガイド溝33に案内してなる移動体32が上部ガイド溝31Aから降下ガイド溝31Bを沿って移動され、引っ張り紐6Aが引っ張られない状態で、上下ロッド21が突出弾性体4に引き上げられて移動体32がストッパ凹部34Bに案内されて上下ロッド21を降下位置に停止し、この状態で、引っ張り紐6Aが引っ張られて上下ロッド21が降下されると、移動体32が上昇ガイド溝31Cに案内され、引っ張り紐6Aが引っ張られない状態で、移動体32を上昇ガイド溝31Cから上部ガイド溝31Aに沿って移動させて、上下ロッド21を上昇位置に上昇させることができる。
本発明の一実施例にかかる換気扇の底面斜視図である。 図1に示す換気扇の垂直断面図である。 図1に示す換気扇の分解斜視図である。 図3に示す換気扇の枠体を建物の固定穴に脱着する状態を示す分解断面図である。 図4に示す換気扇の枠体を建物の固定穴に固定する状態を示す断面図である。 ストッパの一例を示す分解斜視図である。 図6に示すストッパの上下ガイド溝の正面図であって、移動体が降下する軌跡を示す図ある。 図6に示すストッパの上下ガイド溝の正面図であって、移動体が上昇する軌跡を示す図ある。 本発明の他の一例にかかる換気扇の枠体を建物の固定穴に脱着する状態を示す分解断面図である。 図9に示す換気扇の枠体を建物の固定穴に固定する状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための換気扇を例示するものであって、本発明は換気扇を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図5に示す換気扇は、建物の壁50に貫通して設けている固定穴51に脱着自在に連結して、固定穴51に固定している。建物の壁50は、換気扇を取り付ける位置に、室内と室外とを連通する四角形の開口部を設けて固定穴51としている。図の換気扇は、壁50に開口された固定穴51に、屋内側から屋外側に向かって挿入して定位置に配置している。壁50を貫通して配置される換気扇は、外側面を外部に表出させて、室内の空気を外部に排気する。ただ、換気扇は、壁50を貫通して表出する外側面を、ダクトを介して外部に連通することもできる。
図1ないし図3の換気扇は、固定穴51に脱着できるように挿入して取り付けられる枠体1と、この枠体1の内側に固定されるファンモータ11と、ファンモータ11で回転されるファン12と、枠体1の屋外側に設けられる開閉シャッター13と、枠体1の屋内側に連結されて表面をカバーするカバー部14とを備えている。
枠体1は、金属板を角筒状に成形したもので、壁50に開口された固定穴51に挿入できる形状に成形している。枠体1は、その外形を、固定穴51の内形にほぼ等しくしており、固定穴51の内面に沿って出し入れして、固定穴51に脱着できるようにしている。さらに、枠体1は、屋内側の端縁に、外周方向に突出するフランジ部2を設けている。フランジ部2の外形は、枠体1の外形に沿う方形状であって、固定穴51の内形よりも大きくしている。枠体1は、フランジ部2が壁50の内面に当接するように固定穴51に挿入されて、固定穴51の定位置に連結される。
ファンモータ11は、枠体1の内側に固定される固定部15を介して、枠体1の中央部に固定している。固定部15は、上下の両端を枠体1の上面と下面の内側面に固定しており、その中央部にファンモータ11を固定している。ファンモータ11は、回転軸11Aが枠体1の脱着方向となるように、すなわち、回転軸11Aが壁50に対して垂直方向となるように固定部15に固定している。ファンモータ11の回転軸11Aには、ファン12が脱着自在に取り付けられている。ファン12は、回転軸11Aが挿通される円柱状の固定部12Aの外周に複数のフィン12Bを備えている。ファン12は、空転することなくファンモータ12で駆動されるように回転軸11Aに固定している。
カバー部14は、枠体1の外側に脱着できるように連結される。カバー部14は、図示しないが、上側と下側を枠体に係止して、枠体1に脱着できるように連結される。図2の換気扇は、カバー部14に取っ手14Aを連結している。取っ手14Aは上端と下端とをカバー部14の上下の外側に固定している。このカバー部14は、取っ手14Aを掴んで簡単に枠体1に脱着自できる特徴がある。ただし、カバー部には、両側を掴んで枠体に脱着できるので、必ずしも取っ手を設ける必要はない。
開閉シャッター13は、複数の開閉プレート16を枠体1の屋外側の開口部に開閉自在に設けている。開閉シャッター13は、ファンモータ11が駆動される状態で開放されて、室内の空気を通過させて外部に排気し、ファンモータ11が停止する状態で閉塞される。図2に示す開閉シャッター13は、開閉機構17を介して開閉できる構造としている。図の開閉機構17は、2枚の開閉プレート16に連結されて、2枚の開閉プレート16を同期して開位置と閉位置とに傾動させる駆動プレート17Aと、この駆動プレート17Aに連結されて、駆動プレート17Aを上昇位置と降下位置とに停止させる開閉ストッパ17Bと、この開閉ストッパ17Bを操作する操作部17Cとして、開閉ストッパ17Bから下方に延長して設けた紐体とを備えている。この開閉機構17は、操作部17Cである紐体を下方に引く毎に、開閉ストッパ17Bを介して駆動プレート17Aを上昇位置と降下位置とに停止させて、開閉プレート16を開位置と閉位置とに移動できる構造としている。
さらに、図に示す換気扇は、開閉機構17の操作部17Cを、ファンモータ11のオンオフを制御するスイッチ(図示せず)の操作部にも併用している。すなわち、この換気扇は、操作部17Cである紐体を引いて、開閉機構17で開閉プレート16を開位置とする状態では、ファンモータ11のスイッチをオンに切り換えてファンモータ11を駆動し、さらに、操作部17Cである紐体を引いて開閉機構17で開閉プレート16を閉位置とする状態では、ファンモータ11のスイッチをオフに切り換えてファンモータ11を停止させる。
ただ、開閉シャッターは、必ずしも開閉機構で開閉する構造とする必要はなく、ファンモータで回転されるファンの風圧で開閉する構造とすることもできる。この換気扇は、操作部である紐体をファンモータのスイッチに連動して、この紐体を操作してファンモータのオンオフを制御し、あるいは紐体を設けることなく、ファンモータの電源の供給を制御する電源スイッチを設けて、この電源スイッチ操作して、ファンモータをオンオフに制御することができる。
さらに、図3ないし図5に示す換気扇は、壁50の固定穴51に脱着自在に連結すると共に、固定穴51に枠体1を挿入する状態で抜けないように固定するために、脱着固定機構10を介して枠体1を固定穴51に固定している。脱着固定機構10は、枠体1に、突出位置と引込位置とに出入りできるように連結してなる固定片3と、この固定片3を、枠体1の外面から弾性的に突出させて、突出部3Tを建物の固定穴51の内面に押圧させて枠体1を固定穴51に抜けない状態に固定する突出弾性体4と、固定片3を突出位置と引込位置とに移動させて、突出位置と引込位置とに停止させるストッパ5と、このストッパ5に連結されて、ストッパ5でもって固定片3を突出位置と引込位置とに切り換える操作部6とを備えている。
固定片3は、金属プレート又は金属ロッドを所定の形状に加工したもので、枠体1に対して、突出位置と引込位置とに出入りできるように枠体1に連結している。図3の固定片3は、枠体1の側面と平行な垂直面内で傾動できるように枠体1の側面に配置している。枠体1の側面に配置される固定片3は、突出位置に傾動される状態で、固定片3の一部である突出部3Tを枠体1の上面から上方に突出させ、引込位置に傾動される状態で、突出部3Tを枠体1の上面よりも下方に引き込む構造としている。図の固定片3は金属プレートで、平面状の固定片3を、枠体1の側面と平行な姿勢で配置している。図の固定片3は、枠体1の側面の外側面に配置しているが、固定片は側面の内側面に配置することもできる。
固定片3は、回転軸7を介して枠体1に連結している。回転軸7は、固定片3を枠体1の側面と平行な面内で傾動できるように、側面対して垂直な姿勢で枠体1に連結している。図の回転軸7は金属ロッドで、軸受18を介して枠体1の上面に回転できるように連結している。ただ、回転軸は、枠体の両側の側面を貫通する構造として、枠体の内部に配置することもできる。図の回転軸7は、枠体1の両側まで延長しており、両端に一対の固定片3X、3Yを固定している。一対の固定片3X、3Yは、回転軸7を介して連動するように連結している。この構造は、枠体1の両側に設けた固定片3X、3Yを同時に傾動させて突出位置と引込位置とに出入りさせる。枠体1の両側に一対の固定片3X、3Yを備える脱着固定機構10は、両側の固定片3X、3Yで固定穴51の内面を同時に押圧するので、枠体1をより強固に固定穴51に固定できる。ただ、脱着固定機構は、枠体の片側にのみ固定片を設けることもできる。
図2の換気扇は、一方の固定片3Yの係止部8を、他方の固定片3Xの係止部8よりも高く突出させている。この構造の換気扇は、両方の固定片3X、3Yを均等に固定穴の内面に突出させて確実に固定できる。枠体の両側に固定片3X、3Yを設けて、一方の固定片3Xに突出弾性体を連結している換気扇は、片方の固定片3Xを突出弾性体4で直接に固定穴の内面に押圧し、他方の固定片3Yを回転軸7を介して固定穴の内面に押圧する。回転軸7を介して突出弾性体4が固定穴の内面に押圧する片方の固定片3Yは、直接に突出弾性体4で固定穴の内面に押圧される固定片3Xよりも、固定穴の内面を押圧する状態での突出量が少なくなる。回転軸7の捻れが、固定片3Yの突出量を少なくするからである。図2に示すように、固定片3Yを固定片3Xよりも高く突出させる換気扇は、回転軸7の捻れても、両方の固定片を同じように固定穴の内面に突出させて、換気扇を確実に固定穴に固定できる。
図3ないし図5に示す固定片3Xは、傾動できるように中間を回転軸7を介して枠体1に連結すると共に、第1の端部3Aにはストッパ5を連結して、第2の端部3Bには、枠体1から突出して固定穴51の内面を押圧する係止部8を設けている。ここで、回転軸7の両側に固定される一対の固定片3X、3Yは、一方の固定片3X(図3においては、手前側の固定片3X)には、ストッパ5に連結される第1の端部3Aを設けているが、他方の固定片3Y(図3においては、奥側の固定片3Y)には、第1の端部を設けていない。この固定片3Yは、一端を回転軸7に固定すると共に、他端である第2の端部3Bに係止部8を設けている。この固定片3Yは、回転軸7を介して連結される、第1の端部3Aを有する固定片3Xを介してストッパ5に連結している。
固定片3の係止部8は、固定片3を突出位置に傾動させる状態において、枠体1から突出して固定穴51の内面を押圧して抜けない状態に固定する。図の係止部8は、固定穴51の内面に向かって突出する山形としている。この形状の係止部8は、固定穴51の内面を押圧する状態で、固定穴51の内面との接触面積を小さくし、押圧する圧力を大きくすることで、枠体1が固定穴51から抜けるのを有効に防止できる。例えば、固定穴51の内側面を木製の木枠とする構造においては、先端を山形とする係止部8は、係止部8の先端縁を木枠の表面に強く押圧し、あるいは表面に食い込ませる係止状態となるように押圧して抜けないように固定できる。ただ、係止部は、固定穴の内面を押圧する状態で抜けない状態にできる種々の形状とすることができる。また、係止部は、その先端に、軟質のプラスチックやゴム等からなる摩擦係数の高い押圧部材を固定することもできる。この固定片も、固定穴の内面を押圧する押圧部材と固定穴の内面との摩擦を大きくして、枠体を抜けないように固定できる。さらに、固定穴は、係止部と対向する内面に、係止部を案内する凹部を設けることもできる。この構造は、枠体から突出する係止部を固定穴の凹部に挿入して、枠体を抜けないように、より強固に固定できる。
突出弾性体4は、固定片3を枠体1の外面から弾性的に突出させて、固定片3の突出部3Tである係止部8を固定穴51の内面に押圧させる。図の突出弾性体4は、固定片3の第1の端部3Aに連結している引っ張りバネである。引っ張りバネである突出弾性体4は、上端を固定片3の第1の端部3Aに連結して、下端をストッパ5に連結している。この突出弾性体4は、下端がストッパ5を介して下方に引かれる状態で、固定片3の第1の端部3Aを下方に降下させて、第2の端部3Bに設けた係止部8を枠体1から上方に弾性的に突出させる。したがって、突出弾性体4の弾性力は、下端がストッパ5で下方に引かれる状態で、枠体1から弾性的に突出する係止部8で固定穴51の内面を押圧して、枠体1を固定穴51に抜けない状態に固定できる大きさとする。
ストッパ5は、図3ないし図8に示すように、下端に操作部6としての引っ張り紐6Aを連結して、上端を固定片3の第1の端部3Aに連結している上下ロッド21と、この上下ロッド21を上下に移動できるように連結して、上下ロッド21を枠体1に上下方向に移動できるように連結してなるホルダー20と、このホルダー20に連結されて、引っ張り紐6Aで上下ロッド21が下方に引き下げられる毎に、上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止するストッパ機構22とを備えている。
上下ロッド21は、上下に延びるロッド状で、上下に移動できるようにホルダー20に連結している。上下ロッド21は、上下に延びるロッド部21Aの上下の端部を、ホルダー20の上下面から突出させており、ホルダー20を上下に貫通する状態でホルダー20の内部に収納されている。ホルダー20から上方に突出するロッド部21Aの上端は、引っ張りバネの突出弾性体4を介して固定片3の体1の端部3Aに連結している。さらに、上下ロッド21は、ホルダー20の内部における上下の移動を制限するために、ロッド部21Aの中央に、ロッド部21Aよりも大きな外形のストッパ部21Bを設けている。この上下ロッド21は、ホルダー20の内部を上下に移動する状態で、ストッパ部21Bの上下面をホルダー20の内面に当接させて、上下の移動を制限するようにしている。
ホルダー20は、中空状のケーシングで、上下ロッド21を上下に貫通させる状態で内部に収納している。中空のホルダー20は、その内部に、上下ロッド21のストッパ部21Bを上下に移動させながら収納する可動スペース22を設けている。図6のホルダー20は、箱形の本体ケース20Aと、この本体ケース20Aの開口部を閉塞する閉塞プレート20Bを備えている。本体ケース20Aは、底プレート23の周囲に、一対の側壁24Aと上側周壁24Bと下側周壁24Cとからなる周壁24を一体的に成形して設けている。さらに、本体ケース20Aは、対向する一対の側壁24Bの中間に、上下に延びる中間壁25も備えている。この本体ケース20Aは、一方の側壁24Bと中間壁25との間であって、上側周壁24Bと下側周壁24Cの間に可動スペース22を設けている。上側周壁24Bと下側周壁24Cは、上下ロッド21のロッド部21Aを通過させるがストッパ部21Bを通過させない開口部26を設けている。可動スペース22は、上下ロッド21のストッパ部21Bを上下に移動できるように上下に延長して設けており、上下に移動するストッパ部21Bを上側周壁24Bと下側周壁24Cの内面に当接させて、上下の移動を制限するようにしている。ホルダー20は、可動スペース22の内部に上下ロッド21のストッパ部21Bを収納する状態で、開口部が閉塞プレート20Bで閉塞される。閉塞プレート20Bは、係止構造で本体ケース20Aに連結されて、外れないように固定される。
ストッパ機構30は、図6に示すように、ホルダー20の内面であって、上下ロッド21との対向面に設けてなる上下ガイド溝31と、この上下ガイド溝31に沿って移動する移動体32と、上下ロッド21の表面であって上下ガイド溝31との対向面に設けられて、移動体32を上下方向に移動させることなく水平方向に移動自在に案内する横ガイド溝33とで構成している。図6に示すストッパ5は、ホルダー20の可動スペース22に、ストッパ機構30を設けている。図のストッパ5は、ホルダー20の可動スペース22の内面であって、本体ケース20Aの底プレート23に上下ガイド溝31を設けて、この可動スペース22を移動する上下ロッド21のストッパ部21Bに横ガイド溝33を設けている。
上下ガイド溝31は、図6ないし図8に示すように、上下方向に延びる上部ガイド溝31Aと、この上部ガイド溝31Aの下端に2分岐して連結している降下ガイド溝31B及び上昇ガイド溝31Cとを備えている。さらに、上下ガイド溝31は、降下ガイド溝31Bと上昇ガイド溝31Cとの間にストッパ凸部34を設けると共に、降下ガイド溝31Bと上昇ガイド溝31Cの下部を互いに連結して、下側連結部31Dの下縁には、中央を山形に上方に突出してなる分離突出部35を設けている。ストッパ凸部34は、その下端面に、上昇する移動体32を案内して上昇を阻止するストッパ凹部35Bを設けている。このストッパ凹部35Bは、ここに案内する移動体32を分離突出部35の頂上35Aよりも上昇ガイド溝31C側の上方に配置している。さらに、ストッパ凸部34は、その上縁を山形に突出させて頂上を上昇ガイド溝31C側に配置して、上部ガイド溝31Aに沿って降下する移動体32を降下ガイド溝31Bに案内する構造としている。
移動体32は、上下ガイド溝31と横ガイド溝33に沿って移動する球体としている。この球体は、ボールベアリングで、上下ガイド溝31と横ガイド溝33に沿って転動しながら、上下ロッド21を所定の軌跡に沿って上下に移動させる。
横ガイド溝33は、図6に示すように、上下ロッド21の中間に設けたストッパ部21Bの表面であって、底プレート23との対向面に水平方向に設けている。このガイド溝33は、移動体32を上下方向に移動させることなく水平方向にのみ移動させる。図に示す横ガイド溝33は、横断面形状を半円形状としている。ただ、横ガイド溝は、移動体を移動自在に案内する他の形状とすることもできる。
以上のストッパ5は、引っ張り紐6Aで上下ロッド21が下方に引き下げられる毎に、以下のようにして上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止させる。
[上下ロッド21を降下位置に移動させる工程]
上下ロッド21が上昇位置にある状態から引っ張り紐6Aを下方に引き下げて、上下ロッド21を降下させると、上下ロッド21の横ガイド溝33に案内してなる移動体32は、図7の軌跡で示すように、上昇ガイド溝31Cから降下ガイド溝31Bに沿って移動し、降下ガイド溝31Bの最下点まで移動する。この状態で、引っ張り紐6Aを下方に引くのを止めると、上下ロッド21が突出弾性体4に引き上げられて、移動体32が下側連結部31Dを上昇して、ストッパ凸部34の下面に設けたストッパ凹部34Bに案内される。この状態で、移動体32はストッパ凸部34によって上昇が阻止されて、上下ロッド21が降下位置で停止する。
[上下ロッド21を上昇位置に移動させる工程]
上下ロッド21が降下位置にある状態から引っ張り紐6Aを下方に引き下げて、上下ロッド21を降下させると、上下ロッド21の横ガイド溝33に案内してなる移動体32は、図8の軌跡で示すように、ストッパ凸部34のストッパ凹部34Bから真下に移動し、分離突出部35の傾斜面35Bに沿って降下して、上昇ガイド溝31Cの最下点まで移動する。この状態で、引っ張り紐6Aを引くのを止めると、上下ロッド21が突出弾性体4に引き上げられて、横ガイド溝33に案内してなる移動体32が上昇ガイド溝31Cから上部ガイド溝31Aに沿って上昇する。上昇する上下ロッド21は、上側周壁24Bの内面に当接するストッパ部21Bによって上昇が阻止されて、上昇位置で停止する。
図のストッパ5は、降下された上下ロッド21を、ロッド部21Aの上端に連結された突出弾性体4の弾性力で上方に引き上げている。ただ、ストッパは、図示しないが、上下ロッドを上方に付勢する専用の弾性体を備えて、この弾性体の弾性力で上下ロッドを上方に押し上げることもできる。
以上のストッパ5は、ホルダー20に連結されて上下に移動する上下ロッド21をストッパ機構30で上昇位置と降下位置とに移動させる構造としている。ただ、ストッパは、上下ロッドを上昇位置と降下位置とに停止させるストッパ機構を以上の構造には特定せず、上下ロッドを上昇位置と降下位置とに停止できる他の全ての構造が使用できる。
また、以上のストッパ5は、上下に移動する上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止させることによって、この上下ロッド21に連結された固定片3を突出位置を引込位置とに移動させる構造としている。ただ、ストッパは、必ずしも上昇位置と降下位置とに停止する上下ロッドを介して固定片を突出位置を引込位置とに移動させる必要はなく、固定片を突出位置と引込位置とに移動できる他の全ての構造が使用できる。
操作部6は、ストッパ5に連結してなる引っ張り紐6Aを備える。図の換気扇は、ホルダー20の下端から突出する上下ロッド21のロッド部21Aの下端に引っ張り紐6Aを連結して操作部6としている。この脱着固定機構10は、操作部6の引っ張り紐6Aを引っ張る毎に、ストッパ5が固定片3を突出位置と引込位置とに切り換える。
さらに、図に示す脱着固定機構10は、突出位置にある固定片3を、引込位置に移動するように付勢する引込弾性体9を備えている。図の引込弾性体9は、固定片3の第2の端部3Bに連結している引っ張りバネである。引っ張りバネである引込弾性体9は、上端を固定片3の第2の端部3Bに連結して、下端を枠体1に連結している。この引込弾性体9は、固定片3の第2の端部3Bを常に下向きに付勢して、突出位置にある固定片3を引込位置に移動させる方向に付勢している。この脱着固定機構10は、ストッパ5を降下位置として、ストッパ5に連結された突出弾性体4が固定片3の第1の端部3Aを下方に降下させる状態では、突出弾性体4の弾性力で固定片3の突出部3Tを枠体1から弾性的に突出させ、ストッパ5を上昇位置とする状態では、固定片3の第2の端部3Bに連結している引込弾性体9が固定片3の第2の端部3Bを下方に降下させて固定片3を引込位置とする。したがって、この脱着固定機構10は、ストッパ5の降下位置と上昇位置において、固定片3を突出位置と引込位置とに移動させて、突出位置においては、突出部3Tで固定穴51の内面を弾性的に押圧できるように、突出弾性体4と引込弾性体9の弾性力を調整してバランスさせている。ただ、脱着固定機構は、必ずしも引込弾性体を設ける必要はない。それは、ストッパによって固定片の第1の端部を押し上げて、固定片を引込位置に移動させることもできるからである。
以上の換気扇は、以下のようにして建物の固定穴51に挿入して固定し、また、固定穴51から取り外す。
[換気扇を建物の固定穴51に固定する工程]
(1)図4に示すように、操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を上昇位置とし、固定片3を引込位置とする。
(2)枠体1を固定穴31に挿入する。枠体1は、図5に示すように、フランジ部2が壁50の内面に当接するまで挿入する。
(3)操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を降下位置とする。この状態で、固定片3は突出位置に移動して突出部3Tである係止部8を枠体1から突出させて固定穴51の内面を押圧する。突出位置の固定片3は、突出弾性体4の弾性力によって係止部8の先端を固定穴51の内面に弾性的に押圧させて、枠体1を固定穴51に抜けない状態で固定する。
[換気扇を建物の固定穴51から取り外す工程]
(1)図5に示すように、固定片3が突出位置にある状態から、操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を上昇位置とし、固定片3を引込位置とする。
(2)固定片3が枠体1から突出しない状態で、図4に示すように、枠体1を固定穴31から引き出す。
以上の脱着固定機構10は、引っ張り紐6Aで上下ロッド21を引き下げる毎に、ストッパ5が上下ロッド21を上昇位置と降下位置とに停止して、固定片3を突出位置と引込位置とに移動する。図に示す固定片3は、第1の端部3Aにストッパ5を連結し、第2の端部3Bに係止部8を設けて、中間部に回転軸7を設けているので、ストッパ5で上下ロッド21を降下位置とする状態で固定片3を突出位置とし、上下ロッド21を上昇位置とする状態で固定片3を引込位置とする。ただ、脱着固定機構は、、上下ロッドを降下位置とする状態で固定片を引込位置に、上下ロッドを上昇位置とする状態で固定片を突出位置とすることもできる。この構造の脱着固定機構を図9と図10に示す。
図9と図10に示す脱着固定機構10は、金属プレートからなる固定片3をL字状に折曲している。L字状の固定片3は、折曲部を回転軸7を介して回転できるように枠体1に連結すると共に、第1の端部3Aの先端をストッパ5に連結して、第2の端部3Bを突出弾性体4を介して枠体1に連結している。第1の端部3Aの先端は、紐体19またはロッドを介してストッパ5に連結している。さらに、この固定片3は、第1の端部3Aの中間部に、上方に突出する係止部8を設けている。図に示す固定片3は、第1の端部3Aに係止部を設けてストッパ5を連結し、第2の端部3Bに突出弾性体4を連結して、中間部に回転軸7を設けているので、ストッパ5で上下ロッド21を上昇位置とする状態で固定片3を突出位置とし、上下ロッド21を降下位置とする状態で固定片3を引込位置とする。
この換気扇は、以下のようにして建物の固定穴51に挿入して固定し、また、固定穴51から取り外す。
[換気扇を建物の固定穴51に固定する工程]
(1)図9に示すように、操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を降下位置とし、固定片3を引込位置とする。
(2)枠体1を固定穴31に挿入する。枠体1は、図10に示すように、フランジ部2が壁50の内面に当接するまで挿入する。
(3)操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を上昇位置とする。この状態で、固定片3は突出位置に移動して係止部8を枠体1から突出させて固定穴51の内面を押圧する。突出位置の固定片3は、突出弾性体4の弾性力によって係止部8の先端を固定穴51の内面に弾性的に押圧させて、枠体1を固定穴51に抜けない状態で固定する。
[換気扇を建物の固定穴51から取り外す工程]
(1)図10に示すように、固定片3が突出位置にある状態から、操作部6である引っ張り紐6Aを操作して上下ロッド21を降下位置とし、固定片3を引込位置とする。
(2)固定片3が枠体1から突出しない状態で、図9に示すように、枠体1を固定穴31から引き出す。
1…枠体
2…フランジ部
3…固定片 3X…固定片
3Y…固定片
3A…第1の端部
3B…第2の端部
3T…突出部
4…突出弾性体
5…ストッパ
6…操作部 6A…引っ張り紐
7…回転軸
8…係止部
9…引込弾性体
10…脱着固定機構
11…ファンモータ 11A…回転軸
12…ファン
13…開閉シャッター
14…カバー部 14A…取っ手
15…固定部
16…開閉プレート
17…開閉機構 17A…駆動プレート
17B…開閉ストッパ
17C…操作部
18…軸受
19…紐体
20…ホルダー 20A…本体ケース
20B…閉塞プレート
21…上下ロッド 21A…ロッド部
21B…ストッパ部
22…可動スペース
23…底プレート
24…周壁 24A…側壁
24B…上側周壁
24C…下側周壁
25…中間壁
26…開口部
30…ストッパ機構
31…上下ガイド溝 31A…上部ガイド溝
31B…降下ガイド溝
31C…上昇ガイド溝
31D…下側連結部
32…移動体
33…横ガイド溝
34…ストッパ凸部 34A…頂上
34B…ストッパ凹部
35…分離突出部 35A…頂上
35B…傾斜面
50…壁
51…固定穴

Claims (7)

  1. 建物の壁(50)に貫通して設けている固定穴(51)に脱着できるように挿入して取り付けられる枠体(1)の内側にファンモータ(11)を設けている換気扇であって、
    前記枠体(1)に、突出位置と引込位置とに出入りできるように連結してなる固定片(3)と、
    この固定片(3)を、枠体(1)の外面から弾性的に突出させて、突出部(3T)を建物の固定穴(51)の内面に押圧して枠体(1)を固定穴(51)に抜けない状態に固定する突出弾性体(4)と、
    前記固定片(3)を突出位置と引込位置とに移動させて、突出位置と引込位置とに停止させるストッパ(5)と、
    このストッパ(5)に連結されて、ストッパ(5)でもって前記固定片(3)を突出位置と引込位置とに切り換える操作部(6)とを備えており、
    前記操作部(6)が操作されて、ストッパ(5)でもって前記固定片(3)が引込位置に停止されて、枠体(1)が固定穴(51)に脱着され、
    前記ストッパ(5)でもって固定片(3)が突出位置に停止されて、突出位置の固定片(3)が突出弾性体(4)で固定穴(51)の内面に押圧されて、枠体(1)が建物の固定穴(51)に固定されるようにしてなる換気扇。
  2. 前記操作部(6)が、前記ストッパ(5)に連結してなる引っ張り紐(6A)を有し、この引っ張り紐(6A)が引っ張られる毎に、前記ストッパ(5)が固定片(3)を突出位置と引込位置とに切り換えるようにしてなる請求項1に記載される換気扇。
  3. 前記固定片(3)が、傾動できるように中間を枠体(1)に連結されると共に、第1の端部(3A)には前記ストッパ(5)が連結されて、第2の端部(3B)には前記固定穴(51)の内面を押圧して抜けない状態に固定する係止部(8)を設けており、
    前記ストッパ(5)で前記固定片(3)が傾動されて、突出位置と引込位置とに切り換えられるようにしてなる請求項1又は2に記載される換気扇。
  4. 前記枠体(1)の両側に一対の固定片(3)を設けており、一対の固定片(3)が回転軸(7)を介して連結されて回転軸(7)を介して連動するようにしてなる請求項3に記載される換気扇。
  5. 前記固定片(3)の第1の端部(3A)に、引っ張りバネの突出弾性体(4)を連結している請求項3に記載される換気扇。
  6. 前記ストッパ(5)が、下端に前記引っ張り紐(6A)を連結して、上端を前記固定片(3)の第1の端部(3A)に突出弾性体(4)を介して連結している上下ロッド(21)と、この上下ロッド(21)を上下に移動できるように連結して、上下ロッド(21)を枠体(1)に上下方向に移動できるように連結してなるホルダー(20)と、このホルダー(20)に連結されて、前記引っ張り紐(6A)で上下ロッド(21)が下方に引き下げられる毎に、上下ロッド(21)を上昇位置と降下位置とに停止するストッパ機構(30)とを備え、
    前記引っ張り紐(6A)が上下ロッド(21)を引き下げる毎に、上下ロッド(21)が上昇位置と降下位置とに停止され、上下ロッド(21)を降下位置として前記固定片(3)を突出位置に、上下ロッド(21)を上昇位置として前記固定片(3)を引込位置とするようにしてなる請求項3ないし5のいずれかに記載される換気扇。
  7. 前記ストッパ機構(30)が、前記ホルダー(20)の上下ロッド(21)との対向面に設けてなる上下ガイド溝(31)と、この上下ガイド溝(31)に沿って移動する移動体(32)と、前記上下ロッド(21)の表面であって前記上下ガイド溝(31)との対向面に設けられて、前記移動体(32)を上下方向に移動させることなく水平方向に移動自在に案内してなる横ガイド溝(33)とで構成され、
    前記上下ガイド溝(31)は、上下方向に延びる上部ガイド溝(31A)と、この上部ガイド溝(31A)の下端に2分岐して連結している降下ガイド溝(31B)及び上昇ガイド溝(31C)とを設けて、降下ガイド溝(31B)と上昇ガイド溝(31C)との間にはストッパ凸部(34)を設けており、
    降下ガイド溝(31B)と上昇ガイド溝(31C)とは、互いに下端を連結して、下側連結部(31D)の下縁には、中央を山形に上方に突出してなる分離突出部(35)を設けており、
    前記ストッパ凸部(34)は、その下面に、上昇する移動体(32)を案内して上昇を阻止するストッパ凹部(34B)を設けており、このストッパ凹部(34B)は、ここに案内する移動体(32)を分離突出部(35)よりも前記上昇ガイド溝(31C)側の上方に配置しており、
    さらに、前記ストッパ凸部(34)は、その上縁を山形に突出させて頂上(34A)を前記上昇ガイド溝(31C)側に配置して、上部ガイド溝(31A)に沿って降下する移動体(32)を降下ガイド溝(31B)に案内する構造としており、
    前記引っ張り紐(6A)が引っ張られて、上下ロッド(21)が降下されると、上下ロッド(21)の横ガイド溝(33)に案内してなる移動体(32)が上部ガイド溝(31A)から降下ガイド溝(31B)を沿って移動され、引っ張り紐(6A)が引っ張られない状態で、上下ロッド(21)が突出弾性体(4)に引き上げられて移動体(32)がストッパ凹部(34B)に案内されて降下位置に停止され、
    この状態で、引っ張り紐(6A)が引っ張られて上下ロッド(21)が降下されると、移動体(32)が上昇ガイド溝(31C)に案内され、引っ張り紐(6A)が引っ張られない状態で、移動体(32)が上昇ガイド溝(31C)から上部ガイド溝(31A)に沿って移動され、上下ロッド(21)が上昇位置に上昇されるようにしてなる請求項3ないし6のいずれかに記載される換気扇。
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