JP2013091084A - 長尺材の転回装置 - Google Patents
長尺材の転回装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013091084A JP2013091084A JP2011235249A JP2011235249A JP2013091084A JP 2013091084 A JP2013091084 A JP 2013091084A JP 2011235249 A JP2011235249 A JP 2011235249A JP 2011235249 A JP2011235249 A JP 2011235249A JP 2013091084 A JP2013091084 A JP 2013091084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long material
- line
- turning
- long
- posture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
【解決手段】転回装置10は、第1搬送ラインL1から受け入れた長尺材Wを湾曲させつつ転回して第2搬送ラインL2へ送出する湾曲転回手段16と、第1位置に受け入れた長尺材Wを第2位置へ平行移動させて、第2搬送ラインL2へ送出する直線転回手段18とを備える。湾曲転回手段16には、第1搬送ラインL1の延長線上で開口した第1通過口20および第2搬送ラインL2の延長線上で開口した第2通過口22が形成される。また、第1および第2通過口20,22を開閉する切替手段24が設けられる。長尺材Wの断面形状が第1条件を満たす場合、切替手段24が第1姿勢とされ、また、長尺材Wの断面形状が第2条件を満たす場合、切替手段24が第2姿勢とされる。
【選択図】図1
Description
並列に並ぶ2つの搬送ラインの一端側に配設され、上流側の搬送ラインから下流側の搬送ラインへ長尺材を転回させる長尺材の転回装置において、
上流側の搬送ラインから受け入れた長尺材を湾曲させつつ転回して下流側の搬送ラインへ送出する湾曲転回手段と、
前記湾曲転回手段に設けられ、上流側の搬送ラインの延長線上で開口した第1通過口および下流側の搬送ラインの延長線上で開口した第2通過口と、
前記湾曲転回手段を挟んで前記搬送ラインとは反対側に設けられ、上流側の搬送ラインの延長線上にある第1位置に前記第1通過口を介して受け入れた長尺材を下流側の搬送ラインの延長線上にある第2位置へ平行移動させて前記第2通過口を介して下流側の搬送ラインへ送出する直線転回手段と、
前記第1および第2通過口を閉成して、前記湾曲転回手段で長尺材を転回させる第1姿勢と、第1および第2通過口を開放して、前記直線転回手段で長尺材を転回させる第2姿勢とに姿勢変化する切替手段とを備えたことを要旨とする。
請求項1の発明によれば、切替手段の切り替えによって長尺材を湾曲転回手段または直線転回手段の何れかで転回させるようにしたので、長尺材の断面形状に応じた適切な方法で長尺材を転回することが可能となる。従って、各種断面形状の長尺材を転回することができ、汎用性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、押送部で長尺材を押送して平行移動させるので、長尺材を湾曲させることなく転回することができる。
請求項3の発明によれば、回転手段により長尺材を湾曲に適した姿勢に回転させるので、湾曲転回手段で長尺材をスムーズに湾曲させることができる。
長尺材Wの断面形状が第1条件の場合、第1揺動部材66および第2揺動部材68は、第1姿勢とされる。このとき、図1に示すように、第1通過口20は第1揺動部材66によって閉成されると共に、第2通過口22は第2揺動部材68によって閉成される。また、第1および第2揺動部材66,68は、弧状案内路34から退避した状態となる。第1搬送ラインL1を搬送される長尺材Wが第1回転手段26に到来すると、固定ローラ72,72により長尺材Wが送られて挿通孔70aを挿通する。長尺材Wの断面形状は、第3条件を満たしているから、第1回転手段26は、長尺材Wを90°回転させて湾曲に適した姿勢とする。すなわち、固定ローラ72,72が回転を停止させると共に、両固定ローラ72,72が互いに近接して、長尺材Wを保持する図(5(a)参照)。そして、図5(b)に示すように、回転基体70が固定ローラ72,72と共に90°回転し、長尺材Wを前後方向(幅方向)に長尺な姿勢から上下方向に長尺な姿勢(湾曲に適した姿勢)に変更する。
長尺材Wの断面形状が第1条件のみを満たす場合、長尺材Wは、第1搬送ラインL1における搬送時の姿勢で湾曲することが可能である。このため、長尺材Wを第1回転手段26で回転する必要がなく、第1回転手段26は、長尺材Wをそのまま通過させる。第1回転手段26を通過した長尺材Wは、導入口36を介して弧状案内路34に導入されて、該弧状案内路34を湾曲しながら移動する。そして、前述と同様に、長尺材Wは、弧状案内路34を移動する間に180°転回されて、湾曲転回手段16から第2搬送ラインL2へ送出される。長尺材Wが第2回転手段28に到来すると、第2回転手段28は、長尺材Wを回転させることなく通過させ、長尺材Wは第2搬送ラインL2へ移される。このように、長尺材Wの断面形状が第1条件のみを満たす場合、第1回転手段26によって回転されることなく湾曲転回手段16へ送られるから、該長尺材Wを効率よく第1搬送ラインL1から第2搬送ラインL2へ転回させることができる。なお、長尺材Wの断面形状は、第1条件を満たしているから、湾曲転回手段16で支障なく湾曲することができ、長尺材Wに過剰な負荷が掛かることはない。
長尺材Wの断面形状が第2条件を満たす場合、第1揺動部材66および第2揺動部材68は、第2姿勢とされる。すなわち、図2(a),(b)に示すように、第1揺動部材66は第1揺動軸66aを中心として揺動し、第1通過口20を開放させると共に弧状案内路34内に臨んだ状態となる。また、第2揺動部材68は第2揺動軸68aを中心として揺動し、第2通過口22を開放させると共に、弧状案内路34内に臨んだ状態となる。また、搬送機構50の押送部64は、長孔58の後端側に位置し、第1位置の後方で待機している。第1搬送ラインL1を搬送された長尺材Wが、第1回転手段26に到来すると、第1回転手段26は、長尺材Wを回転させることなく通過させる。長尺材Wは、導入口36を介して弧状案内路34に侵入し、導入ピンチローラ42,42により左方へ送られる。そして、図2(a)に示すように、長尺材Wは、第1通過口20を直線的に通過して、搬送テーブル48上に移される。
(1) 実施例では、切替手段として、揺動することで第1姿勢および第2姿勢に姿勢変化する第1および第2揺動部材を例示したが、切替手段としては、必ずしも揺動する構成を採用する必要はない。例えば、切替手段が第1姿勢から第2姿勢にスライドする構成や平行移動する構成を採用してもよい。
(2) 実施例では、湾曲転回手段の導出口側に第2回転手段を配設して、長尺材を元の姿勢に戻すようにしたが、必ずしも、第2回転手段を設ける必要はなく、第1回転手段で回転された姿勢で、そのまま長尺材を第2搬送ラインへ送出するようにしてもよい。
(3) 実施例では、長尺材として、平鋼材や棒鋼材、オーバル鋼材を例示したが、断面形状が三角形等、他の多角形をなす長尺材を本発明に適用することが可能である。
(4) 実施例では、外側弧状壁および内側弧状壁により弧状案内路を画成したが、内側弧状壁を省略して、外側弧状壁の搬送ライン側の側面で長尺材を案内する構成としてもよい。
(5) 実施例では、直線転回手段は、搬送テーブルおよび搬送機構により長尺材を平行移動させる構成としたが、長尺材を平行移動して転回させ得る構成であれば、直線転回手段として他の構成を採用してもよい。
24 切替手段,26 第1回転手段(回転手段),48 搬送テーブル,64 押送部
L1 第1搬送ライン(上流側の搬送ライン)
L2 第2搬送ライン(下流側の搬送ライン),W 長尺材
Claims (3)
- 並列に並ぶ2つの搬送ライン(L1,L2)の一端側に配設され、上流側の搬送ライン(L1)から下流側の搬送ライン(L2)へ長尺材(W)を転回させる長尺材の転回装置において、
上流側の搬送ライン(L1)から受け入れた長尺材(W)を湾曲させつつ転回して下流側の搬送ライン(L2)へ送出する湾曲転回手段(16)と、
前記湾曲転回手段(16)に設けられ、上流側の搬送ライン(L1)の延長線上で開口した第1通過口(20)および下流側の搬送ライン(L2)の延長線上で開口した第2通過口(22)と、
前記湾曲転回手段(16)を挟んで前記搬送ライン(L1,L2)とは反対側に設けられ、上流側の搬送ライン(L1)の延長線上にある第1位置に前記第1通過口(20)を介して受け入れた長尺材(W)を下流側の搬送ライン(L2)の延長線上にある第2位置へ平行移動させて前記第2通過口(22)を介して下流側の搬送ライン(L2)へ送出する直線転回手段(18)と、
前記第1および第2通過口(20,22)を閉成して、前記湾曲転回手段(16)で長尺材(W)を転回させる第1姿勢と、第1および第2通過口(20,22)を開放して、前記直線転回手段(18)で長尺材(W)を転回させる第2姿勢とに姿勢変化する切替手段(24)とを備えた
ことを特徴とする長尺材の転回装置。 - 前記直線転回手段(18)は、長尺材(W)が摺動自在に載置される搬送テーブル(48)と、該搬送テーブル(48)から上方に突出する押送部(64)とを備え、該押送部(64)が直線移動して長尺材(W)を押送することで、長尺材(W)を第1位置から第2位置へ平行移動させる請求項1記載の長尺材の転回装置。
- 前記湾曲転回手段(16)の入側に設けられ、長尺材(W)の長手方向に延在する軸を中心として該長尺材(W)を湾曲に適した姿勢に回転させる回転手段(26)を備える請求項1または2記載の長尺材の転回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011235249A JP5751129B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 長尺材の転回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011235249A JP5751129B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 長尺材の転回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013091084A true JP2013091084A (ja) | 2013-05-16 |
JP5751129B2 JP5751129B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
ID=48614642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011235249A Active JP5751129B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 長尺材の転回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5751129B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944961A (ja) * | 1972-09-04 | 1974-04-27 | ||
JPS6122212U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-08 | 新日本製鐵株式会社 | 山形鋼ロ−ラ矯正設備 |
JPS61212403A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | アングル材の連続圧延方法 |
JPH10314810A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-12-02 | Sms Schloeman Siemag Ag | 高性能の線材圧延機 |
US20020104357A1 (en) * | 2001-02-02 | 2002-08-08 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Continuous light section or wire rod rolling train |
JP2004188499A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Morgan Construction Co | ロッド引き渡しシステムおよび方法 |
-
2011
- 2011-10-26 JP JP2011235249A patent/JP5751129B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944961A (ja) * | 1972-09-04 | 1974-04-27 | ||
JPS6122212U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-08 | 新日本製鐵株式会社 | 山形鋼ロ−ラ矯正設備 |
JPS61212403A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | アングル材の連続圧延方法 |
JPH10314810A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-12-02 | Sms Schloeman Siemag Ag | 高性能の線材圧延機 |
US20020104357A1 (en) * | 2001-02-02 | 2002-08-08 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Continuous light section or wire rod rolling train |
JP2004188499A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Morgan Construction Co | ロッド引き渡しシステムおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5751129B2 (ja) | 2015-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5416005B2 (ja) | 表面処理装置における板状被処理物の搬送装置、この搬送装置の挟持チャック | |
JP2014215427A5 (ja) | ||
JP4716440B2 (ja) | 圧延機用製品処理システム | |
TW201934453A (zh) | 一種翻板機元件和翻板機 | |
JP5751129B2 (ja) | 長尺材の転回装置 | |
JP2020037477A5 (ja) | ||
TW201934451A (zh) | 一種翻板機元件和翻板機 | |
WO2011121685A1 (ja) | 平板搬送装置 | |
KR102180285B1 (ko) | 시트상물의 2축 연신기 | |
KR200427982Y1 (ko) | 강판 적재용 이송 가이드장치 | |
JP5424449B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2005104728A (ja) | スイッチバック装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
KR101705687B1 (ko) | 소재 가이드 장치 | |
TW201934452A (zh) | 一種翻板機元件和翻板機 | |
JP5200891B2 (ja) | 能書挿入装置 | |
JP4826734B2 (ja) | カーブコンベア装置 | |
JP5415325B2 (ja) | 基板外観検査装置用の基板反転機構および該基板反転機構を備えた基板反転搬送手段 | |
KR20190063399A (ko) | 기판 반송 장치 및 기판 가공 장치 | |
JPS63212643A (ja) | 遊技設備 | |
JP2875774B2 (ja) | オープンパイプの搬送装置 | |
JPS6221667A (ja) | 紙葉搬送装置 | |
JP2006111416A (ja) | 姿勢変更搬送装置を有する搬送システム | |
JP3153552U (ja) | ワーク方向転換装置 | |
JP6819043B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP6088270B2 (ja) | 券体搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140825 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20141210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150421 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150504 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5751129 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |