JP2013081485A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013081485A5 JP2013081485A5 JP2013024098A JP2013024098A JP2013081485A5 JP 2013081485 A5 JP2013081485 A5 JP 2013081485A5 JP 2013024098 A JP2013024098 A JP 2013024098A JP 2013024098 A JP2013024098 A JP 2013024098A JP 2013081485 A5 JP2013081485 A5 JP 2013081485A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- freshness
- green
- packaging bag
- green beans
- beans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
本発明は、
厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜3.1mm2である孔を1〜8個有するエダマメ鮮度保持包装袋であり、エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とするエダマメ鮮度保持包装袋である。
厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜3.1mm2である孔を1〜8個有するエダマメ鮮度保持包装袋であり、エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とするエダマメ鮮度保持包装袋である。
<参考例2>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径3.5mm(開口面積9.6mm2)の孔を20個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積192mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に雨天で収穫したブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、4日間良好な状態が保たれた。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。
<比較例3>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を4個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積50.2mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に密閉されように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5140gであった。(重量減少率60/5200=1.1wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、3ケースで強い異臭が発生した。そのものの包装内の酸素濃度は3%未満、炭酸ガス濃度は12〜18%であった。また残りのうち2ケースでは花蕾部分の黄化が進んでいた。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
<比較例4>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋全体に直径0.1mm(開口面積0.008mm2)の孔を2,000個もうけた。(総開口面積15.7mm2)穿孔はレーザー加工で行った。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。真空予冷中に袋が膨らんだため、一部段ボール箱の蓋が開いているものがあった。
常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
袋の底に水が少したまっていたが、除去できずそのままにしておいた。内容物の総重量は5190gであった。(重量減少率10/5200=0.2wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目で、袋底部にたまった水に接触しているブロッコリーの切り口が黒っぽく変色しており商品価値が低下していた。それ以外は特に問題はなかった。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。2日目の内容物の総重量は5181gであった(重量減少率19/5200=0.37wt%)。
<比較例5>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を16個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積202mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、5ケースで花蕾部分の黄化が進み商品価値がないレベルになった。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径3.5mm(開口面積9.6mm2)の孔を20個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積192mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に雨天で収穫したブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、4日間良好な状態が保たれた。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。
<比較例3>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を4個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積50.2mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に密閉されように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5140gであった。(重量減少率60/5200=1.1wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、3ケースで強い異臭が発生した。そのものの包装内の酸素濃度は3%未満、炭酸ガス濃度は12〜18%であった。また残りのうち2ケースでは花蕾部分の黄化が進んでいた。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
<比較例4>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋全体に直径0.1mm(開口面積0.008mm2)の孔を2,000個もうけた。(総開口面積15.7mm2)穿孔はレーザー加工で行った。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。真空予冷中に袋が膨らんだため、一部段ボール箱の蓋が開いているものがあった。
常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
袋の底に水が少したまっていたが、除去できずそのままにしておいた。内容物の総重量は5190gであった。(重量減少率10/5200=0.2wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目で、袋底部にたまった水に接触しているブロッコリーの切り口が黒っぽく変色しており商品価値が低下していた。それ以外は特に問題はなかった。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。2日目の内容物の総重量は5181gであった(重量減少率19/5200=0.37wt%)。
<比較例5>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を16個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積202mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に参考例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、5ケースで花蕾部分の黄化が進み商品価値がないレベルになった。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
<参考例3>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径3mmの孔(開口面積7.1mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウは良好な状態であった。到着時点の平均重量は217g(重量減少率3/220=1.4%)20℃で4日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は215gであった。(重量減少率4/220=1.8wt%)であった。その際もホウレンソウは、良好な状態であった。
<比較例6>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径7mmの孔(開口面積38.5mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウはやや萎れていた。20℃で2日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は18〜20%、炭酸ガス濃度は1〜4%であった。包装後36時間後の内容物の平均総重量は195gであった(重量減少率25/220=11.4wt%)。2日間保存後の内容物の平均総重量は190gであった(重量減少率30/220=13.6wt%)。ホウレンソウは、萎れ、葉の黄化が進み商品価値のない状態であった。
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径3mmの孔(開口面積7.1mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウは良好な状態であった。到着時点の平均重量は217g(重量減少率3/220=1.4%)20℃で4日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は215gであった。(重量減少率4/220=1.8wt%)であった。その際もホウレンソウは、良好な状態であった。
<比較例6>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径7mmの孔(開口面積38.5mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウはやや萎れていた。20℃で2日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は18〜20%、炭酸ガス濃度は1〜4%であった。包装後36時間後の内容物の平均総重量は195gであった(重量減少率25/220=11.4wt%)。2日間保存後の内容物の平均総重量は190gであった(重量減少率30/220=13.6wt%)。ホウレンソウは、萎れ、葉の黄化が進み商品価値のない状態であった。
<実施例4>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ140mm×180mm 袋の底部中央に、直径0.7mmの孔(開口面積0.38mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のエダマメ平均120gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製した。真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約9時間輸送した後、到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、エダマメは良好な状態であった。ただ、半数ほど包装内に少量水がたまっていたので軽く手で押え水を除去した。水を除去した後の平均重量は116g(4/120=3.3%)であった。20℃で5日間保存した。包装後24時間ごとに包装内のガス濃度を測定したが、保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は115gであった。(重量減少率5/120=4.3wt%)であった。保存後もエダマメは、良好な状態であった。
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ140mm×180mm 袋の底部中央に、直径0.7mmの孔(開口面積0.38mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のエダマメ平均120gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製した。真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約9時間輸送した後、到着後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、エダマメは良好な状態であった。ただ、半数ほど包装内に少量水がたまっていたので軽く手で押え水を除去した。水を除去した後の平均重量は116g(4/120=3.3%)であった。20℃で5日間保存した。包装後24時間ごとに包装内のガス濃度を測定したが、保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は115gであった。(重量減少率5/120=4.3wt%)であった。保存後もエダマメは、良好な状態であった。
Claims (17)
- 厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜3.1mm2である孔を1〜8個有するエダマメ鮮度保持包装袋であり、エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により包装袋内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とするエダマメ鮮度保持包装袋。
- 該合成樹脂フィルムが、厚み15〜50μmである防曇性を有する延伸ポリプロピレンフィルムである、請求項1に記載のエダマメ鮮度保持包装袋。
- 前記孔を該エダマメ鮮度保持包装袋の底部に有する請求項1または2に記載のエダマメ鮮度保持包装袋。
- 常圧では前記孔から水が排出されず、真空予冷中又は輸送中に前記孔から水が排出される請求項1乃至3いずれか一項に記載のエダマメ鮮度保持包装袋。
- 厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.38〜3.1mm 2 である孔を1〜8個有するエダマメ鮮度保持包装袋を準備した後、
前記包装袋を用いてエダマメを包装し、
エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により、前記エダマメ鮮度保持包装袋内の酸素濃度3〜18vol%、及び炭酸ガス濃度3〜18vol%とし、その状態を24時間以上保つ、エダマメ鮮度保持方法。 - 該合成樹脂フィルムが、厚み15〜50μmである防曇性を有する延伸ポリプロピレンフィルムである、請求項5に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 前記孔を該エダマメ鮮度保持包装袋の底部に有する請求項5または6に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 常圧では前記孔から水が排出されず、真空予冷中又は輸送中に前記孔から水が排出される請求項5乃至7いずれか一項に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 請求項1乃至4いずか一項に記載のエダマメ鮮度保持包装袋に、水洗したままの状態のエダマメを密封し、輸送中に前記エダマメ鮮度保持包装袋の前記孔から水分を排出させるエダマメ入り包装袋の輸送方法。
- 請求項1乃至4いずれか一項に記載のエダマメ鮮度保持包装袋に、前記エダマメが包装された、エダマメ入り包装袋。
- 請求項10に記載のエダマメ入り包装袋が有する前記孔が下を向くように、前記エダマメ入り包装袋が詰められたエダマメ入り段ボール箱。
- 前記エダマメ入り包装袋が複数である請求項11に記載のエダマメ入りダンボール箱。
- 請求項1乃至4いずれか一項に記載のエダマメ鮮度保持包装袋にエダマメを密封して包装する包装ステップ、
を含むエダマメ鮮度保持方法。 - 前記包装ステップにおいて、水洗したままの状態のエダマメ又は雨若しくは露に濡れたエダマメを水切りせずに前記エダマメ鮮度保持包装袋に包装することを含む、請求項13に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 前記包装ステップの後、前記エダマメを輸送又は真空予冷する際に前記エダマメ鮮度保持包装袋の孔から水を排出する排水ステップを含む、請求項13または14に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 前記排水ステップにおいて、エダマメを密封包装した後、48時間経過時までに、密封直後の包装内のエダマメの全重量に対し0.5〜10wt%の水分を前記エダマメ鮮度保持包装袋の底部に設けた孔より前記エダマメ鮮度保持包装袋の外に排出することを含む請求項15に記載のエダマメ鮮度保持方法。
- 前記包装ステップにおいて、前記エダマメを密封した前記エダマメ鮮度保持包装袋の底部が下に向くように、前記エダマメ鮮度保持包装袋を段ボール箱に詰めるステップを含む、請求項13乃至16いずれか一項に記載のエダマメ鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013024098A JP2013081485A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013024098A JP2013081485A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012182520A Division JP2013035603A (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | エダマメ鮮度保持包装袋およびそれを用いたエダマメ鮮度保持方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013081485A JP2013081485A (ja) | 2013-05-09 |
JP2013081485A5 true JP2013081485A5 (ja) | 2013-06-27 |
Family
ID=48527358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013024098A Pending JP2013081485A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013081485A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102186139B1 (ko) * | 2017-12-19 | 2020-12-03 | 신안군농업기술센터소장 | 시금치의 신선도를 유지하기 위한 보존 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0680650U (ja) * | 1993-04-30 | 1994-11-15 | 株式会社シナノポリ | 野菜の包装袋 |
JP3346002B2 (ja) * | 1993-12-17 | 2002-11-18 | 住友化学工業株式会社 | 青果物の鮮度保持方法 |
JP2005193951A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 包装容器及び包装体 |
-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013024098A patent/JP2013081485A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0282180A2 (en) | Package for the controlled ripening of produce and fruits | |
JP5396962B2 (ja) | 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法 | |
JP4553148B2 (ja) | 鮮度保持用包装体の製造方法 | |
Purbey et al. | Advances in packaging of litchi fruit to maintain the quality | |
JP5145597B2 (ja) | 葉菜類の鮮度保持方法 | |
JP2013035603A (ja) | エダマメ鮮度保持包装袋およびそれを用いたエダマメ鮮度保持方法 | |
JP2013081485A5 (ja) | ||
JP2005230004A (ja) | 青果物の包装体 | |
JP2007290759A (ja) | 青果物用包装袋及び青果物包装体 | |
JP2010018332A (ja) | マンゴー類の鮮度保持用包装袋及びマンゴー類の保存方法 | |
JP7296608B2 (ja) | 青果物の鮮度保持用収納袋 | |
JP2012144278A (ja) | 青果物用包装袋及び青果物包装体 | |
JP2013147282A (ja) | バナナ包装袋およびバナナ入り包装体 | |
JP5056249B2 (ja) | 柑橘類入り包装体及び柑橘類の保存方法 | |
JP5321008B2 (ja) | 菊の切り花の鮮度保持用包装袋及び菊の切り花の鮮度保持保存方法 | |
JP5179749B2 (ja) | 青果物入り包装体及び青果物入り包装体の包装方法 | |
JP3853217B2 (ja) | 青果物の鮮度保持包装方法 | |
JP2009227297A (ja) | ブドウの鮮度保持用包装袋及びブドウの保存方法 | |
JP2004269034A (ja) | 青果物用包装袋 | |
JP5401020B2 (ja) | トマトの保存方法 | |
JP4052747B2 (ja) | 青果物の鮮度保持方法 | |
JPH11508776A (ja) | 野菜類の洗浄、包装および輸送方法 | |
JP2013081485A (ja) | 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法 | |
JP5104569B2 (ja) | 菊の切り花の鮮度保持用包装袋及び菊の切り花の鮮度保持保存方法 | |
JP5807656B2 (ja) | 青果物用包装袋および青果物包装体 |