JP2013079317A - 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013079317A JP2013079317A JP2011219490A JP2011219490A JP2013079317A JP 2013079317 A JP2013079317 A JP 2013079317A JP 2011219490 A JP2011219490 A JP 2011219490A JP 2011219490 A JP2011219490 A JP 2011219490A JP 2013079317 A JP2013079317 A JP 2013079317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curing
- curing agent
- curing accelerator
- accelerator
- agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
【解決手段】シェルに、コア剤として硬化剤及び/又は硬化促進剤を内包する硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルであって、前記シェルは、少なくとも、ラジカル重合性モノマーの重合体を含有する最内層と、熱可塑性ポリマーを含有する最外層とを有し、前記最内層には、前記硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基が存在しない硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。
【選択図】なし
Description
以下、本発明を詳述する。
このような問題に対し、本発明者は、シェルを、少なくとも、ラジカル重合性モノマーの重合体を含有する最内層と、熱可塑性ポリマーを含有する最外層とを有する構造とすることにより、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの強度及び耐熱性を高め、硬化性樹脂組成物に配合された場合の貯蔵安定性及び熱安定性を改善できることを見出した。更に、本発明者は、最内層に硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基を存在させないことにより、硬化剤及び/又は硬化促進剤を失活させることなくカプセルに内包し、硬化性樹脂組成物に配合された場合の速硬化性をも改善できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
上記シェルは、少なくとも、ラジカル重合性モノマーの重合体を含有する最内層と、熱可塑性ポリマーを含有する最外層とを有する。シェルをこのような構造とすることにより、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの強度及び耐熱性を高め、硬化性樹脂組成物に配合された場合の貯蔵安定性及び熱安定性を向上させることができる。なお、最内層とは、コア剤としての硬化剤及び/又は硬化促進剤を被覆する最も内側の層を意味し、最外層とは、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの表面となる最も外側の層を意味する。
また、硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基をもたないラジカル重合性モノマーを油性溶媒に溶解した混合溶液(2)を、水性媒体に分散させて乳化液(2)とし、次いで、混合溶液(2)の液滴に硬化剤及び/又は硬化促進剤を含浸させた後、ラジカル重合性モノマーを重合させて最内層を形成する方法も好ましい。
上述のように、硬化剤及び/又は硬化促進剤と、硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基をもたないラジカル重合性モノマーとを油性溶媒に溶解した混合溶液(1)を、水性媒体に分散させて乳化液(1)とし、次いで、ラジカル重合性モノマーを重合させたり、また、硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基をもたないラジカル重合性モノマーを油性溶媒に溶解した混合溶液(2)を、水性媒体に分散させて乳化液(2)とし、次いで、混合溶液(2)の液滴に硬化剤及び/又は硬化促進剤を含浸させた後、ラジカル重合性モノマーを重合させたりすることにより、上記最内層を多孔質とすることができる。
上記親水性基と疎水性基とを有する熱可塑性ポリマーにおける親水性基として、例えば、グリシジル基、水酸基、カルボキシル基、スルホン基等が挙げられる。なかでも、グリシジル基が好ましい。上記親水性基と疎水性基とを有する熱可塑性ポリマーにおける疎水性基として、例えば、フェニル基、メチル基、エチル基、プロピル基、メタクリル基等が挙げられる。なかでも、フェニル基が好ましい。
上記ポリスチレン誘導体は、上記親水性基と上記疎水性基とを有していればよく、例えば、上記親水性基としてグリシジル基を有し、上記疎水性基としてポリスチレン骨格に由来するフェニル基を有するポリスチレン誘導体が好ましい。
上記水酸基を有するポリビニルアセタール樹脂の水酸基の含有量、アセタール化度、原料であるポリ酢酸ビニルのアセチル基に由来するアセチル基の含有量、重量平均分子量等を調整することにより、目的に合わせて最外層の物性を調整することができる。
上記アクリロニトリルに由来するセグメントを有する共重合体において、上記アクリロニトリルに由来するセグメント以外の他のモノマーに由来するセグメントは特に限定されない。上記他のモノマーとして、例えば、ビニル基を有する化合物等のラジカル重合性モノマーが挙げられる。上記ビニル基を有する化合物は特に限定されず、例えば、グリシジルメタクリレート(GMA)、メチルメタクリレート(MMA)等のメタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、スチレン、ジビニルベンゼン、塩化ビニリデン、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、ブタジエン等が挙げられる。なかでも、スチレン、グリシジルメタクリレート(GMA)、メチルメタクリレート(MMA)が好ましい。
上記イミダゾール化合物は特に限定されず、例えば、1,2−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムクロライド、及び、これらの付加体等が挙げられる。
上記疎水性イミダゾール化合物は、炭素数11以上の炭化水素基を有するイミダゾール化合物が好ましい。上記炭素数11以上の炭化水素基を有するイミダゾール化合物として、例えば、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、1−シアノエチルイミダゾール等が挙げられる。なかでも、2−ウンデシルイミダゾールが好ましい。
なお、シェル厚みとは、最内層、最外層及び必要に応じて別の層を含むシェル全体の厚みを意味する。また、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルのシェル厚みとは、下記式(1)により算出される、カプセルの体積と内包体積比率から算出したシェルの体積を、カプセルの表面積で割ることで求められる値を意味する。
シェル厚み={カプセルの体積−(カプセルの体積×内包体積比率)}/カプセルの表面積 (1)
なお、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの内包体積比率は、平均粒子径を用いて算出したカプセルの体積とガスクロマトグラフィーを用いて測定したコア剤の含有量から、下記式(2)により算出される値を意味する。
内包体積比率(%)=(コア剤の含有量(重量%)×コア剤の比重(g/cm3))/カプセルの体積(cm3) (2)
なお、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの平均粒子径とは、走査型電子顕微鏡を用いて1視野に約100個のカプセルが観察できる倍率で観察し、任意に選択した50個のカプセルの最長径をノギスで測定した平均値を意味する。
上記最内層を形成する方法は、上述したように、硬化剤及び/又は硬化促進剤と、硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基をもたないラジカル重合性モノマーとを油性溶媒に溶解した混合溶液(1)を、水性媒体に分散させて乳化液(1)とし、次いで、ラジカル重合性モノマーを重合させる方法が好ましい。また、硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基をもたないラジカル重合性モノマーを油性溶媒に溶解した混合溶液(2)を、水性媒体に分散させて乳化液(2)とし、次いで、混合溶液(2)の液滴に上記硬化剤及び/又は硬化促進剤を含浸させた後、ラジカル重合性モノマーを重合させる方法も好ましい。
また、例えば、乳化液(2)に液体状の硬化剤及び/又は硬化促進剤を添加し、乳化液(2)を攪拌する方法も挙げられる。
プレカプセルと混合溶液(3)とを水性媒体に分散させる方法は特に限定されないが、プレカプセルを水性媒体に分散させた後、得られた水性媒体を混合溶液(3)に添加する方法が好ましい。
本発明の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルと、熱硬化性化合物とを含有する熱硬化性樹脂組成物もまた、本発明の1つである。
重合反応容器に、水1510重量部と、分散安定剤として5重量%のポリビニルアルコール水溶液(KH−20、日本合成化学社製)380重量部とを投入し、水性媒体を調製した。次いで、ジビニルベンゼン11.5重量部と、トリメチロールプロパントリアクリレート27重量部と、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(サイラエースS710、チッソ製)11.5重量部とからなる混合溶液を、水性媒体に添加し、乳化液を調製した。得られた乳化液をホモジナイザーを用いて10000rpmで攪拌混合し、重合器内へ投入した。乳化液を80℃に加熱後、2−ウンデシルイミダゾール(C11Z、四国化成工業社製、融点69〜74℃)40重量部を添加し2時間攪拌し、その後、ジメチル−2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)(V−601、和光純薬工業社製、10時間半減期温度66℃)0.44重量部を添加し9時間反応させることにより、反応生成物を得た。得られた反応生成物を遠心分離後、乾燥することにより、プレカプセルP−1を得た。
なお、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパントリアクリレート、及び、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランは、2−ウンデシルイミダゾールとの反応性基をもたないラジカル重合性モノマーである。
ジビニルベンゼン11.5重量部と、トリメチロールプロパントリアクリレート27重量部と、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(サイラエースS710、チッソ製)11.5重量部とからなる混合溶液の代わりに、グリシジルメタクリレート11.5重量部と、トリメチロールプロパントリアクリレート27重量部と、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(サイラエースS710、チッソ社製)11.5重量部とからなる混合溶液を用いたこと以外はプレカプセルP−1の製造と同様にして、プレカプセルP−2を得た。
なお、グリシジルメタクリレートは、2−ウンデシルイミダゾールとの反応性基を有するラジカル重合性モノマーである。
熱可塑性ポリマーとしてマープルーフ(G−0130S、ポリスチレン一部エポキシ置換、日油社製)4.5重量部と、無機ポリマーとしてシリコーン樹脂(X−41−1053、アルコキシオリゴマー一部エポキシ置換、信越化学工業社製)1.5重量部とを、酢酸エチルと2−プロパノールとの混合溶媒(酢酸エチル:2−プロパノール=3:2)170重量部に溶解させて、混合溶液を得た。この混合溶液に、乳化剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル2重量%を含有する水1000重量部にプレカプセルP−1を9重量部分散させた溶液を滴下した。その後、得られた分散液を減圧装置付反応器で50℃に加熱しながら0.095〜0.090MPaとなるように減圧して、溶媒を除去することにより、反応生成物を得た。得られた生成物を、純水を用いて繰り返して洗浄した後、真空乾燥することにより、硬化促進剤内包カプセルM−1を得た。
熱可塑性ポリマーとしてマープルーフ(G−0130S、ポリスチレン一部エポキシ置換、日油社製)4.5重量部と、無機ポリマーとしてシリコーン樹脂(X−41−1053、アルコキシオリゴマー一部エポキシ置換、信越化学工業社製)1.5重量部との代わりに、熱可塑性ポリマーとしてマープルーフ(G−0130S、ポリスチレン一部エポキシ置換、日油社製)6重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして、硬化促進剤内包カプセルM−2を得た。
プレカプセルP−1の代わりに、プレカプセルP−2を用いたこと以外は実施例1と同様にして、硬化促進剤内包カプセルC−1を得た。
プレカプセルP−1の代わりに、プレカプセルP−2を用い、熱可塑性ポリマーとしてマープルーフ(G−0130S、ポリスチレン一部エポキシ置換、日油社製)4.5重量部と、無機ポリマーとしてシリコーン樹脂(X−41−1053、アルコキシオリゴマー一部エポキシ置換、信越化学工業社製)1.5重量部との代わりに、熱可塑性ポリマーとしてポリメタクリル酸メチル6重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして、硬化促進剤内包カプセルC−2を得た。
熱可塑性ポリマーとしてマープルーフ(G−0130S、ポリスチレン一部エポキシ置換、日油社製)3重量部と、疎水性イミダゾール化合物として2−ウンデシルイミダゾール3.2重量部と、無機ポリマーとしてシリコーン樹脂(X−41−1053、アルコキシオリゴマー一部エポキシ置換、信越化学工業社製)3重量部とを、酢酸エチルと2−プロパノールとの混合溶媒(酢酸エチル:2−プロパノール=3:2)250重量部に溶解させて、混合溶液を得た。この混合溶液に、乳化剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテル3重量%を含有する水1000重量部を滴下して、ホモジナイザーを用いて3000rpmで攪拌して乳化分散させた。その後、得られた分散液を減圧装置付反応器で加熱しながら減圧して、溶媒を除去することにより、反応生成物を得た。得られた生成物を、純水を用いて繰り返して洗浄した後、真空乾燥することにより、硬化促進剤内包カプセルC−3を得た。
実施例及び比較例で得られたプレカプセル及び硬化促進剤内包カプセルについて以下の評価を行った。結果を表1に示した。
エポキシ樹脂(YL980、jER社製)0.58重量部及び酸無水物硬化剤(YH309、jER社製)0.29重量部中に、プレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを0.13重量部添加して、公転自転撹拌機で撹拌した後、得られたエポキシ樹脂組成物を50μmの厚さに塗布して樹脂フィルムを得た。得られた樹脂フィルムを40℃で3日間放置した後、酢酸エチル中で24時間以上浸漬、振とうさせた。浸漬後の樹脂フィルムを取り出し、酢酸エチル浸漬前後の樹脂フィルムの重量を測定することで、ゲル分率測定を行った。
なお、本明細書中、ゲル分率とは、酢酸エチル浸漬後に乾燥させた樹脂フィルム重量を酢酸エチル浸漬前の樹脂フィルム重量で割ることにより得られる値を意味する。
エポキシ樹脂(YL980、jER社製)0.58重量部及び酸無水物硬化剤(YH309、jER社製)0.29重量部中に、プレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを0.13量部添加して、公転自転撹拌機で撹拌した後、得られたエポキシ樹脂組成物をオーブンで120℃に加熱し、エポキシ樹脂組成物の粘度が初期粘度から2倍になるまでの時間を測定した。
なお、エポキシ樹脂組成物の粘度は、E型粘度計(VISCOMETER TV−22、東海産業社製、φ15mmローターを使用)を用いて、25℃、10rpmの条件で測定した。
エポキシ樹脂(YL980、jER社製)0.58重量部及び酸無水物硬化剤(YH309、jER社製)0.29重量部中に、プレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを0.13量部添加して、公転自転撹拌機で撹拌した後、得られたエポキシ樹脂組成物を210℃に熱したホットプレート上に置いたスライドガラスの上に滴下して、エポキシ樹脂組成物が硬化するまでの時間を測定した。
(4)カプセル強度
製造時、乾燥してプレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを得た後、目開き150μmの篩を用いてプレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを解砕した。解砕したプレカプセル又は硬化促進剤内包カプセルを走査型電子顕微鏡で倍率1000倍、3視野観察した。このとき、破壊されたカプセルをカウントした。
Claims (6)
- シェルに、コア剤として硬化剤及び/又は硬化促進剤を内包する硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルであって、
前記シェルは、少なくとも、ラジカル重合性モノマーの重合体を含有する最内層と、熱可塑性ポリマーを含有する最外層とを有し、
前記最内層には、前記硬化剤及び/又は硬化促進剤との反応性基が存在しない
ことを特徴とする硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。 - 最内層は、多孔質であることを特徴とする請求項1記載の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。
- 熱可塑性ポリマーは、グリシジル基を有することを特徴とする請求項1又は2記載の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。
- 最外層は、更に、無機ポリマーを含有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。
- 硬化剤及び/又は硬化促進剤は、イミダゾール化合物を含有することを特徴とする請求項3記載の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル。
- 請求項1、2、3、4又は5記載の硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルと、熱硬化性化合物とを含有することを特徴とする熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011219490A JP5845044B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011219490A JP5845044B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013079317A true JP2013079317A (ja) | 2013-05-02 |
JP5845044B2 JP5845044B2 (ja) | 2016-01-20 |
Family
ID=48525959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011219490A Active JP5845044B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5845044B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142107A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 |
JP2015232119A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-24 | 積水化学工業株式会社 | 水溶性硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、水溶性硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの製造方法、並びに、熱硬化性樹脂組成物 |
JP2016035056A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-17 | 積水化学工業株式会社 | エポキシ樹脂硬化用マイクロカプセル及びエポキシ樹脂組成物 |
EP3237502A1 (en) * | 2014-12-23 | 2017-11-01 | 3M Innovative Properties Company | Curable and cured epoxy resin compositions |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101809935B1 (ko) | 2016-09-21 | 2017-12-19 | 충북대학교 산학협력단 | 에폭시 수지의 잠재성 경화를 위해 공중합체를 이용하여 제조된 이미다졸 경화제 및 그의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03182520A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-08 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | アミン系硬化剤のマイクロカプセル |
JPH04215840A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-08-06 | Hitachi Kasei Mold Kk | レゾールタイプフェノール樹脂用硬化触媒を包含したマイクロカプセル |
-
2011
- 2011-10-03 JP JP2011219490A patent/JP5845044B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03182520A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-08 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | アミン系硬化剤のマイクロカプセル |
JPH04215840A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-08-06 | Hitachi Kasei Mold Kk | レゾールタイプフェノール樹脂用硬化触媒を包含したマイクロカプセル |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013142107A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 |
JP2015232119A (ja) * | 2014-05-13 | 2015-12-24 | 積水化学工業株式会社 | 水溶性硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、水溶性硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの製造方法、並びに、熱硬化性樹脂組成物 |
JP2016035056A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-17 | 積水化学工業株式会社 | エポキシ樹脂硬化用マイクロカプセル及びエポキシ樹脂組成物 |
EP3237502A1 (en) * | 2014-12-23 | 2017-11-01 | 3M Innovative Properties Company | Curable and cured epoxy resin compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5845044B2 (ja) | 2016-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5845044B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 | |
TW200837117A (en) | Organic solvent dispersion of conductive polymer/dopant and composition containing the dispersion | |
CN102076767A (zh) | 将有机微米颗粒/纳米颗粒分散在非水性树脂介质中的方法 | |
RU2703620C2 (ru) | Полимерная композиция, способ ее получения, ее применение и содержащая ее композиция | |
JP5677922B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 | |
CN109929093A (zh) | 一种微胶囊型环氧树脂潜伏性固化促进剂及其制备和应用方法 | |
CN110402257B (zh) | 乳液、乳液的制备方法及使用乳液形成涂膜的方法 | |
JP5438659B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセルの製造方法、硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、並びに、熱硬化性樹脂組成物 | |
KR20150053731A (ko) | 경화제 및/또는 경화 촉진제 복합 입자의 제조 방법, 경화제 및/또는 경화 촉진제 복합 입자, 그리고 열경화성 수지 조성물 | |
JP5620323B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤複合粒子の製造方法、硬化剤及び/又は硬化促進剤複合粒子、並びに、熱硬化性樹脂組成物 | |
JP5651509B2 (ja) | 異形粒子及びその製造法 | |
JP5992547B2 (ja) | マイクロカプセル粒子の製造方法及び中空粒子の製造方法 | |
JP5933977B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 | |
JP2013215685A (ja) | 液体内包カプセルの製造方法、液体内包カプセル及びカプセル含有組成物 | |
JP5775416B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 | |
JP5941318B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル、及び、熱硬化性樹脂組成物 | |
TWI551619B (zh) | Hardening agent and / or hardening accelerator composite particles, hardening agent and / or hardening accelerator composite particles, and thermosetting resin composition | |
JP5208003B2 (ja) | ポリマー微粒子分散組成物、及びその製造方法 | |
KR100546817B1 (ko) | 단분산성 기능성 입자의 제조 방법 | |
JP5608568B2 (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤複合粒子 | |
Zhao et al. | Study on morphology, molecular weight and thermal properties of composite microspheres prepared by controlling feeding ways and reaction time | |
JP2861355B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
JP2012136650A (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤内包カプセル及びエポキシ樹脂組成物 | |
WO2023228964A1 (ja) | 中空粒子、樹脂組成物、樹脂成形体、封止用樹脂組成物、硬化物、及び半導体装置 | |
JP2012140547A (ja) | 硬化剤及び/又は硬化促進剤複合粒子の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151120 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5845044 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |