JP2013073097A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部は、画像形成を開始すると、帯電状態回転数に1を加算した後、電荷輸送層の厚さを特定し(ステップS150)、この厚さが閾値以上であれば除電条件を「除電有り」と判定し、閾値未満であれば除電条件を「除電無し」と判定する(ステップS160)。制御部は、除電条件の変更、使用環境の変化又は画像形成の終了があれば、その使用環境及び除電条件における帯電状態回転数を記憶させる(ステップS200)。そして、制御部は、次回以降、この記憶させた使用環境及び除電条件における回転数を用いて、電荷輸送層の厚さを特定する。また、制御部は、判定した除電条件に応じて除電を行い、又は行わないで画像形成の処理を行う。
【選択図】図7
Description
請求項2に係る発明によれば、電荷輸送層の厚さを直接計測することができない場合であっても、感光体の表面を本構成のように除電する構成を有しない場合に比べて、除電を行うような電子写真方式の画像形成装置において、感光体の電荷輸送層の摩耗を少なくすることができる。
請求項3に係る発明によれば、自装置が使用された環境が変動した場合であっても、表面の摩耗量を本構成のように算出する構成を有しない場合に比べて、算出した摩耗量の精度を高くすることができる。
請求項4に係る発明によれば、第1の期間及び第2の期間が混在した場合であっても、表面の摩耗量を本構成のように算出する構成を有しない場合に比べて、算出した摩耗量の精度を高くすることができる。
請求項5に係る発明によれば、自装置が使用された環境が変動し、又は、第1の期間及び第2の期間が混在した場合であっても、表面の摩耗量を本構成のように算出する構成を有しない場合に比べて、算出した摩耗量の精度を高くすることができる。
請求項6、7に係る発明によれば、感光体の表面を本構成のように除電する構成を有しない場合に比べて、自装置が使用されている環境が第2の環境である場合に、感光体の電荷輸送層の摩耗を少なくすることができる。
請求項8、9に係る発明によれば、感光体の表面を本構成のように除電する構成を有しない場合に比べて、自装置が使用されている環境が第4の環境である場合に、過去に形成したトナー像が新たに形成するトナー像に与える影響を抑制することができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電子写真方式の画像形成装置10の構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、制御部110と、温湿度計120と、記憶部130と、画像形成部200とを備える。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算装置やメモリを備えたコンピュータである。制御部110の演算装置は、メモリに記憶されたプログラムを実行して、画像形成装置10の各部を制御する。温湿度計120は、温度計と湿度計とを備え、温度及び相対湿度を計測する。温湿度計120は、計測した結果を示すデータを、画像形成装置10が使用される環境を表す環境情報として制御部110に供給する。記憶部130は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備え、例えば、画像を形成するための画像データを記憶する。記憶部130は、本発明に係る「記憶手段」の一例である。
図4は、感光層213の構造を示す図である。図4では、感光体ドラム211の断面が示されている。感光層213は、電荷発生層213c及び電荷輸送層213bを有する。電荷発生層213cは、光が当たると電荷を生成する材料を含んでおり、基体212を被覆している。電荷輸送層213bは、それ自体の内部において電荷(例えば露光により発生した電荷)を輸送する材料を含んでおり、電荷発生層213cの外側に積層されている。つまり、電荷輸送層213bは、感光体ドラム211が表面に有している層(表層)である。この電荷輸送層213bが、帯電装置214によって帯電されて、その表面、すなわち、感光層213の表面213aが帯電電位V1となるように帯電される。
本発明の第2実施形態に係る画像形成装置10について説明する。以下では、第1実施形態と共通する構成については、共通の符号を付し、その説明を省くものとする。本実施形態が第1実施形態と大きく異なる点は、除電装置216が照射する光の強度が、制御部110の制御により変化するという点と、制御部110が、除電装置216による除電の有無だけではなく、除電の強度を制御するという点である。
制御部110は、上述したいずれの実施形態でも、図7のステップS150において電荷輸送層213bの厚さを特定した。制御部110は、本発明に係る「特定手段」の一例である。
以上のとおり除電手段が除電することで、上記いずれの実施形態であっても、除電を行う電子写真方式の画像形成装置10において、電荷輸送層213bの摩耗が少なくなる。
上述した第1及び第2実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、次のように様々に変形させてもよい。また、上述した各実施形態及び以下の各変形例は、必要に応じて組み合わせてもよい。
除電装置216は、上述した各実施形態では、光を照射して除電するものであったが、他の方法で除電するものであってもよい。例えば、グリッド電極を配置するいわゆるスコロトロン方式のコロナ放電器等を適用し、コロナ放電による除電を行ってもよいし、導電体であるブラシ等を表面213aに接触させて除電を行ってもよい。この場合も、除電装置の除電により、上述した次の画像が形成されるときに表面213aに到達する電荷が除去されればよい。また、望ましくは、制御部110の制御により、除電の強度が変化するものであるとよい。
上述した除電手段(制御部110及び除電装置216)は、上述した第2実施形態では、電荷輸送層213bの厚さに応じた強度で除電を行ったが、これに加えて、その時点での使用環境に応じて除電の強度を変化させてから除電を行ってもよい。例えば、図5に示した使用環境A、B、Cであれば、使用環境B、A、Cの順でゴーストが発生しやすくなる。この場合、記憶部130は、各使用環境と、それらの使用環境におけるゴーストの発生しやすさの度合いとを対応付けて記憶しておく。そして、制御部110は、図8のステップS120aにおいて、ステップS110において判定した使用環境におけるゴーストの発生しやすさの度合いを参照し、その度合いに応じて強度を変化させて除電の処理を行う。
制御部110は、上述した各実施形態では、電荷輸送層213bの摩耗量を、使用環境、除電条件及び帯電状態回転数を用いて算出したが、例えば、使用環境及び帯電状態回転数を用いて算出してもよいし、帯電条件及び帯電状態回転数を用いて算出してもよい。これらの場合、記憶部130は、使用環境と摩耗率とを対応付けた摩耗率テーブル、又は帯電条件と摩耗率とを対応付けた摩耗率テーブルを記憶する。そして、制御部110は、図7のステップS150において、記憶部130に記憶されたいずれか摩耗率テーブルを参照し、ステップS110で判定した使用環境又は除電条件に対応付けられた摩耗率の1000分の1の厚さに帯電状態回転数を乗じた値を摩耗量として算出する。続いて、制御部110は、算出した摩耗量を上述した初期厚さから減算した値を、電荷輸送層213bの厚さとして特定する。
制御部110は、上述した各実施形態では、上記のとおり摩耗量を算出して電荷輸送層213bの厚さを特定したが、この厚さを測定する測定装置の測定結果を用いて特定してもよい。例えば、図3において、測定装置219を破線で示した。測定装置219は、光センサであり、感光層213の表面213aで反射した光の干渉縞のピッチにより電荷輸送層213bの厚さを測定する。測定装置219は、測定した結果を示すデータを、制御部110に供給する。制御部110は、供給されたデータが表す測定結果の値を、電荷輸送層213bの厚さとして特定する。なお、測定装置219は、光学的にこの厚さを測定するものに限らず、電気的に測定するものでもよい。この場合、制御部110と測定装置219とが協働することで、本発明に係る「特定手段」として機能する。本変形例によれば、電荷輸送層213bの摩耗量を算出することによってその厚さを特定する場合に比べて、特定される厚さの精度が高くなる。
上述した各実施形態では、使用環境として3とおりの使用環境A、B、Cが用いられたが、これに限らず、2とおり又は4とおり以上の使用環境が用いられてもよい。また、使用環境として、温度の値及び湿度の値がそのまま用いられてもよい。いずれの場合も、温湿度計120から制御部110に供給されたデータ、すなわち制御部110が取得したこのデータは、画像形成装置10が使用された環境(使用環境)を表す環境情報となっている。例えば上述した各実施形態では、制御部110が取得したデータが示す温度の値及び湿度の値から、このデータが表す環境(使用環境A、B、C)を、制御部110が判定して用いている。そして、望ましくは、制御部110は、摩耗率と対応付けられた使用環境を表す環境情報を温湿度計120から取得するとよく、摩耗率と対応付けられた使用環境の数が多いほど、特定される電荷輸送層213bの厚さの精度が高まることになる。また、上述した変形例2においては、制御部110は、ゴーストの発生のしやすさの度合いと対応付けられた使用環境を表す環境情報を取得するとよい。上記のとおり制御部110と温湿度計120とが協働することで、本発明に係る「取得手段」として機能する。
制御部110は、上述した各実施形態では、図7のステップS200において、使用環境、除電条件及び帯電状態回転数をそれぞれ対応付けて記憶部130に記憶させたが、この時点で、ステップS150で行うように摩耗量を算出し、算出した摩耗量を記憶部130に記憶させてもよい。この場合、制御部110は、ステップS150において、その時点での使用環境、除電条件及び帯電状態回転数から、上述した摩耗量を算出し、算出した摩耗量を、記憶部130に記憶されている摩耗量の合計に加算する。制御部110は、そうして得られた摩耗量を、初期厚さから減算した値を、電荷輸送層213bの厚さとして特定する。これにより、ステップS150において記憶部130に記憶された過去の使用環境、除電条件及び帯電状態回転数から摩耗量を算出する場合に比べて、制御部110が行う計算量が少なくなり、ステップS150の処理に要する時間が少なくなる。そのため、上記場合に比べて、ステップS160において除電条件が判定されるタイミングが早くなり、例えば除電条件が「除電有り」から「除電無し」に変更されるタイミングが早くなる。以上より、制御部110及び除電装置216の電力の消費量が少なくなる。
制御部110は、上述した各実施形態では、初期時点、すなわち電荷輸送層213bが摩耗していない初期の時点の電荷輸送層213bの厚さ(初期厚さ)を用いて、その時点での電荷輸送層213bの厚さを特定したが、この特定において用いる厚さは、初期時点におけるものには限らない。例えば、既に使用されている中間転写ベルト300であっても、まずその時点での電荷輸送層213bの厚さを測定し、その後電荷輸送層213bの厚さを特定するときに、厚さを測定した時点からの摩耗量を算出して測定した厚さから減算したものを、電荷輸送層213bの厚さとして特定するといった具合である。要するに、制御部110は、電荷輸送層213bの厚さの特定を開始する予め決められた時点の電荷輸送層213bの厚さを用いて、その時点よりも後の電荷輸送層213bの厚さを特定すればよい。
帯電装置214は、上述した各実施形態では、帯電ロールを表面213aに接触させる接触型の帯電器であったが、ブラシ等を表面213aに接触させるものであってもよい。また、帯電装置214は、例えばスコロトロン又はコロトロン等の非接触型の帯電器であってもよい。これらの場合であっても、帯電器と表面213aとの間で放電が発生することがあるため、上述のように電荷輸送層213bの強度が低下して摩耗量が大きくなる場合がある。つまり、本変形例に係る除電を行う電子写真方式の画像形成装置においても、上記の各実施形態又は各変形例で述べたように除電する構成を有しない場合に比べて、電荷輸送層213bの摩耗が少なくなることになる。
本発明は、画像形成装置に限らず、画像形成装置が備える制御装置(制御部110がその一例)や除電装置(制御部110及び除電装置216がその一例)、これらを実現するための方法、コンピュータに制御装置が実行する機能を実現させるためのプログラムとしても把握されるものである。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等の通信回線を介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用させるなどの形態でも提供されたりするものである。
Claims (9)
- 露光により発生した電荷を輸送する電荷輸送層を表面に有する感光体と、
前記感光体の前記表面を帯電させる帯電手段と、
前記帯電手段により帯電した前記表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記露光手段により形成された静電潜像にトナーを供給して当該静電潜像を現像し、前記表面にトナー像を形成する現像手段と、
前記現像手段により形成されたトナー像を前記表面から媒体に転写する転写手段と、
前記電荷輸送層の厚さを特定する特定手段と、
前記転写手段により前記トナー像が転写された後に前記表面を除電する除電手段であって、前記特定手段により特定された厚さが前記第1の厚さよりも小さい第2の厚さである場合に、前記特定手段により特定された厚さが第1の厚さである場合よりも、小さい強度で除電する除電手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電手段が前記表面を帯電する帯電期間における前記感光体が回転した回転数を計測する計測手段を備え、
前記特定手段は、電荷輸送層の厚さの特定を開始する予め決められた時点の前記電荷輸送層の厚さから、当該時点よりも後に前記計測手段により計測された回転数に応じた前記電荷輸送層の摩耗量を減算した値を、当該電荷輸送層の厚さとして特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記除電手段が前記表面を第1の強度で除電する第1の除電条件と、前記除電手段が前記表面を当該第1の強度よりも弱い第2の強度で除電する第2の除電条件とに対して、前記第1の除電条件よりも前記第2の除電条件の方が小さくなるように定められている前記感光体の1回転当たりの前記電荷輸送層の摩耗量を表す摩耗率を記憶する記憶手段を備え、
前記特定手段は、前記帯電期間において前記除電手段が前記第1の除電条件で除電する場合においては、前記記憶手段により記憶されている前記摩耗率のうちの当該第1の除電条件に対して定められた前記摩耗率に、当該帯電期間において前記計測手段により計測された回転数を乗じた値を、当該帯電期間における前記電荷輸送層の摩耗量として算出し、前記帯電期間において前記除電手段が前記第2の除電条件で除電する場合においては、前記記憶手段により記憶されている前記摩耗率のうちの当該第2の除電条件に対して定められた前記摩耗率に、当該帯電期間において前記計測手段により計測された回転数を乗じた値を、当該帯電期間における前記電荷輸送層の摩耗量として算出し、前記時点の前記電荷輸送層の厚さから、前記時点よりも後の前記帯電期間において算出した前記摩耗量の合計を減算した値を、当該電荷輸送層の厚さとして特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 自装置が使用される環境に応じて定められている前記感光体の1回転当たりの前記電荷輸送層の摩耗量を表す摩耗率を記憶する記憶手段と、
前記帯電期間における自装置が使用された環境を表す環境情報を取得する取得手段とを備え、
前記特定手段は、前記記憶手段により記憶されている前記摩耗率のうち、前記帯電期間において前記取得手段が取得した環境情報が表す環境に応じて定められた前記摩耗率に、当該帯電期間において前記計測手段により計測された回転数を乗じた値を当該帯電期間における前記電荷輸送層の摩耗量として算出し、前記時点の前記電荷輸送層の厚さから、前記時点よりも後の前記帯電期間において前記環境別に算出した摩耗量の合計を減算した値を、当該電荷輸送層の厚さとして特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 自装置が使用された環境と、前記除電手段が前記表面を第1の強度で除電する第1の除電条件及び前記除電手段が前記表面を当該第1の強度よりも弱い第2の強度で除電する第2の除電条件との組み合わせに応じて定められている前記感光体の1回転当たりの前記電荷輸送層の摩耗量を表す摩耗率を記憶する記憶手段と、
前記帯電期間における自装置が使用された環境を表す環境情報を取得する取得手段とを備え、
前記特定手段は、前記帯電期間において前記除電手段が前記第1の除電条件で除電する場合においては、前記記憶手段により記憶されている前記摩耗率のうち、当該帯電期間において前記取得手段が取得した環境情報が表す環境と当該第1の除電条件とに応じて定められた前記摩耗率に、当該帯電期間において前記計測手段により計測された回転数を乗じた値を、当該帯電期間における前記電荷輸送層の摩耗量として算出し、前記時点の前記電荷輸送層の厚さから、前記時点よりも後の前記帯電期間において算出した前記摩耗量の合計を減算した値を、当該電荷輸送層の厚さとして特定し、又は、前記帯電期間において前記除電手段が前記第2の除電条件で除電する場合においては、前記記憶手段により記憶されている前記摩耗率のうち、当該帯電期間において前記取得手段が取得した環境情報が表す環境と当該第2の除電条件とに応じて定められた摩耗率に、当該帯電期間において前記計測手段により計測された回転数を乗じた値を、当該帯電期間における前記電荷輸送層の摩耗量として算出し、前記時点の前記電荷輸送層の厚さから、前記時点よりも後の前記帯電期間において算出した前記摩耗量の合計を減算した値を、当該電荷輸送層の厚さとして特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 自装置が使用されている環境を表す環境情報を取得する取得手段を備え、
前記除電手段は、前記表面を除電する場合において、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が第1の環境であるときよりも、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が前記第1の環境よりも前記露光手段により形成された過去の静電潜像による影響が少なくなる環境として予め決められた第2の環境であるときに、前記強度を小さくして除電する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記除電手段は、前記表面を除電する場合において、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が第1の環境であるときよりも、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が前記第1の環境よりも前記露光手段により形成された過去の静電潜像による影響が少なくなる環境として予め決められた第2の環境であるときに、前記強度を小さくして除電する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。 - 自装置が使用されている環境を表す環境情報を取得する取得手段を備え、
前記除電手段は、前記表面を除電する場合において、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が第3の環境であるときよりも、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が前記第3の環境よりも前記電荷輸送層が摩耗しにくくなる環境として予め決められた第4の環境であるときに、前記強度を大きくして除電する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記除電手段は、前記表面を除電する場合において、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が第3の環境であるときよりも、前記取得手段が取得した環境情報が表す環境が前記第3の環境よりも前記電荷輸送層が摩耗しにくくなる環境として予め決められた第4の環境であるときに、前記強度を大きくして除電する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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