JP2013072891A - 画像表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動の度合いおよび画像の付帯情報に応じて表示倍率を変更することにより、画像表示装置に加わる振動が画像の読影に影響を及ぼさないようにすること。
【解決手段】可搬式の画像表示装置101は、振動検出部103によって振動を検出する。画像情報解析処理部105は、画像データに関連付けられた付帯情報を解析して解析結果を再生制御部104に出力する。再生制御部104は予め設定されている制御用データを用いて、装置に加わる振動の度合いと画像種別や撮影部位などの情報に応じて画像の表示倍率を決定して表示サイズ制御部107に指示する。表示サイズ制御部107は表示部108での画像の表示倍率を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像表示装置に加わる振動が画像の読影に影響しないように表示倍率を制御する技術に関する。
近年、ディスプレイ技術の進歩により医療用の高解像度モニタ装置で読影が行われるようになってきている。例えば、乳房を撮影するための放射線画像撮影装置(マンモグラフィと呼ばれる)の画像や、胸部や足などのX線撮影による医療用画像を、高解像度ディスプレイに表示して読影可能である。胸部X線画像の場合、解像度が1536×2048(3Mピクセル)のディスプレイが使用され、また、マンモグラフィ画像の場合、解像度が2048×2560(5Mピクセル)のディスプレイが使用されている。
また、緊急時や多忙な読影医のために、携帯型端末(携帯型電話機やPDAなどの個人向け情報装置)に読影対象となる医療用画像データを配信するシステムが知られている(特許文献1参照)。今後、このような携帯型機器に搭載されるディスプレイも高解像度化していくことが考えられる。持ち運び可能な機器を用いた読影の場合、移動しながら使用されることで振動が発生し、視認性が低下するおそれがある。そこで、振動が表示画像に影響を及ぼす状況下での操作性を向上させるために、振動の強弱に応じて表示文字のサイズを変更して視認性を向上させる技術がある(特許文献2参照)。
特開2006−024048号公報 特開2003−169125号公報
従来の技術では、振動の大きさに応じて表示画像の拡大率が一律に決定されるため、以下の問題がある。
ユーザが医療用画像を読影する場合、その読影対象画像の種類や解像度、部位に応じて、振動による読影への影響の度合いが異なることに配慮すべきである。例えば、マンモグラフィ画像の読影では、微小石灰化部分を発見するために1ドット単位で表示される部位の細かな病変を診断する必要があり、ユーザが気付かない程度の微小な揺れでも読影に影響を及ぼすことがある。また、足部などのX線撮影画像の場合、骨折などの状態を把握するため、ユーザは数ドット単位での表示画像から骨折状態を診断する。この場合、振動による読影の影響はマンモグラフィに比べて軽微である。
また、ユーザが医療用画像を読影する場合には、まず全体像を確認し、その後で病変部分を細かく診断するために画像を拡大して表示する場合がある。拡大表示を行っている場合には、画像を拡大せず表示している場合に比べて、振動による読影への影響はより少なくなる。
従来のように、振動の度合いに応じて一律に表示倍率を変更してしまうと、読影対象の医療用画像の種別や、拡大表示中であるかどうかとは無関係にユーザの意図しないサイズで画像表示が行われるおそれがある。
そこで本発明は、振動の度合いおよび画像の付帯情報に応じて表示倍率を変更することにより、画像表示装置に加わる振動が画像の読影に影響を及ぼさないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る装置は、画像データを処理して表示部に表示する可搬式の画像表示装置であって、前記画像表示装置の振動を検出する振動検出手段と、前記画像データに関連付けられた付帯情報を解析する解析処理手段と、前記振動検出手段で検出した振動の度合いおよび前記解析処理手段により解析した前記付帯情報に対して予め設定されている制御用データを用いて、前記振動の度合いおよび前記付帯情報に対応する表示倍率を決定して、前記画像データの表示倍率を変更する制御手段を備える。
本発明によれば、振動の度合いおよび画像の付帯情報に応じて表示倍率を変更することにより、画像表示装置に加わる振動が画像の読影に影響を及ぼさないようにすることができる。
本発明の実施形態に係る画像表示装置の概略構成を例示するブロック図である。 本発明の実施形態に係る医療用画像データの構成を例示する図である。 図4および5とともに本発明の第1実施形態を説明するために、処理例を示すフローチャートである。 振動時の表示倍率変更制御例を示す図である。 振動収束時の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る、設置状態検出時の表示倍率変更処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。
画像表示装置101は、携帯型電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの可搬式表示装置である。読影の際に装置の揺れが継続する状況としては、例えばユーザが表示装置を把持しながら読影診断する場合が想定される。また、救急用自動車や救急用ヘリコプターなどの乗物内で、手持ち状態の表示装置又は乗物内に固定された表示装置でユーザが読影診断を行う場合などが想定される。
以下、画像表示装置101の構成部(符号102乃至108参照)を説明する。なお、設置状態検出部109については後述の第2実施形態で説明する。
画像表示装置101は操作受信部102を備え、タッチパネルや操作ボタンなどによるユーザの操作指示を受け付ける。ユーザのタッチパネル操作やボタン操作による信号を受信した操作受信部102は、操作情報を再生制御部104へ通知する。
画像表示装置101に加わる振動を検出する振動検出部103には、加速度センサなどが使用される。振動検出部103は画像表示装置101の振動を検出し、振動の度合いを数値化してデータを再生制御部104へ通知する。
再生制御部104は、操作受信部102から受信したユーザの操作情報に従って、蓄積部105に記憶されている画像データの中から再生画像を選択する。再生制御部104は、再生画像のデータを画像情報解析処理部106へ出力する。
図2は解析対象とする医療用画像データの構成例を示す。
本例にて、医療用画像データはDICOM規格に沿ったファイル例を示しており、その中のデータ要素には画像ファイルの構成情報が複数記述されている。なお、DICOMは“Digital Imaging and Communications in Medicine”の略号である。
データ要素は、以下の付帯情報を配列して構成される。
・「患者名」、「モダリティ(撮影種別情報)」、「撮影部位情報」、「画像情報」、「関心領域情報」などのDICOMタグ情報(Tag)。
・「数字」、「バイナリデータ」などの値表現(Value Representations)。
・値フィールドの長さ(Value Length)。
・「患者名」、「画像」などの値を入れるエリア(Value Field)。
例えば、Tagが“00080060”の場合、これは画像の種別を示す情報であり、マンモグラフィ画像の場合、Value Fieldに“MG”の文字列が記述されている。このTagとValue Fieldの情報を用いた判定により、画像種別や部位の情報が分かる。また、画像の付帯情報には、病変の可能性が高く、読影に必要な位置情報が関心領域情報(ROI:Region Of Interest)として記述される。
画像情報解析処理部106は、上記データ要素の情報を解析することにより、画像解析結果情報を得る。画像解析結果情報とは、例えば、対象画像が医療用画像であるか否か、マンモグラフィ画像やX線画像などの画像種別、および人体の部位(胸や足など)のどの位置が撮影されているか、画像の解像度などの情報である。画像情報解析処理部106は、再生制御部104に画像解析結果情報を通知する。
再生制御部104は、画像情報解析処理部106から取得した画像解析結果情報と、振動検出部103から通知された装置の振動検出情報に基づき、表示する医療用画像の読影において、振動が影響しない表示倍率を決定する。そして、再生制御部104は、表示画像について表示映像データへのデコードを行い、その表示映像データ、および如何なる表示倍率で画像表示するかを指示する表示制御情報を、表示サイズ制御部107へ出力する。なお、対象画像を拡大表示する場合、拡大後の画像が表示部108の表示可能サイズ以上の大きさとなるために画像の一部分しか表示できないこともある。この場合、再生制御部104は拡大表示の対象とする画像の領域情報も併せて表示サイズ制御部107へ出力する。
表示サイズ制御部107は、再生制御部104から受信した表示映像データを、該データとともに再生制御部104から通知された表示制御情報に従って拡大または縮小する。表示倍率が変更された後の表示映像データは表示部108へ出力される。表示部108には液晶パネルなどの表示装置が用いられ、表示サイズ制御部107からの表示映像データに従って画像表示を行う。
図3は、振動検出時の表示倍率変更処理例を示すフローチャートである。本処理は、振動検出部103が振動を検出した場合に開始する。
まずS301にて再生制御部104は、ユーザの操作情報に従って再生する画像を決定して画像情報解析処理部106に出力した後で、画像解析結果情報を画像情報解析処理部106から取得する。次のS302で再生制御部104は、画像情報解析処理部106から取得した画像解析結果情報に基づいて医療用画像を表示中であるか否かを判定する。表示画像が医療用画像でない場合、何も処理を行わずに処理を終了する。また、表示中の画像が医療用画像であると判定された場合、S303に進む。再生制御部104は、予め設定されている表示倍率の制御用データを用いて、振動検出部103の検出した振動の度合いが、現在表示中の医療用画像の読影に影響を与えるか否かを判定する。
下表1は、振動の度合いおよび画像の付帯情報と表示倍率との関連テーブルを例示する。

Figure 2013072891
このテーブルは、マンモグラフィ画像、胸部X線画像、胸部以外のX線画像などのように、医療用画像の種別および撮影部位ごとに、振動の度合いによって読影に影響を及ぼす際の最低表示倍率の閾値を示す。例えば、ユーザがマンモグラフィ画像の読影を行う際、振動の検出レベルがゼロ(任意単位)である場合には、対応する最低表示倍率の閾値は1倍である。撮影画像を1倍以上の表示倍率、すなわち表示画像自体の解像度と表示解像度が同じである、ドットバイドット状態で読影している場合でもユーザは正常に読影可能である。また振動の度合いが10の場合、対応する最低表示倍率の閾値は2倍である。2倍の表示倍率とは、すなわち横方向に2倍で、かつ縦方向に2倍であって面積としては4倍である。これは表示部108の4ドットに、表示画像の1ドットを表示している状態で読影している場合に、ユーザが正常に読影可能であることを示している。
また、胸部X線画像の場合、マンモグラフィ画像ほど精細度が高くないためテーブルに設定される閾値が低くなっている。例えば、振動の度合いが10の場合、最低表示倍率の閾値は1倍である。これは、1倍以上の表示倍率で画像を表示していれば、ユーザが正常に読影可能であることを示している。
なお、検出した振動の度合いが5などの場合には、テーブル情報として直接に含まれないので、そのままでは閾値を参照できない。この場合、補間計算により、テーブル情報に近い値に用いて中間的な表示倍率を計算することで、読影に影響しない値を算出可能である。例えば、マンモグラフィ画像の表示にて振動の度合いが5の場合、0と10の中間であることから、読影に影響しない表示倍率の閾値として1.5倍が算出される。
図3のS303に示す判定処理では、表1に示したテーブルを参照して、表示中の画像種別と撮影部位の情報から、最低表示倍率が算出され、現時点での表示倍率と比較される。算出した最低表示倍率以上の大きさで画像が表示されているか否かについて判定が行われる。再生制御部104は、S303の判定結果に基づき、振動が読影に影響しないと判定した場合、本処理を終了させ、また、振動が読影に影響すると判定した場合にはS304へ処理を進める。
S304で再生制御部104は、現在表示中の表示倍率の情報を不図示のメモリに記憶する。そして、S305で再生制御部104は、現在表示中の画像を拡大する際の画像位置について、どこが読影に影響するかを決定する。再生制御部104は、決定した部分を中心に、S303の判定で用いた、振動が読影に影響しない最低表示倍率以上で画像を拡大表示させるために、表示サイズ制御部107へ指示する。表示サイズ制御部107は表示部108の表示倍率を変更し、検出した振動が読影に影響を与えない表示倍率で画像を拡大する。
図4は、表示倍率の変更制御時の表示画面例を示す。
図4(A)は表示部108にて表示画面501内に、マンモグラフィ画像502と画像情報に係る文字情報503を表示している状態を例示する。図4(B)は画像表示装置101の振動が検出されて、読影対象であるマンモグラフィ画像の部分を中心に拡大表示が行われた状態を例示する。この場合、図3のS305で再生制御部104は、読影に影響する部分は読影対象画像であって、それ以外の文字情報503は読影に影響しないと判断する。再生制御部104は、マンモグラフィ画像502の領域を中心に表示画像の拡大指示を表示サイズ制御部107へ通知する。
また、全画面に読影対象画像を表示している場合、再生制御部104は、画像の中心部、または前述の関心領域情報に記述されている画像領域を読影に重要であると判断し、当該画像領域を拡大して表示部108に表示させる制御を行う。図4(B)に示す例では、表示倍率が変更中である旨を示す表示情報505が表示部108の画面上に表示される。これによりユーザは、振動の発生によって画像が拡大されたこと、および表示倍率の変化を知ることができる。その際、図3のS305にて再生制御部104は、表示画像が拡大していることを示す表示情報を映像データとして作成し、これを再生画像データに重量して表示サイズ制御部107へ出力する。なお、表示部108の画面上でのユーザへの通知制御とともに、または該通知制御に代えて音声メッセージの通知制御を行う構成でもよい。
次に、図5のフローチャートを参照して、画像表示装置101の振動収束時の処理例を説明する。本処理は、振動検出部103の検出していた振動の度合いが閾値未満に収束した場合に開始する。
まずS601で再生制御部104は、ユーザの読影中に表示倍率が急に元に戻らないようにするためにユーザ操作が行われるのを待つ。ユーザ操作が行われると、S602へ進み、再生制御部104は、図3のS304でメモリに記憶しておいた表示倍率の情報を読み出し、表示倍率を元に戻す処理を行う。
上述した処理により、ユーザの読影中に振動が発生した際、表示している医療用画像の種別および撮影部位、表示中の画像サイズに応じて、振動が読影に影響しない表示倍率へと変更される。この表示倍率変更により、病変の見落としを防止できる。振動にはユーザが気付かない程度の微小な振動が含まれるが、この場合でも適正な表示倍率への変更が行われる。また、読影する医療用画像と、その読影結果を記入するカルテとを同時に表示し、かつ読影後にカルテ画面を見ながらユーザが入力操作を行う状況などが想定される。表示部108には医療用画像が表示されているが、読影作業以外の操作をユーザが行っている場合、図3のS302にて再生制御部104は読影中と判定せず、拡大処理を行わない。なお、ユーザの行う操作が読影作業のための操作であるか否かについては、操作受信部102からの操作情報により判定可能である。
第1実施形態によれば、画像表示装置が表示している医療用画像の種別および撮影部位に応じて、振動が現在表示中の画像の読影に影響を及ぼすか否かについて判定が行われる。振動が読影に影響を及ぼさない適切な表示倍率への変更により、振動による読影時の病変の見落としを防止することができる。本実施形態は、画像表示装置の揺れがある程度継続する状況において有効である。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態では、画像表示装置が振動する可能性のある状況を事前に予測し、振動が読影作業に影響を及ぼさないよう、事前に表示倍率を変更する制御例について説明する。なお、本実施形態にて第1実施形態の場合と同様の構成要素については既に使用した符号を用いることにより、それらの説明を省略し、以下では主として相違点を説明する。
図1の設置状態検出部109は、画像表示装置101が持ち運び可能な状態であるか否かを検出する。例えば、画像表示装置101がクレードルやACアダプタなどに接続されている場合、持ち運び可能な状態でないことが検出され、設置状態検出部109は設置状態の検出結果を再生制御部104へ通知する。
再生制御部104は、設置状態検出部109からの設置状態の検出情報に基づき、画像表示装置101が振動する可能性について予測する。再生制御部104は予測結果に基づいて、画像表示装置101が振動しても読影に影響しないように、予め表示倍率を変更する制御を行う。
図6は、画像表示装置101の設置状態の変更が検出された時の表示倍率の変更処理を例示するフローチャートである。本処理は、設置状態検出部109が設置状態の変化を検出した場合に開始する。
まずS801にて再生制御部104は設置状態検出部109から設置状態の検出情報を取得し、振動および付帯情報と表示倍率との関連テーブルを切り替える処理を実行する。
下表2は、画像表示装置101が持ち運び可能な状態にあって振動が発生する可能性の高い状態で使用される、振動の度合いおよび画像の付帯情報と表示倍率との関連テーブルを例示する。
Figure 2013072891
上表は、振動が発生する可能性の高い状態にて、振動の度合いと、画像種別と撮影部位の情報に応じて、読影に影響しない最低表示倍率を関連付ける制御用データをテーブルとして表したものである。
例えば、マンモグラフィ画像の場合、振動の度合いが0や10の場合でも、予め振動が起こる可能性があるため、4倍以上の表示倍率のみ表示可能に設定している。また、振動が発生する可能性の低い設置状態の場合、関連テーブルは前述した第1実施形態の表1に示す別の制御用データが参照される。
S801では、これらのテーブルを設置状態の検出結果に応じて切り替える処理が行われる。再生制御部104は設置状態の変更によって、現在表示中の画像の表示倍率を変更する必要があるか否かを判定する。この判定では、現時点での表示倍率が、S801で切り替えたテーブルの表示倍率よりも小さいかどうか、すなわち現時点の振動が読影に影響する表示倍率であるか否かについて判定される。再生制御部104が表示倍率の変更の必要が無いと判定した場合、本処理は終了し、また、表示倍率の変更が必要であると判定した場合、S803へ進む。
S803で再生制御部104は、S801で切り替えたテーブルを参照し、現在の振動の度合いや、表示中の画像種別および撮影部位に従って表示倍率の変更処理を行う。
第2実施形態では、画像表示装置101の設置状態を検出して振動発生の可能性を予測する。振動発生前において、振動に影響されずに読影可能な表示倍率へと変更するための制御が行われるので、読影作業中に表示倍率が振動発生の度に拡大されることはなくなる。したがって、ユーザは読影に集中することができ、病変の見逃しを防止できる。
101 画像表示装置
102 操作受信部
103 振動検出部
104 再生制御部
106 画像情報解析処理部
107 表示サイズ制御部
108 表示部
109 設置状態検出部

Claims (8)

  1. 画像データを処理して表示部に表示する可搬式の画像表示装置であって、
    前記画像表示装置の振動を検出する振動検出手段と、
    前記画像データに関連付けられた付帯情報を解析する解析処理手段と、
    前記振動検出手段で検出した振動の度合いおよび前記解析処理手段により解析した前記付帯情報に対して予め設定されている制御用データを用いて、前記振動の度合いおよび前記付帯情報に対応する表示倍率を決定して、前記画像データの表示倍率を変更する制御手段を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像の付帯情報は医療用画像の情報であって、医療用画像データの撮影種別情報、部位情報、および読影に必要な位置情報である関心領域情報のうちの1つ以上の情報を含んでおり、
    前記制御手段は、前記振動検出手段の検出した振動が医療用画像の読影に影響を及ぼさない表示倍率を決定し、現時点の表示倍率を変更する必要があると判定した場合、決定した表示倍率に従って画像を拡大する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、決定した前記表示倍率に従って前記医療用画像データを拡大表示する際、画像の中心部または画像に関連付けられた前記関心領域情報の示す領域を中心に拡大する制御を行うことを特徴とする請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記画像データの表示倍率を変更する前の表示倍率の情報を記憶しておき、
    前記振動検出手段によって検出した振動の度合いが閾値未満になった場合、記憶しておいた前記表示倍率の情報を読み出して振動発生前の表示倍率に戻す制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の画像表示装置。
  5. ユーザの操作指示を受信する受信手段を備え、
    前記制御手段は、前記振動検出手段によって検出した振動の度合いが閾値未満になった場合、ユーザの操作指示を前記受信手段から取得した後で、振動発生前の表示倍率に戻す制御を行うことを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記画像データの表示倍率を変更する制御を行っている間、振動発生により表示倍率が変更中である旨を示す情報の通知制御を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の画像表示装置。
  7. 前記画像表示装置が持ち運び可能な状態であるか否かを検出する設置状態検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記設置状態検出手段によって前記画像表示装置が持ち運び可能な状態でないと判定された場合には前記表示倍率の制御用データに従って前記表示倍率を決定し、また前記設置状態検出手段によって前記画像表示装置が持ち運び可能な状態であると判定された場合には前記表示倍率の制御用データとは異なる制御用データに従って前記表示倍率を決定することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の画像表示装置。
  8. 画像データを処理して表示部に表示する可搬式の画像表示装置にて実行される制御方法であって、
    前記画像表示装置の振動を検出する振動検出ステップと、
    前記画像データに関連付けられた付帯情報を解析する解析処理ステップと、
    前記振動検出ステップで検出した振動の度合いおよび前記解析処理ステップで解析した前記付帯情報に対して予め設定されている制御用データを用いて、前記振動の度合いおよび前記付帯情報に対応する表示倍率を決定し、前記画像データの表示倍率を変更する制御ステップを有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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