JP2009301269A - ソフトウェア入力キー表示方法、プログラム及び情報処理端末 - Google Patents

ソフトウェア入力キー表示方法、プログラム及び情報処理端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 ソフトウェア入力キーを表示中であっても、ソフトウェア入力キーを表示していない状態と同様の操作性及び閲覧性を有するソフトウェア入力キー表示技術を提供する。
【解決手段】 情報処理装置のディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する際、情報処理装置において、予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小し、縮小した第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成し、第2の表示イメージをディスプレイに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイ装置に表示したキーボード内のキーをマウスやペン等で選択することにより、そのキーに対応する入力を行うソフトウェア入力キーに関し、特に、タッチスクリーンを備えるディスプレイ装置にて表示するソフトウェア入力キーに関する。
近年、タッチスクリーン上にソフトウェア入力キーを表示しディスプレイを触れることで情報を入力する機能を備えるPDA等の小型情報端末が一般的に用いられるようになった。
図7を参照して従来のソフトウェア入力キーについて説明する。本図では、あるフォルダ内のファイルをアイコン表示している状態からソフトウェア入力キーを表示したときの画面を示すものであるが、このとき、ソフトウェア入力キーは画面の下半分に表示されている一方、ソフトウェア入力キーが表示される前に画面下半分に表示されていたアイコン等が画面に表示されていない。
このように、従来のソフトウェア入力キーは、表示の際、画面に表示すべき他の要素を隠してしまう。特に、ソフトウェア入力キーを用いて入力しようとしているエディットボックス等の入力コンポーネントや、入力の際に参照すべきリアルタイム情報等のデータが隠れてしまう場合もあり、操作性や閲覧性を損なっていた。
特許文献1には、画面上に透明なソフトウェアキーボードを表示することを提案している。このような構成を有するソフトウェア入力キーシステムによれば、従来のシステムより閲覧性を向上させることができるものの、ソフトウェアキーボードがエディットボックスなどの入力コンポーネント上に表示する場合、ユーザが入力する際に一時的にソフトウェアキーボードを移動させる必要があり、操作性が向上していない。
特開2007−048300号
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ソフトウェア入力キーを表示中であっても、ソフトウェア入力キーを表示していない状態と同様の操作性及び閲覧性を有する技術を提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は、次のようなソフトウェア入力キー表示方法、プログラム及び情報処理端末を提供する。
すなわち、情報処理装置のディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する方法において、予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する処理を情報処理装置の処理装置にて実行する縮小段階と、縮小した第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する処理を処理装置にて実行する合成段階と、第2の表示イメージをディスプレイに出力する処理を処理装置にて実行する表示段階とを含むことを特徴とするソフトウェア入力キー表示方法を提供する。
また、コンピュータのディスプレイにソフトウェア入力キーを表示するためのプログラムであって、予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する縮小手段、縮小した第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する合成手段、及び、第2の表示イメージをディスプレイに出力する表示手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムを提供する。
更に、ディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する情報処理端末において、予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する縮小手段、縮小した第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する合成手段、及び、第2の表示イメージをディスプレイに出力する表示手段を備えることを特徴とする情報処理端末を提供する。
本発明によれば、ソフトウェア入力キーを画面上に表示した状態、即ち、第2の表示イメージを表示した状態であっても、ソフトウェア入力キーを画面上に表示していない状態、即ち、第1の表示イメージの全体をソフトウェア入力キーで隠すことなく表示することができる。
本発明の一実施の形態について説明する。本実施形態では、情報処理装置のディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する際に、予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する処理(縮小処理)、縮小した第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する処理(合成処理)、第2の表示イメージをディスプレイに出力する処理(表示処理)を、情報処理装置が備えるプログラマブルな処理装置や、専用の処理装置にて実行する。
第1及び第2の表示イメージのいずれか一方を選択する処理(選択処理)を更に含み、選択処理にて第1の表示イメージを選択した場合に表示処理にて第1の表示イメージをディスプレイに出力することとしてもよい。こうすれば、第1及び第2の表示イメージのいずれかを選択して表示することができる。
情報処理装置はディスプレイの画面上をタッチした位置に応じた電気信号としてタッチ位置情報を出力するタッチスクリーンを備えるものとし、ディスプレイが第2の表示イメージを表示しているとき、第2の表示イメージの中の第1の表示イメージにあたるタッチ位置情報をタッチスクリーンが出力すると、当該タッチ位置情報に対し、予め定められた変換処理を処理装置にて実行して仮想位置情報を生成する位置情報変換段階を含むこととしてもよい。こうすれば、縮小した第1の表示イメージにおいてタッチされた位置を取得することができる。
ソフトウェア入力キーの好ましい配置としては、第2の表示イメージをディスプレイに表示するとき、ソフトウェア入力キーを構成するそれぞれのキーは、ディスプレイの外縁に沿って配置され、縮小した第1の表示イメージは、ディスプレイ上でソフトウェア入力キーの内側に配置されることが考えられる。
本発明の一実施例である小型情報端末100について説明する。図1を参照すると、小型情報端末100は、ディスプレイ110、タッチスクリーン120、オペレーティングシステム(OS)130、アプリケーションソフトウェア群140からなる。
ディスプレイ110は、ディジタル信号からアナログ信号への変換を行うDAC(Digital to Analog Converter)111と、DAC111からの信号を受信し画像データを表示するモニタ112、モニタ112に表示する画像データを保存するフレームバッファ113と、フレームバッファ113へ画像データを読み書きする機能とその画像データをDAC111に転送する機能を備えるディスプレイコントローラ114から構成されている。
タッチスクリーン120は、スクリーン121と、ユーザがタッチした位置情報をスクリーン121から取得するタッチスクリーンコントローラ122から構成されている。
OS130は、小型情報端末100のCPUにて実行されるソフトウェアであり、ディスプレイドライバ131やタッチスクリーンドライバ132など、各ハードウェア要素を制御するハードウェアドライバと、グラフィック(Graphic)処理モジュール133やイベント処理モジュール134など多数の中間処理モジュールと、アプリケーションソフトウェアとのインタフェースとしての役割を担うアプリケーションインタフェース135から構成されている。尚、図1では明記していないが、OS130内の多くのソフトウェア要素は相互にアクセスすることが可能である。
ディスプレイドライバ131は、グラフィック処理モジュール133からデータを受信しディスプレイコントローラ114にそのデータを転送してディスプレイに表示する機能や、グラフィック処理モジュール133からの要求に応じてモニタ112上の画像データをディスプレイコントローラ114経由で取得する機能を装備している。
タッチスクリーンドライバ132は、ユーザがタッチした位置を取得する機能を有する。ユーザがタッチスクリーンをタッチすると、H/W割り込みが発生し、OS130がH/W割り込みを検知してタッチスクリーンドライバ132に通知する。これにより、タッチスクリーンドライバ122がほぼリアルタイムにタッチスクリーンコントローラ122に対してタッチの位置を要求して取得することができる。
グラフィック処理モジュール133は、画像処理、ディスプレイ110への画像データの表示、ディスプレイ110からの画像データの取得等の機能を備える。
イベント処理モジュール134は、OS130内における任意のソフトウェア要素および任意のアプリケーションソフトウェアからイベント発行の要求を受け付け、イベントの発行を行うソフトウェア要素である。イベントは、OS130におけるソフトウェア要素および各アプリケーションソフトウェアの間でコミュニケーションを行うための手段である。各ソフトウェア要素は、イベント処理モジュールへのイベント発行依頼およびイベント発行の検知を行う手段を有する。イベントの発行はイベントの種類を指定するため、ソフトウェア要素内の出来事を他のソフトウェア要素へ通知することができる。また、イベントを発行する際にデータまたデータのアドレスを指定することが可能であるため、ソフトウェア要素間のデータを転送することも可能である。
アプリケーションインタフェース135は、アプリケーションソフトウェアからOS130内のソフトウェア要素へのアクセスを受け付けて処理する機能と、OS130内のソフトウェア要素からのレスポンスや通知などをアプリケーションソフトウェアに送付する機能を有する。
アプリケーションソフトウェア群140は、小型情報端末100のCPU及びOS130上で実行中の一乃至複数のアプリケーションソフトウェアの全体を意味する。
ソフトウェア入力キーモジュール141は、アプリケーションソフトウェアの一種であり、ディスプレイ110上にソフトウェアキーボードに相当するソフトウェア入力キーを表示し、ユーザによる入力キーのタッチを感知する機能を備えている。
本実施例では、ディスプレイドライバ131、タッチスクリーンドライバ132、ソフトウェア入力キーモジュール141を除いて上記の全てのコンポーネントは一般の小型情報端末のものと同様に処理を行う。
次に、図2を参照して、ディスプレイドライバ131、タッチスクリーンドライバ132、ソフトウェア入力キーモジュール141の動作について更に詳しく説明する。
ソフトウェア入力キーモジュール141は、起動時および終了時にルートR201とR202を経由してディスプレイドライバ131とタッチスクリーンドライバ132にソフトウェア入力キーモジュール141の起動状況を通知する。
ディスプレイドライバ131は、ソフトウェア入力キーモジュール141が起動していないときには、グラフィック処理モジュール133が表示要求したイメージ図をルートR303、R304、R306経由でディスプレイ110に転送し、ディスプレイ110にそのイメージを表示させる。ディスプレイドライバ131内のソフトウェアスイッチ201は、ルートR305とルートR304のどちらかのイメージデータを選択しそれをディスプレイドライバに送信する役割を担っている。ソフトウェアスイッチ201は、ソフトウェア入力キーモジュール141が未起動の時にはルートR304のデータを選択し、ソフトウェア入力キーモジュール141が起動している時にはルートR305のデータを選択する。
ルートR304のイメージデータはルートR303を経由してグラフィック処理モジュール133から直接に受信したイメージ図である。一方、ルートR305のイメージデータは、グラフィック処理モジュール133から受信したイメージデータを縮小処理部202にて縮小してできた縮小イメージ図と、ルートR307、R308を経由したソフトウェア入力キーのイメージ図とを合体させてできたイメージ図データである。
グラフィック処理モジュール133がルートR303経由でディスプレイドライバ131に転送するイメージ図は、OS130とアプリケーションの状態に依存し、一定ではない。ルートR303、R304におけるイメージ図の一例を図3にOS表示イメージ図300として示す。OS表示イメージ図300は上述の第1の表示イメージに相当し、モニタ112の画面全体を用いて表示される。
一方、ルートR307、R308を経由したソフトウェア入力キーのイメージ図は、基本的にはOS130とアプリケーションの状態に非依存であり、一定である。図4にソフトウェア入力キーイメージ400を示す。ソフトウェア入力キーイメージ400のデータは端末の記憶装置203に保存されている。
OS表示イメージ図300を縮小したOS表示イメージ図300aと、ソフトウェア入力キーイメージ400とを合成処理部204にて合成し、ルートR305を介してソフトウェアスイッチ201に入力する。合成されたイメージ図である合成イメージ図500を図5に示す。合成イメージ図500は上述の第2の表示イメージに相当する。OS表示イメージ図300aは、OS表示イメージ400の全体を縮小したものなので、そのままモニタ112に表示するとモニタ112の外周に余白が生じる。合成イメージ図500をモニタ112に表示すると、この余白にあたる外周部にソフトウェア入力キーイメージ400が表示される。
OS表示イメージ図300上での位置と合成イメージ図500上での位置との対応関係について図6を参照して説明する。スクリーンの長さと高さをそれぞれAとBとしている。従って、点(0,0)、(A−1,0)、(0,B−1)、(A−1,B−1)がそれぞれもっとも左上のピクセル(原点)、もっとも右上のピクセル、もっとも左下のピクセル、もっとも右下のピクセルを表すことになる。また、同図では、ソフトウェア入力キーをディスプレイ上に表示すると、一部のスクリーンだけがソフトウェア入力キーの背後に隠れてしまうが、中央にあるC×Dの長方形四角は隠されない。そのため、ソフトウェア入力キーが表示されるときに、ディスプレイドライバ131がグラフィック処理モジュール133からの表示イメージ図を縮小する縮小割合が、横軸ではC/A、縦軸ではB/Dになる。
タッチスクリーンドライバ132は、ソフトウェア入力キーモジュール141の起動状況をソフトウェア入力モジュール141からの通知により把握し、その起動状況に応じて、タッチ位置情報に対して異なる処理を行う。タッチ位置情報とはスクリーン120上で実際に検知されたタッチの位置を示す座標である。
ソフトウェア入力キーモジュール141が起動していない場合、タッチスクリーン上にユーザがタッチすると、タッチスクリーンドライバ132は、タッチイベントを発生するようにルートR309経由でイベント処理モジュール134に通知する。その際、タッチイベントと共に、イベントの情報としてイベント処理モジュール134にタッチ位置情報を通知する。タッチ位置情報が経由するルートは、R310、R311、R313である。
他方、ソフトウェア入力キーモジュール141が起動中の場合、タッチスクリーンドライバ132の動作は、タッチ位置情報の座標がソフトウェア入力キーの描画領域内であるか否かに応じて異なる。
ソフトウェア入力キーモジュール141が起動中であって、かつ、タッチ位置がソフトウェア入力キーの描画領域内ではない場合、タッチスクリーンドライバ132は、タッチイベントを発生するようにルートR309経由でイベント処理モジュール134に通知する。その際、タッチスクリーンドライバ132は、位置変換部205にてタッチ位置情報を仮想位置情報に変換してイベント処理モジュール134に通知する。このときタッチ位置情報または仮想位置情報の経由ルートは、R310、R314、R315、R312、R313である。仮想位置情報は、実際のタッチの位置が中央のC×Dの四角形内の領域にあったときのみに、タッチ位置情報から位置変換部205によって算出される。
ここでタッチ位置情報に基づいて仮想位置情報を算出する方法について図6を参照して説明する。ソフトウェア入力キーを表示しているときのタッチ位置情報を座標(M,N)とすると、仮想位置の座標(P,Q)はそれぞれ数1、数2にて表される。計算結果が小数点数の場合は四捨五入して整数にしてPとQにする。
Figure 2009301269
Figure 2009301269
また、ソフトウェア入力キーモジュール141が起動中であって、かつ、タッチ位置がソフトウェア入力キーの描画領域内にある場合、タッチスクリーンドライバ132はイベント処理モジュール134に対してタッチイベント発生の要求をしない。その代わりに、タッチスクリーンドライバ132はイベント処理モジュール134に対してキー入力イベントの発生を要求する。キー入力イベントはソフトウェア入力キーモジュール141が予めイベント処理モジュール134に登録してあるイベントである。キー入力イベントの発生を要求する際、タッチスクリーンドライバ132はタッチ位置情報をイベント処理モジュール134に通知する。
このようにして、ソフトウェア入力キーモジュール141は、キー入力イベントの発生を検知すると共にタッチ位置情報を取得する。取得したタッチ位置情報と、ソフトウェア入力キーのイメージ図データ203とに基づいて、ソフトウェア入力キーモジュール141は、ソフトウェア入力キーのどのキーがタッチされたのか、即ちキーの値を判定する。
タッチされたキーを判定すると、ソフトウェア入力キーモジュール141はイベント処理モジュール134に対してキーイベントの発生を要求する。キーイベントとはハードウェアキーボードまたはソフトウェアキーボードのキー押下の検知に応じてイベント処理モジュール134が発生させるイベントである。キーイベントが発生すると、イベント処理モジュール134は、イベント発生の通知と共にそのキーの値をOS130の他のコンポーネントまたはアプリケーションソフトウェア142〜145に通知する。ここではソフトウェア入力キーモジュール141が判定したキーの値が通知されることになる。
上述の実施形態によれば、ソフトウェア入力キーを非表示のときの画面を縮小して画面中央部にて表示すると共に、ソフトウェア入力キーをタッチディスプレイの周辺に沿ってキーを並べて表示する。これにより、ソフトウェア入力キーを非表示のときの画面全体を、ソフトウェア入力キーを表示したときにもタッチディスプレイに表示することができる。従来のソフトウェア入力キーのように、ソフトウェア入力キーの背後に画面の一部が隠れてしまうといったことがないため、ソフトウェア入力キーを表示しているときにソフトウェア入力キー以外の表示オブジェクトに対するタッチ操作の操作性を損なうことがない。例えば、ソフトウェア入力キー以外の表示オブジェクトにタッチするために、いったんソフトウェア入力キーを非表示にする操作や、ソフトウェア入力キーの表示位置を移動する操作を行う必要がない。
以上、実施の形態及び実施例を挙げて本発明について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、グラフィック処理モジュール133及びイベント処理モジュール134は従来同様に動作する一方、ソフトウェア入力キーモジュール141、ディスプレイドライバ131及びタッチスクリーンドライバ132は特徴的な動作を行うことにより、本発明のソフトウェア入力キーを実現したが、他の実装であっても実現可能であることは当業者には明らかであろう。
すなわち、ディスプレイドライバ131にて特徴的な処理を実行させる代わりに、グラフィック処理モジュールにて実行させることとしてもよい。ディスプレイ表示イメージの縮小処理、縮小したディスプレイ表示イメージとソフトウェア入力キーのイメージとの合成処理、合成イメージとディスプレイ表示イメージとのスイッチング処理を、グラフィック処理モジュールにて行うこととしてもよい。同様に、タッチスクリーンドライバ132にて行っていたタッチ位置情報の仮想位置情報への変換等の処理をイベント処理モジュールにて行うこととしてもよい。
また、ソフトウェア入力キーモジュール141をアプリケーションプログラムとして実装する代わりに、同様の機能をOSのコンポーネントとして実装することとしてもよい。
また、本発明は特にタッチスクリーン機能を有するディスプレイ装置にて表示するソフトウェア入力キーに特に好適ではあるが、本発明はこれに限定されるものではなく、タッチスクリーン機能を持たないディスプレイ装置にて表示するソフトウェア入力キーであってもよい。この場合であっても、ディスプレイ表示イメージを隠蔽することなくソフトウェア入力キーを表示することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1である小型情報端末100について説明するためのブロック図である。 OS130について説明するためのブロック図である。 OS表示イメージ図300について説明するための図である。 ソフトウェア入力キーイメージ400について説明するための図である。 合成イメージ図500について説明するための図である。 OS表示イメージ図300上での位置と合成イメージ図500上での位置との対応関係について説明するための図である。 従来のソフトウェア入力キーを表示した画面について説明するための図である。
符号の説明
100 小型情報端末
110 ディスプレイ
111 DAC
112 モニタ
113 フレームバッファ
114 ディスプレイコントローラ
120 タッチスクリーン
121 スクリーン
122 タッチスクリーンコントローラ
130 OS
131 ディスプレイドライバ
132 タッチスクリーンドライバ
133 グラフィック処理モジュール
134 イベント処理モジュール
135 アプリケーションインタフェース
140 アプリケーションソフトウェア群
141 ソフトウェア入力キーモジュール
142〜145 アプリケーションソフトウェア
201 ソフトウェアスイッチ
202 縮小処理部
203 ソフトウェア入力キーのイメージ図データ
204 合成処理部
205 位置変換処理部
300 OS表示イメージ図
400 ソフトウェア入力キーイメージ
500 合成イメージ図

Claims (12)

  1. 情報処理装置のディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する方法において、
    予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する処理を前記情報処理装置の処理装置にて実行する縮小段階と、
    縮小した前記第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する処理を前記処理装置にて実行する合成段階と、
    前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに出力する処理を前記処理装置にて実行する表示段階と
    を含むことを特徴とするソフトウェア入力キー表示方法。
  2. 請求項1に記載のソフトウェア入力キー表示方法において、
    更に、前記第1及び第2の表示イメージのいずれか一方を選択する処理を前記処理装置にて実行する選択段階を含み、
    前記選択段階にて前記第1の表示イメージを選択した場合、前記表示段階にて前記第1の表示イメージをディスプレイに出力する
    ことを特徴とするソフトウェア入力キー表示方法。
  3. 請求項1及び2のいずれかに記載のソフトウェア入力キー表示方法において、
    前記情報処理装置は前記ディスプレイの画面上をタッチした位置に応じた電気信号としてタッチ位置情報を出力するタッチスクリーンを備え、
    前記ディスプレイが前記第2の表示イメージを表示しているとき、前記第2の表示イメージの中の前記第1の表示イメージにあたるタッチ位置情報を前記タッチスクリーンが出力すると、当該タッチ位置情報に対し、予め定められた変換処理を前記処理装置にて実行して仮想位置情報を生成する位置情報変換段階を含む
    ことを特徴とするソフトウェア入力キー表示方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のソフトウェア入力キー表示方法において、前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに表示するとき、前記ソフトウェア入力キーを構成するそれぞれのキーは、前記ディスプレイの外縁に沿って配置され、縮小した前記第1の表示イメージは、前記ディスプレイ上で前記ソフトウェア入力キーの内側に配置されることを特徴とするソフトウェア入力キー表示方法。
  5. コンピュータのディスプレイにソフトウェア入力キーを表示するためのプログラムであって、
    予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する縮小手段、
    縮小した前記第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する合成手段、及び、
    前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに出力する表示手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムにおいて、
    更に、前記第1及び第2の表示イメージのいずれか一方を選択する選択手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記選択手段にて前記第1の表示イメージを選択した場合、前記表示手段は前記第1の表示イメージをディスプレイに出力する
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項5及び6のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    ディスプレイは画面上をタッチした位置に応じた電気信号としてタッチ位置情報をコンピュータに出力するタッチスクリーンを備え、
    ディスプレイが前記第2の表示イメージを表示しているとき、前記第2の表示イメージの中の前記第1の表示イメージにあたるタッチ位置情報を前記タッチスクリーンが出力すると、当該タッチ位置情報に対し、予め定められた変換処理を実行して仮想位置情報を生成する位置情報変換手段としてコンピュータを機能させる
    ことを特徴とするプログラム
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載のプログラムにおいて、前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに表示するとき、前記ソフトウェア入力キーを構成するそれぞれのキーは、前記ディスプレイの外縁に沿って配置され、縮小した前記第1の表示イメージは、前記ディスプレイ上で前記ソフトウェア入力キーの内側に配置されることを特徴とするプログラム。
  9. ディスプレイにソフトウェア入力キーを表示する情報処理端末において、
    予め定められた大きさの第1の表示イメージを縮小する縮小手段、
    縮小した前記第1の表示イメージと、予め定められたソフトウェア入力キーのイメージとを互いが重ならないように合成した第2の表示イメージを生成する合成手段、及び、
    前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに出力する表示手段
    を備えることを特徴とする情報処理端末。
  10. 請求項9に記載の情報処理端末において、
    更に、前記第1及び第2の表示イメージのいずれか一方を選択する選択手段を備え、
    前記選択手段にて前記第1の表示イメージを選択した場合、前記表示手段は前記第1の表示イメージをディスプレイに出力する
    ことを特徴とする情報処理端末。
  11. 請求項9及び10のいずれかに記載の情報処理端末において、更に、
    ディスプレイは画面上をタッチした位置に応じた電気信号としてタッチ位置情報をコンピュータに出力するタッチスクリーンと、
    ディスプレイが前記第2の表示イメージを表示しているとき、前記第2の表示イメージの中の前記第1の表示イメージにあたるタッチ位置情報を前記タッチスクリーンが出力すると、当該タッチ位置情報に対し、予め定められた変換処理を実行して仮想位置情報を生成する位置情報変換手段と
    を備えることを特徴とする情報処理端末。
  12. 請求項9乃至11のいずれかに記載の情報処理端末において、前記第2の表示イメージを前記ディスプレイに表示するとき、前記ソフトウェア入力キーを構成するそれぞれのキーは、前記ディスプレイの外縁に沿って配置され、縮小した前記第1の表示イメージは、前記ディスプレイ上で前記ソフトウェア入力キーの内側に配置されることを特徴とする情報処理端末。
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