JP2013071818A - シート収納装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り出し性、視認性を向上させることのできるシート収納装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】収納ガイド304及び搬送ガイド303の間に設けられた保持部材305a〜305fは、収納ガイド304及び搬送ガイド303の傾斜部に当接した状態でシートを収納ガイド304と共に挟持して保持する。そして、保持部材305a〜305fのうち所定の保持部材である補助保持部材305b,305d,305fを、搬送されるシートと当接しない退避位置及びシートを保持する保持位置に移動可能とすることにより、シートを保持する保持力を変更する。
【選択図】図7
【解決手段】収納ガイド304及び搬送ガイド303の間に設けられた保持部材305a〜305fは、収納ガイド304及び搬送ガイド303の傾斜部に当接した状態でシートを収納ガイド304と共に挟持して保持する。そして、保持部材305a〜305fのうち所定の保持部材である補助保持部材305b,305d,305fを、搬送されるシートと当接しない退避位置及びシートを保持する保持位置に移動可能とすることにより、シートを保持する保持力を変更する。
【選択図】図7
Description
本発明は、シート収納装置及び画像形成装置に関し、特にシート収納装置を画像形成装置本体の上面に配置するようにしたものに関する。
従来、画像形成装置においては、画像が形成された後、画像形成装置本体から排出されるシートを収納するシート収納装置を備え、このシート収納装置に、画像形成されたシートを順次排出するようにしたものがある。そして、このようなシート収納装置としては、画像が形成された後に排出されるシートを収容するビンを複数、上下方向に移動可能に設けたビン移動型のソータがある(特許文献1参照)。
図19は、このような従来のビン移動型のソータを説明する図であり、このソータ1002は、上下方向に移動可能な複数のビントレイBnを備えている。なお、この複数のビントレイBnは、両側部に設けられた不図示の螺旋カムの1回転により1段ずつ上昇または下降するようになっている。
そして、画像形成装置本体1000においてトナーにより画像が形成されたシートは、排紙ローラ対1001を経てソータ1002へ送られ、不図示の切換部材の切換により、ソートパスまたはノンソートパスの方向へ選択して送られる。ノンソートパスを通過したシートはノンソートトレイ1003上へ排出され、ソートパスを通過したシートは排紙ローラ1004により排出され、その排出と同期して昇降する各ビントレイBn上に収納される。ビントレイBn上に格納されたシートは各ビントレイBnに開設された不図示の切り欠きを貫通する整合棒1005の排出方向と直交する方向の移動によって整合され、更に必要に応じて不図示の電動ステイプラによってステイプル処理が施される。そして、ユーザは、ユーザ毎に排出されるビントレイBnを変えることにより、シートの仕分けを行なうことができる。
ところで、このような従来のシート収納装置は、略水平、又は緩傾斜状に配置されたビントレイ上にシートを順次平積み状に収納していくものである。また、排出シートの識別性を向上させるために複数のビントレイを積層構造にすると共に、ジョブごとにシートを排出するビントレイを変える構成である。しかし、このように構成した場合、ビントレイの位置には高低差が生じるため、特に低いビントレイに収納されたシートの取り出し性が良くなかった。
また、ビントレイ上に排出されたシート束は、ステイプル綴じ等を施した場合を除いては、シート束状態で拘束されていない。このため、ビントレイからの取り出し時、誤って他のシート束に触れたり、排出時のシートの状態(カール・表面摩擦等)によってビントレイ上でシートが乱れてしまったりする場合がある。このような場合、結果的に取り出し性の低下や、装置の排出エラー等の装置トラブルを発生させる可能性がある。また、従来のシート収納装置は、画像形成装置の側方に配置されるため、画像形成装置とシート収納装置を合わせたシステム全体の幅方向の長さが長くなる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、取り出し性を向上させることのできるシート収納装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置本体の上方に設けられ、前記画像形成装置本体から順次搬送されるシートを下方から受け入れて立てた状態で収納する複数のシート収納部を備えたシート収納装置であって、前記複数のシート収納部は、それぞれ、前記シート収納部の側壁を形成し、下方から搬送されるシートをガイドする第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材と対向して設けられ、下方から搬送されるシートを前記第1ガイド部材と共にガイドする下部ガイド部及び前記下部ガイド部の上方に位置し、シート搬送方向下流にいくに従って前記第1ガイド部材から離れる方向に傾斜した傾斜部を有する第2ガイド部材と、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の間の奥行き方向に複数設けられ、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の傾斜部に当接した状態でシートを前記第1ガイド部材と共に挟持して保持する保持部材と、複数の前記保持部材のうちの所定の保持部材を搬送されるシートと当接しない退避位置又はシートを保持する保持位置に移動させる移動部と、を備えたことを特徴とするものである。
また本発明は、画像形成装置本体の上方に設けられ、前記画像形成装置本体から順次搬送されるシートを下方から受け入れて立てた状態で収納する複数のシート収納部を備えたシート収納装置であって、前記複数のシート収納部は、それぞれ、前記シート収納部の側壁を形成し、下方から搬送されるシートをガイドする第1ガイド部材と、前記第1ガイド部材と対向して設けられ、下方から搬送されるシートを前記第1ガイド部材と共にガイドする下部ガイド部及び前記下部ガイド部の上方に位置し、シート搬送方向下流にいくに従って前記第1ガイド部材から離れる方向に傾斜した傾斜部を有する第2ガイド部材と、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の間の奥行き方向に設けられ、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の傾斜部に当接した状態でシートを前記第1ガイド部材と共に挟持して保持する一つ以上の保持部材と、を備え、かつ各シート収納部のシートを保持する保持力を前記保持部材の数に応じて変更するようにしたものであることを特徴とするものである。
本発明のように、シートを保持する保持部材のうちの所定の保持部材を、搬送されるシートと当接しない退避位置又はシートを保持する保持位置に移動させてシートを保持する保持力を変更することにより、取り出し性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート収納装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。100は画像形成装置、100Aは画像形成装置本体(以下、装置本体という)、100Bはシートに画像を形成する画像形成部、300は装置本体100Aの上面(上方)に配置されたシート収納装置である。
ここで、画像形成部100Bは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー画像を形成する感光体ドラムa〜dと、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光装置106等を備えている。なお、この感光体ドラムa〜dは不図示のモータにより駆動されると共に、周囲には、それぞれ不図示の一次帯電器、現像器、転写帯電器が配置されており、これらはプロセスカートリッジ101a〜101dとしてユニット化されている。
102は、矢印方向に回転駆動される中間転写ベルトであり、この中間転写ベルト102に転写帯電器102a〜102dによって転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の各色トナー像が順次中間転写ベルト102に多重転写される。これにより、中間転写ベルト上にはフルカラー画像が形成される。
103は順次中間転写ベルト102に形成されたフルカラー画像をシートPに転写する2次転写部である。この2次転写部103は、中間転写ベルト102を支持する2次転写対向ローラ103b及び中間転写ベルト102を介して2次転写対向ローラ103bと当接する2次転写ローラ103aとから構成される。109はレジストローラ、104は給紙カセット、108は給紙カセット104に収容されたシートPを給送するピックアップローラである。630は装置本体100A及びシート収納装置300の制御を司る制御部であるCPU回路部である。
次に、このように構成された画像形成装置100の画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず不図示のパソコン等からの画像情報に基づき露光装置106はレーザ光を照射し、表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光体ドラムa〜dの表面を順次露光して感光体ドラムa〜dに静電潜像を形成する。この後、この静電潜像をトナーにより現像し、可視化する。
例えば、まず感光体ドラムaに、原稿のイエロー成分色の画像信号によるレーザ光を露光装置106のポリゴンミラー等を介して照射し、感光体ドラムa上にイエローの静電潜像を形成する。そして、このイエローの静電潜像を、現像器からのイエロートナーにより現像し、イエロートナー像として可視化する。この後、このトナー像が感光体ドラムaの回転に伴って感光体ドラムaと中間転写ベルト102とが当接する1次転写部に到来する。ここで、このようにトナー像が1次転写部に到来すると、転写帯電器102aに印加した1次転写バイアスにより、感光体ドラムa上のイエロートナー像が中間転写ベルト102に転写される(1次転写)。
次に、中間転写ベルト102のイエロートナー像を担持した部位が移動すると、このときまでに上記と同様な方法で感光体ドラムb上に形成されたマゼンタトナー像がイエロートナー像上から中間転写ベルト102に転写される。同様に、中間転写ベルト102が移動するにつれて、それぞれ1次転写部においてシアントナー像、ブラックトナー像が、イエロートナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト102上にフルカラートナー画像が形成される。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット104に収容されたシートPは、ピックアップローラ108により1枚ずつ送り出される。そして、シートPは、レジストローラ109に達し、レジストローラ109によりタイミングを合わされた後、2次転写部103に搬送される。この後、この2次転写部103において、転写手段である2次転写ローラ103aに印加される2次転写バイアスによって中間転写ベルト102上の4色のトナー像がシートP上に一括して転写される(2次転写)。
次に、トナー像が転写されたシートPは、2次転写部103から定着部105に搬送される。そして、この定着部105に設けられた加熱ローラ105a及び加圧ローラ105bにより、熱及び圧力を受けて各色のトナーが溶融混色し、シートPにフルカラーの画像として定着される。この後、このように画像が定着されたシートPは、定着部105の下流に設けられた排出ローラ対110によって排紙され、湾曲形状を有する搬送ガイド313を通って装置本体100Aの上面に配置されたシート収納装置300に搬送される。
ここで、このシート収納装置300は、装置本体100Aから順次搬送されるシートを下方から受け入れて立てた状態で収納するものである。そして、このシート収納装置300は、図2に示すように、シート搬送方向に沿って並べて配置され、シートを立てた状態で収納する複数、本実施の形態においては、5つのシート収納部であるトレイ330(330a〜330e)を備えている。なお、このように装置本体100Aの上部に5つのトレイ330を複数並列配置することにより、設置スペースを広くすることなく、収納量を増加することができる。また、シートを立てた状態で収納するようにすることにより、ラージサイズのシートを収納した場合においても、装置の設置スペースを広くすることがない。
また、装置本体100Aから排出されたシートをトレイ330に搬送する搬送ガイド313を備えている。この搬送ガイド313のシート搬送方向下流部には、搬送ローラ301及び搬送ローラ301に圧接する搬送従動コロ302が設けられており、この搬送ローラ301及び搬送従動コロ302によってシートPを5つのトレイ330の一つに選択的に搬送する。なお、搬送ローラ301は、搬送モータM1により駆動される搬送ローラ駆動ギア307と搬送ローラ駆動ベルト306によって回転駆動が付与される。また、シート収納装置300は、搬送ガイド313の入口部に設けられた入口センサS1を備えており、この入口センサS1により、装置本体100AからのシートPの搬送タイミングをモニターしている。
トレイ330(330a〜330e)は、図3に示すように収納部連結軸308により連結されると共に、収納部保持板309によって保持されている。ここで、収納部保持板309には、収納部移動モータM2の同軸上に設けた移動プーリ311bと対向側に設けられた移動プーリ311aに掛けられているタイミングベルト312に固定された収納部移動連結部材310が固定されている。これにより、タイミングベルト312が回転すると、収納部移動連結部材310と共に収納部保持板309が移動し、これに伴いトレイ330も一体的に図2に示す矢印X方向(左右方向)へと移動するようになっている。そして、このようにトレイ330が左右方向に移動することにより、搬送ローラ301に臨むトレイ330を変更することができ、これにより5つのトレイ330の各々に搬送ローラ301から搬送されるシートPを仕分けながら収納することができる。
なお、このシート収納装置300には、図4に示すように、収納部移動連結部材310のホームポジションを検知する収納部移動検知センサS3が設けられている。そして、この収納部移動検知センサS3により、トレイ330の図2に示すX方向(左右方向)中央のホームポジションと、ホームポジションからの収納部移動モータM2の駆動パルス数によって、トレイ330の受け渡し位置を決定している。
また、トレイ330には、図2に示すように、それぞれ紙有り無し検知センサS2(S2a〜S2e)が設けられている。そして、この紙有り無し検知センサS2により、トレイ330の各々にシートが収納されているかを検知し、未収納のトレイに次の排出シートPを収納するように、後述する図9に示すシート収納装置制御部636のCPU701はトレイ330の位置を制御する。
図5は、トレイ330の、シートを下方から受け入れて立てた状態で収納保持する収納保持部200の構成を示す図である。収納保持部200は、略垂直な収納ガイド304と、収納ガイド304に対向して設けられた搬送ガイド303と、収納ガイド304及び搬送ガイド303の間に収納され、収納ガイド304と共にシートを挟持保持する円柱形状の保持部材305とを備えている。ここで、本実施の形態では、保持部材305として円柱形状のものを使用しているが、球体形状、円筒形状、紡錘形状のものを用いても良い。
第1ガイド部材である収納ガイド304は、収納保持部200の側壁を形成し、下方から搬送されるシートを上方にガイドするものである。また、第2ガイド部材である搬送ガイド303は、上部に設けられた対向壁部303αと、下部に設けられ、収納ガイド304と共にシートを上方にガイドする下部ガイド部303γを備えている。さらに、搬送ガイド303は、下部ガイド部303γの上方、すなわち対向壁部303α及び下部ガイド部303γの間に設けられ、シート搬送方向下流にいくに従って収納ガイド304から離れる方向に傾斜した傾斜部303βを有している。
保持部材305は、収納ガイド304と、搬送ガイド303の対向壁部303α及び傾斜部303βとの間で移動自在に設けられている。この保持部材305は、シートが収納保持部200に搬送されるまでは、自重により収納ガイド304と、搬送ガイド303の傾斜部303βに当接した状態となっている。これにより、保持部材305はガイド間距離が大きくなる方向、すなわち上方向には自由に移動できるが、ガイド間距離が小さくなる方向、すなわち下方向には移動できない。また、搬送ガイド303又は収納ガイド304には、保持部材305がシート搬送方向と直交する前奥方向に移動して脱落することがないように、シートPの搬入を阻害しない範囲で不図示の係止部が設けられている。
次に、シートPをトレイ330の収納保持部200に収納保持する動作について図6を用いて説明する。図6の(a)に示すように、搬送ローラ301よりシートPがトレイ330に搬送されると、保持部材305は、収納ガイド304とのニップ部(当接部)を通過するシートPにより押圧されながら、シートPに沿って矢印B方向にシートPの厚さ分移動する。なお、本実施の形態において、保持部材305は、シートPが収納ガイド304と保持部材305とのニップ部を通過する際、搬送されるシートPにより、矢印Bで示す斜め上方へ移動自在となるような軽い材質で形成されている。これにより、シートPを弱い力で保持部材305を矢印B方向へ上昇させながら収納保持部200に収納することができる。
そして、シートPの後端が搬送従動コロ302から抜けると、図6の(b)に示すように、傾斜部303βに位置している保持部材305に作用する重力Mにより、シートPには、収納ガイド304の方向への当接力F(=M/tanθ)が加わる。つまり、シートPの後端が搬送従動コロ302から抜け、シートによる押圧が解除されると、保持部材305は自重により下降し、シートPに対して楔効果を発生する。そして、この楔効果として作用する当接力FによりシートPは、収納保持部200に保持される。
以後、後続のシートは、収納ガイド304と保持部材305とにより保持されている先行シートPと同様に、収納ガイド304と搬送ガイド303の間を搬送される。そして、この後、保持部材305と先行シートPのニップ部へ突入することにより、先行シートPを収納ガイド304内に保持しながら、後続のシートも当接力Fにより収納ガイド304と保持部材305とにより保持することができる。この一連の動作を順次搬送されてくるシートPに対して繰り返し行なうことで、トレイ330に複数のシートを収納することができる。
なお、本実施の形態においては、このような保持部材305を、図7に示すように、収納保持部200の収納ガイド304と搬送ガイド303の間の奥行き方向に複数(6つ)設けている。さらに、本実施の形態においては、保持力を調整(変更)するため、この6つの保持部材305a〜305fのうち、所定の保持部材305b,305d,305fをシートと当接しない退避位置又はシートを保持する保持位置に上下方向に移動可能に設けている。
そして、通常、シートを保持する場合は、所定の保持部材以外の3つの保持部材305a,305c,305eによりシートを保持するようにしている。なお、この所定の保持部材(以下、補助保持部材という)305b,305d,305fは、図8に示すように離間リンク341及び離間駆動板342を介して離間ソレノイドE1に連結されている離間アーム340の下端部に、それぞれ回転自在に軸支されている。
ここで、本実施の形態においては、例えば厚みが薄いシート、またはコーティングシート、フィルムシートといった剛度が弱いシートを収納する場合は、移動部である離間ソレノイドE1を通電するようにしている。そして、このように離間ソレノイドE1が着磁(通電)されると、補助保持部材305b,305d,305fは、搬送ガイド303の斜面部303βに沿って上方へ移動し、搬送されるシートと当接しない退避位置に移動する。
このように補助保持部材305b,305d,305fが上方の退避位置に移動すると、補助保持部材305b,305d,305fの、既述した図6の(b)に示す収納ガイド304の方向への当接力Fはゼロになる。この結果、収納保持部200の当接力Fは、保持部材305a,305c,305eのみによって作用する力となり、当接力Fが減少する。これにより、剛度が弱いシートを保持することができると共に、取出しが容易になる。
一方、収納保持部200によって保持するシート収納枚数が徐々に多くなってきた場合や、厚手のシートを保持する場合は、保持シート束の自重に対抗する当接力Fが必要になってくる。このため、このような場合は、離間ソレノイドE1の通電を停止して補助保持部材305b,305d,305fを落下させ、保持部材305a,305c,305eと共にシートを保持する保持位置に移動させる。
この結果、収納保持部200の当接力Fが増加するようになり、厚手のシート等を保持することができるようになると共に、保持容量を増加させることが可能となる。つまり、本実施の形態においては、補助保持部材305b,305d,305fを退避位置又は保持位置に移動させ、保持部材305a,305c,305e及び補助保持部材305b,305d,305fによりシートを保持する保持力を変更するようにしている。
なお、図9は画像形成装置本体100A及びシート収納装置300を制御する制御ブロック図である。図9に示すように、CPU回路部630は、CPU629、ROM631、RAM650を有している。CPU回路部630は、画像信号制御部634、プリンタ制御部635、シート収納装置制御部636、外部のPC(パソコン)620とのインターフェイスである外部インターフェイス637を制御している。なお、CPU回路部630は、ROM631に格納されているプログラム及び図1に示すようにシート収納装置300の上面に設けられた操作部601の設定に従ってシート収納装置制御部636等を制御する。
ここで、画像信号制御部634は外部のPC620から外部インターフェイス637を介して入力される画像データをプリンタ制御部635に入力し、プリンタ制御部635は、この画像データに基づき画像形成装置本体100Aを制御する。また、シート収納装置制御部636はシート収納装置300に搭載され、CPU回路部630と情報のやり取りを行うことによってシート収納装置全体の駆動制御を行う。なお、本実施の形態において、シート収納装置制御部636をシート収納装置300に搭載しているが、本発明はこれに限定されるものではない。シート収納装置制御部636を、CPU回路部630と一体的に画像形成装置本体100Aに設け、画像形成装置本体側からシート収納装置300を制御するようにしてもよい。
また、シート収納装置制御部636は、図10に示すように、CPU701、RAM702、ROM703と、収納部制御部708等で構成されている。このシート収納装置制御部636は、通信インターフェイス706を介して画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部630と通信してデータ交換を行う。そして、このシート収納装置制御部636は、CPU回路部630からの指示に基づきROM703に格納されている各種プログラムを実行し、収納部制御部708を介してシート収納装置300の制御を行う。
ここで、シート収納処理制御を行う際には、CPU701に、収納部制御部708からI/O705を介してシート収納装置300を制御するための各種センサからの検出信号が取り込まれる。なお、このような各種センサとしては、既述した入口センサS1、紙有り無し検知センサS2、収納部移動検知センサS3がある。また、CPU701は、収納部制御部708を介して既述した搬送モータM1、収納部移動モータM2を駆動する。
さらに、CPU701には、入力部である操作部601から、シートの種類、トレイ330に既保持されたシートの枚数、シートの厚さの少なくとも一つのシート情報が入力される。そして、このシート情報に基づき、既述したように保持力を変更するように、離間ソレノイドE1の通電を制御し、補助保持部材305b,305d,305fを退避位置又は保持位置に移動させる。
次に、本実施の形態に係るシート収納装置300のシート収納動作制御について図11を用いて説明する。画像形成装置100にプリントJobが送られると、プリントJobがスタートされ、これに伴いシート収納装置制御部636は、まず収納対象トレイ番号確定処理を行う(S801)。
そして、この収納対象トレイ番号確定処理として、図12に示すように、まずシートを収納するトレイを設定するためのトレイモニター番号iを0にリセットし(i=0)(S820)、次にトレイモニター番号iに1を加える処理を行なう(S821)。次に、i(=1)番目のトレイをモニター(監視)し(S822)、紙有り無し検知センサS2によりi(=1)番目のトレイに保持シートが存在するかを判別する(S823)。
ここで、i(=1)番目のトレイに保持シートがある場合は(S823のN)、iが5、すなわち最後のトレイであるかを判断する(S826)。そして、i=5でない場合には(S826のN)、トレイモニター番号iに1を加え(S821)、i(=2)番目のトレイに保持シートが存在するかを判別する(S823)。
このように、トレイに保持シートがある場合は(S823のN)、5番目のトレイの監視が終了するまで、すなわちi=5となるまで繰り返し行なう。そして、5番目のトレイに保持シートが存在する場合、すなわち全てのトレイに保持シートが存在する場合であるi=5の場合は(S826のY)、“スタックFULL”信号をCPU701からCPU回路部630に発信する(S827)。なお、この“スタックFULL”信号を受信すると、CPU回路部630は、操作部601に設けられた不図示の表示部に収納不能を表示する。
一方、i番目のトレイで保持シートが存在しない(無し)場合(S823のY)、収納対象番号をi番目に確定する(S824)。そして、このように収納対象番号を確定することにより、収納対象番号がi番目のトレイへの搬送指令を出し、収納対象トレイ番号確定処理を完了する(S825)。
次に、収納対象トレイ番号確定処理が完了すると、図11に示す収納部移動処理に移行する(S802)。そして、この収納部移動処理として、図13に示すように、まず、収納部移動モータM2を駆動させ(S830)、収納部移動連結部材310を、図2に示すホームポジションに向かわせると共に、収納部移動検知センサS3の信号を監視する(S831)。そして、収納部移動検知センサS3の信号により、収納部移動連結部材310がホームポジションに到達したことを検知すると(S832のY)、すなわちトレイ330がホームポジションに到達すると、一旦、収納部移動モータM2を停止させる(S833)。
次に、このようにトレイ330がホームポジションに到達した後、収納部移動モータM2を駆動し(S834)、収納部移動モータM2のクロック数をカウント(監視)する(S835)。そして、収納部移動モータM2のクロック数が、トレイ330が、既述した収納対象トレイ番号確定処理(S801)によって決定されたi番目のトレイが搬送ローラ301に一致する位置となるまでカウントする。そして、収納部移動モータM2のクロック数がi番目のトレイが搬送ローラ301に一致する位置となる所定数(i×20)となると(S836のY)、収納部移動モータM2を停止する(S837)。
次に、このような収納部移動処理が完了すると(S838)、補助保持部材305b,305d,305fにより収納保持部200の保持力である当接力Fを調整する図11に示す当接圧設定処理に移行する(S803)。なお、本実施の形態において、この当接圧設定処理は、シートの坪量Tに応じて収納保持部200の当接力Fを調整するようにしているが、シートの種類、収納保持部200に保持されるシート枚数、シート厚に応じて調整するようにしても良い。
この当接圧設定処理として、図14に示すように、まず操作部601に入力されるシート情報であるシートの坪量Tが80gsm以下(T≦80gsm)か、すなわちシートが薄いシートかどうかを判断する(S840)。そして、T≦80gsmの場合(S840のY)、すなわちシートが薄いシートの場合は、離間ソレノイドE1を着磁させる(S841)。これにより、既述した図7の(b)及び図8の(b)に示すように補助保持部材305b,305d,305fが離間位置に移動する。そして、このように補助保持部材305b,305d,305fを離間位置に移動させることにより、当接力Fが減少し、これにより剛度が弱いシートを保持することができると共に、取出しが容易になる。
また、T≦80gsmでない場合(S840のN)、すなわちシートが厚いシートの場合は、離間ソレノイドE1の着磁は行わず、既述した図7の(a)及び図8の(a)に示すように補助保持部材305b,305d,305fを下方位置に保持する。そして、このように補助保持部材305b,305d,305fを下方位置に保持することにより当接力Fが増加し、厚手のシート等を保持することができると共に、保持容量を増加させることが可能となる。なお、このようにシートの種類(坪量T)に応じた位置に補助保持部材305b,305d,305fを位置させた状態で接圧設定処理を完了させる(S842)。
次に、このような当接圧設定処理が終了すると、画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部630に、図10に示すようにプリントの排出可能信号を出力する(S804)。また、搬送モータM1を駆動させ(S805)、さらに画像形成装置100からのシート搬送に備え、入口センサS1によるシートの到達監視を行なう(S806)。そして、入口センサS1がシート先端を検知すると(S807のY)、排紙モータクロックの監視を開始する(S808)。
この後、入口センサS1がシート後端を検知すると(S809のY)、紙有り無し検知センサS2の信号を監視する(S810)。そして、紙有り無し検知センサS2がシートの先端を検知すると(S811のY)、選択されたi番目のトレイ330の収納保持部200に正常にシートが保持されたと判断し、シートの収納が正常に完了したと判断する(S812)。
なお、入口センサS1がシート先端を検知せず(S807のN)、この状態が所定時間経過した場合には(S840のY)、ジャム信号を出力する(S850)。また、入口センサS1がシート後端を検知せず(S809のN)、この状態が所定時間経過した場合、すなわちモータクロック数が所定の値となった場合には(S842のY)、ジャム信号を出力する(S850)。さらに、紙有り無し検知センサS2がシート先端を検知せず(S811のN)、この状態が所定時間経過した場合、すなわちモータクロック数が所定の値となった場合には(S841のY)、ジャム信号を出力する(S850)。
以上説明したように、本実施の形態では、収納保持部200に、3つの保持部材305a,305c,305eと補助保持部材305b,305d,305fを設けるようにしている。そして、例えば厚手のシートを保持する場合は、離間ソレノイドE1の通電着磁を解除することにより補助保持部材305b,305d,305fを落下させ、6つの保持部材305a〜305fでシートを保持するようにしている。これにより、厚手のシートを保持することができると共に、保持容量を増加させることができる。
また、薄手のシートを保持する場合は、離間ソレノイドE1を励磁させ、補助保持部材305b,305d,305fを上方に移動させ、3つの保持部材305a,305c,305eだけでシートを保持するようにしている。つまり、補助保持部材305b,305d,305fによる保持力をゼロにするようにしている。これにより、薄手のシートを痛めることなく収納することができると共に、取出しが容易になる。
つまり、本実施の形態では、シートの種類に応じて保持部材305a〜305fのうちの所定の保持部材を退避位置又は保持位置に移動させて当接力(保持力)を調整することにより、シートの種類にかかわらず取り出し性、視認性を向上させることができる。言い換えれば、本実施の形態では、シートの種類に応じてシートを保持する保持部材305a〜305fの個数を変更して当接力(保持力)を調整することにより、シートの種類にかかわらず取り出し性、視認性を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、離間ソレノイドE1のみによって、保持部材305の当接個数を変更したが、離間ソレノイドE1を複数設けて、当接個数の変更パターンを増やしてもよい。また、離間ソレノイドで保持部材305を上方へ移動させるようにしているが、非通紙部に保持部材305を移動させて、当接力Fを変更する構成でもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図15は、本実施の形態に係るシート収納装置の構成を説明する図である。なお、図15において、既述した図7と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図15において、E2は電磁石板であり、この電磁石板E2は図16に示すように、保持部材305の当接位置よりも上方の、搬送ガイド303の対向壁部303αに配置されている。また、本実施の形態において、保持部材305a,305c,305eをステンレス合金、あるいは、銅の含有成分から成る非磁性金属で形成している。また、補助保持部材305b,305d,305fを鉄、コバルト、ニッケル、カドミウム等の含有成分から成る強磁性金属で形成している。
これにより、電磁石板E2に通電されると、図15の(b)及び図16の(b)に示すように、強磁性体である補助保持部材305b,305d,305fが電磁石板E2からの電磁力により引きつけられて上方の退避位置に移動する。なお、このとき非磁性体である保持部材305a,305c,305eは、シートを保持する位置にある。
そして、このように補助保持部材305b,305d,305fが退避位置に移動すると、補助保持部材305b,305d,305fの、収納ガイド304に対する当接力Fがゼロになる。この結果、収納保持部200の当接力Fは、保持部材305a,305c,305eのみによって作用する力となるため減少する。これにより、薄手のシートを痛めることなく収納することができると共に、取出しが容易になる。
また、厚手のシートを保持する場合は、電磁石板E2への通電を解除することにより補助保持部材305b,305d,305fを落下させ、6つの保持部材305a〜305fでシートを保持するようにしている。これにより、厚手のシートへの対応、または、保持容量の増加を実現することが可能となる。つまり、本実施の形態においては、電磁石板E2の通電着磁の有無によって補助保持部材305b,305d,305fの位置を変更することにより、収納保持部200の当接力Fを制御するようにしている。
次に、このような本実施の形態に係る当接圧設定処理を図17に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この当接圧設定処理は、第1の実施の形態における既述した図11のフローチャートにおける収納部移動処理の後に行われるものである。また、この当接圧設定処理の後は、図11のフローチャートに示すプリント排出可能信号の出力及びそれ以降の処理が行われる。
この当接圧設定処理として、まず操作部601に入力されるシート情報であるシートの坪量Tが80gsm以下(T≦80gsm)か、すなわちシートが薄いシートかを判断する(S845)。そして、T≦80gsmの場合(S845のY)、すなわちシートが薄いシートの場合は、電磁石板E2を着磁させる(S846)。これにより、既述した図15の(b)及び図16の(b)に示すように、補助保持部材305b,305d,305fを離間位置に移動させる。また、T≦80gsmでない場合(S845のN)、すなわちシートが厚いシートの場合は、電磁石板E2の着磁は行わず、既述した図15の(a)及び図16の(a)に示すように補助保持部材305b,305d,305fを下方位置に保持する。そして、このようにシートの種類に応じた位置に補助保持部材305b,305d,305fを位置させた状態で圧接圧設定処理を完了させる(S848)。
以上説明したように、本実施の形態においては、電磁石板E2を保持部材305の上方位置に配置し、電磁石板E2の着磁により補助保持部材305b,305d,305fを退避位置へ移動させることで、当接力Fを制御するようにしている。そして、このようにシートの種類に応じてシートを保持する保持部材305a〜305fの個数を変更することにより、シートの種類にかかわらず取り出し性、視認性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、電磁石板E2を保持部材305の上方位置に配置しているが本発明は、これに限らない。例えば、電磁石板E2を非通紙領域に配置し、保持部材305を軸線方向(シート搬送方向と直交する奥行き方向)の非通紙領域に移動させることで、通紙領域内のシートPへの当接力Fを制御するようにしてもよい。また、既述した第1の実施の形態の離間ソレノイドE1と、本実施の形態の電磁石板E2の両方を用いて、移動させる補助保持部材305b,305d,305fの選択をさらに細分化して当接力Fの制御段階を多値化してもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図18は、本実施の形態に係るシート収納装置の構成を説明する図である。なお、図18において、既述した図2〜図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
ここで、本実施の形態においては、各トレイ330a〜330eに、それぞれ異なる一つ以上の保持部材305を設け、各トレイ330a〜330e毎に当接力Fが異なるようにしている。つまり、本実施の形態においては、各トレイ330a〜330eに設ける保持部材305の数を変更することにより、各トレイ330a〜330e毎、シートを保持する保持力を変更するようにしている。
そして、搬送されるシートPの坪量、種類、収納枚数によって、収納部移動モータM2によって、シートを搬送するトレイ330a〜330eを変更するように制御している。なお、本実施の形態においても、それぞれのトレイ330a〜330eに、第1実施の形態の離間ソレノイドE1や、第2実施の形態の電磁石板E2を配置し、トレイ330a〜330eでも当接力Fを更に可変に制御させるようにしてもよい。
100…画像形成装置、100A…画像形成装置本体、100B…画像形成部、200…収納保持部、300…シート収納装置、303…搬送ガイド、303α…対向壁部、303β…傾斜部、303γ…下部ガイド部、304…収納ガイド、305a〜305f…保持部材、305b,305d,305f…補助保持部材、330…トレイ、601…操作部、636…シート収納装置制御部、E1…離間ソレノイド、E2…電磁石板、P…シート
Claims (9)
- 画像形成装置本体の上方に設けられ、前記画像形成装置本体から順次搬送されるシートを下方から受け入れて立てた状態で収納する複数のシート収納部を備えたシート収納装置であって、
前記複数のシート収納部は、それぞれ、
前記シート収納部の側壁を形成し、下方から搬送されるシートをガイドする第1ガイド部材と、
前記第1ガイド部材と対向して設けられ、下方から搬送されるシートを前記第1ガイド部材と共にガイドする下部ガイド部及び前記下部ガイド部の上方に位置し、シート搬送方向下流にいくに従って前記第1ガイド部材から離れる方向に傾斜した傾斜部を有する第2ガイド部材と、
前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の間の奥行き方向に複数設けられ、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の傾斜部に当接した状態でシートを前記第1ガイド部材と共に挟持して保持する保持部材と、
複数の前記保持部材のうちの所定の保持部材を搬送されるシートと当接しない退避位置又はシートを保持する保持位置に移動させる移動部と、を備えたことを特徴とするシート収納装置。 - 前記所定の保持部材以外の保持部材は、自重により前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の傾斜部に当接し、シートが収納される際には、前記第1ガイド部材との当接部を通過するシートにより押圧されて上昇し、シートの収納が終了してシートの押圧が解除されると下降して前記第1ガイド部材とでシートを挟持して保持することを特徴とする請求項1記載のシート収納装置。
- シートの種類、前記シート収納部に保持されたシートの枚数、シートの厚さの少なくとも一つのシート情報を入力する入力部と、
前記入力部から入力されるシート情報に応じて前記所定の保持部材を前記退避位置又は前記保持位置に移動させるよう前記移動部を駆動する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート収納装置。 - 前記所定の保持部材の前記退避位置は、前記保持位置よりも上方の位置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート収納装置。
- 前記所定の保持部材の前記退避位置は、前記保持位置よりも奥行き方向にずれた位置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート収納装置。
- 前記所定の保持部材を磁性体とし、前記所定の保持部材以外の保持部材を非磁性体とし、前記移動部は電磁力により前記所定の保持部材を移動させるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート収納装置。
- 画像形成装置本体の上方に設けられ、前記画像形成装置本体から順次搬送されるシートを下方から受け入れて立てた状態で収納する複数のシート収納部を備えたシート収納装置であって、
前記複数のシート収納部は、それぞれ、
前記シート収納部の側壁を形成し、下方から搬送されるシートをガイドする第1ガイド部材と、
前記第1ガイド部材と対向して設けられ、下方から搬送されるシートを前記第1ガイド部材と共にガイドする下部ガイド部及び前記下部ガイド部の上方に位置し、シート搬送方向下流にいくに従って前記第1ガイド部材から離れる方向に傾斜した傾斜部を有する第2ガイド部材と、
前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の間の奥行き方向に設けられ、前記第1ガイド部材及び前記第2ガイド部材の傾斜部に当接した状態でシートを前記第1ガイド部材と共に挟持して保持する一つ以上の保持部材と、を備え、
かつ各シート収納部のシートを保持する保持力を前記保持部材の数に応じて変更するようにしたものであることを特徴とするシート収納装置。 - 前記保持部材のうちの所定の保持部材を、搬送されるシートと当接しない退避位置及びシートを保持する保持位置に移動させる移動部を備えたことを特徴とする請求項7記載のシート収納装置。
- 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体の上方に設けられた請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート収納装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2011212528A JP2013071818A (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | シート収納装置及び画像形成装置 |
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JP2011212528A Withdrawn JP2013071818A (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | シート収納装置及び画像形成装置 |
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Country | Link |
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-
2011
- 2011-09-28 JP JP2011212528A patent/JP2013071818A/ja not_active Withdrawn
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