JP2013069745A - 支持体及びプリント配線板の製造方法 - Google Patents
支持体及びプリント配線板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013069745A JP2013069745A JP2011205685A JP2011205685A JP2013069745A JP 2013069745 A JP2013069745 A JP 2013069745A JP 2011205685 A JP2011205685 A JP 2011205685A JP 2011205685 A JP2011205685 A JP 2011205685A JP 2013069745 A JP2013069745 A JP 2013069745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- support
- printed wiring
- wiring board
- prepreg layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
【解決手段】プリプレグ層1に第1金属箔2及び第2金属箔3を積層して形成されている。前記プリプレグ層1よりも前記第1金属箔2が小さい。前記第1金属箔2よりも前記第2金属箔3が大きい。前記第1金属箔2の周囲において前記プリプレグ層1と前記第2金属箔3とが接着されている。
【選択図】図1
Description
エポキシ樹脂(新日化エポキシ製造株式会社製:YDB−500EK80/64.67質量%、新日化エポキシ製造株式会社製:YDCN−220EK75/8.9質量%)、硬化剤(DIC株式会社製/フェノライトTD−2090 60M 26.4質量%)、硬化促進剤(四国化成工業株式会社製 イミダゾール2E4MZ/0.03質量%)を配合することによって樹脂ワニスを製造した。
支持体4における第1金属箔2の平面視の形状が、縦349mm、横519mmの矩形状であること以外は、実施例1と同様に支持体4を製造し、この支持体4を用いて回路パターン10の形成まで行った。
プリプレグ11を2枚重ねてプリプレグ層1を形成するようにした以外は、実施例1と同様に支持体4を製造し、この支持体4を用いて回路パターン10の形成まで行った。
1枚のプリプレグ11でプリプレグ層1を形成するようにした以外は、実施例1と同様に支持体4を製造し、この支持体4を用いて回路パターン10の形成まで行った。
図2に示すようにキャリア付き金属箔6(三井金属鉱業株式会社製:MT18EX−3)を用いて支持体4を製造した。このキャリア付き金属箔6は、第2金属箔(厚み18μmの銅箔)がキャリアを構成し、このキャリアに第1金属箔(厚み3μmの銅箔)がその周縁部で接着層12により接着されて構成されている。まず図2(a)に示すキャリア付き金属箔6の第1金属箔2の周縁部を切除した。この切除は、図2(b)に示すようにプリプレグ層1の四辺が第1金属箔2の四辺からはみ出し、かつ、第1金属箔2及び第2金属箔3の間に接着層12が残存するように行った。
キャリア付き金属箔6の第1金属箔2の周縁部を切除せず、支持体4におけるプリプレグ層1、第1金属箔2及び第2金属箔3の平面視の形状がいずれも、縦350mm、横520mmの矩形状であること以外は、実施例5と同様に支持体4を製造し、この支持体4を用いて回路パターン10の形成まで行った。
実施例1〜5及び比較例1の支持体4(図3(b)に示すもの)を水平面上に置き、水平面からの最大高さを測定した。そして、水平面からの最大高さが5mm未満で折れがほとんど目立たないものを「○」、水平面からの最大高さが5mm以上10mm未満で少し折れているものを「△」、水平面からの最大高さが10mm以上で折れが目立つものを「×」と評価した。その結果を表1に示す。
実施例1〜5及び比較例1の支持体4(図3(b)に示すもの)を目視により観察し、剥離している部分の長さを測定した。そして、剥離している部分の長さが1mm未満であるものを「○」、剥離している部分の長さが1mm以上10mm未満であるものを「△」、剥離している部分の長さが10mm以上であるものを「×」と評価した。その結果を表1に示す。
実施例1と同様にして樹脂ワニスを製造した。
実施例6により得られた4層のプリント配線板9の両面の回路パターン10に粗化処理を行った後、図5(b)に示すように他の絶縁層7及び他の第3金属箔8をこの順に重ねてプレス装置で加熱加圧して積層した。他の絶縁層7及び他の金属箔8は上記と同様のものであり、加熱加圧も上記と同様に行った。その後、第3金属箔8の不要部分をエッチングにより除去して絶縁層7の表面に回路パターン10を形成することによって、図5(c)に示すような6層のプリント配線板9を得た。このときの回路パターン10の形成も上記と同様に行った。
実施例6と同様にしてプリプレグ11を製造した。
比較例1と同様のキャリア付き金属箔6(三井金属鉱業株式会社製:MT18EX−3)を用いて支持体4を製造した。すなわち、キャリア付き金属箔6の第1金属箔2の周縁部は切除していない。
実施例6、7及び比較例2、3のプリント配線板9を水平面上に置き、水平面からの最大高さを測定した。そして、水平面からの最大高さが10mm未満で折れがほとんど目立たないものを「○」、水平面からの最大高さが10mm以上で折れが目立つものを「×」と評価した。その結果を表2に示す。
2 第1金属箔
3 第2金属箔
4 支持体
5 キャリア
6 キャリア付き金属箔
7 絶縁層
8 第3金属箔
9 プリント配線板
10 回路パターン
Claims (7)
- プリプレグ層に第1金属箔及び第2金属箔を積層して形成され、前記プリプレグ層よりも前記第1金属箔が小さく、前記第1金属箔よりも前記第2金属箔が大きく、前記第1金属箔の周囲において前記プリプレグ層と前記第2金属箔とが接着されていることを特徴とする支持体。
- 前記プリプレグ層と前記第2金属箔との接着面の幅が1mm以上であることを特徴とする請求項1に記載の支持体。
- 前記プリプレグ層の厚みが0.09mm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の支持体。
- 前記第2金属箔がキャリアを構成し、前記キャリアに前記第1金属箔がその周縁部で接着されてキャリア付き金属箔を構成していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の支持体。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の支持体の前記第2金属箔に絶縁層及び第3金属箔を積層する積層開始工程と、前記第1金属箔と前記第2金属箔とを剥離する剥離工程とを有することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
- 前記積層開始工程と前記剥離工程との間に、前記第3金属箔の不要部分をエッチングにより除去して前記絶縁層に回路パターンを形成し、前記回路パターンに他の絶縁層及び他の第3金属箔を積層するビルドアップ工程を有することを特徴とする請求項5に記載のプリント配線板の製造方法。
- 前記ビルドアップ工程を繰り返すことを特徴とする請求項6に記載のプリント配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011205685A JP2013069745A (ja) | 2011-09-21 | 2011-09-21 | 支持体及びプリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011205685A JP2013069745A (ja) | 2011-09-21 | 2011-09-21 | 支持体及びプリント配線板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013069745A true JP2013069745A (ja) | 2013-04-18 |
Family
ID=48475133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011205685A Pending JP2013069745A (ja) | 2011-09-21 | 2011-09-21 | 支持体及びプリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013069745A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001127429A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-05-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層印刷配線板の製造方法 |
JP2005353659A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
JP2007013048A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Daiwa Kogyo:Kk | 多層配線基板の製造方法 |
JP2007158174A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 配線基板の製造方法及び電子部品実装構造体の製造方法 |
WO2010073744A1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | 日鉱金属株式会社 | キャリア付金属箔 |
-
2011
- 2011-09-21 JP JP2011205685A patent/JP2013069745A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001127429A (ja) * | 1999-10-25 | 2001-05-11 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層印刷配線板の製造方法 |
JP2005353659A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 多層プリント配線板の製造方法 |
JP2007013048A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Daiwa Kogyo:Kk | 多層配線基板の製造方法 |
JP2007158174A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 配線基板の製造方法及び電子部品実装構造体の製造方法 |
WO2010073744A1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | 日鉱金属株式会社 | キャリア付金属箔 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6624573B2 (ja) | 金属張積層板の製造方法、プリント配線板の製造方法、及び多層プリント配線板の製造方法 | |
KR20100065368A (ko) | 다층 프린트 배선판의 제조 방법 | |
JP2008124370A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
TWI492675B (zh) | 可剝離之附銅箔基板及電路基板之製造方法 | |
JP4461912B2 (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JP5524915B2 (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP5887561B2 (ja) | 金属張積層板の製造方法 | |
JP2013239677A (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP2011071350A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JP2013069745A (ja) | 支持体及びプリント配線板の製造方法 | |
JP3882739B2 (ja) | 内層回路入り金属箔張り積層板の製造法 | |
JP2014135344A (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP2005191549A (ja) | 部品内蔵モジュールの製造方法及び部品内蔵モジュール | |
KR101055571B1 (ko) | 기판 제조용 캐리어 부재 및 이를 이용한 기판의 제조방법 | |
WO2014109357A1 (ja) | 配線基板の製造方法及び支持材付き積層体 | |
JP2016164934A (ja) | 回路基板の製造方法 | |
JP5662853B2 (ja) | フレキシブルプリント配線板の製造方法 | |
JP6399422B2 (ja) | プリント配線板用材料、プリント配線板用材料の製造方法、プリント配線板の製造方法 | |
JP2010056176A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
KR20100111144A (ko) | 다층 인쇄회로기판의 제조방법 | |
JP4941546B2 (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JP2008181915A (ja) | 多層プリント配線板及びその製造方法 | |
JP2008235640A (ja) | 回路基板と回路基板の製造方法 | |
JP2014192224A (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP4595899B2 (ja) | 片面金属箔張り積層板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140804 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20141008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160105 |