JP2013063356A - スロットマシン - Google Patents
スロットマシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013063356A JP2013063356A JP2013006938A JP2013006938A JP2013063356A JP 2013063356 A JP2013063356 A JP 2013063356A JP 2013006938 A JP2013006938 A JP 2013006938A JP 2013006938 A JP2013006938 A JP 2013006938A JP 2013063356 A JP2013063356 A JP 2013063356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winning
- state
- game
- cherry
- specific
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 241000167854 Bourreria succulenta Species 0.000 description 163
- 235000019693 cherries Nutrition 0.000 description 163
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 60
- 238000000034 method Methods 0.000 description 36
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 25
- 235000013647 Prunus pensylvanica Nutrition 0.000 description 23
- 240000007942 Prunus pensylvanica Species 0.000 description 23
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 21
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 21
- 235000014441 Prunus serotina Nutrition 0.000 description 18
- 241001412173 Rubus canescens Species 0.000 description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 11
- 241000219109 Citrullus Species 0.000 description 9
- 235000012828 Citrullus lanatus var citroides Nutrition 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L chembl2028348 Chemical compound [Ca+2].[O-]S(=O)(=O)C1=CC(C)=CC=C1N=NC1=C(O)C(C([O-])=O)=CC2=CC=CC=C12 PZTQVMXMKVTIRC-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】スロットマシン1は、予め定めた発生条件が成立したことに基づき、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特定遊技状態を発生させることが可能な特定遊技状態発生手段と、予め定めた終了条件が成立したことに基づき、特定遊技状態を終了させることが可能な特定遊技状態終了手段と、特定遊技状態の発生中に実行されたゲームの内部抽選結果に基づき、遊技者に所定のポイントを付与することが可能なポイント付与手段と、特定遊技状態の発生中に付与されたポイント数に基づき、当該特定遊技状態が発生してから終了条件が成立するまでの期間を延ばすための制御を行うことが可能な特定遊技継続手段と、を備える。
【選択図】図13
Description
このようなスロットマシンにおいては、ゲーム毎に内部抽選が行われて、該内部抽選の結果、所定の入賞に当選した場合にのみ、当該当選した入賞に対応する図柄組合せ態様が停止し得るようにリールの停止制御が行われ、内部抽選に当選しない場合には、遊技者が入賞に対応する図柄を狙って停止操作を行っても該当図柄組合せ態様が形成されないようになっている。
また、所定期間内において内部当選した入賞の種類を遊技者に報知することで、当該期間内における入賞の取りこぼしを防止することで遊技者に大量の遊技媒体を付与するようにした、所謂アシストタイム(AT)を発生するようなスロットマシンも考えられている(例えば、特許文献2)。
また、「遊技者に有利」とは、特定の入賞に内部当選する確率が通常よりも高い状態などである。
また、「予め定めた終了条件」とは、特定の入賞の内部当選、或いは成立などである。
つまり、図3の第1リール6aに示すようにチェリー図柄を配置した場合、白チェリー図柄又は黒チェリー図柄が有効ライン上にあるタイミングで停止操作を行えば、赤チェリー入賞に内部当選していても赤チェリー図柄は有効ライン上まで引き込まれない。白チェリー入賞、黒チェリー入賞に内部当選した場合も同様である。
なお、「特定遊技状態の進行状態」とは、特定遊技状態中のゲーム数、特定遊技状態中に成立又は内部当選した所定の入賞(リプレイ入賞を含む)の数、特定遊技状態の継続時間、などである。また、「アシスト情報の報知を行う確率を変更」とは、確率を高める場合の他、確率を低める場合も含む。
この場合、特定遊技状態中のゲーム数に応じてアシスト情報の報知を行う確率を変更するので、ゲーム数に応じて特定遊技状態の継続率が変化することとなり、興趣の高い遊技を実現可能となる。例えば、特定遊技状態中のゲーム数が増加するに伴いアシスト情報の報知率が高くなるようにすれば、遊技者は特定遊技状態のゲーム数に応じて遊技価値(メダルの払出)を得ることができるとともに、特定遊技状態を継続できる確率が高くなるため、さらなる遊技価値を期待することができる。
すなわち、実際には特定入賞に内部当選していない場合でも、はずれゲームの所定の確立で、特定入賞に内部当選した旨を報知するようにしてもよい。
まず、図1〜5に基づいて、本発明に係るスロットマシン1の概要について示す。
スロットマシン1は、前面が開放した箱形の筐体の内部に各種の機器が設けられるとともに、この筐体の前面に、前面枠2が片開き形式に開閉可能に設けられることで概略構成されている。
遊技状態表示器19は、例えば、ベット操作が行われスタートレバー21によるゲームのスタート操作が有効であることを示すスタート表示部、遊技者がスタートレバー21を操作してからリールが回転するまでに待ち時間がある(前回のゲーム開始から一定時間経過していないためにリールの回転開始を待機している状態)ことを示すウェイト表示部、再遊技入賞(リプレイ入賞)が成立してリプレイゲームが付与されたことを示すリプレイ表示部、スロットマシン1が遊技可能な待機状態であることを示しベット操作を示唆するインサートメダル表示部、で構成される。
クレジット選択ボタン20は、メダル投入口15から投入されたメダル又は入賞が成立することにより払い出されるメダルをクレジットとして記憶可能なクレジット状態と、記憶不能な非クレジット状態を切り換えるためのものである。例えば、クレジット状態において、メダル投入口15から最大ベット数(例えば、3枚)を超えるメダルが投入された場合は、最大ベット数を超えた分のメダルは、所定数(例えば50枚)までクレジットとしてスロットマシン1に記憶され、以降のゲームで使用できる。また、クレジットとして記憶可能な所定数を超えるメダルが投入された場合は、受け皿27に返却される。一方、非クレジット状態では、最大ベット数を超えた分のメダルは受け皿27に返却される。
なお、図1で説明した構成要素(例えば、遊技状態表示器19等)には同一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
なお、遊技制御装置50による引込停止制御、蹴飛ばし停止制御において、停止タイミングを変化可能な範囲は、停止操作が行われた位置から所定の図柄数以内(例えば、4コマ以内)とされている。
ここで、遊技に関する情報とは、スタートレバー16が操作されてゲームが開始された時点で出力されるベット数情報(例えば、ベット数に応じたパルス数を出力し、ベット数とゲーム数を伝達する情報)、内部抽選による抽選結果を示す内部当選情報、現在の遊技状態(通常状態、B状態、RB状態、RT状態等)を示す遊技状態情報を含む。
以上で一区切りのゲームが終了し、以降、この操作を繰り返すことによってゲームを進行させるようになっている。
図3に示すように、リール6a、6b、6cの外周面には、「赤7」(第1リール6aの配列番号2等)、「白7」(第1リール6aの配列番号9等)、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「赤チェリー」、「白チェリー」、「黒チェリー」、「チェリー」、「リプレイ」のそれぞれ識別可能な10種類の図柄、及びブランク(図柄無し)が、所定の順序で配置されている。なお、図3では、「赤7」、「白7」、「BAR」以外の図柄を文字にて表示しているが、実際には所定の外形や色彩を有する図柄が表示されている。
本実施形態のスロットマシン1では、ボーナス入賞としてビッグボーナス入賞(BB入賞)、レギュラーボーナス入賞(RB入賞)が、小役入賞としてベル入賞、スイカ入賞、チェリー入賞、リプレイ入賞、が定められている。
遊技制御装置50における内部抽選により、上記何れかの入賞に内部当選すると、この内部当選した入賞に対応する図柄組合せ態様が有効ライン上に導出可能とされ、何れの入賞にも内部当選しない場合にはハズレとなる。
また、チェリー入賞として、赤チェリー入賞、白チェリー入賞、黒チェリー入賞を設けており、これらの当選フラグは区別して扱われる。なお、以下の説明において、3種類のチェリー入賞を区別しない場合は、単にチェリー入賞と称する。
BB入賞が成立すると、遊技状態が通常状態又はRT状態からBB状態に移行する。このとき、BB入賞の成立に伴うメダルの払出は0枚である。BB状態では、例えば、通常状態よりも小役入賞の内部当選確率が高確率となるゲーム(いわゆるJACゲーム)が実行され、BB状態において遊技者に払い出したメダルの総数が250枚に達したときに終了する。また、BB状態が終了するとRT状態(最大2000ゲーム)に移行する。すなわち、BB状態の終了がRT状態の発生条件となる。
RB入賞が成立すると、遊技状態が通常状態又はRT状態からRB状態に移行する。このとき、RB入賞の成立に伴うメダルの払出は0枚である。RB状態では、例えば、通常状態よりも小役入賞の内部当選確率が高確率となるゲーム(いわゆるJACゲーム)が実行され、12ゲーム消化するか又は小役入賞が8回成立したときに終了する。また、RB状態が終了するとRT状態(最大2000ゲーム)に移行する。すなわち、RB状態の終了がRT状態の発生条件となる。
スイカ入賞は、「スイカ−スイカ−スイカ」の図柄組合せ態様が有効ライン上に形成された場合に成立する入賞で、6枚のメダルが払い出される。図3に示す図柄配列により、スイカ入賞に内部当選しても、目押し操作を行わなければスイカ入賞を取りこぼす場合がある。
言い換えると、赤チェリー入賞に内部当選した場合には、中段に配列番号3の「ベル」から配列番号9の「白7」があるタイミングで停止操作すれば、すなわち、白チェリー図柄又は黒チェリー図柄を目押し操作できれば、赤チェリー入賞は成立しない。この場合、白チェリー入賞、黒チェリー入賞が成立することもない。白チェリー入賞、黒チェリー入賞についても同様である。
RB状態ST3では、例えば、通常状態よりも小役入賞の内部当選確率が高確率となるゲームが実行される。12ゲーム消化するか又は小役入賞が8回成立するとRB状態ST3は終了し、RT状態ST4に移行する。
また、BB入賞又はRB入賞に内部当選し、この内部当選したゲームが終了した場合にRT状態ST4は終了し、通常状態ST1に移行する。ただし、この場合は、RT状態ST4又は移行後の通常状態ST1においてBB入賞又はRB入賞が成立するので、BB状態ST2又はRB状態ST3を経て、再びRT状態ST4が発生することとなる。
また、内部当選したチェリー入賞の種類を所定の条件下で報知し、所定の停止操作をすればチェリー入賞の成立が確実に回避されるようにすることで、RT状態が継続されるようにしている(アシスト処理)。
なお、BB状態又はRB状態の終了以外にも、特定遊技状態の発生契機を設けるようにしてもよい。例えば、所定の入賞に内部当選した場合に特定遊技状態を発生させる抽選を行うようにしてもよい。
図6は、本実施形態に係るアシスト処理の一例を示すフローチャートである。また、図7は、RT状態中のゲームの進行状態の一例を示す説明図である。
なお、RT状態においてボーナス入賞に内部当選したゲームはRT状態として判定し、当該ゲームでボーナス入賞が成立しない場合には、該ゲーム終了後に通常状態に移行する。
図8では、RT状態がスタートしてからのゲーム数(例えば、G1、G2)が1〜9のときは判定値なし、10〜29ゲームのときは0〜9、30〜49ゲームのときは0〜19、50〜79ゲームのときは0〜29、80〜99ゲームのときは0〜49、100〜149ゲームのときは0〜69、150ゲーム以上のときは0〜99を判定値としている。
したがって、RT状態がスタートしてからのゲーム数に対するアシスト情報の報知率は、1〜9ゲームのとき0%、10〜29ゲームのとき10%、30〜49ゲームのとき20%、50〜79ゲームのとき30%、80〜99ゲームのとき50%、100〜149ゲームのとき70%、150ゲーム以上のとき100%となる。
図9は、画像表示装置3に表示されるアシスト情報の報知画面の一例である。赤チェリー入賞に内部当選し、アシスト情報の報知が決定された場合、例えば、図9(a)に示すアシスト情報を報知する。すなわち、赤チェリー入賞に内部当選したこと、赤チェリー入賞が成立しないように赤チェリー図柄を外して停止操作すること、赤チェリー図柄が有効ライン上に停止表示されるとRT状態が終了すること、を報知する。なお、「赤チェリーを外せ」ではなく、「白チェリー又は黒チェリーを狙え」という表示としてもよい。
これにより、遊技者は赤チェリー図柄を外して、例えば、黒チェリー図柄や白チェリー図柄付近を狙って停止操作を行うことにより、赤チェリー入賞の成立を回避できることを認識でき、所定のタイミングで停止操作を行うこととなる。
このように、内部当選したチェリー入賞が成立するのを回避しうるチェリー図柄を限定して報知することで、自らの技量により内部当選したチェリー入賞の成立を回避できたという満足感を遊技者に与えることができる。
図10は、画像表示装置3に表示されるチェリー入賞の内部当選を示す報知画面の一例である。何れかのチェリー入賞に内部当選し、アシスト情報の非報知が決定された場合、例えば、図10に示すチェリー入賞の内部当選を報知する(単なる小役告知)。この場合、遊技者はどのチェリー入賞に内部当選したかを認識できないので、勘に頼って2/3の確率でチェリー入賞の成立が回避されるのを期待するしかなくなる。
つまり、第1リール6aを停止させた時点で、アシスト情報の矛盾を察知することができ、ボーナス入賞の内部当選をいち早く認識することができる。また、アシスト情報の矛盾報知により、メダルの払出(例えば、4枚)を受けることができるので、遊技者にとって有利となる。
また、決定手段としての演出制御装置70は、図8に示すように、RT状態の進行状態、具体的には、RT状態中のゲーム数に応じてアシスト情報の報知を行う確率を変更する。
また、何れかのチェリー入賞に内部当選した場合に、図9に示すように、内部当選したチェリー入賞(例えば、赤チェリー入賞)の種類、或いはそれ以外のチェリー入賞の種類(例えば、白チェリー入賞と黒チェリー入賞)を報知するので、遊技者は停止操作を行うべき範囲を明確に認識でき、比較的容易な目押し操作により確実にRT状態を継続させることが可能となる。
つまり、赤チェリー入賞に内部当選した場合には、白チェリー図柄又は黒チェリー図柄を狙って停止操作することにより、比較的容易に赤チェリー入賞の成立を回避できるようにしている。これにより、遊技者の技量によってチェリー入賞の成立を回避できる範囲は変化しないので、遊技者間で格差が生じるのを防止できる。
次に、スロットマシン1により実現されるアシスト処理の第1変形例について説明する。
図11は、第1変形例に係るアシスト処理の一例を示すフローチャートである。また、図12は、RT状態中のゲームの進行状態の他の一例を示す説明図である。
具体的には、図12に示すように、RT状態において前回チェリー入賞に内部当選してから今回チェリー入賞に内部当選するまでの間に実行された各ゲームにおいて、小役入賞が成立するごとにポイントを付与し、この加算されたポイントを監視する。ここで、各小役入賞に対応するポイントは、例えば、リプレイ入賞は1ポイント、ベル入賞は2ポイント、スイカ入賞は5ポイントとする。なお、これらの小役入賞の成立に伴いポイントを付与するのではなく、入賞の成立如何にかかわらず内部当選に伴いポイントを付与するようにしてもよい。
図13では、RT状態において付与されたポイント(例えば、P1、P2)が0〜2ポイントのときは0、3〜6ポイントのときは0〜4、7〜14ポイントのときは0〜9、15〜19ポイントのときは0〜29、20〜29ポイントのときは0〜49、30ポイント以上のときは0〜99を判定値としている。
また、ステップS210では、アシスト情報を報知することにより内部当選したチェリー入賞の成立を回避させるのではなく、アシスト情報の矛盾報知により効果的なボーナス報知を行う。なお、ステップS208〜S210は、図6のステップS108〜S110と同様である。
次に、スロットマシン1により実現されるアシスト処理の第2変形例について説明する。
図15は、第2変形例に係るアシスト処理の一例を示すフローチャートである。また、図16は、RT状態中のゲームの進行状態の他の一例を示す説明図である。
ステップS303においてチェリー入賞に内部当選していないと判定された場合、ステップS321では、チェリー入賞以外の小役入賞又はボーナス入賞に内部当選したか判定する。そして、何れの入賞にも内部当選していないと判定した場合はステップS322に移行し、何れかの入賞に内部当選したと判定した場合は一連のアシスト処理を終了し、ステップS301からの処理を繰り返す。すなわち、当該ゲームがハズレゲームである場合に、チェリー入賞の偽報知の抽選を行う。
ステップS322では、チェリー入賞の偽報知を行うか否かを決定するための偽報知決定用乱数を抽出する。例えば、0〜99の100個の乱数の中から報知決定用乱数を抽出する。
図17では、RT状態中のゲーム数が0〜4のときは0、5〜14ゲームのときは0〜4、15〜29ゲームのときは0〜9、30〜49ゲームのときは0〜29、50ゲーム以上のときは0〜49を判定値としている。
図17に示すテーブルに従って判定値が選択された場合、RT状態中のゲーム数に対するチェリー入賞の偽報知率は、0〜4ゲームのとき1%、5〜14ゲームのとき5%、15〜29ゲームのとき10%、30〜49ゲームのとき30%、50ゲーム以上のとき50%となる。
なお、実際にはチェリー入賞に内部当選しておらず、チェリー入賞が成立してRT状態が終了することはないので、偽報知によって遊技者が著しい不利益を受けるわけではない。
次に、スロットマシン1により実現されるアシスト処理の第3変形例について説明する。
図18は、第3変形例に係るアシスト処理の一例を示すフローチャートである。また、図19は、RT状態中のゲームの進行状態の他の一例を示す説明図である。
このとき、判定値の選択は、例えば図20に示す判定値テーブルに従う。図20は、自力継続カウンタと判定値の対応関係を示す、報知用判定値テーブルの一例である。図20では、自力継続カウンタC=0ときは0〜29、C=1のときは0〜49、C≧2のときは0〜79を判定値としている。
なお、図19に示すように、RT状態がスタートしたときに自力継続カウンタCは0にセットされるものとする。また、チェリー入賞に内部当選し、アシスト情報の報知が行われた場合に自力継続カウンタCはクリアされる。
図20に示すテーブルに従って判定値が選択された場合、自力継続カウンタCに対するアシスト情報の報知率は、C=0のとき30%、C=1のとき50%、C≧2のとき80%となる。
一方、ステップS410では、アシスト情報を報知することなく、単にチェリー入賞に内部当選したことだけを報知する。そして、ステップS411では、自力継続カウンタCを1加算する。
つまり、図19において、チェリー入賞に内部当選したゲームAでは、C=0なので、判定値0〜29(図20参照)が選択される。そして、ゲームAにおいて、アシスト情報を報知されることなくチェリー入賞の成立が回避された場合はC=1となり、アシスト情報を報知された場合はC=0となる。そして、次回チェリー入賞に内部当選したゲームBでは、この自力継続カウンタCの値に基づいて、アシスト情報の報知抽選が行われることとなる。
すなわち、遊技者がチェリー入賞の成立を自力で回避できた場合に、アシスト情報の報知率を高くするという特典を与えるので、自らの幸運によってRT状態を継続できたという満足感に加えて、RT状態に対するさらなる期待感を与えることとなり、極めて興趣の高い遊技が実現される。
次に、スロットマシン1により実現されるアシスト処理の第4変形例について説明する。
図21は、第4変形例に係るアシスト処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ504においてボーナス内部当選していないと判定した場合、ステップS505では、チェリー入賞の成立とは無関係となるリールを停止させるように報知する。例えば、チェリー入賞は、第1リール6aに停止表示される図柄で入賞の成立/不成立を判断されるので、第2リール6b又は第3リール6cを先に停止操作する旨を報知する。
また、演出表示装置3では、停止操作に伴うアシスト情報の報知抽選結果、すなわち、アシスト情報を報知するか否かの決定に関連した演出ゲームを表示させる。例えば、図22(a)に示す画面表示がなされた後、停止操作に伴い遊技者と敵が対決する演出ゲームを行い、報知抽選結果に応じた演出結果を導出する。
そして、報知決定用乱数値が判定値と一致する場合はステップS508に移行し、一致しない場合はステップS509に移行する。このとき、画像表示装置3では、停止操作に伴う演出ゲームが表示される。
一方、ステップS509では、アシスト情報を報知することなく、単にチェリー入賞に内部当選したことだけを報知する。この場合、演出ゲームの結果態様として、対決に敗北した表示がなされることとなる。
また、ステップS510では、アシスト情報を報知することにより内部当選したチェリー入賞の成立を回避させるのではなく、アシスト情報の矛盾報知により効果的なボーナス報知を行う。なお、ステップS510は、図6のステップS110と同様である。
さらに、演出制御装置70による報知決定用乱数の抽出結果に応じて、アシスト情報を報知するか否かの決定に関連した演出を行う演出手段を備える。第4変形例では、画像表示装置3が演出手段を構成している。なお、画像表示装置3でなく、演出装置72や発光装置71等で演出手段を構成してもよいし、これらを組み合わせて演出手段としてもよい。
また、RT状態中にチェリー入賞に内部当選した場合に、チェリー入賞とは無関係となるリールを最初に停止操作する旨の表示を行うので、アシスト情報の報知を行うか否かを決定する抽選機会を確実に与えることができる。
逆に、特定遊技状態中に所定の入賞(例えば、ベル)が成立(或いは内部当選)した場合には、その時点から所定ゲーム数(例えば、5ゲーム等)の間においては特定入賞に内部当選した場合にはアシスト情報を無条件で報知しない、或いは報知率を低めるようにしてもよい。このようにすれば、興趣を高めた内容で特定遊技状態の継続率を抑制することが可能となる。
<付記>
複数のリールを変動表示させてゲームを実行し、該ゲームの実行毎に行われる内部抽選により再遊技入賞に内部当選した場合に該再遊技入賞に対応する図柄組合せ態様を形成し得るように複数のリールの停止制御を行う制御手段を備え、該再遊技入賞に対応する図柄組合せ態様が導出された場合に再遊技入賞が成立して賭数の入力なしでゲームが実行可能となるスロットマシンにおいて、
特定条件の成立により前記再遊技入賞の内部当選確率を通常よりも高めた特定遊技状態を発生させる特定遊技状態発生手段と、
特定入賞の成立に基づき前記特定遊技状態を終了させる特定遊技状態終了手段と、
前記特定遊技状態において前記特定入賞に内部当選した場合に、当該特定入賞の成立を回避するためのアシスト情報を報知する報知手段と、
前記報知手段によるアシスト情報の報知を行うか否かを決定する決定手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記特定遊技状態の進行状態に基づき前記アシスト情報の報知を行う確率を変更することを特徴とするスロットマシン。
ここで、「特定遊技状態の進行状態」とは、特定遊技状態中のゲーム数、特定遊技状態中に成立又は内部当選した所定の入賞(リプレイ入賞を含む)の数、特定遊技状態の継続時間、などである。また、「アシスト情報の報知を行う確率を変更」とは、確率を高める場合の他、確率を低める場合も含む。
前記特定入賞を複数種設定し、
少なくとも1つのリールにおいて、1の特定入賞を成立させる図柄組合せ態様を構成する図柄を、他の特定入賞を成立させる図柄組合せ態様を構成する図柄から、図柄引込制御を行っても同時に狙えない間隔となるように配置し、
前記報知手段は、所定の特定入賞に内部当選した場合に、当該内部当選した特定入賞の種類あるいはそれ以外の特定入賞の種類を報知するようにしたことを特徴とする前記その1に記載のスロットマシン。
前記決定手段は、前記特定遊技状態中のゲーム数に応じて前記アシスト情報の報知を行う確率を変更することを特徴とする前記その2に記載のスロットマシン。
前記決定手段は、前記特定遊技状態において前回特定入賞に内部当選してから今回の特定入賞に内部当選するまでの間に実行されたゲームの結果を監視し、該監視結果に基づいて前記アシスト情報の報知を行う確率を決定することを特徴とする前記その3に記載のスロットマシン。
前記特定遊技状態において前記特定入賞に内部当選していない場合に、前記特定入賞に内部当選した旨を報知する偽報知手段を備え、
前記決定手段は、前記特定遊技状態における前回の特定入賞に内部当選してから現在までのゲーム数に応じて、前記偽報知手段による報知を行うか否かを決定することを特徴とする前記その4に記載のスロットマシン。
前記決定手段は、前記特定遊技状態において前記特定入賞に内部当選し、前記報知手段によるアシスト情報の報知が行われずに前記特定入賞の成立が回避された場合に、次回以降の前記アシスト情報の報知率を高く変更することを特徴とする前記その5に記載のスロットマシン。
前記決定手段は、前記特定入賞の成立とは無関係となるリールの停止操作に基づき前記アシスト情報の報知を行うか否かを決定するための乱数の抽出を行うものとし、
前記報知手段は、前記特定遊技状態中に前記特定入賞に内部当選した場合に、当該特定入賞の成立とは無関係となるリールを最初に停止操作する旨の表示を行い、前記決定手段による乱数の抽出結果に基づいて前記アシスト情報の報知を行うことを特徴とする前記その6に記載のスロットマシン。
前記決定手段による乱数の抽出結果に応じて、前記アシスト情報を報知するか否かの決定に関連した演出を行う演出手段を備えることを特徴とする前記その7に記載のスロットマシン。
前記決定手段は、前記特定入賞の成立とは無関係となるリールの停止操作に基づき前記アシスト情報の報知を行うか否かを決定するための乱数の抽出を行うものとし、
前記決定手段による乱数の抽出結果に応じて、前記アシスト情報を報知するか否かの決定に関連した演出を行う演出手段を備え、
前記報知手段は、前記特定遊技状態中に前記特定入賞に内部当選した場合に、当該特定入賞の成立とは無関係となるリールを最初に停止操作する旨の表示を行い、前記決定手段による乱数の抽出結果に基づいて前記アシスト情報の報知を行うことを特徴とする前記その1から6のいずれか一つに記載のスロットマシン。
3 画像表示装置(報知手段、偽報知手段、演出手段)
6 リール
7 演出ユニット
50 遊技制御装置(制御手段、特定遊技状態発生手段、特定遊技状態終了手段)
70 演出制御装置(決定手段)
Claims (1)
- 遊技者による開始操作に基づき内部抽選を行うとともに複数のリールを変動表示させてゲームを実行し、遊技者による停止操作に基づき停止表示させたゲームの結果として前記内部抽選で当選した入賞役に対応する図柄組合せ態様が導出された場合に入賞が成立して、当該入賞役に対応する遊技価値を遊技者に付与するスロットマシンにおいて、
予め定めた発生条件が成立したことに基づき、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特定遊技状態を発生させることが可能な特定遊技状態発生手段と、
予め定めた終了条件が成立したことに基づき、前記特定遊技状態発生手段が発生させた特定遊技状態を終了させることが可能な特定遊技状態終了手段と、
前記特定遊技状態の発生中に実行されたゲームの内部抽選結果に基づき、遊技者に所定のポイントを付与することが可能なポイント付与手段と、
前記特定遊技状態の発生中に付与されたポイント数に基づき、当該特定遊技状態が発生してから前記終了条件が成立するまでの期間を延ばすための制御を行うことが可能な特定遊技継続手段と、を備えたことを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006938A JP5613968B2 (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006938A JP5613968B2 (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | スロットマシン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011279924A Division JP5298298B2 (ja) | 2011-12-21 | 2011-12-21 | スロットマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013063356A true JP2013063356A (ja) | 2013-04-11 |
JP5613968B2 JP5613968B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=48187395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013006938A Expired - Fee Related JP5613968B2 (ja) | 2013-01-18 | 2013-01-18 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5613968B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015204942A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2018187013A (ja) * | 2017-04-30 | 2018-11-29 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002095793A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2006006683A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
2013
- 2013-01-18 JP JP2013006938A patent/JP5613968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002095793A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2006006683A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015204942A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2018187013A (ja) * | 2017-04-30 | 2018-11-29 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5613968B2 (ja) | 2014-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4914772B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5261648B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5343201B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5974255B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5298312B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2008284026A (ja) | スロットマシン | |
JP2009225881A (ja) | スロットマシン | |
JP4726693B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2010051365A (ja) | 遊技機 | |
JP5613968B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5145147B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4388252B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5391299B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2018099406A (ja) | 遊技機 | |
JP5298298B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5608900B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5343208B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5952727B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5433059B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5989606B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2006020779A (ja) | 遊技機 | |
JP6101960B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5466680B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5700467B2 (ja) | スロットマシン | |
JP5343207B2 (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5613968 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |