JP2013063239A - 防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシートの製造方法 - Google Patents

防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、防球用等のネット体又はシート体の磨耗や破損が少なく、リング体の取り付けが容易で、リング体に駆動用ロープ、又はガイド用ロープのいづれかをスムーズに挿通することのできる防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシート体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ネット又はシートの上端側及び下端側に沿ってそれぞれ補強体が設けられ、リング体の取り付けられた取付用長尺体の上下両端側を前記補強体に連結した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ゴルフ練習場の屋外空間部の外周に沿って設けられた防球用のネット体、屋内空間部の間仕切り用として吊り張りするネット体、又はテント用として空間部を覆うシート体、及び該防球用等のネット体又はシート体の製造方法に関する。
従来、屋外のゴルフ練習場の空間部の外周に沿って吊り張りする防球用のネット体は、強風の場合、下方側に収納移動して風の影響を防ぐ必要があり、空間部の上下方向で昇降移動するように取り付けられている。
上記防球用のネット体を昇降移動する装置は、空間部の外周に沿って立設した支柱の上下方向に沿ってループ状に架け渡された駆動用ロープと、該駆動用ロープをエンドレス状に移動するために支柱の下端側に取り付けられたエンドレス方式のウインチと、前記駆動用ロープに並行に張設したガイド用ロープと、上端側を前記駆動用ロープに連結し、上下方向に沿って複数個取り付けたリング体にガイド用ロープを挿通したネットから構成され、ウインチを駆動することでネットをガイド用ロープに沿って昇降移動し、空間部に吊り張り及び収納する。
また、屋内空間部に吊り張りする間仕切り用のネット体は、空間部の使用目的に応じて吊り張り及び収納移動するように取り付けられている。
上記間仕切り用のネット体を吊り張りする装置は、空間部の所望の位置に設置した複数台の巻き取り方式のウインチと、該ウインチにより引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープと、上端側を天井側に固定し、上下方向に沿って取り付けたリング体に前記駆動用ロープを挿通したネットから構成され、ウインチを駆動して駆動用ロープを引き出すことでネットを空間部に吊り張りし、駆動用ロープを巻き取ることでネットを空間部の天井側に折り畳んで収納する。
また、テントは空間部を覆うべく、空間部に設置された支柱に駆動用ロープを吊り張りし、該駆動用ロープに先端側を連結し、水平方向に沿って複数個取り付けたリング体に駆動用ロープ、又は支柱間に張設したガイド用ロープを挿通して、シートを水平方向に沿って移動することで、空間部を覆い又は開放する。
上記のように、ネット又はシートは、駆動用ロープ又はガイド用ロープのいづれかを挿通するための、リング体がネット又はシートの移動方向に沿って複数個取り付けられて形成されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、ネット又はシートに取り付けられたリング体は、ネット又はシートに直接取り付けられているために、駆動用ロープ又はガイド用ロープに沿ってネット又はシートを移動すると、リング体の取り付け部分のネット又はシートの磨耗がひどく、頻繁なメンテナンスを必要とする欠点があった。
また、ネット又はシートは広い空間部に吊り張りするために、ネット又はシートの面積も広くなり、リング体のネット又はシートへの移動方向への取り付け個数及び取り付け位置が多くなり、その取り付け作業が煩雑となる欠点があった。
さらに、ネット又はシートの上端側は駆動用ロープに連結して移動するために、ネット又はシートの荷重により、各ロープと抵触するネット又はシート部分の磨耗及び破損が発生し易く、安全性の面で大きな欠点があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決し、ネット又はシートへのリング体の取り付けが容易であり、ネット又はシートの磨耗及び破損が少なく、スムーズなロープの移動のできる防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシート体の製造方法を提供することを課題とする。
課題を提供するために手段
上記課題を解決するために、請求項1は、空間部に吊り張りするネット又はシートと、該ネット又はシートの一方向に沿って複数個取り付けられ、ネット又はシートの吊り張り方向に張設したガイド用ワイヤロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ワイヤロープのいづれかを挿通するリング体から構成された防球用等のネット体又はシート体において、前記ネット又はシートの両端側にはネット又はシート補強用の補強体が設けられ、且つ前記リング体を別体の取付用長尺体に取り付け、該取付用長尺体の両端側が前記補強体に連結されていることを特徴とする。
また、請求項2は、ネット又はシートの両端側又は一端側で取付用長尺体の連結位置には幅調整体が取り付けられていることを特徴とする。
空間部に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体をネット又はシートの一方向に沿って取り付けることで製造する防球用等のネット体又はシート体の製造方法において、前記ネット又はシートの両端側にネット又はシート補強用の補強体を形成した後、リング体を別体の取付用長尺体に所望の間隔で取り付け、該取付用長尺体の両端側を補強体に連結し、その後各取付用長尺体間を調整することで防球用等のネット体又はシート体を製造することを特徴とする。
発明の作用・効果
本発明の防球用等のネット体又はシート体の作用・効果について説明する。
先ず、ネット又はシートの両端側にネット又はシート補強用の補強体を取り付ける。
これにより、ネット又はシートの両端側が補強され、ネット又はシートの強度を格段に向上することができる。
次に、ネット又はシートの一方向の面積に応じた長さの取付用長尺体をネット又はシートの面積に応じた本数準備した後、各取付用長尺体に所望の間隔で複数個のリング体を取り付ける。
次に、上記各取付用長尺体の両端側をそれぞれネット又はシートの両端側に形成された補強体に連結することで、リング体をネット又はシートに取り付け、防球用等のネット体又はシート体を構成する。
このように、取付用長尺体はネット又はシートに確実に取り付けでき、また、リング体は取付用長尺体に連結しているために、リング体によるネット又はシートの磨耗を解消することができる。
次に、上記リング体に沿って、空間部に張設したガイド用ロープ、又は空間部に設置したウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかの一方を挿通することで、ネット又はシートを空間部に吊り張りする。
この際、ネット又はシートの端部側はガイド用ロープ、又は駆動用長尺体に常に接触しているが、補強体が設けられているために、磨耗が少なく頻繁なメンテナンスを必要としない。
また、ネット又はシートを吊り張り移動及び収納移動した場合に、ネット又はシートの荷重がガイド用ロープ又は駆動用ロープにかかるが、リング体が取付用長尺体に取り付けられ、また補強体があるために、スムーズにネット又はシートを移動することができる。
また、上記取付用長尺体のネット又はシートへの連結位置に幅調整体を設けることで、取付用長尺体をネット又はシートへ連結した後、取付用長尺体間を調整することができるので、空間部に張設したガイド用ロープ、又は空間部に設置したウインチで引き出し移動又は巻き取り移動する駆動用ロープの設置位置に応じて微調整し、その移動をスムーズにすることができる。
尚、幅調整体は、微調整であるためにネット又はシートの両端側又は一端側のみに設けることも可能である。
上記防球用等のネット体又はシート体を製造する場合は、先ずネット又はシートの両端にネット又はシート補強用の補強体を形成し、その後、リング体を所望の間隔で別体の取付用長尺体に取り付ける。そして、前記取付用長尺体の両端側をネット又はシートの端部の補強体部分を連結し、前記取付用長尺体間を調整することで、防球用等のネット体又はシート体を製造することができる。
このように、本発明の防球用等のネット体又はシート体、及び該防球用等のネット体又はシート体の製造方法は、ネット又はシートの強度を補強することができ、頻繁なメンテナンスを必要としない。
また、取付用長尺体を用いてリング体を取り付けるために、その取り付けが容易であり、製造コストを軽減することができる。
また、ロープ移動によるネット又はシートの磨耗、及びリング体によるネット又はシートの磨耗が少なくネット又はシートの耐久性を向上することができる。
以下本発明の防球用等のネット体又はシート体、及び防球用等のネット体又はシート体の製造方法の一実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の防球用のネット体の第1実施例を示す概略説明平面図であり、図2は図1の取付用長尺体を示す概略説明平面図であり、図3は図1の幅調整体を示す概略説明平面図であり、図4は屋外での防球用のネット体の吊り張りを示す概略説明平面図であり、図5は屋内での間仕切り用のネット体の吊り張りを示す概略説明平面図であり、図6は本発明の防球用のネット体の第2実施例を示す概略説明平面図であり、図7は本発明の防球用のネット体の第3実施例を示す概略説明平面図であり、図8は屋外での防球用のネット体の吊り張りを示す他実施例を示す概略説明平面図であり、図9は本発明のテント用のシート体の吊り張りを示す概略説明平面図であり、図10、図11は取付用長尺体の他実施例を示す概略説明平面図であり、図12は、本発明の他吊り張り例を示す概略説明平面図である。
(第1実施例)
本発明の防球用等のネット体1は、空間部に吊り張りするネット2と、該ネット2に取り付けたられたリング体3とから構成されている。
前記ネット2は、吊り張りする空間部の面積に応じて形成され、その上端側及び下端側にはネット補強用の補強体4が形成されている。
前記補強体4は、ネット2の上端側を所望の幅で複数回折り返して袋状に形成し、その内部に補強用ロープ5を挿入して強度を維持する構成である。
前記リング体3は、ネット2の上下方向の長さに形成された別体の取付用長尺体6に所望の間隔で取り付け、該取付用長尺体6の上下両端側を、ネット2の上端側及び下端側に形成された補強体4に連結することでネット2に離脱することなく強固に取り付けられている。
前記取付用長尺体6は、ロープ、チェーンで構成され、ロープの場合ロープにリング体3の小孔を挿通した後ネジで螺合、輪付ロープ6の輪6W部分にリング体3を取り付ける構成、又はチェーン6Rの輪6W部分にリング体3を取り付ける構成等、使用目的に応じて適切な構成を選択する。
また、取付用長尺体6の補強体4への連結は、補強用ロープ5に挿通し、所望の幅で移動可能な幅調整体8に形成されたリングにシャックル等を用いて連結することでネット2に取り付けた後、幅調整体8を補強用ロープ5に沿って移動しネジ等で固定することで隣り合う取付用長尺体6間の幅を微調整することができる。
また、上記取付用長尺体6は、長さに応じて所望の位置でネット2にシャックル等で連結し、ネット2と一体化する
上記のように、リング体3が直接ネット2に取り付けられていないために、リング体3の取り付け部分でネット2が損傷及び磨耗することがなく、従来のような頻繁なメンテナンスを必要としない。
また、リング体3の取り付けに時間を要すことなく、作業時間の短縮を図ることができる。
本発明の防球用等のネット体1は上記のように構成され、次に防球用等のネット体1を屋外のゴルフ練習場に設置する場合について説明する。
空間部の外周に沿って立設し、上端にブラケット10A、下方側にウインチ台10Bの形成された複数の支柱10と、ブラケット10Aに取り付けられた滑車30とウインチ11間で該支柱10の上下方向にループ状に架け渡した駆動用ロープ12と、該駆動用ロープ12を移動し支柱10に取り付けたエンドレス方式のウインチ11と、前記駆動用ロープ12に並行でブラケットに10Aとウインチ台10B間で張設したガイド用ロープ13とから構成された装置を使用する。
上記ガイド用ロープ13にリング体2を挿通し、ネット2の上端側を駆動用ロープ12に連結し、ウインチ11で駆動用ロープ12を駆動し、ネット2をガイド用ロープ13に沿って上昇移動して吊り張りする。
この際、ネット2に取り付けた取付用長尺体6間は微調整できるので、ガイド用ロープ13の張設位置に応じて取付用長尺体6間を移動して調整し、リング体3の位置を適切に調整する。
また、風の強い日には、ウインチ11で駆動用ロープ12を駆動し、ネット2をガイド用ロープ13に沿って下降移動して収納する。
この際、リング体3は取付用長尺体6に連結されているために、ネット2部分が磨耗することなくスムーズに下降移動することができる。
また、少なくともネット体1の上端側及び下端側には補強体4が設けられているために、ネット体1の昇降移動時にネット体1が駆動用ロープ12で適切に移動することができ、また、駆動用ロープ12の連結部分が磨耗しない。
上記駆動用ロープ12は支柱10にループ状に掛け渡し、エンドレス方式のウインチ11でエンドレス状に駆動したが、駆動用ロープ12を巻き取り方式のウインチ11Aで支柱10の上端側より引き出し、ネット体1の上端側に連結することでネット体1をガイド用ロープ13に沿って昇降移動すべく構成することも可能である。
この際、連結具31を介して駆動用ロープ12の先端を取付用長尺体6に連結することで、ネット体1の連結を容易に行うことができる。
次に、上記ネット体1を屋内空間部の間仕切り用として使用する場合について説明する。
屋内の場合は、空間部の天井側又は側面側等の所望の位置に設置した巻取り方式のウインチ11Aより駆動用ロープ12を引き出し移動し、該駆動用ロープ12を天井側に上端側を固定したネット体1のリング体3に挿通し、下端側で錘に連結することで吊り張りする。
収納する場合は、ウインチ11Aで駆動用ロープ12を巻き取り移動することで、ネット体1を折り畳みながら天井側に収納する。
この場合も、ネット体1にはリング体3が直接取り付けられていないために、駆動用ロープ12がネット体1に絡まることなくスムーズに移動でき、ネット体1の磨耗や損傷が少ない。
また、ネット体1の上端側及び下端側には補強体4が設けられているために、駆動用ロープ12の移動時によるネット体1の磨耗を減少することができる。
(第2実施例)
本発明の防球用等のネット体1は、リング体3の取付用長尺体6への取り付け部分に緩衝体9を連結した構成である。
上記構成により、屋外の空間部にネット体1を設置した場合は、ネット体1が風の影響を受けると、緩衝体9部分が延出しリング体3が移動し、ガイド用ロープ13に挿通したリング体3部分がネット体1より離反することで、風の影響を受けることなくガイド用ロープ13に沿ってネット体1をスムーズに下降させることができる。
ネット体1を下降し緩衝体9の延出部分を解消することで、風が治まった後、ネット体1をガイド用ロープ13に沿ってスムーズに上昇して空間部に吊り張りできる。
(第3実施例)
本発明の防球用等のネット体1は、取付用長尺体6のネット2への連結部分の上下両端部に緩衝体9Aを設けた構成である。
上記構成により、屋外でネット体1が風の影響を受けた場合に、リング体3は取付用長尺体6ごと延出し、ガイド用ロープ13をネット体1とともに引っ張ることなく、スムーズにリング体3内を移動でき、ネット体1を収納することができる。
上記各実施例では、ネット2を主として説明したが、テントを構成するシート2Aにおいても同様に使用することができる。
この場合も、シート2Aの横方向に複数の補強体4を取り付け、取付用長尺体6を補強体4にリング体3を取り付けてシート体1を形成し、該リング体3に空間部に立設けられた支柱10の横方向に沿って張設した複数本のガイド用ロープ13を挿通し、駆動用ロープ12に横方向の一端側を連結することで、シート2Aをガイド用ロープ13に沿って移動し、空間部を覆う。
このように、本発明は、ネット2又はシート2Aを用いて空間部に吊り張りし、又は収納することがスムーズに行え、また、ネット2又はシート2Aの磨耗が少なく、頻繁なメンテナンスを必要としない。
また、シート2Aの移動方向は、特に限定するものでなく昇降移動も可能である。
本発明の防球用等のネット体又はシート体の第1実施例を示す概略説明平面図 図1の取付用長尺体を示す概略説明平面図 図1の幅調整体を示す概略説明平面図 屋外での防球用等のネット体の吊り張りを示す概略説明平面図 屋内での間仕切り用ネット体の吊り張りを示す概略説明平面図 本発明の防球用等のネット体又はシート体の第2実施例を示す概略説明平面図 本発明の防球用等のネット体又はシート体の第3実施例を示す概略説明平面図 屋外での防球用等のネット体の吊り張りの他実施例を示すた概略説明平面図 本発明のシート体の吊り張りを示す概略説明平面図 取付用長尺体の他実施例を示す概略説明平面図 取付用長尺体の他実施例を示す概略説明平面図 ネット体の吊り張りの他実施例を示す概略セル名平面図
1−ネット体、1A−シート体、2−ネット、2A−シート、3−リング体、4−補強体、6−取付用長尺体
上記課題を解決するために、請求項1は、空間部に吊り張りするネット又はシートと、該ネット又はシートの一方向に沿って複数個取り付けられ、ネット又はシートの吊り張り方向に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれを挿通するリング体から構成された防球用等のネット体又はシート体において、前記ネット又はシートの両端側にはネット又はシート補強用として端部を袋状に形成し、その内部に挿通した補強用ロープが設けられ、且つ前記リング体を別体の取付用長尺体に取り付け、該取付用長尺体の両端側が前記補強用ロープに挿通された幅調整体を介して連結させていることを特徴とする。
空間部に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体をネット又はシート体の製造方法において、前記ネット又はシートの両端側を折り返して袋状に形成し、その内部に補強用ロープを挿通した後、リング体を別体の取付用長尺体に所望の間隔で取り付け、取付用長尺体の両端側を補強用ロープに挿通した幅調整体を介して連結し、その後各取付用長尺体間を調整することで防球用等のネット体又はシート体を製造することを特徴とする。
先ず、ネット又はシートの両端側をネット又はシート補強用として端部を袋状に形成し、その内部に挿通した補強用ロープを取り付ける。
次に、上記各取付用長尺体の両端側をそれぞれネット又はシートの両端側を袋状に形成し、その内部に挿通した補強用ロープに連結することで、リング体をネット又はシートに取り付け、防球用等のネット体又はシート体を形成する。
この際、ネット又はシートの端部側はガイド用ロープ、又は駆動用長尺体に常に接触しているが、補強ロープが設けられているために、磨耗が少なく頻繁なメンテナンスを必要としない。
また、ネット又はシートを吊り張り移動及び収納移動した場合に、ネット又はシートの荷重がガイド用ロープ又は駆動用ロープにかかるが、リング体が取付用長尺体に取り付けられ、また補強用ロープがあるために、スムーズにネット又はシートを移動することができる。
上記防球用等のネット体又はシート体を製造する場合は、先ずネット又はシートの両端側を袋状に形成し、補強用ロープを挿通し、その後、リング体を所望の間隔で別体の取付用長尺体に取り付ける。そして、前記取付用長尺体の両端側を補強用ロープに挿通した幅調整体を介して連結し、幅調整体を補強用ロープに沿って移動することで、前記取付用長尺体間を微調整することで、防球用等のネット体又はシート体を製造することができる。
上記課題を解決するために、請求項1は、空間部に吊り張りするネット又はシートと、該ネット又はシートの一方向に沿って複数枚取り付けられ、ネット又はシートの吊り張り方向に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体から構成された防球用等のネット体又はシート体において、前記ネット又はシートの両端側にはネット又はシート補給用として端部を袋状に形成し、その内部に挿通した補強用ロープが設けられ、且つ前記リング体を別体の取付用長尺体に取り付け、該取付用長尺体の両端側が前記補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該幅調整体に形成されたリングに連結させていることを特徴とする。
空間部に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体をネット又はシート体の一方向に沿って取り付けることで製造する防球用等のネット体又はシート体の製造方法において、前記ネット又はシートの両端側を折り返して袋状に形成し、その内部に補強用ロープを挿通した後、リング体を別体の取付用長尺体に所望の間隔で取り付け、取付用長尺体の両端側を補強用ロープに挿通した幅調整体を介して該幅調整体に形成されたリングに連結し、その後各取付用長尺体間を微調整することで防球用等のネット体又はシート体を製造することを特徴とする。
上記防球用等のネット体又はシート体を製造する場合は、先ずネット又はシートの両端側を袋状に形成し、補強用ロープを挿通し、その後、リング体を所望の間隔で別体の取付用長尺体に取り付ける。そして、前記取付用長尺体の両端側を補強用ロープに挿通した幅調整体を介して該調整体に形成されたリングに連結し、幅調整体を補強用ロープに沿って移動することで、前記取付用長尺体間を微調整することで、防球用等のネット体又はシート体を製造する。
上記課題を解決するために、請求項1は、空間部に吊り張りするネット又はシートと、該ネット又はシートの一方向に沿って複数取り付けられ、ネット又はシートの吊り張り方向に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体から構成された防球用等のネット体又はシート体において、前記ネット又はシートの両端側にはネット又はシート補強用として端部を袋状に形成し、その内部に挿通した補強用ロープが設けられ、且つ前記リング体を別体の取付用長尺体に取り付け、該取付用長尺体の一端側が、ネット又はシートの一端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該一端側の幅調整体に形成されたリングに連結されるとともに、上記取付用長尺体の他端側が、ネット又はシートの他端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該他端側の幅調整体に形成されたリングに連結させていることを特徴とする。
空間部に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体をネット又はシート体の一方向に沿って取り付けることで製造する防球用等のネット体又はシート体の製造方法において、前記ネット又はシートの両端側を折り返して袋状に形成し、その内部に補強用ロープを挿通した後、リング体を別体の取付用長尺体に所望の間隔で取り付け、取付用長尺体の一端側が、ネット又はシートの一端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該一端側の幅調整体に形成されたリングに連結されるとともに、上記取付用長尺体の他端側が、ネット又はシートの他端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該幅調整体に形成されたリングに連結し、その後各取付用長尺体間を微調整することで防球用等のネット体又はシート体を製造することを特徴とする。
上記防球用等のネット体又はシート体を製造する場合は、先ずネット又はシートの両端側を袋状に形成し、補強用ロープを挿通し、その後、リング体を所望の間隔で別体の取付用長尺体に取り付ける。そして、前記取付用長尺体の一端側が、ネット又はシートの一端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該一端側の幅調整体に形成されたリングに連結されるとともに、上記取付用長尺体の他端側が、ネット又はシートの他端側の補強用ロープに挿通された幅調整体を介して該調整体に形成されたリングに連結し、幅調整体を補強用ロープに沿って移動することで、前記取付用長尺体間を微調整することで、防球用等のネット体又はシート体を製造する。

Claims (3)

  1. 空間部に吊り張りするネット又はシートと、該ネット又はシートの一方向に沿って複数個取り付けられ、ネット又はシートの吊り張り方向に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体から構成された防球用等のネット体又はシート体において、前記ネット又はシートの両端側にはネット又はシート補強用の補強体が設けられ、且つ前記リング体を別体の取付用長尺体に取り付け、該取付用長尺体の両端側がそれぞれ前記補強体に連結されていることを特徴とする防球揺等のネット体又はシート体。
  2. 前記ネット又はシートの両端側又は一端側で取付用長尺体の連結位置には、幅調整体が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の防球用等のネット体又はシート体。
  3. 空間部に張設したガイド用ロープ、又はウインチで引き出し移動及び巻き取り移動する駆動用ロープのいづれかを挿通するリング体をネット又はシートの一方向に沿って取り付けることで製造する防球用等のネット体又はシート体の製造方法において、前記ネット又はシートの両端側にネット又はシート補強用の補強体を形成した後、リング体を別体の取付用長尺体に所望の間隔で取り付け、取付用長尺体の両端側を補強体に連結し、その後各取付用長尺体間を調整することで防球用等のネット体又はシート体を製造することを特徴とする防球用等のネット体又はシート体の製造方法。
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