JP2013063116A - カーテン生地の端部保持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーテンレールにカーテン生地を吊下支持し、カーテンレールの端部に備えた保持具でカーテン生地の端部上縁を吊下支持するカーテン生地の端部保持装置において、カーテンレール1の端部に取着されるキャップ9と保持具5aに、該保持具5aをキャップ9に弾性的に保持する係合手段14,20を備え、保持具5aには該保持具5aをカーテンレール1に着脱可能に固定する固定手段18を備えた。
【選択図】図5
Description
特許文献2には、カーテンレールの端部に取着されるキャップに対し、カーテン生地の端部を保持するエンドフックをキャップに対し着脱可能としたエンドピースが開示されている。
前記保持具に設けられ、前記第一及び第二の支持辺間に挿入可能とした第一の金具と、
前記第一の金具に設けられた突起と、前記第一の支持辺に設けられ、前記突起に弾性的に係合する係止孔とを備えた。
前記カーテン生地4の上縁一端部はカーテンレール1の一端部に取着される保持具5aに吊下支持されている。また、前記カーテン生地4の上縁他端部はカーテンレール1に移動可能に支持されているマグネットランナー6に吊下支持されている。
前記キャップ9には、前記挿入部10の下方において挿入部10とともにカーテンレール1内に挿入可能とした第一の支持辺13が水平方向に延設されている。また、前記第一の支持辺13の中央部には孔14が形成されている。
図5に示すように、前記保持具5aは、第一の金具16と、第二の金具17と、ネジ18とで構成される。第一の金具16は、金属板の両端部が下方に向かって直角に屈曲されて側片19が形成され、その側片19間に前記第二の支持辺15を挿通可能となっている。
前記第二の金具17は、金属板を折り曲げて形成され、その水平辺22の中央に前記ネジ18を挿通可能とした透孔23が形成されている。前記水平辺22の一側縁には上方に向かって直角に屈曲された位置決め片24が形成されている。この位置決め片24は、図3に示すように、前記カーテンレール1の開口部7の幅より狭い幅で形成され、開口部7内に挿入可能となっている。
カーテンレール1の他端部にはキャップ9が取着され、そのキャップ9に保持具5bが取着されてカーテンレール1に固定されている。
また、保持具5aは第二の金具17の吊下げ片25をカーテンレール1の中央部側に向けた状態で取着することも可能である。例えば図4に示す状態から、ネジ18を緩めて第二の金具17を下降させる。そして、第二の金具17の位置決め片24をカーテンレール1に対し回転させうる位置まで下降させて、ネジ18を支点として180度回転させると、図7に示すように、吊下げ片25がネジ18に対しカーテンレール1の中央部側に位置する。
(1)キャップ9と保持具5aを一体とした状態で、キャップ9をカーテンレール1の端部に取着することができる。そして、ネジ18を締め込むことにより、保持具5aをカーテンレール1に固定することができる。
(2)第一の金具16をキャップ9の第一の支持辺13と第二の支持辺15との間に挿入して突起20を第一の支持辺13の孔14に弾性的に係合させることにより、保持具5aをキャップ9に容易に取着することができる。
(3)カーテンレール1の湾曲部8をキャップ9の保持面11と保持片12との間に嵌挿することにより、キャップ9をカーテンレール1に容易に取着することができる。
(4)保持具5aの第二の金具17を、第一の金具16及びカーテンレールから取り外すことなく、ネジ18を緩めるだけで取付方向を180度転換することができる。従って、第二の金具17の吊下げ片25をカーテンレール1の端部側に向けるか、中央部側に向けるかを容易に転換することができる。
(5)カーテンレール1の端部を吊下支持する保持具と、マグネットランナー6を吸着する保持具とを共通化することができる。
(6)第二の金具17の位置決め片24により、ネジの締め込み操作時の第二の金具17の回転を防止することができる。
(7)保持具5a,5bのカーテンレール1に対する取付位置を任意位置に変更可能である。
・第一の金具16に凹部を設け、第一の支持辺13若しくは第二の支持辺15に設けた突部を前記凹部に弾性的に係合させてもよい。
(付記1)
第一の金具と、
前記第一の金具との間に前記カーテンレールのレール部を挟着可能とした第二の金具と、
前記第一及び第二の金具を前記レール部の挟着位置に移動させる前記固定手段と
を備え、
前記第二の金具には、
前記挟着位置で前記カーテンレールの開口部に係合し、挟着位置から外れた位置で前記開口部との係合が解除されて前記第二の金具を水平方向に回動可能とする位置決め片と
を備えたことを特徴とするカーテン生地の端部保持装置。
Claims (5)
- カーテンレールにカーテン生地を吊下支持し、前記カーテンレールの端部に備えた保持具で前記カーテン生地の端部上縁を吊下支持するカーテン生地の端部保持装置において、
カーテンレールの端部に取着されるキャップと前記保持具に、該保持具を前記キャップに弾性的に保持する係合手段を備え、前記保持具には該保持具を前記カーテンレールに着脱可能に固定する固定手段を備えたことを特徴とするカーテン生地の端部保持装置。 - 前記係合手段は、
弾性を有する合成樹脂で成形された前記キャップに設けられ、前記カーテンレール内に向かって平行に延びる第一及び第二の支持辺と、
前記保持具に設けられ、前記第一及び第二の支持辺間に挿入可能とした第一の金具と、
前記第一の金具に設けられた突起と、
前記第一の支持辺に設けられ、前記突起に弾性的に係合する係止孔と
を備えたことを特徴とする請求項1記載のカーテン生地の端部保持装置。 - 前記カーテンレールの上辺に下方に向かって湾曲する湾曲部を該カーテンレールの長手方向に設け、前記キャップには前記湾曲部を嵌挿して保持する保持部を備えたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のカーテン生地の端部保持装置。
- 前記保持具は、
前記第一の金具と、
前記第一の金具との間に前記カーテンレールのレール部を挟着可能とした第二の金具と、
前記第一及び第二の金具を前記レール部の挟着位置に移動させる前記固定手段と
を備え、
前記第二の金具には、
前記挟着位置で前記カーテンレールの開口部に係合し、挟着位置から外れた位置で前記開口部との係合が解除されて前記第二の金具を水平方向に回動可能とする位置決め片と
を備えたことを特徴とする請求項2記載のカーテン生地の端部保持装置。 - 前記第二の金具の一端には、マグネットランナーを吸着可能とした吊下げ片を備えたことを特徴とする請求項4記載のカーテン生地の端部保持装置。
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