JP2013062167A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランスと係止孔との係止代を大きく確保する。
【解決手段】端子金具Tの角筒部10は、右側板部15の延出端縁から略直角に延出した形態であって係止孔20が全幅に亘って形成された蓋板部16と、右側板部15から片持ち状に延出し、係止孔20の前方に配された前板部19Fと、右側板部15から前板部19Fとは独立して片持ち状に延出し、係止孔20の後方に隣接配置される後板部19Rと、後板部19Rに全幅に亘って形成され、前板部19Fに対し、係止突起34との係止代の範囲内で高低差が生じるように角筒部10の内側へ退避させた形態であって、係止突起34の後端側部分と対向可能な退避部21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具に関するものである。
特許文献1には、前端部に角筒部が形成された雌形の端子金具が開示されている。角筒部は、オープンバレル状の電線圧着部の底壁部に連なる基板部と、基板部の左右両側縁から略直角に延出する一対の側板部と、少なくとも一方の側板部の延出端縁から略直角に延出する蓋板部とによって角筒状に成形されている。基板部には係止孔が形成されている。ハウジングの後方から端子収容室に挿入された端子金具は、端子収容室に形成されているランスの係止突起に係止孔の孔縁を係止させることで、後方への抜けを規制された状態に保持される。
基板部には、係止孔の開口領域よりも後方の部分を、角筒部の内側へ後退させた形態の退避部が形成されている。これにより、基板部には、係止孔の後端縁を境にして前側と後側で高低差が設けられ、ランスの係止突起の後端部分が、この退避部の外面と対向するように配置され、係止突起のうち退避部より前方の部分が係止孔の開口領域に臨んでいる。この構成によれば、係止孔の前後方向の開口範囲が、係止突起の前端から後端に至る領域となっている場合に比べて、係止孔の前後寸法を小さくし、その分、角筒部の前後長を短くして、端子金具の小型化を図ることが可能となっている。
特開2007−141609号公報
上記の端子金具では、退避部が基板部を切り起こすことによって形成されているのであるが、この基板部の左右両側縁には一対の側板部が連なっている。そのため、幅方向における退避部の形成領域は、一対の側板部の内側面よりも内側の範囲内に限られる。つまり、退避部を、一対の側板部の板厚範囲を含む角筒部の全幅に亘って形成することは、構造的に不可能である。ランスの係止突起は、退避部が角筒部の内側へ退避することによって確保される空間内に収容されるので、ランスの幅寸法も、退避部の全幅と同じか、それよりも小さい寸法に限定され、換言すると、幅方向におけるランスと係止孔との係止代も、退避部の成形幅の範囲内に限定される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ランスと係止孔との係止代を大きく確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、係止孔を有する角筒部が前端部に形成されており、後方から端子収容室に挿入された状態では、前記端子収容室に形成したランスの係止突起に前記係止孔の前端縁を係止させることで、後方への抜けを規制されるようになっている端子金具であって、前記角筒部を構成する基板部と、前記角筒部を構成し、前記基板部の幅方向における両側縁から略直角に延出した形態の側板部と、前記角筒部を構成し、前記側板部の延出端縁から略直角に延出した形態であって、前記係止孔が全幅に亘って形成された蓋板部と、前記側板部から片持ち状に延出し、前記係止孔の前方に配されて前記蓋板部を構成する前板部と、前記側板部から前記前板部とは独立した形態で片持ち状に延出し、前記係止孔の後方に隣接するように配されることで前記蓋板部を構成する後板部と、前記後板部に全幅に亘って形成され、前記前板部に対し、前記係止突起との係止代の範囲内で高低差が生じるように前記角筒部の内側へ退避させた形態であって、前記係止突起の後端側部分と対向可能な退避部とを備えているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記退避部のうち前記係止突起との対向領域よりも後方に形成され、前記退避部の外面よりも前記角筒部の外側へ突出した形態の姿勢安定部を備えているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
退避部が形成される蓋板部は、係止孔が全幅に亘って形成されており、蓋板部を構成する前板部と後板部は、互いに独立して側板部から片持ち状に延出している。したがって、後板部と側板部とが略直角に連なる折り目の位置を、前板部と側板部とが略直角に連なる折り目の位置に比べて、角筒部の内側へずれた位置に設定することが可能となり、前板部と後板部との間に高低差を設けることができた。そして、後板部は、片持ち状に延出する形態であるから、延出寸法を適宜に設定すれば、角筒部の全幅に亘る形態とすることができる。以上により、退避部を角筒部の全幅に亘って形成することを実現し、幅方向におけるランスと係止孔との係止代を大きく確保することができた。
<請求項2の発明>
姿勢安定部を形成したことにより、蓋板部は、係止孔より前方の位置と係止孔より後方の位置との2箇所において端子収容室の内面に当接可能とされ、これにより、端子収容室内における角筒部の姿勢を安定されることができる。
実施形態1において端子金具を端子収容室に挿入した状態をあらわす断面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 端子金具の正面図 端子金具の側面図 端子金具の側面図 端子金具の底面図 端子金具の展開図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図8を参照して説明する。本実施形態の端子金具Tは、図1,5〜7に示すように、前端部に角筒部10が形成された雌形の端子である。端子金具Tの後端部にはオープンバレル状の電線圧着部11が形成され、電線圧着部11に電線12の前端部が接続されている。この端子金具Tは、図1に示すように、ハウジング30に形成した端子収容室31内に、ハウジング30の後方から挿入されるようになっている。
端子収容室31の下面壁部には、端子収容室31に正規挿入された端子金具Tを係止させることで、その端子金具Tを抜止め状態に保持するためのランス32が形成されている。ランス32は、前方へ片持ち状に延出した形態であって、下方へ退避するように弾性撓み可能な本体部33と、本体部33の上面(端子収容室31に臨む面)から上方へ突出する係止突起34とから構成されている。ランス32(本体部33)が弾性撓みしていないときには、図1に示すように、係止突起34が、端子収容室31内における端子金具Tの挿入領域(空間)内に進出して、端子金具Tと係止可能な状態となる。また、ランス32が下方へ弾性撓みすると、係止突起34が、端子収容室31内における端子金具Tの挿入領域から下方へ退避し、端子金具Tと係止不能な状態となる。
係止突起34は、前後方向において本体部33の略中央部に配置されている。本体部33の上面のうち前端部領域(係止突起34よりも前方の領域)は、前側受け面35Fとなっている。本体部33の上面のうち後端部領域(係止突起34よりも後方の領域)は、後側受け面35Rとなっている。この前側受け面35Fと後側受け面35Rは、ランス32が弾性撓みしていない状態で、端子収容室31に正規挿入された端子金具Tに対して下から当接、又は接近して対向するように配置されている。つまり、前側受け面35Fと後側受け面35Rは、端子金具Tを下から支持し得るようになっている。
係止突起34の側方(端子収容室31に対する端子金具Tの挿入方向、及びランス32の弾性撓み方向の両方向に対して交差する方向)から見た形状は、全体として高さ(上下)寸法に比べて前後寸法が大きい横長の略方形をなす。係止突起34の前端面は、ランス32が弾性撓みしていない状態において端子金具Tの挿入方向と略直角をなす係止面36となっている。係止突起34の上面は、ランス32が弾性撓みしていない状態において端子金具Tの挿入方向と略平行をなしている。係止突起34の後端面は、ランス32が弾性撓みしていない状態において端子金具Tの挿入方向に対して傾斜した傾斜面37となっている。この傾斜面37は、下方に向かって下り勾配となる向きに傾斜している。係止面36の下端から上端までの全領域は、上下方向における端子金具Tとの係止代となる。
次に、端子金具Tの詳細構成を説明する。尚、便宜上、上下左右の向きについては、端子金具Tを端子収容室31に挿入した状態を基準とする。図1〜7に示すように、角筒部10は、方形平板状をなす水平な基板部13と、基板部13の左側縁から下方へ略直角に延出する方形平板状の左側板部14(本発明の構成要件である側板部)と、基板部13の右側縁から下方へ略直角に延出する方形平板状の右側板部15(本発明の構成要件である側板部)と、右側板部15の延出端縁(下端縁)から略直角に左方へ延出する方形平板状の蓋板部16とを備えて構成されている。角筒部10の前端面と後端面は、角筒部10の外部へ開口されている。図1,5〜7に示すように、基板部13の後端部は、電線圧着部11の底壁部17の前端に連なり、左右両側板部14,15の後端部は、底壁部17の左右両側縁から延出する左右一対のカシメ片18の基端部に連なっている。
図1,5〜7に示すように、蓋板部16は、右側板部15の前端部に連なる前板部19Fと、右側板部15の後端部に連なる後板部19Rとから構成されている。前板部19Fの左側縁部と後板部19Rの左側縁部は、左側板部14の下端縁に対して下から当接又は接近して対向するように配置されている。蓋板部16のうち前板部19Fと後板部19Rとの間の領域は、角筒部10の外面(下面)から内面側へ連通する貫通形態の係止孔20となっている。図7に示すように、係止孔20は略方形に開口しており、幅方向(端子収容室31に対する端子金具Tの挿入方向、及びランス32の弾性撓み方向の両方向に対して交差する方向)における係止孔20の形成領域は、角筒部10のほぼ全幅に亘る範囲、つまり、左側板部14の内側面から右側板部15の内側面に至る範囲である。図1に示すように、端子金具Tが端子収容室31に正規挿入された状態では、係止突起34が係止孔20内に進入して、係止孔20の前縁部(前板部19Fの後端縁)が、ランス32の係止突起34の係止面36に対して前方から係止することで、端子金具Tが抜止めされる。
本実施形態の端子金具Tは、角筒部10の前後長を短くするため、図1に示すように、係止孔20の開口領域の前後寸法(前板部19Fの後端から後板部19Rの前端までの距離)を、係止突起34の前端(係止面36)から係止突起34の後端までの前後寸法よりも小さく設定している。つまり、係止突起34の係止面36が係止孔20の前縁部に係止している状態(端子金具Tが抜止めされている状態)では、後板部19Rの前端縁は、前後方向において係止突起34の傾斜面37の略中央部と対応するように位置する。一方、端子金具Tが抜止めされている状態では、係止突起34の一部が係止孔20の開口領域内に進出している。そのため、本実施形態では、蓋板部16を構成する後板部19R(蓋板部16のうち係止孔20の後方に隣接する領域)に、蓋板部16と係止突起34との干渉を回避するための手段として退避部21が形成されている。
図1,7に示すように、前後方向における退避部21の形成範囲は、後板部19Rの前端縁から、後板部19Rの前後方向略中央よりも少し前方の位置に至る範囲である。図1に示すように、端子金具Tが抜止めされている状態では、退避部21の後端は、係止突起34の後端よりも後方に位置する。また、図3,7に示すように、幅方向における退避部21の形成領域は、角筒部10の左外側面から右外側面までの全幅に亘る範囲、つまり、蓋板部16(後板部19R)の左端縁から蓋板部16(後板部19R)の右端縁に至る範囲である。
図1に示すように、退避部21の下面(角筒部10の外方に臨む面)は、端子金具Tが抜止めされている状態において、前板部19F(蓋板部16のうち係止孔20より前方の領域)の下面よりも高い位置に配置されている。つまり、退避部21は、前板部19Fに比べると、ランス32の本体部33の上面から遠ざかる方向(角筒部10の内方)へ退避するような位置関係となっている。この退避部21が退避する方向は、本体部33の上面から係止突起34が突出する方向と同じ方向である。また、退避部21と前板部19Fとの間には、係止突起34と係止孔20の上下方向の係止代の範囲内で高低差が生じている。尚、端子金具Tが抜止めされている状態において、退避部21の上面(角筒部10内に臨む面)の高さは、係止突起34の上面と同じか、それよりも僅かに低い位置となっている。このように退避部21と前板部19Fとの間で高低差を生じさせたことにより、係止突起34に対する後板部19Rの干渉が防止されている。
図1に示すように、退避部21は、前後方向において、係止突起34の後端側部分(傾斜面37が形成されている領域)と対向するように配置されている。そして、図7に示すように、退避部21は、蓋板部16のうち係止孔20の後方に隣接する領域(後板部19R)を全幅に亘って構成する。このように、幅方向における退避部21の形成領域は、角筒部10の一部ではなく、角筒部10の全幅に亘る範囲となっているのであるが、このような全幅の形態を実現できたのは、次の理由による。
図7に示すように、退避部21が形成される蓋板部16は、貫通形態の係止孔20が全幅に亘って形成されており、蓋板部16を構成する前板部19F(蓋板部16のうち係止孔20より前方であって退避部21が形成されていない領域)と後板部19R(蓋板部16のうち係止孔20より後方であって退避部21が形成されている領域)は、互いに独立した形態で、右側板部15から片持ち状に延出した形態である。したがって、図6に示すように、後板部19Rと右側板部15とが略直角に連なる後側折り目22Rの位置を、前板部19Fと右側板部15とが略直角に連なる前側折り目22Fの位置に比べて上方(角筒部10の内側)へずれた高い位置に設定することが可能となり、前板部19Fと後板部19Rとの間に高低差を設けることができた。そして、後板部19Rは、片持ち状に延出する形態であるから、延出寸法を適宜に設定すれば、角筒部10の全幅に亘る形態とすることができる。以上により、退避部21を角筒部10の全幅に亘って形成することを実現し、幅方向におけるランス32と係止孔20との係止代を大きく確保することができた。
図1,5〜7に示すように、後板部19Rには、退避部21よりも後方の領域を部分的に下方へ叩き出した形態の姿勢安定部23が形成されている。前後方向における姿勢安定部23の形成領域は、退避部21の後端から、後板部19Rの後端に至る範囲である。また、図7に示すように、左右方向(幅方向)における姿勢安定部23の形成領域は、後板部19Rの幅方向中央部の1箇所である。図1,5,6に示すように、姿勢安定部23の下面は、退避部21の下面よりも低い位置となっており、前板部19Fの下面とほぼ同じ高さである。端子金具Tを端子収容室31に挿入して抜止めした状態では、図1に示すように、前板部19Fがランス32の前側受け面35Fに載置(当接)するとともに、姿勢安定部23が後側受け面35Rに載置(当接)する。このように、端子金具Tが、係止孔20(係止突起34)を挟んで前後両側の2箇所で、ランス32の本体部33(端子収容室31の内面)によって下から支持されるので、端子金具Tが前下がり姿勢や前上がり姿勢へ傾くのが防止される。
図1〜4に示すように、角筒部10内には、前方から角筒部10内に挿入された雄端子金具T(図示省略)のタブに対して弾性的に接触する弾性接触片24が収容されている。図1に示すように、弾性接触片24は、側方から視て上方へ膨らむように湾曲した形態であって蓋板部16の上面に沿うように配された弾性変位部25と、弾性変位部25の後端から後方へ延出して左側板部14の延出端縁(下端縁)に対して略直角に連なる略平板状の繋ぎ部26とを備えて構成されている。弾性変位部25の最高位部は、タブとの接点部27となっている。弾性変位部25の後端縁と繋ぎ部26の前端縁との境界部分は、下方へリブ状に突出して退避部21の上面に当接又は接近して対向する支点部28となっている。タブが角筒部10に挿入されると、弾性接触片24は、タブにより下方へ押圧され、支点部28を支点として下方へ弾性変位する。このとき、支点部28は退避部21によって下から支えられるので、弾性接触片24とタブとの間では所定の接触圧が確保される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓋板部を一対の側板部のうち右側板部のみから延出させたが、左右一対の側板部から一対の蓋板部を延出させ、この一対の蓋板部の両方に退避部を形成してもよい。
(2)上記実施形態では、姿勢安定部を叩き出しによって形成したが、姿勢安定部は、切り起こしによって形成してもよい。
(3)上記実施形態では、姿勢安定部を幅方向における中央の1箇所に配置したが、姿勢安定部は、幅方向に間隔を空けた複数箇所に設けてもよい。
T…端子金具
10…角筒部
13…基板部
14…左側板部(側板部)
15…右側板部(側板部)
16…蓋板部
19F…前板部
19R…後板部
20…係止孔
21…退避部
23…姿勢安定部
31…端子収容室
32…ランス
34…係止突起

Claims (2)

  1. 係止孔を有する角筒部が前端部に形成されており、後方から端子収容室に挿入された状態では、前記端子収容室に形成したランスの係止突起に前記係止孔の前端縁を係止させることで、後方への抜けを規制されるようになっている端子金具であって、
    前記角筒部を構成する基板部と、
    前記角筒部を構成し、前記基板部の幅方向における両側縁から略直角に延出した形態の側板部と、
    前記角筒部を構成し、前記側板部の延出端縁から略直角に延出した形態であって、前記係止孔が全幅に亘って形成された蓋板部と、
    前記側板部から片持ち状に延出し、前記係止孔の前方に配されて前記蓋板部を構成する前板部と、
    前記側板部から前記前板部とは独立した形態で片持ち状に延出し、前記係止孔の後方に隣接するように配されることで前記蓋板部を構成する後板部と、
    前記後板部に全幅に亘って形成され、前記前板部に対し、前記係止突起との係止代の範囲内で高低差が生じるように前記角筒部の内側へ退避させた形態であって、前記係止突起の後端側部分と対向可能な退避部とを備えていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記退避部のうち前記係止突起との対向領域よりも後方に形成され、前記退避部の外面よりも前記角筒部の外側へ突出した形態の姿勢安定部を備えていることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
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