JP2013058028A - 健診データ変換設定システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents

健診データ変換設定システム、装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の異なるフォーマットにより生成された複数の健診データを、特定のフォーマットに基づくデータに変換するための変換設定を効率的に行う。
【解決手段】健診データ変換設定システム1は、出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶手段15と、外部から入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付手段11と、複数の出力項目ごとに関連付けられた複数の部分要素文字列を記憶手段15から読み出し、受け付けた定義文字列と部分一致する部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択手段12と、選択された出力項目を、定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力手段13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、健診データ変換設定システム、装置、方法及びプログラムに関し、特に、複数の異なるフォーマットにより生成された複数の健診データを、特定のフォーマットに基づくデータに変換するための変換設定を行う健診データ変換設定システム、装置、方法及びプログラムに関する。
近年、健康診断を実施する機関(以下、「健診実施機関」という。)から提供される健康診断の結果が、紙媒体ではなく電子媒体による健診データとして提供されることが増えてきた。また、健診実施機関から紙媒体で受領した健康診断の結果をもとに、データ入力代行業者によって電子媒体による健診データが作成されることが増えてきた。そのため、個人や企業は電気通信回線や電磁記録媒体を用いて、健診データを入手することができるようになった。
また、企業や健康保険組合等(以下、「企業等」という。)においては、社員や組合員等(以下、「社員等」という。)の健診データを情報システムにより一元化して管理したいという要望がある。
このような情報システムの例として、特許文献1には、健康診断の受診者が自宅に居ながらにして健診レポートを閲覧することができる健診レポート閲覧システムに関する発明が開示されている。
特開2006−236061号公報
上述した企業等に所属する社員等は、各々が異なる健診実施機関において健康診断を受診することがある。そのため、企業等が社員等の健診結果を情報システムによって一元管理するには、社員等が受診したそれぞれの健診実施機関から健診データを受け取る必要がある。
ここで、各健診実施機関から提供される健診データは、検査項目の種類(例えば、身長や聴力検査)には共通点が多い。一方で、検査項目名の具体的な名称やその結果を表すコード値(数値や+、―等の記号)に用いられる記号には、文字列や文字種として多種多様なものが用いられており、健診実施機関の間で統一されていない。つまり、健診データにおける項目数、項目の名称、項目の並び順、項目値である数値の単位及びコード値の体系などのフォーマットが健診実施機関ごとに異なる。
そのため、企業等が例えば特許文献1にかかる情報システムを用いて、各健診実施機関から提供される異なるフォーマットの健診データを一元管理するためには、当該情報システムにおいて各健診データを統一したフォーマットによって取り込む必要がある。
しかしながら、各健診実施機関で用いられる健診データのフォーマットと、当該統一したフォーマットとの間で、検査項目やコード値との対応関係を、単純に文字列の一致により判定することは困難であり、一方で、人手のみで検索項目やコード値の対応付けを見出すのは、非常に労力を要し、判断の誤りやコストが高いという問題点がある。
本発明の第一の態様に係る健診データ変換設定システムは、入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定を行う健診データ変換設定システムであって、前記出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶手段と、外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付手段と、前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶手段から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択手段と、前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力手段と、を備える。
本発明の第二の態様に係る健診データ変換設定装置は、入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定を行う健診データ変換設定装置であって、前記出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部と、外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付部と、前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択部と、前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力部と、を備える。
本発明の第三の態様に係る健診データ変換設定方法は、出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部と、入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、前記出力フォーマットに基づく健診データへ変換する制御部と、を備えるコンピュータを用いて、前記変換のための設定を行う健診データ変換設定方法であって、前記制御部が、外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付け、前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択し、前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する。
本発明の第四の態様に係る健診データ変換設定プログラムは、出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部を備えたコンピュータに、入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、前記出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定処理を実行させる健診データ変換設定プログラムであって、外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付処理と、前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択処理と、前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力処理と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明により、複数の異なるフォーマットにより生成された複数の健診データを、特定のフォーマットに基づくデータに変換するための変換設定を効率的に行うための健診データ変換設定システム、装置、方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる健診データ変換システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる入力・出力項目の対応付けの例を示す図である。 実施の形態1にかかる入力・出力項目の対応付けの他の例を示す図である。 実施の形態1にかかる健診データ変換システムの全体の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる対応付け処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる健診データ変換システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる入力・出力項目の対応付けの例を示す図である。 実施の形態2にかかる対応付け処理を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、複数の健診実施機関2から入力された健診データを変換する健診データ変換システム1の一実施例である。さらに、本発明の実施の形態1にかかる健診データ変換システム1は、入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定を行うものである。そのため、健診データ変換システム1は、データ変換設定システムという側面を持つ。
ここで、入力フォーマットとは、健診実施機関2において実施される健康診断の結果を健診データとして記録する際の書式を示す。但し、本願発明における入力フォーマットは、2以上の入力項目が含まれ、入力項目の名称、入力項目の並び順、項目値である数値の単位及びコード値の体系などが少なくとも定義されたものとする。尚、健康診断の検査内容の種類は、各健診実施機関2で概ね共通するものであるが、入力フォーマットは、健診実施機関2ごとに異なるものとする。
また、出力フォーマットとは、健診データ変換システム1において当該システムから出力するファイルにおける複数の出力項目を記録するための書式を示す。つまり、出力フォーマットは、複数の入力フォーマットを統一化されたものである。但し、本願発明における出力フォーマットは、2以上の出力項目が含まれ、出力項目の名称、出力項目の並び順、項目値である数値の単位及びコード値の体系などが少なくとも定義されたものとする。
また、健診データ変換システム1は、受付部11と、選択部12と、出力部13と、別名検索部14と、記憶部15と、を備える。
受付部11は、外部から入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける。すなわち受付部11は、健診実施機関2から提供される健診データに適用される入力フォーマットにより定義された定義文字列の入力を受け付ける。ここで、定義文字列とは、当該入力フォーマットにおいて入力項目の種類に応じて定義された情報であり、文字列データであるものをいう。定義文字列は、例えば、入力項目の名称そのものであるか、当該入力項目に設定可能な複数のコード値を並べたものであるとよい。特に、本発明の実施の形態1にかかる受付部11は、入力項目の項目名の文字列を、定義文字列として受け付けるものとする。
図2は入力・出力項目の対応付けの例を示す図である。図2における入力ファイル項目名41は、受付部11に入力された項目の一例である。例えば、入力ファイル項目名41には、「身体測定[身長]」、「身体測定[体重]」、「聴力(1000Hz・右)」、「聴力(1000Hz・左)」等が定義文字列として入力される。
選択部12は、複数の出力項目ごとに関連付けられた複数の部分要素文字列を記憶部15から読み出し、受付部11で受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する。ここで、部分要素文字列とは、出力フォーマットにおいて出力項目の種類に応じて定義された情報であり、文字列データであるものをいう。そして、部分要素文字列は、出力項目における一部の要素を示すものである。部分要素文字列は、例えば、出力項目の名称の一部の文字列や、出力項目の名称自体には含まれていないが当該出力項目に対応する健康診断の診断種別に関係するキーワード、また、当該出力項目に設定可能な複数のコード値等であってもよい。
また、選択部12は、特定の出力項目に関連付けられた前記複数の部分要素文字列を記憶部15から読み出し、特定の出力項目に関連付けられた複数の部分要素文字列のうち、受付部11が受け付けた定義文字列と部分一致する全ての部分要素文字列に関連付けられた重み付け係数を加算して、当該特定の出力項目における評価値を算出する。ここで、重み付け係数とは、前記複数の部分要素文字列の各々に対し、予め任意に定めた数値である。典型的には、受付部11が受け付けた定義文字列に対し、当該特定の出力項目との関連性が高い部分要素文字列ほど、重み付け係数の値が高くなるように設定する。つまり、重み付け係数は、当該特定の出力項目内における複数の部分要素文字列間の相対的な重要度を示す値といえる。
さらに、選択部12は、入力フォーマットにおける複数の入力項目に定義された複数の定義文字列に対して特定の出力項目における評価値を算出した場合に最も評価値が高い定義文字列を特定し、当該特定された定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目として、特定の出力項目を選択する。ここで、評価値とは、特定の出力項目における複数の入力項目間の相対的な関連性の高さを表す値である。典型的には、受付部11が受け付けた定義文字列に対し、関連性が高い部分要素文字列が多数使用されているほど、評価値は高くなる。
出力部13は、選択部12により選択された出力項目を、受付部11で入力された定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する。これにより、健診データ変換システム1のユーザが、出力された変換設定の候補の採否を判断することができる。その後、健診データ変換システム1が当該ユーザからの判断結果を受け付け、記憶部15に保存することで、入力フォーマットにおける特定の入力項目と出力フォーマットにおける特定の出力項目との対応付けを確定し、フォーマット間の変換設定を行うことができる。
別名検索部14は、記憶部15を参照し、受付部11で受け付けた定義文字列と完全一致する別名文字列が検索された場合に、当該検索された別名文字列に関連付けられた出力項目を、選択部12により選択される出力項目として選択する。
記憶部15は、出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する。記憶部15は、出力項目名151と、キーワード152と、重み付け係数153と、別名154と、を含む。
出力項目名151は、健診データ変換システム1から出力するファイルにおいて使用される複数の項目名を示す文字列データである。つまり、出力項目名151は、複数の異なる入力フォーマットにおける様々な入力項目を統一した出力フォーマットにおける出力項目の名称である。図2における出力設定項目名51は、出力項目名151の一例である。出力設定項目名51には、例えば、「身長」、「体重」、「右1000Hz」、「左1000Hz」などを含む。
キーワード152には、出力項目に対応する健康診断の診断種別に関係する複数のキーワードが含まれる。
重み付け係数153は、上述の通りであり、複数のキーワードのそれぞれに関連付けられている。図2における出力項目のキーワード及び重み付け係数52は、キーワード152及び重み付け係数153の一例である。キーワード及び重み付け係数52では、出力設定項目名「身長」に対応するキーワードとして「身長」及び「身体計測」を記録していることを示す。そして、ここでは、キーワード「身長」の重み付け係数を"5"とし、キーワード「身体計測」の重み付け係数を"2"とすることを示す。図2では、出力設定項目名「体重」及び「右1000Hz」についても、同様に複数のキーワード及び重み付け係数が定義されていることを示す。
別名154は、出力項目の項目名の複数の別名文字列を示し、これらは複数の出力項目ごとに関連付けて記憶される。ここで、図3は入力・出力項目の対応付けの他の例を示す図である。図3において、出力項目の別名53は別名154の一例である。出力項目の別名53は、出力設定項目名「身長」に対応する別名として「身長」、「*身長」、「@身長」、「5050身長」、「身体計測[身長]」、「身長.結果」、「身長.結果値」、「身長データ」、などを記録する。別名154を用いた入力・出力項目の対応付けについては、後に詳述する。
次に、健診データ変換システム1の動作について説明する。図4は、健診実施機関2からの健診データが入力された場合に、健診データ変換システム1が実行する全体の動作フローチャートである。
まず、健診データ変換システム1は、健診実施機関の登録を行う(ステップS1)。すなわち、健診データ変換システム1は、ユーザから健診実施機関2の名称、所在地等の情報を受け付けて、記憶部15等に記録する。
次に、健診データ変換システム1は、ユーザから受け付けた出力設定を登録する(ステップS2)。出力設定では、健診データ変換システム1に入力された健診データを所定の出力フォーマットに変換して出力する際の出力形式の設定を行う。より具体的には、健診データ変換システム1は、出力項目の追加と削除、各項目の出力書式の設定、出力項目の並び順の変更などを設定する。
次に、健診データ変換システム1は、ユーザから受け付けた変換設定を登録する(ステップS3)。変換設定では、健診実施機関ごとに、健診データ変換システム1により実行される健診データの変換の設定を行う。より具体的には、健診データ変換システム1では、入力項目と出力項目の対応付け、対応付けされた項目ごとに変換の詳細の設定などを行う。また、健診データ変換システム1は、変換設定内容を画面等に出力することにより、ユーザに対して変換設定内容の確認と修正を促す。尚、ステップ3の動作については後に詳述する。
その後、健診データ管理用の情報システムに取り込むことを目的として、健診データ変換システム1は、ステップS2及びステップS3で行われた設定に基づいて、健診実施機関2からの各々の健診データの変換を行う(ステップS4)。尚、健診データ変換システム1は、変換した健診データを記憶部15等の内部の記憶装置に出力つまり記録して保存しても構わない。
ここで、ステップS3で示した変換設定おける、健診データ変換システム1の入力及び出力項目の対応付けの支援動作について説明する。図5は、受付部11に入力された入力項目名と、出力項目名151を対応付けるフローチャートである。以下では、受付部11に入力された入力項目名を入力ファイル項目名41とし、出力項目名151を出力設定項目名51として説明する。
健診データ変換システム1は、出力項目の一覧を取得する(ステップS11)。具体的には、選択部12は、記憶部15を参照し、出力設定項目名51に含まれる項目名の一覧を取得する。
健診データ変換システム1は、ステップS11で取得した出力項目の中から1つを選択し、その出力項目に関するキーワードと重み付け係数の一覧を取得する(ステップS12)。例えば、選択部12は、出力設定項目名51の項目名として「身長」を選択した場合に、項目名「身長」と対応付けられている、記憶部15のキーワード152及び重み付け係数153を参照し、キーワード「身長」について重み付け係数"5"、キーワード「身体計測」について重み付け係数"2"を取得する。
健診データ変換システム1は、入力項目の一覧を取得する(ステップS13)。具体的には、受付部11は、外部から受け付けた入力ファイル等に含まれる入力ファイル項目名41に記録されている「身体計測[身長]」、「身体計測[身長]」、「聴力(1000Hz・右)」「聴力(1000Hz・左)」などの項目の一覧を取得する。
健診データ変換システム1は、ステップS13で抽出した入力項目から1つを選択し、入力項目にステップS12で取得したキーワードが含まれるかを調べる(ステップS14)。例えば、選択部12が「身長計測[身長]」を選択した場合には、選択部12は、キーワード152に記録されている、「身長」や「身体計測」のキーワードが含まれるか否かを調べる。
健診データ変換システム1は、ステップS14において、選択した入力項目にキーワードが含まれている場合には、その入力項目に対する評価値に、当該キーワードに割り当てられていた重み付け係数を加算する(ステップS15)。例えば、入力ファイル項目名41の「身体計測[身長]」には、キーワード152の「身長」及び「身体計測」が含まれているため、出力設定項目名51の「身長」における入力ファイル項目名41の「身体計測[身長]」の評価値は、それぞれの重み付け係数を加算した"7"として記録される。
健診データ変換システム1は、ステップS13で取得したすべての入力項目について、ステップS14とステップS15を繰り返す(ステップS16)。例えば、健診データ変換システム1は、入力ファイル項目名41に記録された「身体計測[体重]」や「聴力(1000Hz・右)について、キーワード152に記録されている「身長」や「身体計測」のキーワードが含まれるか否かを調べる。
健診データ変換システム1は、ステップS13で取得した入力項目のうち、重み付け係数の合計、すなわち評価値が最大となるものを選択し、その入力項目とステップS12で選択した出力項目とを対応付けの候補として出力する(ステップS17)。例えば、入力ファイル項目名41に記録された「身長」については、出力設定項目名51の「身長」が評価値"7"として記録されている。ここで評価値"7"よりも高い組み合わせが無ければ、健診データ変換システム1は、入力ファイル項目名41に記録された「身体計測[身長]」と、出力設定項目名51の「身長」とを対応付け候補として画面等に出力する。
健診データ変換システム1は、ステップS11で取得した出力項目に対して、ステップS12からステップS17を繰り返し行う(ステップS18)。例えば、健診データ変換システム1が、出力設定項目名121の「右1000Hz」における入力ファイル項目名41の「聴力(1000Hz・右)」の評価値を算出すると、「聴力(重み5)」「1000(重み5)」「右(重み2)」のキーワードが含まれるため、重み付け係数の合計は"12"となる。また、同様に、入力ファイル項目名41の「聴力(1000Hz・左)」の評価値を算出すると、「聴力(重み5)」「1000(重み5)」のキーワードが含まれるため、重み付け係数の合計は"10"となる。この場合には、ステップS17において、健診データ変換システム1は、評価値が最大となる「聴力(1000Hz・右)」を選択することとなるため、入力ファイル項目名41に記録された「聴力(1000Hz・右)」と、出力設定項目名121の「右1000Hz」が対応付けの候補として出力される。
その後、ステップS17及びS18において候補として画面等に出力された結果を、例えばユーザが目視で確認し、対応付けの承認を行う。
これにより、入力ファイル項目名41に記録された項目名に用いられている文字列の一部分を用いて、出力設定項目名51との対応付けを行うことができる。すなわち、健診実施機関2ごとに正確な入力項目名の候補を予め登録しておく必要が無く、出力項目ごとに複数の部分項目名を定義し、入力項目名に部分一致する数や比率(一致数/総数)が最も大きい出力項目を、当該入力項目の対応付けの候補として出力することができる。
これにより、所定の健診実施機関2における入力フォーマットから出力フォーマットへの変換設定を行う際に、入力フォーマットの入力項目数が膨大であったとしても、各入力項目に対応付けるべき出力項目の候補についてキーワードを用いて選出することができるため、対応付け作業を効率的に行うことができる。また、複数の健診実施機関2における異なる入力フォーマットから統一的な出力フォーマットへの変換設定を行う場合にも、予め各入力フォーマットの定義がわからなくとも、キーワードと重み付け係数を用いることで精度良く選出することができる。よって、設定作業の時間と手間を削減することができる。また、手作業による対応付けの設定ミスを防止することができる。さらに、キーワード152に対応付けられた重み付け係数153を変化させることにより、変換ロジックに修正を加えることなく、対応付けの精度向上を図ることができる。
また、健診データ変換システム1は、キーワード152及び重み付け係数153を用いた対応付けを行う前に、別名154を用いて、入力ファイル項目名41と出力設定項目名51の対応付けを行っていても良い。以下、別名154を用いた入力・出力項目の対応付け方法について説明する。
別名探索部14は、入力ファイル項目名41の入力項目名が、出力項目の別名53に記録されているか否かを調べる。出力項目の別名53に記録されている場合には、健診データ変換システム1は、出力項目の別名53に関連付けられている出力設定項目名51と、入力ファイル項目名41を対応付ける。
例えば別名探索部14は、入力ファイル項目名の「身体計測[身長]」について、出力設定項目名51の「身長」と関連付けられた出力項目の別名53に「身体計測[身長]」があるので、入力ファイル項目名41の「身体計測[身長]」と出力設定項目名51の「身長」を関連付けることができる。
これにより、出力設定項目名51の項目名と出力項目の別名53が完全一致した場合に、該当する出力項目の別名53と関連付けられた出力設定項目名51と、出力設定項目名51の項目名を、対応付けることができる。
また例えば、入力ファイル項目名41の「聴力(1000Hz・右)」については、出力設定項目名51の「右1000Hz」と関連付けられた出力項目の別名53の中にも登録されていない。よって、別名検索部14による対応付けはされず、後続に実行される選択部12によるキーワード152及び重み付け係数153を用いた対応付け処理における処理対象となる。
つまり、後続に実行される選択部12による対応付け処理においては、処理対象から入力項目「身体計測[身長]」及び出力項目「身長」を除いて処理することができ、選択部12における処理負荷を軽減することができる。また、別名検索部14の処理は、選択部12の処理に比べて簡潔であるため、相対的に処理負荷が低い。よって、別名検索部14を用いることにより、健診データ変換システム1全体としての処理パフォーマンスを向上させることができる。
実施の形態2
また、ステップS3で示した変換設定おける、対応付けされた項目ごとの変換の詳細設定の支援方法について説明する。
図6は、複数の健診実施機関2から入力された異なる入力コード値を統一した出力コード値に変換する健診データ変換システム3の実施例である。健診データ変換システム3は、さらにテンプレート155を備える。なお、健診データ変換システム3において、健診データ変換システム1と同一の機能を有する構成物品については同一の符号を付し、説明を省略する。
テンプレート155は、入力コード候補値156と、出力コード値157を含む。テンプレート155は、特定の出力項目に設定可能な複数の出力コード値157と、入力コード候補値156との組合せを、複数の出力項目ごとに関連付けている。
受付部11は、入力フォーマットに基づき生成された複数の前記健診データから、前記所定の入力項目において入力可能な複数の入力コード値を抽出し、当該抽出された複数の入力コード値の組合せを定義文字列の入力として受け付ける。
図7は入力・出力項目の対応付けの例を示す図である。図7における入力項目41aは、受付部11に入力された項目の一例である。図7における入力コード値411は、入力項目41aが「尿糖_定性」である場合の入力コード値の一例である。ここで入力コード値とは、当該入力フォーマットにおいて入力項目の種類に応じて定義された情報であり、文字列データであるものをいう。入力コード値411には、健診実施機関2により健診を行った各人ごとの健診結果が入力されている。例えば、入力コード値411には、健診を行った各人ごとの「(−)」、「(±)」、「(2+)」などの健診の結果が入力コード値として入力される。ここで、入力コード値411に記録されている入力コード値から、重複した入力コード値を集約した、入力コード値の種類の組み合わせを定義文字列とする。なお、入力コード値411に記録される入力コード値は、例えば半角文字が用いられるなど、健診実施機関2ごとに記録の形式が異なる。
出力項目51aは、出力項目名が「尿糖(定性)」である場合の一例である。出力項目51aは、テンプレート名54と、コード値の組み合わせ55を有する。
テンプレート名54は、テンプレート名の文字列データである。例えばテンプレート名54は、「テンプレートA」や「テンプレートB」などの名称である。
コード値の組み合わせ55は、テンプレート155を用いた一例である。すなわち、コード値の組み合わせ55は、テンプレートAに関連付けられた入力コード候補値156として「(−)」「(±)」「(+)」「(2+)」「(3+)」を有している。またコード値の組み合わせ55は、出力コード値157として、1〜5の値を有している。すなわち、コード値の組み合わせ55では、変換前の値が「(−)」の場合に変換後の値を"1"とし、変換前の値が「(±)」の場合に変換後の値を"2"とし、変換前の値が「(+)」の場合に変換後の値を"3"とし、変換前の値が「(2+)」の場合に変換後の値を"4"とし、変換前の値が「(3+)」の場合に変換後の値を"5"とする変換設定を有している。
選択部12は、複数の出力項目ごとに関連付けられた複数のテンプレートを記憶部15から読み出し、受付部11で受け付けた複数の入力コード値と各テンプレート内の複数の入力コード候補値156とが一致する度合いが最も高いテンプレートを、当該テンプレートが属する出力項目と共に選択する。
出力部13は、選択部12により選択された出力項目及びテンプレートを、定義文字列を含む入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する。
次に、健診データ変換システム3によるデータ変換について説明する。図8は、入力コード値411を、出力項目51aに記録されている変換設定を用いて変換するフローチャートである。
健診データ変換システム3は、入力項目41aから入力項目の一覧を取得する(ステップS21)。
健診データ変換システム3は、ステップS21で取得した入力項目から1つの項目を選択してデータを抽出し、重複したデータを集約して入力コード値のパターンを取得する(ステップS22)。具体的には、健診データ変換システム3は、入力項目41aの入力項目から「尿糖_定性」の項目を選択し、記録されている入力コード値411を取得する。次に、健診データ変換システム3は、入力コード値411において、2回以上出現している「(−)」を1つの「(−)」として集約する。すなわち、図7における入力コード値は「(−)、(−)、(±)、(2+)」であり、重複する(−)を集約した、「(−)、(±)、(2+)」の組み合わせを定義文字列とする。
健診データ変換システム3は、テンプレート155に記録されたテンプレートの一覧を取得する(ステップS23)。
健診データ変換システム3は、ステップS23で取得したテンプレートから1つを選択し、そのテンプレートに含まれている回答パターン(入力コード候補値と出力コード値の組合せ)と、ステップS22で取得した入力コード値のパターンの一致率を算出する(ステップS24)。例えば、コード値の組み合わせ55において、テンプレートAの入力コード候補値156として「(−)、(±)、(+)、(2+)、(3+)」が記録されているのに対し、「尿糖_定性」の入力コード値411の定義文字列は「(−)、(±)、(2+)」である。したがって健診データ変換システム3は、テンプレートAとの一致率が60%であると算出する。
同様にして、健診データ変換システム3は、ステップS23で取得した他の全てのテンプレートに対してステップS24を行う(ステップS25)。例えば、コード値の組み合わせ55において、テンプレートBの入力コード候補値156として半角文字の「(-)、(+-)、(+)、(2+)、(3+)」が記録されているのに対し、「尿糖_定性」の入力コード値411では、全角文字である「(−)、(±)、(2+)」が使用されている。したがって健診データ変換システム3は、テンプレートBとの一致率は0%であると算出する。
健診データ変換システム3は、ステップS23で取得したテンプレートのうち、一致率が最大となるテンプレートを選択し、そのテンプレートの回答パターンを、ステップS22で選択した入力項目の変換設定詳細に対応付け候補として出力する(ステップS26)。具体的には、選択部12は、ステップS24及びステップS25において、「尿糖_定性」については、入力コード候補値156に基づいてテンプレートAとの一致率が最大となることが判るため、使用するテンプレートとしてテンプレートAを選択する。出力部13は、選択部12により選択された出力項目及びテンプレートを、定義文字列を含む入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する。
健診データ変換システム3は、ステップS21で取得した出力項目に対して、ステップS22からステップS26を繰り返す(ステップS27)。例えば、健診データ変換システム3は、入力項目41aが「尿蛋白」であっても、同様の処理を行うことにより、出力コード値として"1"から"5"までの値などの、任意の値で出力することができる。
これにより、データ変換システム3は、ユーザからの承認を受け付けて、変換設定を登録することができる。よって、その後、データ変換システム3は、当該健診実施機関2から提供された健診データを変換する際に、選択部12により選択されたテンプレートAと関連付けられた出力コード値157を参照することで、入力データ格納部31の「尿糖_定性」の入力コード値の「(−)」を出力コード値の"1"とし、同様にして「(±)」を"2"とし、「(2+)」を"4"とする変換を行うことができる。
なお出力部13は、受け付けた複数の入力項目41aと選択されたテンプレート内の複数の入力コード候補値156との差分を併せて出力することができる。例えば、定義文字列が「(−)、(±)、(2+)」であり、入力コード候補値156が「(−)、(±)、(+)、(2+)、(3+)」であれば、(+)と(3+)が使用されていない旨を出力することができる。
これにより、入力コード値の形式が健診実施機関2ごとに異なる場合であっても、出力コード値の形式を統一して出力することができる。
複数の健診実施機関2から入力コード値の入力がある場合であっても、あらかじめ1回、テンプレートのバリエーションの設定を行うだけで良いため、入力コード値の形式と出力データ値を設定するための設定作業の時間と手間を削減することができる。また、手作業による対応付けの設定ミスを防止することができる。
その他の実施の形態
尚、実施の形態1においては、必ずしも別名検索部14及び別名154を有する必要はない。また、実施の形態1の選択部12による対応付け処理においては、必ずしも重み付け係数153を用いる必要はない。この場合、健診データ変換システム1は、入力ファイル項目名41についてキーワード152が含まれる数を評価値とすることもできる。
また、実施の形態2は、実施の形態1を前提としなくても構わない。その場合、入力項目と出力項目の対応付けについては従来の手法を用い、対応付けられた項目間のコード値の対応付けについて実施の形態2を適用すればよい。さらに、実施の形態2では、テンプレートを用いずに、単に、出力コード値と入力コード候補値との組合せをリストとして有し、各入力コード値と個別に対応付けを行うようにしても構わない。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、上述した対応付け処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 健診データ変換システム
11 受付部
12 選択部
13 出力部
14 別名検索部
15 記憶部
151 出力項目名
152 キーワード
153 重み付け係数
154 別名
155 テンプレート
156 入力コード候補値
157 出力コード値
2 健診実施機関
3 健診データ変換システム
41 入力ファイル項目名
41a 入力項目
411 入力コード値
51 出力設定項目名
51a 出力項目
52 キーワード及び重み付け係数
53 出力項目の別名
54 テンプレート名
55 コード値の組み合わせ

Claims (10)

  1. 入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定を行う健診データ変換設定システムであって、
    前記出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶手段と、
    外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付手段と、
    前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶手段から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択手段と、
    前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力手段と、
    を備える健診データ変換設定システム。
  2. 前記記憶手段は、前記出力項目に対応する前記健康診断の診断種別に関係する複数のキーワードを、前記複数の部分要素文字列として記憶し、
    前記受付手段は、前記所定の入力項目の項目名の文字列を、前記定義文字列として受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の健診データ変換設定システム。
  3. 前記記憶手段は、前記部分要素文字列のそれぞれに重み付け係数を関連付けてさらに記憶し、
    前記選択手段は、
    前記複数の出力項目のうち、特定の出力項目に関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶手段から読み出し、
    前記特定の出力項目に関連付けられた複数の部分要素文字列のうち、前記受け付けた定義文字列と部分一致する全ての部分要素文字列に関連付けられた重み付け係数を加算して、当該特定の出力項目における評価値を算出し、
    前記入力フォーマットにおける複数の入力項目に定義された複数の定義文字列に対して前記特定の出力項目における評価値を算出した場合に最も評価値が高い定義文字列を特定し、
    当該特定された定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目として、前記特定の出力項目を選択し、
    前記出力手段は、前記選択された特定の出力項目を、前記特定された定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の健診データ変換設定システム。
  4. 前記記憶手段は、前記出力項目の項目名の複数の別名文字列を、前記複数の出力項目ごとに関連付けてさらに記憶し、
    前記選択手段の処理前に、前記記憶手段を参照して、前記受け付けた定義文字列と完全一致する前記別名文字列が検索された場合に、当該検索された別名文字列に関連付けられた出力項目を、前記選択手段により選択される出力項目とする別名検索手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載の健診データ変換設定システム。
  5. 前記記憶手段は、
    特定の出力項目に設定可能な複数の出力コード値と、入力コード候補値との組合せである複数のテンプレートを、前記複数の出力項目ごとに関連付けて予め記憶し、
    前記受付手段は、
    前記入力フォーマットに基づき生成された複数の前記健診データから、前記所定の入力項目において入力可能な複数の入力コード値を抽出し、
    当該抽出された複数の入力コード値の組合せを前記定義文字列の入力として受け付け、
    前記選択手段は、
    前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数のテンプレートを前記記憶手段から読み出し、前記受け付けた複数の入力コード値と各テンプレート内の複数の入力コード候補値との一致する度合いが最も高いテンプレートを、当該テンプレートに関連付けられた出力項目と共に選択し、
    前記出力手段は、
    前記選択された出力項目及びテンプレートを、前記定義文字列における入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の健診データ変換設定システム
  6. 前記出力手段は、前記受け付けた複数の入力コード値と前記選択されたテンプレート内の複数の入力コード候補値との差分を併せて出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の健診データ変換設定システム。
  7. 入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定を行う健診データ変換設定装置であって、
    前記出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部と、
    外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付部と、
    前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択部と、
    前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力部と、
    を備える健診データ変換設定装置。
  8. 前記記憶部は、前記出力項目に対応する前記健康診断の診断種別に関係する複数のキーワードを、前記複数の部分要素文字列として記憶し、
    前記受付部は、前記所定の入力項目の項目名の文字列を、前記定義文字列として受け付ける
    ことを特徴とする請求項7に記載の健診データ変換設定装置。
  9. 出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部と、
    入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、前記出力フォーマットに基づく健診データへ変換する制御部と、
    を備えるコンピュータを用いて、前記変換のための設定を行う健診データ変換設定方法であって、
    前記制御部が、
    外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付け、
    前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択し、
    前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する、
    健診データ変換設定方法。
  10. 出力フォーマットにおける複数の出力項目のそれぞれについて、各出力項目における一部の要素を示す複数の部分要素文字列を関連付けて予め記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
    入力フォーマットに基づき生成された健康診断の結果である健診データを、前記出力フォーマットに基づく健診データへ変換するための変換設定処理を実行させる健診データ変換設定プログラムであって、
    外部から前記入力フォーマットにおける所定の入力項目に定義された定義文字列の入力を受け付ける受付処理と、
    前記複数の出力項目ごとに関連付けられた前記複数の部分要素文字列を前記記憶部から読み出し、前記受け付けた定義文字列と部分一致する前記部分要素文字列の度合いが最も高い出力項目を選択する選択処理と、
    前記選択された出力項目を、前記定義文字列が示す入力項目に対応付ける変換設定の候補として出力する出力処理と、
    を前記コンピュータに実行させる健診データ変換設定プログラム。
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