JP6708253B2 - 評価プログラム、評価装置および評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、評価方法等に関する。
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)による財務諸表を金融庁へ提出することが義務付けられている。XBRLとは、ビジネス報告の作成、流通および利用を容易にするためのデータ記述言語として、XML(eXtensible Markup Language)をベースに開発された言語である。
金融庁や東証等の監督機関に提出される財務諸表のデータは、インスタンスと呼ばれる。インスタンスは、監督機関から公開されている定義体(「タクソノミ」という)に基づいて作成される。タクソノミは、項目に相当するXBRL要素の名前や型情報を定義したスキーマと、XBRL同士の関係性を定義したリンクベースから構成される。XBRL要素同士の関係性は、例えば、財務諸表上での項目の表示順序や集計方法等に相当する。
ここで、財務諸表としてのインスタンスを作成する流れの参考例を、図15を参照して説明する。図15は、インスタンスを作成する流れの参考例を示す図である。監督機関では、XBRLで記述されたタクソノミが記憶され、公開されている。提出企業では、マッピングエンジンが、公開されているタクソノミをダウンロードして(S110)、タクソノミに基づいてマッピング定義およびテンプレートシートを生成する(S120)。テンプレートシートとは、Excel等の表計算ソフトで作成されたテーブルのことをいう。マッピング定義とは、テーブル内のヘッダー部分や入力部分のセルの位置およびサイズ情報、並びにセルに対応するXBRL要素のプロパティ情報の紐付けを定義したものである。
そして、担当者がテンプレートシートに財務データを入力し、入力済みシートを作成する(S130)。この入力済みシートをマッピングエンジンに入力し、マッピングエンジンは、入力された入力済みシートをインスタンスに変換し(S140)、インスタンスを監督機関へアップロードする(S150)。監督機関では、インスタンスを蓄積し、検証する。
図16は、テンプレートシートを示すテーブルの参考例を示す図である。図16に示すように、テンプレートシートは、2次元のテーブルであり、テンプレートシートのフォーマットは、統一される。
このように、マッピングエンジンは、公開されたタクソノミを利用して、統一したテンプレートシートとマッピング定義を用意することで、テンプレートシートに入力された入力済みシートをインスタンスに変換する。
ここで、入力済みシートをインスタンスに変換するマッピング処理の参考例を、図17を参照して説明する。図17は、マッピング処理の参考例を示す図である。図17に示すように、マッピングエンジンは、入力済みシートの各行を上から順番に読み出し、読み出した行について、マッピング定義を参照して、インスタンスに変換する。
特開2010−123149号公報 特開2010−146109号公報
ところで、近年、財務報告の詳細化が、監督機関および利用者から求められたことに応じて、XBRLデータのテーブルレイアウトを記述するための国際標準仕様(テーブルリンクベース)が勧告化された。これにより、財務報告で利用されるテーブルが2次元のテーブルから、提出企業ごとに大きさの異なるテーブルや個数の異なるテーブルに変化することが予想される。例えば、全社単位の1個のテーブルから事業所単位の複数個のテーブルに変化したり、年次単位の1個のテーブルから月次単位の複数個のテーブルに変化したりすることが予想される。
そうすると、マッピングエンジンは、テーブルをインスタンスに変換する際、テーブルが複数存在すると、各テーブルの開始位置を判別できないという問題がある。すなわち、マッピングエンジンは、テーブルの各行を上から順番に読み出し、読み出した行について、マッピング定義を参照して、インスタンスに変換する。しかしながら、マッピングエンジンは、テーブル内で使用されるセルが可変であるため、マッピング定義を参照して、テーブルの終了位置を判別できない。この結果、マッピングエンジンは、次のテーブルの開始位置を判別できない。
1つの側面では、本発明は、複数のテーブルをインスタンスに変換する際、各テーブルの開始位置を判別することを目的とする。
一態様の評価プログラムは、文字または文字列が対応付けられた複数のセルをそれぞれが含む複数の行を有するテーブル情報を記憶する記憶部を参照して、前記複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列のデータ種別の組みを特定し、前記複数の行のうちの特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報を記憶する記憶部を参照して、該記憶部に記憶されたデータ種別の組みを取得し、前記複数の行のうちの各行について、取得した前記データ種別の組みと、特定した前記データ種別の組みとの比較を行い、比較結果に応じて、比較処理の対象行の評価を行う処理をコンピュータに実行させる。
一つの態様によれば、複数のテーブルをインスタンスに変換する際、各テーブルの開始位置を判別することができる。
図1は、実施例に係る評価装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、実施例に係るテンプレートシートの一例を示す図である。 図3は、実施例に係る入力済みシートの一例を示す図である。 図4は、実施例に係るマッピング定義の第1の例を示す図である。 図5は、実施例に係るデータ変換処理の第1の具体例を示す図である。 図6は、実施例に係るマッピング定義の第2の例を示す図である。 図7は、実施例に係るデータ変換処理の第2の具体例を示す図である。 図8は、実施例に係るマッピング定義の第3の例を示す図である。 図9は、実施例に係る構造解析処理のイメージを示す図である。 図10は、実施例に係るデータ変換処理のイメージを示す図である。 図11は、実施例に係る構造解析処理のフローチャートの一例を示す図である。 図12は、実施例に係るデータ変換処理のフローチャートの一例を示す図である。 図13は、実施例に係る評価装置の用途の一例を示す図である。 図14は、評価プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図15は、インスタンスを作成する流れの参考例を示す図である。 図16は、テンプレートシートを示すテーブルの参考例を示す図である。 図17は、マッピング処理の参考例を示す図である。
以下に、本願の開示する評価プログラム、評価装置および評価方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[実施例に係る評価装置の構成]
図1は、実施例に係る評価装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、評価装置1は、テーブル形式のデータをXBRLで記述されたインスタンスに変換する際に、テーブルが複数存在する場合、各テーブルの各行におけるデータ種別の組みを用いて、各行の評価を行い、各テーブルの開始位置を判別する。ここでいうインスタンスは、「XBRLインスタンス」という。ここでいうテーブル形式のデータをXBRLインスタンスに変換することは、テーブル形式のデータをXBRLインスタンスにマッピングすることと同義である。
評価装置1は、記憶部2と、制御部3とを有する。
記憶部2は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の半導体メモリ素子等の記憶装置に対応する。そして、記憶部2は、XBRLタクソノミ21、マッピング定義22、テンプレートシート23および入力済みシート24を有する。
XBRLタクソノミ21は、XBRL要素の体系を定義したものであり、スキーマ、リンクベースおよびテーブルリンクベースからなる。スキーマとは、XBRL要素の名前やデータ型等の属性情報を記憶する辞書であり、実施例では「項目定義」に対応する。リンクベースとは、例えばXBRL要素間の親子関係や表示順や表示名等を記述する文書である。テーブルリンクベースとは、XBRL要素のテーブルレイアウトを記述する文書であり、実施例では、「テーブルレイアウト」に対応する。
マッピング定義22は、テーブル内のヘッダー(タイトル)部分のデータ型の組み合わせ情報を定義する。マッピング定義22には、例えば、X軸のヘッダー部、Y軸のヘッダー部およびZ軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせが定義される。データ型には、一例として、文字列型、日付型や数値型が挙げられるが、これに限定されない。また、マッピング定義22は、テーブル内のセルとXBRL要素との紐付けを定義する。例えば、マッピング定義22には、テーブル内のヘッダー部分や入力部分のセルの列の位置やセルに対応するXBRL要素のプロパティ情報が定義される。なお、マッピング定義22は、後述する構造解析部32によって生成される。また、マッピング定義22の内容の一例については、後述する。
テンプレートシート23は、財務諸表を再現した入力フォームを示す汎用的なテンプレートシートである。テンプレートシート23は、Excel等の表計算ソフトで作成されるテーブルのことをいう。なお、テンプレートシート23は、テーブルリンクベースを用いて定義され、後述する構造解析部32によって生成される。また、テンプレートシート23の内容の一例については、後述する。
入力済みシート24は、テンプレートシート23に財務データを入力済みのシートである。入力済みシート24は、ユーザによって入力される。
制御部3は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部3は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路またはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。さらに、制御部3は、入力部31と、構造解析部32と、データ変換部33と、出力部34とを有する。
入力部31は、XBRLタクソノミ21を入力し、入力したXBRLタクソノミ21を記憶部2に格納する。
構造解析部32は、XBRLタクソノミ21の解析を行い、テーブルリンクベース(テーブルレイアウト)の定義に従ったマッピング定義22およびテンプレートシート23を生成する。構造解析部32は、生成したマッピング定義22およびテンプレートシート23を記憶部2に格納する。
[テンプレートシートの一例]
ここで、テンプレートシート23の一例を、図2を参照して説明する。図2は、実施例に係るテンプレートシートの一例を示す図である。図2に示すように、テンプレートシート23は、X軸のヘッダー部、Y軸のヘッダー部、Z軸のヘッダー部および値セル部を有する。各軸のヘッダー部は、それぞれ階層的に定義されている。
Z軸のヘッダー部は、1個のテーブルのタイトルの代わりとして、最上部に設定される。Z軸のヘッダー部は、親のヘッダーz−1,z−3と、子のヘッダーz−2,z−4とを有する。ここでは、親のヘッダーz−1には、「SEGMENT」(部門名)が設定されている。子のヘッダーz−2には、「SEGMENT」に対する子のヘッダーとしてユーザによって値が入力される。同様に、親のヘッダーz−3には、「AREA」(地区名)が設定されている。子のヘッダーz−4には、「AREA」に対する子のヘッダーとしてユーザによって値が入力される。なお、Z軸ヘッダー部は、テーブルのタイトルを示す行を意味するので、「テーブルのタイトル行」という。言い換えれば、「テーブルのタイトル行」は、新しく別のテーブルへの値入力のために追加された行のことをいう。
Y軸のヘッダー部は、親のヘッダーy−1と子のヘッダーy−2とを有する。ここでは、親のヘッダーy−1には、「PERIOD」が設定されている。子のヘッダーy−2には、「PERIOD」に対する子のヘッダーとしてユーザによって値が入力される。子のヘッダーy−2には、例えば、年度および期間が追加可能である。なお、Y軸ヘッダー部は、データを入力する行を意味するので、「データ入力行」という場合がある。言い換えれば、「データ入力行」は、継続して同一のテーブルへの値入力のために追加された行のことをいう。
X軸のヘッダー部は、親のヘッダーx−1,x−2と、各親のヘッダーに対する値セル部x−3,x−4とを有する。ここでは、親のヘッダーx−1には、XBRL要素としての「Assets」(資産)が設定されている。値セル部x−3には、「Assets」に対する値がユーザによって入力される。親のヘッダーx−2には、XBRL要素としての「Liabilities」(負債)が設定されている。値セル部x−4には、「Liabilities」に対する値がユーザによって入力される。なお、値セル部は、データを入力する行を意味するので、「データ入力行」という場合がある。
また、テンプレートシート23の各セルには、各データ型が設定される。
[入力済みシートの一例]
図3は、実施例に係る入力済みシートの一例を示す図である。図3に示す入力済みシート24は、図2で示したテンプレートシート23にユーザが財務データを入力した結果である。入力済みシート24は、複数のテーブルからなり、各テーブルは、Z軸ヘッダー部を開始行とする。ここでは、2個のテーブルが表わされている。一方のテーブルには、アジア地区の財務データが表わされ、他方のテーブルには、ヨーロッパ地区の財務データが表わされている。なお、図3では、テーブルの数を2個としたが、3個としても良いし、4個としても良いし、数に制限はない。また、テーブルの数を1個としても良い。
[マッピング定義の第1の例]
図4は、実施例に係るマッピング定義の第1の例を示す図である。図4に示すように、マッピング定義22は、データ型の組み合わせ情報を含む。データ型の組み合わせ情報には、X軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Y軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Z軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、値セル部の組み合わせ情報が設定される。ここでは、X軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「文字列型,文字列型」が設定される。Y軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「文字列型,日付型」が設定される。Z軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」が設定される。値セル部のデータ型の組み合わせとして、「数値型,数値型」が設定される。
なお、マッピング定義22は、さらに、セルとXBRL要素との紐付け情報を含む。セルとXBRL要素との紐付け情報には、値を入力するセルについて、位置とXBRL要素との紐付けが設定される。ここでは、B列に値を入力するセルについて、タイトル行の場合には、XBRL要素としてのSEGMENTの値と紐付けられる。データ入力行の場合には、XBRL要素としてのPERIODの値と紐付けられる。C列に値を入力するセルについて、データ入力行の場合には、XBRL要素としての<Assets>の値と紐付けられる。D列に値を入力するセルについて、データ入力行の場合には、XBRL要素としての<Liabilities>の値と紐付けられる。タイトル行の場合には、XBRL要素としてのAREAの値と紐付けられる。
図1に戻って、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、複数の行のうちの各行について、行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータのデータ型の組み合わせを特定する。データ型は、データ種別の一例である。例えば、データ変換部33は、データ変換の開始時に、入力済みシート24から、Z軸のヘッダー部、X軸ヘッダー部を読み込む。データ変換部33は、後続の行を順番に読み込む。データ変換部33は、行を読み込むと、読み込んだ行のデータ型の組み合わせを特定する。なお、読み込んだ行のデータ型の組み合わせは、入力済みシート24に設定されたデータ型から特定される。
データ変換部33は、マッピング定義22を参照して、データ入力行およびテーブルのタイトル行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組み合わせをそれぞれ取得する。なお、データ入力行のデータ型の組み合わせは、マッピング定義22に含まれるY軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせと値セル部のデータ型の組み合わせとを加えたものである。テーブルのタイトル行のデータ型の組み合わせは、マッピング定義22に含まれるZ軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせである。
データ変換部33は、複数の行のうちの各行について、取得したデータ型の組み合わせと、特定したデータ型の組み合わせとの比較を行い、比較結果に応じて、比較処理の対象行の評価を行う。例えば、データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じでない場合には、読み込んだ行のデータ型の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じであるか否かを判定する。データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じである場合には、読み込んだ行が次のテーブルの開始位置であることを検出する。すなわち、データ変換部33は、上部から下部へ1行ずつ、左端から右端へセルを解析していく際に、マッピング定義22と照らし合わせることにより、次のテーブルの開始位置を検出する。そして、データ変換部33は、次のテーブルの開始位置を検出すると、次のテーブルについて、データ変換処理を行う。なお、データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じである場合には、データ入力行をマッピングし、XBRLインスタンス41に追加する。そして、データ変換部33は、次の行について、データ変換処理を行う。
出力部34は、データ変換部33によって変換された結果を示すXBRLインスタンス41を出力する。例えば、出力部34は、変換結果であるXBRLインタンス41をモニタに出力しても良いし、記憶部2に記憶するようにしても良い。
[データ変換処理の第1の具体例]
ここで、図4で示すマッピング定義22を用いたデータ変換処理の具体例を、図5を参照して説明する。図5は、実施例に係るデータ変換処理の第1の具体例を示す図である。図5には、入力済みシート24が表わされている。
図5に示すように、データ変換部33は、入力済みシート24の上部から下部へ1行ずつ、マッピング定義22と照らし合わせることにより、入力済みシート24の次のテーブルの開始位置を検出する。
例えば、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号a1の行を読み込むとする。データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせを特定する。ここでは、符号a1の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,日付型,数値型,数値型」である。
データ変換部33は、マッピング定義22を参照して、データ入力行およびテーブルのタイトル行に含まれるデータ型の組み合わせをそれぞれ取得する。ここでは、データ入力行のデータ型の組み合わせは、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に含まれるY軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせと値セル部のデータ型の組み合わせとを組み合わせたものである。この結果、データ入力行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,日付型,数値型,数値型」である。テーブルのタイトル行に含まれるデータ型の組み合わせは、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に含まれるZ軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせであり、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。
データ変換部33は、符号a1の行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。ここでは、いずれの行のデータ型の組み合わせも「文字列型,日付型,数値型,数値型」である。そこで、データ変換部33は、符号a1の行をマッピングし、XBRLインスタンス41に追加し、次の下部の行について、データ変換処理を行う。
次に、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号a2の行を読み込むとする。データ変換部33は、読み込んだ行のデータ型の組み合わせを特定する。ここでは、符号a2の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。
データ変換部33は、符号a2の行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。ここでは、符号a2の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」であり、データ入力行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,日付型,数値型,数値型」であるため、データ型の組み合わせは、同じでない。そこで、データ変換部33は、符号a2の行のデータ型の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じであるか否かを判定する。ここでは、いずれの行のデータ型の組み合わせも「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。
そこで、データ変換部33は、符号a2の行が次のテーブルの開始位置であることを検出する。そして、データ変換部33は、入力済みシート24の次のテーブルについて、データ変換処理を行うことになる。
ところで、入力済みシート24の全ての行のデータ型の組み合わせが同じである場合がある。例えば、全ての行のデータ型の組み合わせが、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である場合である。かかる場合には、データ変換部33は、入力済みシート24から読み込んだ行がデータ入力行であるのかテーブルのタイトル行であるのかを判別できないので、次のテーブルの開始位置であることを検出できない。そこで、データ変換部33は、入力済みシート24から読み込んだ行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じである場合には、さらに、読み込んだ行がテーブルのタイトル行の固定の文字列とデータ型との組み合わせと同じであるか否かを判定すれば良い。以下に、この判定に用いられるマッピング定義22の第2の例について説明する。
[マッピング定義の第2の例]
図6は、実施例に係るマッピング定義の第2の例を示す図である。図6に示すように、マッピング定義22は、データ型の組み合わせ情報を含む。データ型の組み合わせ情報には、X軸のヘッダー部の固定の文字列の組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Y軸のヘッダー部の固定の文字列とデータ型との組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Z軸のヘッダー部の固定の文字列とデータ型との組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、値セル部のデータ型の組み合わせが設定される。ここでは、X軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“Assets Evaluation”,“Liabilities Rank”」が設定される。Y軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“PERIOD”,文字列型」が設定される。Z軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“SEGMENT”,文字列型,“AREA”,文字列型」が設定される。値セル部のデータ型の組み合わせとして、「文字列型,文字列型」が設定される。“Assets Evaluation”,“Liabilities Rank”,“PERIOD”,“SEGMENT”および“AREA”は、それぞれXBRL要素である。これらの固定の文字列は、構造解析部32によってXBRLタクソノミ21のテーブルレイアウトの定義に従いマッピング定義22に設定される。
なお、マッピング定義22は、さらに、セルとXBRL要素との紐付け情報を含むが、図4の説明と同様であるので、その説明を省略する。
[データ変換処理の第2の具体例]
ここで、図6で示すマッピング定義22を用いたデータ変換処理の具体例を、図7を参照して説明する。図7は、実施例に係るデータ変換処理の第2の具体例を示す図である。図7には、入力済みシート24が表わされている。
図7に示すように、データ変換部33は、入力済みシート24の上部から下部へ1行ずつ、マッピング定義22と照らし合わせることにより、入力済みシート24の次のテーブルの開始位置を検出する。
例えば、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号b1の行を読み込むとする。データ変換部33は、読み込んだ行について、文字または文字列の組み合わせおよびデータ型の組み合わせを特定する。ここでは、符号b1の行の文字または文字列の組み合わせは、「”PERIOD”,”2014.2Q”,”Good”,”C”」が特定される。符号b1の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」が特定される。
データ変換部33は、マッピング定義22を参照して、データ入力行およびテーブルのタイトル行に含まれる文字列およびデータ型の組み合わせをそれぞれ取得する。ここでは、データ入力行の文字列およびデータ型の組み合わせは、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に含まれるY軸のヘッダー部と値セル部との文字列およびデータ型の組み合わせである。この結果、データ入力行の文字列およびデータ型の組み合わせは、「“PERIOD”(文字列型),文字列型,文字列型,文字列型」である。テーブルのタイトル行に含まれる文字列およびデータ型の組み合わせは、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に含まれるZ軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせである。この結果、テーブルのタイトル行に含まれる文字列およびデータ型の組み合わせは、「“SEGMENT”(文字列型),文字列型,“AREA”(文字列型),文字列型」である。
データ変換部33は、符号b1の行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。ここでは、いずれの行のデータ型の組み合わせも「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。そこで、データ変換部33は、符号b1の行がテーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせと同じであるか否かを判定する。ここでは、符号b1の行の文字列およびデータ型の組み合わせは、「”PERIOD”,文字列型,”Good”,文字列型」である。テーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせは、「“SEGMENT”,文字列型,“AREA”,文字列型」である(図6参照)。符号b1の行は、テーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせと同じでない。すなわち、符号b1の行は、テーブルのタイトル行でなく、データ入力行である。そこで、データ変換部33は、符号b1の行をマッピングし、XBRLインスタンス41に追加し、次の下部の行について、データ変換処理を行う。
次に、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号b2の行を読み込むとする。データ変換部33は、読み込んだ行について、文字または文字列の組み合わせおよびデータ型の組み合わせを特定する。ここでは、符号b2の行の文字または文字列の組み合わせは、「”SEGMENT”,”Device”,”AREA”,”Europe”」が特定される。符号b2の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」が特定される。
データ変換部33は、符号b2の行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。ここでは、いずれの行のデータ型の組み合わせも「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。そこで、データ変換部33は、符号b2の行がテーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせと同じであるか否かを判定する。ここでは、符号b2の行の文字列およびデータ型の組み合わせは、「”SEGMENT”,文字列型,”AREA”,文字列型」である。テーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせは、「“SEGMENT”,文字列型,“AREA”,文字列型」である。符号b2の行は、テーブルのタイトル行の文字列およびデータ型の組み合わせと同じである。すなわち、符号b2の行は、テーブルのタイトル行である。
そこで、データ変換部33は、符号b2の行が次のテーブルの開始位置であることを検出する。そして、データ変換部33は、入力済みシート24の次のテーブルについて、データ変換処理を行う。
なお、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報には、各軸のヘッダー部の固定の文字列とデータ型との組み合わせが設定されると説明した。しかしながら、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報は、これに限定されない。データ型で表わされるデータが予め定められ、列挙されている場合がある。かかる場合には、データ型の組み合わせ情報のデータ型として列挙型の識別子が設定されれば良い。列挙型の識別子は、XBRLタクソノミ21と対応付けられる。列挙型の識別子には、例えば、列挙型x、列挙型yが挙げられる。このようなマッピング定義22を用いて、データ変換部33は、入力済みシート24から読み込んだ行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じである場合には、さらに、以下を判定すれば良い。すなわち、データ変換部33は、読み込んだ行がテーブルのタイトル行の列挙型の文字列を含む文字列の組み合わせと同じであるか否かを判定する。以下に、この判定に用いられるマッピング定義22の第3の例について説明する。
[マッピング定義の第3の例]
図8は、実施例に係るマッピング定義の第3の例を示す図である。図8に示すように、マッピング定義22は、データ型の組み合わせ情報を含む。データ型の組み合わせ情報には、X軸のヘッダー部の固定の文字列の組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Y軸のヘッダー部の固定の文字列とデータ型との組み合わせが設定される。データ型の組み合わせ情報には、Z軸のヘッダー部の固定の文字列と、文字列型として列挙型の識別子との組み合わせが設定される。ここでは、X軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“Assets Evaluation”,“Liabilities Rank”」が設定される。Y軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“PERIOD”,文字列型」が設定される。Z軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせとして、「“SEGMENT”,列挙型x,“AREA”,列挙型y」が設定される。データ変換部33は、読み込んだ行のデータ変換処理を行う際に、列挙型の識別子に対応付けられた列挙値をXBRLタクソノミ21から取得し、読み込んだ行がテーブルのタイトル行の列挙値の中のいずれかの文字列を含む文字列の組み合わせと同じであるか否かを判定すれば良い。
[データ変換処理の第3の具体例]
ここで、図7を参照して、図8で示すマッピング定義22を用いたデータ変換処理の第3の具体例を説明する。
例えば、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号b1の行を読み込んだ場合は、第2の具体例と同様であるので、その説明を省略する。
次に、データ変換部33は、入力済みシート24を参照して、符号b2の行を読み込むとする。データ変換部33は、読み込んだ行について、文字または文字列の組み合わせおよびデータ型の組み合わせを特定する。ここでは、符号b2の行の文字または文字列の組み合わせは、「”SEGMENT”,”Device”,”AREA”,”Europe”」が特定される。符号b2の行のデータ型の組み合わせは、「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」が特定される。
データ変換部33は、符号b2の行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであるか否かを判定する。ここでは、いずれの行のデータ型の組み合わせも「文字列型,文字列型,文字列型,文字列型」である。
そこで、データ変換部33は、符号b2の行がテーブルのタイトル行の文字列の組み合わせと同じであるか否かを判定する。ここでは、符号b2の行の文字列の組み合わせは、「”SEGMENT”,”Device”,”AREA”,”Europe”」である。テーブルのタイトル行の文字列の組み合わせは、「“SEGMENT”,列挙型x,“AREA”,列挙型y」である。そこで、データ変換部33は、XBRLタクソノミ21に、列挙型xおよび列挙型yの列挙値を問い合わせる。すると、テーブルのタイトル行の文字列の組み合わせは、「“SEGMENT”,”Device”or”Ubiquitous”or”Technology”,“AREA”,”Asia”or”Oceania”or”Europe”or”America”」となる。それぞれの組み合わせのうち1個目の文字列は“SEGMENT”であるため、同じである。それぞれの組み合わせのうち2個目の文字列は、テーブルタイトル行の文字列の組み合わせに符号b2の行の文字列“Device”が含まれているため、同じである。それぞれの組み合わせのうち3個目の文字列は“AREA”であるため、同じである。それぞれの組み合わせのうち4個目の文字列は、テーブルタイトル行の文字列の組み合わせに符号b2の行の文字列“Europe”が含まれているため、同じである。したがって、符号b2の行は、テーブルのタイトル行の文字列の組み合わせと同じとなる。すなわち、符号b2の行は、テーブルのタイトル行である。
そこで、データ変換部33は、符号b2の行が次のテーブルの開始位置であることを検出する。そして、データ変換部33は、入力済みシート24の次のテーブルについて、データ変換処理を行う。
[構造解析処理のイメージ]
ここで、実施例に係る構造解析処理のイメージを、図9を参照して説明する。図9は、実施例に係る構造解析処理のイメージを示す図である。図9に示すように、構造解析部32は、XBRLタクソノミ21を入力する。そして、構造解析部32は、入力したXBRLタクソノミ21を解析し、マッピング定義22およびテンプレートシート23を生成し、出力する。
例えば、構造解析部32は、XBRLタクソノミ21のテーブルレイアウトから、XYZ軸のヘッダー部と値セル部のレイアウト(並び順)を取得する。構造解析部32は、XBRLタクソノミ21のテーブルレイアウトから、XYZ軸のヘッダー部の情報、値セル部のデータ型を取得する。XYZ軸のヘッダー部の情報には、タイトルの文字列およびその値のデータ型が挙げられる。ここでは、X軸では、タイトルとして“Assets”、“Liabilities”の並びとなる。Y軸では、タイトルとして“PERIOD”、“PERIOD”の値の並びとなる。そして、“PERIOD”の値のデータ型は、文字列型を示す。Z軸では、タイトルとして“SEGMENT”、“SEGMENT”の値、“AREA”、“AREA”の値の並びとなる。そして、“SEGMENT”の値のデータ型は、列挙型を示す。“AREA”の値のデータ型は、列挙型を示す。値セル部は、X軸の“Assets”の値を入力するセル、“Liabilities”の値を入力するセルに対応する。“Assets”の値を入力するセルのデータ型は、Assets要素のデータ型であり、数値型を示す。“Liabilities”の値を入力するセルのデータ型は、Liabilities要素のデータ型であり、数値型を示す。XBRL要素のデータ型は、項目定義から取得される。
そして、構造解析部32は、解析したレイアウトに従って、テンプレートシート23を生成し、生成したテンプレートシート23を出力する。
そして、構造解析部32は、テンプレートシート23の各セルに対応するXBRL要素の情報を、マッピング定義22のセルとXBRL要素の紐付け情報に設定する。構造解析部32は、解析したレイアウトに従って、ヘッダー部のタイトルのデータ型の組み合わせ、値セル部のデータ型の組み合わせをマッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に設定する。ここでは、X軸のヘッダー部では、文字列型、文字列型の組み合わせ情報が設定される。Y軸のヘッダー部では、文字列型、文字列型の組み合わせ情報が設定される。Z軸のヘッダー部では、文字列型、列挙型x、文字列型、列挙型yの組み合わせ情報が設定される。値セル部では、数値型、数値型の組み合わせ情報が設定される。
なお、図9では、構造解析部32は、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報を、列挙型の文字列を含む文字列とデータ型との組み合わせで生成したが、これに限定されない。構造解析部32は、第2のマッピング定義22のように、固定の文字列とデータ型との組み合わせを用いて生成しても良いし、第3のマッピング定義22のように、列挙型の文字列を含む文字列の組み合わせを用いて生成しても良い。
[データ変換処理のイメージ]
ここで、実施例に係るデータ変換処理のイメージを、図10を参照して説明する。図10は、実施例に係るデータ変換処理のイメージを示す図である。図10に示すように、データ変換部33は、入力済みシート24およびマッピング定義22を入力する。そして、データ変換部33は、マッピング定義22およびXBRLタクソノミ21を参照し、入力済みシート24に入力された財務データをマッピング(変換)し、XBRLインスタンス41に出力(追加)する。
ここでは、入力済みシート24から変換されたXBRLインスタンス41には、SEGMENTが「Device」およびAREAが「Asia」である場合、PERIODとして「2014.03.31」のAssets値が「1000」として設定されている。また、SEGMENTが「Device」およびAREAが「Europe」である場合、PERIODとして「2014.12.31」のLiabilities値が「8100」として設定されている。
[構造解析処理のフローチャートの一例]
次に、実施例に係る構造解析処理のフローチャートについて、図11を参照して説明する。図11は、実施例に係る構造解析処理のフローチャートの一例を示す図である。
まず、構造解析部32は、XBRLタクソノミ21を読み込む(ステップS11)。構造解析部32は、XBRLタクソノミ21の解析を開始する(ステップS12)。ここでいうXBRLタクソノミ21の解析は、項目定義とテーブルレイアウトの解析を主とする。
構造解析部32は、テーブルレイアウトを参照して、XYZ軸のヘッダー部と値セル部のレイアウト(並び順)を取得する(ステップS13)。構造解析部32は、テーブルレイアウトおよび項目定義を参照して、XYZ軸のヘッダー部の情報、値セル部のデータ型を取得する(ステップS14)。XYZ軸のヘッダー部の情報には、タイトルの文字列とその値のデータ型が含まれる。
構造解析部32は、解析したレイアウト(並び順)に従って、テンプレートシート23を生成し、出力する(ステップS15)。
構造解析部32は、生成されたテンプレートシート23の各セルと対応するXBRL要素の情報を、マッピング定義22のセルとXBRL要素の紐付け情報に出力する(ステップS16)。構造解析部32は、解析したレイアウト(並び順)に従って、ヘッダー部や値セル部のタイトルの文字列やデータ型の情報を組み合わせの情報として、マッピング定義22のデータ型の組み合わせ情報に出力する(ステップS17)。そして、構造解析部32は、XBRLタクソノミ21の解析を終了する(ステップS18)。
[データ変換処理のフローチャートの一例]
次に、実施例に係るデータ変換処理のフローチャートについて、図12を参照して説明する。図12は、実施例に係るデータ変換処理のフローチャートの一例を示す図である。
まず、データ変換部33は、入力済みシート24を受け付けたか否かを判定する(ステップS20)。入力済みシート24を受け付けていないと判定した場合には(ステップS20;No)、データ変換部33は、入力済みシート24を受け付けるまで、判定処理を繰り返す。
一方、入力済みシート24を受け付けたと判定した場合には(ステップS20;Yes)、データ変換部33は、受け付けた入力済みシート24からZ軸のヘッダー部を取得する(ステップS21)。すなわち、データ変換部33は、受け付けた入力済みシート24上のテーブルの1行目に存在するZ軸のヘッダー部から1行ずつ読み込む。そして、データ変換部33は、入力済みシート24からX軸のヘッダー部を取得する(ステップS22)。
続いて、データ変換部33は、次の1行を解析対象行として読み込む(ステップS23)。すなわち、データ変換部33は、最初のテーブルのY軸のヘッダー部以降の行を解析し、次のテーブルの開始位置を検出する。データ変換部33は、解析対象行のデータ型の組み合わせがマッピング定義22に登録されているデータ入力行と同じであるか否かを判定する(ステップS24)。データ入力行のデータ型の組み合わせは、Y軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせと値セル部のデータ型の組み合わせとを加えたものである。
解析対象行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであると判定した場合には(ステップS24;Yes)、データ変換部33は、ステップS27に移行する。
解析対象行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じでないと判定した場合には(ステップS24;No)、データ変換部33は、以下の処理を行う。すなわち、データ変換部33は、解析対象行のデータ型の組み合わせがマッピング定義22に登録されているテーブルのタイトル行と同じであるか否かを判定する(ステップS25)。テーブルのタイトル行のデータ型の組み合わせは、Z軸のヘッダー部のデータ型の組み合わせである。
解析対象行のデータ型の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じであると判定した場合には(ステップS25;Yes)、データ変換部33は、解析対象行を次のテーブルの開始位置として検出する(ステップS26)。そして、データ変換部33は、次のテーブルのマッピング処理をすべく、ステップS21に移行する。
一方、解析対象行のデータ型の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じでないと判定した場合には(ステップS25;No)、データ変換部33は、解析対象行のマッピング処理をすべく、ステップS28に移行する。なお、かかる場合は、解析対象行がデータ入力行にも、テーブルのタイトル行にもマッチしないので、ユーザの入力ミスの場合である。そこで、データ変換部33は、マッピング処理時に、入力されたデータ型に応じたエラーを通知するようにしても良い。
ステップS24において、解析対象行のデータ型の組み合わせがデータ入力行と同じであると判定した場合には(ステップS24;Yes)、データ変換部33は、以下の処理を行う。すなわち、データ変換部33は、解析対象行の文字列とデータ型の組み合わせがマッピング定義22に登録されているテーブルのタイトル行と同じであるか否かを判定する。かかる場合は、第2のマッピング定義22を用いる場合である。あるいは、データ変換部33は、解析対象行の文字列の組み合わせがマッピング定義22に登録されているテーブルのタイトル行と同じであるか否かを判定する(ステップS27)。かかる場合は、第3のマッピング定義22を用いる場合である。
解析対象行の文字列とデータ型の組み合わせまたは解析対象行の文字列の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じであると判定した場合には(ステップS27;Yes)、データ変換部33は、ステップS26に移行する。すなわち、データ変換部33は、解析対象行を次のテーブルの開始位置として検出する。
一方、解析対象行の文字列とデータ型の組み合わせまたは解析対象行の文字列の組み合わせがテーブルのタイトル行と同じでないと判定した場合には(ステップS27;No)、データ変換部33は、解析対象行がY軸のヘッダー部であると判断する。そして、データ変換部33は、解析対象行についてマッピング処理を行う(ステップS28)。
データ変換部33は、データの終端か否かを判定する(ステップS29)。データの終端でないと判定した場合には(ステップS29;No)、データ変換部33は、次の1行を読み込むべく、ステップS23に移行する。一方、データの終端であると判定した場合には(ステップS29;Yes)、データ変換部33は、データ変換処理を終了する。
[評価装置の用途の一例]
次に、実施例に係る評価装置の用途の一例を、図13を参照して説明する。図13は、実施例に係る評価装置の用途の一例を示す図である。図13に示すように、評価装置1は、監督機関側に設置される。監督機関によってXBRLタクソノミ21が作成される。そして、構造解析部32は、作成されたXBRLタクソノミ21を入力し、入力したXBRLタクソノミ21を用いて、テンプレートシート23およびマッピング定義22を生成する(S210)。監督機関は、生成されたテンプレートシート23およびマッピング定義22を公開し、提出企業がテンプレートシート23を取得できるようにする。提出企業は、取得したテンプレートシート23を用いて財務データを入力し、入力済みシート24を作成する。そして、データ変換部33は、入力済みシート24を入力し、入力した入力済みシート24をXBRLインスタンス41に変換する(S220)。
なお、図13で示した評価装置1は、監督機関側に設置されたサーバモデルであるが、これに限定されない。評価装置1は、提出企業側に設置されるクライアントモデルであっても良い。
[実施例の効果]
上記実施例によれば、評価装置1は、複数の行を有するテーブル情報を記憶する入力済みシート24を参照して、複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列のデータ種別の組みを特定する。評価装置1は、複数の行のうちの特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報を記憶するマッピング定義22を参照して、マッピング定義22に記憶されたデータ種別の組みを取得する。評価装置1は、複数の行のうちの各行について、取得したデータ種別の組みと、特定したデータ種別の組みとの比較を行い、比較結果に応じて、比較処理の対象行の評価を行う。かかる構成によれば、評価装置1は、入力済みシート24のテーブル情報に含まれる複数の行のうち特定の行と同様の行を特定できる。
また、上記実施例によれば、評価装置1は、マッピング定義22から取得したデータ種別の組みと、入力済みシート24から特定したデータ種別の組みとが同じである場合には、以下の処理を行う。評価装置1は、入力済みシート24を参照して、さらに、複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列およびデータ種別の組みを特定する。評価装置1は、特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列およびデータ種別の組みを記憶するマッピング定義22を参照して、マッピング定義22に記憶された文字および文字列およびデータ種別の組みを取得する。評価装置1は、複数の行のうちの各行について、取得した文字および文字列およびデータ種別の組みと、特定した文字および文字列およびデータ種別の組みとの比較を行う。かかる構成によれば、評価装置1は、さらに確実に特定の行と同様の行を特定できる。
また、上記実施例によれば、評価装置1は、XBRLタクソノミ21を参照し、特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報を生成する。評価装置1は、生成したデータ種別の組みの情報をマッピング定義22に記憶する。かかる構成によれば、評価装置1は、データ種別の組みの情報を記憶したマッピング定義22を用いることで、入力済みシート24に複数のテーブルが存在する場合であっても、各テーブルの特定の行を特定できる。
また、上記実施例によれば、評価装置1は、XBRLタクソノミ21を参照し、特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列、およびデータ種別の組みの情報を生成する。評価装置1は、生成した文字または文字列、およびデータ種別の組みの情報をマッピング定義22に記憶する。かかる構成によれば、評価装置1は、文字または文字列、およびデータ種別の組みの情報を記憶したマッピング定義22を用いることで、入力済みシート24に複数のテーブルが存在する場合であっても、さらに、各テーブルの特定の行を特定できる。
[プログラム等]
なお、評価装置1は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置に、上記した制御部3と、記憶部2等の各機能を搭載することによって実現することができる。
また、図示した評価装置1の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、評価装置1の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、入力部31と構造解析部32とを1個の部として統合しても良い。データ変換部33と出力部34とを1個の部として統合しても良い。一方、構造解析部32を、マッピング定義22を生成する第1の生成部と、テンプレートシート23を生成する第2の生成部とに分散しても良い。また、XBRLタクソノミ21、マッピング定義22、テンプレートシート23および入力済みシート24等の記憶部2を評価装置1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した評価装置1と同様の機能を実現する評価プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、評価プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図14に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、評価プログラム205aおよび評価処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、評価プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開する。評価プログラム205aは、評価プロセスとして機能する。
例えば、評価プロセスは、制御部3の各機能部に対応する。評価処理関連情報205bは、XBRLタクソノミ21、マッピング定義22、テンプレートシート23および入力済みシート24に対応する。
なお、評価プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらからプログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 評価装置
2 記憶部
3 制御部
21 XBRLタクソノミ
22 マッピング定義
23 テンプレートシート
24 入力済みシート
31 入力部
32 構造解析部
33 データ変換部
34 出力部
41 XBRLインスタンス

Claims (6)

  1. 文字または文字列が対応付けられた複数のセルをそれぞれが含む複数の行を有する複数のテーブルのテーブル情報を記憶する第1の記憶部を参照して、前記複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列のデータ種別の組みを特定し、
    前記テーブルの開始のを含む特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報をそれぞれ記憶する第2の記憶部を参照して、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みを取得し、
    前記複数の行のうちの各行について、特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みと、の比較を行い、
    特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みとが同じである場合に、比較処理の対象行が前記テーブルの開始の行であるという評価を行う
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする評価プログラム。
  2. 前記比較を行う処理は、取得した前記データ種別の組みと、特定した前記データ種別の組みとが同じである場合には、前記テーブル情報を記憶する前記第1の記憶部を参照して、さらに、前記複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列およびデータ種別の組みを特定し、
    前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられた固定の文字または文字列およびデータ種別の組みをさらに記憶する第の記憶部を参照して、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられた固定の文字および文字列およびデータ種別の組みを取得し、
    前記複数の行のうちの各行について、特定した文字および文字列およびデータ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における文字および文字列およびデータ種別の組みとの比較を行い、
    前記評価を行う処理は、特定した文字および文字列およびデータ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における文字および文字列および前記データ種別の組みとが同じである場合に、比較処理の対象行が前記テーブルの開始の行であるという評価を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価プログラム。
  3. テーブルのレイアウトを定義する定義情報を参照し、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報を生成し、
    該生成した前記データ種別の組みの情報を前記第2の記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価プログラム。
  4. テーブルのレイアウトを定義する定義情報を参照し、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列、およびデータ種別の組みの情報を生成し、
    該生成した前記文字または文字列、およびデータ種別の組みの情報を前記第の記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の評価プログラム。
  5. 文字または文字列が対応付けられた複数のセルをそれぞれが含む複数の行を有する複数のテーブルのテーブル情報を記憶する第1の記憶部を参照して、前記複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列のデータ種別の組みを特定する特定部と、
    前記テーブルの開始のを含む特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報をそれぞれ記憶する第2の記憶部を参照して、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みを取得する取得部と、
    前記複数の行のうちの各行について、特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みと、の比較を行う比較部と、
    特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みとが同じである場合に、比較処理の対象行が前記テーブルの開始の行であるという評価を行う評価部と、
    を有することを特徴とする評価装置。
  6. 文字または文字列が対応付けられた複数のセルをそれぞれが含む複数の行を有する複数のテーブルのテーブル情報を記憶する第1の記憶部を参照して、前記複数の行のうちの各行について、該行に含まれる複数のセルに対応付けられた文字または文字列のデータ種別の組みを特定し、
    前記テーブルの開始のを含む特定の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みの情報をそれぞれ記憶する第2の記憶部を参照して、前記テーブルの開始の行に含まれる複数のセルに対応付けられたデータ種別の組みを取得し、
    前記複数の行のうちの各行について、特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みと、の比較を行い、
    特定した前記データ種別の組みと、取得した前記テーブルの開始の行における前記データ種別の組みとが同じである場合に、比較処理の対象行が前記テーブルの開始の行であるという評価を行う
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする評価方法。
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