JP2010049505A - コード変換装置及びコード変換方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力データを所定の識別コードに従来よりも高い確率で変換し得るコード変換装置及びコード変換方法を提案する。
【解決手段】このコード変換装置20では、診断書データの品詞が、傷病名マスタ36の標準傷病名や手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名のいずれにも該当しなくても、当業者が標準傷病名や標準手術処置名に替えて慣用している傷病名や手術名等であれば、類義語辞書38に基づいて所定のICD−10コード又はKコードに変換でき、かくして、診断書データの所定品詞を所定のICD−10コード又はKコードに従来よりも高い確率で変換し得る。
【選択図】図2
【解決手段】このコード変換装置20では、診断書データの品詞が、傷病名マスタ36の標準傷病名や手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名のいずれにも該当しなくても、当業者が標準傷病名や標準手術処置名に替えて慣用している傷病名や手術名等であれば、類義語辞書38に基づいて所定のICD−10コード又はKコードに変換でき、かくして、診断書データの所定品詞を所定のICD−10コード又はKコードに従来よりも高い確率で変換し得る。
【選択図】図2
Description
本発明は、コード変換装置及びコード変換方法に関するものであり、例えば医師によって診断書に記入された傷病名や手術名等この他種々の医療関連用語を、生命保険会社や損害保険会社等の保険会社において用いられるコードに変換する際に適用して好適なものである。
従来、保険会社では、医療機関より発行された診断書を基に、保険金の支払い査定を行っており、当該保険金の支払いを要求する被保険者の疾病動向を容易に分析するために、例えば世界保健機関(WHO)により定められ、かつ厚生労働省が推奨している「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(ICD))」コード(以下、これをICDコードと呼ぶ)に傷病名を変換している。このように傷病名をコード化する装置としては、傷病名を表わす文字列の入力操作を行う病名入力操作部と、文字列をコード化するコード化部とを備えた病名コード化支援装置が考えられている(例えば特許文献1参照)。
実際上、この病名コード化支援装置は、主となる傷病名及び修飾語の各語句と、ICDコードとが対応付けられてなるコードマスタを参照し、病名入力操作部により入力された傷病名を、当該コードマスタに格納された主となる傷病名及び修飾語に分割して、分割された傷病名及び修飾語それぞれをコード化し得るようになされている。
特開2004−220167号公報
ところで、診断書に記入される傷病名の表記方法は、個々の医師の裁量に任されていることから、診断書には、患者の病態や病状を一段と正確に表現できる様々な修飾語を用いた傷病名や、世界保健機関が定めた標準表記の傷病名と全く異なる語形からなる慣用的な傷病名等この他種々の傷病名が記入され得る。
従って、かかる構成からなる病名コード化支援装置では、世界保健機関が定めたICDコードを基に作成されたコードマスタの傷病名等と全く異なる語形からなる傷病名が、診断書に記入されていると、コードマスタに格納された傷病名等を基に、診断書に記入された傷病名を所定のICDコードに変換し得ないという問題があった。
また、このような問題は、人が自己の意思に基づいて裁量的に記入等した所定の文字列を所定の識別コードに変換することが行われる技術分野において、同様に生じる問題であり、このような他の技術分野においても入力データである所定文字列を所定の識別コードに従来よりも高い確率で変換し得ることが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、入力データを所定の識別コードに従来よりも高い確率で変換し得るコード変換装置及びコード変換方法を提案することを目的とする。
かかる課題を解決するため本発明の請求項1のコード変換装置は、所定の文字列からなる入力データを取得する取得部と、前記入力データが標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた識別コードに前記入力データを変換し、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記標準表記の替わりに該標準表記を示す語句として慣用されている基本語と前記入力データの語形が一致するか否かを判断し、前記入力データが前記基本語の語形と一致するとき、前記入力データを、該基本語が示す前記標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換するコード変換部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2のコード変換装置は、前記標準表記と前記識別コードとが対応付けられた標準マスタを記憶する標準マスタ記憶部と、前記標準表記と前記基本語とが対応付けられた類義語辞書を記憶する類義語辞書記憶部とを備え、前記コード変換部は、前記入力データが前記標準マスタの前記標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた前記識別コードに前記入力データを変換する標準マスタ変換部と、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記入力データが前記基本語の語形と一致するか否かを判断して、前記入力データが前記基本語の語形と一致したとき、対応する前記標準表記に該入力データを変換する類義語変換部とを備え、前記類義語変換部によって変換された前記標準表記を、前記標準マスタ変換部によって前記標準マスタの該標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3のコード変換装置は、前記コード変換部は、前記入力データが前記基本語の語形と不一致であったとき、エラーデータを生成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4のコード変換装置は、前記エラーデータとなった前記入力データのうち、同一の語形からなる前記入力データをカウントして累積数を算出し、前記累積数を基に前記エラーデータとなった前記入力データの分布状態を呈示することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5のコード変換装置は、前記入力データは傷病者毎に作成される医療関連書類における傷病名であり、前記標準表記及び前記識別コードを所定の医療関連団体から取得する外部情報取得部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6のコード変換装置は、前記入力データを品詞単位に分解する形態素解析処理部を備え、前記入力データは、前記傷病名と、前記医療関連書類における傷病所見とからなり、前記コード変換部は、前記品詞単位に前記標準表記及び前記基本語と語形の一致不一致を判断することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7のコード変換方法は、所定の文字列からなる入力データを取得する取得ステップと、コード変換部によって、前記入力データが標準表記の語形と一致したか否かを判断し、前記入力データが標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた識別コードに前記入力データを変換し、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記標準表記の替わりに該標準表記を示す語句として慣用されている基本語と前記入力データの語形が一致するか否かを判断する第1変換ステップと、前記コード変換部によって、前記入力データが前記基本語の語形と一致するとき、前記入力データを、該基本語が示す前記標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換する第2変換ステップとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8のコード変換方法は、前記第1変換ステップは、前記標準表記と前記識別コードとが対応付けられた標準マスタを標準マスタ記憶部から読み出して、前記入力データが前記標準マスタの前記標準表記の語形と一致すると、標準マスタ変換部によって、該標準表記に対応付けられた前記識別コードに前記入力データを変換し、前記第2変換ステップは、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であると、前記標準表記と前記基本語とが対応付けられた類義語辞書を類義語辞書記憶部から読み出し、類義語変換部によって、前記入力データが前記基本語の語形と一致するか否かを判断して、前記入力データが前記基本語の語形と一致したとき、対応する前記標準表記に該入力データを変換し、前記類義語変換部によって変換された前記標準表記を、前記標準マスタ変換部によって前記標準マスタの該標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9のコード変換方法は、前記第2変換ステップは、前記入力データが前記基本語の語形と不一致であったとき、エラーデータを生成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10のコード変換方法は、前記第2変換ステップは、前記エラーデータとなった前記入力データのうち、同一の語形からなる前記入力データをカウントして累積数を算出し、前記累積数を基に前記エラーデータとなった前記入力データの分布状態を呈示することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11のコード変換方法は、前記入力データは傷病者毎に作成される医療関連書類における傷病名であり、前記取得ステップは、外部情報取得部によって、前記標準表記及び前記識別コードを所定の医療関連団体から取得することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12のコード変換方法は、前記入力データは、前記傷病名と、前記医療関連書類における傷病所見とからなり、前記取得ステップの後に、形態素解析処理部によって前記入力データを品詞単位に分解する解析ステップを備え、前記第1変換ステップ及び前記第2変換ステップは、
前記品詞単位に前記標準表記及び前記基本語と語形の一致不一致を判断することを特徴とするものである。
前記品詞単位に前記標準表記及び前記基本語と語形の一致不一致を判断することを特徴とするものである。
本発明の請求項1のコード変換装置及び請求項6のコード変換方法によれば、入力データが標準表記に該当しなくても、当業者が標準表記に替えて慣用している基本語であれば、所定の識別コードに変換でき、かくして、入力データを所定の識別コードに従来の文字データよりも高い確率で変換し得る。
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を詳述する。
(1)本発明の概要
図1において、1はコード変換システムを示し、大きく分けて入力プロセス2と、コード化プロセス3とに大別される。この実施の形態においては、傷病者の傷病状態又は治療経歴等の傷病所見や、傷病者の傷病名等が医師によって紙媒体の診断書4に記入され、この診断書4が生命保険会社や損害保険会社等の保険会社5に提出された後、入力プロセス2とコード化プロセス3とを経由することにより、診断書4の傷病名等が例えばICD−10コード(世界保健機構(WHO)により定められた「疾病及び関係保健問題の国際統計分類第10回修正」(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems, Tenth Revision)コード)等に変換され得るようになされている。
図1において、1はコード変換システムを示し、大きく分けて入力プロセス2と、コード化プロセス3とに大別される。この実施の形態においては、傷病者の傷病状態又は治療経歴等の傷病所見や、傷病者の傷病名等が医師によって紙媒体の診断書4に記入され、この診断書4が生命保険会社や損害保険会社等の保険会社5に提出された後、入力プロセス2とコード化プロセス3とを経由することにより、診断書4の傷病名等が例えばICD−10コード(世界保健機構(WHO)により定められた「疾病及び関係保健問題の国際統計分類第10回修正」(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems, Tenth Revision)コード)等に変換され得るようになされている。
先ず始めに入力プロセス2においては、作業者6が例えば紙媒体からなる診断書4を保険会社5から受け取り、当該作業者6が診断書4の記入内容を目視確認しながら当該診断書4に記入されている全ての文章を、操作部を介してテキストデータとしてコンピュータ7に入力してゆき診断書データを生成し得るようになされている。
ここで医療関連書類としての診断書4には、例えば傷病者の氏名や住所、性別、職業、生年月日等の個人を特定する情報が記入される個人情報入力欄と、傷病名及び受傷部位が記入される傷病名欄と、初診日や受傷日が記入される診断日時欄と、発病又は受傷の原因や、手術名又は処置名、初診から現在までの主要症状及び治療内容等の傷病に関する各種事項(以下、これを傷病所見と呼ぶ)が記入される傷病所見欄とが設けられている。
実際上、この実施の形態の場合、入力プロセス2では、診断書4の傷病名欄に記入されている傷病名だけでなく、傷病所見欄に記入された傷病所見全ての文章が作業者6によりテキストデータとしてコンピュータ7に入力され得る。これにより入力プロセス2では、診断書4に記入された文章全てをテキストデータに変換した診断書データが各診断書4毎に生成され得るようになされている。
このようにして入力プロセス2では、保険会社5から各傷病者毎に診断書4をそれぞれ受け取るたびに、各作業者6が分担して各診断書4毎に診断書データを生成した後、当該診断書データが生成される毎にこれら全ての診断書データを結合(コンバイン)して1つの診断書ファイルデータを生成し得る。次いで、入力プロセス2は、生成した診断書ファイルデータを診断書データベース9に記憶し、次のコード化プロセス3に移行し得るようになされている。
コード化プロセス3において用いる外部データベース10には、傷病名マスタ及び手術名・処置名マスタ(後述する)が、例えば厚生労働省等の医療関連団体11のデータベース12a,12bから予めダウンロードされて記憶されている。ここで傷病名マスタには、世界保健機関(WHO)により定められ医療分野において標準表記として用いられるべき正式な傷病名(以下、これを標準傷病名と呼ぶ)に、ICD−10コードが対応付けられている。
また、手術名・処置名マスタには、医療分野において標準表記として用いられるべき正式な手術名及び処置名(以下、これらをまとめて単に標準手術処置名と呼ぶ)に、Kコード(診療報酬点数表の診療行為のうち、手術・処置の領域に付されたコード)が対応付けられている。
因みに、この実施の形態の場合においては、標準マスタとして、傷病名マスタ及び手術名・処置名マスタのみを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は所定の標準表記に対して所定の識別コードが対応付けられた標準マスタであればよく、例えば医療機関マスタや、医師マスタ、診療科マスタ、医薬品マスタ、診療行為マスタ、修飾語マスタ、部位マスタ、信用情報(官報)、カード・信販・保険業界信用情報、主契約マスタ、職業マスタ等この他種々の標準マスタを適用するようにしてもよい。
また、この実施の形態の場合においては、識別コードとして、ICD−10コード及びKコードのみを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば日本臨床検査医学会が制定した臨床検査コードであるJLAC10コードや、細胞診・生理機能検査等に使用され、組織の詳細や、全血、血漿、血清、皮膚、骨、膣、肺及び小脳等の生体部位等を分類してコードを付した材料コード、蛍光抗体法や酵素抗体法、遠心分離法等の測定法を分類してコードを付した測定法コード、薬価単位に設定され、薬価調査が実施されるときに使用される薬価基準収載医薬品コード等この他種々の識別コードを適用するようにしてもよい。
コード化プロセス3においては、診断書データベース9に記憶された各診断書データのゆらぎ語(例えば平仮名表記「皮ふ」や拗音の小文字表記「ウィルス」)を標準語(例えば漢字表記「皮膚」や拗音の大文字表記「ウイルス」)に変換した後、形態素解析処理することにより、診断書データを形成するテキストデータの文字列を日本語の名詞、動詞及び形容詞等の各品詞に分解する。因みに、ここで、ゆらぎ語とは、例えばカタカナ表記や、平仮名表記、拗音の小文字表記、仮名遣い等に違いがあり不統一な表記からなる語句をいい、標準語とは、ゆらぎ語と同じ意味を持つ語句であり、当該ゆらぎ語を統一させるための語句をいう。
次いでコード化プロセス3は、外部データベース9に記憶された傷病名マスタの標準傷病名と、手術名・処置名マスタの標準手術処置名とを、分解した品詞に対して突き合わせてゆき、診断書データの各品詞が標準傷病名又は標準手術処置名と一致するか否かを判断する。その結果、診断書データの品詞が標準傷病名又は標準手術処置名のいずれかと一致した場合には、一致した標準傷病名又は標準手術処置名に対応付けられたICD−10コード又はKコードに変換し、当該品詞と、これに対応するICD−10コード又はKコードとを対応させて示すコード化済データを生成し得るようになされている。
これに加えて、このコード化プロセス3においては、類義語辞書が類義語辞書データベース13に予め記憶されており、標準傷病名及び標準手術処置名のいずれにも不一致となり、外部データベース9を基にICD−10コード又はKコードに変換し得なかった診断書データの品詞(以下、これをコード未変換品詞と呼ぶ)を、この類義語辞書を用いて所定のICD−10コード又はKコード等に変換し得るようになされている。
ここで類義語辞書には、例えば標準表記としての標準傷病名や標準手術処置名の文字列と語形が異なり、かつこれら標準傷病名及び標準手術処置名の替わり当該標準傷病名又は標準手術処置名を示す語句として、医療分野における通常の知識を有する者(すなわち当業者)が慣用している基本語と、この基本語の替わりに本来使用されるべき正式な標準傷病名又は標準手術処置名からなる類義語とが対応付けられている。
すなわち、例えば標準傷病名として「上気道炎」と本来は診断書4に記入しなければならないが、当業者である医師が「上気道炎」という語句の替わりに「咳」及び「痰」という語句を慣用して診断書4に記入している場合、類義語辞書には、「咳」及び「痰」が基本語として登録され、当該「咳」及び「痰」の基本語に対して傷病名マスタの標準傷病名である「上気道炎」が類義語として対応付けられている。
また、医療関連用語の修飾語として「急性」と本来は診断書4に記入しなければならないが、医師が「急性」という語句の替わりに「発作性」という語句を慣用して診断書4に記入している場合、類義語辞書には、「発作性」が基本語として登録され、当該「発作性」の基本語に対して標準表記としての修飾語「急性」が類義語として対応付けられる。
コード化プロセス3においては、診断書データの品詞のうち傷病名マスタ又は手術名・処置名マスタによりICD−10コード又はKコードに変換されなかったコード未変換品詞と、類義語辞書データベース13の類義語辞書の基本語とを突き合わせてゆき、診断書データのコード未変換品詞のうち基本語と該当したコード未変換品詞を当該基本語に対応付けた類義語に変換する。
次いで、コード化プロセス3では、傷病名マスタの標準傷病名と、手術名・処置名マスタの標準手術処置名とを、類義語に対して突き合わせてゆき、その結果、類義語が標準傷病名又は標準手術処置名のいずれかと一致した場合には、一致した標準傷病名又は標準手術処置名に対応付けられたICD−10コード又はKコードに変換し、当該類義語と、これに対応するICD−10コード又はKコードとを対応させて示すコード化済データを生成し得るようになされている。
かくして、コード化プロセス3においては、診断書データを構成する各品詞をコード化してゆき、診断書データのコード化済データ全てを正規化診断書データとして正規化診断書データベース15に記憶し得る。これにより、保険会社5では、正規化診断書データベース15から正規化診断書データをダウンロードしてコンピュータ16で受け取り、当該正規化診断書データを基に保険担当者17が傷病者の疾病動向を容易に分析し得るようになされている。
一方、コード化プロセス3において、類義語辞書によってもコード化し得ないコード未変換品詞が存在している場合には、当該コード未変換品詞をエラーデータとした後、辞書メンテナンスを行い得る。ここで辞書メンテナンスとしては、エラーデータを保険会社5に送出し、当該保険会社5の保険担当者17がエラーデータとなったコード未変換品詞の替わりに本来使用されるべき正式な標準傷病名又は標準手術処置名を選択し、当該コード未変換品詞を基本語とすると共に、この基本語に標準傷病名又は標準手術処置名を類似語として対応付けて類義語辞書に記憶されてゆく。
すなわち、コード化プロセス3では、傷病名マスタ、手術名・処置名マスタ及び類義語辞書に記憶されていない傷病名や手術名、処置名であっても、エラーデータが生成されるたびに、エラーデータとなったコード未変換品詞に標準傷病名又は標準手術処置名を対応付けて類義語辞書に記憶させてゆき、類義語辞書に対して常に最新の基本語が蓄積され得るようになされている。
(2)コード変換装置の構成
図2において、20はコード変換装置を示し、上述した図1における入力プロセス2及びコード化プロセス3のうち、コード化プロセス3を実行し得るようになされている。
図2において、20はコード変換装置を示し、上述した図1における入力プロセス2及びコード化プロセス3のうち、コード化プロセス3を実行し得るようになされている。
実際上、このコード変換装置20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなるマイクロコンピュータ構成の制御部21と、インターネット等のネットワークに接続されたネットワークインターフェイス22と、表記ゆらぎ処理部23と、形態素解析処理部24と、コード変換処理部25と、表記ゆらぎ辞書データベース26と、コード化用マスタデータベース27と、診断書データベース9と、正規化診断書データベース15と、エラーデータベース28とがバス30を介して相互に接続された構成を有する。
また、コード化用マスタデータベース27には、標準マスタ記憶部としての傷病名マスタデータベース31及び手術名・処置名マスタデータベース32からなる外部データベース10と、類義語辞書記憶部としての類義語辞書データベース13が設けられている。
ここで表記ゆらぎ辞書データベース26には、カタカナ表記や、平仮名表記、拗音が小文字表記、仮名遣い等のゆらぎ語と、その標準語とが対応付けられた表記ゆらぎ辞書が格納されている。図3に示すように、表記ゆらぎ辞書35は、例えば平仮名表記されたゆらぎ語「皮ふ」に対して、漢字表記された標準語「皮膚」が対応付けられており、また拗音が小文字表記されたゆらぎ語「ウィルス」に対して、拗音が大文字表記された標準語「ウイルス」が対応付けられて記憶されている。
コード変換装置20は、ネットワークインターフェイス22を介して医療関連団体11のコンピュータ(図示せず)と接続されており、標準傷病名とICD−10コードとが対応付けられた傷病名マスタを、当該コンピュータからダウンロードして傷病名マスタデータベース31に記憶し得るようになされている。
また、コード変換装置20は、標準手術処置名とKコードとが対応付けられた手術名・処置名マスタを、ネットワークインターフェイス22を介して医療関連団体11のコンピュータからダウンロードして手術名・処置名マスタデータベース32に記憶し得るようになされている。
ここで、図4に示すように、傷病名マスタ36は、各標準傷病名に対して、それぞれ固有のICD−10コードが対応付けられており、例えば標準傷病名「肺がん」に対してICD−10コード「11111」が対応付けられ、標準傷病名「胃がん」に対してICD−10コード「22222」が対応付けられている。
また、図5に示すように、手術名・処置名マスタ37は、各標準手術処置名に対して、それぞれ固有のKコードが対応付けられており、例えば標準手術処置名「気管支異物除去術」に対してKコード「K1111」が対応付けられ、標準手術処置名「気管支腫瘍摘出術」に対してKコード「K2222」が対応付けられている。
かかる構成に加えて、類義語辞書データベース13には、図6に示すように、標準傷病名や標準手術処置名、医療分野において標準表記として用いられるべき正式な修飾語等この他種々の標準表記を示す類義語と、当該類義語の文字列と語形が異なり、かつこの類義語の替わりに、当該類義語を示す語句として当業者が慣用している基本語とが対応付けられた類義語辞書38が記憶されている。すなわち、類義語辞書38には、例えば基本語「咳」及び「痰」に対して標準表記としての類義語「上気道炎」が対応付けられており、基本語「発作性」に対して標準表記としての類義語「急性」が対応付けられている。
制御部21は、取得部及び外部情報取得部としてのネットワークインターフェイス22を介して外部から診断書データを受け取ると、診断書データベース9に既に記憶されている診断書ファイルデータに診断書データをコンバインして新たな診断書ファイルデータを生成し、これを診断書データベース9に格納し得るようになされている。
制御部21は、ROMに予め格納されている基本プログラムや、表記ゆらぎ変換処理プログラム、形態素解析プログラム、類義語関連付プログラム等の各種プログラムをRAMにロードして立ち上げることにより、コード変換装置20における各種機能を統括的に制御して正規化処理を実行し、これにより表記ゆらぎ辞書データベース26、外部データベース10及び類義語辞書データベース13に記憶された各データを用いて診断書ファイルデータの各診断書データをコード変換し得るようになされている。
(3)正規化処理
次に、上述したコード変換装置20による正規化処理を、図7及び図8に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。制御部21は、図7に示すように、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、表記ゆらぎ処理部23によって表記ゆらぎ変換処理を実行し、次のステップSP2へ移る。
次に、上述したコード変換装置20による正規化処理を、図7及び図8に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。制御部21は、図7に示すように、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、表記ゆらぎ処理部23によって表記ゆらぎ変換処理を実行し、次のステップSP2へ移る。
実際上、表記ゆらぎ処理部23は、表記ゆらぎ変換処理として、表記ゆらぎ辞書データベース26から表記ゆらぎ辞書35を読み出した後、診断書データを構成するテキストデータに、表記ゆらぎ辞書35のゆらぎ語が存在するか否かを検索する。次いで、表記ゆらぎ処理部23は、ゆらぎ語が診断書データに存在すると判断すると、表記ゆらぎ辞書35に基づいて当該ゆらぎ語を対応する標準語に変換する。
ステップSP2において、制御部21は、診断書データのテキストデータを標準語に変換した文字列を、形態素解析処置部24によって日本語の名詞、動詞及び形容詞等の各品詞に分解する形態素解析処理を実行し、次のサブルーチンSRT3に移る。
実際上、形態素解析処理部24は、例えば診断書データのテキストデータが「咳および痰,第12胸椎圧迫骨折」の文字列からなる場合、形態素解析処理を実行することにより、「,」の読点を目安に文字列を「咳および痰」の文字列と「第12胸椎圧迫骨折」の文字列とに区分けした後、この区分された文字列毎に品詞分解し得るようになされている。
因みに、本発明において文字列を区分けする目安は、読点だけでなく、例えば句点「。」やスペース、改行、カッコ書き等この他種々の記号等を目安に文章を所定文字列に区分けし得るようにしてもよい。また、テキストデータが「咳および痰,第12胸椎圧迫骨折」の文字列の正規化処理として、説明の便宜上、傷病名マスタ36のみを用いた例について説明する。
形態素解析処理部24は、「咳および痰」の文字列を「咳/および/痰」の各品詞に分解すると共に、「第12胸椎圧迫骨折」の文字列を「第/12/胸椎/圧迫骨折」の各品詞に分解し得るようになされている。
続いて、サブルーチンSRT3において、制御部21は、コード変換処理部25によってコード変換処理を実行させることにより各品詞を対応するICD−10コード又はKコードに変換する。制御部21は、各品詞に対応するICD−10コード又はKコードを示すと共に、コード変換し得なかった品詞や類義語をそのまま表した正規化診断書データを生成して、これを正規化診断書データベース15に記憶し得る。また、制御部21は、ICD−10コード又はKコードに変換し得なかった品詞をエラーデータとしてエラーデータベース28に記憶し、次のステップSP4へ移り、正規化処理を終了する。
実際上、サブルーチンSRT3において、標準マスタ変換部及び類義語変換部としてのコード変換処理部25は、図8に示すように、ルーチンRT2の開始ステップから入ってステップSP5へ移り、診断書データの複数の品詞のうち所定の品詞を選択すると共に、外部データベース10から傷病名マスタ36及び手術名・処置名マスタ37を読み出して、各標準傷病名又は各標準手術処置名と、当該品詞とを突き合わせる突合処理を実行し、次のステップSP6に移る。
ステップSP6において、コード変換処理部25は、複数の標準傷病名及び標準手術処置名のうちいずれかの標準傷病名又は標準手術処理名の文字列と、診断書データのうち選択した所定の品詞の文字列とが一致するか否かを判断する。
ここで、ステップSP6において肯定結果が得られると、このことは傷病名マスタ36の標準傷病名又は手術名・処理名マスタ37の標準手術処置名のうちいずれかと、診断書データのうち選択した所定の品詞とが一致したこと、すなわち所定の品詞が標準傷病名又は標準手術処置名と同じ語形(文字列)であることを表しており、コード変換処理部25は次のステップSP7に移る。
ステップSP7において、コード変換処理部25は、傷病名マスタ36又は手術名・処置名マスタ37において、所定の品詞と同じ標準傷病名又は標準手術処置名に対応付けられたICD−10コード又はKコードを特定した後、特定したICD−10コード又はKコードに当該品詞を変換したコード化済データを生成し、次のステップSP8に移る。
因みに、上述したステップSP5、ステップSP6及びステップSP7について、診断書データの「咳/および/痰」と「第/12/胸椎/圧迫骨折」とを用いて説明すると、コード変換処理部25は、例えば「胸椎」が選択されたとき、突合処理によって、標準傷病名の中から「胸椎」を含んだ「胸椎圧迫骨折」を変換候補として認識する。次いで、コード変換処理部25は、変換候補を認識すると、診断書データの「胸椎」の後方に連続して配置された「圧迫骨折」の品詞を「胸椎」の品詞を結合させて「胸椎圧迫骨折」からなる所定の品詞を生成し、当該「胸椎圧迫骨折」と、変換候補とした標準傷病名とが一致するか否かを判断する。
コード変換処理部25は、診断書データから選択した所定の品詞である「胸椎圧迫骨折」と、傷病名マスタ36に記憶されている「胸椎圧迫骨折」との文字列が完全一致することにより、診断書データの「胸椎圧迫骨折」と一体的に連続した文字列である「第/12/胸椎/圧迫骨折」全てを、傷病名マスタの標準傷病名「胸椎圧迫骨折」に対応付けられたICD−10コードに変換し得るようになされている。
これに対してステップSP6において否定結果が得られると、このことは傷病名マスタ36の標準傷病名又は手術名・処理名マスタ37の標準手術処置名のいずれかと、診断書データのうち選択した所定の品詞とが一致していないこと、すなわち所定の品詞が標準傷病名又は標準手術処置名と異なる語形(文字列)であることを表しており、このときコード変換処理部25は次のステップSP9に移る。
ステップSP9において、コード変換処理部25は、類義語辞書データベース13から類義語辞書38を読み出し、診断書データの品詞のうちステップSP6において標準傷病名又は標準手術処置名と語形が不一致となったコード未変換品詞と、類義語辞書38の各基本語とを突き合わせる類義語突合処理を実行し、次のステップSP10に移る。
ステップSP10において、コード変換処理部25は、類義語辞書38の複数の基本語のうちいずれかの基本語と、コード未変換品詞との各文字列が一致するか否かを判断する。
ステップSP10において肯定結果が得られると、このことは類義語辞書38の複数の基本語のうちいずれかの基本語と、コード未変換品詞との文字列が一致したこと、すなわちコード未変換品詞が類義語辞書の基本語と同じ語形であることを表しており、このときコード変換処理部25は、次のステップSP11に移る。
ステップSP11において、コード変換処理部25は、類義語辞書38において、コード未変換品詞と語形が一致した基本語に対応付けられた類義語を特定した後、特定した類義語に当該コード未変換品詞を変換し、次のステップSP12に移る。
この場合、コード変換処理部25は、例えば診断書データから選択したコード未変換品詞「咳」及び「痰」と、類義語辞書38に記憶されている基本語「咳,痰」との文字列が一致することにより、診断書データの「咳」及び「痰」と一体的に連続した文字列である「咳/および/痰」全てを、類義語辞書38の基本語「咳,痰」に対応付けられた類義語「上気道炎」に変換し得るようになされている。
ステップSP12において、コード変換処理部25は、傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処理名マスタ37の標準手術処置名のうちいずれかの標準傷病名又は標準手術処理名の文字列と、基本語を変換させた類義語とが一致するか否かを判断する。
ステップSP12において肯定結果が得られると、このことは傷病名マスタ36の標準傷病名又は手術名・処理名マスタ37の標準手術処置名のうちいずれかと、基本語を変換させた類義語との語形(文字列)が一致したこと、すなわち類義語が標準傷病名又は標準手術処置名として傷病名マスタ36又は手術名・処理名マスタ37に記憶されていることを表しており、このときコード変換処理部25は次のステップSP7に移る。
ステップSP7において、コード変換処理部25は、類義語と同じ語形の標準傷病名又は標準手術処置名に対応付けられたICD−10コード又はKコードを、傷病名マスタ36又は手術名・処置名マスタ37に基づいて特定した後、特定したICD−10コード又はKコードに当該類義語を変換してコード化済データを生成し、次のステップSP8に移る。
すなわち、コード変換処理部25は、上述したように、例えば診断書データのテキストデータ「咳/および/痰」を、類義語辞書38の基本語「咳,痰」に対応付けられた類義語「上気道炎」に変換した場合、傷病名マスタ36又は手術名・処理名マスタ37に類義語「上気道炎」と同じ標準傷病名又は標準手術処置名が存在するか否かを検索する。その結果、コード変換処理部25は、傷病名マスタ36内に類義語「上気道炎」と同じ標準傷病名を認識することにより、類義語「上気道炎」を、当該傷病名マスタ36において「上気道炎」に対応付けられたICD−10コード「77777」に変換する。
これに対してステップSP12において否定結果が得られると、このことは傷病名マスタ36の標準傷病名又は手術名・処理名マスタ37の標準手術処置名のいずれかと、基本語を変換させた類義語との語形(文字列)が不一致であること、すなわち類義語が標準傷病名又は標準手術処置名として傷病名マスタ36又は手術名・処理名マスタ37に記憶されていないことを表しており、このときコード変換処理部25は、次のステップSP8に移る。
一方、上述したステップSP10で否定結果が得られると、このことは類義語辞書38の基本語のうちいずれかの基本語と、診断書データにおけるコード未変換品詞との文字列が一致しなかったこと、すなわちコード未変換品詞が類義語辞書38の基本語と異なる語形であることを表しており、このときコード変換処理部25は次のステップSP13に移る。
ステップSP13において、コード変換処理部25は、傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名と、類義語辞書38の基本語のいずれにも該当しなかったコード未変換品詞に、ICD−10コード又はKコードに変換できなかった旨を示すエラー情報を付加したエラーデータを生成した後これをエラーデータベース28に記憶し、次のステップSP8へ移る。
この場合、制御部25は、エラーデータベース28においてエラーデータとなったコード未変換品詞のうち、同一の語形からなるコード未変換品詞の累積数をカウントしてゆき累積数を算出し、当該累積数を基にどのようなコード未変換品詞がどの程度頻出しているかをグラフ化(図示せず)し得るようになされている。このようにコード変換装置20は、類義語辞書38の基本語のいずれにも該当しなかったコード未変換品詞をエラーデータとして蓄積し、その累積数等の分布状態を示すグラフを作製することにより、現在、当業者がどのようなコード未変換品詞を慣用するようになってきたか、さらに各コード未変換品詞の頻出度がどの程度であるかを、医療関連団体11や保険会社5等に呈示し得るようになされている。
ステップSP8において、コード変換処理部25は、診断書データを構成する品詞の中に、傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名との突き合わせが未だ実行されていない品詞があるか否かを判断する。
ステップSP8において肯定結果が得られると、このことはステップSP5における突合処理が実行されていない品詞が未だ存在していることを表しており、このときコード変換処理部25は再びステップSP5に戻り、残りの品詞についてもステップSP5以降の処理を実行する。具体的にコード変換処理部25は、診断書データの「咳/および/痰」と「第/12/胸椎/圧迫骨折」の各品詞を前方から順次選択してゆき、選択した各品詞毎にステップSP5以降の処理を実行し得るようになされている。
これに対してステップSP8において否定結果が得られると、このことは診断書データのテキストデータ全ての品詞に対して、ステップSP5以降の処理が実行されたことを表しており、このときコード変換処理部25は次のステップSP14に移り、コード変換処理のサブルーチンを終了してメインルーチンに戻る。
かくして、制御部21は、各品詞に対応するICD−10コード又はKコードを示すと共に、コード変換し得なかった品詞や類義語をそのまま表した正規化診断書データを生成して、これを正規化診断書データベース15に記憶し得るようになされている。
(4)動作及び効果
以上の構成において、コード変換装置20では、取得した診断書データのゆらぎ語を標準語に変換した後、形態素解析処理を実行することにより診断書データを各品詞毎に分解し、外部データベース10に予め記憶された傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名に対して品詞を突き合わせてゆき、当該品詞の語形が標準傷病名又は標準手術処置名の語形と一致するか否かを判断する。
以上の構成において、コード変換装置20では、取得した診断書データのゆらぎ語を標準語に変換した後、形態素解析処理を実行することにより診断書データを各品詞毎に分解し、外部データベース10に予め記憶された傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名に対して品詞を突き合わせてゆき、当該品詞の語形が標準傷病名又は標準手術処置名の語形と一致するか否かを判断する。
コード変換装置20では、品詞が標準傷病名又は標準手術処置名の語形と一致すると、傷病名マスタ36又は手術名・処置名マスタ37に基づいて、当該標準傷病名又は標準手術処置名に対応するICD−10コード又はKコードに当該品詞を変換し、当該品詞に対応するICD−10コード又はKコードを示すコード化済データを生成する。
これに加えて、このコード変換装置20では、医療分野において当業者に慣用されている基本語と、当該基本語と同じ意味を有し、かつ当該基本語の正式な標準表記となる類義語とが対応付けられた類義語辞書38が類義語辞書データベース13に予め記憶されており、品詞が標準傷病名又は標準手術処置名の語形と不一致であった場合、類義語辞書38の基本語に対してこのコード未変換品詞を突き合わせてゆき、当該コード未変換品詞の語形が基本語の語形と一致するか否かを判断する。
コード変換装置20では、コード未変換品詞の語形が類義語辞書38における基本語の語形と一致すると、類義語辞書38に基づいて、コード未変換品詞を対応する類義語に変換した後、傷病名マスタ36の標準傷病名及び手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名に対して類義語を突き合わせてゆく。
その結果、コード変換装置20では、これら標準傷病名又は標準手術処置名の語形と類義語の語形とが一致すると、類義語を基に当該標準傷病名又は標準手術処置名に対応するICD−10コード又はKコードに変換し、当該類義語に対応するICD−10コード又はKコードとを示すコード化済データを生成する。
このように、このコード変換装置20では、診断書データの品詞が、傷病名マスタ36の標準傷病名や手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名のいずれにも該当しなくても、当業者が標準傷病名や標準手術処置名に替えて慣用している傷病名や手術名等であれば、類義語辞書38に基づいて所定のICD−10コード又はKコードに変換でき、かくして、診断書データの所定品詞を所定のICD−10コード又はKコードに従来の文字データよりも高い確率で変換し得る。
因みに、このコード変換装置20では、類義語辞書38に基づいて、医療分野において当業者に慣用されている基本語を、当該基本語と同じ意味を有し、かつ当該基本語の標準表記となる類義語に一旦変換していることから、この類義語に変換した状態の診断書データを正規化診断書データとして保険会社5や医師等に呈示することもでき、かくして診断書データにおいて使用された基本語がどのような類義語に該当するか否かを医師等に対して把握させることもできる。
さらに、このコード変換装置20では、ICD−10コード又はKコードが対応付けられていない例えば「発作性」等の修飾語についても基本語として類義語辞書38に記憶させ、当該基本語「発作性」の標準表記に相当する「急性」等の類義語にも変換できるようにしたことにより、ICD−10コード又はKコードが割り当てられていない修飾語等からなる基本語が含まれている診断書データを、正式な標準表記からなる正確な表現に修正した修正診断書データを生成することもできる。
また、このコード変換装置20では、傷病名マスタ36及び手術名・処置名マスタ37とは別に、基本語を類義語に変換するための類義語辞書38を作製して記憶させるようにしたことにより、新たに当業者により使用されるに至った基本語とこれに対応する類義語とを類義語辞書38にのみ追加させてゆくことができ、かくして外部機関により作製された標準的な傷病名マスタ36及び手術名・処置名マスタ37の各内容を変更させることなく正確に維持したまま、独自の類義語辞書38を作製できる。
さらに、このコード変換装置20では、傷病名マスタ36の標準傷病名と、手術名・処置名マスタ37の標準手術処置名と、類義語辞書38における基本語とのいずれにも不一致であったコード未変換品詞について、エラーデータを生成し、当該エラーデータを保険会社5に呈示するようにしたことにより、新たにどのような品詞が当業者により慣用されているのかを当該エラーデータを基に容易に把握させることができる。
また、このコード変換装置20では、診断書4の傷病名欄に記入された傷病名だけでなく、診断書4の傷病所見欄に記入された傷病所見全ての文章をテキストデータとした診断書データに対して、コード変換処理を実行するようにしたことにより、治療経過や傷病状態の推移等の傷病所見も含め全ての情報をICD−10コード又はKコードに変換させることができ、かくして傷病所見から得られるICD−10コード又はKコードを基に傷病の細かな分析を行うこともできる。
また、実際にこのコード変換装置20では、当業者が慣用している基本語を収集して、当該基本語が本来表すであろう標準表記と対応付けした類義語辞書38を作製し、このような従来技術において存在しなかった類義語辞書38を用いることによって、現在ある既存の傷病名マスタ36及び手術名・処置名マスタ37を用いたコード変換成功率を、約70%程度から95%程度へと大きく向上させることができた。因みに、この場合、コード変換成功率が5%低下した原因は、作業者による入力ミス等の人為的ミスによるものであった。
また、コード変換装置20では、当業者に慣用され、かつ類義語辞書38の基本語のいずれにも該当しなかったコード未変換品詞の分布状態をグラフ化して表すことにより、現在慣用されているコード未変換品詞の頻出度合いを明確化して、確率論により、頻出度が高いコード未変換品詞を類義語辞書38へ新たに追加してゆく等の対応が可能となる。
(5)他の実施の形態
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例えば診断書4に限らず、入院カルテ、外来カルテ、診療報酬明細書(レセプト)、母子手帳等この他種々の医療関連書類を適用するようにしてもよく、この場合、各医療関係書類に応じて類似語辞書を作製すればよい。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例えば診断書4に限らず、入院カルテ、外来カルテ、診療報酬明細書(レセプト)、母子手帳等この他種々の医療関連書類を適用するようにしてもよく、この場合、各医療関係書類に応じて類似語辞書を作製すればよい。
また、上述した実施の形態においては、類義語辞書13の基本語に類義語を対応付け、傷病名マスタ36等を用いて類義語をICD−10コード等に変換するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、類義語辞書13の基本語にICD−10コード等の識別コードを直接対応付け、傷病名マスタ36等を用いずに類義語辞書13に基づいて直接コード変換するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、医療関連書類としての診断書に記入された文章をテキストデータとした診断書データを用い、当該診断書データの品詞をICD−10コード又はKコードに変換するコード変換装置を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば製品説明書に記載された製品名や取り扱い方法、組み立て方法等の製品に関する各種文章をテキストデータとした説明書データを用い、当該説明書データの品詞を型番コード等に変換するコード変換装置等この他種々のコード変換装置を適用するようにしてもよい。すなわち、入力データについては、医療関連に限定することなく本請求項を満たす、全ての作成マスター(ビジネスメタデータ)について適応可能である。
この場合、例えばコード変換装置20の外部データベース10には、この製品の技術分野において標準表記として用いられるべき正式な製品名(以下、これを単に標準製品名と呼ぶ)と、この標準製品名を示す識別コードとしての型番コードとが対応付けられた製品名マスタが、例えば標準規格として所定の外部機関からダウンロードして記憶され得る。
また、類義語辞書データベース13には、標準製品名や、この製品の技術分野において標準表記として用いられるべき正式な修飾語等この他種々の標準表記を示す類義語と、当該類義語の文字列と語形が異なり、かつこの類義語の替わりに、当該類義語を示す語句として当業者(技術者や販売者等)が慣用している基本語とが対応付けられた類義語辞書が記憶されている
具体的に、この場合、コード変換装置20では、取得した説明書データのゆらぎ語を標準語に変換した後、形態素解析処理を実行することにより説明書データを各品詞毎に分解し、外部データベース10に予め記憶された製品名マスタの標準製品名に品詞を突き合わせてゆき、当該品詞の語形が標準製品名の語形と一致するか否かを判断する。
具体的に、この場合、コード変換装置20では、取得した説明書データのゆらぎ語を標準語に変換した後、形態素解析処理を実行することにより説明書データを各品詞毎に分解し、外部データベース10に予め記憶された製品名マスタの標準製品名に品詞を突き合わせてゆき、当該品詞の語形が標準製品名の語形と一致するか否かを判断する。
コード変換装置20では、品詞が標準製品名の語形と一致すると、製品名マスタに基づいて、当該標準製品名に対応する型番コードに当該品詞を変換し、当該品詞に対応する型番コードを示したコード化済データを生成する。
これに加えて、このコード変換装置では、品詞が標準製品名の語形と不一致であった場合、型番コードに直接変換し得なかったコード未変換品詞を類義語辞書の基本語に突き合わせてゆき、当該コード未変換品詞の語形が基本語の語形と一致するか否かを判断する。
コード変換装置20では、コード未変換品詞の語形が類義語辞書における基本語の語形と一致すると、類義語辞書に基づいて、コード未変換品詞を対応する類義語に変換した後、製品名マスタの標準製品名に対して類義語を突き合わせてゆく。
その結果、コード変換装置20では、これら標準製品名の語形と類義語の語形とが一致すると、当該標準製品名に対応する型番コードに変換し、当該類義語に対応する型番コードを示したコード化済データを生成する。
このように、このコード変換装置20では、説明書データの品詞が、製品名マスタの標準製品名に該当しなくても、当業者が標準製品名に替えて慣用している製品名であれば、類義語辞書に基づいて所定の識別コードに変換でき、かくして、説明書データの所定品詞を所定の型番コードに従来よりも高い確率で変換し得る。
20 コード変換装置
13 類義語辞書データベース(類義語辞書記憶部)
22 ネットワークインターフェイス(取得部、外部情報取得部)
24 形態素解析処理部
25 コード変換処理部(標準マスタ変換部、類義語変換部)
31傷病名マスタデータベース(標準マスタ記憶部)
32 手術名・処置名マスタデータベース(標準マスタ記憶部)
13 類義語辞書データベース(類義語辞書記憶部)
22 ネットワークインターフェイス(取得部、外部情報取得部)
24 形態素解析処理部
25 コード変換処理部(標準マスタ変換部、類義語変換部)
31傷病名マスタデータベース(標準マスタ記憶部)
32 手術名・処置名マスタデータベース(標準マスタ記憶部)
Claims (12)
- 所定の文字列からなる入力データを取得する取得部と、
前記入力データが標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた識別コードに前記入力データを変換し、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記標準表記の替わりに該標準表記を示す語句として慣用されている基本語と前記入力データの語形が一致するか否かを判断し、前記入力データが前記基本語の語形と一致するとき、前記入力データを、該基本語が示す前記標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換するコード変換部と
を備えることを特徴とするコード変換装置。 - 前記標準表記と前記識別コードとが対応付けられた標準マスタを記憶する標準マスタ記憶部と、
前記標準表記と前記基本語とが対応付けられた類義語辞書を記憶する類義語辞書記憶部とを備え、
前記コード変換部は、
前記入力データが前記標準マスタの前記標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた前記識別コードに前記入力データを変換する標準マスタ変換部と、
前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記入力データが前記基本語の語形と一致するか否かを判断して、前記入力データが前記基本語の語形と一致したとき、対応する前記標準表記に該入力データを変換する類義語変換部とを備え、
前記類義語変換部によって変換された前記標準表記を、前記標準マスタ変換部によって前記標準マスタの該標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換する
ことを特徴とする請求項1記載のコード変換装置。 - 前記コード変換部は、
前記入力データが前記基本語の語形と不一致であったとき、エラーデータを生成する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のコード変換装置。 - 前記エラーデータとなった前記入力データのうち、同一の語形からなる前記入力データをカウントして累積数を算出し、前記累積数を基に前記エラーデータとなった前記入力データの分布状態を呈示する
ことを特徴とする請求項3記載のコード変換装置。 - 前記入力データは傷病者毎に作成される医療関連書類における傷病名であり、
前記標準表記及び前記識別コードを所定の医療関連団体から取得する外部情報取得部を備える
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載のコード変換装置。 - 前記入力データを品詞単位に分解する形態素解析処理部を備え、
前記入力データは、前記傷病名と、前記医療関連書類における傷病所見とからなり、
前記コード変換部は、前記品詞単位に前記標準表記及び前記基本語と語形の一致不一致を判断する
ことを特徴とする請求項5記載のコード変換装置。 - 所定の文字列からなる入力データを取得する取得ステップと、
コード変換部によって、前記入力データが標準表記の語形と一致したか否かを判断し、前記入力データが標準表記の語形と一致した場合、該標準表記に対応付けられた識別コードに前記入力データを変換し、前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であった場合、前記標準表記の替わりに該標準表記を示す語句として慣用されている基本語と前記入力データの語形が一致するか否かを判断する第1変換ステップと、
前記コード変換部によって、前記入力データが前記基本語の語形と一致するとき、前記入力データを、該基本語が示す前記標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換する第2変換ステップと
を備えることを特徴とするコード変換方法。 - 前記第1変換ステップは、
前記標準表記と前記識別コードとが対応付けられた標準マスタを標準マスタ記憶部から読み出して、前記入力データが前記標準マスタの前記標準表記の語形と一致すると、標準マスタ変換部によって、該標準表記に対応付けられた前記識別コードに前記入力データを変換し、
前記第2変換ステップは、
前記入力データが前記標準表記の語形と不一致であると、前記標準表記と前記基本語とが対応付けられた類義語辞書を類義語辞書記憶部から読み出し、類義語変換部によって、前記入力データが前記基本語の語形と一致するか否かを判断して、前記入力データが前記基本語の語形と一致したとき、対応する前記標準表記に該入力データを変換し、
前記類義語変換部によって変換された前記標準表記を、前記標準マスタ変換部によって前記標準マスタの該標準表記に対応付けられた前記識別コードに変換する
ことを特徴とする請求項7記載のコード変換方法。 - 前記第2変換ステップは、
前記入力データが前記基本語の語形と不一致であったとき、エラーデータを生成する
ことを特徴とする請求項7又は8記載のコード変換方法。 - 前記第2変換ステップは、
前記エラーデータとなった前記入力データのうち、同一の語形からなる前記入力データをカウントして累積数を算出し、前記累積数を基に前記エラーデータとなった前記入力データの分布状態を呈示する
ことを特徴とする請求項9記載のコード変換方法。 - 前記入力データは傷病者毎に作成される医療関連書類における傷病名であり、
前記取得ステップは、
外部情報取得部によって、前記標準表記及び前記識別コードを所定の医療関連団体から取得する
ことを特徴とする請求項7〜10のうちいずれか1項記載のコード変換方法。 - 前記入力データは、前記傷病名と、前記医療関連書類における傷病所見とからなり、
前記取得ステップの後に、形態素解析処理部によって前記入力データを品詞単位に分解する解析ステップを備え、
前記第1変換ステップ及び前記第2変換ステップは、
前記品詞単位に前記標準表記及び前記基本語と語形の一致不一致を判断する
ことを特徴とする請求項11記載のコード変換方法。
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