JP2013056729A - エレベータ - Google Patents

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Kenji Mizutani
健治 水谷
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Abstract

【課題】ドアの開放時間を調節できるエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータは、昇降路と、前記昇降路内で昇降する乗りかごと、前記昇降路に隣接して各階に設けられる複数の乗場と、前記乗りかご内と前記乗場のそれぞれとの間を仕切るように閉じたり、開いたり可能な複数のドアと、前記ドアの近傍で前記乗場のそれぞれに設けられるドア閉ボタンと、前記ドア閉ボタンが押された際に、開いた状態の前記ドアを閉じるように制御する制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、ドアの開閉時間を調節可能なエレベータに関する。
ドアの開放時間を自動で設定するエレベータの制御装置が存在する。
特開平7−206337号公報
近年、超高層の建物が増加しており、ドアの開放時間の調節に関するニーズが存在していた。
本発明は、ドアの開放時間を調節できるエレベータを提供することを目的とする。
実施形態のエレベータは、昇降路と、前記昇降路内で昇降する乗りかごと、前記昇降路に隣接して各階に設けられる複数の乗場と、前記乗りかご内と前記乗場のそれぞれとの間を仕切るように閉じたり、開いたり可能な複数のドアと、前記ドアの近傍で前記乗場のそれぞれに設けられるドア閉ボタンと、前記ドア閉ボタンが押された際に、開いた状態の前記ドアを閉じるように制御する制御部と、を備える。
第1の実施形態にかかるエレベータの全体構造を示した断面図。 図1に示すエレベータの乗りかごおよび乗場を概略的に示した上面図。 図1に示すエレベータを乗場側から見た正面図。 図1に示すエレベータのドア閉じの過程を示したフローチャート。 図1に示すエレベータにおいて、乗りかごに人が1人だけ乗っている場合のドア閉じ過程を概略的に示した上面図。 図1に示すエレベータにおいて、バックライトが消灯した状態のドア閉ボタンを示した正面図。 図1に示すエレベータにおいて、バックライトが点灯した状態のドア閉ボタンを示した正面図。 図1に示すエレベータにおいて、乗りかごに人が2人乗っている場合のドア閉じ過程を概略的に示した上面図。 図1に示すエレベータにおいて、乗りかごに人が2人乗っている場合のドア閉じ過程の別の例を概略的に示した上面図。 第2の実施形態にかかるエレベータの乗りかごおよび乗場を概略的に示した上面図。 図10に示すエレベータを乗場側から見た正面図。 第2の実施形態の変形例を示した上面図。 第3の実施形態にかかるエレベータを乗場側から見た正面図。 第4の実施形態にかかるエレベータを乗場側から見た正面図。 図14に示すエレベータの乗りかごおよび乗場を概略的に示した上面図。
以下、図1から図9を参照して、エレベータの第1の実施形態について説明する。
図1、図2に示すように、第1の実施形態のエレベータ11は、昇降路12と、昇降路12に隣接して各階に設けられる複数の乗場13と、昇降路12内を昇降する乗りかご14と、乗りかご14内と乗場13のそれぞれとの間に位置する複数のドア15と、昇降路12の上方に設けられた巻上機17と、巻上機17のメインシーブ21に巻き掛けられるとともに一端で乗りかご14に固定されるメインロープ22と、メインロープ22の他端に固定されるつり合い重り23と、乗りかご14の昇降をガイドするメインレール25と、つり合い重り23の昇降をガイドするカウンターレール26と、乗りかご14とつり合い重り23とを連結したコンペンセーティングロープ27と、コンペンセーティングロープ27が巻き掛けられるコンペンセーティングシーブ28と、を備えている。すなわち、本実施形態のエレベータ11は、機械室がない、いわゆるマシンルームレスエレベータで構成される。
複数のドア15は、乗場13のそれぞれに設けられるホールドア18と、乗りかご14側に設けられるかごドア19と、の両方を含んでいる。ホールドア18およびかごドア19のそれぞれは、乗りかご14内と乗場13のそれぞれとの間を仕切るように閉じたり、これらの間を連続させるように開いたり可能である。また、本実施形態のエレベータ11のドア15は、乗りかご14の出入り口の一方側に設けられた戸袋31に収納されて開放される、いわゆる片開きのエレベータである。複数の乗場13は、例えば建物内に設けられているが、例えば乗場13のうちの一部が地下に設けられていてもよい。それぞれの乗場13は、床32と、ホールドア18(ドア15)の周囲に設けられホールドア18の上方および側方を取り囲んでいる三方枠33と、を有している。
図1から図3に示すように、さらに、エレベータ11は、例えば最上階にある乗場13の三方枠33内に収納される制御盤34(制御部)と、乗りかご14に設けられるかご操作盤35(かごコントローラ)と、かご操作盤35と制御盤34とを接続して制御信号を互いに送受信するとともに、乗りかご14に電力を供給するテールコード36と、それぞれの乗場に設けられるインジケータ37と、このインジケータ37に設けられる通常呼びボタン41と、それぞれの乗場13に設けられるドア閉ボタン43と、かご操作盤35内に設けられるとともに、ドア閉ボタン43が操作された際に乗りかご14内の人にかごドア19およびホールドア18が閉じることを報知する報知部44と、を有している。
図1、図2に示すように、制御盤34(制御部)は、インジケータ37、通常呼びボタン41、ドア閉ボタン43、巻上機17、および乗りかご14内のかご操作盤35のそれぞれと接続されており、これらとの間で互いに制御信号をやり取りしている。このため、制御盤34は、エレベータ11の全体を統括的に制御している。通常呼びボタン41は、乗りかご14を当該階の乗場13に呼ぶために利用される。
図3に示すように、ドア閉ボタン43は、各ドア15(特にホールドア18)の近傍の位置、例えば、乗場の三方枠33に設けられている。ドア閉ボタン43は、図6に示すように指で押して操作する一般的ないわゆる押しボタンであるが、図7に示すように、例えば周囲の部分をバックライト等によって発光させることができる。また、本実施形態では、ドア閉ボタン43の周囲の部分を発光させるようにしているが、ドア閉ボタン43自体を発光させてもよい。
また、乗りかご14内にある車椅子を利用する人向けの車椅子用呼びボタン50で乗りかご14の行先階を登録する場合には、行先階にあるドア閉ボタン43は、制御盤34(制御部)によって無効化される。これによって、車椅子を利用する人が乗りかご14から降りる際に、誤ってドア15に挟まれるような事態が防止される。
本実施形態において、報知部44は、スピーカ等で構成されている。報知部44は、例えば、乗場13においてドア閉ボタン43が押された際に、音声によって「ドアが閉まりますのでご注意下さい。」などのアナウンスを行って、乗りかご14内の人に注意を促すことができる。本実施形態では、スピーカ等の音声で乗りかご14内の人に注意を促すものであるが、報知部44としてはこれに限定されるものではない。報知部44は、例えば、かご操作盤35や、その周囲に設けられたモニター等で構成されてもよく、視覚的に乗りかご14内の人に注意を促すようにしてもよい。
続いて、図4等を参照して、本実施形態のエレベータ11におけるドア閉じの過程について説明する。まず、乗りかご14において健常者向けのかご通常呼びボタン49或いは車椅子を利用する人向けの車椅子用呼びボタン50が押されて行先階が登録され、行先の乗場13に乗りかご14が到着すると、乗りかご14に設けられたモータの駆動によってかごドア19およびホールドア18の開き動作がなされる。
このとき、制御盤34は、乗りかご14のかご操作盤35にあるかごドア閉ボタン47(図2参照)の押し込みの有無を確認する(S1)。かごドア閉ボタン47の押し込みがあった場合には、S6に移行する。かごドア閉ボタン47の押し込みがなかった場合には、続いて制御盤34は、乗りかご14が到着した階が車椅子用呼びボタン50で登録された行先階であるかを判定する(S2)。乗りかご14が到着した階が車椅子用呼びボタン50で登録された行先階であった場合には、S6に移行して制御盤34はドア閉ボタン43を無効化する。一方、乗りかご14が到着した階が車椅子用呼びボタン50で登録された行先階でなかった場合には、続いて、乗場13の三方枠33にあるドア閉ボタン43を点滅させる(S3)。この点滅は、図6に示すバックライトの消灯状態と、図7に示すバックライトの点灯状態を一定の時間間隔で切り換えることで行う。このようなドア閉ボタン43の点滅は、かごドア19およびホールドア18が開いている状態でなされる。このようにドア閉ボタン43を点滅させることによって、乗場13に下りた人にドア閉ボタン43を押すことを積極的に促す。
そして、乗場13のドア閉ボタン43が押されなかった場合には、予め定められたドア15の開放時間の経過後にS6に移行する。一方、図5に示すように、乗場13に人が降りて、人が乗場13のドア閉ボタン43を押した場合には、報知部44によって乗りかご14内に上記したようなアナウンスがなされて、乗りかご14内の人に注意を促す(S5)。また、さらに引き続き、S6に移行する。
S6では、制御盤34は、乗りかご14内のかご操作盤35にあるドア開ボタン48(図2参照)が押された否かを判断する。乗りかご14内のドア開ボタン48が押された場合には、かごドア19およびホールドア18を開くS8に移行する。乗りかご14内のドア開ボタンが押されなかった場合には、制御盤34(制御部)は、前記モータを駆動して、かごドア19およびホールドア18の閉じ動作を行う(S7)。なお、ドア閉ボタン43は、乗りかご14が乗場13に着いて最初のかごドア19およびホールドア18の開き動作が完了する前に押されたとしても有効である。このため、その状況でドア閉ボタン43が押された場合には、他の操作(乗りかご14内でドア開ボタン48の押し)がなければ、かごドア19およびホールドア18の開き動作の完了を待つことなく反転して、かごドア19およびホールドア18の閉じ動作が行われる。
この乗場13のドア閉ボタン43が押されることで起動するかごドア19およびホールドア18の閉じ動作の間では、乗りかご14内のドア開ボタン48は有効となっている。このため、乗りかご14内でドア開ボタン48が押された場合にはいつでも反転動作してかごドア19およびホールドア18が開かれる(S8)。かごドア19およびホールドア18の閉じ動作が完了することで、本実施形態のドア閉ボタン43を押すことによるドア閉じの過程が終了となる。
第1の実施形態によれば、エレベータ11は、昇降路12と、昇降路12内で昇降する乗りかご14と、昇降路12に隣接して各階に設けられる複数の乗場13と、乗りかご14内と乗場13のそれぞれとの間を仕切るように閉じたり、開いたり可能な複数のドア15と、ドア15の近傍で乗場13のそれぞれに設けられるドア閉ボタン43と、ドア閉ボタン43が押された際に、開いた状態のドア15を閉じるように制御する制御部と、を備える。
上記の構成による効果について、乗りかご14内の人が1人の場合と、2人以上の場合について説明する。
図5に示すように、例えば乗りかご14内の人が1人の場合には、乗りかご14内に気を使う必要はないが、他の階で待っている人がいると考えた場合には、ドア15の開放時間を短くできる効果がある。また、ドア15の近傍にドア閉ボタン43があるので、乗りかご14から降りる人45がドア閉ボタン43を押しながら降りることができるので、降りる人45にわずらわしさを生ずることもない。これらより、エレベータ11のサービスの質を向上できる。
また、図8に示すように、乗りかご14内に人が2人いたときで、降りる人45がドア15から遠い位置にいたとする。この場合には、降りる人45は、乗りかご14内に残る人46が乗りかご14内のかごドア閉ボタン47を操作すると考えれば、ドア閉ボタン43を押す必要がないかもしれない。しかしながら、例えば、乗りかご14内に残る人46が両手に荷物を持っている場合には、降りる人45がドア閉ボタン43を操作すれば、乗りかご14内に残る人46にわざわざ乗りかご14内のかごドア閉ボタン47を操作させることがない。このため、エレベータ11のサービスの質を向上できる。
さらに、図9に示すように、乗りかご14内に人が2人いたときで、降りる人45がドア15から近い位置にいたとする。この場合には、乗りかご14から降りる人45が降りながらドア閉ボタン43を押せばよい。このようにすれば、ドア15から遠い位置にいた残る人46が、乗りかご14内のボタンを操作するためにわざわざ乗りかご14内のボタン付近まで移動する必要がない。よって、このような場合にもエレベータ11のサービスの質の向上を図ることができる。
また、ドア閉ボタン43は、ドア15が開いている際に点滅する。このため、降りる人45の注意をドア閉ボタン43に向けることができ、ドア閉ボタン43を押すことを積極的に促すことができる。
さらに、エレベータ11は、乗りかご14に設けられるとともに、ドア閉ボタン43が押された際に、ドア15が閉まる旨を乗りかご14内に報知するための報知部44を備える。このため、ドア閉ボタン43によってドア15の閉じ動作を行ったとしても、乗りかご14内の人に危険が及ぶことがない。
また、エレベータ11は、乗りかご14の行先階の乗場13を登録するために乗りかご14に設けられる車椅子用呼びボタン42をさらに備え、行先階が車椅子用呼びボタン50で登録されたときに行先階にあるドア閉ボタン43は無効になる。このため、車椅子の利用者が乗りかご14から降りる際に、ドア閉ボタン43によって車椅子の利用者に危険が及ぶことがない。
続いて、図10、図11を参照して、エレベータの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のエレベータは、ドア閉ボタン43の形状が異なる点で第1の実施形態と構成が異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のエレベータ11は、第1の実施形態と同様に、いわゆる片開きのエレベータである。本実施形態のドア閉ボタン43は、図10、図11に示すように、足で踏んで作動させるスイッチ式のボタンで構成されている。このため、ドア閉ボタン43は、乗場13の床32に設けられており、足の裏で押すことができるように、一般的な成人の足の裏の面積よりも大きい面積で形成されている。ドア閉ボタン43は、例えば方形に形成されているが、形状はこれに限定されるものではない。また、ドア閉ボタン43の方式は、スイッチ式に限定されるものではなく、例えば近接センサやその他のセンサによるセンサ式のものであってもよい。
ドア閉ボタン43は、例えば、ホールドア18(ドア15)の近傍で、乗場13の床32の2箇所に設けられている。ドア閉ボタン43の一方は、戸袋31の近傍に設けられている。ドア閉ボタン43の他方は、戸袋31から遠い位置で、ドア15(かごドア19、ホールドア18)が半開した状態で人が通る位置に設けられている(図11参照)。本実施形態のエレベータ11におけるドア15閉じの過程については、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、ドア閉ボタン43は、ドア15の近傍にある乗場13の床32に設けられるとともに、足で踏むことが可能な大きさである。この構成によれば、例えば乗りかご14から降りる人が両手に荷物を持っている場合などでも、楽にドア閉ボタン43を操作することができる。このため、エレベータ11のサービスの質を向上できる。
また、図12を参照して、第2の実施形態の変形例について説明する。この変形例のエレベータ11は、乗りかご14の出入口の両側に設けられた戸袋31にそれぞれドア15が収納されて開放される、いわゆる両開きのドアである。
本変形例では、ドア閉ボタン43は、ホールドア18(ドア15)の近傍で、乗場13の床32の1箇所に設けられている。また、ドア閉ボタン43は、乗りかご14の出入口の中央部にあたる位置に設けられている。ドア閉ボタン43の形状および大きさは、直前の第2の実施形態のものと同様である。
本変形例によれば、エレベータ11のドア15が両開きの場合には、それに適した位置にドア閉ボタン43を配置することができ、乗りかご14から降りる人が無理なくドア閉ボタン43を操作することができる。
続いて、図13を参照して、エレベータ11の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のエレベータ11は、ドア閉ボタン43の形状が異なる点で第1の実施形態と構成が異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のエレベータ11は、第1の実施形態と同様に、片開きのエレベータである。本実施形態のドア閉ボタン43は、乗場13の三方枠33に設けられている。ドア閉ボタン43は、図13に示すように、肘で押して作動させるスイッチ式のボタンで構成されている。このため、ドア閉ボタン43は、成人の肘に対応する高さに設けられ、成人の肘で押すことができるように十分な大きさで形成されている。ドア閉ボタン43は、例えば方形に形成されているが、形状はこれに限定されるものではない。また、ドア閉ボタン43の方式は、スイッチ式に限定されるものではなく、例えば近接センサやその他のセンサによるセンサ式によるものであってもよい。
第3の実施形態によれば、ドア閉ボタン43は、成人の肘に対応する高さに設けられるとともに、肘で押すことが可能な大きさを有する。この構成によれば、例えば、乗りかご14から降りる人45が両手に荷物を持っていた場合などでも、肘で簡単にドア閉ボタン43を操作することができ、乗りかご14から降りる人45に負担をかけることがない。これによって、エレベータ11のサービスの質を向上できる。
続いて、図14、図15を参照して、エレベータ11の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態のエレベータ11は、ミラー51が設けられる点で第1の実施形態と構成が異なっているが、他の部分は共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のエレベータ11には、後方確認用のミラー51が乗場の三方枠33に設けられている。また、三方枠33には、例えばミラー51を設置するための窪み部52が設けられており、ミラー51が乗りかご14の出入口に突出しないようにしている。また、ミラー51を乗りかご14内に設けるようにしてもよいが、乗りかご14を降りかけている人からは見えにくい(通り過ぎてしまう)ために、三方枠33の位置にミラー51を設けることがより好ましい。
本実施形態によれば、エレベータ11は、乗りかご14内を確認するためのミラー51を乗場13にさらに備える。この構成によれば、例えば、乗りかご14から降りる人が複数人いる場合に、先頭の人53がドア閉ボタン43を操作して、誤って後続する人54をドア15によって挟んでしまうような事態を生ずることを未然に防止できる。このため、エレベータ11のサービスの質を向上できる。
また、エレベータ11は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…エレベータ、12…昇降路、13…乗場、14…乗りかご、15…ドア、32…床、33…三方枠、34…制御盤、41…通常呼びボタン、42…車椅子用呼びボタン、43…ドア閉ボタン、44…報知部、51…ミラー

Claims (8)

  1. 昇降路と、
    前記昇降路内で昇降する乗りかごと、
    前記昇降路に隣接して各階に設けられる複数の乗場と、
    前記乗りかご内と前記乗場のそれぞれとの間を仕切るように閉じたり、開いたり可能な複数のドアと、
    前記ドアの近傍で前記乗場のそれぞれに設けられるドア閉ボタンと、
    前記ドア閉ボタンが押された際に、開いた状態の前記ドアを閉じるように制御する制御部と、
    を備えるエレベータ。
  2. 前記ドア閉ボタンは、前記ドアが開いている際に点滅する請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記乗りかごに設けられるとともに、前記ドア閉ボタンが押された際に、前記ドアが閉まる旨を前記乗りかご内に報知するための報知部を備える請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記乗りかごの行先階の前記乗場を登録するために前記乗りかごに設けられる車椅子用呼びボタンをさらに備え、前記行先階が前記車椅子用呼びボタンで登録されたときに前記行先階にある前記ドア閉ボタンは無効になる請求項3に記載のエレベータ。
  5. 前記乗りかご内を確認するためのミラーを前記乗場にさらに備える請求項4に記載のエレベータ。
  6. 前記ドア閉ボタンは、前記ドアの周囲にある前記乗場の三方枠に設けられる請求項1に記載のエレベータ。
  7. 前記ドア閉ボタンは、成人の肘に対応する高さに設けられるとともに、前記肘で押すことが可能な大きさを有する請求項6に記載のエレベータ。
  8. 前記ドア閉ボタンは、前記ドアの近傍にある前記乗場の床に設けられるとともに、足で踏むことが可能な大きさを有する請求項1に記載のエレベータ。
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