JP2013056427A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013056427A JP2013056427A JP2011194677A JP2011194677A JP2013056427A JP 2013056427 A JP2013056427 A JP 2013056427A JP 2011194677 A JP2011194677 A JP 2011194677A JP 2011194677 A JP2011194677 A JP 2011194677A JP 2013056427 A JP2013056427 A JP 2013056427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- recording medium
- convex tape
- recording
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】記録ヘッドユニット101のノズル面の機能を維持回復するノズル機能維持回復装置200を前記ノズル面に対向させる位置に移動させる進退駆動機構302を備え、進退駆動機構302は、湾曲断面を有して巻き取り習性を付与されたコンベックステープ301と、コンベックステープ301に形成された係合部に係合可能な駆動輪302aを備えた駆動手段302bとから構成され、コンベックステープの巻き取り位置からノズル機能維持回復装置200の進退方向に繰り出される途中に設けられた周回部に前記進退駆動機構302を設けて該コンベックステープ301をノズル機能維持回復装置200が記録ヘッドユニット101に対向する位置に向けて繰り出されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、画像形成とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
すなわち、インクを充填した液室の壁の一部を圧電アクチュエータ等により振動および変位させ、液室内の圧力を高めたうえでインクを吐出する方式である。
これ以外の方式としては、液室内に通電によって発熱する発熱体を設け、発熱体の発熱により生じる気泡によって液室内の圧力を高め、インクを吐出する方式が知られている。
シリアル型は、液滴吐出ヘッドを搭載したキャリッジを用い、このキャリッジを記録用紙の搬送方向と直角な方向にシリアルスキャンさせるとともに記録用紙を記録幅に応じて間欠的に搬送することで搬送と記録(すなわち液滴吐出)とを交互に繰り返すことができる。
ライン型は、記録用紙の1辺の全域に対応して液滴吐出ノズルが配列されているラインヘッドを用いることができ、シリアル方式のような液滴吐出ヘッドを移動させることなく記録用紙のみを搬送するだけで済むのでシリアル方式に比べて高速化できる。
ノズル機能維持回復装置に設定されている機能としては、インクの蒸発を抑えるために、ノズル面を高い密閉性を持たせる保湿用キャップで覆うキャップ機能や、ノズル孔内に発生した気泡などによる吐出不良を記録液の充填圧送により排出する排出回復機能と、ノズル面に付着して液滴の飛翔状態を変化させる原因となる残留インクを払拭するワイピング機能などがある。
つまり、シリアル型を用いる記録ヘッドユニット101は比較的小型であることにより、記録ヘッドユニット101を移動させて維持回復装置と対向させることが可能となる。しかし、記録ヘッドユニット101が大型となるライン型を用いる場合には、記録ヘッドユニット101を移動させるのでなく、駆動機構の大型化などを避ける意味でノズル機能維持回復装置200の方を移動させることになる。
前記記録ヘッドユニットの前記液滴吐出ノズルが設けられたノズル面と、前記被記録媒体との間の相対距離を、第1距離及び前記第1距離より大きい第2距離に変更可能な移動機構と、
前記記録ヘッドユニットの液滴吐出ノズル面に対向する位置に向けて前記被記録媒体の搬送方向に平行して移動可能なノズル機能維持回復装置と
を備え、
前記記録ヘッドユニットは、前記ノズル面と前記被記録媒体との間の相対距離が前記第1距離に配置された状態で、前記被記録媒体を搬送方向に移動させながら前記液滴吐出ノズルから液滴を前記被記録媒体に向けて吐出して前記被記録媒体に印字し、
前記ノズル機能維持回復装置は、前記ノズル面と前記被記録媒体との間の相対距離が前記第2距離に配置された状態で前記ノズル面と前記被記録媒体との間に形成される空間に対して進退可能に移動させる進退駆動機構を有し、
前記進退駆動機構は、長手方向に展張された際の曲げ剛性を強化される湾曲断面を有すると共に繰り出し方向一端が前記ノズル機能維持回復装置に連結されて巻き取り習性を付与されているコンベックステープと、該コンベックステープを前記ノズル面と前記被記録媒体との間の前記空間に向けて繰り出す駆動手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。
図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の一つである、液滴吐出記録装置、いわゆる、記録媒体の一つである用紙Sに対して液滴を着弾させて印字を行うインクジェット記録装置を示している。
つまり、画像形成手段としての記録ヘッドユニット101と、用紙Sを搬送する搬送ベルト102と、用紙Sを収容する給紙トレイ103と、画像が形成された用紙Sが排紙される排紙トレイ104と、ノズル機能維持回復装置200とを備えている。
記録ヘッドユニット101は、上述した第2の距離を持たせた非印字位置に移動した際に、搬送ベルト102との間に後述するノズル機能維持回復装置220をノズル面と対向するように配置できる空間を形成できる位置に移動する。
そして、搬送ベルト102で搬送されながら記録ヘッドユニット101から各色の液滴が吐出されて、塗布された用紙S上に画像が形成され、その後、用紙Sは排紙トレイ104に排出される。
つまり、長手方向一端がノズル維持回復装置200に連結され、長手方向他端が巻き取り装置(図示されず)に取り付けられているコンベックステープ301と、巻き取り状態にあるコンベックステープ301の長手方向一端を繰り出してノズル面と記録媒体として用いられる記録用紙との間の空間に位置させる駆動手段302とを備えている。コンベックステープ301は、例えば、特開2007−33407号公報(参考文献1)、特開2007−57339号公報(参考文献2)に示されているように、長手方向に展張された際の曲げ剛性を強化されるために長手方向と直角な幅方向の断面形状が湾曲形状とされている。
つまり、駆動手段302は、図2に示すように、コンベックステープ301の幅方向中央において長手方向に沿って形成されている複数の係合穴301aに係脱可能な突起からなる係合部302a1を周方向に複数備えた駆動輪302aと駆動輪302aの駆動モータ302bとを備えている。
つまり、図3においてガイド部材303のガイド面303a’は、駆動手段302側での曲率半径R1に対してノズル機能維持回復装置200側での曲率半径R2が小さく(曲率が大きく)されている。
非印字位置に記録ヘッドユニット101が移動しているときには、図4(B)に示すように、ラインヘッド101と搬送ベルト102との間に形成されている空間から退避していたノズル機能維持回復装置200が、空間に向けて移動できる状態とされる。今、便宜上、ノズル機能維持回復装置200が退避している状態を初期状態とする。
駆動モータ302の回転量は、コンベックステープ301の長手方向一端に連結されているノズル機能維持回復装置200が初期状態時の位置、つまり退避位置から記録ヘッドユニット101と搬送ベルト102との間の空間内に位置して記録ヘッドユニット101のノズル面に対向できる位置まで移動させることができる回転量とされている。
退避位置から繰り出されるコンベックステープ301は、ガイド部材303に沿って用紙Sの搬送方向と平行に移動する。
また、図3に示したガイド部材を用いる場合には、ガイド面の湾曲率がノズル機能維持回復装置200を記録ヘッドユニット101と搬送ベルト102との間の空間に近づけるに従って、大きくなることにより、繰り出されたコンベックステープ301の展張面での曲げ剛性、いわゆる座屈剛性が強められることになる。
特に周回部を境にしてコンベックステープ301の巻き取り位置側の展張部の長さをノズル機能維持回復装置の進退ストローク内に納めるようにすれば、接離方向での余分なスペースを設ける必要がなく、これによっても、装置が大型化するのを抑制することができる。
図6は、コンベックステープ(便宜上、符号301’で示す)と駆動手段(便宜上、符号302’で示す)との配置関係を説明するための図2相当の図である。
図6において、コンベックステープ301’の繰り出し方向と直角な方向に相当する幅方向一方端には、コンベックステープ301’の展張方向に沿って複数の歯部(便宜上、符号301a’で示す)が形成されている。
歯部301a’には、これの近傍に配置されている駆動輪(便宜上、符号302a’で示す)に設けられて歯部301a’に噛み合い可能な駆動歯(便宜上、符号302a1’で示す)を備えた駆動モータ302bが設けられている。
コンベックステープ301’は、巻き取り習性に抗して繰り出される際、繰り出し側における幅方向一端に形成された歯部301a’に駆動輪302’側の駆動歯302a’が噛み合うことで繰り出し方向に沿って押し動かされる。
101 記録ヘッドユニット
102 搬送ベルト
200 ノズル機能維持回復装置
300 進退駆動機構
301 コンベックステープ
301a 係合穴
301a’歯部
302b 駆動輪
302b1 係合部
302b1’駆動歯
303 ガイド部材
303a ガイド面
S 用紙
R1,R2 曲率半径
Claims (6)
- 記録用紙等の被記録媒体での1辺の全域に対応して液滴吐出ノズルが配列されたラインヘッド型の記録ヘッドユニットと、
前記記録ヘッドユニットの前記液滴吐出ノズルが設けられたノズル面と、前記被記録媒体との間の相対距離を、第1距離及び前記第1距離より大きい第2距離に変更可能な移動機構と、
前記記録ヘッドユニットの液滴吐出ノズル面に対向する位置に向けて前記被記録媒体の搬送方向に平行して移動可能なノズル機能維持回復装置と
を備え、
前記記録ヘッドユニットは、前記ノズル面と前記被記録媒体との間の相対距離が前記第1距離に配置された状態で、前記被記録媒体を搬送方向に移動させながら前記液滴吐出ノズルから液滴を前記被記録媒体に向けて吐出して前記被記録媒体に印字し、
前記ノズル機能維持回復装置は、前記ノズル面と前記被記録媒体との間の相対距離が前記第2距離に配置された状態で前記ノズル面と前記被記録媒体との間に形成される空間に対して進退可能に移動させる進退駆動機構を有し、
前記進退駆動機構は、長手方向に展張された際の曲げ剛性を強化される湾曲断面を有すると共に繰り出し方向一端が前記ノズル機能維持回復装置に連結されて巻き取り習性を付与されているコンベックステープと、該コンベックステープを前記ノズル面と前記被記録媒体との間の前記空間に向けて繰り出す駆動手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動手段は、該コンベックステープの一部に係脱可能に設けられた駆動伝達部を係合させて前記ノズル維持回復装置が前記空間に向け移動する方向に前記コンベックステープを繰り出すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段は、該コンベックステープの習性により、前記ノズル維持回復装置を前記ノズル面と前記被記録媒体との間の前記空間から退避させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段の駆動伝達部は、前記コンベックステープの面で繰り出し方向に沿って形成された複数の係合穴と、前記コンベックステープの巻き取り位置から前記ノズル機能維持回復装置に至る繰り出し部の途中に設けられている周回部において前記係合穴に係脱可能な係合部を周方向に複数備えた回転可能な駆動輪とで構成されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記駆動手段の駆動伝達部は、前記コンベックステープの繰り出し方向と直角な方向に相当する幅方向一方端に形成された歯部と、前記コンベックステープの展張部において前記歯部に対向して配置され、該歯部に係脱可能な複数の駆動歯を周方向に有する回転可能な駆動部材とで構成されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記コンベックステープは、周回部から繰り出された展張部が前記ノズル機能維持回復装置の移動方向に平行して展張され、該展張部での湾曲率が大きくなる習性を有していることを特徴とする請求項1乃至5のうちの一つに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011194677A JP5803455B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011194677A JP5803455B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013056427A true JP2013056427A (ja) | 2013-03-28 |
JP5803455B2 JP5803455B2 (ja) | 2015-11-04 |
Family
ID=48132756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011194677A Expired - Fee Related JP5803455B2 (ja) | 2011-09-07 | 2011-09-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5803455B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0330973A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-08 | Canon Inc | シリアル記録装置 |
JPH0957988A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-04 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JPH09141880A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2001165217A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Masumi Atsukawa | 密着巻バネ式伸縮アクチュエータ |
JP2008137207A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置 |
JP2010052183A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Brother Ind Ltd | 液体吐出ヘッドのメンテナンス方法、及び液体吐出装置 |
-
2011
- 2011-09-07 JP JP2011194677A patent/JP5803455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0330973A (ja) * | 1989-06-27 | 1991-02-08 | Canon Inc | シリアル記録装置 |
JPH0957988A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-04 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JPH09141880A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Mita Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2001165217A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Masumi Atsukawa | 密着巻バネ式伸縮アクチュエータ |
JP2008137207A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出装置 |
JP2010052183A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Brother Ind Ltd | 液体吐出ヘッドのメンテナンス方法、及び液体吐出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5803455B2 (ja) | 2015-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004216651A (ja) | インクジェット式プリンタ | |
US20150284202A1 (en) | Printing apparatus amd printing method | |
JP2006159556A (ja) | 液体噴射装置および液体噴射装置における液体予備吐出方法 | |
JPH04275155A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5736864B2 (ja) | ラインプリンターの連続用紙印刷方法 | |
JP5047708B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2007055107A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP6069994B2 (ja) | キャップ部材、液体吐出装置、画像形成装置 | |
JP6606984B2 (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置 | |
JP2009214510A (ja) | 液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置 | |
JP2007276147A (ja) | インクジェットプリンタ | |
US6572292B2 (en) | Apparatus and method for transporting print media through a printzone of a printing device | |
JP5803455B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006347039A (ja) | インクジェットプリンタ及びその制御装置 | |
JP2009006685A (ja) | 流体吐出装置及び流体吐出方法 | |
JP2014188925A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5617325B2 (ja) | 流体噴射装置 | |
JP4922069B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6450962B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2013147038A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5021852B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011131563A (ja) | 流体噴射装置、流体受容方法 | |
JP2008068503A (ja) | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP2005194043A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007276915A (ja) | インクジェットプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150817 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5803455 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |