JP2013054142A - 偏光光学装置、光学装置、および投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱変形の影響を低減し、像性能の精度向上を可能とする偏光光学装置を提供する。
【解決手段】偏光素子保持部材は、光源からの光が入射する窓部を形成し、パッキン載置面と摺動面を階段状に配置する。パッキン載置面と摺動面は、ともに額縁形状であり、摺動面がパッキン載置面より一回り小さく、パッキン載置面より一段奥行きのある位置に配置される。摺動面は、矩形の反射型偏光素子の周縁部と当接し、反射型偏光素子を摺動可能に支持する。パッキン載置面は、反射型偏光素子の周縁部を封止するパッキンを載置する。押さえ板金は、概略矩形であり、パッキンを押さえるとともに、板ばねを備えて反射型偏光素子を摺動面の方向に付勢する。偏光素子保持部材は、反射型偏光素子を摺動面に載置した後、パッキンをパッキン載置面に載置する。
【選択図】図6

Description

本技術は、偏光光学装置、光学装置、および投影装置に関する。
映像表示装置の1つであるプロジェクタ(投影装置)は、光源として放電ランプ、画像変調素子としては透過型液晶素子やDMD(Digital Micromirror Device)が多く用いられており、デバイス、光学系とも、さまざまな改良が重ねられてきている。さらに近年では、より高解像度な反射型液晶パネル(反射型光学変調素子)を用いた投射型画像表示装置も実用化されている。
これらプロジェクタの市場において、表示する映像の明るさとコントラストの向上は、優位性を得る重要な要素である。プロジェクタが表示する映像を明るくするために光源の光量を増大させると、光路上にある部品の温度が上昇する。光路上にある部品の温度上昇は、構成部品毎の線膨張係数の相違により光学的な位置関係に誤差を生じ、投影画像の焦点位置の変化や、投影位置の変化として投影画像の映像品質の劣化を生じる。
そのため、プロジェクタの熱対策として、たとえば、偏光板の固定は、ガラスなど線膨張構係数の小さいホルダを用い、ホルダと偏光板の隙間をシリコーンゴム系の接着剤などで防塵を兼ねて周囲を封止することがおこなわれている。
また、接着剤による固定方法に代えて、固定用ばね部材を用いて偏光板(ワイヤグリッド偏光子)を固定する投射型表示装置の提案がある。
特開2008−180856号公報
しかしながら、反射型液晶パネルは、画素ピッチが一段と小さくなり、ホルダと偏光板の線膨張構係数の差が僅かであっても、偏光板の全周に渡って接着固定をおこなうと、異種材料間の線膨張差係数の差に起因して熱による歪みが発生する。そのため、偏光板が光線の反射面上に湾曲を生じるようにして変形し、投影面上でのフォーカスに誤差を生じたり、R、G、Bそれぞれの投影画像にレジずれ(レジストレーションずれ)が生じたりする。
また、固定用ばね部材を用いて偏光板を固定する場合であっても、固定位置、固定方法が異なるが、線膨張係数が相違することに変わりなく、偏光板が3点で固定されることにより、偏光板に歪みを生じる。
本技術は、このような点に鑑みてなされたものであり、熱変形の影響を低減し、像性能の精度向上を可能とする偏光光学装置、光学装置、および投影装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、偏光光学装置は、反射型偏光素子と、偏光素子保持部材と、付勢部と、を備える。反射型偏光素子は、所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる。偏光素子保持部材は、反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、反射型偏光素子を保持する。付勢部は、反射型偏光素子を、摺動支持面を摺動可能にして摺動支持面に向けて付勢する。
また、上記課題を解決するために、光学装置は、複数の偏光光学装置と、色合成プリズムと、を備える。複数の偏光光学装置は、反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する。色合成プリズムは、複数の偏光光学装置から偏光成分光を入射して合成出力する。
さらに、この偏光光学装置は、反射型偏光素子と、偏光素子保持部材と、付勢部と、を備える。反射型偏光素子は、所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる。偏光素子保持部材は、反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、反射型偏光素子を保持する。付勢部は、反射型偏光素子を、摺動支持面を摺動可能にして摺動支持面に向けて付勢する。
また、上記課題を解決するために、投影装置は、光源と、分離光学系と、反射型光変調素子と、光学装置と、投影部と、を備える。分離光学系は、光源からの出射光を、波長帯域にしたがい分離する。複数の反射型光変調素子は、波長帯域にしたがい分離された入射光を光変調して反射する。光学装置は、波長帯域にしたがい分離された光を、反射型光変調素子により光変調した後に合成して出射する。投影部は、光学装置からの出射光を投影出力する。
さらに、この光学装置は、複数の偏光光学装置と、色合成プリズムと、を備える。複数の偏光光学装置は、反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する。色合成プリズムは、複数の偏光光学装置から偏光成分光を入射して合成出力する。
さらに、この偏光光学装置は、反射型偏光素子と、偏光素子保持部材と、付勢部と、を備える。反射型偏光素子は、所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる。偏光素子保持部材は、反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、反射型偏光素子を保持する。付勢部は、反射型偏光素子を、摺動支持面を摺動可能にして摺動支持面に向けて付勢する。
上記の偏光光学装置、光学装置、および投影装置によれば、熱変形の影響を低減し、像性能の精度向上を可能とする。
実施形態の投影装置の構成例を示す図である。 実施形態の光学装置の斜視図である。 実施形態の光学装置の分解斜視図である。 実施形態のプリズムユニットの一部分解斜視図である。 実施形態の色合成プリズムと偏光光学装置の分解斜視図である。 実施形態の偏光光学装置の分解斜視図である。 実施形態の偏光素子保持部材とパッキンの概観を示す図である。 実施形態の押さえ板金の概観を示す図である。 実施形態の偏光光学装置の斜視図である。 実施形態の偏光光学装置のA−A断面図である。 実施形態の偏光光学装置のB−B断面図である。 実施形態の偏光光学装置のC−C断面図である。 実施形態の偏光光学装置をプリズムブロックに当接した時のD−D断面図である。
以下、本技術の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施形態の投影装置の全体構成について図1を用いて説明する。図1は、実施形態の投影装置の構成例を示す図である。
投影装置1は、光源2、リフレクタ3、フライアイレンズ4、フライアイレンズ5、偏光ビームスプリッタ(偏光素子)6、コンデンサーレンズ7、分離合成光学系、および投影レンズ(投射光学系)16を有している。
光源2は、たとえば、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどのHID(High Intensity Discharge)ランプであり、白色光を出射する。光源2は、リフレクタ3の焦点位置に配置され、光源2から出射した白色光をリフレクタ3で反射して略平行光を生成する。
フライアイレンズ(第1のフライアイレンズ)4、フライアイレンズ(第2のフライアイレンズ)5は、リフレクタ3で反射した略平行光を入射し、偏光ビームスプリッタ6に出射する。フライアイレンズ4およびフライアイレンズ5は、後述する反射型光変調素子14に入射する光の照度を均一化する。
偏光ビームスプリッタ6は、出射光の偏光軸を所定方向に揃える。たとえば、s偏光とp偏光を含む光を入射して、p偏光を出射する。コンデンサーレンズ7は、偏光ビームスプリッタ6の出射光を入射して集光する。コンデンサーレンズ7を出射した白色光は、分離合成光学系に入射する。
分離合成光学系は、コンデンサーレンズ7からの入射光をRGB(赤色、緑色、青色)に分離し、各光を反射型光変調素子14で空間変調した後に合成して、その出射光により投影画像を形成する。分離合成光学系は、ダイクロイックミラー8、ダイクロイックミラー9、ミラー(反射ミラー)10、フィールドレンズ11、反射型偏光素子12、光学補償素子13、反射型光変調素子14、および色(光)合成プリズム15を有している。反射型光変調素子14は、赤色波長帯域の光を空間変調する反射型光変調素子14R、緑色波長帯域の光を空間変調する反射型光変調素子14G、青色波長帯域の光を空間変調する反射型光変調素子14Bがある。
ダイクロイックミラー8およびダイクロイックミラー9は、RGBの各光をその波長帯域により選択的に透過、または反射する。ダイクロイックミラー8は、赤色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域および青色波長大域の光を反射する。ダイクロイックミラー9は、青色波長大域の光を透過し、緑色波長帯域の光を反射する。これにより、白色光は、RGBの3色に色分離される。ミラー10は、赤色波長帯域の光を反射する。
色分離した光束は、フィールドレンズ11、反射型偏光素子12にそれぞれ入射し、それぞれ反射型光変調素子14R、反射型光変調素子14G、および反射型光変調素子14Bを照明する。反射型偏光素子12は、たとえば、偏光ビームフィルタやワイヤグリッド偏光板とすることができる。
反射型光変調素子14R、反射型光変調素子14G、および反射型光変調素子14Bで光変調されたRGBの各光は、光学補償素子13で光学補償(位相変調量の微調整)された後、反射型偏光素子12に入射する。光学補償素子13は、より好適な光学補償を得るため、対となる反射型光変調素子14に対して所定の傾きを有して設けられる。再度、反射型偏光素子12に入射したRGBの各光は、光変調の度合いにより、一部は透過して光源2の方向に戻り、一部は反射して色合成プリズム15に入射する。なお、光学補償素子13は、その材料として、たとえば、サファイア、水晶、TAC(トリアセチルセルロース)などの各種材料を用いることができる。
色合成プリズム15は、緑色波長帯域の入射光を透過し、赤色波長帯域および青色波長帯域の入射光を投影レンズ16方向に反射するように構成されている。色合成プリズム15は、たとえば、複数のガラスプリズム(4つの略同形状の直角二等辺プリズム)を接合することによって構成されており、各ガラスプリズムの接合面には、所定の光学特性を有する2つの干渉フィルタが形成されている。第1干渉フィルタは、青色波長帯域の入射光を反射し、赤色波長帯域および緑色波長帯域の入射光を透過する。第2干渉フィルタは、赤色波長帯域の入射光を反射し、緑色波長帯域および青色波長帯域の入射光を透過する。したがって、反射型光変調素子14R、反射型光変調素子14G、および反射型光変調素子14Bによって変調されたRGBの各光は、色合成プリズム15で合成されて、投影レンズ16に入射する。
投影レンズ16は、分離合成光学系からの出射光を所定の倍率に拡大してスクリーン(図示せず)に映像を投影する。
次に、実施形態の光学装置の概観について図2、図3を用いて説明する。図2は、実施形態の光学装置の斜視図である。図3は、実施形態の光学装置の分解斜視図である。
光学装置100は、ダイクロイックミラー8、ダイクロイックミラー9、ミラー(反射ミラー)10、フィールドレンズ11とともに、投影装置1の分離合成光学系を構成する。光学装置100は、RGB(赤色、緑色、青色)に色分離された各光を反射型光変調素子14で空間変調した後に合成して、その出射光により投影画像を形成する。
光学装置100は、プリズムユニット150と、第1反射パネルユニット(第1光変調ユニット)200aと、第2反射パネルユニット(第2光変調ユニット)200bと、第3反射パネルユニット(第3光変調ユニット)200cを備える。
第1反射パネルユニット200aは、反射型光変調素子14Bを備え、青色波長帯域の光変調をおこなう。第2反射パネルユニット200bは、反射型光変調素子14Gを備え、緑色波長帯域の光変調をおこなう。第3反射パネルユニット200cは、反射型光変調素子14Rを備え、赤色波長帯域の光変調をおこなう。
3つの反射パネルユニット(第1反射パネルユニット200a、第2反射パネルユニット200b、第3反射パネルユニット200c)200は、光学補償素子13と反射型光変調素子14をパネルホルダに保持する。反射パネルユニット200は、額縁状のパネルホルダ201の上縁部と下縁部にそれぞれ固着部材203を備える。
次に、実施形態のプリズムユニット150の概観について図4を用いて説明する。図4は、実施形態のプリズムユニットの一部分解斜視図である。
プリズムユニット150は、色合成プリズム15と、色合成プリズム15の周囲三方に配置された3つの偏光光学装置300を備える。色合成プリズム15と、3つの偏光光学装置300は、上部支持プレート101と下部支持プレート102の間に挟まれて支持される。
このとき、3つの偏光光学装置300のうちの1つは、他の2つと天地方向を違えて支持される。そのため、天地方向の異なる偏光光学装置300は、スペーサプレート106を介装して上部支持プレート101と下部支持プレート102の間に支持される。また、その余の2つの偏光光学装置300は、スペーサプレート107(1つは図示されず)を介装して上部支持プレート101と下部支持プレート102の間に支持される。
上部支持プレート101と下部支持プレート102は、3つの反射パネルユニット200の取付位置のそれぞれに固着部材103を備える。固着部材103は、プリズムユニット150に対して、3つの反射パネルユニット200の取付位置を調整後、対応する固着部材203とそれぞれ接着して固定される。また、上部支持プレート101と下部支持プレート102は、投影レンズ16とプリズムユニット150の位置関係を決めるプリズム位置決め部品104を備える。
次に、実施形態の色合成プリズム15と、色合成プリズム15の周囲三方に配置された3つの偏光光学装置300の概観について、図5を用いて説明する。図5は、実施形態の色合成プリズムと偏光光学装置の分解斜視図である。
色合成プリズム15は、プリズムブロック110の偏光光学装置300を配置する3つの側面のそれぞれに偏光板111とガラス板(入射ガラス)112を備える。偏光板111は、プリズムブロック110とガラス板112に挟まれて備えられる。偏光板111とガラス板112は、プリズムブロック110の側面と同様に、それぞれ矩形である。大きさは、プリズムブロック110の側面>偏光板111>ガラス板112の関係にある。ガラス板112は、パッキン307の窓部360を形成する内周部より小さく、パッキン307と干渉しないようになっている。偏光光学装置300と色合成プリズム15は、パッキン307を挟持するようにして組付けられる。
偏光光学装置300は、反射型偏光素子12を備えて光源2からの光を入射する面(第1面)と、反射型光変調素子が臨む面(第2面)と、光変調した光を色合成プリズム15に出射する面(第3面)を側面とする略三角柱状の柱状体である。
次に、実施形態の偏光光学装置300の構成、および偏光素子保持部材304への反射型偏光素子12、パッキン302、および押さえ板金301の取り付け構造について、図
6から図13を用いて説明する。図6は、実施形態の偏光光学装置の分解斜視図である。図7は、実施形態の偏光素子保持部材とパッキンの概観を示す図である。図8は、実施形態の押さえ板金の概観を示す図である。図9は、実施形態の偏光光学装置の斜視図である。図10は、実施形態の偏光光学装置のA−A断面図である。図11は、実施形態の偏光光学装置のB−B断面図である。図12は、実施形態の偏光光学装置のC−C断面図である。図13は、実施形態の偏光光学装置をプリズムブロックに当接した時のD−D断面図である。
偏光光学装置300は、押さえ板金301、パッキン302、反射型偏光素子12、偏光素子保持部材304、変調素子側カバー305、スカート(パッキン)306を備える。
偏光素子保持部材304は、上面および下面を台形(略三角形)状とするアルミニウム製の筺体である。偏光素子保持部材304は、熱伝導性の良いアルミニウムを用いることで、偏光素子保持部材304からの放熱性を高めるとともに、偏光光学装置300の容積内の温度分布を均一化する。
偏光素子保持部材304は、上面と下面に、上部支持プレート101および下部支持プレート102に支持されるための所要のボスやビス孔を備える。また、偏光素子保持部材304は、下部支持プレート102との間にスペーサプレート106,107を介装するための所要のボスを備える。
偏光素子保持部材304は、側面の1つに額縁状にパッキン載置面311を配し、光源2からの光が入射する窓部313を形成する。偏光素子保持部材304は、その余の2面(反射型光変調素子が臨む面、光変調した光を色合成プリズム15に出射する面)には、2面の境界を区切る柱を備えず、それぞれの面にコ字状に枠体が臨む。
偏光素子保持部材304は、光源2からの光が入射する面に、パッキン載置面311と摺動面314を階段状に配置する。パッキン載置面311と摺動面314は、ともに額縁形状であり、摺動面314がパッキン載置面311より一回り小さく、パッキン載置面311より一段奥行きのある位置に配置される。偏光素子保持部材304は、光源2からの光が入射する面の一側に押さえ板金301と係合する押さえ板金係合部315を上端と下端に1か所ずつ備える。
摺動面314は、矩形の反射型偏光素子12の周縁部と当接し、反射型偏光素子12を摺動可能に支持する。ガイド316は、摺動面314に臨む突起状であり、横方向に複数(たとえば、左右2個ずつ)設けられる。ガイド316は、反射型偏光素子12の偏光軸の傾きに変位が生じないよう摺動を案内する。なお、摺動面314は、摺動性を高めるための表面処理(たとえば、鏡面仕上げ、潤滑コーティングなど)をしてもよい。
パッキン載置面311は、パッキン302を載置する。パッキン載置面311は、上部2か所、下部2か所の合計4か所にボス312を備え、上部と下部の中心付近にそれぞれ1か所、合計2か所のネジ孔310を備える。
パッキン302は、弾性を有する素材(たとえば、ゴムなど)により形成され、反射型偏光素子12の周縁部を封止する。パッキン302は、概略矩形の額縁状で4隅にボス孔340を備え、上下2か所の外周側にネジ孔310を逃げる切欠きを備える。パッキン302は、反射型偏光素子12の外形より小さな窓部341を有し、窓部341を形成する内周側の上下2か所に板ばね355との干渉を避ける切欠きを備える。
押さえ板金301は、アルミニウムなどの金属製であって薄板状である。押さえ板金301は、概略矩形であり、パッキン302を押さえるとともに、板ばね355を備えて反射型偏光素子12を摺動面314の方向に付勢する。
押さえ板金301は、一側の上端および下端に係止部352を備える。押さえ板金301は、額縁状の窓枠部351の4隅にボス孔353を備え、上辺の略中央および下辺の略中央にそれぞれ調整孔357を備える。窓部350は、係止部352を備える一側側を上底とする略台形状である。
板ばね355は、窓枠部351の調整孔357近傍から板ばね支持部354に支持されて窓部350に臨む。板ばね355は、板ばね支持部354から反射型偏光素子12の方向に曲がっていて、先端近傍で反射型偏光素子12と反対方向に折れ曲がった付勢部356を備える。
付勢部356は、折れ曲がった板幅の線状にて反射型偏光素子12と当接し、反射型偏光素子12を摺動面314の方向に付勢する。付勢部356の付勢力は、反射型偏光素子12を摺動面314に固定するものではなく、反射型偏光素子12が摺動面314を摺動可能な程度である。
付勢部356の付勢力は、調整孔357を挿通するネジ390の締め付け量によって調整可能である。調整孔357は、板ばね355を支持する板ばね支持部354の近傍に備えられることから、付勢部356の付勢力は、ネジ390の締め付け量に応答した調整が容易である。
付勢部356は、表面処理(たとえば、ニッケルメッキ)により、反射型偏光素子12との摺動性を向上させる。なお、付勢部356は、反射型偏光素子12と線状に当接する例を示したが、点状であってもよい。なお、押さえ板金301は、板ばね355に限らず、その他の付勢手段(たとえば、ゴムなどの弾性体や、コイルばねなど)を用いて反射型偏光素子12を付勢するようにしてもよい。
偏光素子保持部材304は、反射型偏光素子12を摺動面314に載置した後、パッキン302をパッキン載置面311に載置し、押さえ板金301の係止部352を押さえ板金係合部315に係合させる。このとき、偏光素子保持部材304は、パッキン302のボス孔340と、押さえ板金301のボス孔353にボス312を挿通して、パッキン302と、押さえ板金301を位置決めする。偏光素子保持部材304は、押さえ板金301の調整孔357にネジ390を挿通して、ネジ孔310にネジ390を螺合して、反射型偏光素子12、パッキン302、および押さえ板金301を取り付ける。
これにより、偏光光学装置300は、反射型偏光素子12の周縁の防塵性能を有しながら、反射型偏光素子12の摺動により反射型偏光素子12および反射型偏光素子12を保持する部品(押さえ板金301、偏光素子保持部材304など)との線膨張率の違いにもとづく変形量の差分を吸収する。このように、従来固定されていた反射型偏光素子と異なり、偏光光学装置300は、反射型偏光素子12の変形にともなう歪みが低減可能であり、投射画像上でのフォーカス面、ならびに画素位置のずれを改善する。
また、偏光光学装置300は、反射型偏光素子12を接着固定しないので、リワークが容易となり、製造コストの低減を図ることができる。また、偏光光学装置300は、反射型偏光素子12を保持と、反射型偏光素子12の周縁部の封止とを、比較的安価に構成可能である。
偏光素子保持部材304は、上面と下面に、係止爪317をそれぞれ2つずつ備え、変調素子側カバー305の係合部330と係合する。変調素子側カバー305は、窓部332を有し、窓部332にスカート306を嵌装する。
スカート306は、反射型光変調素子14が臨む窓部333を有する。スカート306は、変調素子側カバー305と反射パネルユニット200との間を封止する筒状の封止部材である。スカート306は、弾性を有し、大きく変形可能なことにより、反射パネルユニット200の取付位置の調整量が比較的大きな場合にも封止構造を維持可能である。
変調素子側カバー305は、低線膨張率よりも放熱性を指向したアルミニウム製である。変調素子側カバー305は、偏光素子保持部材304の反射型光変調素子14が臨む面に係合し、反射型光変調素子14が臨む面と、色合成プリズム15への光出射面とをパッキン押さえ部331により区切る。
偏光素子保持部材304は、色合成プリズム15への光出射面に、コ字状に枠体が臨む。色合成プリズム15への光出射面は、コ字状の枠体と、パッキン押さえ部331とにより額縁状の枠体を形成する。偏光光学装置300は、偏光素子保持部材304のコ字状の枠体と、パッキン押さえ部331とにより、パッキン307を色合成プリズム15に押さえつける。
偏光素子保持部材304は、色合成プリズム15を臨むコ字状の枠体の端部2か所と、角部2か所にプリズム当接面320を備える。プリズム当接面320は、パッキン押さえ部321から突設したボス状突起物の先端面である。プリズム当接面320が色合成プリズム15のプリズムブロック110に当接することで、色合成プリズム15に対して偏光光学装置300が高精度に位置決めされる。
パッキン307は、弾性を有する素材(たとえば、ゴムなど)により形成され、プリズムブロック110と偏光光学装置300との間を封止する。パッキン307は、概略矩形の額縁状で4つの角部に、プリズム当接面320との干渉を避ける切欠きを備える。
このようにして、偏光光学装置300は、反射型偏光素子12から反射パネルユニット200まで、また、反射パネルユニット200から色合成プリズム15までの防塵空間を確保しながら、反射型偏光素子12の熱変形の影響を低減した。これにより、偏光光学装置300は、高精度な像性能(面内フォーカス、画素位置)状態を実現する。
なお、付勢部356が反射型偏光素子12と当接する実施形態について説明したが、付勢部356がパッキン302と当接して反射型偏光素子12を付勢するようにしてもよい。すなわち、反射型偏光素子12は、摺動面314とパッキン302との間を摺動する。この場合、パッキン302の表面に摺動性を高めるための表面処理(潤滑コーティングなど)をしてもよい。
また、4つの付勢部356が反射型偏光素子12と当接する実施形態について説明したが、付勢部356の数は、反射型偏光素子12の摺動性を妨げない範囲で、1または2以上の数を設けることができる。たとえば、偏光光学装置300は、1つ、2つ、または4つの付勢部356を設ける。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
を備える偏光光学装置。
(2)前記偏光素子保持部材と、前記付勢部を有する押さえ部材とに挟持され、前記反射型偏光素子の周縁部を封止する反射型偏光素子封止部材を備える前記(1)記載の偏光光学装置。
(3)前記付勢部は、前記押さえ部材の窓部を形成する窓枠部から突設する支持部に支持されて窓部に臨む前記(2)記載の偏光光学装置。
(4)前記付勢部の付勢力を調整する調整部を備える前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の偏光光学装置。
(5)前記摺動支持面は、前記反射型偏光素子の周縁部を支持する前記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の偏光光学装置。
(6)前記反射型偏光素子は、矩形であって、
前記摺動支持面は、前記反射型偏光素子の4辺を支持する前記(5)記載の偏光光学装置。
(7)前記偏光素子保持部材は、前記反射型偏光素子の面方向の摺動を案内する案内部を備える前記(5)または(6)記載の偏光光学装置。
(8)前記偏光素子保持部材は、
前記反射型偏光素子が反射した前記偏光成分光を色合成プリズムに向けて出射する矩形の出射面と、
前記出射面を形成する枠の隅部に位置して前記色合成プリズムと当接する複数の色合成プリズム当接面と、
を備える前記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の偏光光学装置。
(9)前記偏光素子保持部材は、前記出射面を形成する枠体を有し、
前記色合成プリズム当接面は、前記枠体から突設する前記(8)記載の偏光光学装置。
(10)前記枠体は、前記反射型光変調素子が臨む方向を開放したコ字状である前記(9)記載の偏光光学装置。
(11)前記偏光素子保持部材の前記反射型光変調素子が臨む面に、前記反射型光変調素子が臨む窓部を有するカバー部材を備える前記(10)記載の偏光光学装置。
(12)反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する複数の偏光光学装置と、
複数の前記偏光光学装置から前記偏光成分光を入射して合成出力する色合成プリズムと、を備え、
前記偏光光学装置は、
所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
を備える光学装置。
(13)前記偏光素子保持部材と前記色合成プリズムとに挟持され、前記偏光素子保持部材と前記色合成プリズムの間を封止する色合成プリズム封止部材と、
前記偏光素子保持部材の前記反射型光変調素子が臨む面に前記反射型光変調素子が臨む窓部を有するとともに、前記色合成プリズム側の一側で前記色合成プリズム封止部材を押圧するカバー部材と、
を備え、
前記偏光素子保持部材は、
前記反射型偏光素子が反射した前記偏光成分光を前記色合成プリズムに向けて出射する矩形の出射面と、
前記出射面を形成するとともに、前記色合成プリズム封止部材を押圧する、前記反射型光変調素子が臨む方向を開放したコ字状の枠体と、
前記出射面を形成する枠の隅部に位置するとともに前記枠体から突設して前記色合成プリズムと当接する複数の色合成プリズム当接面と、
を備える前記(12)記載の光学装置。
(14)光源と、
前記光源からの出射光を、波長帯域にしたがい分離する分離光学系と、
波長帯域にしたがい分離された入射光を光変調して反射する複数の反射型光変調素子と、
波長帯域にしたがい分離された光を、前記反射型光変調素子により光変調した後に合成して出射する光学装置と、
前記光学装置からの出射光を投影出力する投影部と、
を備え、
前記光学装置は、
前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する複数の偏光光学装置と、
複数の前記偏光光学装置から前記偏光成分光を入射して合成出力する色合成プリズムと、を備え、
前記偏光光学装置は、
所定の偏光成分光を透過させて前記反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
を備える投影装置。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1……投影装置、2……光源、3……リフレクタ、4,5……フライアイレンズ、6……偏光ビームスプリッタ、7……コンデンサーレンズ、8,9……ダイクロイックミラー、10……ミラー、11……フィールドレンズ、12……反射型偏光素子、13……光学補償素子、14,14R,14G,14B……反射型光変調素子、15……色合成プリズム、16……投影レンズ、100……光学装置、101……上部支持プレート、102……下部支持プレート、103,203……固着部材、104……プリズム位置決め部品、106,107……スペーサプレート、110……プリズムブロック、111……偏光板、112……ガラス板、150……プリズムユニット、200,200a,200b,200c……反射パネルユニット、201……パネルホルダ、300……偏光光学装置、301……押さえ板金、302,307……パッキン、304……偏光素子保持部材、305……変調素子側カバー、306……スカート、310……ネジ孔、311……パッキン載置面、312……ボス、313,332,333,341,350,360……窓部、314……摺動面、315……押さえ板金係合部、316……ガイド、317……係止爪、320……プリズム当接面、321,331……パッキン押さえ部、330……係合部、340,353……ボス孔、351……窓枠部、352……係止部、354……板ばね支持部、355……板ばね、356……付勢部、357……調整孔、390……ネジ

Claims (14)

  1. 所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
    前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
    前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
    を備える偏光光学装置。
  2. 前記偏光素子保持部材と、前記付勢部を有する押さえ部材とに挟持され、前記反射型偏光素子の周縁部を封止する反射型偏光素子封止部材を備える請求項1記載の偏光光学装置。
  3. 前記付勢部は、前記押さえ部材の窓部を形成する窓枠部から突設する支持部に支持されて窓部に臨む請求項2記載の偏光光学装置。
  4. 前記付勢部の付勢力を調整する調整部を備える請求項2記載の偏光光学装置。
  5. 前記摺動支持面は、前記反射型偏光素子の周縁部を支持する請求項1記載の偏光光学装置。
  6. 前記反射型偏光素子は、矩形であって、
    前記摺動支持面は、前記反射型偏光素子の4辺を支持する請求項5記載の偏光光学装置。
  7. 前記偏光素子保持部材は、前記反射型偏光素子の面方向の摺動を案内する案内部を備える請求項5記載の偏光光学装置。
  8. 前記偏光素子保持部材は、
    前記反射型偏光素子が反射した前記偏光成分光を色合成プリズムに向けて出射する矩形の出射面と、
    前記出射面を形成する枠の隅部に位置して前記色合成プリズムと当接する複数の色合成プリズム当接面と、
    を備える請求項1記載の偏光光学装置。
  9. 前記偏光素子保持部材は、前記出射面を形成する枠体を有し、
    前記色合成プリズム当接面は、前記枠体から突設する請求項8記載の偏光光学装置。
  10. 前記枠体は、前記反射型光変調素子が臨む方向を開放したコ字状である請求項9記載の偏光光学装置。
  11. 前記偏光素子保持部材の前記反射型光変調素子が臨む面に、前記反射型光変調素子が臨む窓部を有するカバー部材を備える請求項10記載の偏光光学装置。
  12. 反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する複数の偏光光学装置と、
    複数の前記偏光光学装置から前記偏光成分光を入射して合成出力する色合成プリズムと、を備え、
    前記偏光光学装置は、
    所定の偏光成分光を透過させて反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
    前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
    前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
    を備える光学装置。
  13. 前記偏光素子保持部材と前記色合成プリズムとに挟持され、前記偏光素子保持部材と前記色合成プリズムの間を封止する色合成プリズム封止部材と、
    前記偏光素子保持部材の前記反射型光変調素子が臨む面に前記反射型光変調素子が臨む窓部を有するとともに、前記色合成プリズム側の一側で前記色合成プリズム封止部材を押圧するカバー部材と、
    を備え、
    前記偏光素子保持部材は、
    前記反射型偏光素子が反射した前記偏光成分光を前記色合成プリズムに向けて出射する矩形の出射面と、
    前記出射面を形成するとともに、前記色合成プリズム封止部材を押圧する、前記反射型光変調素子が臨む方向を開放したコ字状の枠体と、
    前記出射面を形成する枠の隅部に位置するとともに前記枠体から突設して前記色合成プリズムと当接する複数の色合成プリズム当接面と、
    を備える請求項12記載の光学装置。
  14. 光源と、
    前記光源からの出射光を、波長帯域にしたがい分離する分離光学系と、
    波長帯域にしたがい分離された入射光を光変調して反射する複数の反射型光変調素子と、
    波長帯域にしたがい分離された光を、前記反射型光変調素子により光変調した後に合成して出射する光学装置と、
    前記光学装置からの出射光を投影出力する投影部と、
    を備え、
    前記光学装置は、
    前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を出射する複数の偏光光学装置と、
    複数の前記偏光光学装置から前記偏光成分光を入射して合成出力する色合成プリズムと、を備え、
    前記偏光光学装置は、
    所定の偏光成分光を透過させて前記反射型光変調素子に入射させ、前記反射型光変調素子が光変調した偏光成分光を反射させる反射型偏光素子と、
    前記反射型偏光素子を面方向に摺動可能にして支持する摺動支持面を有し、前記反射型偏光素子を保持する偏光素子保持部材と、
    前記反射型偏光素子を、前記摺動支持面を摺動可能にして前記摺動支持面に向けて付勢する付勢部と、
    を備える投影装置。
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