JP2017102478A - 液晶表示ユニット及び投射型表示装置 - Google Patents
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Description
前記液晶表示素子は、光を変調する。
前記ホルダー部は、保持部と、連結部と、減衰部と、複数の貫通孔とを有する。
前記保持部は、前記液晶表示素子を保持する。
前記連結部は、前記保持部と一体的に形成され、前記液晶表示素子の位置を固定する固定部材に連結される。
前記減衰部は、前記連結部から前記保持部までの領域に形成され、前記連結部から前記保持部へ伝わる力を減衰させる。
前記複数の貫通孔は、前記連結部に形成され、一部が開放された切欠貫通孔を含み、前記固定部材との連結のための連結部材が挿入される。
この液晶表示ユニットでは、保持部が有する第1の厚みよりも小さい第2の厚みで減衰部が形成される。減衰部として厚みが小さい部分が形成されることで、保持部への力が減衰される。
このように保持部に連結される連結部が、減衰部として形成されてもよい。これにより保持部へと伝わる力を十分に減衰させることが可能となる。
このように第2の厚みを第1の厚みの少なくとも1/2以下とすることで、保持部への力を十分に減衰させることができる。
このように減衰部が形成された2つの長辺部により、液晶表示素子が保持されてもよい。減衰部により、外力による保持部の変形や、熱膨張等による位置ずれが防止される。この結果、投射される画像の劣化やレジストレーションのずれを防止することが可能となる。
これにより、長辺部の延在方向への膨張等を十分に吸収することが可能となる。
このように2つの長辺部の同じ側の端部に切欠貫通孔が形成されてもよい。
このように1つの長辺部の両端部に切欠貫通孔が形成されてもよい。これにより熱膨張等を十分に吸収することが可能となる。
このようにフレキの接続方向に延在するように、液晶表示素子を保持する2つの長辺部が形成されてもよい。
このようにホルダー部の中央の領域にて保持部が形成され、四隅に形成された4つの連結部により、ホルダー部が固定部材に連結されてもよい。この場合でも、連結部から保持部までの領域に減衰部が形成される、又は連結部が減衰部として形成されることで、外力や熱よる影響を防止することが可能となる。
[投射型表示装置]
図1は、本技術の第1の実施形態に係る投射型表示装置の概略的な構成を示す図である。投射型表示装置1は、赤色光、緑色光、及び青色光(RGBの各色光)ごとに光を変調し、その色ごとの変調光(画像)を合成することでカラー画像を投影して表示する。投射型表示装置1は、例えばデジタルシネマ用のプロジェクタとして用いられる。その他の用途に用いられる表示装置においても本技術は適用可能である。
図2及び図3は、本実施形態に係る液晶表示ユニット30の概略的な構成を示す斜視図である。図3Aは、液晶表示ユニット30を上方から見ら上面図であり、図3Bは、液晶表示ユニット30を側方から見た側面図である。図3Cは、液晶表示ユニット30を下方から見た下面図である。
図4−図7は、本実施形態に係る液晶表示ユニット30の変形例を示す図である。各図のAが上面図であり、Bが側面図である。図4に示す液晶表示ユニット110は、液晶パネル31を保持する保持部111の全周にわたって減衰部112が形成されている。すなわち保持部111の全周にわたって切削加工が施され、第2の厚みt2でなる減衰部112が形成されている。この保持部111の周囲にわたって形成された減衰部112の四隅に切欠貫通孔113を含む複数の貫通孔114が形成されている。従ってこの例では、連結部115が減衰部112として形成される。また連結部115から保持部111までの領域のうちの、連結部115以外の領域にも、減衰部112が形成されている。このような構成においても、液晶パネル31へのストレスの伝達の遮断と、ホルダー部116全体の変位を防止することが可能となる。
本技術に係る第2の実施形態の液晶表示ユニットについて説明する。これ以降の説明では、上記の実施形態で説明した液晶表示ユニットにおける構成及び作用と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化する。
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
(1)光を変調する液晶表示素子と、
前記液晶表示素子を保持する保持部と、
前記液晶表示素子の位置を固定する固定部材に連結される、前記保持部と一体的に形成された連結部と、
前記連結部から前記保持部までの領域に形成され、前記連結部から前記保持部へ伝わる力を減衰させる減衰部と、
前記固定部材との連結のための連結部材が挿入される、一部が開放された切欠貫通孔を含む前記連結部に形成された複数の貫通孔と
を有するホルダー部と
を具備する液晶表示ユニット。
(2)(1)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記保持部は、第1の厚みを有し、
前記減衰部は、前記第1の厚みよりも小さい第2の厚みで形成される
液晶表示ユニット。
(3)(2)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記連結部は、前記減衰部として、前記第2の厚みで形成される
液晶表示ユニット。
(4)(2)又は(3)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記第2の厚みは、少なくとも前記第1の厚みの1/2以下である
液晶表示ユニット。
(5)(2)から(4)のうちいずれか1つに記載の液晶表示ユニットであって、
前記ホルダー部は、略矩形状であり、互いに対向する2つの長辺部を有し、
前記保持部は、前記2つの長辺部のそれぞれの中央の領域に形成され、
前記連結部は、前記2つの長辺部のそれぞれの両端部に4つの連結部として形成され、
前記減衰部は、前記2つの長辺部の、前記連結部から前記保持部までの領域に前記第2の厚みで形成される
液晶表示ユニット。
(6)(5)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記切欠貫通孔は、前記長辺部の外縁に向けて開放されている
液晶表示ユニット。
(7)(5)又は(6)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記切欠貫通孔は、前記4つの連結部のうちの、前記2つの長辺部の同じ側の端部に形成された2つの連結部にそれぞれ形成される
液晶表示ユニット。
(8)(5)又は(6)に記載の液晶表示ユニットであって、
前記切欠貫通孔は、前記4つの連結部のうちの、1つの前記長辺部の両端部に形成された2つの連結部にそれぞれ形成される
液晶表示ユニット。
(9)(5)から(8)のうちいずれか1つに記載の液晶表示ユニットであって、
前記2つの長辺部は、前記液晶表示素子に接続されるフレキシブル回路基板の接続方向と同じ方向に延在する
液晶表示ユニット。
(10)(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の液晶表示ユニットであって、
前記ホルダー部は、略矩形状であり、
前記保持部は、前記ホルダー部の中央の領域に形成され、
前記連結部は、前記ホルダー部の四隅に4つの連結部として形成される
液晶表示ユニット。
(11)(1)から(10)のうちいずれか1つに記載の液晶表示ユニットであって、
前記液晶表示素子は、反射型の液晶表示素子である
液晶表示ユニット。
11…光源
30、230…液晶表示ユニット
31、231…液晶パネル
32、232…ホルダー部
33、233…フレキシブル回路基板
34、234…固定部材
42…ネジ
45、245…複数の貫通孔
46、246…保持部
47、247…連結部
48、248…減衰部
49、249…切欠貫通孔
261…長辺部
Claims (6)
- 光を変調する液晶表示素子と、
各々が第1の方向に延在し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って互いに離間して配置され、前記第2の方向に沿って互いに対向する領域に前記液晶表示素子を保持する保持領域がそれぞれ形成された第1及び第2の辺部と、
前記第1及び前記第2の辺部の各々の両端に設けられ、前記液晶表示素子の位置を固定する固定部材に連結される4つの連結部と、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部から前記第1の辺部に形成された前記保持領域までの領域に、前記第1の辺部の代表厚みよりも厚みが小さくなるように形成された第1の減衰部と、
前記第2の辺部の両端に設けられた前記連結部から前記第2の辺部に形成された前記保持領域までの領域に、前記第2の辺部の代表厚みよりも厚みが小さくなるように形成された第2の減衰部と、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部の各々に形成され、前記固定部材との連結のための連結部材が挿入される一部が開放された切欠貫通孔と、
前記第2の辺部の両端に設けられた前記連結部の各々に形成され、前記連結部材が挿入される全周が閉じた貫通孔と
を有するホルダー部と
を具備する液晶表示ユニット。 - 請求項1に記載の液晶表示ユニットであって、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部の各々に形成された前記切欠貫通孔は、前記第1の辺部の外縁に向けて開放されている
液晶表示ユニット。 - 請求項1又は2に記載の液晶表示ユニットであって、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部は、前記第1の減衰部として形成され、
前記第2の辺部の両端に設けられた前記連結部は、前記第2の減衰部として形成される
液晶表示ユニット。 - 請求項1から3のうちいずれか1項に記載の液晶表示ユニットであって、
前記第1の減衰部の厚みは、少なくとも前記第1の辺部の代表厚みの1/2以下であり、
前記第2の減衰部の厚みは、少なくとも前記第2の辺部の代表厚みの1/2以下である
液晶表示ユニット。 - 請求項1から4のうちいずれか1項に記載の液晶表示ユニットであって、
前記液晶表示素子は、反射型の液晶表示素子である
液晶表示ユニット。 - 光を出射する光源と、
前記光源からの光を変調する液晶表示ユニットと
を具備し、
前記液晶表示ユニットは、
(a)光を変調する液晶表示素子と、
(b)各々が第1の方向に延在し、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って互いに離間して配置され、前記第2の方向に沿って互いに対向する領域に前記液晶表示素子を保持する保持領域がそれぞれ形成された第1及び第2の辺部と、
前記第1及び前記第2の辺部の各々の両端に設けられ、前記液晶表示素子の位置を固定する固定部材に連結される4つの連結部と、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部から前記第1の辺部に形成された前記保持領域までの領域に、前記第1の辺部の代表厚みよりも厚みが小さくなるように形成された第1の減衰部と、
前記第2の辺部の両端に設けられた前記連結部から前記第2の辺部に形成された前記保持領域までの領域に、前記第2の辺部の代表厚みよりも厚みが小さくなるように形成された第2の減衰部と、
前記第1の辺部の両端に設けられた前記連結部の各々に形成され、前記固定部材との連結のための連結部材が挿入される一部が開放された切欠貫通孔と、
前記第2の辺部の両端に設けられた前記連結部の各々に形成され、前記連結部材が挿入される全周が閉じた貫通孔と
を有するホルダー部と、を有する
投射型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017030690A JP6311808B2 (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | 液晶表示ユニット及び投射型表示装置 |
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- 2017-02-22 JP JP2017030690A patent/JP6311808B2/ja active Active
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