JP2013052844A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】係止部材30には、アッパレール4の両第2側壁部14にそれぞれ形成された一対の支持穴21にそれぞれ挿入される一対の軸部32が突設されている。係止部材30は、軸部32を中心とする一側方向への回動に伴いロアレール及びアッパレール4の相対移動を係止し、他側方向への回動に伴い前記相対移動の係止を解除する。係止部材30は、トーションスプリングにより前記相対移動を係止するように高さ方向に付勢されている。各支持穴21は、トーションスプリングによる係止部材30の付勢方向に向かうに従い、ロアレール及びアッパレール4の相対移動方向における開口幅を徐々に縮小して、当該付勢方向における先端側の前記開口幅を軸部32の直径よりも縮小する保持部25を有する。
【選択図】図5
Description
同構成によれば、前記係止部材は、幅方向両側に突設された前記両軸部を前記両支持穴にそれぞれ挿入することで、前記第2レールに回動自在に連結される。従って、前記第2レールに前記係止部材をそのまま連結しようとすると、前記両支持穴への前記両軸部の挿入代を吸収するための遊び等を前記支持穴に設定する必要があり、該支持穴の開口量が増加する分、前記第2レールの強度低下を余儀なくされる。しかしながら、幅方向に二分された前記両板材の仮組みの状態で該各板材(側壁部)の前記支持穴に該当の前記軸部を挿入し、その後に前記両板材を結合することで、前記支持穴の開口量を徒に増加することなく、前記係止部材を前記第2レールに円滑に連結ことができる。また、この場合、部品点数の増加分、前記各支持穴及び軸部間に生じる組付けばらつきがいっそう顕著になる可能性があるため、前述の係止部材のがたつき規制がいっそう効果的である。
まず、解除ハンドル6の操作力が解放されているものとする。このとき、支持溝62においてトーションスプリング41に付勢・保持される各先端部61は、その上面を支持壁部22の対向面に当接させる態様で位置決めされている。そして、押圧部63は、係止部材30の入力部33の上側に間隔を保って配置されている。従って、先端部61(解除ハンドル6)から解放された係止部材30は、トーションスプリング41により、係止部34が下降する側、即ち各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入する側に付勢されている。これにより、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入することで、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動が堅固に係止される。そして、アッパレール4に支持されるシート5の前後方向の位置が保持される。
(1)本実施形態では、トーションスプリング41により係止部材30が付勢されることで、その付勢方向(高さ方向)に軸部32が移動しようとする。このとき、各支持穴21は、保持部25により当該付勢方向における先端側(下側)の前後方向の開口幅が軸部32の直径よりも縮小されていることで、前後方向両側の2点で軸部32が内接可能となる。従って、仮にアッパレール4又は係止部材30の製造ばらつきなどで各支持穴21及び軸部32間に組付けばらつきが生じたとしても、片側の支持穴21及び軸部32が当接する2点と、反対側の支持穴21及び軸部32が当接する少なくとも1点(精度が高ければ2点)とで、前後方向における係止部材30のがたつきを規制することができる。また、トーションスプリング41により係止部材30(軸部32)が付勢されることで、当該付勢方向(高さ方向)における係止部材30のがたつきを規制することができる。
(2)本実施形態では、係止部材30は、幅方向両側に突設された両軸部32を支持穴21にそれぞれ挿入することで、アッパレール4に回動自在に連結される。従って、アッパレール4に係止部材30をそのまま連結しようとすると、両支持穴21への両軸部32の挿入代を吸収するための遊び等を支持穴21に設定する必要があり、該支持穴21の開口量が増加する分、アッパレール4の強度低下を余儀なくされる。しかしながら、図4に示すように、幅方向に二分された両板材P1,P2の仮組みの状態で該各板材P1,P2(側壁部14)の支持穴21に該当の軸部32を挿入し、その後に両板材P1,P2を結合することで、支持穴21の開口量を徒に増加することなく、係止部材30をアッパレール4に円滑に連結ことができる。また、この場合、部品点数の増加分、各支持穴21及び軸部32間に生じる組付けばらつきがいっそう顕著になる可能性があるため、前述の係止部材30のがたつき規制がいっそう効果的である。
・前記実施形態において、支持穴21(保持部25)の断面形状は一例であって、下方(トーションスプリング41による係止部材30の付勢方向)に向かうに従い、前後方向における開口幅が徐々に縮小されていればよい。例えば、長径及び短径が高さ方向及び前後方向にそれぞれ延びる楕円形や部分楕円形、長円形などであってもよいし、長辺及び短辺が上側及び下側にそれぞれ配置される台形であってもよい。
・前記実施形態において、アッパレール4は、例えばロール成形された1枚の板材からなっていてもよい。また、アッパレール4の断面形状は一例であって、一対の側壁部(第2側壁部14)を有するのであればよい。
・前記実施形態において、ロアレール3及びアッパレール4と、車両フロア2及びシート5の固定関係(即ち上下の配置関係)は逆であってもよい。この場合、各支持穴21は、保持部25により上側の前後方向の開口幅が軸部32の直径よりも縮小されることになるが、軸部32は、トーションスプリング41により係止部材30が上側に付勢されることで、依然として前後方向両側の2点で支持穴21(保持部25)に内接可能である。また、車両フロア2側に設置される係止部材30の解除操作は、例えばケーブルなどを通じて適宜の操作部材から行ってもよい。
・前記実施形態において、係止部材30を付勢する付勢部材と、解除ハンドル6(先端部61)を保持する部材を個別に設けてもよい。
Claims (2)
- 車両フロア及びシートのいずれか一方に固定される第1レールと、
前記車両フロア及び前記シートのいずれか他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結され、幅方向に並設されるとともに該幅方向に対応する位置にそれぞれ支持穴の設けられた一対の側壁部を有する第2レールと、
前記第1レール及び前記第2レール間に形成される空間内に配置され、前記両支持穴にそれぞれ挿入される一対の軸部が幅方向両側に突設され、前記軸部を中心とする一側方向への回動に伴い前記第1レールと係合して該第1レール及び前記第2レールの相対移動を係止し、前記軸部を中心とする他側方向への回動に伴い前記第1レールとの係合を解除して前記相対移動の係止を解除する係止部材と、
前記相対移動を係止するように前記係止部材を高さ方向に付勢する付勢部材とを備え、
前記各支持穴は、前記付勢部材による前記係止部材の付勢方向に向かうに従い、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動方向における開口幅が徐々に縮小するように設けられ、前記支持穴の内周部位に当該付勢方向における先端側の前記開口幅を前記軸部の直径よりも縮小する保持部を有することを特徴とする車両用シートスライド装置。 - 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
前記第2レールは、幅方向に二分された2枚の板材が結合されてなることを特徴とする車両用シートスライド装置。
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PCT/JP2012/071200 WO2013035536A1 (ja) | 2011-09-06 | 2012-08-22 | 車両用シートスライド装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015072226A1 (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | アイシン精機 株式会社 | シートスライド装置 |
US9701218B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-07-11 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat slide device |
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2011
- 2011-09-06 JP JP2011194126A patent/JP5488555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9701218B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-07-11 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat slide device |
WO2015072226A1 (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-21 | アイシン精機 株式会社 | シートスライド装置 |
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JP5488555B2 (ja) | 2014-05-14 |
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