JP7436265B2 - シートスライド装置 - Google Patents
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Description
レバー機構140によりロック解除される。
(項目1)
車両の床に固定されるロアレールと、
シートに固定される共に、前記ロアレールに対して摺動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールと前記アッパーレールとの相対移動を解除可能にロックするロック部材と、
前記ロック部材のロック状態とロック解除状態とを切り換えるレバー機構と、
を備え、
前記レバー機構は、
搭乗者によって操作され、前記ロック部材のロック状態とロック解除状態とを切り替える回転可能なレバーと、
前記ロック部材に回転可能に保持されると共に、前記レバーのロック解除動作に伴い、押圧部によって前記ロック部材を押圧して前記ロック部材をロック解除位置に移動させるレバーブラケットと、
前記レバーと前記レバーブラケットとを連結する連結ピンと、
を備えるシートスライド装置。
前記ロアレールは、複数の第一係合部を備え、
前記アッパーレールは、複数の第二係合部を備え、
前記ロック部材は、前記第一係合部及び前記第二係合部に対して係合及び離脱可能なロック歯を有するロック片と、前記ロック片よりも車両前方に設けられ、前記レバーブラケットを回転可能に保持する保持部と、前記ロック片と前記保持部とを接続する弾性変形可能な接続部と、を備える、
項目1に記載のシートスライド装置。
前記レバーは、前記連結ピンよりも後方の位置に回転中心を有し、
前記レバーブラケットは、前記連結ピンよりも後方で、且つ、前記押圧部よりも前方の位置に回転中心を有する、
項目1又は2に記載のシートスライド装置。
前記ロック部材は、前記連結ピンよりも後方の位置に支持部を備え、
前記レバーは前記支持部上に配置されると共に、前記支持部との接触点を中心として回転する、
項目3に記載のシートスライド装置。
前記ロック部材は、前記連結ピンよりも後方の位置に貫通穴を有し、
前記レバーブラケットは、前記貫通穴に挿入されると共に、回転中心となる軸部を有する、
項目3又は4に記載のシートスライド装置。
図1は、車両のシートS及びシートスライド装置1の概略側面図である。以下では、「車両上下方向」、「車両前後方向」、「車両左右方向(車幅方向)」をそれぞれ単に「上下方向」、「前後方向」、「左右方向」と表記する。
図2は、シートスライド装置1の分解斜視図である。図3は、図2における、アッパーレール3のIII-III線断面図である。図4は、シートスライド装置1の組立後の部分断面斜視図である。
主に図5を参照して、ロック部材4について説明する。図5は、ロック部材4の斜視図である。
主に図2、図4、図6及び図7を参照して、レバー機構5について説明する。レバー機構5は、レバー51と、レバーブラケット52と、連結ピン53と、付勢部材54と、を備える。レバー51とレバーブラケット52とは、連結ピン53によって連結されている。搭乗者がレバー51を操作することにより、レバー51の動作に連動してレバーブラケット52が動き、レバーブラケット52によってロック部材4のロック片41が下方に押圧されることで、ロック解除が行われる。
貫通穴513bには、連結ピン53が挿入される。
主に図8を参照して、ロック部材4及びレバー機構5の動作について説明する。図8(a)はレバー51の非操作時のシートスライド装置1の断面図であり、図8(b)はレバー51の操作時(すなわち、レバー51を上方に持ち上げたとき)のシートスライド装置1の断面図である。
本発明では、レバー51とレバーブラケット52とを、連結ピン53という簡単な構造によって連結させている。また、本発明では、ロック部材4に、レバーブラケット52を回転可能に保持するための保持部42を設けたため、レバーブラケット52を保持するための部材を別に設ける必要がない。したがって、本発明のシートスライド装置1では、部品数を減らすことができると共に、構造を簡略化することができる。
2 ロアレール
24a 切欠き(第一係合部)
3 アッパーレール
32a 切欠き(第二係合部)
4 ロック部材
41 ロック片
41b ロック歯
42 保持部
421a 貫通穴
43 接続部
43a 支持部
5 レバー機構
51 レバー
52 レバーブラケット
5213 軸部
522 押圧部
53 連結ピン
S シート
P1 接触点
Claims (5)
- 車両の床に固定されるロアレールと、
シートに固定される共に、前記ロアレールに対して摺動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールと前記アッパーレールとの相対移動を解除可能にロックするロック部材と、
前記ロック部材のロック状態とロック解除状態とを切り換えるレバー機構と、
を備え、
前記レバー機構は、
搭乗者によって操作され、前記ロック部材のロック状態とロック解除状態とを切り替える回転可能なレバーと、
前記ロック部材とは別部材から成り、前記ロック部材に回転可能に保持されると共に、前記レバーのロック解除動作に伴い、押圧部によって前記ロック部材を押圧して前記ロック部材をロック解除位置に移動させるレバーブラケットと、
前記ロック部材よりも前方の位置で前記レバーと前記レバーブラケットとを連結する連結ピンと、
を備えるシートスライド装置。 - 前記ロアレールは、複数の第一係合部を備え、
前記アッパーレールは、複数の第二係合部を備え、
前記ロック部材は、前記第一係合部及び前記第二係合部に対して係合及び離脱可能なロック歯を有するロック片と、前記ロック片よりも車両前方に設けられ、前記レバーブラケットを回転可能に保持する保持部と、前記ロック片と前記保持部とを接続する弾性変形可能な接続部と、を備える、
請求項1に記載のシートスライド装置。 - 前記レバーは、前記連結ピンよりも後方の位置に回転中心を有し、
前記レバーブラケットは、前記連結ピンよりも後方で、且つ、前記押圧部よりも前方の位置に回転中心を有する、
請求項1又は2に記載のシートスライド装置。 - 前記ロック部材は、前記連結ピンよりも後方の位置に支持部を備え、
前記レバーは前記支持部上に配置されると共に、前記支持部との接触点を中心として回転する、
請求項3に記載のシートスライド装置。 - 前記ロック部材は、前記連結ピンよりも後方の位置に貫通穴を有し、
前記レバーブラケットは、前記貫通穴に挿入されると共に、回転中心となる軸部を有する、
請求項3又は4に記載のシートスライド装置。
Priority Applications (1)
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JP2020065733A JP7436265B2 (ja) | 2020-04-01 | 2020-04-01 | シートスライド装置 |
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JP2020065733A JP7436265B2 (ja) | 2020-04-01 | 2020-04-01 | シートスライド装置 |
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JP2021160621A JP2021160621A (ja) | 2021-10-11 |
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ID=78004252
Family Applications (1)
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JP2020065733A Active JP7436265B2 (ja) | 2020-04-01 | 2020-04-01 | シートスライド装置 |
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JP2010095171A (ja) | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Imasen Electric Ind Co Ltd | 車両用シートのスライドレール装置 |
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2020
- 2020-04-01 JP JP2020065733A patent/JP7436265B2/ja active Active
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