JP2013050293A - シンク付き冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水栓からの水滴が冷凍装置に降り懸かることを防止する。
【解決手段】横型冷蔵庫10の上面にシンク40が配置され、その排水栓42が機械室20内の上部位置に配され、排水栓42に接続された排水ホース48が機械室20の外部に導出されている。機械室20内には、排水栓42と冷凍装置32との間を上下に仕切るようにして仕切板50が配される。機械室20の前面パネル23の下部位置には冷却用風の吸気口24が、上部位置には排熱の排気口25が設けられ、仕切板50の後縁は、機械室20の背面パネル27の所定寸法手前の位置まで延出している。仕切板50の冷却器室16の外壁16A側の側縁には、縦板51が、前端から後端に向けて外壁16Aとの間隔が次第に広くなるような斜め姿勢をなして垂設されている。縦板51の前縁には、外壁16Aとの間を塞ぐ遮蔽板52が張り出し形成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、シンクを付設した冷却貯蔵庫に関する。
従来、シンク付きの冷却貯蔵庫として、下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、内部を貯蔵室とした貯蔵庫本体の側方に機械室が設けられ、同機械室内の下部位置に、凝縮器、圧縮機等からなる冷凍装置が設置された横型冷却貯蔵庫を備え、この横型冷却貯蔵庫の上面にシンクが配置されて同シンクの底面に設けられた排水栓が機械室内の上部位置に配された構造である。排水栓には排水ホースが接続され、機械室の底部位置から外部に引き出されている。
特開2006−17423号公報
上記構造のシンク付き冷却貯蔵庫において、排水栓には、同排水栓に設けられた排水口に排水ホースがナットによって接続されるのが一般的であるが、使用期間が長くなると、冷却運転に伴う振動を受ける等でナットが次第に緩み、接続部分から排水の洩れが生じるおそれがある。また、軽量化等のために排水栓の外殻は合成樹脂製とする傾向にあるが、同じく使用期間が長くなると外殻にひび割れが生じて洩れの原因となる。このような排水の洩れが看過されて、冷凍装置特に圧縮機に降り懸かると、圧縮機の腐食等を招くという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、排水栓からの水滴が冷凍装置に降り懸かることを防止するところにある。
本発明のシンク付き冷却貯蔵庫は、内部を貯蔵室とした貯蔵庫本体の側方には機械室が設けられ、この機械室内の下部位置には、凝縮器、圧縮機等からなる冷凍装置が設置された横型冷却貯蔵庫が具備され、この横型冷却貯蔵庫の上面にはシンクが配置されて同シンクの底面に設けられた排水栓が前記機械室内の上部位置に配され、この排水栓に接続された排水ホースが前記機械室の外部に導出されたものにおいて、前記機械室内には、前記排水栓と前記冷凍装置との間を上下に仕切るようにして仕切板が配されているところに特徴を有する。
上記構成によれば、排水栓から滴下した水滴は仕切板で受けられることによって、冷凍装置に降り懸かることが回避される。そのため例えば圧縮機が腐食すること等が防止される。
また、以下のような構成としてもよい。
(1)前記機械室内の下部位置には、ファンを装備した前記凝縮器と、前記圧縮機とが前後に並んで設置される一方、前記機械室の前面の下部位置には前記凝縮器並びに前記圧縮機を冷却する冷却用風の吸気口が、上部位置にはそれらの冷却に供したのちの排熱の排気口が設けられたものにあって、前記仕切板は、前記機械室の前面側から同機械室の背面の所定寸法手前の位置まで延出して配されている。
冷却運転中には、ファンが駆動されることで外気が冷却用風として機械室の前面の吸気口から吸引され、機械室内を奥側に流通する間に凝縮器と圧縮機とを冷却し、冷却に供されたのちの排熱は、機械室の背面や側面に設けられた排気口から外部に排出される。ここで、当該冷却貯蔵庫が背面や側面を壁に接近させた形態で設置されると排気口が塞がれることになるため、排気の補償用として機械室の前面の上部位置に排気口を設け、冷凍装置を冷却したのちの排熱を機械室の上部側に立ち上らせたのち前面上部の排気口から排出させる手段が講じられている。
ただしこの手段では、吸い込まれた冷却用風が奥まで達する前に機械室の上部側に立ち上ったり、立ち上った排熱が排気口から排出される前にファンによって再び吸い込まれるいわゆるショートサイクルが生じやすく、冷却効率が悪くなることが懸念される。
それ対して本構成では、前面の吸気口から吸い込まれた冷却用風は、仕切板の下を通って背面まで達する間に冷凍装置を冷却し、冷却に供したのちの排熱は、仕切板の後縁と背面との間の隙間を通って仕切板の上側に回り込み、引き続いてショートサイクルを招くことなく前面の排気口から外部に排出される。そのため、冷凍装置が効率良く冷却される。
また、当該冷却貯蔵庫の正面側から水が懸けられた場合、前面の排気口から奥側に配された圧縮機に向けて水が懸かるおそれがあるが、仕切板がそれを遮って阻止する。
(2)前記仕切板は、前記貯蔵庫本体側の側縁と反対側の側縁のいずれか一側に向けて下り勾配となった傾斜姿勢を採っている。
排水栓から滴下した水滴は、仕切板で受けられたのち傾斜に倣って一方の側縁に流下し、同側縁から冷凍装置からは離間した位置に落下する。特に仕切板を傾斜姿勢としたから、受けた水滴が仕切板上に残ることが回避される。また、水滴が仕切板の下面側に回り込んだとしても、傾斜に倣い下面に沿って側縁まで流れ、同じく冷凍装置に滴下することが防がれる。
(3)前記機械室における前記貯蔵庫本体とは反対側の側面には、前記排熱を外部に排出する側面排気口が設けられるとともに、前記仕切板は、幅方向における前記貯蔵庫本体側の領域には、同貯蔵庫本体側に向けて緩やかな下り勾配となった底仕切板が、また前記機械室の前記側面側の領域には、前記機械室の天井側から前記底仕切板に向けて急な下り勾配となった側仕切板が前記底仕切板と連続して設けられた形状であり、かつ前記側仕切板は前記側面排気口よりも上方に配されている。
仮に機械室の天井面に結露が生じてそれが滴下した場合、その滴下水は、底仕切板で受けられるか、あるいは側仕切板で受けられて底仕切板に向けて流下し、底仕切板の貯蔵庫本体側の側縁に向けて流下して同側縁から落下する。天井面の結露水が冷凍装置に降り懸かることが回避され、また同結露水が機械室内に飛び散ることも抑制される。
また、当該冷却貯蔵庫が背面が塞がれた形態で設置されている場合は、冷凍装置を冷却したのちの排熱は、機械室の背面板の下部位置に当たって上方に回り込んだのち、側仕切板の外側(貯蔵庫本体とは反対側)と内側とに分かれて手前側に戻るが、側仕切板の外側を手前に通る排熱は、側仕切板が上縁側が外側に突出した斜め姿勢で配されていることにより、外側の斜め下方に抑えられて側面排気口に向けられ、同側面排気口から機外に排出される。側仕切板の内側を通った排熱は、引き続き手前側に向けられて前面の排気口から排出される。
特に機械室の背面が塞がれている場合にも、側面排気口を利用して効率良く排熱を排出でき、ひいては冷凍装置を効率良く冷却することが可能となる。
(4)前記仕切板における前記貯蔵庫本体側の側縁には、前記機械室の底面に向けて縦板が垂設されている。
縦板と貯蔵庫本体の外面との間に、排水栓に接続された排水ホースの収容スペースが形成できる。排水ホースが冷凍装置と接触して傷が付く等の事故の発生を未然に防止できる。
(5)前記縦板は、前端から後端に向けて前記貯蔵庫本体の側壁との間隔が次第に広くなるような斜め姿勢をなしている。
仕切板の下面側における冷却用風の流通路が奥側に向けて次第に幅狭となり、そのため奥側に配された圧縮機に向けて冷却用風を勢い良く流すことができ、圧縮機をより確実に冷却できる。
(6)前記縦板の前縁には、前記貯蔵庫本体の側壁との間を塞ぐ遮蔽板が張り出し形成されている。
遮蔽板を設けたことにより、吸い込まれた冷却用風が排水ホースの収容スペース側に流入することが回避される。また冷却後の排熱が収容スペースに回り込んだのち冷凍装置に対して再び打ち込まれるショートサイクルが防止され、結果、冷却効率を高めることに寄与し得る。
本発明によれば、排水栓からの水滴が仕切板で受けられることにより冷凍装置に降り懸かることが回避され、圧縮機が腐食すること等が防止される。
本発明の実施形態1に係るシンク付き冷却貯蔵庫の外観斜視図 同平面図 同部分背面図 機械室の内部構造を示す平断面図 仕切板が張られた状態の平面図 排水栓並びに排水ホースが配設された状態の概略平面図 図6の部分aの拡大図 機械室の内部構造を示す側面図 仕切板の展開図 同正面図 同背面から視た斜視図 実施形態2に係る機械室の内部構造を示す平断面図 仕切板の張設構造を示す平面図 同側面図 同正面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図11によって説明する。
本実施形態のシンク付き冷却貯蔵庫Xは、図1に示すように、横型冷蔵庫10の上面全域に、シンク40が載置されることで構成されている。
横型冷蔵庫10は、前面に開口した横長の断熱箱体からなる冷蔵庫本体11(以下、単に本体11)を備え、同本体11は底面に配された脚部12により支持され、内部が貯蔵室13とされている(図4参照)。本体11の前面開口部には、中央幅位置に縦向きに仕切枠が設けられてその左右に出入口14が形成され、両出入口14に対して一対の把手15A付きの断熱扉15が観音開き式の揺動開閉可能に装着されている。
本体11の正面から視た左側面には、冷却ユニット30が出し入れ可能に収納される機械室20が設けられている。機械室20は、パネルが張られることで前面並びに天面が開口した縦長の箱形に形成され、機械室20も脚部12Aにより支持されている。
機械室20内の本体11寄りの端部側には、図4に示すように、前面開口から少し奥に入った位置から背面に亘る領域において、貯蔵室13と連通した断熱性の冷却器室16が所定寸法(機械室20の間口の半分弱)張り出し形成されている。冷却器室16の前面には出入口17が開口されている。また、機械室20内における冷却器室16の左側の領域が、後記する冷凍装置32や排水栓42の収容空間22となっている。
冷却ユニット30は、機械室20の底板上に出し入れ可能に載置される基台31上に搭載されている。基台31上には冷凍装置32が載置されている。冷凍装置32は、圧縮機33、凝縮器34及びキャピラリチューブ(図示せず)等からなり、基台31の前端部には、後面に凝縮器ファン35を付設した形態の凝縮器34が載置され、後端側における左側縁に寄った位置に圧縮機33が載置されている。
基台31の前端部における右側に張り出した部分には、凝縮器34の右側に位置して、冷却器室16の出入口17を閉鎖する断熱性の蓋体37が立設され、同蓋体37の裏面側に冷却器38が片持ち状に支持されており、同冷却器38は、冷凍装置32と冷媒配管36で循環接続されることにより周知の冷凍回路が構成されている。冷却器38の上面には、冷気循環用の庫内ファン39が装着されている。蓋体37の前面には電装箱37Aが取り付けられている。
冷却ユニット30の基台31が機械室20の底板に沿って正規位置まで押し込まれると、冷凍装置32が機械室20内の収容空間22の下部位置に収められる。併せて、冷却器38と庫内ファン39とが出入口17から冷却器室16内に挿入され、同出入口17が蓋体37で閉鎖される。なお、冷却器室16の貯蔵室13に開口した面には、図示しないダクト板が張られている。
機械室20の前面の開口には、前面パネル23が開閉可能に装着されている。前面パネル23の左側の領域の下部位置には、冷凍装置32を冷却するべく外気(冷却風)の吸気口24が形成されているとともに、上部位置には排気口25が形成されている。
なお、機械室20の側面パネル26における奥側の下部位置と、背面パネル27の全面(図3参照)にも、それぞれ排気口25A,25Bが形成されている。
冷却運転は、冷凍装置32の圧縮機33と庫内ファン39が駆動されることで行われ、貯蔵室13の庫内空気が冷却器室16内に導入されて冷却器38を通過することで冷気が生成され、この冷気が貯蔵室13の天井部に向けて吹き出されるようにして、貯蔵室13に循環供給されることで同貯蔵室13内が冷却されるようになっている。この間併せて凝縮器ファン35が駆動され、冷却風として外気が機械室20の前面パネル23の吸気口24から吸い込まれて、機械室20内を奥側に向けて流れるようになっている。
シンク40は、例えばステンレス製であって、図1に示すように、上記した横型冷蔵庫10の上面全域を覆って載置される形状に形成されている。シンク40の底面は、図2に示すように、正面から視た左端部における少し奥側に寄った位置が最深部となるように傾斜が付けられており、その最深部に排水栓42が装着されている。
排水栓42は、図8にも示すように、丸桶状をなす合成樹脂製の栓本体43を備え、栓本体43内にステンレス製のごみ受けかご44が収容される一方、栓本体43の上面開口にゴム製の菊割り蓋45が装着され、さらに菊割り蓋45の上面に把手46A付きの全閉蓋46が装着されている。
栓本体43の底面には、略L型に屈曲されて先端が径方向の外側を向いて開口した排水口47が一体的に形成されている。
上記のような構造になる排水栓42が、図6に示すように、排水口47の先端が真後ろよりも少し右側に振られた回動姿勢を取った上で、栓本体43の上端縁が、シンク40の底面における最深部に開口された取付孔41に水密に嵌着されて取り付けられている。言い換えると排水栓42は、シンク40の外底面における正面から視た左端部で少し奥側に寄った位置に、下方に突出するようにして装着されている。
シンク40が横型冷蔵庫10の上面に載置されると、機械室20の天面がシンク40の底面で閉じられる一方、図8に示すように、排水栓42が、機械室20内における冷却器室16の左側である収容空間22の上部位置に垂下して収容された形態となる。排水栓42の収容位置はより詳細には、図6に示すように、収容空間22のうちの冷却器室16に寄った位置であり、また奥行方向については、図8に示すように、圧縮機33の手前側の端部と対応する位置である。
後記するが、排水栓42の排水口47には排水ホース48の一端が接続されるようになっているとともに、図3に示すように、機械室20の背面パネル27における背面から視た左下の隅部には、排水ホース48の他端を通す導出口28が形成されている。
さて、機械室20の収容空間22には、同収容空間22を上下に仕切る仕切板50が装着されるようになっている。
仕切板50は、溶融亜鉛めっき鋼板(SGCC)等の金属板を素材として形成されており、図9ないし図11に示すように、同仕切板50の右側縁には縦板51が下向きに形成されているとともに、縦板51の前縁には遮蔽板52が形成されている。
仕切板50の形状は、図5にも示すように、前縁側の幅Wが収容空間22の間口寸法よりも少し小さく、左側縁の長さLが収容空間22の奥行寸法の70%程度の寸法を有する奥行方向に長い平面四角形に形成されている。
より詳細には、仕切板50の左側縁は機械室20の左側面(側面パネル26)と平行をなす真直縁であり、後縁は同左側縁と直交して機械室20の背面(背面パネル27)と平行をなす真直縁となっている。一方仕切板50の前縁は、右端に向かうに従って次第に奥側に傾いた傾斜縁となっている。仕切板50の前縁部が取付部53となっており、左端部と中央部の2箇所に取付孔54が開口されている。また、仕切板50の右側縁は、奥側に向かうに従って次第に左側に傾いた傾斜縁となっている。仕切板50の後縁には、背の低い規制板55が立ち上がり形成されている。
仕切板50の右側縁には、その前端から少し奥に入った位置から後端に亘る領域において、縦板51が下向きに直角曲げされて形成されている。したがって縦板51も、前端から後端に向けて次第に左側に傾く斜め姿勢を取っている。また縦板51は、冷却ユニット30の基台31の上面から、凝縮器ファン35のケース35Aの上面に至る高さに匹敵する高さ寸法を有しており、縦板51の下縁には、外側に直角曲げされた取付板56が形成されている。取付板56の両端には取付孔54が開口されている。
縦板51の前縁には、遮蔽板52が、右手前側に開いた斜め姿勢を取って全高に亘って形成されている。
仕切板50は、図5及び図8に示すように、凝縮器ファン35のケース35Aの上面と同じ高さ位置において、その左側縁が機械室20の左側面と所定の間隔を開けかつ同左側面と平行をなす水平姿勢で配され、仕切板50の前縁側の取付部53がケース35Aの上面に載せられたところで、縦板51の下縁の取付板56が基台31上に載せられ、取付部53並びに取付板56が2箇所ずつでねじ54Aで止められて固定される。
このように仕切板50が取り付けられると、図8に示すように、仕切板50が凝縮器ファン35のケース35Aの上面から奥側に延びて収容空間22を上下に仕切り、図6に示すように、シンク40の排水栓42における左側の大部分の下方に位置することになる。ただし、仕切板50の後縁は、機械室20の背面パネル27との間に所定の隙間を保有している。
一方、仕切板50の右側縁には、縦板51が奥側に向けて左に傾いた斜め姿勢で垂設されていることで、縦板51と冷却器室16の外壁16Aとの間には、奥側に向けて次第に幅広となった収容スペース60が形成される。
ここで、図6に示すように、シンク40の排水栓42の排水口47は、収容スペース60の奥側の位置を指向して配されているから、同排水口47に対して排水ホース48の一端側がナット49を締め付けることで固定され、同排水ホース48の他端が、収容スペース60の奥側の底部に向けて降ろされたのち奥側に向けて屈曲され、背面パネル27に開口された導出口28から外部に引き出される。
すなわち排水ホース48は、縦板51の外側に形成された収容スペース60を利用して、冷凍装置32との接触を回避した形態で配管される。
また、縦板51の前縁に設けられた遮蔽板52の先端縁が冷却器室16の外壁16Aに接近し、収容スペース60の手前側の開口を塞ぐようになる。
本実施形態は上記のような構造であって、横型冷蔵庫10における冷却運転は、一部既述したように、冷凍装置32の圧縮機33と庫内ファン39が駆動されることで行われ、冷却器38を通過することで生成された冷気が貯蔵室13に循環供給されることで同貯蔵室13、ひいては貯蔵室13に貯蔵された被貯蔵物が冷却がされて保存される。
冷却運転の間、冷凍装置32における凝縮器34の後面に付設された凝縮器ファン35が併せて駆動されることにより、冷却風としての外気が機械室20の前面パネル23の下部位置に形成された吸気口24から吸い込まれ、凝縮器34さらには圧縮機33を通って奥側に向けて流通する間にこれらを冷却し、冷却に供したのちの排熱は、機械室20の背面パネル27に形成された排気口25Aや、側面パネル26における奥側の下部位置に形成された排気口25Aから機外に排出される。
ここで、当該冷却貯蔵庫Xが後面や側面を、厨房の壁に当てたり接近させた形態で設置されていると、後面や側面の排気口25Aからは排気し辛くなるために、排気の補償として、機械室20の前面パネル23の上部位置に形成された排気口25から排出するいわゆる前面排気が行われる。
本実施形態では、収容空間22において凝縮器ファン35のケース35Aの上面から機械室20の背面パネル27の少し手前の位置までに亘って、水平な仕切板50が張られているから、前面パネル23の下部位置の吸気口24から吸い込まれた冷却用風は、仕切板50の下を通って奥まで達する間に、冷凍装置32を構成する凝縮器34さらには圧縮機33を冷却し、それらの冷却に供したのちの排熱は、仕切板50の後縁と背面パネル27との間の隙間を通って仕切板50の上側に回り込み、収容空間22の下部側に戻るといったショートサイクルを招くことなく引き続いて前方に流れ、前面パネル23の上部位置の排気口25から機外に排出される。結果、冷凍装置32が効率良く冷却される。
また、仕切板50の右側縁には、縦板51が、奥側に向けて次第に左に傾く、すなわち冷却器室16の外壁16Aから次第に離間するような斜め姿勢で配されているから、仕切板50の下面側における冷却用風の流通路が奥側に向けて次第に幅狭となり、そのため奥側に配された圧縮機33に向けて冷却用風を勢い良く流すことが可能となって、圧縮機33はより確実に冷却される。
さらに、排水ホース48を収容することに有効な収容スペース60の前側の開口は遮蔽板52で塞がれているから、凝縮器ファン35から吹き出された冷却用風が、遮蔽板52で遮られて図らずも収容スペース60に洩れることが回避される。また冷却後の排熱が奥側から収容スペース60に回り込んだのち、凝縮器ファン35の出口側に再び打ち込まれるショートサイクルも防止される。そのため、冷却効率を高めることにさらに寄与し得る。
一方、シンク40側の排水は、排水栓42の排水口47から同排水口47に接続された排水ホース48を通って、適宜の排水箇所に排水される。
ここで、当該冷却貯蔵庫Xの使用期間が長くなると、冷却運転に伴う振動を受ける等で、排水ホース48を排水口47に接続固定しているナット49が次第に緩み、接続部分から排水の洩れが生じるおそれがある。また、排水栓42の栓本体43は、軽量化等を目的として合成樹脂製としているが、同じく使用期間が長くなると栓本体43にひび割れ等が生じ、同様に水洩れの原因となる。
本実施形態では、冷凍装置32の上方に亘って水平な仕切板50が張られ、かつその右側縁から縦板51が垂設されているから、排水栓42の正面から視て右側の一部から滴下した水滴は、そのまま縦板51の外側の収容スペース60に落ちるし、残りの部分から滴下した水滴も仕切板50で受けられ、同仕切板50の後縁には規制板55が立ち上がり形成されているから、受けられた水滴は後縁から流下することが規制され、せいぜい右側縁から縦板51の外側の収容スペース60に向けて流下される。結果、特に圧縮機33に対して水滴が降り懸かることが防止される。
また、当該冷却貯蔵庫Xの正面側から洗浄等に伴って水が懸けられた場合、機械室20の前面パネル23の排気口25を通って奥側に配された圧縮機33に向けて水が懸かるおそれがあるが、仕切板50がそれを遮って阻止される。
本実施形態によれば、以下のような数々の効果を得ることができる。
機械室20の収容空間22において、排水栓42と、冷凍装置32(圧縮機33と凝縮器ファン35)との間を仕切るようにして水平な仕切板50が配され、かつ同仕切板50の右側縁には縦板51が基台31に達するように垂設されているから、仮に排水栓42から水滴が滴下したとしても、縦板51の外側に直接に落とされるか、仕切板50で受けられたのち同じく縦板51の外側に落とされ、特に圧縮機33に水滴が降り懸かることが回避される。
また、洗浄等に伴って正面側から水が懸けられた場合、機械室20の前面パネル23の排気口25を通って奥側に配された圧縮機33に向けて水が懸かるおそれがあるが、仕切板50がそれを遮って圧縮機33に水が掛かることが阻止される。結果、圧縮機33が腐食すること等が防止される。
なお、機械室20内に不用意に手を入れた場合、仕切板50が張られていることで、回転している凝縮器ファン35や、高温の圧縮機33に触れることが回避される。
また、仕切板50の右側縁に縦板51を垂設したことで、冷却器室16の外壁16Aとの間に、排水栓42に接続された排水ホース48の収容スペース60を冷凍装置32とは隔絶した形態で形成できる。同収容スペース60に排水ホース48を配管収容することで、冷凍装置32と接触して傷が付く等の事故の発生を未然に防止できる。また、細くて変形しやすいキャピラリチューブを保護することにも有効である。
当該冷却貯蔵庫Xの設置形態によっては、冷凍装置32を冷却するべく冷却風を機械室20の前面パネル23の下部位置の吸気口24から引いて、冷却に供したのちの排熱を前面パネル23の上部位置の排気口25から排出する、いわゆる前面排気を行う必要がある場合がある。
本実施形態では、上記のように冷凍装置32の上方を覆って仕切板50が張られ、かつ同仕切板50の後縁と背面パネル27との間に隙間が設けられている。そのため、吸気口24から吸い込まれた冷却用風は、仕切板50の下を通って奥まで達する間に、凝縮器34さらには圧縮機33を冷却し、その排熱は、仕切板50の後縁と背面パネル27との間の隙間を通って仕切板50の上側に回り込み、ショートサイクルを招くことなく引き続いて前方に流れて排気口25から機外に排出される。結果、凝縮器34と圧縮機33とが効率良く冷却される。
仕切板50の右側縁には、縦板51が奥側に向けて次第に左に傾いた斜め姿勢で垂設されているから、仕切板50の下面側における冷却用風の流通路が奥側に向けて次第に幅狭となり、そのため奥側に配された圧縮機33に向けて冷却用風を勢い良く流すことが可能となって、圧縮機33はより確実に冷却される。
排水ホース48の収容スペース60の前側の開口が遮蔽板52で塞がれているから、凝縮器ファン35から吹き出された冷却用風が、遮蔽板52で遮られて図らずも収容スペース60に洩れることが回避され、また冷却後の排熱が奥側から収容スペース60に回り込んだのち、凝縮器ファン35の出口側に再び打ち込まれるショートサイクルも防止される。そのため、冷却効率をさらに高めることに寄与し得る。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図12ないし図15によって説明する。この実施形態2では、上記実施形態1に示した仕切板50の形状並びにその配設構造に変更が加えられており、以下には主に相違点を説明し、実施形態1と同様の機能を有する部位、部材については、同一符号を付すことで説明を省略または簡略化する。
周辺構造についての実施形態1との相違点を簡単に説明すると、冷却ユニット30については、図12に示すように、圧縮機33Nが前後方向に真直な姿勢で設置されているとともに、圧縮機33Nに出し入れされる冷媒配管36Nが基台31の左側縁から若干内側に入っている。また、図14に示すように、排水栓42の排水口47Nは、栓本体43の底面の中心から下向きに開口して形成されている。これは既存の排水栓と同じ形状である。そして、同排水口47Nに一端が接続された排水ホース48Nの他端は、図15に示すように基台31よりも少し上方位置まで垂下されたのち、図13,14に示すように背面側に直角曲げされ、水平姿勢を採って機械室20の背面側に引き出されている。
次に、収容空間22に配される仕切板70について説明する。仕切板70は、同じく溶融亜鉛めっき鋼板等の金属板を素材として形成されており、図15に示すように、排水栓42の直下を覆って配される底仕切板71の左側縁から、同排水栓42の左側を機械室20の天井面に至るまで覆う側仕切板72が立ち上げられたような正面略L字形に形成されている。また仕切板70は、図13に示すように、収容空間22の間口寸法よりも少し小さい横幅と、凝縮器ファン35の背面位置から圧縮機33Nのほぼ背面に亘る奥行寸法を持った、奥行方向にやや長い平面四角形に形成されている。
詳細には、仕切板70を構成する底仕切板71は、平面視の横幅領域のうち右側の70%弱の領域を占め、図15に示すように、正面視で右側に向けて傾斜角が約10度の緩やかな下り勾配をなす姿勢に形成されている。一方、側仕切板72は、残りの平面視の左側領域において、排水栓42の全高に匹敵する高さ寸法に亘り、同じく正面視で右側に向けて傾斜角が70度強の急な下り勾配をなす姿勢に形成されている。
側仕切板72の上縁には、機械室20の天井面にねじ止めされる取付板73が、左側に張り出して形成されているとともに、底仕切板71の右側縁には、機械室20の右側面(冷蔵庫本体11の左端面)にねじ止めされる取付板74が、下向きに屈曲形成されている。また、底仕切板71の右側縁における奥行の中央部には、図13に示すように、排水栓42の排水口47Nを嵌めて逃がす逃がし溝75が切り込み形成されている。
仕切板70は上記のような形状であって、図15に示すように、逃がし溝75に排水口47Nを嵌めつつ底仕切板71が排水栓42の下方に配され、取付板74が機械室20の右側面における所定の取付面に当てられるとともに、側仕切板72の取付板73が機械室20の天井面の所定の取付面に当てられ、それぞれねじ76で固定されることによって、仕切板70が所定の姿勢を採って定位置に配される。
仕切板70が定位置に配されると、図13ないし図15に示すように、仕切板70は、凝縮器ファン35の背面位置から圧縮機33Nのほぼ背面に亘る領域において、排水栓42と圧縮機33Nとの間を仕切って配され、より具体的には、底仕切板71が排水栓42の直下を奥行方向に余裕を持って覆い、側仕切板72が排水栓42の全高の左方を同じく奥行方向に余裕を持って覆った形態となる。それとともに、底仕切板71は、機械室20の右側面に向けて緩やかな下り勾配の傾斜姿勢を採り、側仕切板72は、天井面の左側縁に寄った位置から底仕切板71の左側縁に向けて、急な下り勾配の傾斜姿勢を採ってそれぞれ張られた状態となる。
また、一部既述したように、機械室20の左側面(側面パネル26)の奥側領域の下部位置には、冷却用風が凝縮器34、圧縮機33Nを冷却したのちの排熱を機外に排出するための排気口25Aが形成されている(図1参照)。
この排気口25Aは、図14の鎖線に示すように、機械室20の左側面の奥行の半分弱の幅と、同左側面の全高の2/3程度の高さを持った縦長の長方形状をなしており、仕切板70との配置関係は、同仕切板70の奥側の略2/3の奥行領域に対してその手前側に位置し、かつ排気口25Aの全体が、側仕切板72の中央高さ位置より下方に位置している。
本実施形態の作用効果は、以下のようである。
仮に排水栓42から水滴が滴下した場合、底仕切板71で受けられたのち傾斜に倣って右側縁に向けて流下し、同底仕切板71の前後縁71Aや逃がし溝75の側縁75Aから落下し、これらの位置は、図13に示すように、圧縮機33Nや凝縮器34の設置位置からは離間しているから、それらに水滴が降り懸かることが回避される。
また、当該冷却貯蔵庫の使用状況によっては、機械室20の天井面に結露が生じてそれが滴下するおそれがあるが、その滴下水は、底仕切板71で受けられるか、あるいは側仕切板72で受けられて底仕切板71に向けて流下し、上記と同様に、底仕切板71の右側縁における前後縁71Aや逃がし溝75の側縁75Aから落下する。天井面の結露水が特に圧縮機33Nに降り懸かることが回避され、また同結露水が機械室20内に飛び散ることも抑制される。
特に、底仕切板71を傾斜姿勢としたから、受けた水滴が同底仕切板71上に残ることが回避される。また、水滴が底仕切板71の下面側に回り込んだとしても、緩やかな傾斜に倣い下面に沿って右側縁まで流れ、したがって圧縮機33N等の上に滴下することがない。
また、本実施形態の仕切板70は、冷凍装置32を効率良く冷却することにも機能する。前面パネル23の下部位置の吸気口24から吸い込まれた冷却用風は、仕切板70の下を通って奥まで達する間に、冷凍装置32を構成する凝縮器34さらには圧縮機33Nを冷却し、それらの冷却に供したのちの排熱は、機械室20の側面奥部の排気口25Aと、背面の排気口25Bとを通って機外に排出される。
ここで、当該冷却貯蔵庫の背面が壁等に当てられた状態で設置され、すなわち背面の排気口25Bが塞がれている場合には、図14の矢線に示すように、凝縮器34、圧縮機33Nを冷却したのちの排熱は、機械室20の背面パネル27の下部側に当たったのち同背面パネル27の手前の隙間を通って上方に回り込み、側仕切板72の外側(正面視左側)と内側とに分かれて手前側に戻る。特に、側仕切板72の外側を手前に通る排熱は、側仕切板72が上縁側が外側(正面視左側)に突出した斜め姿勢で配されていることにより、斜め左下に抑えられるようにして側面の排気口25Aに向けられ、同排気口25Aから機外に排出される。側仕切板72の内側を通った排熱は、引き続いて手前側に向けられて前面パネル23の上部位置の排気口25から排出される。
特に背面の排気口25Bが塞がれている場合にも、側面の排気口25Aを利用して効率良く排熱を排出でき、ひいては冷凍装置32を効率良く冷却することが可能となる。
また、当該冷蔵庫が、機械室20の背面と側面の排気口25B,25Aが共に塞がれた形態で設置された場合には、凝縮器34、圧縮機33Nを冷却したのちの排熱は、背面パネル27の手前の隙間を通って上方に回り込んだのち、側仕切板72の外側と内側とに分かれて手前側に戻り、前面の排気口25から排出される。同じく冷凍装置32を効率良く冷却することが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態2に例示した仕切板における底仕切板と側仕切板との傾斜角度はあくまでも一例であって、収納室の広さや冷凍装置の設置位置等の条件に応じて、任意に選定できるものである。
(2)実施形態2において、側仕切板の上縁は必ずしも天井面まで達している必要はない。ただし、側面排気口に向けて排熱を押さえ込む機能を求める場合は、少なくとも側面排気口よりも上方に配する必要がある。
(3)実施形態2において、仕切板としては、一枚の平板が一側に向けて緩やかな下り勾配の姿勢を採って配されたものであってもよい。その場合、冷媒配管の配管箇所等の条件に応じて、冷蔵庫本体側とその反対側のどちらに向けて下り勾配となっていてもよい。
(4)上記実施形態では、横型冷蔵庫について、冷却ユニットが機械室に出し入れ可能に設けられた形式のものを例示したが、冷却器は固定式として冷凍装置のみを出し入れ可能としたもの、あるいは冷却器と冷凍装置をともに固定式としたものであってもよい。
(5)シンクを載置する横型冷却貯蔵庫としては、上記実施形態に例示した冷蔵庫に限らず、冷凍庫、冷凍冷蔵庫等、要は、貯蔵室の側方に機械室が設けられて同機械室内にシンクの排水栓を収容する構造のものであればよい。
X…シンク付き冷却貯蔵庫
10…横型冷蔵庫(横型冷却貯蔵庫)
11…冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)
13…貯蔵室
16…冷却器室
16A…(冷却器室16の)外壁
20…機械室
22…収容空間
23…前面パネル
24…吸気口
25…排気口
25A…側面排気口
27…背面パネル
28…導出口
30…冷却ユニット
31…基台
32…冷凍装置
33,33N…圧縮機
34…凝縮器
35…凝縮器ファン
35A…ケース
40…シンク
42…排水栓
48,48N…排水ホース
50…仕切板
51…縦板
52…遮蔽板
60…収容スペース
70…仕切板
71…底仕切板
72…側仕切板

Claims (7)

  1. 内部を貯蔵室とした貯蔵庫本体の側方には機械室が設けられ、この機械室内の下部位置には、凝縮器、圧縮機等からなる冷凍装置が設置された横型冷却貯蔵庫が具備され、この横型冷却貯蔵庫の上面にはシンクが配置されて同シンクの底面に設けられた排水栓が前記機械室内の上部位置に配され、この排水栓に接続された排水ホースが前記機械室の外部に導出されたものにおいて、
    前記機械室内には、前記排水栓と前記冷凍装置との間を上下に仕切るようにして仕切板が配されていることを特徴とするシンク付き冷却貯蔵庫。
  2. 前記機械室内の下部位置には、ファンを装備した前記凝縮器と、前記圧縮機とが前後に並んで設置される一方、前記機械室の前面の下部位置には前記凝縮器並びに前記圧縮機を冷却する冷却用風の吸気口が、上部位置にはそれらの冷却に供したのちの排熱の排気口が設けられたものにあって、
    前記仕切板は、前記機械室の前面側から同機械室の背面の所定寸法手前の位置まで延出して配されていることを特徴とする請求項1記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
  3. 前記仕切板は、前記貯蔵庫本体側の側縁と反対側の側縁のいずれか一側に向けて下り勾配となった傾斜姿勢を採っていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
  4. 前記機械室における前記貯蔵庫本体とは反対側の側面には、前記排熱を外部に排出する側面排気口が設けられるとともに、
    前記仕切板は、幅方向における前記貯蔵庫本体側の領域には、同貯蔵庫本体側に向けて緩やかな下り勾配となった底仕切板が、また前記機械室の前記側面側の領域には、前記機械室の天井側から前記底仕切板に向けて急な下り勾配となった側仕切板が前記底仕切板と連続して設けられた形状であり、
    かつ前記側仕切板は前記側面排気口よりも上方に配されていることを特徴とする請求項2記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
  5. 前記仕切板における前記貯蔵庫本体側の側縁には、前記機械室の底面に向けて縦板が垂設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
  6. 前記縦板は、前端から後端に向けて前記貯蔵庫本体の側壁との間隔が次第に広くなるような斜め姿勢をなしていることを特徴とする請求項5記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
  7. 前記縦板の前縁には、前記貯蔵庫本体の側壁との間を塞ぐ遮蔽板が張り出し形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6記載のシンク付き冷却貯蔵庫。
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