JP2013049485A - 自立式穀粒収納袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】自立が可能で、かつ、支柱を付けたままの状態でコンパクトに折り畳むことができる穀粒収納袋を開示する。
【解決手段】自立式穀粒収納袋において、底部を有し上面を開口した四角柱状の袋主体と、この袋主体の一対の対向する側面に対角線状に交差して設けた交差ロッドと、この交差ロッドの交差部分を保持するロッド保持体と、上記交差ロッドを設けた側面とは異なる側の一対の側面の上端縁付近に設けた横ロッドと、前記袋本体の四隅の辺に設けた縦ロッドとからなり、これらのロッドにより各側面を平面状に維持して前記袋本体を自立させるという手段を採用した。このとき、上記交差ロッドは上記対向する側面の表面に、上記横ロッドは上記側面の上端縁の内側に、また、上記縦ロッドは上記袋本体の縦辺の外側に、それぞれ設けた。そして、上記袋本体は、その各辺が同じ長さの立方体形状とする手段を採用した。
【選択図】図1

Description

この発明は、主にコンバインによって刈り取られた生籾等をそのまま収納するための自立式の穀粒収納袋に関するものである。
従来、生籾等をそのまま収納するための自立式の穀粒収納袋としては、一例として、特許文献1の第6図に開示されているような円筒状の胴部を有する収納袋が広く知られている。この収納袋は、円筒状の袋本体胴部20の外側に少なくとも3カ所以上の保持部21を設け、その保持部に支柱となるロッド22を挿通して使用する構成となっている。そして、不使用時には、ロッドを外して、袋本体を折り畳んで保管している。
しかし、この種の穀粒収納袋は、高さがあり、使用の度毎にロッドを脱着すると、かなりの手間を要するものであった。そのため、当該図6の矢印で示されているように、上縁23と下縁24とを逆方向に平行に回して、支柱が袋本体の中心を軸として傾くようにして袋の高さを低くしているのが現状である。そのため、当該方法では完全にコンパクト化することは困難であり、短期間の不使用時にはともかく、長期にわたる保管の場合には好ましいとは言えないものであった。
そのため、本出願人は、特許文献1の図1に示すような、袋主体が角柱状に自立するような収納袋を提案している。即ち、自立式穀粒収納袋において、底部と、横断面が正2n角形の側面で構成された袋本体と、前記側面のうち、少なくとも向かい合う一組の側面に対角線状に設けたロッドと、そのロッドの交差部分の保持部とからなり、さらに、前記ロッドによって角柱状に自立するようにした。
特開2001−88845号公報
このような構成の穀粒収納袋の場合、袋を折り畳む場合には、同文献の図2に示しているように、袋本体の各側辺7に沿って、袋は重ねるように折り畳まれ、最終的には一の側面上に全てが重なるように折り畳まれる。これによれば、袋本体の側辺7を折目として、かつ、ロッドを外さなくても折り畳みが可能であり、好都合であった。
しかしながら、このように折り畳むと、交差するロッドが4段に重なることになるので、なお嵩高となり、完全にコンパクト化することは困難であった。そのため、更なる改良が望まれていた。
また、この穀類収納袋の場合、ロッドの交差部分の保持部は、袋本体の胴部が穀粒の収納に伴って膨出したとき、ロッドが袋本体から離れて湾曲するのを防ぐために設けたものであるが、この保持部は袋本体の側面に縫着して設けていたので、袋の胴部の変形によって該縫着部分が破綻し、その機能を失うおそれがあった。
さらに、袋の上蓋をファスナーによって開閉可能なものにする場合、ファスナーを袋本体の開口部の上縁に沿って角型に設けていると、袋本体の胴部が穀粒の収納に伴って膨出するので、開口部が変形してファスナーを閉めるのが困難になるという問題もある。
本願発明は、このような課題を解決することを目的としたものであり、この種の穀粒収納袋において、支柱を付けたままの状態で、コンパクトに折り畳むことが可能であり、かつ、穀粒を収納するに十分な自立が可能で、その排出も迅速に行えるようにした穀粒収納袋について開示するものである。
さらに、穀粒の収納に伴って袋本体が膨出した場合にも、上蓋のファスナーを確実に開閉することが出来る構造を備えた穀粒収納袋を開示するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、自立式穀粒収納袋において、底部を有し上面を開口した四角柱状の袋主体と、この袋主体の一対の対向する側面に対角線状に交差して設けた交差ロッドと、この交差ロッドの交差部分を保持するロッド保持体と、上記交差ロッドを設けた側面とは異なる側の一対の側面の上端縁付近に設けた横ロッドと、前記袋本体の四隅の辺に設けた縦ロッドとからなり、これらのロッドにより各側面を平面状に維持して前記袋本体を自立させるという手段を採用した。
かかる構成により、袋の側面形状は平面状に維持され、かつ、袋主体を横倒しにして交差ロッドを設けた一方の側面を水平に回転させながら押し下げるようにすれば、側面同士が重なって、コンパクトに折り畳むことが可能となる。
このとき、上記交差ロッドは上記対向する側面の表面に、上記横ロッドは上記側面の上端縁の内側に、また、上記縦ロッドは上記袋本体の縦辺の外側に、それぞれ設けた。
当該場所に設けることにより、穀粒と干渉することがなく残留しないので好ましい。
そして、上記袋本体は、その各辺が同じ長さの立方体形状とする手段を採用した。
これにより、90°回転した一方の側面が他方の側面に正確に重なるので、折り畳み形状をよりコンパクトにすることができる。
また、上記ロッド保持体は、2枚の布片の四隅を開放して互いに袋状に縫合し、上記交差ロッドを交差して挿通してその交差部分を中空状態で保持するようにした。
これにより、交差ロッドの交差部分が互いに遊離しないで側面形状を平面状に維持できるので、穀粒の収納時の側面の膨出を規制することができる。
また、上記各ロッドは、袋主体の各隅部に縫着した袋状の保持部にその端部を挿入して保持するようにした。
これにより、各ロッドを遊嵌して保持でき、穀粒の収納によって収納袋が膨出する場合に対応できる。
また、上記各ロッドは、袋主体の各側辺から若干内側に設けた。
これは、折り畳み時に、各ロッドが折り畳み部分と干渉しないようにして、スムーズに折り畳むことができるようにするものである。
さらに、袋主体の底部に排出筒を設けるという手段、袋主体の上面開口部に開閉可能な上蓋を設けるという手段、袋主体の上端縁に懸吊帯を取付けるという手段を採用した。
これらにより、穀粒収納袋としての利便性を向上させるものである。
そして、特に上蓋に関しては、一側辺を上記開口部の一辺に沿って縫着すると共に、他辺の縁部は略U字状の曲線で構成した上蓋片と、上記開口部の上記上蓋片を縫着していない他の三辺の上端縁に沿って縫着し、上記上蓋片の曲線形状と対応する形状の縁部を有する所定幅のマチ布片とからなり、上記上蓋片とマチ布片は互いの縁部をファスナーで開閉自在に接続してファスナーの走行軌跡が曲線状となるという手段を採用した。
これは、穀粒を収納して袋本体の胴部が膨出しようとする場合であっても、マチ布片が水平方向の引っ張り力に対して強いので開口部の形状が変形しにくくなり、容易にファスナーを開閉することが出来るようになるものである。なお、ここで略U字状の曲線とは、厳密にU字状を言うのではなく、開口部の三辺に縫着したマチ布片が所定の幅を持って拡がることにより、上述した水平方向の引っ張り力に抗して開口部の形状を変更しにくくするような曲線形状をいうものとする。
また、上記ファスナーの両端部において、上記上蓋片とマチ布片を所定の長さだけ共に縫い合わせた縫合部を構成するという手段を採用した。
これにより、ファスナーの両端部に過大な負荷がかかって該部が破綻することを防止できる。
また、上記ファスナーは、互いに対向して走行する一対のランナーからなるものとした。
これにより、ファスナーの開閉動作がよりスムーズとなり利便性に富むものである。
本発明に係る自立式穀粒収納袋は、ロッドを、四角柱状の袋本体の縦方向四隅の側辺と、袋本体の一方の一対の対向する側面には交差して、さらに、他方の一対の対向する側面の上端縁に、それぞれ設けるようにしたので、各側面が平面形状を維持して四角柱状に自立できる。そのため、コンバイン等を利用した穀粒の収納に便利であり、穀粒を収納した状態でも、トラックの荷台に積み込む際や、倉庫などで保管する場合に、従来の円筒状のものと比較して多数個を積み上げることができる。
そして、交差ロッドを設けた側面を上下面として、上面を90°回転させることで、互いに重なってコンパクトに折り畳むことが可能となるので、ロッドを外すことなく折り畳むことができ、さらに、保管時や輸送時に広い場所を必要とせず、利便性に優れた発明である。特に、各辺の長さを等しくした立方体形状とする場合に、最もコンパクトに折り畳むことが可能となる。
また、交差ロッドは交差部分を中空状態で保持しているので、適度な余裕を維持しつつ、側面の膨出を規制することができる。
さらに、底部に排出筒を設けた場合には、底部周辺にロッドを設けていないので、底部を大きく開放することができ、穀粒を残すことなく迅速に排出することができる。
また、上蓋に関して、開口部にマチ布片を設け、これに対して曲線状の縁部を有する上蓋片をファスナーを介して開閉可能とした場合には、穀類の収納により袋本体の胴部が膨出した場合であっても、水平方向の引っ張り力に強いマチ布片の存在によって開口部の形状が変形しにくくなり、容易にファスナーを開閉することが出来るようなる。
さらに、ファスナーの両端部において、上記上蓋片とマチ布片を所定の長さだけ共に縫い合わせた縫合部を構成することで、ファスナーの両端部に過大な負荷がかかって該部が破綻することを防止できる。
本発明に係る自立式穀粒収納袋の実施形態の一例を示す斜視図である。 この自立式穀粒収納袋を折り畳む場合の過程の説明図である。 ロッドの交差部分の保持部の一例を示す斜視図である。 上蓋の一例を示す平面図である。
以下、本発明に係る自立式穀粒収納袋の好ましい実施形態を添付した図面に従って説明する。図1において、1は上面開口の四角柱状の袋本体で、その四方側面1a、1a・・には補強帯2、2・・を周設し、その上端開口縁にも補強帯3、3・・を周設している。なお、袋本体1の各辺の長さは、特に限定するものではないが、後述するように折り畳み時の形状を考慮すると、各辺が等しい長さ、即ち立方体に形成することが好ましい。
4、4は袋本体1の一方の一対の互いに対向する側面1aの表面に対角線状に交差して設けた交差ロッドである。各交差ロッド4、4は、上記側面1aの四隅部分に縫着した袋状の保持部5、5・・にその端部を挿入することで保持されている。6はロッド保持体で、2枚の布片の四隅を開放して互いに縫合した袋状で、交差ロッド4、4を交差して挿通し、交差ロッド4、4の交差部分を中空状態で保持するものである(図3参照)。また、7、7は上記交差ロッド4、4を交差して設けた側面1aとは異なる他方の一対の互いに対向する側面1aの上端縁の内側に設けた横ロッドであり、上端縁の両隅に縫着した袋状の保持部8、8にその端部を挿入することで保持している。さらに、9、9・・は上記袋状本体1の四隅の縦方向の側辺1b、1b・・外側に設けた縦ロッドであり、前記と同様に、上下端に縫着した袋状の保持部10、10にその端部を挿入して保持している。
つまり、本実施形態の特徴的な構成は、各ロッド4、7、9を、四角柱状の袋本体1の縦方向四隅の側辺1bと、袋本体1の一方の一対の対向する側面1aには交差して、さらに、他方の一対の対向する側面1aの上端縁に、それぞれ設けるようにしたものである。これにより、四隅側辺1bの縦ロッド9、9・・によって角柱を形成し、一方の側面1aの交差する交差ロッド4、4によって角柱側面の形状を平面状に維持し、さらに、他方の側面1aの上端縁の横ロッド7、7によって、前記側面1a、1a間の距離を一定に保持できる。そのため、各側面1aの下端縁にロッドを設けなくても、穀粒収納袋を四角柱状に自立させることができるのである。
なお、11は袋本体1の上面開口部をファスナー等で閉塞可能な上蓋である。12、12・・は袋本体1の上端四隅に取付けた懸吊帯であり、穀粒の収納時に、図示しないロープによって袋本体1を懸吊できるようにしたものである。また、袋本体1の底部1cには、例えば菊割りなどの公知の排出筒13が形成され、収納した穀粒を効率よく排出できるようにしている。
また、上記ロッド保持体6は、交差ロッド4、4を交差して挿通し、交差ロッド4、4の交差部分を中空状態で保持するものであり、その形状は図示したものに限定するものではない。即ち、交差ロッド4、4が互いに遊離しないように挟持して、側面形状を平面に維持する機能を有することが肝要であり、その形状は問わない。
なお、上述した袋本体の上蓋11に関しては、上記袋本体1の上面開口部が、例えばコンバインのホッパー等を挿入して生籾等の穀粒を投入できる形状であればよい。そして、投入後、該部を閉塞する手段としては、上記したファスナーを備えた上蓋で閉塞してもよく、さらに簡便には、筒状の投入口をロープ等で絞縮して閉塞するようにすることも可能であり、その構成を特に限定するものではない。
但し、上蓋をファスナーで閉じるようにする場合には、袋本体1の胴部が穀粒の収納に伴って膨出すると、開口部が変形してファスナーを開閉するのが困難になることがあるので、例えば図4に示すような構成の上蓋とすることが好ましい。
即ち、図4は、上述した上蓋11の好ましい一例を示す平面図である。図4において、11aは袋本体1の上面開口部を広く閉塞する上蓋片で、一側辺を当該開口部の一辺に沿って縫着するとともに、他辺は略U字状乃至は長円弧状の曲線で構成したものである。11bは上記開口部の他の三辺の上端縁に沿って縫着し、上記上蓋片11aの曲線形状と対応する形状の縁部を有する所定幅のマチ布片で、上記開口部の一部を閉塞するものである。上記上蓋片11aとマチ布片11bはその互いの縁端をファスナー11cによって開閉可能に接続され、両者で袋本体1の上面開口部を閉塞する。従って、ファスナー11cの走行軌跡は角部のない曲線を描くようにしている。また、ファスナー11cのランナーは1つでもよいが、互いに対向する2つのランナーを用いて開閉可能にするとより便利である。
なお、ファスナー11cの両方の端部は、袋本体の角部から開始するようにすると、袋の変形により該部が破綻するおそれがある。そのため、当該両端部においては、上蓋片11aとマチ布片を所定の長さだけ共に縫い合わせた縫合部11dを構成して、該部の補強を図ることが望ましい。
このような上蓋11の構成によれば、袋本体1に生籾等の穀粒をいっぱいに投入しようとする場合に、胴部が膨出したとしても、開口部の上端縁磯って縫着したマチ布片11bの広がりが水平方向の引っ張りに強く作用するので、開口部の形状が変形しにくくなり、その形を維持できるので、容易にファスナー11cを閉めることが可能となる。また、ファスナー11cへの負担も軽くなり、破綻しにくくなる。
続いて、上記構成の本発明に係る自立式穀粒収納袋の使用方法について説明する。穀粒を収納する場合は、従来のこの種収納袋と使用方法に違いはない。即ち、コンバイン等の排出筒の出口にこの収納袋を懸吊し、穀粒を収納する。この場合、袋主体1の各側面1aは穀粒の収納に伴って膨出することになるが、側面の交差ロッド4、4によりその膨らみが規制される。また、交差ロッド4、4の交差部分を保持するロッド保持体6は、従来のように袋本体1の側面1aに縫着せず、中空状態であるので、その縫着部分が膨らみによって破綻することがなく、適度な遊びを維持しながら側面1aの膨らみを確実に規制することができる。
また、上蓋をファスナー11cで閉じるようにする場合には、上述したように、曲線を描く上蓋片11aと、開口部の上端縁に設けるマチ布片11bにより、ファスナー11cを容易に閉めることが可能であり、上蓋を閉じた状態で保管できる。
また、穀粒の排出時には、底部1cの排出筒13を開放するのであるが、この場合、各側面1aの下端縁にはその形を規制するようなロッドを設けていないので、底部1cが柔軟に変形し、穀粒が底部1cに残留することがなく、全てを迅速に落下させて排出することができる。
次に、この収納袋の不使用時、即ち保管時について説明する。図2は折り畳みの経過の説明図であり、図2に示すように、収納袋を横倒しにして、交差ロッド4、4が保持された一方の側面1aを地面と水平にする。次に、交差ロッド4、4が保持されたもう一方の側面1aを、水平状態を保ちながら矢印方向に回転させ、かつ、徐々に下方に押し下げるようにする。これにより、横ロッド9、9は内側に折り込まれながら傾斜し、図2に示すように、側面1aが90°回転した状態で下の側面1aと重なり、扁平で極めてコンパクトに折り畳むことができるのである。つまり、従来のようにロッドを外す必要がなく、装着したままで極めて小さく折り畳むことが可能である。そのため、保管時に余分な場所を必要とせず、収納、保管が容易となる。
なお、上記構成において、袋主体1や各ロッド4、7、9の素材は、特別なものではなく、従来使用されているものでよい。また、各ロッド4、7、9の端部の保持部5、8、10は、袋状としてロッドの先端を挿入するようにしているが、ロッドを確実に保持できるものであれば、これに限定されず、他の技術を採用することもある。さらに、各ロッドを装着したまま袋を折り畳むことができるので、必ずしもロッドを着脱自在とする必要もない。また、折り畳んだときに、ロッドの端部が各側辺の先端付近で突出してしまう場合には、各保持部5、8、10を側辺1bより若干内側に設けてロッドを保持するようにするとよい。
1 袋本体
1a 側面
1b 側辺
1c 底部
2 補強帯
3 補強帯
4 交差ロッド
5 保持部
6 ロッド保持体
7 横ロッド
8 保持部
9 縦ロッド
10 保持部
11 上蓋
11a 上蓋片
11b マチ布片
11c ファスナー
11d 縫合部
12 懸吊帯
13 排出筒

Claims (12)

  1. 底部を有し上面を開口した四角柱状の袋主体と、この袋主体の一対の対向する側面に対角線状に交差して設けた交差ロッドと、この交差ロッドの交差部分を保持するロッド保持体と、上記交差ロッドを設けた側面とは異なる側の一対の側面の上端縁付近に設けた横ロッドと、前記袋本体の四隅の辺に設けた縦ロッドとからなり、これらのロッドにより各側面を平面状に維持して前記袋本体を自立させることを特徴とする自立式穀粒収納袋。
  2. 上記交差ロッドは上記対向する側面の表面に、上記横ロッドは上記側面の上端縁の内側に、また、上記縦ロッドは上記袋本体の縦辺の外側に、それぞれ設けた請求項1記載の自立式穀粒収納袋。
  3. 上記袋本体は、その各辺が同じ長さの立方体形状である請求項1または請求項2記載の自立式穀粒収納袋。
  4. 上記ロッド保持体は、2枚の布片の四隅を開放して互いに袋状に縫合してなり、上記交差ロッドを交差して挿通してその交差部分を中空状態で保持するようにした請求項1から請求項3のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
  5. 上記各ロッドは、袋主体の各隅部に縫着した袋状の保持部にその端部を挿入して保持するようにした請求項1から請求項4のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
  6. 上記各ロッドは、袋主体の各側辺から若干内側に設けた請求項1から請求項5のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
  7. 袋主体の底部に排出筒を設けた請求項1から請求項6のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
  8. 袋主体の上面開口部に開閉可能な上蓋を設けた請求項1から請求項7のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
  9. 上記上蓋は、一側辺を上記開口部の一辺に沿って縫着すると共に、他辺の縁部は略U字状の曲線で構成した上蓋片と、上記開口部の上記上蓋片を縫着していない他の三辺の上端縁に沿って縫着し、上記上蓋片の曲線形状と対応する形状の縁部を有する所定幅のマチ布片とからなり、上記上蓋片とマチ布片は互いの縁部をファスナーで開閉自在に接続してファスナーの走行軌跡が曲線状となる請求項8記載の自立式穀粒収納袋。
  10. 上記ファスナーの両端部において、上記上蓋片とマチ布片を所定の長さだけ共に縫い合わせた縫合部を構成した請求項9記載の自立式穀粒収納袋。
  11. 上記ファスナーは、互いに対向して走行する一対のランナーからなる請求項9または請求項10記載の自立式穀粒収納袋。
  12. 袋主体の上端縁に懸吊帯を取付けた請求項1から請求項11のいずれか1項記載の自立式穀粒収納袋。
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