JPH11321983A - 自立式穀粒収納袋 - Google Patents

自立式穀粒収納袋

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JPH11321983A
JPH11321983A JP10146533A JP14653398A JPH11321983A JP H11321983 A JPH11321983 A JP H11321983A JP 10146533 A JP10146533 A JP 10146533A JP 14653398 A JP14653398 A JP 14653398A JP H11321983 A JPH11321983 A JP H11321983A
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bag
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Mitsunori Taniguchi
満範 谷口
Keizo Wajima
恵造 和嶋
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Tanaka Sangyo Co Ltd
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TANAKA IND
Tanaka Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が容易に支柱となる棒材を装着できる
と共に、その生産が容易な穀粒収納袋を開示する。 【解決手段】 自立式穀粒収納袋に、筒状有底の袋本体
と、この袋本体の周囲に設けられ、垂直に棒材を挿入す
る底付きの袋とじと、この袋の直上に設けられ、前記棒
材の上端部を固定するための重なり合った一対の押え片
を設けるという手段を採用した。そして、それぞれの押
え片は、見開き部分に対応する2辺を除いて前記袋本体
に固着するという手段を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主としてコンバイ
ンによって刈り取られた生籾等をそのまま収納するため
の、自立式穀粒収納袋の再改良に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から、生籾等をそ
のまま収納するための自立式穀粒収納袋が広く採用され
ている。実際、本願発明者は、図6に示したような袋本
体の外側に少なくとも3個所以上の帯環5を設け、その
うち上下縁の帯環は有底である帯環列を縫着し、さらに
前記帯環に支柱となる棒材を挿通してなる自立式穀類収
納袋を公知にしている(実用新案登録第2549439
号)。そして、前記帯環のうち上縁の有底帯環に開口部
側面が開閉自在なファスナーを設け、そこから前記棒材
を挿入し、ファスナーを閉じることによって前記棒材を
固定している。尚、図6では、支柱となる棒材は省略し
ている。
【0003】しかしながら、穀粒収納袋は小規模の農家
でも数個から数十個を一時期に使用するものであり、加
えて前記帯環列は一の穀粒収納袋に通常2列以上設けら
れているから、それぞれのファスナーを綴じることは、
作業効率を著しく害している。もちろん、穀粒収納袋の
製造者にとっても、ファスナーの装着作業は、手間を要
すると共にコスト的にも好ましいものではない。
【0004】また、従来の帯環列に棒材を固定する方法
では、棒材が袋本体から離れて屈曲し、支柱としての役
割を果たさない場合がある。実際には、袋本体の材質に
ある程度固いものを用いて、袋本体と棒材が離れないよ
うにしているのが現状である。しかしながら、固い材質
からなる袋は折りたたみにくく、折りたたみやすいやわ
らかい材質からなる穀粒収納袋の需要が高まっている。
【0005】本発明では上述した課題を解決することを
目的としたものであって、従来よりも簡易な作りの穀粒
収納袋であって、さらに、容易に支柱を装着できると共
に、袋本体の材質が狭い範囲のものに限定されない穀粒
収納袋を開示するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上述した目的
を達成するために、自立式穀粒収納袋において、筒状有
底の袋本体と、この袋本体の周囲に設けられ、垂直に棒
材を挿入する底付きの袋とじと、この袋本体の直上に設
けられ、前記棒材の上端部を固定するための重なり合っ
た一対の押え片を設けるという手段を採用した。そし
て、押え片は、それぞれ、回周のうちの見開き部に対応
する2辺を除いて前記袋本体に固着するという手段を採
用した。また、使用時に、前記袋とじに弾力性のある棒
材を装入し、前記袋とじから突出している棒材端を前記
一対の押え片によって固着させるという手段も採用し
た。
【0007】前記押え片は、少なくとも3対設け、さら
に一対の押え片に一の袋とじを対応させるという手段を
採用した。また、前記押え片の固着を縫合によって行う
という手段も採用した。また、1枚の布を折り返して一
対の押え片とするという手段も採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、添付した図面に従って説明する。図1は、本
発明で採用する穀粒収納袋の一例であって、1は支柱と
なる棒材、2は袋本体の周囲に設けられた底付きの袋と
じ、3は前記棒材の上端部を固定するための一対の押え
片、4は袋本体の上あるいは下縁をそれぞれ示してい
る。本実施形態の特徴的な構成は、棒材を固定するにあ
たり帯環のかわりに前記の袋とじと一対の押え片を、棒
材が貫通できるように、袋とじの開口と前記押え片の見
開き部が対向するように設けたことである。すなわち、
棒材はその一端が袋とじに装入され、突出している他端
が上述の一対の押え片によって固定される。このような
構造を採用したことにより、支柱となる棒材が袋本体か
ら離れることがなく、すなわち支柱となる棒材が袋本体
に沿っているから、従来のようにファスナーで綴じなく
ても上述のような一対の押え片のみで固定できるように
なった。尚、図1は、棒材を装着した状態であるが、便
宜上右側の袋とじの棒材は省略してある。また、本実施
形態では、上述の押え片の一部を上縁に縫い込んだ構造
になっているが、袋本体側面に別途取り付けてもよい。
【0009】図2は、棒材1を装着した状態の上述の一
対の押え片3と袋とじ2の関係を示した一例であって、
支柱となる棒材が、袋とじ2と一対の押え片を貫通する
ように設置されている。そして、それぞれの押え片は回
周のうちの見開き部に対応する2辺を除いて、袋本体に
固着されている。尚、本実施形態では、押え片として四
角形の布が、それぞれ対照的なL字型を描くように縫い
付けてあるが、これに限らず様々な実施形態が適応す
る。
【0010】図3は、上述の一対の押え片の他の実施形
態を示したものである。尚、図3の点線は縫合部を示し
ている。(A)は、押え片を扇形にしたものであって、
支柱となる棒材に先の尖った材質を採用する場合に、当
該押え片と棒材の隙間を少なくすることを可能にしたも
のである。(B)は、袋本体の生産者の生産効率を上げ
るため、それぞれの押え片を重ねた上から、同時に縫合
したものである。さらに、本実施形態では、補強の観点
から、円を描くように縫い付けてある。(C)は、1枚
の布で一対の押え片を作成した例であって、(C)の左
図のように、1枚の布のそれぞれの両端から3分の1以
内の距離のところを垂直に縫合し、右図のように左右の
部分を折り返して重ねて押え片とし、その上から、折り
返しに対して垂直になるように縫合して一対の押え片と
したものである。勿論、予め折り返した状態で上から一
度に縫合してもよい。(D)は、見開き部を狭くした例
であって、図示したように棒材1の先端部が広くなって
いる場合に特に有効である。尚、(D)の左図は、押え
片の1枚を示しており、他の1枚はこれと左右対称なも
のを重ねて縫合して、右図に示すような、一対の押え片
として採用する。この場合は、見開き部は開きにくく、
棒材は固定しにくいが、逆に抜けにくく、棒材を固定す
る力を強くすると共に、穀粒収納袋自体の安定性をよく
する。このように、棒材を固定するものが押え片を重た
だけの簡易な構造にしたことにより、従来のファスナー
や留め具等のように手間がかからず、使用者の作業効率
を著しく上げることができる。もちろん穀粒収納袋の製
造者の生産効率も高くなる。
【0011】尚、上述の押え片は、図4に示したように
袋本体に布等を媒介として間接的に縫い付けてもよい。
この場合、媒介とした布を上縁4に縫い込むように縫い
付けると補強の役目も果たす。
【0012】図5は、弾力性のある棒の両端をパイプ等
に差し込んで環状にしたものであって、図1の上及び下
縁4内に内蔵しているものである。
【0013】ところで、従来の穀粒収納袋では帯環に棒
材を挿通して支柱としていたので、支柱が袋本体から離
れて屈曲したりすることがないように、袋本体はある程
度固い材質で作成することが必要であった。しかしなが
ら、本発明の袋とじは、支柱となる棒材をすっぽり入れ
ることができるので、棒材が袋本体から離れて屈曲する
ことはなく、やわらかい材質で袋本体を作成することも
可能である。さらに、やわらかい材質で袋本体を作成す
ると折りたたみが容易になると共に、支柱を付けたまま
でも、ひねることによりある適度コンパクトにすること
ができる。すなわち、図1の上縁及び下縁4・4をそれ
ぞれ逆方向に平行に回すと、支柱はそれぞれ袋本体の中
心を軸として傾き、結果として袋本体の高さが低くな
る。実際、袋本体の底面の直径を支柱の高さ以上の長さ
に設定すると、完全に折りたたむことも可能である。ま
た、支柱を高くしても、袋本体の材質はやわらかいもの
であるから、棒材に特に弾性力の強い素材を用いれば、
その高さの縮小は可能である。このような構造は、使用
者が予め自立式収納袋を組み立てておき、トラックなど
で現場へ運ぶ場合に有効である。尚、袋とじの大きさ
は、支柱が袋本体より離れなければ必ずしもすっぽり包
む構造にする必要はなく、例えば、支柱の半分以下の長
さであってもよい。
【0014】棒材は弾力性がある棒状のもので、穀粒が
袋に入った状態で自立できるだけの力のあるものであれ
ば特に定めるものではない。具体的には、グラスファイ
バーが適当であろう。また、支柱の数は袋本体が安定に
自立できるために、最低3本は必要であろう。尚、棒材
の形状は、円柱形の他、前述したように先が細くなった
ものあるいは、先端部分の断面が大きくなっているも
の、また、多角柱であってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明では、袋本体の周囲に、垂直に棒
材を挿入する底付きの袋とじと、この袋の直上に、前記
棒材の上端部を固定するための重なりあった一対の押え
片を設けたことにより、従来のようなファスナーを設け
ることなく、支柱となる棒材を固定することが可能にな
った。さらに、このような簡易な構造にすることによ
り、袋の製造業者にとっても生産しやすいものとなっ
た。加えて、袋とじに支柱をすっぽり入れることによ
り、やわらかい材質でも袋本体が安定に自立することが
でき、さらに簡易に折りたためる穀粒収納袋を作成する
ことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で開示する自立式穀粒収納袋の概略図
【図2】本発明で開示する一対の押え片と棒材の関係を
示すの概略図
【図3】本発明で開示する一対の押え片の別なる実施形
態の概略図
【図4】本発明で開示する別なる実施形態の一部省略図
【図5】本発明で開示する上及び下縁に組み込まれたも
のの概略図
【図6】従来の穀粒収納袋の概略図
【符号の説明】
1 棒材 2 袋とじ 3 一対の押え片 4 袋本体の上あるいは下縁 5 帯環 6 ファスナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状有底の袋本体と、この袋本体の周囲に
    設けられ、垂直に棒材を挿入する底付きの袋とじと、こ
    の袋とじの直上に設けられ、前記棒材の上端部を固定す
    るための重なり合った一対の押え片とからなり、それぞ
    れの押え片は、回周のうちの見開き部に対応する2辺を
    除いて前記袋本体に固着したことを特徴とする自立式穀
    粒収納袋。
  2. 【請求項2】前記袋とじに弾力性のある棒材を装入し、
    前記袋とじから突出している棒材端を前記1対の押え片
    によって固定して使用することを特徴とする請求項1記
    載の自立式穀粒収納袋。
  3. 【請求項3】前記押え片が、少なくとも3対設けられ、
    さらに一対の押え片に一の袋とじが対応していることを
    特徴とする請求項1記載の自立式穀粒収納袋。
  4. 【請求項4】前記押え片の固着を縫合によって行った請
    求項1記載の自立式穀粒収納袋。
  5. 【請求項5】1枚の布を折り返して一対の押え片とした
    請求項1記載の自立式穀粒収納袋。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003020611A1 (en) * 2001-09-05 2003-03-13 Emil Akhmedovich Akhoundov Flexible container with net support for free-flowing bulk materials
JP2009269662A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Tanaka Sangyo Kk 自立式穀類収納袋
JP2013049485A (ja) * 2011-08-03 2013-03-14 Tanaka Sangyo Kk 自立式穀粒収納袋
JP2015182787A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社三洋 自立型フレコン
KR102613612B1 (ko) * 2023-06-23 2023-12-14 김대수 내구성이 향상된 양파 마늘 톤백

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