JPH0743378Y2 - テント - Google Patents
テントInfo
- Publication number
- JPH0743378Y2 JPH0743378Y2 JP1989101752U JP10175289U JPH0743378Y2 JP H0743378 Y2 JPH0743378 Y2 JP H0743378Y2 JP 1989101752 U JP1989101752 U JP 1989101752U JP 10175289 U JP10175289 U JP 10175289U JP H0743378 Y2 JPH0743378 Y2 JP H0743378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- tent
- bag
- tent body
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はテントポールでテント本体を緩みなく張ること
ができるテントに関する。
ができるテントに関する。
(従来の技術) 弾力性のあるテントポールを利用してテント本体を張る
テントは従来から知られている。テントポールをテント
本体の内側とし、テントポールの弾力性でテント本体を
張るようにした実公昭50-37127号公報などに示された内
ポール式のものは、ポールを中に挿入するための入口が
大きくないと入らない上に、テントの形状が正方形とか
長方形とかに限られる。また、こばにポールの先端が入
らないと不安定であるというような問題があった。さら
に、フライシートを設けると、これがテント本体と密着
し、外気を遮断できず、フライシートの役を減じてい
た。
テントは従来から知られている。テントポールをテント
本体の内側とし、テントポールの弾力性でテント本体を
張るようにした実公昭50-37127号公報などに示された内
ポール式のものは、ポールを中に挿入するための入口が
大きくないと入らない上に、テントの形状が正方形とか
長方形とかに限られる。また、こばにポールの先端が入
らないと不安定であるというような問題があった。さら
に、フライシートを設けると、これがテント本体と密着
し、外気を遮断できず、フライシートの役を減じてい
た。
テント本体の外側にポールを通すポール通しを形成させ
た外ポール式(実公昭57-31803、同31804公報等)は上
記欠点はなくなるものの、ポールの先端がテント本体に
設けたブローメッツを貫通するものであったため、ポー
ルの張力を十分に活し切れず、テントが緩みが生じがち
であった。
た外ポール式(実公昭57-31803、同31804公報等)は上
記欠点はなくなるものの、ポールの先端がテント本体に
設けたブローメッツを貫通するものであったため、ポー
ルの張力を十分に活し切れず、テントが緩みが生じがち
であった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記従来の欠点を改善し、ポールの張力を十分
に生かし、テントを緩むことなく張っておくことができ
るものを提供することを課題とするものである。
に生かし、テントを緩むことなく張っておくことができ
るものを提供することを課題とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) そのため、本考案はテント本体の外側に形成させたポー
ル通しの一端を封止する構成とするとともに、ポール通
しの他端にポールの端を挿入する袋を取り付けたことを
特徴とするものである。
ル通しの一端を封止する構成とするとともに、ポール通
しの他端にポールの端を挿入する袋を取り付けたことを
特徴とするものである。
ポール通しは封止された一端から袋を取り付けた他端ま
で一連のものであることが望ましいが、途中で部分的に
空いてポールが露出する箇所を設けても差支えない。
で一連のものであることが望ましいが、途中で部分的に
空いてポールが露出する箇所を設けても差支えない。
また、ポール通しは、両端部と中間部とで材質を変える
ことが望ましい。すなわち、ポールの先端を包むことに
なる両端は皮、厚手の布、その他の丈夫な部材を用いる
ことが望ましい。
ことが望ましい。すなわち、ポールの先端を包むことに
なる両端は皮、厚手の布、その他の丈夫な部材を用いる
ことが望ましい。
また、袋は帯状の部材を折って、その折った部分から一
定長さに渡ってその重ねた両側を縫って形成し、その内
面に滑り安い材質からなる補助帯を設けておくことが望
ましい。
定長さに渡ってその重ねた両側を縫って形成し、その内
面に滑り安い材質からなる補助帯を設けておくことが望
ましい。
本考案に使用するポールはポール通しの長さにほぼ等し
い長さのものを使用する。
い長さのものを使用する。
(作用) 弾性力のあるポールをテント本体のポール通しに通す
と、そのポール通しの一端(先端)が封止されているの
でポールはそこで停止する。その後ポールを湾曲させな
がらテント本体の円形に沿って移動させ、ポール通しの
他端(後端)に取り付けた袋を持って引っ張り、その袋
をポールの端に入れる。テント本体に設けた各ポール通
し全体に上記のようにしてポールを挿入してテントを張
り、所定の位置に配置して全体を張り綱で固定する。
と、そのポール通しの一端(先端)が封止されているの
でポールはそこで停止する。その後ポールを湾曲させな
がらテント本体の円形に沿って移動させ、ポール通しの
他端(後端)に取り付けた袋を持って引っ張り、その袋
をポールの端に入れる。テント本体に設けた各ポール通
し全体に上記のようにしてポールを挿入してテントを張
り、所定の位置に配置して全体を張り綱で固定する。
(実施例) 第1図が本考案テントの1実施例であり、蒲鉾型の例で
ある。外ポール式であるので形状は適宜選択することが
できる。ドーム型にすることもできるのはいうまでもな
い。
ある。外ポール式であるので形状は適宜選択することが
できる。ドーム型にすることもできるのはいうまでもな
い。
テント本体1の外面にポール通し2を必要なだけ設け
る。こういった蒲鉾型の場合、全部のポール通し2を使
用する必要はなく、使用する人数によって入口3から遠
いポール通し2をいくつか使用しなくてもテントととし
ての機能に変るところはない。それによってテント全体
の長さを使用する人数に合わせて調節することができ
る。
る。こういった蒲鉾型の場合、全部のポール通し2を使
用する必要はなく、使用する人数によって入口3から遠
いポール通し2をいくつか使用しなくてもテントととし
ての機能に変るところはない。それによってテント全体
の長さを使用する人数に合わせて調節することができ
る。
本実施例のポール通し2は、メッシュのもので全体を通
して一連のものとし、両端部を他の材質のものとしてい
る。その一端側、第1図のA部を拡大して示したのが第
2図であり、丈夫な厚手の布でポール4の先端を包むよ
うに封止された袋状に形成されている。他端6は同様に
丈夫な厚手の布でポール4を貫通できる筒状に形成され
ている。その端部6の先端に袋7を固定している。この
袋7は丈夫な布の帯を折ってその折った部分の両側を一
定長さ縫って袋としたもので、縫い残した帯端部の一方
7aを筒6に固定し、他方7bを滑り案内として残してあ
る。この袋7を上記のように縫って作るとき、その内面
にナイロンなどの滑り安い材質からなる布8を一緒に縫
い、その端部8aを前記滑り案内7bに重ねるようにしてあ
る。この布8が補助帯となるものであって、その端部8a
が図示のように滑り案内7bより長くなるようにしてい
る。
して一連のものとし、両端部を他の材質のものとしてい
る。その一端側、第1図のA部を拡大して示したのが第
2図であり、丈夫な厚手の布でポール4の先端を包むよ
うに封止された袋状に形成されている。他端6は同様に
丈夫な厚手の布でポール4を貫通できる筒状に形成され
ている。その端部6の先端に袋7を固定している。この
袋7は丈夫な布の帯を折ってその折った部分の両側を一
定長さ縫って袋としたもので、縫い残した帯端部の一方
7aを筒6に固定し、他方7bを滑り案内として残してあ
る。この袋7を上記のように縫って作るとき、その内面
にナイロンなどの滑り安い材質からなる布8を一緒に縫
い、その端部8aを前記滑り案内7bに重ねるようにしてあ
る。この布8が補助帯となるものであって、その端部8a
が図示のように滑り案内7bより長くなるようにしてい
る。
このテントに使用するポール4は全長をポール通し2の
長さとほぼ等しくし、その両端を丸くして滑り易くして
いる。
長さとほぼ等しくし、その両端を丸くして滑り易くして
いる。
本実施例は上記の通りであるが、ポール通し2はメッシ
ュを使用しなければならないわけではなく、その材質に
制限はない。端部5、6に使用した材質で全体を構成さ
せてもよい。しかし、実施例のようにメッシュのほうが
軽く、かつデザイン上好ましい。また、本実施例はポー
ル通しを一端5から他端6まで一連のものとしている
が、途中切れているものでも差支えない。
ュを使用しなければならないわけではなく、その材質に
制限はない。端部5、6に使用した材質で全体を構成さ
せてもよい。しかし、実施例のようにメッシュのほうが
軽く、かつデザイン上好ましい。また、本実施例はポー
ル通しを一端5から他端6まで一連のものとしている
が、途中切れているものでも差支えない。
これを組み立てるには、まず、ポール4をテント本体1
のポール通し2に差し込んで、その先端をポール通し2
の封止されている一端5で止める。端部5が封止されて
いるのでそれ以上差し込むことはできない。その後、第
3図に示すようにテント本体1をポール4に沿ってポー
ル4を曲げながら引き、第4図に示すようにポール4の
他方の端部4aまで引き下す。ポール4の長さとポール通
し2との長さはほぼ等しいのでこの位置まで下げるとか
なりきつい。次にポール4の先端4aを袋7に入れるのだ
が、それには第4図に示すように布8の端部8aをポール
の後端4aの下を通しながら袋7をさらに下に引き、ポー
ル4の端部4aを滑らせながら第5図のように袋7の内に
入れる。布8は靴を履くときの靴べらのように作用し、
ポール4の先端4aを袋7に入れ易くなる。各ポール通し
2にポール4を上記のようにして通して第1図のように
組み立てる。それを所定の位置に置いて張り綱で固定す
る。
のポール通し2に差し込んで、その先端をポール通し2
の封止されている一端5で止める。端部5が封止されて
いるのでそれ以上差し込むことはできない。その後、第
3図に示すようにテント本体1をポール4に沿ってポー
ル4を曲げながら引き、第4図に示すようにポール4の
他方の端部4aまで引き下す。ポール4の長さとポール通
し2との長さはほぼ等しいのでこの位置まで下げるとか
なりきつい。次にポール4の先端4aを袋7に入れるのだ
が、それには第4図に示すように布8の端部8aをポール
の後端4aの下を通しながら袋7をさらに下に引き、ポー
ル4の端部4aを滑らせながら第5図のように袋7の内に
入れる。布8は靴を履くときの靴べらのように作用し、
ポール4の先端4aを袋7に入れ易くなる。各ポール通し
2にポール4を上記のようにして通して第1図のように
組み立てる。それを所定の位置に置いて張り綱で固定す
る。
[考案の効果] 以上のように本考案はポールをポール通しに入れるが、
その両端をポール通しの両端で支える構成としているの
で、ポールの張力を十分に生かしてテントを緩むことな
くきっちりと張ることができる。
その両端をポール通しの両端で支える構成としているの
で、ポールの張力を十分に生かしてテントを緩むことな
くきっちりと張ることができる。
また、本考案はポール1本、1本が包まれているので地
形の良い悪しにかかわらず立体的に設営できる。
形の良い悪しにかかわらず立体的に設営できる。
さらに、外ポール方式であるので、フライシートを設け
るときテント本体との間に隙間を形成させることがで
き、外気を遮断して快適な居住性を確保することができ
る。
るときテント本体との間に隙間を形成させることがで
き、外気を遮断して快適な居住性を確保することができ
る。
第1図は本考案1実施例テントの全体の斜視図、第2図
は第1図のA部の拡大正面図、第3図は張る途中を示す
斜視図、第4図はポール通しの端部、第3図のB部の拡
大正面図、第5図はポール端部を袋に入れた状態のその
部分の拡大正面図である。 1:テント本体、2:ポール通し、3:入り口、4:ポール、
5、6:ポール通しの端部、7:袋、8:補助帯。
は第1図のA部の拡大正面図、第3図は張る途中を示す
斜視図、第4図はポール通しの端部、第3図のB部の拡
大正面図、第5図はポール端部を袋に入れた状態のその
部分の拡大正面図である。 1:テント本体、2:ポール通し、3:入り口、4:ポール、
5、6:ポール通しの端部、7:袋、8:補助帯。
Claims (1)
- 【請求項1】テント本体の外側にポールを通して張るテ
ントにおいて、テント本体の外側に設けられたポール通
しの一端を封止し、このポール通し他端にはポールを貫
通させる筒状部を設け、筒状部は滑り案内となる縫い残
し部を有する袋を取り付けてなるドーム型テント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101752U JPH0743378Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989101752U JPH0743378Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346670U JPH0346670U (ja) | 1991-04-30 |
JPH0743378Y2 true JPH0743378Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31650684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989101752U Expired - Lifetime JPH0743378Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743378Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6948058B2 (ja) * | 2017-09-01 | 2021-10-13 | 株式会社ロゴスコーポレーション | テントおよびテントの設営方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211849Y2 (ja) * | 1972-12-09 | 1977-03-15 | ||
JPS5343685Y2 (ja) * | 1973-11-10 | 1978-10-20 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1989101752U patent/JPH0743378Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346670U (ja) | 1991-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6145131A (en) | Knotless adjustable wrap | |
KR0120896Y1 (ko) | 몸을 돌려 감아서 고정시키기에 용이한 수건 | |
CA2081893C (en) | Waistband construction featuring one-piece interior lap strip of differential elasticity | |
US5483702A (en) | Garment waistband construction | |
US5361413A (en) | Bow tie | |
JPH0743378Y2 (ja) | テント | |
WO2005115184A2 (en) | Clothing accessory | |
JPH09324307A (ja) | パジャマ | |
JP7549167B1 (ja) | 帯の装着方法及び帯枕保持具 | |
JP3000340U (ja) | 下 衣 | |
JP3431998B2 (ja) | 簡易着付け用女帯 | |
JPS632406Y2 (ja) | ||
JPH072568Y2 (ja) | 紐付き被服 | |
CA2173711C (en) | Survival parka | |
JP3059472U (ja) | 浴衣用帯 | |
JP3050798U (ja) | 高所作業用安全帯 | |
JPH0351283Y2 (ja) | ||
JP3132436U (ja) | へこ帯 | |
JPH0527117Y2 (ja) | ||
KR200273070Y1 (ko) | 매듭장치를 구비한 넥타이 | |
JPH053056Y2 (ja) | ||
JPS5829121Y2 (ja) | 総内縫複合フアッションル−プ | |
JPS5928011Y2 (ja) | ズボン | |
JP3094862U (ja) | 上 衣 | |
JP2569929Y2 (ja) | 帯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |