JP2013049479A - 吐出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容器2が内装された外容器3を備える容器本体4の口部4aに装着され、内容物を吐出する吐出口5が形成された吐出キャップ6と、吐出キャップ6内に配設され、吐出口5と内容器2の内部とを接続する接続通路7Aを有する弁筒体7とを備え、外容器3には、内容器2との間に外気が吸入される吸気孔4eが形成され、吐出キャップ6には、外部と吸気孔4eとを連通する外気導入孔10が形成され、弁筒体7は、吸気孔4eと外気導入孔10との連通およびその遮断を切替える空気弁7aと、接続通路7A内と吐出口5との連通およびその遮断を切替える吐出弁7bとを備え、吐出弁7bは、吐出口5側から接続通路7A側への流通を規制し、かつその逆に向けた流通を許容する逆止弁となる構成の吐出容器1を提供する。
【選択図】図3
Description
また、吐出した内容物等が吐出口に付着している場合に、その付着物が吐出後の前記吸入時において容器内に逆流することがあり、この場合、外気に触れている付着物とともに雑菌が容器内に浸入するおそれがあり、その点で改良の余地があった。
本発明に係る吐出容器は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、および該内容器が内装される外容器を備える容器本体と、該容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、該吐出キャップ内に配設され、前記吐出口と前記内容器の内部とを接続する接続通路を有する弁筒体と、を備え、前記外容器には、前記内容器との間に外気が吸入される吸気孔が形成されるとともに、前記吐出キャップには、外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔が形成され、前記弁筒体は、前記吸気孔と前記外気導入孔との連通およびその遮断を切替える空気弁と、前記接続通路内と前記吐出口との連通およびその遮断を切替える吐出弁と、を備え、該吐出弁は、前記吐出口側から前記接続通路側への流通を規制し、かつその逆に向けた流通を許容する逆止弁となっていることを特徴としている。
外気が吸入されることにより、外容器と内容器との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁が復元変形して吸気孔と外気導入孔とを遮断する。このように、外容器と内容器との間に外気が吸入されることにより、内容器の減容形状が保持される。そのため、吐出後の吐出口から内容器内に外気が流入することがなく、吐出口から吐出された内容物が内容器内に逆流することが防止される。
以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ってオーバーキャップ8側を上側、容器本体4の底部側を下側といい、また容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸Oを中心に周回する方向を周方向という。
容器本体4の口部4aは、上側に位置する上筒部4Aと、下側に位置し上筒部4Aよりも大径に形成された下筒部4Bと、を備える二段筒状に形成されている。
容器本体4は、例えば、共押出し成形した二層構造のパリソンをブロー成形することにより成形され、外容器3はポリエチレン樹脂製とされるとともに、内容器2はポリエチレン樹脂に対して相溶性のないポリアミド系の合成樹脂製とされている。
この頂壁部6Bには、吐出口5の開口周縁部から下方に向けて吐出筒9aが垂設されている。吐出筒9aの内下部に周方向に間隔をあけて配置され径方向内側に向けて突設した複数の支持リブ9bが設けられ、これら支持リブ9bを介して係止柱9cが垂設されている。
また、上周壁部6Dの上部内周面には、周方向に沿って延びる環状の吐出弁座6gが突設され、吐出弁座6gの下側の位置に弁筒体7(正確には後述する区画壁7f)を係止させる突条部6dが周設されている。
弁筒体7は、内部が接続通路7Aとされた基筒部7cを備えている。基筒部7cにおいて、下端部に前記空気弁7aが配設されるとともに、上端部に前記吐出弁7bが配設されている。基筒部7cは、上端が天板部7dによって閉塞されている。天板部7dには、上側から吐出キャップ6の係止柱9cが当接している。
この吐出容器1では、図3に示すように、容器本体4の内容器2に収容された内容物を吐出させる際、オーバーキャップ8を吐出キャップ6から取り外し、吐出口5が下方に向くような吐出姿勢とした状態で、容器本体4の外容器3をスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器2が外容器3とともに変形して減容される。
また、前記シール突片7gは、弁筒体7を吐出キャップ6内に挿入する際のガイドとしても機能する。
そして、吐出キャップ6の頂壁部6Bに設けられる吐出口5には、吐出筒9aの開口周縁部に周方向に間隔をあけて配置され径方向内側に向けて突設した複数の支持リブ9dが設けられ、これら支持リブ9dを介して係止柱9eが下方に向けて垂設されている。係止柱9eは、容器軸Oに同軸に設けられ、筒状の吐出弁7hの内側に径方向の隙間をもった状態で挿入されている。吐出筒9aの内周下部には、拡径部9fが形成されており、この拡径部9fを介して吐出口5と前記凹溝7iとが連通している。
すなわち、上述した径方向外方に向けて突出する吐出弁7bを用いる代わりに、外周上端部が吐出筒9aの内周上部に径方向外側に向けて当接しているとともに、内容器2の内圧変動により弾性変形によって径方向内側(係止柱9e側)へ向けて離間可能とされる構成の吐出弁7hとしてもよい。
さらに、前記吐出キャップ6を、容器本体4の口部4aに螺着してもよい。
さらにまた、吐出容器は、目薬容器に限定されるものではない。
2 内容器
3 外容器
4 容器本体
4a 口部
4e 吸気孔
5 吐出口
6 吐出キャップ
7 弁筒体
7A 接続通路
7a 空気弁
7b、7h 吐出弁
7c 基筒部
7e 連通孔
7f 区画壁
7g シール突片
7i 凹溝
8 オーバーキャップ
9a 吐出筒
10 外気導入部
O 容器軸
Claims (4)
- 内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、および該内容器が内装される外容器を備える容器本体と、
該容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、
該吐出キャップ内に配設され、前記吐出口と前記内容器の内部とを接続する接続通路を有する弁筒体と、
を備え、
前記外容器には、前記内容器との間に外気が吸入される吸気孔が形成されるとともに、前記吐出キャップには、外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔が形成され、
前記弁筒体は、
前記吸気孔と前記外気導入孔との連通およびその遮断を切替える空気弁と、
前記接続通路内と前記吐出口との連通およびその遮断を切替える吐出弁と、
を備え、
該吐出弁は、前記吐出口側から前記接続通路側への流通を規制し、かつその逆に向けた流通を許容する逆止弁となっていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1に記載の吐出容器であって、
前記弁筒体は、内部が前記接続通路とされた基筒部を備え、
該基筒部において、吐出口側の上端部に前記吐出弁が配設されるとともに、容器本体側の下端部に前記空気弁が配設され、
前記基筒部において、前記吐出弁と前記空気弁との間に位置する部分には、前記接続通路に開口する連通孔が形成されるとともに、該連通孔と前記空気弁との間に位置する部分には、前記吐出キャップ内に嵌合して、該吐出キャップ内と当該基筒部との間の環状空間を上下方向に区画する区画壁が突設されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項2に記載の吐出容器であって、
前記基筒部において前記区画壁と前記空気弁との間に位置する部分には、径方向の外側に向けて突出して前記吐出キャップの内周面に当接するシール突片が配設されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項3に記載の吐出容器であって、
前記シール突片は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次上方に向けて延在していることを特徴とする吐出容器。
Priority Applications (1)
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JP2016210181A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 二重構造容器成形用プリフォーム及び二重構造容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003292067A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 滴下容器 |
JP2008162666A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出容器 |
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- 2011-08-31 JP JP2011189488A patent/JP5852814B2/ja active Active
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