JP2013048864A - 眼科用レーザ治療装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手術条件に対応した治療用レーザ光のビームプロファイルを設定して好適な治療を行える眼科用レーザ治療装置を提供すること。
【解決手段】 治療用レーザ光を出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射された治療用レーザ光を所定のサイズのスポットとして患者眼の照射部位に照射する照射ユニットと、治療用レーザ光の照射時間を設定する照射時間設定手段と、設定された照射時間に基づいて治療用レーザ光の照射を制御する制御手段と、を備える眼科用レーザ治療装置において、前記照射時間設定手段によって設定された前記照射時間に対応して患者眼に照射される前記所定サイズのスポットにおける治療用レーザ光のビームプロファイルを変更するビームプロファイル変更手段を、備えること。
【選択図】 図3

Description

本発明は、患者眼に治療用レーザ光を照射し治療を行う眼科用レーザ治療装置に関する。
患者眼に治療用レーザ光を照射して治療を行う眼科用レーザ治療装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の装置では、眼底の組織に治療用レーザ光を照射し、照射部位の温度を上昇させ、照射部位を熱作用により凝固する。このような装置では、治療用レーザ光の出力、スポットサイズ、照射時間、等の手術条件を手術(治療目的)に応じて変更する。さらに、特許文献1の装置では、手術に応じて治療用レーザ光のビームプロファイル(エネルギ分布、強度分布)を変更する。
特開2001−8945号公報
照射部位に照射される治療用レーザ光の治療の度合、例えば、スポットにおける熱(エネルギ)の拡散度合、は手術条件に応じて異なる。光凝固治療を例に挙げると、治療用レーザ光のスポットに対して照射される治療用レーザ光のエネルギと、スポットにおける組織での経時的なエネルギの拡散とは密接に関係し、スポットでの凝固度合を左右する。熱の拡散を左右するパラメータとしては、スポットにおけるレーザ光のエネルギ密度の分布(ビームプロファイル)とその照射時間による影響が大きいと考えられる。しかしながら、このような関係を考慮した装置は見られない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、手術条件に対応した治療用レーザ光のビームプロファイルを設定して好適な治療を行える眼科用レーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を有することを特徴とする。
(1) 治療用レーザ光を出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射された治療用レーザ光を所定のサイズのスポットとして患者眼の照射部位に照射する照射ユニットと、治療用レーザ光の照射時間を設定する照射時間設定手段と、設定された照射時間に基づいて治療用レーザ光の照射を制御する制御手段と、を備える眼科用レーザ治療装置において、
前記照射時間設定手段によって設定された前記照射時間に対応して患者眼に照射される前記所定サイズのスポットにおける治療用レーザ光のビームプロファイルを変更するビームプロファイル変更手段を、
備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼科用レーザ治療装置において、
前記照射時間設定手段は、少なくとも、第1の照射時間と、第1の照射時間よりも短い照射時間である第2の照射時間と、の何れか1つを設定でき、
前記ビームプロファイル変更手段は、前記照射時間設定手段により設定される照射時間に対応して少なくとも2種類の治療用レーザ光のビームプロファイルを変更でき、
前記制御手段は、前記照射時間設定手段において第1の照射時間が設定された場合に前記ビームプロファイル変更手段で設定するビームプロファイルの均一性が、前記照射時間設定手段において第2の照射時間が設定される場合に、前記ビームプロファイル変更手段で設定するビームプロファイルの均一性に対して低くなるようにビームプロファイル変更手段を設定する、ことを特徴とする。
(3) (1)又は(2)の眼科用レーザ治療装置において、
前記ビームプロファイル変更手段は、回折光学素子を用いて治療用レーザ光のビームプロファイルにおいて周辺部に対する中心部の相対的な強度(強度分布)を変更させることを特徴とする。
(4) (1)〜(3)の何れかの眼科用レーザ治療装置において、
前記ビームプロファイル変更手段は、治療用レーザ光のビームプロファイルにおいて治療用レーザ光の前記スポット内に微小スポットを多数配置すると共に、微小スポットの大きさ及び/又は微小スポットの間隔を変更する、ことを特徴とする。
(5) (1)〜(4)の何れかの眼科用レーザ治療装置において、
前記ビームプロファイル変更手段は、回折格子のパターンが異なる複数の回折光学素子を備え、各回折光学素子を前記照射ユニットの光軸上に切換え配置して治療用レーザ光のビームプロファイルを変更する、
ことを特徴とする。
(6) (1)〜(5)の何れかの眼科用レーザ治療装置において
前記ビームプロファイル変更手段は、前記照射時間設定手段で設定可能な照射時間の種類毎に治療用レーザ光のビームプロファイルを変更する、ことを特徴とする。
本発明によれば、手術条件に対応した治療用レーザ光のビームプロファイルを設定して好適な治療を行える。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の眼科用レーザ治療装置の光学系と制御系を示す概略構成図である。本実施形態では、眼科用レーザ治療装置として、患者眼の眼底に治療用レーザ光を照射し、照射部位の熱凝固を行うための光凝固装置を例に挙げる。
眼科用レーザ治療装置100は、双眼顕微鏡を持つ観察ユニット10及び患者眼を照明する照明ユニット20と、治療用レーザ光及びエイミング光(照準光)を出射するレーザ光源ユニット30と、レーザ光源ユニット30からのレーザ光(治療用レーザ光及びエイミング光)を伝送する光ファイバ40と、光ファイバ40から出射されたレーザ光を患者眼の眼底等の患部に照射するデリバリユニット(レーザ照射光学系)50と、装置全体を統括・制御する制御ユニット70と、手術条件等を設定・確認する操作ユニット80と、を備えている。
観察ユニット10の内部に配置される観察光学系は、左右の観察光路で共用される対物レンズ11と、左右の各光路に配置された変倍レンズユニット12、術者保護フィルタ13、結像レンズ14、正立プリズム15、視野絞り16、接眼レンズ17、を備えている。
照明ユニット20の内部には照明用の白色光を出射する照明光源21が備えられ、照明光源21より出射された照明光束はコンデンサレンズ22を透過した後、可変アパーチャ23により高さを、可変スリット板24により幅を決定され、スリット状の光束に形成される。その後、可変スリット板24を通過したスリット照明光は、投影レンズ25を介した後、プリズムミラー26で反射されて患者眼PEを照明する。眼底を観察する場合にはコンタクトレンズCLを介して照明、観察を行う場合がある。
レーザ光源ユニット30は、治療用レーザ光を出射する治療用レーザ光源31、エイミング光(照準光)を出射エイミング光源32、治療用レーザ光とエイミング光とを合波する(同軸)とするビームスプリッタ33、合波されたレーザ光をファイバ40へと入射させるためのレンズ34、を備えている。
治療用レーザ光源31は、治療に適した波長域のレーザ光を出射する。本実施形態では、レーザ光源31は、光凝固治療に適した可視域のレーザ光を出射する構成とする。レーザ光源31内には、励起光源、励起光を吸収し特定の波長(本実施形態では、赤外域の波長)を増幅するレーザ媒質、レーザ光を出射させるための共振器を規定する対となるミラー、赤外域のレーザ光をその第2高調波である可視域のレーザ光に変換する波長変換素子、で構成される(いずれも図示を略す)。ここでは、レーザ媒質として、Nd:YAG結晶を用いる。レーザ媒質とミラーにより増幅された赤外レーザ光の波長は1064nmとなる。赤外レーザ光は、波長変換素子にて532nmの可視レーザ光に波長変換され、レーザ光源31からは、治療に用いられる532nmの治療用レーザ光が出射される。
レーザ光源31から出射されるレーザ光は、設定信号に基づいて出射する治療用レーザ光の照射時間(パルス幅)を変更する構成となっている。本実施形態では、4段階で照射時間を可変でき、例えば、10μs(マイクロ秒)、100μs、1ms(ミリ秒)、10ms、の照射時間を切換えて出射可能となっている。
エイミング光源32は、半導体レーザ(LD:Laser Diode)で構成され、本実施形態では、赤色レーザ光とする。ビームスプリッタ33は具体的にはダイクロイックミラーであり、治療用レーザ光を透過し、エイミング光となる赤色レーザ光を反射させる特性を持つ。
ファイバ40は、コア径5μm程度のシングルモードファイバである。ファイバ40から出射されたレーザ光はビーム品質が高い、ガウシアンビームとされる。
デリバリユニット50は、ファイバ40の出射端41から出射されるレーザ光の光束径を10mm程に拡大して平行光とするコリメータレンズ51、レーザ光のビームプロファイルを変更するための回折光学素子(以下、DOEと記す)62が複数配置されたディスク61を備えるDOEユニット(ビームプロファイル変更手段)60、リレーレンズ52、ミラー53、レーザ光のターゲット面(例えば、患者眼眼底)上でのスポットサイズを変更するためのズーム光学系であるズームレンズ群54、リレーレンズ55、照明ユニット20の照明光軸上に配置されたダイクロイックミラー56と、照明ユニット20で共用される投影レンズ25、プリズムミラー26、を備える。ダイクロイックミラー56は、治療用レーザ光の波長である532nmをほぼ反射し、赤色のエイミング光はある程度反射し、照明光源21からの白色光はある程度透過させる特性、つまり、治療用レーザ光をできるだけロスなく照明光と同軸に合成する特性を有している。また、ダイクロイックミラー56の外側から照明光がプリズムミラー26へと到るように、ダイクロイックミラー56はできるだけ小さいサイズとされる。
ビームプロファイル変更部(手段)となるDOEユニット60は、回折光学素子(DOE:Diffractive Optical Element)が複数配置されたターレットとされており、各DOEを光軸に切換配置する構成となっている。複数のDOE62が同一円周上に配置されたディスク61の中心軸には、シャフト63が固定されている(図2参照)。シャフト63は、ステッピングモータ65に取り付けられている。ディスク61は、モータ65により回転可能とされる。モータ65は、制御部70からの指令によりディスク61を回転、位置決めさせ、複数のDOE62の内の1つを光軸上に切換配置させる。なお、それぞれのDOE62は、レーザ光のビームプロファイルを異なる形状に成形するためにそれぞれ異なった回折格子パターンを持つ。このような回折格子のパターンは、治療用レーザ光のプロファイルとして均一なエネルギ密度(トップハット)とするためのパターンや、レーザ光の周辺部に対して中央が凹むような、言い換えればレーザ光の周辺部の強度に対して中央の強度が相対的に低くなるような、不均一なエネルギ密度とするためのパターン等、が用意されている。
ズームレンズ群54は、凹レンズ、凸レンズ、等の複数のレンズを備え、光軸に沿って移動することにより、レーザ光のスポットサイズを連続的に変更する。ズームレンズ群54は、図示を略すレンズカムに保持され、レンズカムが術者に操作(回転)されることによって移動される構成となっている。レーザ光のスポットサイズは、例えば、50μm(マイクロメートル)から500μmの間で連続的に偏向される。また、ズームレンズ群54には、各レンズの位置を検出するセンサ54aが取り付けられている。
操作ユニット80は、治療用レーザ光の照射をトリガするトリガ信号を入力するフットスイッチ81、レーザ光の照射時間等の手術条件を表示、設定するための操作パネル82、を備える。操作パネル82は、タッチパネル機能を有し、パネル上の項目をタッチすることにより、数値、条件等を選択することで手術条件を設定できる構成となっている。操作パネル82は、治療用レーザ光の出力を設定する出力設定欄83、治療用レーザ光の照射時間を設定する照射時間設定欄84、照射時間に基づいて設定されるビームプロファイルを表示するビームプロファイル表示部85、レーザ光のスポットサイズを表示するスポットサイズ表示欄66、を供えている。
出力表示欄83及び照射時間設定欄84は、それぞれ、数値を増減させるスイッチ(キー)を有しており、スイッチによる入力によって出力、照射時間が設定される。ビームプロファイル表示部85には、照射時間設定欄84の設定信号に基づき、設定された照射時間に対応するビームプロファイルが表示される(詳細は後述する)。スポットサイズ表示部86には、センサ54aの検出信号に基づいて得られたスポットサイズが表示される。
装置100を統括・制御する制御部70には、保護フィルタ13、照明光源21、治療用レーザ光源31、エイミング光源32、センサ54a、モータ65、操作パネル80(フットスイッチ81及び操作パネル82)、が接続されている。また、制御部70には、制御プログラム、設定された手術条件を記憶するメモリ71が接続される。制御部70は、センサ54aの検出信号に基づいてレーザ光のスポットサイズを求め、操作パネル82のスポットサイズ表示部86に表示する。
次に、DOEユニットと治療用レーザ光のビームプロファイルについて説明する。図2は、DOEユニット60の構成を説明する図である。図3は、治療用レーザ光の照射時間とビームプロファイルの関係を示した図である。
図2は、DOEユニット60を光軸方向から見た状態を示している。本実施形態ではディスク61の同心円C上に、4個のDOE62(62a〜62d)を配置するものとしているが、これに限るものではなく、必要に応じてDOEの数を決定すればよい。ディスク61が、ディスク61の中心に固定されたシャフト63を軸に左右に回転されることで、各DOE62a〜62dの一つが光軸(光路)に切り換え(挿脱)配置される。DOE62a〜62dは、ガラスや石英、樹脂等の透光体に、回折を起こす無数の微小溝を所定のパターンとなるように形成された光学素子である。各DOEは、回折を起こす無数の微小溝を通過したレーザ光がターゲット面(患部上)で重ね合わせられて、所期するビームプロファイルとなるように設計されている。
なお、光ファイバ40の出射端41におけるビームプロファイルにスペックルノイズがあったり、ガウシアンのビームプロファイルであったりしても、ターゲット面では無数の微小溝を通過したレーザ光が重ね合わせた像となるため、この重ね合わせによりターゲット面でのビームプロファイルが所期する形状とされる。このため、DOEの光軸と、DOEへ入射するレーザ光の光軸の位置合せには厳密性を要しない。従って、光ファイバ40は、マルチモードファイバとされてもよい。例えば、光ファイバとして、コア径50μmのマルチモードファイバを用いる。この場合、レーザ光のスポットサイズが50〜500μmとなるようにズーム光学系のレンズ群の設計を変更する。
各DOEは、レーザ光の照射時間に対応して設計され、選択された照射時間のレーザ光がターゲット面に照射されたときに好適に治療が行われるように設計される。本実施形態では、治療用レーザ光の照射時間に応じて、治療用レーザ光のビームプロファイルを変更することにより、レーザスポットの範囲内で、レーザ光のエネルギ(熱)が適切に拡散し、スポット内を均等に熱凝固させることができる。このような治療用レーザ光のビームプロファイルと、治療用レーザ光の照射時間とが対応するように各DOEが設計される。
ここで、治療用レーザ光のスポット内では、治療用レーザ光の照射時間の間で、治療用レーザ光のエネルギが拡散する。このため、選択される複数の照射時間において、レーザ光の照射時間が短いと、熱の拡散時間が短くなり、熱拡散の度合は小さくなる。反対に、照射時間が長いと熱の拡散時間が長くなり、熱拡散の度合が大きくなる。これらの現象を考慮して各DOEを設計する。スポット内の各地点において、熱は四方八方に拡散する。このため、ビームプロファイルの中心部と周辺部を考えると、中心部には四方八方からの熱が集中しやすい、逆に、周辺部では、スポットの外側に熱源が無いため熱の集中は起こりにくい。従って、本実施形態では、治療用レーザ光の照射時間に応じて、ビームプロファイルの周辺部に対する中心部の強度を変更(相対的に小さく)することによって、スポット全体の熱凝固の度合を調整する構成としている。
図3に示すように、照射時間が10μsの場合は、熱拡散の度合が、4つの照射時間においては最も短く熱拡散の影響も小さいため、エネルギ密度が均一(トップハット)なビームプロファイルが選ばれる。照射時間が10μsの治療用レーザ光には、DOE62aが対応している。照射時間が100μsの場合は、照射時間10μsに対して熱拡散の度合が大きい。このため、若干、中心部が周辺部に対して低い(低くなるように調節された)ビームプロファイルとされる。照射時間が100μsの治療用レーザ光には、DOE62bが対応している。照射時間が1msの場合は、照射時間100μsに対して熱拡散の度合が大きい。このため、照射時間が100μsの場合よりも中心部が周辺部に対して低いビームプロファイルとされる。照射時間が1msの治療用レーザ光には、DOE62cが対応している。照射時間が10msの場合は、照射時間1msに対して熱拡散の度合が大きい。このため、照射時間が1msの場合よりも中心部が周辺部に対して低いビームプロファイルとされる。照射時間が10msの治療用レーザ光には、DOE62dが対応している。なお、このような照射時間に対するビームプロファイルの設定(DOE62a〜62dの選択)は予め対応付けられた状態でメモリ71に記憶されている。
このようにして、照射時間が長くなると、周辺部に対して中心部の強度が相対的に低いビームプロファイルが対応するようにDOEが設計され、各DOEが光軸に切換配置される構成となっている。ここでは、設定可能な照射時間において、相対的に短い照射時間が第1の照射時間であり、相対的に長い照射時間が第2の照射時間となる。
次に、照射時間の設定とDOEユニット60の制御について説明する。操作パネル82の照射時間設定欄84の操作によって、4つの照射時間の何れ(10μs、100μs、1ms、10ms)か設定(選択)されると、制御部70は、メモリ71から対応するDOEの設定情報を読み出し、設定信号に基づいてモータ65を制御し、設定信号に対応するDOE(62a〜62d)を光軸上に配置する。このとき、制御部70は、メモリ71に記憶された照射時間とビームプロファイル(各DOE)との対応に基づいてモータ65の駆動量を定める。また、制御部70は、設定信号に基づき、設定信号に対応するビームプロファイルの模式図をビームプロファイル表示部85に表示させる。また、制御部70は、治療用レーザ光の照射時間が設定された照射時間となるように、レーザ光源31を制御する準備を行う(スタンバイ状態)。同様に、制御部70は、出力設定欄83の設定信号に基づき、レーザ光源31の制御の準備を行う。
以上のような構成を持つ眼科用レーザ治療装置の動作について説明する。術者は、治療に先立ち手術条件を設定する。術者は、治療に応じて治療用レーザ光の照射条件(出力、照射時間、スポットサイズ)を定める。術者は、操作パネル82の出力設定欄83を操作し、治療用レーザ光の出力する。また、術者は、照射時間設定欄84を操作し、照射時間を設定する。また、術者は、ズームレンズ群54を図示無きレンズカムを操作して移動させ、治療用レーザ光のスポットサイズを設定する。スポットサイズは、スポットサイズ表示欄87の表示で確認する。制御部70は、操作パネル82により設定された出力の設定信号と照射時間の設定信号に基づいて、レーザ光源31の制御の準備を行う。このとき、制御部70は、設定信号に基づき、照射時間に対応したDOE(62a〜62d)の何れかを光軸に配置する。
術者は、操作パネル82を操作しエイミング光を点灯する。また、術者は、コンタクトレンズCLを患者眼PEに当接させ、観察ユニット10により、照射部位を観察する。そして、照射部位に、術者は、レーザスポット(エイミングスポット)を位置合せする。術者が、フットスイッチ81を操作する(踏み込む)と、制御部70は、トリガ信号に基づいて得レーザ光源31を制御し、設定された出力の治療用レーザ光を、設定された照射時間だけ照射だけ患者眼PEに照射する。治療用レーザ光が照射された部位は、治療用レーザ光の照射時間に対応したビームプロファイルによって、スポット内が均質に熱凝固される。このようにして、光凝固治療が行われる。
以上のようにして、手術条件に対応した治療用レーザ光のビームプロファイルを設定して好適な治療を行える。治療用レーザ光の照射時間に対応して、スポット内での熱拡散を考慮して設定したビームプロファイルの治療用レーザ光を患者眼に照射することで、スポット内での均質な熱凝固ができる。これにより、焼けムラ、過凝固の問題を低減できる。また、照射時間のオーダが異なるような場合(本実施形態においては、1000倍)であっても、好適な光凝固治療を行うことができる。例えば、照射時間が長い場合は、汎網膜光凝固治療のような、スポット内の網膜全体を凝固するような治療と、網膜色素上皮等の網膜における特定の層(部位)を選択的に凝固する選択的網膜治療と、を同じ装置で手術できる。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光のビームプロファイルを周辺部に対する中心部の相対的な強度を調節する構成としたが、これに限るものではない。スポット内の熱拡散とスポット内のエネルギ密度の分布(ビームプロファイル)が対応付けられ、設定された照射時間においてスポット内が均一に熱凝固される構成であればよい。例えば、一回の照射領域として設定されたレーザ光のスポットに対して微小な径を持つ微小スポットをDOEを用いて複数形成し、設定されたスポット内に複数並べる構成としてもよい。例えば、微小スポットのスポット径、スポット間隔を調節することにより、全体のスポット内でのエネルギ密度分布を変更する(ビームプロファイルの均一性を変更する)。ビームプロファイルの変更により、熱拡散の度合(ここでは、均一性)を制御する。治療用レーザ光のスポット内に微小スポットを多数配置するように、DOEの回折格子のパターンを設定する。治療用レーザ光のスポット内でのビームプロファイルを複数種類利用する場合、上述の実施形態と同様に、DOEの回折格子のパターンが異なるものを複数形成する。所期する治療レーザ光が必要な場合、ビームプロファイルに対応するDOEを治療用レーザ光kの光軸に配置する構成とする。各DOEにおいて、微小スポットの大きさ及び/又は微小スポットの間隔を変更するように回折格子のパターンを変更する。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光のスポットサイズをズーム光学系により変更する構成としたが、これに限るものではない。スポットサイズを変更できる構成であればよい。ズーム光学系に限らず、光軸上にレンズを挿脱することにより、スポットサイズを変更する構成としてもよい。また、DOEによりスポットサイズを変更する構成としてもよい。また、スポットサイズの変更は必ずしも必要ない。
なお、以上の説明では、設定する照射時間と、これに対応するDOE(ビームプロファイルの種類)が同じ数であったが、これに限るものではない。設定される治療用レーザ光の照射時間に対して、少なくとも2種類のビームプロファイルが選択できる構成であってもよい。また、設定されるレーザ光の照射時間も任意に設定できるものとし、所定の照射時間範囲毎に対して対応するビームプロファイルを設定することも可能である。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光を光凝固治療に用いる構成としたが、これに限るものではなない。治療用レーザ光のスポット内での熱拡散が均一であることが好ましい治療であれば、他の眼科手術に用いる構成としてもよい。例えば、選択的線維柱帯形成術に応用してもよい。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光の照射時間を10μs〜10msの間で設定(ここでは、4段階)する構成としたが、これに限るものではない。照射時間は、ナノ秒オーダから秒オーダまで設定、照射する構成としてもよい。また、治療用レーザ光の照射特性に応じて複数の治療用レーザ光源をレーザ光源ユニットを備え、照射時間に応じて照射する治療用レーザ光を切換る構成としてもよい。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光のビームプロファイルの変更をDOEを用いて行う構成としたが、これに限るものではない。治療部位(ターゲット面)でのビームプロファイルが変更できる構成であればよい。例えば、レーザ光の透過領域の透過密度が異なるフィルタを複数設け、特定のフィルタを光軸上に配置する構成であってもよい。また、レーザ照射光学系のレンズに歪曲収差を発生させて、ターゲット面でのスポットを歪曲させる構成としてもよい。
なお、以上の説明では、治療用レーザ光を可視域のレーザ光としたが、これに限るものではない。治療部位に対応して好適な波長のレーザ光であればよく、赤外レーザ光であってもよい。また、治療用レーザ光源としては、連続波を出射する連続発振のレーザ光源、パルスレーザ光を出射するパルスレーザ光源、の何れを用いる構成としてもよい。
本実施形態の眼科用レーザ治療装置の概略構成図である。 DOEユニットの構成を説明する図である。 治療用レーザ光の照射時間とビームプロファイルの関係を示した図である。
31 治療用レーザ光源
50 デリバリユニット
60 DOEユニット
62(62a〜62d) DOE
70 制御部
82 操作パネル
84 照射時間設定欄
85 ビームプロファイル表示部
100 眼科用レーザ治療装置

Claims (6)

  1. 治療用レーザ光を出射するレーザ光源と、該レーザ光源から出射された治療用レーザ光を所定のサイズのスポットとして患者眼の照射部位に照射する照射ユニットと、治療用レーザ光の照射時間を設定する照射時間設定手段と、設定された照射時間に基づいて治療用レーザ光の照射を制御する制御手段と、を備える眼科用レーザ治療装置において、
    前記照射時間設定手段によって設定された前記照射時間に対応して患者眼に照射される前記所定サイズのスポットにおける治療用レーザ光のビームプロファイルを変更するビームプロファイル変更手段を、
    備えることを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  2. 請求項1の眼科用レーザ治療装置において、
    前記照射時間設定手段は、少なくとも、第1の照射時間と、第1の照射時間よりも短い照射時間である第2の照射時間と、の何れか1つを設定でき、
    前記ビームプロファイル変更手段は、前記照射時間設定手段により設定される照射時間に対応して少なくとも2種類の治療用レーザ光のビームプロファイルを変更でき、
    前記制御手段は、前記照射時間設定手段において第1の照射時間が設定された場合に前記ビームプロファイル変更手段で設定するビームプロファイルの均一性が、前記照射時間設定手段において第2の照射時間が設定される場合に、前記ビームプロファイル変更手段で設定するビームプロファイルの均一性に対して低くなるようにビームプロファイル変更手段を設定する、ことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  3. 請求項1又は2の眼科用レーザ治療装置において、
    前記ビームプロファイル変更手段は、回折光学素子を用いて治療用レーザ光のビームプロファイルにおいて周辺部に対する中心部の相対的な強度を変更させることを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  4. 請求項1〜3の何れかの眼科用レーザ治療装置において、
    前記ビームプロファイル変更手段は、治療用レーザ光のビームプロファイルにおいて治療用レーザ光の前記スポット内に微小スポットを多数配置すると共に、微小スポットの大きさ及び/又は微小スポットの間隔を変更する、ことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  5. 請求項1〜4の何れかの眼科用レーザ治療装置において、
    前記ビームプロファイル変更手段は、回折格子のパターンが異なる複数の回折光学素子を備え、各回折光学素子を前記照射ユニットの光軸上に切換え配置して治療用レーザ光のビームプロファイルを変更する、
    ことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
  6. 請求項1〜5の何れかの眼科用レーザ治療装置において
    前記ビームプロファイル変更手段は、前記照射時間設定手段で設定可能な照射時間の種類毎に治療用レーザ光のビームプロファイルを変更する、ことを特徴とする眼科用レーザ治療装置。
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