JP2013046234A - インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インターホン子機3a、3bにおいて、インターホン親機2から強制信号を受信した際に、マイク21及びスピーカ22の動作をオンとするか否かを、マイク21及びスピーカ22共に許容する通話モード、スピーカ22についてのみ許容するスピーカモード、マイク21及びスピーカ23共に禁止する禁止モードの3つの段階で選択設定することができるようにした。また、たとえばインターホン子機3aにおいてマイク21のみならずスピーカ22の動作も禁止する禁止モードを選択設定している場合には、呼出対象であインターホン子機3a及び呼出元であるインターホン親機2の双方で禁止音をスピーカ12、22から出力するように構成した。
【選択図】図2
Description
請求項1に記載の発明によれば、他方のインターホン機器に、所定の信号の受信に伴いマイク及びスピーカの動作をオンする事態を、マイク及びスピーカ共に許容する、スピーカについてのみ許容する、マイク及びスピーカ共に禁止するの少なくとも3つの段階で選択する選択手段を設けているため、たとえば呼出対象となる他方のインターホン機器を会議室に設置していた場合、マイク及びスピーカ共に禁止するを選択することにより、会議中等に他方のインターホン機器から強制的に音声が出力されてしまうことを防止したり、会議の内容等が不用意に呼出元となる一方のインターホン機器から出力されてしまうような事態を防止したりすることができ、使い勝手が良い。
また、一方のインターホン機器に、音直操作した際に他方のインターホン機器においてマイク及びスピーカ共に禁止するが選択されていると、その旨を報知する報知手段を設けているため、呼出対象側ではマイク及びスピーカ共に動作していないにも拘わらず、呼出元側でマイクに喋り続けるといった事態を防止することができ、使い勝手が一層良い。
インターホン装置1は、1つのインターホン親機2と、2つのインターホン子機3a、3bとを有し、インターホン親機2と各インターホン子機3a、3bとを通話可能に接続してなる。インターホン親機2は、通話のためのマイク11及びスピーカ12と、操作画面を表示するためのディスプレイ13と、インターホン子機3a、3bからの呼び出しに応答したり、インターホン子機3a、3bから強制的に音声を出力させたりする際に操作される操作部14を備えているとともに、自身の動作を制御する制御部としてのCPU15を内蔵している。そして、インターホン親機2のCPU15は、操作部14が呼出操作されたり、応答操作されたりすることによってインターホン子機3a、3bとの間で通話する呼出応答モードと、操作部14が呼出操作とは異なる音直操作されることによって後述するような態様でインターホン子機3a、3bへ強制的に音声信号を送信する音直モードとの少なくとも2つのモードで自身の動作を制御可能となっている。
インターホン親機2の操作部14において、インターホン子機3aを呼出対象として選択して音直操作すると、インターホン親機2のCPU15は、自身のマイク11及びスピーカ12の動作をオンするとともに、インターホン子機3aのCPU25へ強制信号を送信する。一方、インターホン子機3aのCPU25では、強制信号を受信すると、自身がどのモードに設定されているかを判断する。そして、通話モードに設定されていると判断すると、操作部24における応答操作がない状況のまま(すなわち、応答操作を促す動作も実行しなければ、応答操作の有無を判断する動作も実行しない)、自身のマイク21及びスピーカ22の動作をオンとする。したがって、インターホン親機2とインターホン子機3aとの双方向で、マイク11、21により集音された音声を送受信してスピーカ12、22から出力することにより、上記呼出応答モードでの通話と同様に、インターホン親機2とインターホン子機3aとの間で通話が可能となる。
上記同様に、インターホン親機2から送信されてきた強制信号の受信にもとづき、インターホン子機3aのCPU25は、自身がどのモードに設定されているかを判断する。そして、スピーカモードに設定されていると判断すると、自身のスピーカ22のみの動作をオンとする。したがって、インターホン親機2からの音声(インターホン親機2のマイク11が集音した音声)については、インターホン子機3aのスピーカ22から出力されるものの、インターホン親機2のスピーカ12からインターホン子機3a側の音声が出力されないという状態となる。
上記同様に、インターホン親機2から送信されてきた強制信号の受信にもとづき、インターホン子機3aのCPU25は、自身がどのモードに設定されているかを判断する。そして、禁止モードに設定されていると判断すると、インターホン親機2から送信されてきた音声信号を破棄し、スピーカ22から予め設定されている禁止音を出力するとともに、インターホン親機2へ禁止信号を返信する。一方、インターホン親機2では、禁止信号を受信すると、オンとしていたマイク11の動作をオフするとともに、インターホン子機3a同様、予め設定されている禁止音をスピーカ12から出力する。したがって、インターホン親機2、インターホン子機3a共にマイク11、21の動作はオフされており、両者の間で通話は不可能な状態となる。また、インターホン親機2及びインターホン子機3aにおいて、夫々スピーカ12、22から禁止音が出力され、インターホン親機2側ではインターホン子機3aが禁止モードに設定されている旨が、インターホン子機3a側ではインターホン親機2から音直モードによる送話があった旨が夫々報知される。尚、インターホン親機2及びインターホン子機3aにおける禁止音の出力は、所定時間(たとえば30秒間)の経過をもって停止させるようにしてもよいし、インターホン子機3a側での所定の解除操作(たとえばモードの変更)に応じて停止させる(たとえば、解除操作に応じてインターホン子機3aからインターホン親機2へ解除信号を送信し、インターホン親機2では該解除信号の受信をもって禁止音を停止させ、マイク11、21の動作をオンとする等)ようにしてもよい。
また、インターホン装置1として、複数のインターホン親機2を有していてもよく、そのような場合には、インターホン親機同士において強制信号を送信可能としても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、インターホン子機3aにおいて禁止モードに設定されていた場合、スピーカ12、22を報知手段とし、スピーカ12、22から禁止音を出力して使用者等に報知するという構成を採用しているが、報知手段はスピーカ12、22に何ら限定されることはない。たとえばディスプレイを報知手段とし、ディスプレイに「インターホン子機3aは禁止モードに設定されています」や「インターホン親機2から強制呼出がありました」等の報知メッセージを表示したり、各インターホン機器に別途LEDを報知手段として設けて、該LEDを点灯/点滅させることにより報知する等の構成が考えられる。
Claims (1)
- 通話のためのマイク及びスピーカと、操作部と、前記操作部の操作に応じて自身の動作を制御する制御部とを備えた少なくとも2つのインターホン機器が通話可能に接続されており、一方のインターホン機器の前記操作部において呼出操作されたことにより他方のインターホン機器を呼び出し、前記他方のインターホン機器の前記操作部において応答操作されたことにより前記一方のインターホン機器と前記他方のインターホン機器との間で通話が可能となるインターホン装置であって、
前記一方のインターホン機器に、自身の前記操作部において前記呼出操作とは異なる音直操作されたことにより、自身の前記マイク及び前記スピーカの動作をオンするとともに前記他方のインターホン機器に所定の信号を送信し、前記他方のインターホン機器において、前記操作部の操作を伴わずに前記マイク及び前記スピーカの動作がオンされる音直モードを設定する一方、
前記他方のインターホン機器に、前記所定の信号の受信に伴い前記マイク及び前記スピーカの動作をオンする事態を、前記マイク及び前記スピーカ共に許容する、前記スピーカについてのみ許容する、前記マイク及び前記スピーカ共に禁止するの少なくとも3つの段階で選択する選択手段を設け、
更に、前記一方のインターホン機器に、前記音直操作した際に前記他方のインターホン機器において前記マイク及び前記スピーカ共に禁止するが選択されていると、その旨を報知する報知手段を設けたことを特徴とするインターホン装置。
Priority Applications (1)
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JP2011182756A JP5690685B2 (ja) | 2011-08-24 | 2011-08-24 | インターホン装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019193233A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インターホン玄関装置、インターホンシステム、制御方法、及びプログラム |
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- 2011-08-24 JP JP2011182756A patent/JP5690685B2/ja active Active
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JP7054833B2 (ja) | 2018-04-27 | 2022-04-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インターホン玄関装置、インターホンシステム、制御方法、及びプログラム |
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