JP2007281606A - 送信端末、通信システム、送信方法、および通信方法 - Google Patents

送信端末、通信システム、送信方法、および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる送信端末を提供する。
【解決手段】通信回線130を介して受信端末120との通話を行う送信端末110であって、通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前に、通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を受信端末120に対して行う予兆通知部と、予兆通知から通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を設定する予兆情報設定部118と、予兆通知後に経過した時間を監視し、予兆時間が経過したか否かを判定する制御部111と、制御部111によって予兆時間が経過したと判定された場合、通話発呼を行う通話発呼部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信回線を介して受信端末との通話を行う送信端末、通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話を行う通信システム、通信回線を介して受信端末との通話が行われる送信端末の送信方法、および通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話が行われる通信方法に関する。
従来から、携帯電話による通話において、発信者側の意思によって、その通話がどのくらい重要なものであるかを相手側の移動通信機のディスプレイなどに表示させることが行われている。例えば、従来の移動通信機においては、発信側の移動通信機により発信された発信の緊急度合いを示す緊急度情報に基づいて、着信側の移動通信機の表示手段に表示された画面内の表示状態を変化させ、着信側が未応答の際には所定時間後にアラームを発生する移動通信機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−218025号公報
しかしながら、上記のような移動通信機では、発信者の通話重要度を発信時に反映させて着信者へ通知することはできるが、この着信通知を受ける際に着信者がどのような状況にあるのかは考慮されていない。その結果、例えば着信者が着信通知を受けた時にちょうど重要な会議中であった場合などには、その着信が通話重要度の高いものであると、相手(発信者)を待たせているという意識が受信者に働くために焦って電話にでなければならない状態となってしまうため、結果的に発信者側が着信者側の状況を配慮した通話発信がなされてはいないという事情がった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる送信端末、通信システム、送信方法、および通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の送信端末は、通信回線を介して受信端末との通話を行う送信端末であって、前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前もしくは同時、あるいは発呼中に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を前記受信端末に対して行う予兆通知部と、前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を設定する予兆時間設定部と、前記予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部と、前記制御部によって前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼を行う通話発呼部とを有する構成としている。
この構成により、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる。具体的には、着信者側が着信を行う前に、これから発信者側が通話を行うために通話発呼を行うことを知らせることができ、着信者は落ち着いて着信に対しての対応を行うことができる。例えば、会議中であっても慌てることなく電話に出ることができるし、ドライブ中であっても少し車を停車させるなどの対応を相手を待たせているという意識なく落着いて電話にでることができる。また、ネットワーク側の特別な設定を行う必要がなくなる。
また、本発明の第2の送信端末は、前記通信回線は第1の通信回線および第2の通信回線を有し、前記予兆通知部が、前記第1の通信回線を介してSMS(Short Message Service)を利用することで前記予兆通知を行い、前記通話発呼部が、前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を行う構成としている。
この構成により、予兆通知と実際の通話発呼との通信回線として別の通信回線を使用し、予兆通知に利用するSMSが端末間同士で使用できる特殊なプロトコルであるために、発信者による予兆通知から遅延することなく着信者側で予兆通知を受信することができる。
また、本発明の第3の送信端末は、前記予兆通知部が、前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆通知を行う構成としている。
この構成により、通信回線としてネットワーク回線を使用することができ、予兆通知と通話発呼とを1つの通信回線で実施することができる。
また、本発明の第4の送信端末は、前記予兆通知部が、前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記予兆通知を行う構成としている。
この構成により、予兆通知とあわせて実際の通話発呼を行う前に通話の緊急度などを知らせることができ、着信者側に対して通話着信に対する準備を行わせることができる。
また、本発明の第5の送信端末は、前記通話発呼部が、前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記通話発呼を行う構成としている。
この構成により、予兆通知とあわせて実際の通話発呼を行う際に通話の緊急度などを知らせることができ、着信者側に対して通話着信に対する準備を行わせることができる。
また、本発明の第1の通信システムは、通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話を行う通信システムであって、前記送信端末は、前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前もしくは同時、あるいは発呼中に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を前記受信端末に対して行う予兆通知部と、前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を含む予兆完了情報を前記受信端末から受信する予兆完了情報受信部と、前記予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部と、前記制御部によって前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼を行う通話発呼部とを有し、前記受信端末は、前記予兆通知を前記送信端末から受信する予兆通知受信部と、前記予兆時間を設定する予兆時間設定部と、前記予兆通知受信部によって前記予兆通知を受信した後、前記予兆完了情報を前記送信端末へ送信する予兆完了情報送信部と、前記通話発呼を前記送信端末から着呼し、前記通話回線を確立する通話回線確立部とを有する構成としている。
この構成により、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる。特に、予兆時間を着信者自身が設定することが可能であるため、着信者の都合を最大限に取り入れた通話着信を実現することができる。また、ネットワーク側の特別な設定を行う必要がなくなる。
また、本発明の第2の通信システムは、前記通信回線は第1の通信回線および第2の通信回線を有し、前記予兆通知部が、前記第1の通信回線を介してSMS(Short Message Service)を利用することで前記予兆通知を行い、前記予兆完了情報送信部が、前記第1の通信回線を介してSMSを利用することで前記予兆完了情報を送信し、前記通話発呼部が、前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を行い、前記通話回線確立部が、前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を着呼し、前記第2の通信回線を介して前記通話回線を確立する構成としている。
この構成により、予兆通知と実際の通話発呼との通信回線として別の通信回線を使用し、予兆通知に利用するSMSが端末間同士で使用できる特殊なプロトコルであるために、発信者による予兆通知から遅延することなく着信者側で予兆通知を受信することができる。
また、本発明の第3の通信システムは、前記予兆通知部が、前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆通知を行い、前記予兆完了情報送信部が、前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆完了情報を送信する構成としている。
この構成により、通信回線としてネットワーク回線を使用することができ、予兆通知と通話発呼とを1つの通信回線で実施することができる。
また、本発明の第4の通信システムは、前記予兆通知部が、前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記予兆通知を行う構成としている。
この構成により、予兆通知とあわせて実際の通話着信がある前に通話の緊急度などを予知することができ、着信側が通話着信に対する準備を行うことができる。
また、本発明の第5の通信システムは、前記通話発呼部が、前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記通話発呼を行う構成としている。
この構成により、予兆通知とあわせて実際の通話着信がある際に通話の緊急度を知ることができ、着信者側が通話着信に対する準備を行うことができる。
また、本発明の第6の通信システムは、前記通話回線確立部が、前記通話発呼を着呼した場合に前記通話発呼を着呼したことを示す通話着呼を提示し、前記緊急情報に基づいて、前記通話着呼の提示方法を変更する提示方法変更部を有する構成としている。
この構成により、着信者側において緊急度や緊急内容によって通話着信の通知方法を変更することで、その通話着信がどの程度の緊急度を有しているのかを即座に判断することができる。
また、本発明の第7の通信システムは、前記予兆通知受信部によって前記予兆通知を受信し、かつ前記通話回線確立部によって前記通話回線を確立しなかった場合、前記予兆通知受信部が前記予兆通知を受信した日時や緊急度や緊急内容を含む予兆通知情報を履歴として提示する履歴提示部を有する構成としている。
この構成により、着信者側が電話に出ることができなかった場合には、予兆通知を履歴として残すことが可能となる。
また、本発明の第1の送信方法は、通信回線を介して受信端末との通話が行われる送信端末の送信方法であって、前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼が行われる前に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知が前記受信端末に対して行われるステップと、前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間が設定されるステップと、前記予兆通知後に経過した時間が監視され、前記予兆時間が経過したか否かが判定される制御ステップと、前記制御ステップにおいて前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼が行われるステップとを有する方法としている。
この方法により、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる。具体的には、着信者側が着信を行う前に、これから発信者側が通話を行うために通話発呼を行うことを知らせることができ、着信者は落ち着いて着信に対しての対応を行うことができる。例えば、会議中であっても慌てることなく電話に出ることができるし、ドライブ中であっても少し車を停車させるなどの対応を相手を待たせているという意識なく落着いて電話にでることができる。また、ネットワーク側の特別な設定を行う必要がなくなる。
また、本発明の第1の通信方法は、通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話が行われる通信方法であって、前記送信端末によって前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼が行われる前に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知が前記送信端末から前記受信端末に対して行われるステップと、前記予兆通知が前記受信端末によって前記送信端末から受信される予兆通知受信ステップと、前記受信端末によって前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間が設定されるステップと、前記予兆通知受信ステップにおいて前記受信端末によって前記予兆通知が受信された後、前記予兆時間を含む予兆完了情報が前記受信端末から前記送信端末へ送信されるステップと、前記予兆完了情報が前記送信端末によって前記受信端末から受信されるステップと、前記送信端末によって前記予兆通知後に経過した時間が監視され、前記予兆時間が経過したか否かが判定される制御ステップと、前記制御ステップにおいて前記予兆時間(ゼロもあり、その場合はただちに次のステップへ移行する)が経過したと判定された場合、前記送信端末によって前記通話発呼が行われるステップと、前記受信端末によって前記通話発呼が前記送信端末から着呼され、前記通話回線が確立されるステップとを有する方法としている。
この方法により、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる。特に、予兆時間を着信者自身が設定することが可能であるため、着信者の都合を最大限に取り入れた通話着信を実現することができる。また、ネットワーク側の特別な設定を行う必要がなくなる。
本発明は、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる送信端末、通信システム、送信方法、および通信方法を提供することができるものである。
以下、本発明の第1の実施形態の通信システム100について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施携帯における通信システム100のブロック図である。通信システム100は、送信端末110、受信端末120、通信回線130および通信回線130Aを有する。送信端末110は、制御部111、記憶部112、操作部113、表示部114、発光体115、通信処理部116、アンテナ116A、音声処理部117、マイク117A、スピーカ117B、および予兆情報設定部118を有する。また、受信端末120は、制御部121、記憶部122、操作部123、表示部124、発光体125、通信処理部126、アンテナ126A、音声処理部127、マイク127A、スピーカ127Bを有する。
ここで、通信回線130、130Aは通信回線の一例である。送信端末110は送信端末の一例である。受信端末120は受信端末の一例である。通信処理部116の一部は予兆通知部の一例である。予兆情報設定部118の一部は予兆時間設定部の一例である。制御部111の一部は制御部の一例である。通信処理部116の一部は通話発呼部の一例である。
本実施形態における通信システム100では、送信端末110から受信端末120へ通信回線130を介してあらかじめ通話発呼前に通信回線130Aを介して通話発呼をこれから行うことを予備的に知らせ、その後に実際の通話発呼による通話を行うことを想定している。ここで、この予備的な知らせを予兆通知とも呼ぶことにする。
本実施形態においては、予兆通知の手段としてSMS(Short Message Service)を利用することを想定している。SMSは一般的に、多くの携帯電話事業者が、他の事業者へのSMSゲートウェイを持っており、外国の事業者も含めた他の事業者の携帯電話などの送信端末へもメッセージをやりとりできるようになっている。また、事業者によってはインターネットメールの送受信も可能なものである。本実施形態においては、上記のようなSMSの中でも同じプロトコルではあるが特殊なSMSを想定しており、この特殊SMSはGSM/3Gスペック規定のSMS Data Coding Scheme(TP−DCS)およびSMS Header area(TP−UDH)を使用することを想定している。SMSの受信は、端末においてはメールの受信として認識することもできる。
次に、上記に示した各構成部について説明する。
制御部111は、記憶部112、操作部113、表示部114、発光体115、通信処理部116、音声処理部117、および予兆情報設定部118を制御する。また、制御部111は、予兆情報設定部170が設定した後述の予兆時間に基づいて、予兆情報通知から予兆時間後に実際の通話発呼を行うように通信処理部150へ指示を行う。また、制御部111は、発光を行うように発光体115に指示を行う。
記憶部112は、通信端末内で使用するプログラムやアプリケーションを記憶するROM(Read Only Memory)やその他使用するデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などを有する。このRAMはバッテリバックアップされており、通信端末の電源がOFFにされても記憶されたデータは残るようになっている。
操作部113は、電話番号等の入力を行うテンキー、各種ファンクションキーなどを有しており、各種操作を行う。表示部114は、液晶などの表示パネルや表示制御回路等から構成されており、各種表示を行う。発光体115は、制御部111の指示により様々な色の光を発色可能であり、例えばLEDなどである。
通信処理部116は、アンテナ116Aおよび通信回線130、130Aを介して通信を送受信し、無線電話などの通信を行うための通信制御を行う。ここで行われる通信には、予兆通知や予兆通知の送信後に実際に行われる通話発呼および実際の通話などを含む。
音声処理部117は、通信回線130、130Aを介して送受信された通信信号に含まれる音声や着信音などの音の処理を行う。音声処理部117への音声入力はマイク117Aが行い、音声処理部117からの音声出力はスピーカ117Bが行う。
予兆情報設定部118は、通話を行うための通話発呼を行う際に予備的に通話発呼を予告する予兆情報を送信(予兆通知)してから実際の通話発呼を行うまでの時間を予兆時間として設定する。予兆時間は、記憶部112が一時的に保管する。これにより、予兆通知後通話発呼を行うまでの時間を送信端末110において設定することが可能であり、通話相手への配慮を持って通話発呼を行うことができる。また、予兆時間以外に予兆情報の設定も行うが、この予兆情報としては、単に通話発呼の予備的な通知としてフラグのような簡単なデータのみで構成してもよいし、発信者から着信者へ予兆通知時に伝えたい何らかのメッセージを含めてもよい。
次に、受信端末120の構成部に関して説明する。
基本的には記憶部122、操作部123、通信処理部126、アンテナ126A、マイク127A、およびスピーカ127Bは、記憶部112、操作部113、通信処理部116、アンテナ116A、マイク117A、およびスピーカ117Bと同様の機能を有するものとし、説明を省略する。その他の追加の機能を有するものに関しては、下記に説明を行う。
制御部121は、記憶部122、操作部123、表示部124、発光体125、通信処理部126、および音声処理部127を制御する。
表示部124は、表示部114の有する機能に加えて、通話発呼の着信時に通話を行うことができなかった場合に着信履歴として用件などを表示する。この着信履歴には、予兆通知を受信した日時や予兆通知の着信時に受信した予兆情報に含まれるメッセージから必要な情報を含ませることができる。
発光体125は、発光体125の有する機能に加えて、予兆通知を受信した場合や通話着信があった場合に様々な発色を行う。具体的には、例えば予兆情報を受信した際に送信端末110全体で発光するようにすることなどが考えられる。
音声処理部127は、音声処理部117の有する機能に加えて、予兆通知を受信した場合や通話着信があった場合に様々な音を発する。例えば予兆情報を受信した際に特殊な音を発することなどが考えられる。
ここで、上記の予兆情報の受信時に発する特殊な音としては、例えば飛行機内において乗客が客室乗務員を呼び出す場合に添えつけのボタンを押した時に使用されている「ポン」という音などが考えられる。この音は飛行機内のように外音が大きな場合にも確実に聞き取ることができ、しかも人間にとって心地良い音である。もし他の着信音では騒々しく感じてしまうような状況でマナーモードに設定していなければならない状況にあっても、このような心地良い音ならば許される可能性がある。
次に、通信回線130、130Bについて説明する。
通信回線130は、実際の通話発呼および通話を行う通信回線であり、例えば交換回線などである。通信回線130Aは、予兆通知を行う通信回線であり、SMSを送受信する通信回線である。通信回線130、130Aはともに、送信端末と受信端末とを接続している。このように、通話発呼および通話を行う通信回線と予兆通知を行う通信回線を別回線として設けることにより、予兆通知と通話発呼のタイミングを任意にずらすことが容易になる。
次に、通信システム100の動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施形態における通信システム100の動作フロー図である。尚、発信者は送信端末110を所持し、着信者は受信端末120を所持しているものとする。
まず、発信者側において、予兆情報設定部118は予兆情報を設定し、この予兆情報をSMSを使用することで予兆通知SMSとして通信処理部116が通信回線130Aを介して着信者側へ送信する(ステップS201)。予兆情報には、発信者から着信者へ予兆通知時に知らせたいメッセージなどを含ませることができる。
次に、着信者側において、通信処理部126が予兆通知SMSを受信すると、表示部124が予兆通知SMSに含まれる情報を表示する(ステップS202)。また、表示とともに音声処理部127が着信音などの音を発するようにしてもよいし、発光体125が発光するようにしてもよい。ここでは、予兆通知SMSはメール着信となる。
予兆通知SMSを送信後、発信者側においては、予兆通知SMSを送信してから予兆時間が経過するまで実際の通話発呼を待機し、制御部111が予兆時間経過したと判断すると、通信処理部116が実際の通話発呼を行う(ステップS203)。
受信者側においては、この通話発呼を通信処理部126は通話着信として受信し(ステップS204)、操作部123は予兆通知SMSの内容に応じた受話操作を行うことで(ステップS205)、通信処理部126によって通話用回線が通信回線130を介して確立され、発信者と着信者との間で通話を行うことが可能となる(ステップS206)。
予兆通知SMSの内容に応じた受話操作の具体例として、
(a)予兆通知SMSの内容がそれほど高い緊急度ではなく、かつ受信者側が出られない場合は、留守録モードへ切り換える操作を行い、伝言を残してもらう。
(b)予兆通知SMSの内容が高い緊急度で、かつ受信者側が出られない場合は、予兆通知SMSの内容で判断し、通話着信時に定型メッセージを選択する操作を行う事により、実際に話をせずに、返事を発信者側に伝える。
(c)予兆通知SMSの内容が高い緊急度であれば、通話着信までに電話で話せる場所に移動しておき、しかる後に着信があった時に通話ボタンを押下する事により、通話を行う。
また、本実施携帯において、後述する本発明の第3の実施形態における通信端末500が実施するような緊急情報の設定を行うようにしてもよい。
このような本発明の第1の実施形態における通信システム100の送信端末110によれば、通信回線130を介して受信端末120との通話を行う送信端末110であって、通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前に、通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を受信端末120に対して行う予兆通知部と、予兆通知から通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を設定する予兆情報設定部118と、予兆通知後に経過した時間を監視し、予兆時間が経過したか否かを判定する制御部111と、制御部111によって予兆時間が経過したと判定された場合、通話発呼を行う通話発呼部とを有し、前記通信回線は通信回線130および通信回線130Aを有し、予兆通知部が、通信回線130Aを介してSMSを利用することで予兆通知を行い、前記通話発呼部が、前記通信回線130を介して通話発呼を行う構成とすることで、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができ、さらに予兆通知および実際の通話発呼の通信回線として別の通信回線を使用し、予兆通知に利用するSMSが端末間同士で使用できる特殊なプロトコルであるために、発信者による予兆通知から遅延することなく着信者側で予兆通知を受信することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態における通信システム300について説明する。
図3は本発明の第2の実施形態における通信システム300のブロック図である。通信システム300は、送信端末310、受信端末320、通信回線330を有している。送信端末310は、制御部111、記憶部112、操作部113、表示部114、発光体115、通信処理部316、アンテナ116A、音声処理部117、マイク117A、スピーカ117B、および予兆情報設定部118を有する。また、受信端末320は、制御部121、記憶部122、操作部123、表示部124、発光体125、通信処理部326、アンテナ126A、音声処理部127、マイク127A、スピーカ127Bを有する。図3において、本発明の第1の実施形態における通信システム100と同一の機能を有する構成部に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ここで、通信回線330は通信回線の一例である。送信端末310は送信端末の一例である。受信端末320は受信端末の一例である。通信処理部316の一部は予兆通知部の一例である。通信処理部316の一部は通話発呼部の一例である。
通信システム300が本発明の第1の実施形態における100と異なっている点は、通信処理部316と、送信端末110と受信端末120とを接続する通信回線330が1回線だけであり、予兆通知と通話発呼とを同じ通信回線を使用しているという点である。
本実施形態においては、送信端末110側で予兆時間や予兆情報を設定してIPパケットを利用して予兆通知し、この予兆時間だけタイミングをずらして通話発呼を行うことを想定している。本発明の第1の実施形態とは、SMSではなくIPパケットを利用して予兆通知を行う点が異なっている。
通信処理部316は、アンテナ116Aおよび通信回線330を介して予兆通知の送信などの通信を送受信し、無線IP電話などの通信を行うための通信制御を行う。また、通信処理部316は、マイク117Aを介して音声処理部117から入力した音声を音声データにデータ変換し、この音声データを基に受信装置120側へ送信するIPパケットを作成する。また、通信処理部316は、アンテナ116Aおよび通信回線330を介して受信端末320から受信する音声データをスピーカ117にて出力可能な音声にデータ変換する。
また、予兆通知と通話発呼とを2つのIPパケットに分けて同一の通信回線330を介して別々に受信装置320へ送信する。すなわち、通信処理部316は通話発呼を行う第2のIPパケット(通話発呼IPパケット)を送信する前に、予兆情報を含む第1のIPパケット(予兆通知IPパケット)を送信することで予兆通知を行う。その後制御部111が予兆通知後の経過時間を監視し、予兆時間が経過したと制御部111が判断すると、通信処理部316は通話発呼IPパケットを送信することで通話発呼を行う。
通信処理部326は、アンテナ126Aを介して予兆通知IPパケットや通話発呼IPパケットなどのIPパケットを受信し、受信したIPパケットについて、音声データに関しては送信端末320でデータ変換する前の元の音声へ変換する。
通信回線330は、IPパケットによる予兆通知およびIPパケットを使用したIP電話による通話を行う通信回線であり、ネットワーク回線を想定している。通信回線330は、送信端末と受信端末とを接続している。
次に、通信システム300の動作について説明する。
図4は本発明の第2の実施形態における通信システム300の動作フロー図である。尚、発信者は送信端末310を所持し、着信者は受信端末320を所持しているものとする。
まず、発信者側において、予兆情報設定部118は予兆時間を含む予兆情報を設定し、通信処理部316はこの予兆情報を含む第1のIPパケット(予兆通知IPパケット)を通信回線330を介して受信端末320へ送信する(ステップS401)。予兆情報には、発信者から着信者へ予兆通知時に知らせたいメッセージなどを含ませることができる。
次に、着信者側において、予兆通知IPパケットを受信したと通信処理部326が認識すると、表示部124が予兆情報に含まれる情報を表示する(ステップS402)。また、表示とともに音声処理部127が着信音などの音を発するようにしてもよいし、発光体125が発光するようにしてもよい。
一方、発信者側においては、制御部111は予兆通知IPパケット送信後予兆時間が経過したか否かを監視しており、制御部111が予兆時間経過したと判断すると、通信処理部316が実際の通話発呼を第2のパケット(通話発呼IPパケット)へ含ませ、この通話発呼IPパケットを通信回線330を介して行う(ステップS403)。
着信者側においては、この通話発呼IPパケットを通信処理部326は通話着信として受信し(ステップS404)、操作部123は予兆通知IPパケットの内容に応じた受話操作を行うことで(ステップS405)、通信処理部326によって通話用回線が通信回線330を介して確立され、発信者と着信者との間で通話を行うことが可能となる(ステップS406)。
予兆通知IPパケットの内容に応じた受話操作の具体例として、
(d)予兆通知IPパケットの内容がそれほど高い緊急度ではなく、かつ受信者側が出られない場合は、留守録モードへ切り換える操作を行い、伝言を残してもらう。
(e)予兆通知IPパケットの内容が高い緊急度で、かつ受信者側が出られない場合は、予兆通知SMSの内容で判断し、通話着信時に定型メッセージを選択する操作を行う事により、実際に話をせずに、返事を発信者側に伝える。
(f)予兆通知IPパケットの内容が高い緊急度であれば、通話着信までに電話で話せる場所に移動しておき、しかる後に着信があった時に通話ボタンを押下する事により、通話を行う。
また、本実施携帯において、後述する本発明の第4の実施形態における通信端末700が実施するような緊急情報の設定を行うようにしてもよい。
このような本発明の第2の実施形態における通信システム300によれば、通信回線330を介して受信端末120との通話を行う送信端末110であって、通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前に、通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を受信端末120に対して行う予兆通知部と、予兆通知から通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を設定する予兆情報設定部118と、予兆通知後に経過した時間を監視し、予兆時間が経過したか否かを判定する制御部111と、制御部111によって予兆時間が経過したと判定された場合、通話発呼を行う通話発呼部とを有し、予兆通知部が、通信回線330を介してIPパケットを利用することで予兆通知を行う構成とすることで、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができ、さらに通信回線330としてネットワーク回線を使用することができ、予兆通知と通話発呼とを1つの通信回線で実施することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態における通信システム500について説明する。
図5は本発明の第3の実施形態における通信システム500のブロック図である。通信システム500は、送信端末510、受信端末520、通信回線130、および通信回線130Aを有する。送信端末510は、制御部511、記憶部112、操作部113、表示部114、発光体115、通信処理部116、アンテナ116A、音声処理部117、マイク117A、スピーカ117B、予兆情報設定部518、緊急情報設定部519を有する。また、受信端末520は、制御部521、記憶部522、操作部123、表示部524、発光体525、通信処理部126、アンテナ126A、音声処理部527、マイク127A、スピーカ127B、予兆完了情報設定部528を有する。図5において、本発明の第1の実施形態における通信システム100と同一の機能を有する構成部に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ここで、通信回線130、130Aは通信回線の一例である。送信端末510は送信端末の一例である。受信端末520は受信端末の一例である。通信システム500は通信システムの一例である。通信処理部116の一部は予兆通知部、予兆完了情報受信部、通話発呼部の一例である。制御部511の一部は制御部の一例である。予兆完了情報設定部528は予兆時間設定部の一例である。通信処理部126の一部は予兆通知受信部、予兆完了情報送信部、通話回線確立部の一例である。表示部524は履歴提示部の一例である。発光体525は提示方法変更部の一例である。音声処理部527は提示方法変更部の一例である。
通信システム500は、発信者側が着信者側へSMSを利用して予兆通知を行った後、着信者側があらかじめ設定している予兆時間を発信者側へSMSを利用して返答し、発信者側でその予兆時間が経過してから実際の通話発呼を予兆通知時に使用した通信回線と異なる通信回線を介して行っている。
制御部511は、基本的には制御部111と同様の機能を有するが、予兆通知と通話発呼との間に時間差を設けるために監視する予兆時間は、受信端末520側から送信される予兆完了情報に含まれている。つまり、通信処理部116が受信する後述する予兆完了情報に含まれる予兆時間に基づいて、制御部511は送信端末510が送信する予兆通知後に予兆時間の経過を監視し、予兆時間が経過したと判断すると、実際の通話発呼を行うように通信処理部116へ指示を行う。
予兆情報設定部518は、予兆情報の設定を行うが、予兆情報設定部118が行うような予兆時間の設定は実施しない。この予兆情報としては、単に通話発呼の予備的な通知としてフラグのような簡単なデータのみで構成してもよいし、緊急情報設定部519によって指定される緊急情報などを含めてもよい。
緊急情報設定部519は、通話発呼を行おうとしている通話がどのくらい緊急を要する内容の発信であるかを知らせる緊急情報を設定する。この緊急情報を予兆情報や通話発呼に含ませることで、予兆通知時に受信端末520側へ緊急情報を併せて通知することができる。予兆情報に含ませる緊急情報の設定方法は、例えば次の3つの方法などが考えられるが、この他の方法であってもよい。
(1)通信処理部116が予兆情報を受信端末520へ通知する際に、緊急情報設定部519が設定する緊急情報に緊急レベルの度合いを示す緊急度およびその内容を示す緊急内容を含ませ、緊急情報を予兆情報設定部518が設定する予兆情報の一部として受信端末520側へ通知する。
(2)通信処理部116が予兆情報を受信端末520へ通知する際に、操作部113によって通話キーを長押しすることにより、緊急度を「高」として緊急情報を設定し、緊急情報を予兆情報の一部として受信端末520側へ通知する。
(3)通信処理部116が予兆情報を受信端末520へ通知する際に、送信端末510が強く握られることにより、緊急度を「高」として緊急情報を設定し、緊急情報を予兆情報の一部として受信端末520側へ通知する。強く握られることは、図5では図示しない感圧センサもしくはスイッチを送信端末510の側面などに設けることにより圧力を検知し、制御部511によって強く握られているか否かを判定することで認識することができる。
また、通話発呼に含ませる緊急情報の設定方法は、例えば次の2つの方法が考えられるが、この他の方法であってもよい。
(4)通信処理部116が通話発呼情報を受信端末520へ通知する際に、操作部113により何らかのキーを押下するか、もしくは何らかのメニュー情報を選択することで緊急度を指定して緊急情報を設定し、緊急情報を通話発呼情報の一部として受信端末520側へ通知する。
(5)通信処理部116が通話発呼情報を受信端末520へ通知する際に、送信端末510が強く握られることにより、緊急度を「高」として緊急情報を設定し、緊急情報を通話発呼情報の一部として受信端末520側へ通知する。強く握られることは、たとえば上記(3)で示したように感圧センサもしくはスイッチによって認識することができる。
このように、緊急情報は予兆通知を行う際に予兆情報の一部として、もしくは実際の通話発呼を行う際に通話発呼情報の一部として含めることができる。
制御部521は、記憶部522、操作部123、表示部524、発光体525、通信処理部126、音声処理部527、予兆完了情報設定部528を制御する。記憶部522は、記憶部122が有する機能に加えて、操作部123があらかじめ設定した予兆時間を記憶する。表示部524は、表示部124が有する機能に加えて、着信履歴に予兆情報に含まれる緊急情報から必要な情報を含ませることができる。発光体525は、発光体125が有する機能に加えて、緊急情報に含まれる緊急度に応じてその後の通話発呼による着信時に発色する光の色を制御部521の指示により変えることができる。音声処理部527は、音声処理部525が有する機能に加えて、緊急情報に含まれる緊急度に応じてその後の通話発呼による着信時の着信音を変えることができる。
予兆完了情報設定部528は、通信処理部126が予兆通知を受信した際に、記憶部122に記憶されている予兆時間を制御部521を介して取得し、予兆時間を含む予兆完了情報を設定する。予兆完了情報には、予兆時間以外に例えば受信端末520で正常に予兆通知を受信したことを示す情報を含ませることができる。この予兆完了情報は、通信処理部126によって送信端末510側へ通知される。
次に、通信システム500の動作について説明する。
図6は本発明の第2の実施形態における通信システム500の動作フロー図である。尚、発信者は送信端末510を所持し、着信者は受信端末520を所持しているものとする。
まず、発信者側において、予兆情報設定部518は予兆情報を設定し、通信処理部116はこの予兆情報をSMSを使用することで予兆通知SMSとして通信回線130Aを介して着信者側へ送信する(ステップS601)。予兆情報には、緊急情報設定部519によって設定された緊急情報を含めることができる。予兆情報に含める場合の緊急情報の設定方法は、先に示したような(1)〜(3)の方法が例として考えられる。
次に、着信者側において、通信処理部126が予兆通知SMSを受信し、着信者へ予兆通知があったことを知らせる(ステップS602)。予兆通知を知らせる方法としては、例えば表示部524が予兆通知SMSに含まれる情報を表示したり、音声処理部527が先に示したような特殊な音や着信音などの音を発するようにしたり、発光体525は制御部521の指示により端末全体を発光するようにしたりすることが考えられる。
通信処理部126が予兆通知SMSを受信すると、予兆完了情報設定部528はあらかじめ着信者側で設定しておいた予兆時間を含めて予兆完了情報を設定し、通信処理部126が予兆完了情報をSMSを使用することで予兆完了SMSとして通信回線130Aを介して発信者側へ送信する(ステップS603)。
発信者側において、予兆完了SMSを通信処理部116が受信すると、制御部511は受信した予兆完了情報から着信者側が設定した予兆時間を取得し、予兆通知SMSを送信してから予兆時間が経過するまで実際の通話発呼を待機し、制御部511が予兆時間経過したと判断すると、通信処理部116が通信回線130を介して実際の通話発呼を行う(ステップS604)。この通話発呼を行う際に、通話発呼情報として、緊急情報設定部519によって設定された緊急情報を含めることができる。通話発呼情報に含める場合の緊急情報の設定方法は、先に示したような(4)〜(5)の方法が例として考えられる。
一方、着信者側において、予兆通知SMS内に緊急情報が含まれていた場合には、予兆完了SMSを発信者側へ通知した後通信処理部126が実際の通話発呼を受信する前に、緊急度に応じて実際の通話発呼を受信した場合の着信通知方法を変更する(ステップS605)。具体的には、音声処理部527が発する着信音などの音を緊急度に応じて自動的に変更したり、発光体525によって発行する色や発行方法を緊急度に応じて自動的に変更したりすることが考えられる。
着信者側において実際の通話発呼を通信処理部126が受信すると、受信端末520はステップS605において示したような方法によって、緊急度に応じた通話着信通知を行う(ステップS606)。また、発信者側が通話発呼時に緊急情報を含めた通話発呼情報を送信した場合には、ステップS605における着信通知方法の変更を通信処理部126が通話発呼を受信した時点から行うようにする。また、緊急情報の内容を表示部524が表示するようにしてもよい。
そして、操作部123は緊急情報の内容に応じた受話操作を行うことで(ステップS607)、通信処理部126によって通話用回線が通信回線130を介して確立され、発信者と受信者との間で通話を行うことが可能となる(ステップS608)。
緊急情報の内容に応じた受話操作の具体例として、
(g)緊急情報の内容がそれほど高い緊急度ではなく、かつ受信者側が出られない場合は、留守録モードへ切り換える操作を行い、伝言を残してもらう。
(h)緊急情報の内容が高い緊急度で、かつ受信者側が出られない場合は、予兆通知SMSの内容で判断し、通話着信時に定型メッセージを選択する操作を行う事により、実際に話をせずに、返事を発信者側に伝える。
(i)緊急情報の内容が高い緊急度であれば、通話着信までに電話で話せる場所に移動しておき、しかる後に着信があった時に通話ボタンを押下する事により、通話を行う。
このような本発明の第3の実施形態における通信システム500によれば、通信回線130を介して送信端末510と受信端末520との間で通話を行う通信システム500であって、送信端末は510、通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前に、通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を受信端末520に対して行う予兆通知部と、予兆通知から通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を含む予兆完了情報を受信端末520から受信する予兆完了情報受信部と、予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部511と、制御部511によって予兆時間が経過したと判定された場合、通話発呼を行う通話発呼部とを有し、受信端末520は、予兆通知を送信端末510から受信する予兆通知受信部と、予兆時間を設定する予兆完了情報設定部528と、予兆通知受信部によって予兆通知を受信した後、予兆完了情報を送信端末510へ送信する予兆完了情報送信部と、通話発呼を送信端末510から着呼し、通話回線を確立する通話回線確立部とを有し、通信回線は通信回線130および通信回線130Aを有し、予兆通知部が、通信回線130Aを介してSMSを利用することで予兆通知を行い、予兆完了情報送信部が、通信回線130Aを介してSMSを利用することで予兆完了情報を送信し、通話発呼部が、通信回線130を介して通話発呼を行い、通話回線確立部が、通信回線330を介して前記通話発呼を着呼し、前記通信回線130を介して通話回線を確立する構成とすることで、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができ、特に、予兆時間を着信者自身が設定することが可能であるため、着信者の都合を最大限に取り入れた通話着信を実現することができ、予兆通知と実際の通話発呼との通信回線として別の通信回線を使用し、予兆通知に利用するSMSが端末間同士で使用できる特殊なプロトコルであるために、発信者による予兆通知から遅延することなく着信者側で予兆通知を受信することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態における通信システム700について説明する。
図7は本発明の第4の実施形態における通信システム700のブロック図である。通信システム700は、送信端末710、受信端末720、および通信回線330を有する。送信端末710は、制御部511、記憶部112、操作部113、表示部114、発光体115、通信処理部716、アンテナ116A、音声処理部117、マイク117A、スピーカ117B、予兆情報設定部518、緊急情報設定部519を有する。また、受信端末720は、制御部521、記憶部522、操作部123、表示部524、発光体525、通信処理部726、アンテナ126A、音声処理部527、マイク127A、スピーカ127B、予兆完了情報設定部528を有する。図7において、本発明の第1〜第3の実施形態における通信システム100、300、および500と同一の機能を有する構成部に関しては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ここで、通信回線330は通信回線の一例である。送信端末710は送信端末の一例である。受信端末720は受信端末の一例である。通信システム700は通信システムの一例である。通信処理部716の一部は、予兆通知部、予兆完了情報受信部、通話発呼部の一例である。通信処理部726の一部は予兆通知受信部、予兆完了情報送信部、通話回線確立部の一例である。
通信システム700は、発信者側が着信者側へIPパケットを利用して予兆通知を行った後、着信者側があらかじめ設定している予兆時間を発信者側へIPパケットを利用して返答し、発信者側でその予兆時間が経過してから実際の通話発呼を予兆通知時に使用した通信回線と同一の通信回線を介して行っている。
通信処理部716は、アンテナ116Aおよび通信回線330を介してIPパケットを利用した予兆通知の送信や予兆完了通知の受信などの通信を送受信し、無線IP電話などの通信を行うための通信制御を行う。また、通信処理部716は、制御部511の指示によりマイク117Aを介して音声処理部117から入力した音声を音声データに変換し、この音声データを基に受信装置720側へ送信するIPパケットを作成する。また、通信処理部716は、アンテナ116Aおよび通信回線330を介して受信端末720から受信する音声データをスピーカ117にて出力可能な音声に変換する。また、通信処理部716は受信端末720側から送信される予兆完了通知の受信を行うと、予兆完了情報に含まれる予兆時間を記憶部112が一時的に記憶する。
また、予兆通知と通話発呼とを2つのIPパケットに分けて同一の通信回線330を介して別々に受信装置720へ送信する。すなわち、通信処理部716は通話発呼を行う第3のIPパケット(通話発呼IPパケット)を送信する前に、予兆情報を含む第1のIPパケット(予兆通知IPパケット)を送信することで予兆通知を行う。その後制御部511が予兆通知後の経過時間を監視し、予兆時間が経過したと制御部511が判断すると、通信処理部316は通話発呼IPパケットを送信することで通話発呼を行う。
通信処理部726は、アンテナ126Aを介して予兆通知IPパケット、通話発呼IPパケットなどのIPパケットを受信する。受信したIPパケットについて、音声データに関しては送信端末710でデータ変換する前の元の音声へ変換する。さらに、予兆完了情報設定部528によって設定された予兆完了情報を第2のIPパケット(予兆完了IPパケット)に含ませて送信端末710側へ送信する。このIPパケットを送信することで、予兆完了通知を行う。
次に、通信システム700の動作について説明する。
図8は本発明の第4の実施形態における通信システム700の動作フロー図である。尚、発信者は送信端末710を所持し、着信者は受信端末720を所持しているものとする。
まず、発信者側において、予兆情報設定部518は予兆情報を設定し、通信処理部716はこの予兆情報を含む第1のIPパケット(予兆通知IPパケット)を作成し、予兆通知IPパケットを通信回線330を介して着信者側へ送信する(ステップS801)。予兆情報には、緊急情報設定部519によって設定された緊急情報を含めることができる。予兆情報に含める場合の緊急情報の設定方法は、先に示したような(1)〜(3)の方法が例として考えられる。
次に、着信者側において、通信処理部726が予兆通知IPパケットを受信し、着信者へ予兆通知があったことを知らせる(ステップS802)。予兆通知を知らせる方法としては、例えば表示部524が予兆通知IPパケットに含まれる情報を表示したり、音声処理部527が先に示したような特殊な音や着信音などの音を発するようにしたり、発光体525は制御部521の指示により端末全体を発光するようにしたりすることが考えられる。
通信処理部726が予兆通知IPパケットを受信すると、予兆完了情報設定部528はあらかじめ着信者側で設定しておいた予兆時間を含めて予兆完了情報を設定し、通信処理部726が予兆完了情報を含めて第2のIPパケット(予兆完了IPパケット)を作成し、この予兆完了IPパケットを通信回線330を介して発信者側へ送信する(ステップS803)。
発信者側において、予兆完了IPパケットを通信処理部716が受信すると、制御部511は受信した予兆完了IPパケットに含まれる予兆完了情報から着信者側が設定した予兆時間を取得し、予兆通知IPパケットを送信してから予兆時間が経過するまで実際の通話発呼を待機し、制御部511が予兆時間経過したと判断すると、通信処理部716が実際の通話発呼を第3のIPパケット(通話発呼IPパケット)に含ませて、通信回線330を介して通話発呼IPパケットを送信する(ステップS804)。この通話発呼を行う際に、通話発呼情報として、緊急情報設定部519によって設定された緊急情報を含めることができる。通話発呼情報に含める場合の緊急情報の設定方法は、先に示したような(4)〜(5)の方法が例として考えられる。
一方、着信者側において、予兆通知IPパケット内に緊急情報が含まれていた場合には、予兆完了IPパケットを発信者側へ通知した後通信処理部726が実際の通話発呼を受信する前に、緊急度に応じて実際の通話発呼を受信した場合の着信通知方法を変更する(ステップS805)。具体的には、音声処理部527が発する着信音などの音を緊急度に応じて自動的に変更したり、発光体525によって発行する色や発行方法を緊急度に応じて自動的に変更したりすることが考えられる。
着信者側において通話発呼IPパケットを通信処理部726が受信すると、受信端末720はステップS805において示したような方法によって、緊急度に応じた通話着信通知を行う(ステップS806)。また、発信者側が通話発呼時に緊急情報を含めた通話発呼情報を送信した場合には、ステップS805における着信通知方法の変更を通信処理部726が通話発呼を受信した時点から行うようにする。また、緊急情報の内容を表示部524が表示するようにしてもよい。
そして、操作部123は緊急情報の内容に応じた受話操作を行うことで(ステップS807)、通信処理部726によって通話用回線が通信回線330を介して確立され、発信者と受信者との間で通話を行うことが可能となる(ステップS808)。
尚、緊急情報の内容に応じた受話操作の具体例として、先に示したような(g)〜(i)のような操作がある。
このような本発明の第4の実施形態における通信システム700によれば、通信回線330を介して送信端末510と受信端末520との間で通話を行う通信システム500であって、送信端末は510、通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前に、通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を受信端末520に対して行う予兆通知部と、予兆通知から通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を含む予兆完了情報を受信端末520から受信する予兆完了情報受信部と、予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部511と、制御部511によって予兆時間が経過したと判定された場合、通話発呼を行う通話発呼部とを有し、受信端末520は、予兆通知を送信端末510から受信する予兆通知受信部と、予兆時間を設定する予兆完了情報設定部528と、予兆通知受信部によって予兆通知を受信した後、予兆完了情報を送信端末510へ送信する予兆完了情報送信部と、通話発呼を送信端末510から着呼し、通話回線を確立する通話回線確立部とを有し、予兆通知部が、通信回線330を介してIPパケットを利用することで予兆通知を行い、予兆完了情報送信部が、通信回線330を介してIPパケットを利用することで予兆完了情報を送信する構成とすることで、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができ、特に、予兆時間を着信者自身が設定することが可能であるため、着信者の都合を最大限に取り入れた通話着信を実現することができ、通信回線330としてネットワーク回線を使用することができ、予兆通知と通話発呼とを1つの通信回線で実施することができる。
本発明は、発信者が着信者が着信通知を受ける際の状況を配慮した通話発信を行うことができる送信端末、通信システム等に有用である。
本発明の第1の実施携帯における通信システムのブロック図 本発明の第1の実施形態における通信システムの動作フロー図 本発明の第2の実施携帯における通信システムのブロック図 本発明の第2の実施形態における通信システムの動作フロー図 本発明の第3の実施携帯における通信システムのブロック図 本発明の第3の実施形態における通信システムの動作フロー図 本発明の第4の実施携帯における通信システムのブロック図 本発明の第4の実施形態における通信システムの動作フロー図
符号の説明
100 通信システム
110 送信端末
111 制御部
112 記憶部
113 操作部
114 表示部
115 発光体
116 通信処理部
116A アンテナ
117 音声処理部
117A マイク
117B スピーカ
118 予兆情報設定部
120 受信端末
121 制御部
122 記憶部
123 操作部
124 表示部
125 発光体
126 通信処理部
126A アンテナ
127 音声処理部
127A マイク
127B スピーカ
300 通信システム
310 送信端末
316 通信処理部
320 受信端末
326 通信処理部
500 通信システム
510 送信端末
511 制御部
518 予兆情報設定部
519 緊急情報設定部
520 受信端末
521 制御部
522 記憶部
524 表示部
525 発光体
527 音声処理部
528 予兆完了情報設定部
700 通信システム
710 送信端末
716 通信処理部
720 受信端末
726 通信処理部

Claims (14)

  1. 通信回線を介して受信端末との通話を行う送信端末であって、
    前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前もしくは同時、あるいは発呼中に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を前記受信端末に対して行う予兆通知部と、
    前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を設定する予兆時間設定部と、
    前記予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部と、
    前記制御部によって前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼を行う通話発呼部と
    を有する送信端末。
  2. 請求項1に記載の送信端末であって、
    前記通信回線は第1の通信回線および第2の通信回線を有し、
    前記予兆通知部は、
    前記第1の通信回線を介してSMS(Short Message Service)を利用することで前記予兆通知を行い、
    前記通話発呼部は、
    前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を行う送信端末。
  3. 請求項1に記載の送信端末であって、
    前記予兆通知部は、
    前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆通知を行う送信端末。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の送信端末であって、
    前記予兆通知部は、
    前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記予兆通知を行う送信端末。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の送信端末であって、
    前記通話発呼部は、
    前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記通話発呼を行う送信端末。
  6. 通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話を行う通信システムであって、
    前記送信端末は、
    前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼を行う前もしくは同時、あるいは発呼中に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知を前記受信端末に対して行う予兆通知部と、
    前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間を含む予兆完了情報を前記受信端末から受信する予兆完了情報受信部と、
    前記予兆通知後に経過した時間を監視し、前記予兆時間が経過したか否かを判定する制御部と、
    前記制御部によって前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼を行う通話発呼部と
    を有し、
    前記受信端末は、
    前記予兆通知を前記送信端末から受信する予兆通知受信部と、
    前記予兆時間を設定する予兆時間設定部と、
    前記予兆通知受信部によって前記予兆通知を受信した後、前記予兆完了情報を前記送信端末へ送信する予兆完了情報送信部と、
    前記通話発呼を前記送信端末から着呼し、前記通話回線を確立する通話回線確立部と
    を有する通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記通信回線は第1の通信回線および第2の通信回線を有し、
    前記予兆通知部は、
    前記第1の通信回線を介してSMS(Short Message Service)を利用することで前記予兆通知を行い、
    前記予兆完了情報送信部は、
    前記第1の通信回線を介してSMSを利用することで前記予兆完了情報を送信し、
    前記通話発呼部は、
    前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を行い、
    前記通話回線確立部は、
    前記第2の通信回線を介して前記通話発呼を着呼し、前記第2の通信回線を介して前記通話回線を確立する通信システム。
  8. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記予兆通知部は、
    前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆通知を行い、
    前記予兆完了情報送信部は、
    前記通信回線を介してIPパケットを利用することで前記予兆完了情報を送信する通信システム。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載の通信システムであって、
    前記予兆通知部は、
    前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記予兆通知を行う通信システム。
  10. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載の通信システムであって、
    前記通話発呼部は、
    前記通話の緊急度を有する緊急情報を含めて前記通話発呼を行う通信システム。
  11. 請求項9または10に記載の通信システムであって、
    前記通話回線確立部は、
    前記通話発呼を着呼した場合に前記通話発呼を着呼したことを示す通話着呼を提示し、
    前記緊急情報に基づいて、前記通話着呼の提示方法を変更する提示方法変更部を有する通信システム。
  12. 請求項6ないし11のいずれか1項に記載の通信システムであって、
    前記予兆通知受信部によって前記予兆通知を受信し、かつ前記通話回線確立部によって前記通話回線を確立しなかった場合、前記予兆通知受信部が前記予兆通知を受信した日時を含む予兆通知情報を履歴として提示する履歴提示部
    を有する通信システム。
  13. 通信回線を介して受信端末との通話が行われる送信端末の送信方法であって、
    前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼が行われる前に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知が前記受信端末に対して行われるステップと、
    前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間が設定されるステップと、
    前記予兆通知後に経過した時間が監視され、前記予兆時間が経過したか否かが判定される制御ステップと、
    前記制御ステップにおいて前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記通話発呼が行われるステップと
    を有する送信方法。
  14. 通信回線を介して送信端末と受信端末との間で通話が行われる通信方法であって、
    前記送信端末によって前記通話を行う通話回線を確立する通話発呼が行われる前に、前記通話発呼の予備的な通知を示す予兆通知が前記送信端末から前記受信端末に対して行われるステップと、
    前記予兆通知が前記受信端末によって前記送信端末から受信される予兆通知受信ステップと、
    前記受信端末によって前記予兆通知から前記通話発呼を行うまでの時間を示す予兆時間が設定されるステップと、
    前記予兆通知受信ステップにおいて前記受信端末によって前記予兆通知が受信された後、前記予兆時間を含む予兆完了情報が前記受信端末から前記送信端末へ送信されるステップと、
    前記予兆完了情報が前記送信端末によって前記受信端末から受信されるステップと、
    前記送信端末によって前記予兆通知後に経過した時間が監視され、前記予兆時間が経過したか否かが判定される制御ステップと、
    前記制御ステップにおいて前記予兆時間が経過したと判定された場合、前記送信端末によって前記通話発呼が行われるステップと、
    前記受信端末によって前記通話発呼が前記送信端末から着呼され、前記通話回線が確立されるステップと
    を有する通信方法。
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