JP2013045237A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】選択されたファイルが保存メールの場合に、前記保存メールが保存されていた保存場所の情報も共に表示することを目的とする。
【解決手段】ファイル管理手段は、保存されている電子メールが選択された場合に、電子メールの属性情報に保存場所情報があるか否かを判断し、電子メールの属性情報に保存場所情報がある場合には、属性情報より電子メールを識別するメール識別情報と保存場所情報とを取得し、メール手段に、メール識別情報と保存場所情報とを含む、電子メールを指定した起動の指示を出す。メール手段は、指示に含まれる保存場所情報及びメール識別情報に基づいて、保存場所情報で示される保存場所から、メール識別情報で識別される電子メールを探し、電子メールが見つかった場合は、電子メールが選択された状態で表示されるよう起動する。
【選択図】図11

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
電子メールを利用する業務において、電子メールと電子メールに関連するファイルとを、管理することは重要である。例えば、顧客への商品発注の業務のために、発注依頼を受けたFaxファイルと在庫状況を確認するために送った電子メールと在庫状況を報告するための表計算ファイルとがあるような場合である。
このような、電子メールとその他のファイルを管理する方法として、電子メールと一緒に送受信した添付ファイルと、電子メールと、を関連付けておく。そして、添付ファイルを実行しているアプリケーションから、関連付けられた電子メールを表示する技術が特許文献1に開示されている。
特開2006−244033号公報
特許文献1の技術では、添付ファイルを実行しているアプリケーションに、メールアプリケーションを起動する機能が必要である。そのため不特定なファイルが送られてくる電子メールにおいては利用が制限されてしまう。また添付ファイルの存在しない電子メールには無効である。
そこで、電子メールと電子メールに関連するファイルとを、一つのフォルダに管理する使い方がある。電子メールを送受信するアプリケーション(以下、メールアプリケーションという)にも、電子メールをフォルダ分けして管理する機能があるが、電子メールの送受信とは別の経路のファイルを管理することができない問題があった。また、メールアプリケーションでは、日々送受信するメールが増え、多くのフォルダを作るとメールが分散されてしまう問題があった。
そこで、分散を防ぐため、ファイル管理システムが利用されている。メールアプリケーションには、送受信した電子メールをエクスポートする機能が備えられている。ファイル管理システムでは、このエクスポートされた電子メールを管理する。ここで、メールアプリケーションは、電子メールデータを保存ファイル形式に従いファイルとして保存する。保存ファイル形式とは、例えばeml形式である。以下、保存ファイル形式に従い保存された電子メールを、保存メールという。
しかしながら、フォルダ内に複数の保存メールがある場合、一つのメールを読んだだけでは情報が不十分で、前記フォルダ内の全ての保存メールを閲覧しなければならないことがある。また、保存メールの送受信記録を検索し、他にも関連のある保存メールが無いか探さなければならない場合もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、選択されたファイルが保存メールの場合に、前記保存メールが保存されていた保存場所の情報も共に表示することを目的とする。
そこで、本発明は、ファイルを管理するファイル管理手段と、電子メールの作成及び送受信を行うメール手段と、を有し、前記ファイル管理手段は、保存されている電子メールが選択された場合に、前記電子メールの属性情報に保存場所情報があるか否かを判断し、前記電子メールの属性情報に保存場所情報がある場合には、前記属性情報より電子メールを識別するメール識別情報と前記保存場所情報とを取得し、前記メール手段に、前記メール識別情報と前記保存場所情報とを含む、電子メールを指定した起動の指示を出し、前記メール手段は、前記指示に含まれる前記保存場所情報及び前記メール識別情報に基づいて、前記保存場所情報で示される保存場所から、前記メール識別情報で識別される電子メールを探し、前記電子メールが見つかった場合は、前記電子メールが選択された状態で表示されるよう起動する。
本発明によれば、選択されたファイルが保存メールの場合に、前記保存メールが保存されていた保存場所の情報も共に表示することができる。
本実施形態に適応可能な情報処理装置の構成の一例を示す図である。 メールアプリケーションの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。 従来のファイル管理アプリケーション間のファイル移動操作の処理を示す図である。 ドラッグアンドドロップ時に生成されるデータ構造体の一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。 メールアプリケーションのメール編集可能な状態の一例を示す図である。 メールアプリケーション及びファイル管理アプリケーションAの処理の一例を示すフローチャートである。 ファイル管理アプリケーションによって生成されるデータ構造体の一例を示す図である。 メールアプリケーション及びファイル管理アプリケーションAの処理の一例を示すフローチャートである。 ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。 図11のS1106の起動処理が行われたときのメールアプリケーションのUIを表す図である。 メールアプリケーションの起動コマンドの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。 メールアプリケーションの起動コマンドの一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。 ファイル管理アプリケーションA及びファイル管理アプリケーションAの処理の一例を示すフローチャートである。 ファイル管理アプリケーションによって生成されるデータ構造体の一例を示す図である。 メールのデータ構造体の一例を示す図である。 本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
まず前提となる技術について説明する。以下に示す実施形態の情報処理装置は、一般のアプリケーションによって作成されたドキュメントデータを、オペレーティングシステムとは異なる独自でファイリングする機能をもつファイル管理アプリケーションを有する。
<実施形態1>
図1は本実施形態に適応可能な情報処理装置の構成の一例を示す図である。
図1において、CPU101は、ROM103又はハードディスク111からRAM102にロードされたOSや一般アプリケーション等のプログラムを実行し、後述するフローチャートを実現する。
RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)105は、キーボード109や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)106は、CRTディスプレイ110の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)107は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)111やフレキシブルディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC108は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC112はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
CPU101が、メールアプリケーションのプログラムに基づき処理を実行することによって、メールアプリケーションの機能が実現される。また、CPU101が、ファイルアプリケーションのプログラムに基づき処理を実行することによって、ファイルアプリケーションの機能が実現される。また、CPU101が、OSのプログラムに基づき処理を実行することによって、OSの機能が実現される。
図2は、メールアプリケーションの一例を示す図である。
メールアプリケーション201が表示するメール(電子メール)の画面は、メールをフォルダ分けして管理するフォルダビュー202と、フォルダ内のメールを表示するメールリストビュー203と、メールの本文を表示するメール本文ビュー204と、を含む。コンテキストビュー205は、メールアプリケーション201の持つメールに関する操作を指示するコンテキストビューである。ユーザは、メールを指定してコンテキストビュー205から、メールの削除やメールの保存の指示を行うことができる。メールリストビュー203には、「4月28日の会議について」「製品見積もり依頼」「デジタルカメラの在庫状況」の3つのメールが保存されていることが表示されている。
図3は、ファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。
図3のオペレーティングシステム301内には、1つのメールアプリケーション302と、2つのファイル管理アプリケーションA305とファイル管理アプリケーションB309とがある。メールアプリケーション302は、オペレーティングシステム301上で動作する。メールアプリケーション302は、図2のメールアプリケーション201と同じものである。ファイル管理アプリケーションA305とファイル管理アプリケーションB309とはどちらもオペレーティングシステム301上で動作するファイル管理アプリケーションの画面である。オペレーティングシステム301、メールアプリケーション302、ファイル管理アプリケーションA305、ファイル管理アプリケーションB309は、図1の情報処理装置内で動作している。
メールアプリケーション302に関して、ユーザによってフォルダB304が選択されている。更にフォルダB304内のメール303が選択されている。
ファイル管理アプリケーションA305は幾つかのフォルダやファイルを管理する。ファイル管理ビュー306は、ファイル管理アプリケーションA305のファイル管理ビューである。メール307は、メールアプリケーション302からファイル管理アプリケーションA305にインポートされたメールである。メール307は、メールアプリケーションのメール保存機能によって作成されたメールである。これを本実施形態では保存メール307と呼ぶ。
ファイル管理アプリケーションA305の管理するファイルに、保存メール307を加えるには、メールアプリケーション302からメール303をマウスでドラッグし、マウスカーソルをファイル管理ビュー306に移動させる。マウスカーソルをファイル管理ビュー306に移動させた後に、ドロップさせることでファイル管理アプリケーションA305に移動させることができる。これはパソコンにおける一般的なファイルのドラッグアンドドロップ操作であり、オペレーティングシステム301とアプリケーションとによって実現している機能である。
メール308は、メールアプリケーションのメール保存機能によって作成されたメールである。これを本実施形態では保存メール308と呼ぶ。保存メール308は、メールアプリケーション302によって既に保存されていたもので、ファイル管理アプリケーションB309で管理されていた。ファイル管理アプリケーションA305の管理するファイルに、保存メール308を加えるには、ファイル管理アプリケーションB309から保存メール310をマウスでドラッグする。そして、マウスカーソルをファイル管理ビュー306に移動させ、ドロップさせることでファイル管理アプリケーションA305に移動させることができる。保存メール308はドラッグアンドドロップの際に、ファイル管理アプリケーションA305によって保存メール310がコピーされたものである。
図4は、従来のファイル管理アプリケーション間のファイル移動操作の処理を示す図である。
まずS401において、メールアプリケーション302は、マウスドラッグイベントを受け取る。次にS402において、メールアプリケーション302は、ドラッグされたデータを作成する。作成するデータを何にするかはメールアプリケーション302によって定められている。
次に、メールアプリケーション302からのドラッグされたデータの作成指示S402を受け、S403において、オペレーティングシステム301は、ドラッグデータの保持を行う。S402とS403との処理はオペレーティングシステム301の提供するフレームワークを介して行われるのが一般的である。本実施形態においてはオペレーティングシステム301がどのようなフレームワークを持つかに依存せず、フレームワーク含めオペレーティングシステム301の処理とみなす。
次にS404において、ファイル管理アプリケーションA305は、マウスドロップイベントを受け取る。次にS405において、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーティングシステム301に対しドロップされたデータのフォーマットを問い合わせる。ファイル管理アプリケーションA305にドロップされたデータとは、ファイル管理アプリケーションA305でドラッグされたデータと同一である。即ちS403においてオペレーティングシステム301で保持されたドラッグデータである。
フォーマットの問い合わせ結果を基にS406において、ファイル管理アプリケーションA305は、ドラッグデータを使用する。このS406でどのようにドラッグデータを使用するかは後述する図7で説明する。次にS407において、マウスドロップイベントの終了となる。マウスドロップイベントの終了を受け、S408において、オペレーティングシステム301は、S403で保持したドラッグデータの破棄を行う。
図5は、ドラッグアンドドロップ時に生成されるデータ構造体の一例を示す図である。
データ構造体501は、情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、メールアプリケーション302より指示を受け、オペレーティングシステム301で保持されるデータ構造体である。ファイル管理アプリケーションA305は、データ構造体501をドロップデータとしてオペレーティングシステム301から受け取ることができる。データ構造体501は、データフォーマットを表わす502と、データオブジェクトを格納する503と、の部位を持つ。
データフォーマットは、ビットマップをドロップした場合なら「ビットマップ」を示し、テキスト文字列をドロップした場合には「テキスト」を示す。どのようなフォーマットがあるかはオペレーティングシステム301の扱うフレームワークに定義されている。本実施形態ではメールアプリケーション302からのドラッグなのでデータフォーマット502はmailとなっている。
データオブジェクト503は、ドロップされたデータのバイナリ型データが格納されている。ファイル管理アプリケーションA305は、このデータオブジェクト503を元のデータ形式として取り出すことができる。メールアプリケーション302は、データオブジェクト503にメールを保存するフォーマットに従ったバイナリ型データを使用する。このバイナリ型データとは、例えばeml形式である。ファイル管理アプリケーションA305は、データオブジェクト503を使い保存メール307や保存メール308を作ることができる。
本実施形態ではデータ構造体501の中にフォルダ情報504を持つ。フォルダ情報504は、メールアプリケーション302からのドラッグされたメールが、メールアプリケーション302のどこのフォルダにあったかを示す値である。メール303をドロップした場合はフォルダB304となる。フォルダ情報504は、メールアプリケーション302から与えられる情報であるため、ファイル管理アプリケーションB309にある保存メール310をマウスでドラッグされた場合には、フォルダ情報504は作成されない。
図6は、ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。
まずS601において、ファイル管理アプリケーションA305は、ユーザからメールアプリケーションの起動指示を受ける。この指示は、ユーザが保存メール307又は保存メール308を選択しクリックすることで起こる。
次にS602において、ファイル管理アプリケーションA305は、メールアプリケーションの起動するためのコマンドを作成する。アプリケーションを起動するためのコマンドとは、一般的にはアプリケーションの実行ファイルパスをオペレーションシステムの提供するフレームワークに指示することである。アプリケーションの実行ファイルパスだけではなく、起動引数やオプションと呼ばれるパラメータを追加することで、アプリケーションに対して起動の動作を変えることができる。S602において保存メール307を起動する起動コマンドは、「Process.Start("C:/<ファイルパス>/デジタルカメラの在庫状況.yyy")」のように、保存メール307を指定したコマンドである。
そしてS603で、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーションシステムの提供するフレームワークに対し、S602の起動コマンドの実行を指示する。
次にS604において、オペレーションシステムは、S603のファイル管理アプリケーションA305からの指示を受け、メールアプリケーションを起動する処理を行う。メールアプリケーションの起動はS603で指定されたコマンドを使う。
S605において、メールアプリケーションは、指定されたコマンドに従った起動処理を行う。即ち保存メール307を図7に示すような編集可能な状態にして起動する。
図7は、メールアプリケーションのメール編集可能な状態の一例を示す図である。
図7のメール編集UI701は、図6のS605で保存メール307を編集可能な状態にして起動したメールアプリケーション302のメール編集UIである。メール編集UI701は、フォルダビュー202や、メールリストビュー203や、メール本文ビュー204のあるUIではなく、保存メール307の内容だけを表示するビューである。このメール編集UI701から保存メール307の内容は読み取ることができるが、課題にあるように複数の保存メールがある場合等にはふさわしくない。
次に本実施形態のファイル管理アプリケーションへのドラッグアンドドロップ操作の処理を説明する。
図8は、メールアプリケーション302及びファイル管理アプリケーションA305の処理の一例を示すフローチャートである。
まずファイル管理アプリケーションA305は、メールアプリケーション302からのマウスドロップイベントを受け取る。ここではフォルダB304内のメール303が選択されているとする。
次にS801において、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーティングシステム301に対しドロップされたデータのフォーマットを問い合わせ、ドロップされたデータのフォーマットを知る。オペレーティングシステム301から知らされるフォーマットは図5である。本実施形態ではファイル管理アプリケーションA305から受けるフォーマットはメールである。
次にS802において、ファイル管理アプリケーションA305は、S801で問い合わせたフォーマットがメール(メールオブジェクト)であるかどうか判断する。S802において、ファイル管理アプリケーションA305は、メールオブジェクトではないと判断した場合S807に進む。
そしてS807において、ファイル管理アプリケーションA305は、管理するファイルに追加する。その結果、追加したファイルがファイル管理ビュー306に表示される。これは従来のドラッグアンドドロップの際の処理フローである。
S802においてファイル管理アプリケーションA305は、メールオブジェクトであると判断した場合、S803に進む。
S803において、ファイル管理アプリケーションA305は、データオブジェクト503の中からメールヘッダ部分にあるMessage−IDを探し、ファイル管理アプリケーションA305にプロパティ情報として保存する。Message−IDとはメールに含まれるメールを特定できるIDである。プロパティ情報は、属性情報の一例である。Message−IDは、メール識別情報の一例である。
次にS804において、ファイル管理アプリケーションA305は、メール303をドロップすることによって作成されたデータ構造体501を保存メール形式に従い保存した保存メール307として管理するファイル(管理対象のファイル)に追加する。
次にS805において、ファイル管理アプリケーションA305は、データ構造体501のフォルダ情報504を参照する。ファイル管理アプリケーションA305は、フォルダ情報504にフォルダB304を示す情報が見つかった場合は、S806に進む。フォルダ情報504にフォルダB304を示す情報が見つからなかった場合は、マウスドロップイベントの終了となる。
S806において、ファイル管理アプリケーションA305は、S805で見つけたフォルダB304を示す情報をプロパティ情報として保存し、マウスドロップイベントの終了となる。フォルダを示す情報は、保存場所情報の一例である。また、フォルダは、保存場所の一例である。
図9は、ファイル管理アプリケーションによって生成されるデータ構造体の一例を示す図である。
データ構造体901は、情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、ファイル管理アプリケーションA305がドラッグアンドドロップの指示を受け作成する、オペレーティングシステム301で保持されるデータ構造体である。データ構造体901は、ファイル管理アプリケーションA305がファイルを管理するために使用するファイルのプロパティ情報である。以下、データ構造体901を、ファイルプロパティ情報901という。
ファイルプロパティ情報901は、ファイル管理アプリケーションA305がファイルを管理するために使用するファイルのプロパティ情報である。ファイルプロパティ情報901にはファイル管理ビュー306に表示されるファイルの情報が保存されている。プロパティ項目902には、ファイルを識別する管理ID、ファイル名、メールフォルダ、Message−IDの項目がある。プロパティ項目902には、その他に一般的なプロパティ情報である作成日やファイルサイズ等があってもよい。プロパティ情報903は、S804でファイル管理アプリケーションA305に追加された、保存メール307のプロパティ情報である。即ちS803、S806において保存された情報である。ファイル名の項目は、メール303の件名である「デジタルカメラの在庫状況」に拡張子を付けたものである。メールフォルダの項目は、選択されていたフォルダB304の「フォルダB」である。Message−IDの項目は、S803においてメールヘッダから読み取ったMessage−IDの値である。
次に、ファイル管理アプリケーションへの保存メールをクリックする操作が行われた際の処理を説明する。
図10は、メールアプリケーション302及びファイル管理アプリケーションA305の処理の一例を示すフローチャートである。
まずS1001において、ファイル管理アプリケーションA305は、ユーザからのファイルクリック指示を受ける。ここではファイル管理アプリケーションA305のファイル管理ビュー306にある、保存メール307がクリックされたとする。
次にS1002において、ファイル管理アプリケーションA305は、クリックされたファイルが保存メールであるかどうかを判断する。保存メールではない場合は、ファイル管理アプリケーションA305は、S1006に進む。
S1006でファイル管理アプリケーションA305は、クリックされたファイルに対応するアプリケーションを起動させる。
S1002において保存メールだと判断した場合は、ファイル管理アプリケーションA305は、S903に進む。次にS1003において、ファイル管理アプリケーションA305は、ファイルプロパティ情報901を参照し、保存メール307にメールフォルダの値があるかどうかを判断する。
メールフォルダの値があった場合は、ファイル管理アプリケーションA305は、S1004に進む。S1004において、ファイル管理アプリケーションA305は、ファイルプロパティ情報901からMessage−IDとメールフォルダの値を取得する。
次にS1005において、ファイル管理アプリケーションA305は、メールアプリケーション302を起動するための指示を行う。この処理フローは図11のサブルーチンで説明する。
S1003において、ファイルプロパティ情報901にメールフォルダの値がない場合は、ファイル管理アプリケーションA305は、S1007に進む。S1007において、ファイル管理アプリケーションA305は、メールアプリケーション302に、保存メール307をメール編集UIで起動する指示を出す。
この処理は図6のファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理と同様である。この結果、起動されたメールアプリケーションの画面は、図7のメールアプリケーションのメール編集UI701となる。
図11は、ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。
図11の処理は、図10のS1005において、メールアプリケーション302を起動するための指示を行う処理のサブルーチンである。
まずS1101において、ファイル管理アプリケーションA305は、図10のS1004で取得したMessage−IDとメールフォルダの値を使い、メールアプリケーション302を起動するためのコマンドを作成する。起動するためのコマンドは、メールアプリケーション302の実行ファイルパスだけではなく、Message−IDとメールフォルダの値を使う。このことで、メールアプリケーション302が起動時にMessage−IDに該当するメールを選択した状態で起動することができる。
次にS1102において、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーションシステムの提供するフレームワーク起動コマンドの実行を指示する。
S1103において、オペレーションシステムは、S1102のファイル管理アプリケーションA305からの指示を受け、メールアプリケーション302を起動する処理を行う。
次にS1104において、メールアプリケーション302は、S1103から指示された起動コマンドを使い起動処理を行う。メールアプリケーション302は、起動コマンドに含まれるメールフォルダ内から、起動コマンドに含まれるMessage−IDを持つメールを探索する。
次にS1105において、メールアプリケーション302は、S1104で探索したメールが見つかったかどうかの判断を行う。メールが見つかった場合は、メールアプリケーション302は、S1106に進む。メールがみつからなかった場合は、メールアプリケーション302は、S1107に進む。
S1106ではメールアプリケーション302は、S1104で見つかったメールが選択された状態でメールアプリケーションを起動する。
S1107ではメールアプリケーション302は、メールを選択しないでメールアプリケーションを起動する。S1106、S1107を行ったらサブルーチンは終了する。
図12は、図11のS1106の起動処理が行われたときのメールアプリケーションのUIを表す図である。
図12の1201はメールアプリケーション302と同じアプリケーションである。メールアプリケーション1201は、図11のS1106の起動処理が行われたときのメールアプリケーションのUIを表す。
メールアプリケーション1201は、図9の保存メール307のプロパティ情報903と一致する、メールが選択表示された状態で起動する。
件名1203は、「デジタルカメラの在庫状況」である。メールフォルダ1202は、「フォルダB」である。Message−IDは、メールアプリケーション1201のUIでは見られないが、選択されているメールのMessage−IDはプロパティ情報903のMessage−IDであり、S1101で作成した起動コマンドに含まれるものである。
図13は、メールアプリケーションの起動コマンドの一例を示す図である。
起動コマンド1301と起動コマンド1302とはメールアプリケーション302の起動コマンドである。起動コマンド1301は、メールアプリケーション302にメールを選択せずに起動させるコマンドである。起動コマンド1301は、S1107で実行される。起動コマンド1302は、メールアプリケーション302にメールを選択せずに起動させるコマンドである。起動コマンド1302は、S1106で実行される。起動コマンド1302では、S1106で選択するメールの情報である、フォルダ名とMessage−IDとが含まれる。
以上のように本実施形態では、オペレーティングシステム内のメールアプリケーションからファイル管理アプリケーションに保存したメールを開く場合、図7のようはUIではなく、図12のようなUIでメールアプリケーションを起動することができる。
その結果、選択されたメールの本文や選択されたメールが保存されていたフォルダ、前記フォルダに保存されているメールの件名等をユーザは直ぐに確認することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、保存したメールを開く場合、保存したメールを見つけ出し選択状態でメールアプリケーションを起動する方法を説明した。しかしながら、ファイル管理アプリケーションにメールを保存した後に、メールアプリケーションでフォルダ構成の変更や、メールの移動を行うことが考えられる。メールアプリケーションでフォルダ構成の変更や、メールの移動が行われた場合、実施形態1のメールアプリケーション起動方法ではメールが見つからずに、保存メールを選択した状態でメールアプリケーションを起動することができないという課題がある。実施形態2ではメールが見つからなかったときの処理を説明する。
実施形態2は実施形態1の図11のフ管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理に新たな処理を加えたものである。
図14は、ファイル管理アプリケーションからメールアプリケーションを起動させる処理の一例を示すフローチャートである。
図14は図11と同様に、図10のS1005において、メールアプリケーション302を起動するための指示を行う処理のサブルーチンである。
実施形態1の図11と同様の部分には、1101〜1104と記述したので詳細な説明は省略する。
S1405において、メールアプリケーション302は、S1404で探索したメールが見つかったかどうかの判断を行う。メールが見つかった場合は、メールアプリケーション302は、S1419に進む。メールがみつからなかった場合は、メールアプリケーション302は、S1406に進む。S1406では、メールアプリケーション302は、メールが見つからなかったことを、オペレーティングシステム301にエラーとして知らせる。
次にS1407において、オペレーティングシステム301は、ファイル管理アプリケーションA305にメールアプリケーション302から受けたエラーを通知する。
次にS1408において、ファイル管理アプリケーションA305は、図10のS1004で取得したMessage−IDを使い、メールアプリケーション302を起動するためのコマンドを作成する。この起動コマンドは、メールアプリケーション302が起動時にMessage−IDに該当するメールを選択した状態で起動することができるものである。
次にS1409において、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーションシステムの提供するフレームワーク起動コマンドの実行を指示する。
S1410において、オペレーションシステムは、S1409のファイル管理アプリケーションA305からの指示を受け、メールアプリケーション302を起動する処理を行う。
次にS1411において、メールアプリケーション302は、S1410から指示された起動コマンドを使い起動処理を行う。メールアプリケーション302は、起動コマンドに含まれるMessage−IDを持つメールを探索する。S1404と違いフォルダが指定されていないので、メールアプリケーション302は、メールアプリケーション302内の全フォルダを対象として探索を行う。
次にS1412において、メールアプリケーション302は、S1411で探索したメールが見つかったかどうかの判断を行う。メールが見つかった場合は、メールアプリケーション302は、S1419に進む。メールがみつからなかった場合は、メールアプリケーション302は、S1413に進む。
S1413において、メールアプリケーション302は、メールが見つからなかったことを、オペレーティングシステム301にエラーとして知らせる。
次にS1414において、オペレーティングシステム301は、ファイル管理アプリケーションA305にメールアプリケーション302から受けたエラーを通知する。
次にS1415において、ファイル管理アプリケーションA305は、保存メール307をメール編集画面で起動するためのコマンドを作成する。
次にS1416において、ファイル管理アプリケーションA305は、オペレーションシステムの提供するフレームワーク起動コマンドの実行を指示する。
S1417において、オペレーションシステムは、S1416のファイル管理アプリケーションA305からの指示を受け、メールアプリケーション302を起動する処理を行う。
次にS1418において、メールアプリケーション302は、S1417から指示された起動コマンドを使い起動処理を行う。メールアプリケーション302は、メールを探索しないで、起動コマンドに含まれる保存メール307を編集画面で起動する。
S1419の処理は、図11のS1107の処理と同様である。
図15は、メールアプリケーションの起動コマンドの一例を示す図である。
起動コマンド1501、1502、1503は、メールアプリケーション302の起動コマンドである。
起動コマンド1501は、実施形態1の図13の1302と同様であるので詳細な説明は省略する。
起動コマンド1502は、メールアプリケーション302に、起動コマンドに含まれるMessage−IDを持つメールを全フォルダを対象に探索させ、選択した状態で起動させるコマンドである。起動コマンド1502には図9のMessage−IDの値が使用されている。
起動コマンド1503は、メールアプリケーション302に、起動コマンドに含まれる保存メール307を編集画面で起動させるコマンドである。起動コマンド1503には図9のファイル名の値が使用されている。
以上のように本実施形態では、メールアプリケーション302は、実施形態1に加えファイル管理アプリケーションA305から指定されたメールがメールアプリケーション302で見つからなかった場合の処理を行う。これによりメールアプリケーション302からファイル管理アプリケーションA305にメールを保存した後に、フォルダ構成の変更やメールの移動が行われた場合でも実施形態1と同等の効果が得られる。
<実施形態3>
実施形態1、実施形態2によって、ファイル管理アプリケーションで保存メールを管理する利便性が向上する。
しかしながら、ファイル管理アプリケーション内で複数の保存メールを管理するようになると、保存メールのファイル名だけではユーザが閲覧したいメールを見つけ出しにくいという課題がある。実施形態3では複数の保存メールからユーザが閲覧したいメールを見つけやすくする判断処理を説明する。
実施形態3は実施形態1、実施形態2に、ファイル管理アプリケーションでの保存メールの変更処理を加えたものである。実施形態3は実施形態1、実施形態2のどちらと組み合わせてもよい。
図16は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。
ファイル管理アプリケーションA1601は、ファイル管理アプリケーションA305と同じものであり、図に305と記述したので詳細な説明は省略する。ファイル管理アプリケーションA1601には幾つかのフォルダやファイルがある。
ファイル管理ビュー1602は、ファイル管理アプリケーションA1601のファイル管理ビューである。ファイル管理ビュー1602は、ファイル管理アプリケーションA305のファイル管理ビュー306と同様のものだが、本実施形態では管理されているファイルが異なる。ファイル管理ビュー1602には、4つの保存メールが管理されている。保存メールはどれも似たようなファイル名である。
保存メール1603は、ファイル管理アプリケーションA1601に管理されている保存メールである。
図17は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。
ファイル管理アプリケーションA1701は、ファイル管理アプリケーションA1601と同じものである。ファイル管理ビュー1702は、ファイル管理ビュー1602と同じものである。図に1601、1602と記述したので詳細な説明は省略する。
保存メール1703は、ファイル管理アプリケーションA1601に管理されている保存メールである。保存メール1703は、図16の保存メール1603のファイル名を変更したものである。ユーザは、保存メールのファイル名の変更をファイル管理ビュー1702から行うことができる。ファイル管理ビュー1602のように似たようなファイル名の保存メールが管理されている場合、ユーザが保存メールのファイル名を変更すること、内容を判別しやすいようになる。このようにユーザが保存メールのファイル名を変更すると、元のファイル名を忘れてしまうので、メールアプリケーションで検索する際に不便となる。本実施形態では、保存メールが作成されたときのファイル名をユーザが任意のタイミングで元に戻すことができるようにする。
次に本実施形態の特徴である、ファイル管理アプリケーションへの保存メールのファイル名変更のフローチャートを説明する。
図18は、ファイル管理アプリケーションA1601及びファイル管理アプリケーションA1701の処理の一例を示すフローチャートである。ファイル管理アプリケーションA1601及びファイル管理アプリケーションA1701は同一であるので、以降はファイル管理アプリケーションA1701で統一する。
まずS1801において、ファイル管理アプリケーションA1701は、ユーザから保存メール1603のファイル名変更の指示を受け取る。保存メール1603のファイル名変更は、ファイル管理ビュー1602で保存ファイルを選択することで行える。
次にS1802において、ファイル管理アプリケーションA1701は、保存メール1603のファイル名が変更されたかどうかの判断を行う。ファイル名が変更された場合は、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1803に進む。ファイル名が変更されていない場合は、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1806に進む。
次にS1803において、ファイル管理アプリケーションA1701は、ファイルプロパティ情報に件名が保存されているかを判定する。このファイルプロパティ情報は、ファイルプロパティ情報901に件名の項目を加えたものである。後述する図19で説明する。S1803において、ファイルプロパティ情報に件名が保存されていない場合は、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1804へ進む。ファイルプロパティ情報に件名が保存されている場合は、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1806に進む。
次にS1804において、ファイル管理アプリケーションA1701は、保存メール1603から件名を取得する。
次にS1805において、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1804で取得した件名とファイル名とをファイルプロパティ情報に保存する。
そしてS1806において、ファイル管理アプリケーションA1701は、ファイル管理ビュー1602の表示名を更新する。更新されたファイル管理ビュー1602は、ファイル管理ビュー1702となり、保存メール1703のファイル名がファイル管理ビュー1602から更新されている。
図19は、ファイル管理アプリケーションによって生成されるデータ構造体の一例を示す図である。
データ構造体1901は、情報処理装置のROM103又はハードディスク111の記憶領域を利用し、ファイル管理アプリケーションA305がドラッグアンドドロップの指示を受け作成する、オペレーティングシステム301で保持されるデータ構造体である。データ構造体1901は、ファイル管理アプリケーションA1701がファイルを管理するために使用するファイルのプロパティ情報である。以下、データ構造体1901を、ファイルプロパティ情報1901という。
ファイルプロパティ情報1901には、ファイル管理ビュー1702に表示されるファイルの情報が保存されている。ファイルプロパティ情報1901は、実施形態1のファイルプロパティ情報901に件名の項目を加えたものである。
プロパティ項目1902は、ファイル名と件名との項目を持つ。その他の項目はプロパティ項目902と同様である。
プロパティ情報1903は、S1805でファイル管理アプリケーションA1701に追加された、保存メール1603のプロパティ情報である。即ち、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1802において変更されたと判断されたファイル名「最終結果.yyy」をファイル名として保存する。更に、ファイル管理アプリケーションA1701は、S1804で取得した件名「Re:Re:デジタルカメラの在庫状況」を保存する。この処理により、ファイル管理アプリケーションA1701は、ユーザが保存メール1603のファイル名を変更したときも、元の件名を記憶しておくことができる。
図20は、メールのデータ構造体の一例を示す図である。
データ構造体2001は、保存メール1703のデータ構造体である。データ構造体2001は、データ構造体の中でもメールの送受信時等に記録される情報である。一般的にはメールヘッダと呼ばれている。情報2002は、メールヘッダ2001の中の件名の情報である。ファイル管理アプリケーションA1701は、S1804において、メールヘッダ2001から保存メール1703の件名を取得する。
図21は、本実施形態に適応可能なファイル管理アプリケーションの一例を示す図である。
2101〜2103は、ファイル管理アプリケーションA1701と同じものであり、図に1701〜1703と記述したので詳細な説明は省略する。コンテキストメニュー2104は、保存メール2103に用意されているコンテキストメニューである。ユーザは、保存メール2103を選択し、右クリック等の操作で表示することができる。ユーザは、ファイル管理アプリケーションA1701に対しコンテキストメニュー2104を介しファイル名を元に戻すという指示を行う。ファイル管理アプリケーションA1701は、コンテキストメニュー2104からの指示を受け、プロパティ情報1903の件名を使い、保存メール2103のファイル名を変更する。
以上のように本実施形態では、実施形態1、実施形態2に加え、ファイル管理アプリケーションは保存メールのファイル名と件名を保持しておき、ユーザから指示を受けファイル名を件名に戻すことができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、選択されたファイルが保存メールの場合に、前記保存メールが保存されていた保存場所の情報も共に表示することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (7)

  1. ファイルを管理するファイル管理手段と、
    電子メールの作成及び送受信を行うメール手段と、
    を有し、
    前記ファイル管理手段は、保存されている電子メールが選択された場合に、前記電子メールの属性情報に保存場所情報があるか否かを判断し、前記電子メールの属性情報に保存場所情報がある場合には、前記属性情報より電子メールを識別するメール識別情報と前記保存場所情報とを取得し、前記メール手段に、前記メール識別情報と前記保存場所情報とを含む、電子メールを指定した起動の指示を出し、
    前記メール手段は、前記指示に含まれる前記保存場所情報及び前記メール識別情報に基づいて、前記保存場所情報で示される保存場所から、前記メール識別情報で識別される電子メールを探し、前記電子メールが見つかった場合は、前記電子メールが選択された状態で表示されるよう起動する情報処理装置。
  2. 前記ファイル管理手段は、電子メールを保存する旨の操作が行われた場合、メールヘッダから前記メール識別情報を探し、前記メール識別情報を電子メールの属性情報に保存し、前記電子メールを管理対象のファイルに追加し、前記電子メールの保存場所情報を前記電子メールの属性情報に保存する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記メール手段は、前記指示に含まれる前記保存場所情報及び前記メール識別情報に基づいて、前記保存場所情報で示される保存場所に、前記メール識別情報で識別される電子メールを探し、前記電子メールが見つからなかった場合は、見つからなかったことを示す情報を返し、
    前記ファイル管理手段は、前記情報を受け取ると、前記メール手段に、前記メール識別情報を含む、電子メールを指定した起動の指示を出す請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記メール手段は、前記指示に含まれる前記メール識別情報に基づいて、全ての保存場所から、前記メール識別情報で識別される電子メールを探し、前記電子メールが見つかった場合は、前記電子メールが選択された状態で表示されるよう起動する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記ファイル管理手段は、ユーザによって電子メールのファイル名が変更された場合、前記電子メールの属性情報に件名が保存されているか否かを判断し、件名が保存されていない場合、前記電子メールの保存メールから件名を取得し、前記件名と変更されたファイル名とを前記保存メールの属性情報に保存する請求項1乃至4何れか1項記載の情報処理装置。
  6. ファイルを管理するファイル管理手段と、電子メールの作成及び送受信を行うメール手段と、を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記ファイル管理手段が、保存されている電子メールが選択された場合に、前記電子メールの属性情報に保存場所情報があるか否かを判断するステップと、
    前記ファイル管理手段が、前記電子メールの属性情報に保存場所情報がある場合には、前記属性情報より電子メールを識別するメール識別情報と前記保存場所情報とを取得するステップと、
    前記ファイル管理手段が、前記メール手段に、前記メール識別情報と前記保存場所情報とを含む、電子メールを指定した起動の指示を出すステップと、
    前記メール手段が、前記指示に含まれる前記保存場所情報及び前記メール識別情報に基づいて、前記保存場所情報で示される保存場所から、前記メール識別情報で識別される電子メールを探すステップと、
    前記メール手段が、前記電子メールが見つかった場合は、前記電子メールが選択された状態で表示されるよう起動するステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    ファイルを管理するファイル管理手段と、
    電子メールの作成及び送受信を行うメール手段と、
    して機能させるプログラムであって、
    前記ファイル管理手段は、保存されている電子メールが選択された場合に、前記電子メールの属性情報に保存場所情報があるか否かを判断し、前記電子メールの属性情報に保存場所情報がある場合には、前記属性情報より電子メールを識別するメール識別情報と前記保存場所情報とを取得し、前記メール手段に、前記メール識別情報と前記保存場所情報とを含む、電子メールを指定した起動の指示を出し、
    前記メール手段は、前記指示に含まれる前記保存場所情報及び前記メール識別情報に基づいて、前記保存場所情報で示される保存場所から、前記メール識別情報で識別される電子メールを探し、前記電子メールが見つかった場合は、前記電子メールが選択された状態で表示されるよう起動するプログラム。
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