JP2006244033A - アプリケーション起動方法、装置及び記憶媒体 - Google Patents

アプリケーション起動方法、装置及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 アプリケーションで実行中のファイルに関連するメールを、
ユーザが記憶を辿って検索をすることなくメーラーにて表示する方法を提供する。
また、その際用いるファイルに付加された電子メール情報を効果的に表示、編集する方法を提供する。
【解決手段】 添付ファイルを実行しているアプリケーションから自動的にメーラーを起動させ、添付元の電子メールを表示させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、コンピュータ上の一つのアプリケーションから別のアプリケーションを起動する方法に関するものであり、特に電子メールに添付されたファイルを実行しているアプリケーションから、電子メールを表示するアプリケーションを起動する方法、装置および、方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
現在、ビジネスシーン,プライベートシーンを問わず、距離の離れた他者との意思のやり取りの手段として電話以外に電子メールが定着している。会議の日程調整、連絡通知、問い合わせ、進捗報告、待ち合わせの調整等様々な内容の電子メールが日々、やり取りされている。
電子メールは、電話と異なり、相手の時間的な都合を考えずに送信できる手軽さ、送受信メールの送受信日、送受信者、サブジェクトなどでメールを検索できる履歴が残るという記録保存性などのメリットがある。また、そのほかに、メールにファイルを添付して送信できるという特徴を持つ。例えば、会議で使用する資料を添付した会議通知メール、作成した資料を添付した資料確認依頼メール、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を添付して送信するメールなど、ファイルを送信することが主な目的だったり、電子メールの内容を補充する目的であったりと、様々な意味でメールにファイルを添付する機会が多く見られる。
メールを送受信するアプリケーションであるメーラーの多くは、送受信したメールの一覧を表示する機能や、指定したメールの本文と添付ファイルがある場合はその添付ファイルへのリンクを持つアイコンを表示する機能を持つ。アイコンをクリックすると、その添付ファイルを実行するアプリケーションが起動し、そのファイルが実行されるようになっている。つまり、ユーザは受信したメールの本文を読んだ後、添付されているファイルを簡単な動作で即座に実行できるので、ファイルのリストを一覧するアプリケーションでハードディスク上に保存されている添付ファイルを検索してから添付ファイルを実行するという手間を掛けずに、ユーザはすぐさまメール本文の内容と添付ファイルの内容を関連付けて考えることができる。
また一方では、メール本文から添付ファイルにアクセスするのとは逆に、アプリケーションであるファイルを実行している際に、そのファイルの添付元となる電子メールを閲覧したいというニーズもある。添付元の電子メールには、ファイルを送信した理由、ファイルの内容に関する詳細や、そのメールの送信者、送信日時、同報受信者、前後のメールの内容など、有用な情報がその電子メールをメーラーで閲覧することによって得られるためである。
添付ファイルから電子メールを逆引きすることに関する電子メール情報管理方法が提案されている(例えば[特許文献1]参照)。この発明の特徴の1つは添付ファイルに添付元の電子メール情報へのリンクを付加することである。その目的は、他者と電子メールでファイルをやり取りしながら、お互いファイル内容を校正するというプロセスをへて、最終的にファイルを完成する作業を行ったときに、最終的に作成されたファイルを検索キーとして、そのファイルが作成される過程で送受信された電子メールを検索することを可能にすることにある。
しかし、この技術は、ファイルを閲覧しているアプリケーションからそれに関する電子メールを表示する方法、ファイル添付元の電子メールの編集(削除)や、添付ファイルの編集(コピー)を行った場合の有効な管理方法や、添付元電子メールへのリンクの有無による表示制御方法については述べていない。
また、あるアプリケーションから別のアプリケーションを起動する方法が提案されている(例えば[特許文献2]参照)。この発明の特徴の一つは第一のプログラムに第二のプログラムを実行するための情報を表示し、その情報を選択すると、第二のプログラムを実行する点である。この方法を用いると、添付ファイルを実行しているアプリケーションから、電子メールを表示するアプリケーションであるメーラーを起動することができる。しかし、この方法では起動したメーラーで特定のメールを表示させるための手段をもたないので、添付元である電子メールをメーラーを起動したと同時に表示することができない。
特開2002−16213号公報 特開平11−110176号公報
上記のように、添付ファイルと添付元電子メールとの相互関係性は強く、電子メールを表示しているアプリケーションから添付ファイルを起動するのとは逆に、添付ファイルを実行しているアプリケーションから、ユーザの手を煩わせることなく簡便に電子メールを閲覧する処理が望まれている。
そこで、本提案は、ファイルを実行しているアプリケーションから、対象のファイルが電子メールと関連するか否かという情報をユーザに提供する方法、関連する電子メールがある場合はメーラーを起動し指定のそのメールを表示する方法を提案する。また、電子メールの削除や添付ファイルのコピー等の編集操作が発生した場合に、添付ファイルが冗長な情報を保持し続けないようにファイルに付加された電子情報を編集する方法を提案する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、第一のアプリケーションが、第二のアプリケーションで実行可能なデータに第三のアプリケーションで実行可能なファイルを一意に識別する情報を付加する情報付加ステップを有し、第二のアプリケーションが、前記ファイルの前記情報を取得する情報取得ステップと、取得した前記情報で特定されるデータを実行する第三のアプリケーションを起動するためのUIを表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションが、前記情報に該当するデータを検索する検索ステップと、検索されたデータを実行するステップを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記第一のアプリケーションとは、電子メールの添付ファイルに少なくとも前記電子メールを識別する情報を含む電子メール情報を付加する情報付加ステップを有し、前記第二のアプリケーションとは添付ファイルを実行するアプリケーションであり、ファイルの前記電子メール情報を取得する情報取得ステップと、前記電子メール情報に該当する電子メールを表示する第三のアプリケーションを起動するための情報を表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記電子メール情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションとは電子メールを表示するアプリケーションであり、前記電子メール情報に該当する電子メールを検索する電子メール検索ステップと、検索された電子メールを表示する電子メール表示ステップを有することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、前記電子メール情報が電子メールの状態や電子メールとファイルの関係を示す情報を保持することを特徴とするアプリケーション起動方法である。
さらに、また、前記UI表示ステップが、前記電子メール情報の内容に従って表示する情報を変更することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、電子メール操作やファイル操作に従ってファイルが有する電子メール情報を編集する電子メール情報編集ステップを第一のアプリケーション、第二のアプリケーションもしくはその他のアプリケーションが有することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、前記電子メール操作とは、電子メールの削除であることを特徴とし、電子メールの削除を検出する電子メール操作検出ステップと、削除される電子メールが添付ファイルを有する電子メールであるか否かを判断する添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メールが削除されたことを示す内容に電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、前記電子メール操作とは、電子メールの送信であることを特徴とし、電子メールの送信を検出する電子メール操作検出ステップと、送信される電子メールが添付ファイルを有するか否かを判断する前記添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、前記ファイル操作とは、ファイル名の変更ファイルの修正処理やコピー処理であることを特徴とし、ファイル操作を検出するファイル操作検出ステップと、操作対象ファイル内に電子メール情報が存在するか否かを確認する前記電子メール情報確認ステップと、電子メール情報がファイルに存在する場合に操作対象ファイル内の電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有することを特徴とする。
さらに、また、本発明は、ユーザの入力を読み取るユーザ設定入力ステップと、読み取ったデータをファイルに書き込むテーブル編集ステップを有することで、前記電子メール情報編集ステップが実行する編集処理内容をユーザが設定変更可能であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、添付ファイルを実行しているアプリケーションから自動的にメーラーが起動し、添付元の電子メールが直ちに表示するので、ユーザがメーラーを起動して記憶を辿りながら添付元電子メールを探し出す手間を省くことができる。
また、ファイルと電子メールとの関連性を表示するので、ファイルが添付ファイルなのか否かを確認するためにメーラーを起動して1つ1つの受信メールに関して対象のファイルが添付ファイルであるかを判別する手間を省くことができる。
また、ファイルと電子メールとの関連性を示すUIとメーラーの起動操作がリンクすることで、ファイルと電子メールとの関係を理解して上でメーラーの起動操作を行うことができる。メールが削除されているのに、メールを検索しに行くことがなくなる。
また、添付元メールの削除やメール送信、添付ファイルの編集等の添付ファイルに関連する操作が行われると、ファイルに付加された電子メール情報の内容がその操作内容に従って編集されるので、ファイルが古く冗長な電子メール情報を保持し続けたり、無駄な情報が付加されたファイルを相手先に送信することがないため、常にユーザに正しい情報を提供することができる。
また、添付元メールの操作、添付ファイル操作に対する電子メール情報編集処理内容を変更する手段を有するので、ユーザが好みによって添付ファイルに付加された電子メール情報の内容を変更することができる。
(実施形態1)
以下、添付図面に従って本発明に係わる実施形態の一例を説明する。しかし、これにより本発明が限定されるものではない。
本実施例は、電子メールを送受信する機能を持つ装置としてコンピュータを例にとって説明する。図1は、本提案方法を実現するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。101はコンピュータを示す。102は後述する各種処理を実行するマイクロプロセッサ等で構成された中央処理装置(CPU)である。103はRAM等により構成された主記憶装置で、この主記憶装置103は、外部記憶装置108から読み込んだプログラムを格納し実行するために利用される。104はネットワークアダプタ、モデム等の通信装置である。105は一般的にスピーカと呼ばれる音声出力装置であり、再生された音声データを出力するために利用される。106はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示装置であり、実行中のプログラムの状態を表示したりするために利用される。107はキーボードやポインティングデバイス、マイク等の入力装置である。108はコンピュータ101内の外部記憶装置で、例えばハードディスク、光磁気ディスク、PCカードメモリやフラッシュメモリ等の記憶媒体を備えており、オペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーションプログラムを記憶するために利用される。109はバスで、コンピュータ101内の上記構成要素間でデータや信号を授受するために利用される。110は、LAN、インターネット等のネットワークで、コンピュータ101とネットワークで接続された機器間のデータ転送をするために利用される。なお、本実施例の説明にて用いるコンピュータにはOSがインストールされており、GUI(ウィンドウ、ダイアログ、ポップアップメニュー等の各種GUI部品)の表示や、マウスやキーボードからの入力による、GUIイベントの通知等の基本処理はOSが行う。まず、初めに、コンピュータ101上で電子メールの送受信と表示を行うアプリケーションであるメーラーの一般的な処理について説明する。図2はメーラーのGUIを表したものである。
ユーザ間で電子メールの送受信を行うために、ネットワーク上には電子メール送信用SMTPサーバと、自ネットワーク内のユーザあてに送られた電子メールを保存し、ユーザからの受信要求に対応するPOP3サーバやIMAP4サーバが存在する。メーラーはユーザから電子メールの送信要求があると、通信装置104を介してネットワーク上のSMTPサーバに送信する。逆に、ユーザから電子メールの受信要求があると、POP3サーバにアクセスし、自メールアドレス宛てのメールを取得する。送信メール、受信メール、受信メールに添付されたファイルはアプリケーションが特定した場所(アプリケーションがインストールされた外部記憶装置108や、ネットワーク上のサーバ)に記録される。その際、受信した電子メールとそのメールに添付されたファイルは関連されて外部記憶装置108に記憶される。送受信メールはそれぞれ別ファイル内に記述され、例えば、受信メールは図3に示すテキストファイルとして記憶される。<mail>タグで囲まれた部分が一通のメールで、メールのヘッダ、内容、添付ファイルのパスがそれぞれ、<header>、<content>、<attach>タグで囲まれる。メーラーは電子メールを削除する機能も持ち、ユーザによりメールの削除が促されるとそのときに指定されている電子メールは上記テキストファイルから削除される。
一般的にメーラーは、送信先メールアドレス、送信元メールアドレス、送信日時、件名、添付ファイルの有無等の情報をリストにした一覧201や、ユーザが選択したメールの本文を表示する領域202を設けて、外部記憶装置108から読み出したテキストファイルに記述されている送受信メールを表示する。
以下、請求項2に関する実施例を述べる。図5は、本実施例1のアプリケーション起動方法を実行するシステムの構成を示すブロック図である。コンピュータ101にはメーラー501と添付ファイルの書式を解釈して実行することが可能なアプリケーション502がインストールされている。なお、本実施例では、添付ファイルに電子メール情報を付加する手段を持つアプリケーション(請求項2における第一のアプリケーション)と、電子メールを表示するアプリケーション(請求項2における第三のアプリケーション)は同一のアプリケーション、メーラー501として説明する。もちろん、請求項2に述べてあるとおり、別アプリケーションでもかまわない。
メーラー501は、POPサーバにアクセスして自らのメールアドレス宛ての電子メールを受信するメール受信手段503、メーラー501で作成したメールをSMTPサーバに送信するメール送信手段504、受信した電子メールをメーラーが規定しているフォーマットに従って電子メールを外部記憶装置108に記録する保存処理手段505、電子メールの添付ファイルに添付元の電子メールを識別する電子メール情報を付加する情報付加手段507、外部記憶装置108に記憶されているメールの中から特定のメールを検索するメール検索手段508、表示装置106に対して、外部記憶装置108に記録されているメールを読み出し、アプリケーションのGUIとしてメールの一覧、本文を表示するメール表示手段506を持つ。
添付ファイル実行アプリケーションは502、電子メールに添付されたファイルを実行することが可能なアプリケーションである。このアプリケーションには、実行しているファイルに付加されている電子メール情報を取得する情報取得手段509と、アプリケーションのGUIの表示制御を行うUI表示手段510、入力装置からOSを通じて伝達されるアプリケーションに関する入力信号を受信するUI選択手段511、電子メール情報をパラメータとしてメーラーを起動する処理を行うアプリケーション起動手段512を持つ。
まず、最初にメーラーが添付ファイルに添付元のメールを識別する情報である電子メール情報を付加する処理について述べる。処理のフローを図6に示す。メーラー501のメール受信手段は、POPサーバにアクセスし、自らのメールアドレス宛てのメールを取得する。取得したメールは保存処理手段505が図3に示すように、メールヘッダ、本文をテキスト形式でファイルに書き出し、外部記憶装置108に保存する。メールにファイルが添付されている場合は、添付ファイルデータをファイルとして外部記憶装置108に保存する。さらに、添付ファイルがある場合は、添付ファイルのファイルパスと受信メールの「Message-Id」を情報付加手段507に伝達する。「Message-Id」とは受信メールのメールヘッダに付加されている情報で、個々のメールの区別をするための文字列である。「Message-Id」は、サーバやメーラーが付加するもので、世界で唯一無二のIDである。そのことから、検索するメールの「Message-Id」がわかれば、メーラーは外部記憶装置108に記憶されたメールの中から指定した「Message-Id」を持つメールを特定することが可能である。本実施例ではメールを識別する電子メール情報とは、この「Message-Id」を含む情報のことを示すこととする。もちろん、これに限るものではない。
メールの「Message-Id」と添付ファイルのファイルパス、それら2つの情報を受信した情報付加手段507は、添付ファイルに電子メール情報として「Message-Id」を付加する。図4に添付ファイルに付加された「Message-Id」の記述状態を示す。本実施例では、XMLの記述方法を用いてファイルが電子メールの添付ファイルであることを示す「Message-Id」情報を表すこととする。<extra-info>タグは、タグ内に記述する情報が追加されたものであることを示し、<e-mail>タグは、電子メールに関する情報であることを示す。<e-mail>タグの属性として「message-id」と「detail」があり、それぞれ、ファイルが添付されていた「Message-Id」とその「Message-Id」で特定される電子メールがファイルとの関係を示す。「detail」に関する具体的な属性値は後述する。情報付加手段507は、保存処理手段505から伝達されたファイルパスに存在するファイルを取得する(S6-1)。そして、取得したファイルに上記XMLの記述に従って、同じく伝達された情報である「Message-Id」をファイルに付加し(S6-2)、そしてそのファイルを上書き保存する(S6-3)。上書き保存ではなく、別ファイルパスに保存する場合はメール本文を保存するテキストファイルに、新たなファイル生成先のファイルパスを記載することにより、メールと新たに生成したファイルの関連付けを行う。しかし、本実施例では上書き保存することとする。
次に添付ファイル実行アプリケーション502について説明する。添付ファイル実行アプリケーション502とは、ある書式に基づいて記述されたファイルをその書式を解釈して実行するアプリケーションのことであり、例えば、テキストデータを表示するテキストエディタ、htmlデータを実行するWebブラウザ、音声ファイルを実行する音声再生アプリなどである。
次に、添付ファイル実行アプリケーション502のUIからメーラー501を起動し、添付ファイル実行アプリケーション502で実行しているファイルの添付元電子メールを表示する処理の流れについて図8のフローチャートに従って説明する。
図7は添付ファイル実行アプリケーションの例である、音声再生アプリケーションのGUIを示している。アプリケーションは、メーラーを起動するためのボタン701を有している。このボタン701をマウスでクリックする、実行対象の音声データファイル内に「Message-Id」記述されている場合のみ、メーラーを起動し、「Message-Id」で特定される電子メールを表示する。
音声再生アプリケーションの「電子メール」ボタン701が押されるとUI選択手段511はOSからアプリケーション内のUIが選択されたことを伝えるイベントを受信する(S8-1)。そのイベントが「電子メール」ボタン701が押されたことを伝えるものである場合(S8-2)、「電子メール」ボタンに割り当てられた処理を行う。このボタンには、「Message-Id」をパラメータとしてメーラーを起動する処理が割り当てられている。
音声再生アプリケーションは、再生する音声データのファイルパスが指定されると、そのファイルパスに該当するファイルデータを読み込み再生するが、その際、アプリケーションはファイルパスを保持するものとする。情報取得手段509は、音声再生アプリケーションが実行しているファイルのパスを取得し、そのファイルパスに従ってファイルのデータを読み込む(S8-3)。そして、ファイルに電子メール情報が付加されているかを検索し、付加されている場合、その情報を取得する。本実施例では、図4のように入れ子構造で「<extra-info>」、「<e-mail>」タグで構成されているデータがファイル内に存在するかを確認する。確認の手順を説明する。まず、「<extra-info>」「</extra-info>」文字列を検索し、存在した場合はそれぞれの文字列が現れたファイル上の位置を記憶する。例えば、先頭からのバイト数として記憶する。次に、記憶したバイト数から「<extra-info>」「</extra-info>」で囲まれた領域を計算し、その領域内に「<e-mail」から始まり「/>」で終わる文字列を検索し、発見した場合はそれぞれのファイル先頭からのバイト数を記憶し、このファイルに電子メール情報が付加されていると判断する。「<extra-info>」、「<e-mail>」タグが見つからない場合は、対象のファイルに電子メール情報は付加されていないと判断する。電子メール情報がファイルに付加されていると判断された場合は、記憶しているファイルの位置から「<email>」、「/>」で囲まれた領域を計算し、その領域内から「message-id」属性、「detail」属性、それぞれの属性値を取得する。つまり、「message-id=」、「detail=」に続く「”」で囲まれた文字列を取得する。取得した文字列がそれぞれ電子メールを特定する「Message-Id」である、「200303191.ABC123.FOOBAR.@foo.co.jp」とその電子メールとファイルとの関係を表す情報「Attached」となる。(S8-4,S8-5)
アプリケーション起動手段は、取得した「Message-Id」をパラメータとしてメーラーを起動する(S8-6)。メーラーは起動時に指定されたパラメータを「Message-Id」として扱い、たとえば、図4に示す「Message-Id」が指定された場合、メーラーのメール検索手段508は、「Message-Id」である「200303191.ABC123.FOOBAR.@foo.co.jp」と一致する「Message-Id」を持つ電子メールを図3に示すメールを記録したテキストファイルの中から検索し、メール表示手段506にその電子メールを伝達する。メール表示手段506は指定された電子メールを表示を行う。以上が請求項2で示す実施例である。
(実施形態2)
次に、請求項3、4の実施例についてフローチャート図9に従って電子メール情報の内容に従って表示制御手段が示すUIが変更する処理について説明する。本実施例説明に用いる音声再生アプリケーションが表示装置106であるディスプレイに表示された様子を図10に示す。音声再生アプリケーションのGUI上でマウスの右クリックをすると、電子メールに関する情報が表示される例について述べる。
マウスをアプリケーションのGUI上で右クリックすると、UI選択手段はあらかじめ右クリックに対して定義されている処理を行う。本実施例では右クリックに対して、音声再生アプリケーションで実行しているファイルの電子メール情報をポップアップメニューに表示する定義がなされているものとする。UI選択手段がOSからUIイベントを受信し、そのイベントが右クリックであった場合(S9-1、S9-2)、実施例1と同様に、情報取得手段509は音声再生アプリケーションが実行しているファイルのパスを取得し、そのファイルパスに従ってファイルのデータを読み込む(S9-3)。そして、ファイルに電子メール情報が付加されているかを検索し、付加されている場合、その情報を取得する。本実施例でも、実施例1と同様に図4のように入れ子構造で「<extra-info>」、「<e-mail>」タグで構成されているデータがファイル内に存在するかを確認する。確認の手順を説明する。まず、「<extra-info>」「</extra-info>」文字列を検索し、存在した場合はそれぞれの文字列が現れたファイル上の位置を記憶する。例えば、先頭からのバイト数として記憶する。そして、記憶したバイト数から「<extra-info>」「</extra-info>」で囲まれた領域を計算し、その領域内に「<e-mail」から始まり「/>」で終わる文字列を検索し、発見した場合はそれぞれのファイル先頭からのバイト数を記憶し、このファイルに電子メール情報が付加されていると判断する。記憶しているファイルの位置から「<email>」、「/>」で囲まれた領域を計算し、その領域内から「message-id」属性、「detail」属性、それぞれの属性値を取得する。つまり、「message-id=」、「detail=」に続く「”」で囲まれた文字列を取得する。取得した文字列がそれぞれ電子メールを特定する「Message-Id」である、「200303191.ABC123.FOOBAR.@foo.co.jp」とその電子メールとファイルとの関係を表す情報「Attached」となる。(S9-4,S9-5)
UI表示手段510は、ファイルに付加された電子メール情報の内容を表すGUIを表示する。図11にファイルに付加された電子メール情報対GUI表示情報を持つ対応表の例を示す。この表は、S9-4、S9-5にて取得した、ファイルに付加されている電子メール情報の有無、電子メール情報「detail」の属性値に対してGUIに表示すべき文字列を表したもので、UI表示手段510はこの表にて決定した文字列をGUI(ポップアップメニュー)1002に表示する。この表の例に従って、GUIを表示すると、ステップ903でファイルに電子メール情報が付加されていないと判断された場合は、GUIにはなにも表示しない。そのポップアップメニューの例を図12に示す。ステップ903にて電子メール情報が付加されていると判断され、さらにS9-4で取得したdetail属性値が「Attached」である場合、ファイルの添付元電子メールが存在することを伝える文字列「添付元電子メールあり」を表示する。そのGUI例が図10のポップアップメニュー1002である。Detail属性値が「Original Attached」である場合、このファイルが直接電子メールに添付されていたファイルから派生して作成されたファイル(コピーされたファイル、内容が修正されたファイル等)であることを示す。つまり、このファイルのオリジナルファイルが添付されていた電子メールが存在することを意味し、GUIには文字列「関連電子メールあり」を表示する。そのポップアップメニュー例を図13に示す。最後の例としてdetail属性値が「Mail Deleted」である場合、ファイル添付元の電子メールが削除されていることを意味し、文字列「添付元電子メール削除済み」を表示する。そのポップアップメニュー例を図14に示す。(S9-6)
以上、請求項3、4に関して、アプリケーション上で右クリックしたことをトリガとし、ポップアップメニューにファイルに付加された電子メール情報に対応した文字列を表示する例を挙げた。しかし、電子メール情報を示すトリガや表示する情報はこの例に限るものではない。例えば、図15に挙げるファイル一覧表示アプリケーションは、ファイルシステムで管理された記憶装置内のファイルを表示するものである。そして、ハードディスク内に記憶されているファイルのファイル名とアイコンを表示する際に、ファイルが有する電子メール情報の内容によってアイコンを変更する。このアプリケーションのGUI左側の領域にはファイルシステムで管理されたディレクトリのツリーが表示し、右側には、選択されたディレクトリ内に納められたファイルを表示する。このアプリケーションの場合は、マウスやキーボードを介してユーザがディレクトリを指定すると、選択したディレクトリ内に納められているファイルを表示する。そのタイミングをトリガとして、ファイル一覧表示アプリケーションは表示するファイルのパスを取得する。ファイルパスの取得は音声再生アプリケーションの例と同様に図9のフローチャート通りの処理を行う。ただし、S9-6で用いる表は図16を用いる。図11の表とこの表との違いは表示する内容が文字列ではなく、表示するアイコンのファイルパスであることであり、電子メール情報に従って決定したファイルパスのアイコンを表示する。図15のファイル一覧表示アプリケーションでは、「Directory2」内のファイル、ファイル1、ファイル2、ファイル3,ファイル4が表示されている。S9-4、S9-5で取得したそれぞれのファイルの電子メール情報が以下に示す対応をもつ場合のアイコンを表示している。
ファイル1は、電子メール情報無。ファイル2は、電子メール情報有、detail=”Attached”。ファイル3は、電子メール情報有、detail=”Original Attached”。ファイル4は電子メール情報有、detail=”Mail Deleted”であり、それぞれその条件に対応したアイコンが表示される。アイコンで表示されることにより、ファイル一覧表示アプリケーションでは一目で容易にそれぞれのファイルが電子メールと関連したファイルなのか否かを判断することができる。
(実施形態3)
次にファイルに付加された電子メール情報の編集に関する請求項5、6、7、8について説明する。添付ファイルに付加された電子メール情報(本実施例では、実施例1、2と同様に「Message-Id」、「detail」とする)は、電子メール操作やファイル操作(削除、コピー、保存)がなされると、時として正確な情報ではなくなることやファイルに情報を付加しておく意味がなくなり、冗長な情報になる場合がある。例えば、添付元の電子メールが削除された場合や、電子メール情報を持つファイルがメールに添付されて送信された場合、また、添付ファイルのコピーや編集保存などの操作によって、オリジナルの添付ファイルとは別ファイルになったり、ファイルの内容が変更されオリジナルの添付ファイルとは異なる内容のファイルになった場合などである。
添付元のメールが削除されると、添付ファイルに付加されている電子メール情報を用いて実施例1のようにメーラーが電子メール情報で指定されるファイルを表示することはできず、無駄な処理を行うことになる。また、電子メール情報を持つファイルをそのままの内容で添付ファイルとして送信すると、受信先の添付ファイルには意味を持たない「Message-Id」が付加されたファイルが保存されることになる。また、内容編集後保存された添付ファイルがオリジナルの添付ファイルと同様の電子メール情報(「Message-Id」と「detail」)を持つと、実施例2の表示手段が表示するUIでは編集、保存されたファイルがあたかも電子メールに添付されたオリジナルのファイルであると誤解を招く。そこで、以下に述べる実施例では電子メール操作(電子メールの削除や添付ファイル付きメールの送信)、添付ファイル操作(ファイル名変更、コピー作成、内容修正)が起こった場合にファイルの電子メール情報を変更する方法を述べる。
まず、実施例3ではメーラーにおいて電子メール操作が行われた場合について説明する。メール削除機能を持つメーラーのデータフローを示すブロック図と、処理の流れを示すフローチャートをそれぞれ図17、18に示す。電子メール操作検出手段1701はメーラー上のGUI操作が起こったこと通知するGUIイベントを取得する。そして、そのイベントが図2のメーラーの「削除」ボタン203、「送信」ボタン204であるか、又はそれ以外のGUIイベントかを判断する。「削除」ボタン203、「送信」ボタン204から発生したイベントである場合、操作対象となっている電子メールを特定し、電子メール操作内容を示す情報である、「削除」もしくは「送信」と特定された電子メールを添付ファイル確認手段1702に伝達する(S18-1)。
添付ファイル確認手段1702は特定された電子メールに添付ファイルがあるか否かを判断する。電子メール操作内容が「削除」であった場合、受信電子メールを保存する図3のテキストファイル中の対象メールに関して、「<attach>」文字列があるか否かを判断する。また、「送信」であった場合は、送信メールファイルを保存するテキストファイル不図示のテキストファイル内の対象メールに関して、同様に「<attach>」文字列の存在の有無を判断する。(S18-2)。「<attach>」文字列がある場合は、「<attach>」、「</attach>」文字列で囲まれた添付ファイルパスと、操作内容「削除」もしくは「送信」を電子メール情報編集手段1703に伝達する(S18-3)。
電子メール情報編集手段1703は、伝達された情報に基づいて添付ファイル内の電子メール情報を編集する。編集処理内容は操作内容によって異なり、外部記憶装置108に保存された操作内容に対する処理内容が明記された対応表に従って処理する。対応表を図19に示す。対応表には、操作内容が「削除」場合は電子メール情報「Message-Id」で特定される電子メールと添付ファイルの関係を示す、detail属性値を変更する指示が記述されている。ので、添付ファイルに付加されている電子メール情報(「<e-mail>」タグ)を検索し、detailの属性値を「Mail Deleted」に変更後、ファイルを保存する。「送信」の場合は、送信する添付ファイル内の電子メール情報を削除する。しかし、送信側に保存されているファイルはそのままの内容で保存しておく必要があるので、まず、添付ファイルのコピーファイルを作成する。そしてコピーしたファイル内の電子メール情報、つまり、「<extra-info>」、「</extra-info>」タグとその二つのタグで囲まれた範囲を削除する(S18-4)。そして、実際は電子メール情報を削除したファイルを添付ファイルとして電子メールを送信し、その後、コピーしたファイルを削除する(S18-5)。操作内容が「削除」の場合はS18-5にて、電子メールの削除を行う。以上が、電子メール操作が行われた場合の添付ファイルの編集に関する実施例である。
(実施形態4)
次に、請求項8の実施例を図15のファイル一覧表示アプリケーションを用いて説明する。本実施例では、ファイル操作とはファイルのコピーやファイル名の変更、ファイル内に記述された内容の修正のことを指す。本実施例におけるデータフローを示すブロック図と、処理の流れを示すフローチャートをそれぞれ、図20、図21に示す。ファイル一覧表示アプリケーション1501はファイルシステムによって管理された記憶装置内のファイルの一覧表示と、ファイルの移動、コピー、名称変更等のファイル操作をGUI上で行うアプリケーションである。同様の処理を行う従来技術としてアプリケーションとしてWindows(登録商標)上にエクスプローラがある。
ファイル操作検出手段2001は、アプリケーション上のGUIの操作が起こったことを通知するGUIイベントを取得する。そして、そのイベントがファイルの「名称変更」、ファイルの「コピー作成」、又はそれ以外のGUIイベントかを判断し、「名称変更」、「コピー作成」であった場合はその操作内容と操作対象ファイル、「名称変更」であれば名称を変更するファイル、「コピー作成」であれば新しく作成されたコピーファイルのファイルパスを電子メール情報確認手段2002に伝達する(S21-1)。
電子メール情報確認手段2002は、ファイルパスが示すファイルを読み出してファイル内に電子メール情報が存在するか否かを判断する。実施例1と同様に<extra-info>タグ、<e-mail>タグの検索を行い、存在すれば電子メール情報編集手段2003にファイル操作の種類を伝達する(S21-2、S21-3)。
電子メール情報編集手段2003は伝達された情報に基づいて操作対象ファイルの電子メール情報を編集する。編集処理内容は操作内容によって異なり、外部記憶装置108に保存された操作内容に対する処理内容が明記された図の対応表に従って処理する。この対応表の場合、操作内容「名称変更」、「コピー作成」は同じく、detail属性値の内容を「Original Attached」に変更することが指定されている。これは、名称変更されたファイル、コピーとして新たに作成されたファイルがメールに添付されていたオリジナルファイルではなく、「Message−Id」で特定される電子メールにはオリジナルファイルが添付されていたことを意味する。ファイル内から<e-mail>タグを検索し、detail属性の属性値を「Original Attached」に書き換え、ファイルを保存する(S21-4)。最後に、「名称変更」、「コピー作成」したファイルをクローズしてファイル操作を完了する(S21-5)。
上記はファイル一覧表示アプリケーション1501で行うファイル操作に関して、ファイルの電子メール情報を修正する例であるが、ファイルを実行するアプリケーションでは例えばテキストエディタのようにファイルの内容を変更することが可能なものもある。そのようなアプリケーションでファイルの内容が変更保存されると、それがメール添付ファイルであった場合は、厳密な意味でメールに添付されたオリジナル添付ファイルではなくなるので、ユーザにとってはファイル内の電子メール情報の内容が適切なものでなくなる。そこで、添付ファイルを実行するアプリケーションでファイルの編集保存操作が行われた場合も上記例と同様の処理にてファイル内の電子メール情報を編集する。電子メール情報編集手段2003では図19の対応表の指定に従い、電子メール情報の削除を行う。つまり、<extra-info>、<extra-info>タグを検索し、そのタグとタグが囲む文字列を削除してからファイルを保存する。すると、内容が修正されたファイルに関しては、電子メール情報がなくなり、同じファイル名、同ディレクトリのままであってもファイルが電子メールと無関係な状態にすることができる。
(実施形態5)
実施例3、4の電子メール情報編集手段で用いる対応表の編集をユーザが行うことに関する実施例を説明する。本実施例におけるデータフローを示すブロック図と、処理の流れを示すフローチャートをそれぞれ、図22、図23に示す。ユーザは、図24に示す電子メール情報編集プロパティGUI(以下プロパティと呼ぶ)2401を用いて電子メール操作、ファイル操作に対して電子メール情報編集手段2003が実行する電子メール情報編集処理内容を設定する。プロパティ2401には、処理対象となる電子メール操作、ファイル操作と、それに対する電子メール情報処理を指定するコンボボックスを持つ。ユーザはこれらコンボボックスから処理対象操作とそれに対して希望する電子メール情報処理を対応させて指定し、設定を確定するため「OK」ボタンを押す(S23-1)。
するとユーザ設定入力手段2202は、GUIに指定されたユーザの設定を読み取り、テーブル編集手段2203に伝達する。図24のプロパティであれば、まず操作1に関する操作内容「受信メール削除」と編集内容「detail=”Mail Deleted”」を読み取りテーブル設定手段にデータを伝達し、次に操作2、操作3…と順次同様の処理を行う(S23-2)。
テーブル編集手段2203は、対応表が保存されているファイルを開き、ユーザ入力設定手段から受信したデータを順次ファイルに書き込む。ファイルへの書き込む書式は、ファイルがテキストファイルとすると、例えば、図25のように「“操作内容”:“処理内容”」の書式で書き込む(S23-3)。このテキストファイルの内容を対応表として表したものが図19である。
このように、対応表の内容をユーザが設定することができるので、ユーザの方針に従って添付ファイルから派生して作成された何世代異なるファイルが、オリジナルの関連する電子メール情報を保持しつづけることも可能であるし、逆に、電子メール情報を継承せずにオリジナル添付ファイルのコピーを作成することもできる。
本提案方法を実現するコンピュータの概略構成を示すブロック図。 メーラー。 受信メール保存ファイル。 添付ファイルに付加される電子メール情報。 実施例1、2のシステム構成を示すブロック図。 実施例1の添付ファイルに情報を付加する処理の流れを示すフローチャート。 実施例1を説明する音声再生アプリケーションのGUI。 実施例1のアプリケーションを起動する処理の流れを示すフローチャート。 実施例2の処理の流れを示すフローチャート。 実施例2を説明する音楽再生アプリケーションのGUI。 音楽再生アプリケーションの電子メール情報対、表示する文字列を示す対応表。 ファイルが添付されていた電子メールが存在することを表示するポップアップメニュー。 ファイルに関連する電子メールが存在することを表示するポップアップメニュー。 ファイルに関連する電子メールが削除されていることを示すポップアップメニュー。 ファイル一覧表示アプリケーション。 ファイル一覧表示アプリケーションの電子メール情報対、表示する文字列を示す対応表。 実施例3のシステム構成を示すブロック図。 実施例3の処理の流れを示すフローチャート。 電子メール操作内容、ファイル操作内容対処理内容を示す対応表。 実施例4のシステム構成を示すブロック図。 実施例4の処理の流れを示すフローチャート。 実施例5のシステム構成を示すブロック図。 実施例5の処理の流れを示すフローチャート。 電子メール情報編集設定プロパティのGUI。 テキストファイルに記述した対応表。
符号の説明
101 コンピュータ
102 中央処理装置
103 主記憶装置
104 通信装置
105 音声出力装置
106 表示装置
107 入力装置
108 外部記憶装置
109 バス
110 ネットワーク
201 メール一覧表示
202 メール本文表示
203 「削除」ボタン
204 「送信」ボタン
501 メーラー
502 添付ファイル実行アプリケーション
503 メール受信手段
504 メール送信手段
505 保存処理手段
506 メール表示手段
507 情報付加手段
508 メール検索手段
509 情報取得手段
510 UI表示手段
511 UI選択手段
512 アプリケーション起動手段
701 「電子メール」ボタン
702 音声再生アプリケーション
1501 ファイル一覧表示アプリケーション
1701 電子メール操作検出手段
1702 添付ファイル確認手段
1703 電子メール情報編集手段
2001 ファイル操作検出手段
2002 電子メール情報確認手段
2003 電子メール情報編集手段
2004 アプリケーション
2201 電子メール情報編集設定プロパティ
2202 ユーザ設定入力手段
2203 テーブル編集手段
2401 電子メール情報編集設定プロパティ

Claims (27)

  1. 第一のアプリケーションが、第二のアプリケーションで実行可能なデータに第三のアプリケーションで実行可能なファイルを一意に識別する情報を付加する情報付加ステップを有し、第二のアプリケーションが、前記ファイルの前記情報を取得する情報取得ステップと、取得した前記情報で特定されるデータを実行する第三のアプリケーションを起動するためのUIを表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションが、前記情報に該当するデータを検索する検索ステップと、検索されたデータを実行するステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法。
  2. 請求項1の第一のアプリケーションとは、電子メールの添付ファイルに少なくとも前記電子メールを識別する情報を含む電子メール情報を付加する情報付加ステップを有し、前記第二のアプリケーションとは添付ファイルを実行するアプリケーションであり、ファイルの前記電子メール情報を取得する情報取得ステップと、前記電子メール情報に該当する電子メールを表示する第三のアプリケーションを起動するための情報を表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記電子メール情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションとは電子メールを表示するアプリケーションであり、前記電子メール情報に該当する電子メールを検索する電子メール検索ステップと、検索された電子メールを表示する電子メール表示ステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法。
  3. 前記電子メール情報が電子メールの状態や電子メールとファイルの関係を示す情報を保持することを特徴とする請求項2のアプリケーション起動方法。
  4. 前記UI表示ステップが、前記電子メール情報の内容に従って表示する情報を変更することを特徴とする請求項2または3のアプリケーション起動方法。
  5. 電子メール操作やファイル操作に従ってファイルが有する電子メール情報を編集する電子メール情報編集ステップを第一のアプリケーション、第二のアプリケーションもしくはその他のアプリケーションが有することを特徴とする請求項2、3、または4記載のアプリケーション起動方法。
  6. 前記電子メール操作とは、電子メールの削除であることを特徴とし、電子メールの削除を検出する電子メール操作検出ステップと、削除される電子メールが添付ファイルを有する電子メールであるか否かを判断する添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メールが削除されたことを示す内容に電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項5のアプリケーション起動方法。
  7. 前記電子メール操作とは、電子メールの送信であることを特徴とし、電子メールの送信を検出する電子メール操作検出ステップと、送信される電子メールが添付ファイルを有するか否かを判断する前記添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項5のアプリケーション方法。
  8. 前記ファイル操作とは、ファイル名の変更ファイルの修正処理やコピー処理であることを特徴とし、ファイル操作を検出するファイル操作検出ステップと、操作対象ファイル内に電子メール情報が存在するか否かを確認する前記電子メール情報確認ステップと、電子メール情報がファイルに存在する場合に操作対象ファイル内の電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項5のアプリケーション起動方法。
  9. ユーザの入力を読み取るユーザ設定入力ステップと、読み取ったデータをファイルに書き込むテーブル編集ステップを有することで、前記電子メール情報編集ステップが実行する編集処理内容をユーザが設定変更可能である、請求項5のアプリケーション起動方法。
  10. 第一のアプリケーションが、第二のアプリケーションで実行可能なデータに第三のアプリケーションで実行可能なファイルを一意に識別する情報を付加する情報付加手段を有し、第二のアプリケーションが、前記ファイルの前記情報を取得する情報取得手段と、取得した前記情報で特定されるデータを実行する第三のアプリケーションを起動するためのUIを表示するUI表示手段と、前記UIを選択するUI選択手段と、前記情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動手段を有し、第三のアプリケーションが、前記情報に該当するデータを検索する検索手段と、検索されたデータを実行する手段を有することを特徴とするアプリケーション起動装置。
  11. 請求項10の第一のアプリケーションとは、電子メールの添付ファイルに少なくとも前記電子メールを識別する情報を含む電子メール情報を付加する情報付加手段を有し、前記第二のアプリケーションとは添付ファイルを実行するアプリケーションであり、ファイルの前記電子メール情報を取得する情報取得手段と、前記電子メール情報に該当する電子メールを表示する第三のアプリケーションを起動するための情報を表示するUI表示手段と、前記UIを選択するUI選択手段と、前記電子メール情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動手段を有し、第三のアプリケーションとは電子メールを表示するアプリケーションであり、前記電子メール情報に該当する電子メールを検索する電子メール検索手段と、検索された電子メールを表示する電子メール表示手段を有することを特徴とするアプリケーション起動装置。
  12. 前記電子メール情報が電子メールの状態や電子メールとファイルの関係を示す情報を保持することを特徴とする請求項11のアプリケーション起動装置。
  13. 前記UI表示手段が、前記電子メール情報の内容に従って表示する情報を変更することを特徴とする請求項11または12のアプリケーション起動装置。
  14. 電子メール操作やファイル操作に従ってファイルが有する電子メール情報を編集する電子メール情報編集手段を第一のアプリケーション、第二のアプリケーションもしくはその他のアプリケーションが有することを特徴とする請求項11、12、または13記載のアプリケーション起動装置。
  15. 前記電子メール操作とは、電子メールの削除であることを特徴とし、電子メールの削除を検出する電子メール操作検出手段と、削除される電子メールが添付ファイルを有する電子メールであるか否かを判断する添付ファイル確認手段と、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メールが削除されたことを示す内容に電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集手段を有する、請求項14のアプリケーション起動装置。
  16. 前記電子メール操作とは、電子メールの送信であることを特徴とし、電子メールの送信を検出する電子メール操作検出手段と、送信される電子メールが添付ファイルを有するか否かを判断する前記添付ファイル確認手段と、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集手段を有する、請求項14のアプリケーション装置。
  17. 前記ファイル操作とは、ファイル名の変更ファイルの修正処理やコピー処理であることを特徴とし、ファイル操作を検出するファイル操作検出手段と、操作対象ファイル内に電子メール情報が存在するか否かを確認する前記電子メール情報確認手段と、電子メール情報がファイルに存在する場合に操作対象ファイル内の電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集手段を有する、請求項14のアプリケーション起動装置。
  18. ユーザの入力を読み取るユーザ設定入力手段と、読み取ったデータをファイルに書き込むテーブル編集手段を有することで、前記電子メール情報編集手段が実行する編集処理内容をユーザが設定変更可能である、請求項14のアプリケーション起動装置。
  19. 第一のアプリケーションが、第二のアプリケーションで実行可能なデータに第三のアプリケーションで実行可能なファイルを一意に識別する情報を付加する情報付加ステップを有し、第二のアプリケーションが、前記ファイルの前記情報を取得する情報取得ステップと、取得した前記情報で特定されるデータを実行する第三のアプリケーションを起動するためのUIを表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションが、前記情報に該当するデータを検索する検索ステップと、検索されたデータを実行するステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  20. 請求項19の第一のアプリケーションとは、電子メールの添付ファイルに少なくとも前記電子メールを識別する情報を含む電子メール情報を付加する情報付加ステップを有し、前記第二のアプリケーションとは添付ファイルを実行するアプリケーションであり、ファイルの前記電子メール情報を取得する情報取得ステップと、前記電子メール情報に該当する電子メールを表示する第三のアプリケーションを起動するための情報を表示するUI表示ステップと、前記UIを選択するUI選択ステップと、前記電子メール情報を指定して第三のアプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップを有し、第三のアプリケーションとは電子メールを表示するアプリケーションであり、前記電子メール情報に該当する電子メールを検索する電子メール検索ステップと、検索された電子メールを表示する電子メール表示ステップを有することを特徴とするアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  21. 前記電子メール情報が電子メールの状態や電子メールとファイルの関係を示す情報を保持することを特徴とする請求項20のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  22. 前記UI表示ステップが、前記電子メール情報の内容に従って表示する情報を変更することを特徴とする請求項20または21のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  23. 電子メール操作やファイル操作に従ってファイルが有する電子メール情報を編集する電子メール情報編集ステップを第一のアプリケーション、第二のアプリケーションもしくはその他のアプリケーションが有することを特徴とする請求項20、21、または22記載のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  24. 前記電子メール操作とは、電子メールの削除であることを特徴とし、電子メールの削除を検出する電子メール操作検出ステップと、削除される電子メールが添付ファイルを有する電子メールであるか否かを判断する添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メールが削除されたことを示す内容に電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項23のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  25. 前記電子メール操作とは、電子メールの送信であることを特徴とし、電子メールの送信を検出する電子メール操作検出ステップと、送信される電子メールが添付ファイルを有するか否かを判断する前記添付ファイル確認ステップと、添付ファイルを有する場合にその添付ファイルにアクセスし、電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項23のアプリケーション方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  26. 前記ファイル操作とは、ファイル名の変更ファイルの修正処理やコピー処理であることを特徴とし、ファイル操作を検出するファイル操作検出ステップと、操作対象ファイル内に電子メール情報が存在するか否かを確認する前記電子メール情報確認ステップと、電子メール情報がファイルに存在する場合に操作対象ファイル内の電子メール情報を編集する前記電子メール情報編集ステップを有する、請求項23のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
  27. ユーザの入力を読み取るユーザ設定入力ステップと、読み取ったデータをファイルに書き込むテーブル編集ステップを有することで、前記電子メール情報編集ステップが実行する編集処理内容をユーザが設定変更可能である、請求項23のアプリケーション起動方法を実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017138860A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 富士通株式会社 安全性判定装置、安全性判定プログラムおよび安全性判定方法

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