JP2013044982A - 帯電装置、作像ユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、作像ユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バイアス印加用の配線経路を複雑にすることなく、従来に比べて帯電部材に対して帯電バイアスを安定して印加する。
【解決手段】感光体2Kを一様に帯電せしめる帯電部材として、芯金102K、及び芯金の上に積層された導電性ゴム層103Kを具備する回転可能な帯電ローラ101Kを用い、芯金102Kにおける回転軸線方向の一端部を支持する第1支持部材111K、及び他端部を支持する第2支持部材をそれぞれ導電性材料で構成し、回収ローラ105Kの芯金106Kの回転軸線方向における一端部に印加した帯電バイアスを、芯金106Kと、第2支持部材とを介して帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における他端部に導くようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材とを有する帯電装置に関するものである。また、かかる帯電装置を用いる作像ユニットや画像形成装置に関するものである。
従来、この種の帯電装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この帯電装置は、帯電部材たる帯電ブラシローラと、清掃部材たる回収ローラとを有している。また、帯電ブラシローラは、回転可能な金属製の回転軸部材と、これの周面上に立設せしめられた複数の繊維からなるブラシローラ部とを具備している。かかる帯電ブラシローラのブラシローラ部を感光体に接触させながら、感光体とブラシローラ部との間に放電を生じせしめることで、感光体の表面を一様に帯電させる。このようにして感光体の表面を帯電させる過程で、ブラシローラ部のブラシ内に、感光体の表面に付着しているトナーを逆転移させる。この逆転移によってブラシ内に多量のトナーが蓄積すると、ブラシローラ部と感光体との間で放電を良好に生じせしめることができずに、帯電ムラを引き起こしてしまう。そこで、この帯電装置では、ブラシローラ部の周方向における全域のうち、感光体との接触位置を通過した後、同接触位置に再び進入する前の領域に対して、回収ローラを当接させている。そして、帯電バイアスを印加している帯電ブラシローラと、回収バイアスを印加している回収ローラとの電位差によるトナーの静電移動により、ブラシ内のトナーを回収ローラ表面に回収することで、ブラシ内へのトナーの蓄積を回避している。
一方、帯電ブラシローラなどの帯電部材に対して帯電バイアスを印加する方法としては、特許文献1に記載の帯電装置のように、帯電部材の回転軸部材における一端部に接触させた電極部材によって帯電バイアスを印加する方法が一般的である。
しかしながら、この方法では、電極部材の一端部や電極部材に異物が固着するなどして、電極部材と回転軸部材との接触不良が発生すると、帯電部材に対して帯電バイアスを安定して印加することができなくなってしまう。また、かかる帯電バイアスの不安定化の発生を抑えるべく、帯電部材の回転軸部材における他端部にも電極部材を接触させるようにすると、回転軸部材の両端部に対してそれぞれ帯電バイアス電源から延びる電線を這い回す必要が生じて、配線経路を複雑にしてしまう。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、帯電バイアスを出力する電源からの配線経路を複雑にすることなく、従来に比べて帯電部材に対して帯電バイアスを安定して印加することができる帯電装置やこれを用いる画像形成装置を提供することである。
本発明者らは、帯電部材として、芯金、及び芯金の上に積層された導電性の弾性層を具備する回転可能な帯電ローラを用いることで、帯電ブラシローラを用いる場合とは異なり、回収ローラ等の清掃部材に対して回収バイアスを印加する必要がなくなることに着目した。具体的には、帯電部材として帯電ブラシローラを用いる場合には、ブラシブラシーローラ部のブラシ内に捕捉されてしまったトナーを回収するためには、清掃部材に対して回収バイアスを印加してトナーをブラシ内から清掃部材に静電移動させる必要がある。これに対し、帯電部材として帯電ローラを用いる場合、帯電ローラ表面に付着しているトナーを清掃部材によってローラ表面から機械的に掻き取るだけで十分なので、清掃部材に対して回収バイアスを印加する必要がなくなる。かかる構成では、回収バイアスを印加する必要のない清掃部材の導電性基材を利用して、帯電部材の他端部に帯電バイアスを導くことが可能になる。
そこで、上記目的を達成するために、本発明は、潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に印加するための帯電バイアスを出力する電源と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、前記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置に搭載され、少なくとも、前記帯電部材及び前記清掃部材を具備する帯電装置において、前記帯電部材として、芯金、及び芯金の上に積層された導電性の弾性層を具備する回転可能な帯電ローラを用い、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部を支持する第1支持部材、及び他端部を支持する第2支持部材のうち、少なくとも前記第2支持部材を導電性材料で構成し、前記清掃部材として、導電性基材、及び前記導電性基材に支持されながら前記帯電ローラに接触する接触部材を具備するものを用い、前記清掃部材の前記導電性基材の長手方向における一端部を前記第1支持部材で支持しつつ、他端部を前記第2支持部材で支持し、且つ、前記電源を、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部に接続するとともに、前記清掃部材の前記導電性基材の長手方向における一端部に接続し、前記電源から出力した帯電バイアスを、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部から前記芯金に直接印加するとともに、前記前記清掃部材の前記導電性基材と、前記第2支持部材とを介して、前記帯電ローラの芯金に印加することを特徴とするものである。
本発明においては、帯電部材として帯電ローラを用いることで、帯電ブラシローラを用いる場合とは異なり、清掃部材に対して回収バイアスを印加しなくても、清掃部材によって帯電ローラの表面からトナー等の異物を良好に掻き取ることができるようにしている。そして、帯電バイアスを出力する電源から延びる電線を帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部に電気的に接続して帯電ローラに帯電バイアスを印加する。更に、前記電線を清掃部材の導電性基材の長手方向における一端部にも電気的に接続することで、帯電バイアスを、清掃部材の導電性基材と、第2支持部材とを介して帯電ローラの芯金に印加する。これにより、電源から延びる電線を帯電ローラの芯金の両端部にそれぞれ這い回すことなく、帯電ローラの芯金に対して帯電バイアスを印加するための経路を2つ設けたことで、配線経路を複雑にすることなく、従来に比べて帯電部材に対して帯電バイアスを安定して印加することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおけるK用の作像ユニットを拡大して示す拡大構成図。 同作像ユニットにおける帯電装置を感光体とともに示す拡大構成図。 同帯電装置を同感光体とともに示す分解側面図。 同作像ユニットにおける帯電バイアスの印加経路を説明するための分解側面図。 第1変形例に係るプリンタのK用の帯電装置をK用の感光体とともに示す拡大横断面図。 第2変形例に係るプリンタのK用の帯電装置をK用の感光体とともに示す拡大横断面図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を作像するための4つの作像ユニット1Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を作像するための作像ユニット1Kを例にすると、これは図2に示されるように、潜像担持体たるドラム状の感光体2K、ドラムクリーニング装置3K、除電装置(不図示)、帯電装置4K、現像装置5K等を備えている。作像ユニット1Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4Kは、図示しない駆動手段によって図中時計周り方向に回転せしめられる感光体2Kに接触しながら図中反時計回り方向に回転する帯電ローラ101Kと、回収ローラ105Kとを具備している。そして、帯電ローラ101Kと感光体2Kとの間に放電を発生させることで、感光体2Kの表面を一様に帯電せしめる。
一様帯電せしめられた感光体2Kの表面は、レーザー光Lによって露光走査されてK用の静電潜像を担持する。このK用の静電潜像は、図示しないKトナーを用いる現像装置5KによってKトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト16上に中間転写される。
ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写工程を経た後の感光体2K表面に付着している転写残トナーを除去する。除去された転写残トナーは、スクリュウ部材によって作像ユニット1Kのケーシングの端部まで搬送された後、ケーシングから排出されて廃トナーボトル(図1の25)に落とし込まれる。
上記除電装置は、クリーニング後の感光体2Kの残留電荷を除電する。この除電により、感光体2Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色の作像ユニット(1Y,M,C)においても、同様にして感光体(2Y,M,C)上に(Y,M,C)トナー像が形成されて、後述する中間転写ベルト16上に中間転写される。
現像装置5Kは、図示しないKトナーを収容する縦長のホッパ部6Kと、現像部7Kとを有している。ホッパ部6K内には、図示しない駆動手段によって回転駆動されるアジテータ8K、これの鉛直方向下方で図示しない駆動手段によって回転駆動される撹拌パドル9K、これの鉛直方向下方で図示しない駆動手段によって回転駆動されるトナー供給ローラ10Kなどが配設されている。ホッパ部6K内のKトナーは、アジテータ8Kや撹拌パドル9Kの回転駆動によって撹拌されながら、自重によってトナー供給ローラ10Kに向けて移動する。トナー供給ローラ10Kは、金属製の芯金と、これの表面に被覆された発泡樹脂等からなるローラ部とを有しており、ホッパ部6K内のKトナーをローラ部の表面に付着させながら回転する。
現像装置5Kの現像部7K内には、感光体2K及びトナー供給ローラ10Kに当接しながら回転する現像ローラ11Kや、これの表面に先端を当接させる薄層化ブレード12Kなどが配設されている。ホッパ部6K内のトナー供給ローラ10Kに付着したKトナーは、現像ローラ11Kとトナー供給ローラ10Kとの当接部で現像ローラ11Kの表面に供給される。供給されたKトナーは、現像ローラ11Kの回転に伴ってローラと薄層化ブレード12Kとの当接位置を通過する際に、ローラ表面上での層厚が規制される。そして、層厚規制後のKトナーは、現像ローラ11Kと感光体2Kとの当接部である現像領域において、感光体2K表面のK用の静電潜像に付着する。この付着により、K用の静電潜像がKトナー像に現像される。
図2を用いてK用の作像ユニットについて説明したが、Y,M,C用の作像ユニット1Y,M,Cにおいても、同様のプロセスにより、感光体2Y,M,C表面にY,M,Cトナー像が形成される。
先に示した図1において、作像ユニット1Y,M,C,Kの鉛直方向上方には、光書込ユニット70が配設されている。潜像書込装置たる光書込ユニット70は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザー光Lにより、作像ユニット1Y,M,C,Kにおける感光体2Y,M,C,Kを光走査する。この光走査により、感光体2Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット70は、光源から発したレーザー光(L)を、図示しないポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーで主走査方向に偏光せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
作像ユニット1Y,M,C,Kの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト16を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット15が配設されている。転写手段たる転写ユニット15は、中間転写ベルト16の他に、駆動ローラ17、従動ローラ18、4つの1次転写ローラ19Y,M,C,K、2次転写ローラ20、ベルトクリーニング装置21、クリーニングバックアップローラ22などを備えている。
中間転写ベルト16は、そのループ内側に配設された駆動ローラ17、従動ローラ18、クリーニングバックアップローラ22及び4つの1次転写ローラ19Y,M,C,Kによって張架されている。そして、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ17の回転力により、同方向に無端移動せしめられる。
4つの1次転写ローラ19Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト16を感光体2Y,M,C,Kとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト16のおもて面と、感光体2Y,M,C,Kとが当接するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成されている。
1次転写ローラ19Y,M,C,Kには、図示しない転写バイアス電源によってそれぞれ1次転写バイアスが印加されており、これにより、感光体2Y,M,C,Kの静電潜像と、1次転写ローラ19Y,M,C,Kとの間に転写電界が形成される。なお、1次転写ローラ19Y,M,C,Kに代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
Y用の作像ユニット1Yの感光体2Y表面に形成されたYトナーは、感光体2Yの回転に伴って上述のY用の1次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体2Y上から中間転写ベルト16上に1次転写される。このようにしてYトナー像が1次転写せしめられた中間転写ベルト16は、その無端移動に伴ってM,C,K用の1次転写ニップを通過する際に、感光体2M,C,K上のM,C,Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト16上には4色トナー像が形成される。
転写ユニット15の2次転写ローラ20は、中間転写ベルト16のループ外側に配設されて、ループ内側の従動ローラ18との間に中間転写ベルト16を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト16のおもて面と、2次転写ローラ20とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ20には、図示しない転写バイアス電源によって2次転写バイアスが印加される。この印加により、2次転写ローラ20と、アース接続されている従動ローラとの間には、2次転写電界が形成される。
転写ユニット15の鉛直方向下方には、記録シートPを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット30がプリンタの筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット30は、紙束の一番上の記録シートPに給紙ローラ30aを当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録シートPを給紙路31に向けて送り出す。
給紙路31の末端付近には、レジストローラ対32が配設されている。このレジストローラ対32は、給紙カセット30から送り出された記録シートPをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録シートPを上述の2次転写ニップ内で中間転写ベルト16上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録シートPを2次転写ニップに向けて送り出す。
2次転写ニップで記録シートPに密着せしめられた中間転写ベルト16上の4色トナー像は、2次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録シートP上に一括2次転写され、記録シートPの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録シートPは、2次転写ニップを通過すると、2次転写ローラ20や中間転写ベルト16から曲率分離する。そして、転写後搬送路33を経由して、後述する定着装置34に送り込まれる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト16には、記録シートPに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト16のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置21によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト16のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ22は、ベルトクリーニング装置21によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置34は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bとによって定着ニップを形成している。定着装置34内に送り込まれた記録シートPは、その未定着トナー像担持面を定着ローラ34aに密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
定着装置34内から排出された記録シートPは、定着後搬送路35を経由した後、排紙路36と反転前搬送路41との分岐点にさしかかる。定着後搬送路35の側方には、回動軸42aを中心にして回動駆動される切替爪42が配設されており、その回動によって定着後搬送路35の末端付近を閉鎖したり開放したりする。定着装置34から記録シートPが送り出されるタイミングでは、切替爪42が図中実線で示す回動位置で停止して、定着後搬送路35の末端付近を開放している。よって、記録シートPが定着後搬送路35から排紙路36内に進入して、排紙ローラ対37のローラ間に挟み込まれる。
図示しないテンキー等からなる操作部に対する入力操作や、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる制御信号などにより、片面プリントモードが設定されている場合には、排紙ローラ対37に挟み込まれた記録シートPがそのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
一方、両面プリントモードに設定されている場合には、先端側を排紙ローラ対37に挟み込まれながら排紙路36内を搬送される記録シートPの後端側が定着後搬送路35を通り抜けると、切替爪42が図中一点鎖線の位置まで回動して、定着後搬送路35の末端付近が閉鎖される。これとほぼ同時に、排紙ローラ対37が逆回転を開始する。すると、記録シートPは、今度は後端側を先頭に向けながら搬送されて、反転前搬送路41内に進入する。
図1は、本プリンタを正面側から示している。図紙面に直交する方向の手前側がプリンタの前面であり、奥側が後面である。また、本プリンタの図中右側が右側面、左側が左側面である。本プリンタの右端部は、回動軸40aを中心に回動することで筐体本体に対して開閉可能な反転ユニット40になっている。排紙ローラ対37が逆回転すると記録シートPがこの反転ユニット40の反転前搬送路41内に進入して、鉛直方向上側から下側に向けて搬送される。そして、反転搬送ローラ対43のローラ間を経由した後、半円状に湾曲している反転搬送路44内に進入する。更に、その湾曲形状に沿って搬送されるのに伴って上下面が反転せしめられながら、鉛直方向上側から下側に向けての進行方向も反転して、鉛直方向下側から上側に向けて搬送される。その後、上述した給紙路31内を経て、2次転写ニップに再進入する。そして、もう一方の面にもフルカラー画像が一括2次転写された後、転写後搬送路33、定着装置34、定着後搬送路35、排紙路36、排紙ローラ対37を順次経由して、機外へと排出される。
上述の反転ユニット40は、外部カバー45と揺動体46とを有している。具体的には、反転ユニット40の外部カバー45は、プリンタ本体の筺体に設けられた回動軸40aを中心にして回動するように支持されている。この回動により、外部カバー45は、その内部に保持している揺動体46とともに筺体に対して開閉する。図中点線で示すように、外部カバー45がその内部の揺動体46とともに開かれると、反転ユニット40とプリンタ本体側との間に形成されていた給紙路31、2次転写ニップ、転写後搬送路33、定着ニップ、定着後搬送路35、排紙路36が縦に2分されて、外部に露出する。これにより、給紙路31、2次転写ニップ、転写後搬送路33、定着ニップ、定着後搬送路35、排紙路36内のジャム紙を容易に取り除くことができる。
また、揺動体46は、外部カバー45が開かれた状態で、外部カバー45に設けられた図示しない揺動軸を中心にして回動するように外部カバー45に支持されている。この回動により、揺動体46が外部カバー45に対して開かれると、反転前搬送路41や反転搬送路44が縦に2分されて外部に露出する。これにより、反転前搬送路41内や反転搬送路44内のジャム紙を容易に取り除くことができる。
次に、実施形態に係るプリンタの特徴的な構成について説明する。
図3は、K用の帯電装置4KをK用の感光体2Kとともに示す拡大構成図である。同図において、帯電装置4Kは、支持部材によって帯電ローラ101Kと回収ローラ105Kとを保持しながら、支持部材をバネ121Kによって感光体2Kに向けて付勢して、帯電ローラ101Kを感光体2Kに対して圧接させている。
帯電ローラ101Kは、芯金102Kと、芯金102Kの周面上に積層された導電性の弾性層たる導電性ゴム層103Kとを具備している。そして、図示しないドラムクリーニング装置との対向領域を通過した後、光書込位置に進入する前の感光体2K表面に接触しながら図中反時計回り方向に回転する。帯電ローラ101Kの芯金には、図示しない帯電バイアス電源によって帯電バイアスが印加されている。そして、帯電ローラ101Kと、感光体2Kとの間で放電が発生することにより、感光体2Kの表面が一様に帯電せしめられる。
実施形態に係るプリンタにおいては、帯電部材として、芯金102K、及びこれの周面上に積層された電電性ゴム層103Kを具備する回転可能な帯電ローラ101Kを用いることで、帯電ブラシローラを用いる場合とは異なり、清掃部材たる回収ローラ105Kに対して回収バイアスを印加する必要を無くしている。回収バイアスを印加しない回収ローラ105Kであっても、帯電ローラ101Kの表面からトナーを良好に掻き取ることが可能だからである。
回収ローラ105Kは、芯金106Kと、芯金106Kの周面上に積層された接触部材としての弾性層107Kとを具備している。そして、感光体2Kに接触した後、感光体2Kとの接触位置に再進入する前の帯電ローラ101K表面に接触しながら、帯電ローラ101K表面上からトナーを機械的に掻き取る。これにより、帯電ローラ101K表面上での転写残トナーの蓄積を抑えることで、転写残トナーの蓄積による帯電ムラの発生を抑えている。なお、弾性層107Kは、発泡ウレタンスポンジからなる。
図4は、K用の帯電装置4KをK用の感光体2Kとともに示す分解側面図である。同図において、ドラム上の感光体は、そのドラム部の回転軸線方向の両端からそれぞれ突出させている回転軸部2aKが、作像ユニットケーシングの側板190Kにそれぞれ回転自在に支持されている。ドラム部の回転軸線方向における両端部のうち、一端部には、ギヤ付きフランジ2bKが設けられている。ギヤ付きフランジ2bKは、ドラム部と一体化されており、ドラム部と側板190Kとの間に介在することで、ユニットケーシング内におけるドラム部の回転軸線方向の位置を規制している。なお、感光体2Kのドラム部や回転軸部2aKは、アルミ製の素管からなり、この素管は、アースに接続されている。
帯電ローラ101Kは、その芯金106Kにおける回転軸線方向の一端部が、金属製の第1支持部材111Kによって回転自在に支持されている。また、芯金106における回転軸線方向の他端部が、金属製の第2支持部材112Kによって回転自在に支持されている。第1支持部材111Kや第2支持部材112Kは、帯電ローラ101Kの他、回収ローラ105Kも支持している。具体的には、回収ローラ105Kは、その芯金における回転軸線方向の一端部が、第1支持部材111Kによって回転自在に支持されている。また、回転軸線方向の他端部が、第2支持部材112Kによって回転自在に支持されている。
第1支持部材111K、第2支持部材112Kはそれぞれ、金属製のバネ121Kによって感光体2Kに向けて付勢されている。この付勢により、帯電ローラ101Kの導電性ゴム層(103K)が感光体2Kに圧接せしめられている。
図5に示されるように、第1支持部材111Kには、金属製のバネ121Kを介して帯電電源195によって帯電バイアスが印加されている。そして、この帯電バイアスは、第1支持部材111Kを介して、帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の一端部に印加される。同時に、第1支持部材111Kを介して、回収ローラ105Kの芯金106Kにおける回転軸線方向の一端部に印加される。
また、回収ローラ105Kの芯金106Kにおける回転軸線方向の一端部に印加された帯電バイアスは、回収ローラ105Kの芯金106Kを回転軸線方向の一端側から他端側に伝わった後、金属製の第2支持部材112Kを介して、帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の他端部に伝わる。このように、実施形態に係るプリンタにおいては、第1支持部材111K→帯電ローラ101Kの芯金の回転軸線方向における一端部という経路とは他に、次のような経路によっても、帯電ローラ101Kの芯金102Kに帯電バイアスを印加する。即ち、第1支持部材111K→回収ローラ105Kの芯金106Kにおける回転軸線方向の一端部→芯金106における回転軸線方向の他端部→第2支持部材112K→帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における他端部という経路である。
かかる構成では、帯電バイアスを帯電ローラ101Kの付近まで導くための配線としては、従来と同様に、帯電バイアスを帯電ローラ101Kの回転軸線方向の一端部付近に配設されたバネ121Kに導くための配線を1つだけ配設するだけである。よって、配線経路の複雑化を回避しつつ、従来に比べて帯電バイアスの印加経路を増やして、帯電ローラ101Kに対して帯電バイアスを安定して印加することができる。
本プリンタにおいては、既に説明したように、第1支持部材111Kを導電性材料たる金属材料で構成し、帯電ローラ101Kの回転軸線方向の一端部で帯電ローラ101Kの芯金102K及び回収ローラ105Kの芯金106Kにそれぞれ導通する電極部材として機能させている。かかる構成では、帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の一端部に帯電バイアスを導く電極と、回収ローラ105Kの芯金106Kにおける回転軸線方向の一端部に帯電バイアスを導く電極とをそれぞれ個別に設ける場合に比べて、構成の簡素化を図ることができる。
また、本プリンタにおいては、清掃部材として、芯金106K、及び芯金の上に積層された弾性層107Kを具備する回転可能な清掃ローラたる回収ローラ105Kを用いている。かかる構成では、回収ローラ105Kの回転力により、帯電ローラ105Kの表面上のトナーを帯電ローラ105表面から機械的に掻き落とすことができる。
なお、K用の帯電装置4Kについてのみ説明したが、他色用の帯電装置も、K用の帯電装置4Kと同様の構成になっている。また、第1支持部材111Kや第2支持部材112Kを金属で構成した例について説明したが、金属以外の導電性材料によって構成してもよい。
次に、実施形態に係るプリンタの一部構成を他の構成に変形した各変形例のプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、各変形例に係るプリンタの構成は、実施形態と同様である。
[第1変形例]
図6は、第1変形例に係るプリンタのK用の帯電装置4KをK用の感光体2Kとともに示す拡大横断面図である。帯電装置4Kの第1支持部材は、図中の破断面よりも手前側に存在しているため、同図には示されていない。帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の他端部は、金属製の第2支持部材112Kによって回転自在に支持されている。また、帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の一端部は、図示しない金属製の第1支持部材によって回転自在に支持されている。
第1変形例に係るプリンタの帯電装置4Kは、回収ローラの代わりに、金属製のホルダー131K、可撓性部材132K、及び弾性体からなる接触部材133Kを具備する清掃部材130Kを有している。金属製のホルダー131Kは、帯電ローラ101Kの回転軸線方向に沿って延在している。そして、その長手方向の他端部が、第2支持部材112Kによって支持されている。また、その長手方向の他端部が、図示しない第1支持部材によって支持されている。
金属製のホルダー131Kには、可撓性部材132Kの短手方向の一端部が固定されている。これにより、ホルダー131Kは絶縁性の可撓性部材132Kを片持ち支持している。可撓性部材132Kの自由端には、発泡ウレタンスポンジからなる接触部材133Kが固定されている。そして、可撓性部材132Kはその腰の強さによって接触部材133Kを帯電ローラ101Kに圧接させている。帯電ローラ101Kに圧接している接触部材133Kは、帯電ローラ101Kの表面を傷付けることなく、帯電ローラ101K表面からトナーを掻き落とす。かかる構成においては、清掃部材130Kに特別な駆動源を設けることなく、帯電ローラ101Kの表面上からトナーを掻き落とすことができる。また、接触部材133Kの摩耗に応じて可撓性部材132Kが自然に撓み量を低下させることで、接触部材133Kを適切な力で帯電ローラ101Kに向けて押圧し続けることもできる。
図示しない第1支持部材に印加された帯電バイアスは、第1支持部材から、帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における一端部に印加される。また、第1支持部材と、清掃部材130Kのホルダー131Kの長手方向における一端部と、他端部と、第2支持部材112Kとを介して、帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における他端部にも印加される。
[第2変形例]
図7は、第2変形例に係るプリンタのK用の帯電装置4KをK用の感光体2Kとともに示す拡大横断面図である。帯電装置4Kの第1支持部材は、図中の破断面よりも手前側に存在しているため、同図には示されていない。帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の他端部は、金属製の第2支持部材112Kによって回転自在に支持されている。また、帯電ローラ101Kの芯金102Kにおける回転軸線方向の一端部は、図示しない金属製の第1支持部材によって回転自在に支持されている。
第2変形例に係るプリンタの帯電装置4Kは、回収ローラの代わりに、金属製のホルダー141K、及び発泡ウレタンスポンジからなる接触部材142Kを具備する清掃部材140Kを有している。金属製のホルダー141Kは、帯電ローラ101Kの回転軸線方向に沿って延在している。そして、その長手方向の他端部が、第2支持部材112Kによって支持されている。また、その長手方向の他端部が、図示しない第1支持部材によって支持されている。
金属製のホルダー141Kに固定された変形自在な接触部材142Kは、固定端とは反対側を帯電ローラ101Kに圧接させている。帯電ローラ101Kに圧接している接触部材142Kは、帯電ローラ101Kの表面を傷付けることなく、帯電ローラ101K表面からトナーを掻き落とす。かかる構成においては、清掃部材140Kに特別な駆動源を設けることなく、帯電ローラ101Kの表面上からトナーを掻き落とすことができる。
図示しない第1支持部材に印加された帯電バイアスは、第1支持部材から、帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における一端部に印加される。また、第1支持部材と、清掃部材140Kのホルダー141Kの長手方向における一端部と、他端部と、第2支持部材112Kとを介して、帯電ローラ101Kの芯金102Kの回転軸線方向における他端部にも印加される。
これまで、各色の感光体2Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像を中間転写ベルト16に重ね合わせて1次転写してから記録シートPに一括2次転写する構成のプリンタについて説明してきたが、紙搬送ベルトの表面に保持しながら搬送している記録シートに対して各色感光体2Y,M,C,K上のトナー像を直接重ね合わせて転写する構成の画像形成装置にも本発明の適用が可能である。また、各色の共通の感光体を1つだけ備えるとともに、その感光体の周囲に各色の現像装置を備え、感光体を4周させる間に感光体表面に順次形成したY,M,C,Kトナー像を中間転写体に重ね合わせて1次転写する構成の画像形成装置にも、本発明の適用が可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[態様A]
態様Aは、潜像を担持する潜像担持体(例えば感光体2Y,M,C,K)と、前記潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材(例えば回収ローラ105K)と、前記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段(例えば光書込ユニット70)と、前記潜像を現像する現像手段(例えば現像装置5K)とを備える画像形成装置に搭載され、少なくとも、前記帯電部材及び前記清掃部材を具備する帯電装置(例えば帯電装置4K)において、前記帯電部材として、芯金(例えば芯金102K)、及び芯金の上に積層された導電性の弾性層(例えば導電性ゴム層103K)を具備する回転可能な帯電ローラ(例えば帯電ローラ101K)を用い、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部を支持する第1支持部材(例えば第1支持部材111K)、及び他端部を支持する第2支持部材(例えば第2支持部材112K)のうち、少なくとも前記第2支持部材を導電性材料で構成し、前記清掃部材として、導電性基材(例えば芯金106K)、及び前記導電性基材に支持されながら前記帯電ローラに接触する接触部材(例えば弾性層107K)を具備するものを用い、前記清掃部材の導電性基材の長手方向における一端部を前記第1支持部材で支持しつつ、他端部を前記第2支持部材で支持し、且つ、前記電源(例えば帯電電源195)を、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部に接続するとともに、前記清掃部材の前記導電性基材の長手方向における一端部に接続し、前記電源から出力した帯電バイアスを、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部から前記芯金に直接印加するとともに、前記前記清掃部材の前記導電性基材と、前記第2支持部材とを介して、前記帯電ローラの芯金に印加することを特徴とするものである。
[態様B]
態様Bは、態様Aにおいて、前記第1支持部材を導電性材料で構成して前記帯電ローラの回転軸線方向の一端部で前記帯電ローラの芯金及び前記清掃部材の導電性基材にそれぞれ導通する電極部材として機能させたことを特徴とするものである。かかる構成においては、帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部に帯電バイアスを導く電極と、清掃部材の導電性基材における同回転軸線方向の一端部に帯電バイアスを導く電極とをそれぞれ個別に設ける場合に比べて、構成の簡素化を図ることができる。
[態様C]
態様Cは、態様A又はBにおいて、前記清掃部材として、導電性基材、及び導電性基材の上に積層された弾性層を具備する回転可能な清掃ローラ(例えば回収ローラ105K)を用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、清掃ローラの回転力により、帯電ローラの表面上のトナーを帯電ローラ表面から機械的に掻き落とすことができる。
[態様D]
態様Dは、態様A又はBにおいて、前記清掃部材として、導電性基材(例えばホルダー131Kと、これに片持ち支持される可撓性部材(例えば可撓性部材132K)と、前記可撓性部材の自由端側に固定された接触部材(例えば弾性体133K)とを具備するもの、を用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、清掃部材に特別な駆動源を設けることなく、帯電ローラの表面上からトナーを掻き落とすことができる。また、接触部材の摩耗に応じて可撓性部材が自然に撓み量を低下させることで、接触部材を適切な力で帯電ローラに向けて押圧し続けることもできる。
[態様E]
態様Eは、態様A又はBにおいて、前記清掃部材として、導電性基材(例えばホルダー141K)、及びこれに固定された接触部材(例えば弾性体142K)を具備するもの、を用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、清掃部材に特別な駆動源を設けることなく、帯電ローラの表面上からトナーを掻き落とすことができる。
1Y,M,C,K:作像ユニット
2Y,M,C,K:感光体(潜像担持体)
101K:帯電ローラ
102K:芯金
103K:導電性ゴム層(弾性層)
105K:回収ローラ(清掃部材)
106K:芯金(導電性基材)
107K:弾性層(接触部材)
130K:清掃部材
131K:導電性支持体
132K:可撓性部材
133K:接触部材
140K:清掃部材
141K:導電性支持体
142K:接触部材
195:帯電電源(電源)
特開2000−162853号公報 特開平8−95350号公報

Claims (7)

  1. 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に印加するための帯電バイアスを出力する電源と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、前記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置に搭載され、少なくとも、前記帯電部材及び前記清掃部材を具備する帯電装置において、
    前記帯電部材として、芯金、及び芯金の上に積層された導電性の弾性層を具備する回転可能な帯電ローラを用い、
    前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部を支持する第1支持部材、及び他端部を支持する第2支持部材のうち、少なくとも前記第2支持部材を導電性材料で構成し、
    前記清掃部材として、導電性基材、及び前記導電性基材に支持されながら前記帯電ローラに接触する接触部材を具備するものを用い、
    前記清掃部材の前記導電性基材の長手方向における一端部を前記第1支持部材で支持しつつ、他端部を前記第2支持部材で支持し、
    且つ、前記電源を、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部に接続するとともに、前記清掃部材の前記導電性基材の長手方向における一端部に接続し、前記電源から出力した帯電バイアスを、前記帯電ローラの芯金における回転軸線方向の一端部から前記芯金に直接印加するとともに、前記前記清掃部材の前記導電性基材と、前記第2支持部材とを介して、前記帯電ローラの芯金に印加することを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1の帯電装置において、
    前記第1支持部材を導電性材料で構成して前記帯電ローラの回転軸線方向の一端部で前記帯電ローラの芯金及び前記清掃部材の前記導電性基材にそれぞれ導通する電極部材として機能させたことを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項1又は2の帯電装置において、
    前記清掃部材として、前記導電性基材、及び前記導電性基材の上に積層された前記接触部材としての弾性層を具備する回転可能な清掃ローラを用いたことを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項1又は2の帯電装置において、
    前記清掃部材として、前記導電性基材と、前記導電性基材に片持ち支持される可撓性部材と、前記可撓性部材の自由端側に固定された前記接触部材とを具備するもの、を用いたことを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項1又は2の帯電装置において、
    前記清掃部材として、前記導電性基材、及び前記導電性基材に固定された前記接触部材を具備するもの、を用いたことを特徴とする帯電装置。
  6. 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に印加するための帯電バイアスを出力する電源と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、前記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置に搭載され、少なくとも、前記帯電部材及び前記清掃部材を具備する帯電装置と、前記潜像担持体とを共通の保持体によって保持した状態で、画像形成装置本体に対して一体的に着脱される作像ユニットにおいて、
    前記帯電装置として、請求項1乃至5の何れかの帯電装置を用いたことを特徴とする作像ユニット。
  7. 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に接触しながら前記潜像担持体の表面を一様に帯電せしめる帯電部材と、前記帯電部材に印加するための帯電バイアスを出力する電源と、前記帯電部材に接触しながら前記帯電部材の表面を清掃する清掃部材と、前記潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段と、前記潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    前記帯電装置として、請求項1乃至5の何れかの帯電装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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