JP2013043231A - ロボットとそのワーク把持方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)画像処理の計測誤差より大きく、トレイ窪み3とワーク1との平均隙間より小さいシフト量Lを予め記憶し、(B)カメラ14によりトレイ2に設けられたトレイ窪み3内に位置しているワーク1を、上方から撮影してワーク1の画像を取得し、(C)画像処理装置18により、前記画像を画像処理してワーク1の中心位置を検出し、(D)ロボット制御装置20により、把持高さにおいて、ハンド12をワーク1の検出された中心位置よりトレイ窪み3の内側に前記シフト量Lを水平シフトした後に、ワーク1を把持する。
【選択図】図1
Description
この理由は、画像処理の計測誤差よりも、ハンドの把持ストローク量が通常大きいためである。
ワークを上方から撮影するカメラと、
手先にカメラとハンドを取り付けたロボットアームと、
画像を画像処理する画像処理装置と、
ハンド及びロボットアームを制御するロボット制御装置とを備え、
(A)画像処理の計測誤差より大きく、トレイ窪みとワークとの平均隙間より小さいシフト量を予め記憶し、
(B)カメラによりトレイに設けられたトレイ窪み内に位置しているワークを、上方から撮影してワークの画像を取得し、
(C)画像処理装置により、前記画像を画像処理してワークの中心位置を検出し、
(D)ロボット制御装置により、把持高さにおいて、ハンドをワークの検出された中心位置よりトレイ窪みの内側に前記シフト量を水平シフトした後に、ワークを把持する、ことを特徴とするワーク把持方法が提供される。
ワークを上方から撮影してワークの画像を取得するカメラと、
手先にカメラとハンドを取り付けたロボットアームと、
前記画像を画像処理してワークの中心位置を検出する画像処理装置と、
ハンド及びロボットアームを制御するロボット制御装置とを備え、
画像処理の計測誤差より大きく、トレイ窪みとワークとの平均隙間より小さいシフト量を予め記憶し、ロボット制御装置により、把持高さにおいて、ハンドをワークの検出された中心位置よりトレイ窪みの内側に前記シフト量を水平シフトした後に、ワークを把持する、ことを特徴とするロボットが提供される。
この図において、本発明のロボット10は、ハンド12、カメラ14、ロボットアーム16、画像処理装置18、及びロボット制御装置20を備える。
トレイ窪み3の端面3aとワーク1との位置関係はランダムであり、トレイ窪み3の端面3aにワーク1が寄っているものもある。
トレイ窪み3とワーク1との平均隙間は、例えば2〜5mmである。
ワーク1が、矩形断面又はその他の形状の場合でも、把持爪13の把持面形状は、ワーク1の中心位置をセンタリングできる形状であるのがよい。
ロボットアーム16は、その手先にカメラ14とハンド12を近接して取り付け、その位置と姿勢を3次元空間内で移動可能に構成されている。
ロボットアーム16は、この例では、多関節ロボットのロボットアームであるが、本発明はこれに限定されず、その他のロボットであってもよい。
ロボット制御装置20は、例えば数値制御装置であり、指令信号によりハンド12及びロボットアーム16を6自由度(3次元位置と3軸まわりの回転)に制御するようになっている。
なお、画像処理装置18とロボット制御装置20を同一の制御装置で構成してもよい。
従って、トレイ窪み3の内側に位置する把持爪13が先にワーク1と接触するのを回避するため、シフト量Lは、トレイ窪み3とワーク1との平均隙間より小さく設定する必要がある。
上述した装置を用い、本発明の方法は、S1〜S4の各ステップからなる。
トレイ窪み3の内側が不明な場合には、S2においてワーク1と共にトレイ窪み3も撮影し、S3において画像処理によりトレイ窪み3の内側を決定するのがよい。この画像処理は、例えば画像のパターンマッチングによる。
従って、ワーク1が傾かずワーク1を正確に把持できるので、その後の動作、例えば搬送、設置、取り付け動作などが安定する。
3a 端面、4 ハンド、5 ツメ、
10 ロボット、12 ハンド、13 把持爪、
14 カメラ(CCDカメラ又はC−MOSカメラ)、
16 ロボットアーム、18 画像処理装置、
20 ロボット制御装置
Claims (3)
- ワークを水平方向外方から把持してその中心位置をセンタリングする複数の把持爪を有するハンドと、
ワークを上方から撮影するカメラと、
手先にカメラとハンドを取り付けたロボットアームと、
画像を画像処理する画像処理装置と、
ハンド及びロボットアームを制御するロボット制御装置とを備え、
(A)画像処理の計測誤差より大きく、トレイ窪みとワークとの平均隙間より小さいシフト量を予め記憶し、
(B)カメラによりトレイに設けられたトレイ窪み内に位置しているワークを、上方から撮影してワークの画像を取得し、
(C)画像処理装置により、前記画像を画像処理してワークの中心位置を検出し、
(D)ロボット制御装置により、把持高さにおいて、ハンドをワークの検出された中心位置よりトレイ窪みの内側に前記シフト量を水平シフトした後に、ワークを把持する、ことを特徴とするワーク把持方法。 - 前記シフト量を、画像処理の計測誤差の最大値、又は平均値+3×標準偏差に設定する、ことを特徴とする請求項1に記載のワーク把持方法。
- トレイに設けられたトレイ窪み内に位置しているワークを水平方向外方から把持してその中心位置をセンタリングする複数の把持爪を有するハンドと、
ワークを上方から撮影してワークの画像を取得するカメラと、
手先にカメラとハンドを取り付けたロボットアームと、
前記画像を画像処理してワークの中心位置を検出する画像処理装置と、
ハンド及びロボットアームを制御するロボット制御装置とを備え、
画像処理の計測誤差より大きく、トレイ窪みとワークとの平均隙間より小さいシフト量を予め記憶し、ロボット制御装置により、把持高さにおいて、ハンドをワークの検出された中心位置よりトレイ窪みの内側に前記シフト量を水平シフトした後に、ワークを把持する、ことを特徴とするロボット。
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JP2011181171A JP5737584B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | ロボットとそのワーク把持方法 |
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2011
- 2011-08-23 JP JP2011181171A patent/JP5737584B2/ja active Active
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JP5737584B2 (ja) | 2015-06-17 |
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