JP2013027675A - 商品陳列棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱の外観を損ねず、かつ、棚板を支柱に容易に安定して取付けられる。
【解決手段】起立する複数の支柱2,2と、前記各支柱2,2に着脱自在に取り付けられるブラケット3,3と、前記ブラケット3,3上に載置される棚板4とからなる商品陳列棚1において、複数本の支柱2,2のうち隣り合う支柱2,2,の対向する側面に長手方向に沿って互いに同じ高さで向き合う複数の係止孔8を設け、前記ブラケット3は、支柱2にその係止孔8側から取り付け可能なように該支柱2の外周面に沿う凹状に形成された嵌合部9と、前記嵌合部9の内側にその先端が突出し支柱の係止孔8に係合する止着部10と、嵌合部9の先端縁からそれぞれ該嵌合部9の外側方向へ折曲して支柱2の前後方向に略水平に延出する棚板支持部11とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、支柱の外観を損ねず、かつ、棚板を支柱に容易に安定して取付けられる商品陳列棚に関する。
スーパーなどにおいて、商品の陳列に使用されている商品陳列棚は、一般に、商品を載置する棚板の高さを任意に設定できるよう取り外し可能に構成されている。従来の商品陳列棚は、例えば、所定間隔を隔てて左右一対の支柱が立設され、支柱の前面および後面には複数の係止孔が上下方向に間隔をもって形成されている。そして、この一対の支柱の左右それぞれの係止孔に前方向を向くブラケットの後端部を取り付け、一対のブラケット上に棚板を架設して利用するものである。この商品陳列棚は、支柱の適当な高さの係止孔にブラケットを取り付けることで高さ調節ができる構成となっている。
この構成の一例として、例えば特許文献1記載の商品陳列棚がある。この商品陳列棚の棚支柱2の前面には、複数の係止孔2aが上下方向に複数形成されている。そして、ブラケット4の基端部の上下それぞれに形成された係止爪を、係止孔2aに挿入させ、ブラケット4を棚支柱2に設置している。また、ブラケット4の上縁一部を切欠することで係合突起4aが形成されると共に、この係合突起4aに対応する棚板5の裏面側には、係合穴6bが形成されている。このような構成の商品陳列棚は、棚板5裏面の係合穴6bをブラケット4の係合突起4aへスライドするように引掛けて棚板5をブラケット4上に固定するようにして組み立てている。
特開平8−303944号公報 特開2000−157348号公報
しかしながら、上述した特許文献1の商品陳列棚にあっては、棚支柱2の前面に係止孔2aが形成されているため、係止孔2aが消費者の目につきやすく、陳列体裁が悪いという問題がある。特に、見た目によって消費者を惹きつける洋服店などにおいては、陳列棚の外観は重要な要素である。
また、商品陳列棚を前後両側から利用する場合を考えると、支柱の前面及び後面にそれぞれブラケット4を取り付け、棚板5を前後それぞれ2枚架設する必要があり、組み立てに時間がかかる要因となる。
さらに、特許文献1の商品陳列棚は、棚板5のがたつきを防止するため、ブラケット4の上縁に係合突起4aを複数形成している。それに伴い、棚板5の裏面にこの係合突起4aと係合するための係合穴6bを複数形成している。このように、特許文献1の商品陳列棚は、棚板5にも加工を施す必要があり作成工数が増えてしまう。また、商品陳列棚を組み立てる際、棚板5裏面の係合穴6bをブラケット4の係合突起4aにスライドさせる作業は、棚板の裏面側を確認しながら行うため、作業者にとって非常に煩雑な作業となってしまう。
また、支柱の係止孔が消費者の目につきやすい前面にある、という特許文献1の問題を解決すべく、特許文献2のラック(商品陳列棚)が創作されている。このラックは、支柱1の前面1aに化粧部材4を取り付けることにより、支柱前面1aに形成されたスリット5(係止孔)を目立たなくさせ、外観を向上させようとしたものである。しかし、この化粧部材4を取り付けた場合、スリット5は目立たなくはなるが、化粧部材4の凹凸が正面から見えると共に、構成部品も増え、作成工程及び組み立て工程が増えることとなってしまう。
そこで本発明は、これらの問題点を解決すべくなされたもので、支柱の外観を損ねず、かつ、棚板を支柱に容易に安定して取付けられる商品陳列棚を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため請求項1に係る発明は、起立する複数の支柱と、前記各支柱に着脱自在に取り付けられるブラケットと、前記ブラケット上に載置される棚板とからなる商品陳列棚において、前記複数本の支柱のうち隣り合う支柱の対向する側面には長手方向に沿って互いに同じ高さで向き合う複数の係止孔が設けられ、前記ブラケットは、前記支柱にその係止孔側から取り付け可能なように該支柱の外周面に沿う凹状に形成された嵌合部と、前記嵌合部の内側にその先端が突出し前記支柱の係止孔に係合する止着部と、前記嵌合部の先端縁からそれぞれ該嵌合部の外側方向へ折曲して前記支柱の前後方向に略水平に延出する棚板支持部とからなることを特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、前記嵌合部の先端縁間の内法を前記支柱の前後幅よりも広く設定し、前記棚板支持部のそれぞれの先端部と前記棚板裏面には互いに係合する係合部と被係合部を設け、前記ブラケット上に前記棚板を載置するときに前記棚板支持部を前記棚板の側縁よりに移動し前記係合部と前記被係合部とを係合することで前記ブラケットを弾性変形させ前記嵌合部の少なくとも先端側の部分が前記支柱の外周面に密着するようにしたことを特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、前記各支柱の係止孔をそれぞれ左右に二個並ぶように設け、前記ブラケットの止着部を前記嵌合部における前記支柱の左右二個の係止孔と対向する位置に開設された一対の挿入孔に前記嵌合部の外側から挿通する係止片によって構成し、さらに前記係止片を前記嵌合部の外側に位置する基部と該基部の両端から同じ方向へ延設され前記挿入孔に介入する腕片とによって平面視コ字状に形成していることを特徴としている。
本発明に係る商品陳列棚は、上記構成のとおり、支柱の側面に係止孔を形成することで、正面から商品陳列棚を見たときに係止孔が見えない構成となっている。従って、外観に優れているため、スーパーのみならず、例えば、商品の配置等にも気を遣う洋服店の棚として使用するのに好適である。
また、商品陳列棚を前後両方向から使用する際、本発明の商品陳列棚のブラケットは、支柱の前方向及び後方向に延出した棚板支持部が設けられているため、支柱の前面および後面にそれぞれブラケットを取り付ける必要がない。すなわち、ブラケット及び棚板の取付作業を従来の約半分の工程で行うことが可能である。さらに、この場合、従来の商品陳列棚では支柱の前面及び後面の2面に係止孔が必要であったが、本発明の場合では係止孔は支柱の対向面に形成されているだけで良い。
また、ブラケットの嵌合部は、その先端縁間の長さが支柱の前後幅よりも広く設定されているため、ブラケットを支柱に容易に嵌めることができる。
さらに、棚板支持部のそれぞれの先端部と棚板裏面には互いに係合する係合部と被係合部が設けられていて、ブラケット上に棚板を載置するときに棚板支持部を棚板の側縁よりに移動し係合部と被係合部とを係合するとブラケットが弾性変形し嵌合部の少なくとも先端側の部分が支柱の外周面に密着する。よって、ブラケットの嵌合部が支柱に強固に固定されることになる。また、このブラケットの弾性変形により、棚板は、その内側方向に押圧されることになるため、棚板の設置状態に遊びがなくなってがたつくことなく安定してブラケット上に載置される。
このように、支柱に取り付けたブラケットに棚板を設置するだけの簡単な組立作業で、ブラケットの弾性作用によりブラケットが支柱に強固に固定されると共に、棚板もがたつかず安定して取り付けることができる。また、棚板の取付も煩雑な作業を必要とせず、組立作業の効率を向上させることができる。
本発明に係る商品陳列棚全体の全体斜視図。 本発明に係る商品陳列棚の支柱及びブラケットの部分斜視図。 本発明に係る商品陳列棚のブラケットの止着部となる係止片の斜視図。 ブラケットの作用を表した平面図、(イ)は支柱にブラケットを取り付けた状態(図1のA−A断面図)、(ロ)は(イ)の状態のブラケットに棚板を取り付けた状態(図1のB−B断面図)。 図4(ロ)のC−C断面図。 本発明に係る商品陳列棚の棚板を下方から見た斜視図。 図4(ロ)及び図5のD−D断面図。
以下、本発明に係る商品陳列棚の最良の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る商品陳列棚1の斜視図である。商品陳列棚1は、左右一対の支柱2,2と、支柱2,2にそれぞれ着脱自在に取り付けられる左右一対のブラケット3,3と、ブラケット3,3上に架設される棚板4とから概略構成されている。図1の例では棚板4を三段架設する例であり、一番上の段についてはブラケット3,3のみ取り付け、棚板4を架設する前の状態である。
前記支柱2,2の下端には、支柱2を直立に支持する基台フレーム5,5が固定されていると共に、該基台フレーム5,5の前後にはアジャスタ6,6が設けられている。また、各支柱2,2の下方には、支柱2,2間の適当な間隔を保持しつつ支柱2,2同士を連結する基板7が固定されている。
前記支柱2は、矩形断面を有する金属製のパイプからなり、基台フレーム5の中央部から鉛直に立設されている。支柱2の内側面2a及び外側面2bには、縦長矩形状の係止孔8が複数穿設されている。係止孔8は横に2列として、支柱2の上下方向に沿って等間隔をおいて設けられており、各係止孔8は、左右の支柱2,2の相互に対向する側面で同じ高さに位置するように設けられている。
前記ブラケット3は、金属製の板状部材を一体的に屈曲形成したものであって弾性を有している。このブラケット3は、支柱2にその係止孔8側から取り付け可能なように該支柱2の外周面に沿う凹状に形成された嵌合部9と、嵌合部9の内側にその先端が突出し支柱2の係止孔8に係合する止着部10と、嵌合部9の両先端縁からそれぞれ嵌合部9の外側方向へ折曲して支柱2の前後方向に略水平に延出する棚板支持部11,11とから構成されている。
ブラケット3を更に詳しく説明すると、前記嵌合部9は、背板12と該背板12の両端部から同方向へ略90度屈曲する同長の側板13,13とによって形成されている。また、側板13,13の長さは、支柱2の前後面2c,2dの幅の2分の1よりも少し短い長さに設定されている。さらに、背板12は、図4(イ)に示すように、その中央部分が平坦になっていて、該背板12の中央部分と側板13,13との間の部分は、側板13と反対の方向に緩やかに曲がっていて鈍角のハの字状になっている。また、嵌合部9の内法は、その先端に向うに従って間隔が漸次拡がっている。すなわち、背板12の両端間の寸法よりも側板13,13の先端間の寸法を少し長くして、嵌合部9を支柱2に嵌めやすくしてある。
前記止着部10は、嵌合部9の背板12に係止片14を固着して形成されている。そのための構成として、背板12には、縦長矩形状の挿入孔15,15が前述した支柱2の係止孔8,8と同間隔に開設されている。一方、係止片14は、1枚の帯状の金属板をコ字状に屈曲させたものであって、基部16とその両端部からそれぞれ延設された腕片17,17とからなり、該腕片17,17のそれぞれの先端には下向きフック状の係止爪18,18が形成されている。そして、該係止片14の腕片17,17は、背板12に開設されている挿入孔15,15から挿入されていて、背板12に係止片14の基部16が溶接されている。
前記棚板支持部11、11は、前記嵌合部9の側板13,13のそれぞれの先端から嵌合部9の外方へ向かって略90度屈曲するようにして設けられている。すなわち、棚板支持部11,11は、嵌合部9を挟んでそれぞれ一対設けられている。また、図4(イ)に示すように、各棚板支持部11,11は、平面視にて基端よりも先端の方が嵌合部9側に位置するような緩い傾斜で略ハの字状になっている。また、図5に示すように各棚板支持部11,11の上縁は直線状に形成され、ブラケット3を支柱2に取着した状態では水平となる。すなわち、ブラケット3上面に棚板4が載置された場合、ブラケット3の上縁、すなわち、棚板支持部11,11が棚板4の裏面に当接し、棚板4を裏面から水平に支える構成となっている。また、各棚板支持部11,11の上下方向の長さは、基端側が先端側よりも広く形成されていて、それぞれ先端側に向かって漸次幅狭になっている。さらに、各棚板支持部11,11における先端側の水平部分の下縁には、それぞれ外側へ屈曲する係合部としての上向き係合凹部20が設けられ、該上向き係合凹部20と棚板支持部11との間に溝23が形成されている。
前記棚板4は、図6に示すように平面視で略長方形に形成されていて、その周縁には下方へ垂下する側壁21が屈曲形成されている。また、棚板4の左右中央部分には、支柱2,2を受け入れるために矩形状に切り欠かれた切欠凹部22,22が形成されている。さらに、棚板4の裏面には補強部材23が設けられている。なお、側壁21は、棚板4をブラケット3に載置するとき、棚板支持部11に形成された上向き係合凹部20に係合する被係合部となる。
次に上記のように構成された本実施形態に係る商品陳列棚1において、ブラケット3及び棚板4を支柱2へ取り付ける方法について説明する。まず、棚板4を設置したい高さ位置を決定し、当該位置に対応する左右の支柱2,2の同じ高さ位置にブラケット3,3をそれぞれ取り付ける。すなわち、ブラケット3の嵌合部9を支柱2の内側面2aに宛がい、次いで嵌合部9の内側に突出する係止片14の腕片17,17を支柱2の内側面2aの係止孔8,8に挿入する。そして、ブラケット3を押し下げれば、係止片14の腕片17,17の先端に形成されている係止爪18,18が係止孔8,8に係合されてブラケット3が取り付けられる。このとき、嵌合部9の背板12の中央部分は、支柱2の内側面2aに当接して、ブラケット3の上縁が水平に配置された状態となる。
次いで、左右の支柱2,2に固定した左右のブラケット3,3上に棚板4を載置する。すなわち、棚板4を若干斜めに傾けた状態で支柱2,2間に挿し入れて、棚板4の切欠凹部22,22が左右の支柱2,2に受け入れられるようにした後、棚板4をブラケット3,3の上から被せるようにして載せる。これにより、棚板4の裏面が棚板支持部11,11の上縁に当接して棚板4が支持されることになる。
さらに、棚板4をブラケット3,3に固定させる。まず、一方のブラケット3の棚板支持部11の先端を外側へ弾性変形させつつ(図4(イ)矢印I)、上向き係合凹部20,20を棚板4の側壁21の下縁にそれぞれ差し込む(図4(ロ))。このとき、手を離すと、棚板支持部11の先端部分は内側に弾性復元しようとするが、棚板4の側壁21が上向き係合凹部20に当接してブラケット3の弾性復元を阻止することになり(図7)、棚板4がブラケット3にしっかりと固定されることになる。同様に、もう一方の支柱2側の側壁21も上向き係合凹部20,20に差し込んでやると、棚板4は、側壁21の4箇所で上向き係合凹部20に固定されることになり、左右方向のがたつきが完全に阻止されることになる。また、このとき、棚板4の切欠凹部22,22が支柱2,2を受け入れているため、棚板4が左右方向及び前後方向にがたつくこともなくなる。
さらに、本発明に係る商品陳列棚1は、棚板4をブラケット3に固定した状態において、ブラケット3が弾性変形し、支柱2に強固に固着されるようになっているので、その点について説明する。まず、ブラケット3に棚板4が固定されていない状態から説明すると、ブラケット3は、この時点では弾性変形していないため、その嵌合部9の内側が支柱2の外周よりも広くなっていて、嵌合部9を支柱2に容易に宛がうことができる。そして、ブラケット3を支柱2に装着し、棚板4をブラケット3に固定する、すなわち、支柱2に装着されたブラケット3の両側の棚板支持部11,11の先端部にある上向き嵌合凹部20,20を棚板4の側壁21にそれぞれ係合させると、先にも述べたとおり、棚板支持部11,11は、いずれも外側に弾性変形する(図4(イ)矢印I)。そして、この棚板支持部11,11の弾性変形によって、棚板支持部11,11は、嵌合部9を両側から押す方向に力を作用させると共に、嵌合部9の側板13,13が支柱2の前面2c及び2dを強固に挟むように弾性変形する(図4(イ)矢印II)。これと同時に、嵌合部9の背板12の両端部分の反りも伸び、嵌合部9の背板12の両端部分も支柱2の内側面2aに押しつけられる。これにより、ブラケット3の嵌合部9の全体が支柱2の外周面に密着することになって、ひいてはブラケット3が支柱2に強固に固着されることになる。
以上のように、本発明に係る商品陳列棚1は、棚板4を架設することにより、棚板4がしっかりと固定されて左右前後にがたつくことがなくなるだけでなく、ブラケット3の弾性変形によりブラケット3を支柱2に密着させて、ブラケット3のがたつきも完全に防止することができる。
また、本発明に係る商品陳列棚1のブラケット3は、支柱2を挟んでその前後両方向に延出する棚板支持部11,11を設けているため、支柱2の前方および後方に商品を陳列する場合において、支柱2の前方および後方にそれぞれブラケット3を取り付ける必要がないという利点がある。そのため、ブラケット3及び棚板4の取付作業も従来の約半分の工程で行うことが可能である。
さらに、左右方向に複数の商品陳列棚を連設する場合、すなわち、支柱2の両側面2a,2bの双方にブラケット3を取り付け、支柱2の両側方に棚板4を設ける場合、ブラケット3の側板13,13の幅が支柱2の前面2c及び後面2dの幅の半分以下の長さに設定されているため、それぞれ同じ高さ位置にブラケット3及び棚板4を設置しても、支柱2において隣り合う左右のブラケット3,3同士が干渉することなく設置することができる。
なお、本実施例では、左右方向に複数の商品陳列棚を連設する場合を考慮して、支柱2の左右いずれの側面2a,2bにも係止孔8が穿設されているものを示したが、支柱2,2の対向する内側面2a,2aのみに係止孔8が穿設されている場合であっても、本発明の目的を達成できることはもちろんである。また、係止孔8は、支柱2の側面に横に2つ並べて2列とし、ここに挿入するブラケット3の係止爪18も2つ設けられている例を説明したが、係止孔を1列とし、これに対応する係止爪も1つとしてもよい。ちなみに、係止孔に挿入する係止爪が仮に1つしか設けられていない場合であっても、ブラケットが弾性変形することに代りはないため、ブラケットの嵌合部が支柱を強固に挟むという効果は同様に得られる。
さらに、本実施例で示した支柱2は、矩形断面を有する金属製のパイプであるが、これに限られず、例えば、断面が円形であったり、楕円形のものであってもよい。また、ブラケット3の嵌合部9の形状も本実施例のものに限定されるわけではなく、少なくともブラケットの嵌合部の先端縁間の長さが支柱の前後幅よりも広く設定してあれば、ブラケットの弾性変形によって嵌合部を支柱の外周面に密着させるという効果が得られる。
また、本実施例において、ブラケット3の止着部10は、ブラケット3の嵌合部9に穿設された2つの挿入孔15,15に係止片14の腕片17,17を挿通して形成されたものを示したが、必ずしもこれに限られず、例えば、嵌合部に挿入孔を1つのみ穿設し、これに対応する腕片を1つのみ設けた係止片であってもよい。さらに、嵌合部の内側にその先端が突出するようなものであれば、止着部は嵌合部と一体に形成されていてもよい。
1 商品陳列棚
2 支柱
3 ブラケット
4 棚板
8 係止孔
9 嵌合部
10 止着部
11 棚板支持部
14 係止片
15 挿入孔
16 基部
17 腕片
20 上向き係合凹部
21 側壁

Claims (3)

  1. 起立する複数の支柱と、前記各支柱に着脱自在に取り付けられるブラケットと、前記ブラケット上に載置される棚板とからなる商品陳列棚において、
    前記複数本の支柱のうち隣り合う支柱の対向する側面には長手方向に沿って互いに同じ高さで向き合う複数の係止孔が設けられ、
    前記ブラケットは、前記支柱にその係止孔側から取り付け可能なように該支柱の外周面に沿う凹状に形成された嵌合部と、前記嵌合部の内側にその先端が突出し前記支柱の係止孔に係合する止着部と、前記嵌合部の先端縁からそれぞれ該嵌合部の外側方向へ折曲して前記支柱の前後方向に略水平に延出する棚板支持部とからなることを特徴とする商品陳列棚。
  2. 前記嵌合部の先端縁間の内法は前記支柱の前後幅よりも広く設定され、
    前記棚板支持部のそれぞれの先端部と前記棚板裏面には互いに係合する係合部と被係合部が設けられており、
    前記ブラケット上に前記棚板を載置するときに前記棚板支持部を前記棚板の側縁よりに移動し前記係合部と前記被係合部とを係合することで前記ブラケットを弾性変形させ前記嵌合部の少なくとも先端側の部分が前記支柱の外周面に密着するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚。
  3. 前記各支柱の係止孔は、それぞれ左右に二個並ぶように設けられ、
    前記ブラケットの止着部は、前記嵌合部における前記支柱の左右二個の係止孔と対向する位置に開設された一対の挿入孔に前記嵌合部の外側から挿通される係止片によって構成され、
    前記係止片は、前記嵌合部の外側に位置する基部と該基部の両端から同じ方向へ延設され前記挿入孔に介入する腕片とによって平面視コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の商品陳列棚。
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