JP2013025057A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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慶春 吉田
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徹 長村
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信治 赤平
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大悟 山岸
Naoya Konita
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Abstract

【課題】セキュリティを維持しながら操作性を向上することができる画像形成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、認証されたユーザが画像形成装置1から離れたことを検知する人感センサ36と、各ユーザ又は各ユーザのユーザタイプ(属性情報)ごとに、人感センサ36をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定するUI121及びCPU101と、認証されたユーザ又は認証されたユーザの属性情報に対応する、人感センサ36をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替えるCPU101とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来より、人感センサを備える複写機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この複写機では、複写モードの実行中又は中断中に暗証モードユーザが複写機から離れたことを検知した場合、暗証コードの入力画面の表示を行わない。これにより、暗証モードユーザが複写機に戻ってきた場合に複写中の設定モードを容易に確認できるようにする。
特開平9−292802号公報
本発明の目的は、セキュリティを維持しながら操作性を向上することができる画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の画像形成装置は、認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知する検知手段と、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定する設定手段と、前記認証されたユーザ又は前記認証されたユーザの属性情報に対応する、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、前記認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記設定手段は、さらに、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、最終操作時から認証解除までの第1時間を設定し、前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用する設定を行い、且つ前記検知手段が前記認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知した場合に、前記認証されたユーザの認証状態を解除し、前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用しない設定を行い、且つ前記第1時間が経過した場合に、前記認証されたユーザの認証状態を解除する解除手段を備えることを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記設定手段は、さらに、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、ユーザが前記画像形成装置から離れたことを検知した時から認証解除までの第2時間を設定し、前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用する設定を行い、且つ前記検知手段が前記認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知した場合に、前記解除手段は、前記第2時間が経過した後に前記認証されたユーザの認証状態を解除することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記ユーザの属性情報は、前記画像形成装置の設定、管理及び使用可能な機能に関して異なる権限を有するユーザタイプを示すことを特徴とする。
請求項5のプログラムは、画像形成装置を、認証されたユーザが前記画像形成装置から離れたことを検知する検知手段、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定する設定手段、及び前記認証されたユーザ又は前記認証されたユーザの属性情報に対応する、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、前記認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替える切替手段として機能させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、セキュリティを維持しながら操作性を向上することができる。
請求項2の発明によれば、ユーザの認証状態の解除条件である、最終操作時から認証解除までの時間を各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに変えることができる。
請求項3の発明によれば、ユーザの認証状態の解除条件である、ユーザが前記画像形成装置から離れたことを検知した時から認証解除までの時間を各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに変えることができる。
請求項4の発明によれば、認証されたユーザのユーザタイプごとにユーザの認証状態の解除方法が変更可能である。
請求項5の発明によれば、セキュリティを維持しながら操作性を向上することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置1の構成図である。 制御部27の概略構成図である。 画像形成装置1を含む画像形成システムの構成を示す図である。 (A)は、データベースの一例を示す図である。(B)は、データベースの変形例を示す図である。 CPU101が実行する処理を示すフローチャートである。 CPU101が実行する処理の第1変形例を示すフローチャートである。 図5又は図6の一部の処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の構成図である。
画像形成装置1は、例えば、コピー機又は複合機である。画像形成装置1は、用紙Pが収容されるカセット10と、カセット10の上に設けられ、カセット10から供給される用紙Pに画像形成を行う画像形成部20と、画像形成部20の上に設けられ、原稿Gを読み取る原稿読取部40とを備えている。
カセット10には、用紙Pを画像形成装置1内に設けられた搬送路21に送り出す送り出しロール11が設けられている。また、搬送路21における送り出しロール11よりも下流側には、用紙Pを一枚ずつ搬送する一対の搬送ロール12が設けられている。なお、搬送路21は、図1の下側を上流側、及び図1の上側を下流側として画像形成装置1内に設けられている。
画像形成部20は、筐体20Aと、筐体20A内で搬送路21と対向配置され、用紙P上にトナー画像(現像剤像)を形成する現像ユニット22と、現像ユニット22の感光体23に静電潜像を形成する露光ユニット24と、トナー画像を用紙P上に定着する定着ユニット25と、現像ユニット22に供給される黒色のトナーを収容したトナーカートリッジ26と、画像形成装置1の各部の動作を制御する制御部27と、画像形成装置1前の人の存在を検知する人感センサ36を備えている。人感センサ36は、検知手段として機能し、例えば、人体から発生する赤外線を検知し、人が画像形成装置1へ接近したことを検出する。
搬送路21の上流側には、用紙Pを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで用紙Pを現像ユニット22へ送り出す一対の位置合せロール28が設けられている。また、搬送路21の下流側には、トナー画像が定着された用紙Pを排出する一対の排出ロール29が設けられている。トナー画像が定着された用紙Pは排出トレイ37に排出される。
また、搬送路21を挟んで感光体23の外周面と対向する位置には、トナーの極性(例えばマイナス)と逆極性の電圧が印加される転写ロール30が設けられている。ここで、感光体23の内側は接地されており、転写ロール30にトナーの極性(例えばマイナス)と逆極性の電圧が印加されるので、感光体23の外周面と転写ロール30との間に電位差が生じる。この電位差(電界)によって、現像後の感光体23の外周面に存在するトナー画像が用紙P上に転写される。
定着ユニット25は、内部にヒータを備えた加熱ロール31と、加熱ロール31の外周面と対向配置され用紙Pを加熱ロール31に向けて加圧する加圧ロール32とを有している。そして、定着ユニット25では、加熱ロール31及び加圧ロール32で用紙Pを挟むことで用紙Pを加熱及び加圧して、用紙P上にトナー画像を定着させる。
また、画像形成装置1は、用紙Pを手差しで供給するトレイ33及び用紙Pを一枚ずつ搬送する一対の搬送ロール34を備えている。
原稿読取部40は、原稿置台41上に載せられた原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置42と、原稿搬送装置42の下側に配置され1枚の原稿Gが載せられるプラテンガラス43と、プラテンガラス43の下側で移動可能に設けられ、プラテンガラス43上の原稿Gを読み取る原稿読取装置44とを備えている。
原稿搬送装置42は、原稿Gを1枚ずつ送り出す送り出しロール45と、一対の搬送ロール46が複数配置された自動搬送路47とを備えている。自動搬送路47の一部は原稿Gがプラテンガラス43上を通るように配置されている。また、原稿読取装置44は、プラテンガラス43の左端部の下側で静止した状態で原稿搬送装置42によって搬送される原稿Gを読み取り、又は右方向に移動しながらプラテンガラス43上の原稿Gを読み取る。
図2は、制御部27の概略構成図である。
制御部27は、画像形成装置1の全体動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、画像形成装置1の動作を制御する制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)102と、ワーキングスペースとして機能するRAM(Random Access Memory)103と、各種の設定パラメータ及び/又は実行されたジョブの履歴(ログ)を格納するNVRAM(Non-Volatile RAM)104と、画像データ、登録されたユーザに関するデータベース及び実行されたジョブの履歴(ログ)を格納するHDD(Hard Disk Drive)105と、最後の操作時からの経過時間を計測するタイマ106Aと、人感センサ36がユーザの不在を検知した時点からの経過時間を計測するタイマ106Bと、人感センサ36やカードリーダ60との信号の入出力を制御するIO制御部107とを備えている。尚、タイマ106A及びタイマ106Bは一つのタイマで構成されていてもよいし、又はソフトウエアのタイマとしてCPU101に組み込まれていてもよい。また、タイマ106A及びタイマ106Bは計測時間をCPU101に通知する。CPU101は、切替手段及び解除手段として機能する。
また、制御部27は、ユーザインターフェース(UI)121のパネル制御やキー制御を行うUIインターフェース(IF)108と、各種の外部装置やネットワークと接続するための通信インターフェース(IF)109と、各種のセンサと接続するためのデバイスインターフェース(IF)110とを備えている。CPU101は、バス115を介してROM102、RAM103、NVRAM104、HDD105、画像処理部106、IO制御部107、UI IF108、通信IF109、及びデバイスIF110に接続されている。
UI121は、設定手段として機能し、液晶画面で構成される表示部122と、スタートボタン、ストップボタン、テンキーなどで構成される操作部123とを備えている。尚、表示部122がタッチパネルで構成される場合、表示部122は操作部123を含む。つまり、表示部122は操作画面を表示しつつ、入力操作を受け付ける。
通信IF109は、10/100BASE−TのLANケーブル又は無線LANの通信ユニットを接続可能なLAN端子111、各種の周辺機器とシリアルケーブルを介して接続可能なシリアル端子112、USB機器とUSBケーブルを介して接続可能なUSB端子113、及びFAX通信又は電話を行うモデム部114を備えている。
IO制御部107は人感センサ36及びカードリーダ60に接続されている。デバイスIF110は、原稿読取部40、現像ユニット22、露光ユニット24、及び定着ユニット25に接続されている。
CPU101は、HDD105に格納されている登録ユーザに関するデータベースと、カードリーダ60が認証用カード(例えばIDカード、又はICカードなど)から読み取ったユーザID及びパスワードとに基づいてユーザ認証を行う。ユーザID及びパスワードはUI121から入力してもよい。また、認証用カードには、ユーザID及びパスワードに加えてユーザタイプなどのユーザの属性情報が含まれていてもよい。また、データベースは、HDD105に代えてNVRAM104に登録されてもよい。さらに、データベースは、図3に示すように、認証サーバ200に登録されていてもよい。また、認証サーバ200がユーザ認証を実行し、ネットワーク150を介して認証結果をCPU101に通知するようにしてもよい。尚、図3は、画像形成装置1を含む画像形成システムの構成を示す図である。
図4(A)は、データベースの一例を示す図である。図4(B)は、データベースの変形例を示す図である。
図4(A)において、登録ユーザに関するデータベースは、ユーザID、パスワード、人感センサ36の使用の有無、及び最終操作時から認証解除までの時間についての設定を含む。人感センサ36の使用の有無の項目は、人感センサ36の検知状況を認証状態(即ち認証が成功している状態)の解除に使用するか否かを示す。具体的には、人感センサ36の使用の有無の項目が「使用しない」に設定されている場合には、ユーザが画像形成装置1から離れて、人感センサ36がユーザを検知しない場合でも、CPU101は、一定時間(即ちユーザが最後の操作を行った時点からユーザの認証状態が解除される時点まで)ユーザの認証状態を維持する、つまり、ユーザのログイン状態が継続する。人感センサ36の使用の有無の項目が「使用する」に設定されている場合には、人感センサ36がユーザを検知しない時点で、CPU101は、ユーザの認証状態を解除する、つまり、ユーザがログオフされる。
最終操作時から認証解除までの時間の項目は、ユーザが最後の操作を行った時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間を示す。例えば、最終操作時から認証解除までの時間の項目が「3分」と設定されている場合には、タイマ106Aが最終操作時から3分を計測すると、CPU101は自動的に現在のユーザの認証状態を解除する。
図4(B)において、登録ユーザに関するデータベースは、ユーザID、パスワード、ユーザタイプ、人感センサ36の使用の有無、最終操作時から認証解除までの時間、及びユーザ不在の検知時から認証解除までの時間についての設定を含む。
ユーザタイプの項目は、機械設置作業者、機械管理者、管理者タイプA、管理者タイプB、一般ユーザ、及びゲストなどを含み、ユーザの属性情報を示す。機械設置作業者、機械管理者、管理者タイプA、管理者タイプB、一般ユーザ、及びゲストは、画像形成装置1の設定、管理及び使用可能な機能に関して、それぞれ異なる権限を有する。
機械設置作業者は、画像形成装置1の設置を行うサービスエンジニア用のユーザタイプである。機械設置作業者は、画像形成装置1の設置に必要な登録や設定する権限、及び画像形成装置1の全ての機能を実行する権限を有する。機械管理者は、画像形成装置1を保守・管理する保守・管理用のユーザタイプである。画像形成装置1の動作設定やユーザ情報などを管理する権限を有する。管理者タイプAは、一部の機能を除き、機械管理者と同等の権限を有する管理者用のユーザタイプである。ここで、一部の機能とは、例えば、新たなユーザを登録する機能である。管理者タイプBは、ユーザ管理のような、限定された機能の管理のみが可能な管理者用のユーザタイプである。一般ユーザは、画像形成装置1の管理は行わず、コピーやFAXなどの処理を行うユーザタイプである。ゲストは、認証を必要とせず、使用できる機能が制限されているユーザタイプである。
権限の大きさは、機械設置作業者>機械管理者>管理者タイプA>管理者タイプB>一般ユーザ>ゲストの順で小さくなる。つまり、機械設置作業者が最大の権限を有し、ゲストが最小の権限を有する。
また、機械設置作業者及び機械管理者に対応する「人感センサの使用の有無」の項目は、「使用しない」に設定されている。機械設置作業者及び機械管理者は、画像形成装置1の設定途中にしばしば画像形成装置1から離れることがあり、画像形成装置1から離れるたびにユーザ認証が解除されると、作業再開ごとに認証作業が必要になるからである。
図4(B)に示す、ユーザ不在の検知時から認証解除までの時間の項目は、ユーザが画像形成装置1から離れて、人感センサ36がユーザを検知しない時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間を示す。例えば、ユーザ不在の検知時から認証解除までの時間の項目が「3分」と設定されている場合には、タイマ106Aがユーザを検知しない時点から3分を計測すると、CPU101は自動的に現在のユーザの認証状態を解除する。また、ユーザ不在の検知時から認証解除までの時間の項目が「3分」と設定されている場合に、3分経過前に人感センサ36がユーザを再び検知すると、CPU101はユーザの認証状態を解除しない。
図4(A)又は図4(B)のデータベースの内容は、UI121、又は通信IF109のLAN端子111に接続される外部装置からCPU101を介して設定されると共に編集される。また、新たなユーザに関する情報(即ち、データベースの各項目に対応する情報)は、UI121、又は通信IF109のLAN端子111に接続される外部装置からCPU101を介して図4(A)又は図4(B)のデータベースに登録される。
また、図4(A)又は図4(B)のデータベースの内容は、一例であり、例えば、機械設置管理者や機械管理者に対応する「人感センサの使用の有無」の項目は、「使用する」に設定されていてもよい。この場合、「ユーザ不在の検知時から認証解除までの時間」の項目は、例えば、10分に設定される。
図5は、CPU101が実行する処理を示すフローチャートである。
CPU101は、カードリーダ60を介して認証用カード(例えばIDカード、又はICカードなど)からユーザID及びパスワードを取得する(ステップS1)。CPU101は、UI121からユーザID及びパスワードを取得してもよい。
次に、CPU101は、HDD105に格納されているデータベースと、ステップS1で取得したユーザID及びパスワードとに基づいてユーザの認証が成功したか否かを判別する(ステップS2)。ここでは、図4(A)のデータベースが使用されるものとする。ステップS2でNOの場合には、手順はステップS1に戻る。一方、ステップS2でYESの場合には、CPU101は、図4(A)のデータベースから、取得したユーザIDに対応する「人感センサの使用の有無」に関する情報を取得する(ステップS3)。
次に、CPU101は、「人感センサの使用の有無」に関する情報に基づいて、ユーザの認証状態の解除に人感センサ36を使用するか否かを判別する(ステップS4)。ステップS4でYESの場合には、CPU101は、ユーザの認証状態を維持する(ステップS5)。その後、CPU101は、人感センサ36がユーザの不在を検知したか否かを判別する(ステップS6)。ステップS6でNOの場合には、手順はステップS5に戻る。ステップS6でYESの場合には、CPU101は、ユーザの認証状態(即ちログイン状態)を解除する(ステップS7)。その後、手順はステップS1に戻る。
一方、ステップS4でNOの場合には、CPU101は、ユーザの認証状態を維持する(ステップS8)。その後、CPU101は、タイマ106Aがデータベースに規定された所定の時間、即ち、ユーザが最後の操作を行った時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間を計測したか否かを判別する(ステップS9)。ステップS9でYESの場合には、手順はステップS7に進む。ステップS9でNOの場合には、手順はステップS8に戻る。
このように、CPU101は、認証されたユーザに対応する「人感センサの使用の有無」に関する情報に応じて、認証されたユーザの認証状態の解除方法を第1の方法又は第2の方法のいずれかに切り替える。第1の方法は、人感センサ36がユーザの不在を検知した場合に、CPU101が認証されたユーザの認証状態の解除することである(ステップS6,S7参照)。第2の方法は、タイマ106Aがユーザが最後の操作を行った時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間を計測した場合に、CPU101が認証されたユーザの認証状態の解除することである(ステップS9,S7参照)。
図6は、CPU101が実行する処理の第1変形例を示すフローチャートである。図5の処理と同一の処理には同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。
CPU101は、HDD105に格納されているデータベースと、ステップS1で取得したユーザID及びパスワードとに基づいてユーザの認証が成功したか否かを判別する(ステップS2)。ここでは、図4(B)のデータベースが使用されるものとする。ステップS2でNOの場合には、手順はステップS1に戻る。一方、ステップS2でYESの場合には、CPU101は、図4(B)のデータベースから、取得したユーザIDに対応する「ユーザタイプ」に関する情報を取得する(ステップS11)。その後、CPU101は、図4(B)のデータベースから、「ユーザタイプ」に関連付けされた「人感センサの使用の有無」に関する情報を取得する(ステップS12)。手順はステップS4に進む。
このように、CPU101は、「ユーザタイプ」毎に「人感センサの使用の有無」に関する情報を取得してもよい。
図7は、図5又は図6の一部の処理の変形例を示すフローチャートである。
図5又は図6の処理では、人感センサ36がユーザの不在を検知した場合に(ステップS6でYES)、CPU101は、ユーザの認証状態(即ちログイン状態)を解除する(ステップS7)。
図7では、人感センサ36がユーザの不在を検知した場合に(ステップS6でYES)、タイマ106Bがカウントを開始する(ステップS13)。タイマ106Bは、ユーザの不在を検知した時点からの経過時間を計測する。
その後、CPU101は、タイマ106Bがデータベースに規定された所定の時間、即ち、ユーザの不在を検知した時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間を計測したか否かを判別する(ステップS14)。尚、図4(A)又は図4(B)に示すように、ユーザの不在を検知した時点からユーザの認証状態が解除される時点までの時間はユーザ又はユーザタイプ毎に異なる。ステップS14でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS14でYESの場合には、CPU101は、ユーザの認証状態(即ちログイン状態)を解除する(ステップS7)。
このように、ユーザ又はユーザタイプ毎にユーザの認証状態を解除する時間(タイマ値)を変更してもよい。例えば、画像形成装置1から離れる機会が多いユーザ(機械設置管理者など)は、画像形成装置1から離れるたびにユーザ認証が解除されることがなくなり、作業を継続して行える。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置1は、認証されたユーザが画像形成装置1から離れたことを検知する人感センサ36と、各ユーザ又は各ユーザのユーザタイプ(属性情報)ごとに、人感センサ36をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定するUI121及びCPU101と、認証されたユーザ又は認証されたユーザの属性情報に対応する、人感センサ36をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替えるCPU101とを備えている。
よって、認証状態の解除方法が全ユーザに対して一律に決められておらず、認証されたユーザ又は認証されたユーザの属性情報ごとにユーザの認証状態の解除方法が変更されるので、セキュリティを維持しながら操作性が向上する。
画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記憶媒体を、画像形成装置1に供給し、CPU101が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。また、CPU101が、画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 画像形成装置
20 画像形成部
22 現像ユニット
23 感光体
24 露光ユニット
25 定着ユニット
27 制御部
36 人感センサ
60 カードリーダ
101 CPU
121 ユーザインターフェース(UI)

Claims (5)

  1. 認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知する検知手段と、
    各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定する設定手段と、
    前記認証されたユーザ又は前記認証されたユーザの属性情報に対応する、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、前記認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替える切替手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定手段は、さらに、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、最終操作時から認証解除までの第1時間を設定し、
    前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用する設定を行い、且つ前記検知手段が前記認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知した場合に、前記認証されたユーザの認証状態を解除し、前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用しない設定を行い、且つ前記第1時間が経過した場合に、前記認証されたユーザの認証状態を解除する解除手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定手段は、さらに、各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、ユーザが前記画像形成装置から離れたことを検知した時から認証解除までの第2時間を設定し、
    前記設定手段が前記認証されたユーザに対し前記検知手段を認証状態の解除に使用する設定を行い、且つ前記検知手段が前記認証されたユーザが画像形成装置から離れたことを検知した場合に、前記解除手段は、前記第2時間が経過した後に前記認証されたユーザの認証状態を解除することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ユーザの属性情報は、前記画像形成装置の設定、管理及び使用可能な機能に関して異なる権限を有するユーザタイプを示すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置を、
    認証されたユーザが前記画像形成装置から離れたことを検知する検知手段、
    各ユーザ又は各ユーザの属性情報ごとに、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報を設定する設定手段、及び
    前記認証されたユーザ又は前記認証されたユーザの属性情報に対応する、前記検知手段をユーザの認証状態の解除に使用するか否かに関する情報に応じて、前記認証されたユーザの認証状態の解除方法を切り替える切替手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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