JP2013023974A - ボード貼付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボード吸引保持機構に保持された内装ボードをボード押付け機構により内装下地に押し付けた際に内装ボードの固定不良を招く隙間が内装ボードと内装下地との間に生じることを防止することのできるボード貼付け装置を提供する。
【解決手段】ボード吸引保持機構2に保持された内装ボードの位置を調整するボード位置調整機構と、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボードを内装下地に押し付けるボード押付け機構4と、ボード押付け機構4により内装下地に押し付けられた内装ボードを内装下地に止着するボード止着機構と、ボード吸引保持機構、ボード位置調整機構、ボード押付け機構およびボード止着機構を移送する移送台車と、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボードの中央部をボード押付け機構4に対して鉛直な軸回りに回動可能に支持するボード支持機構51とを備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、プラスターボードなどの内装ボードを壁下地や天井下地などの内装下地に貼り付けるときに用いられるボード貼付け装置に関するものである。
建築物の内装施工時に使用されるプラスターボードなどの内装ボードは、例えば幅910mm、長さ1820mm、厚さ9.5mmのサイズで形成されていることが多い。このため、このような内装ボードを内装下地に貼り付ける場合、従来では、ボード貼り作業者の手作業によって内装ボードを内装下地にねじ止めしていたため、内装ボードの貼り付け作業に多くの労力や時間を要していた。
そこで、内装ボードを吸引して保持するボード吸引保持機構と、このボード吸引保持機構に保持された内装ボードの位置を調整するボード位置調整機構と、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードを内装下地に押し付けるボード押付け機構と、このボード押付け機構により内装下地に押し付けられた内装ボードを複数個の止め具により内装下地に止着するボード止着機構と、上記ボード吸引保持機構、ボード位置調整機構、ボード押付け機構およびボード止着機構を内装ボードの貼付け作業現場へ移送する移送台車とを具備したボード貼付け装置において、ボード吸引保持機構が内装ボードを吸引する複数個のボード吸引パッドと、これらのボード吸引パッドを内装ボードの長さ方向に複数個ずつ保持する左右一対の吸引パッド保持部材と、これらの吸引パッド保持部材を互いに平行に支持する保持部材支持フレームとからなるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−101438号公報
このようなボード貼付け装置によるとプラスターボードなどの内装ボードを壁下地や天井下地などの内装下地に自動的に止着することが可能であるが、内装下地に内装ボードを確実に止着するためには、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードを内装下地に隙間無く密着させる必要がある。しかしながら、ボード吸引保持機構の保持部材支持フレームが内装下地に対して平行でなく、内装下地に対して左右方向に傾いていると、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードをボード押付け機構により内装下地に押し付けたときに内装ボードが内装下地に片当りし、その結果、内装ボードの固定不良を招く隙間が内装ボードと内装下地との間に発生するという問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードをボード押付け機構により内装下地に押し付けた際に内装ボードの固定不良を招く隙間が内装ボードと内装下地との間に生じることを防止することのできるボード貼付け装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、内装ボードを吸引して保持するボード吸引保持機構と、該ボード吸引保持機構に保持された内装ボードの位置を調整するボード位置調整機構と、前記ボード吸引保持機構に保持された内装ボードを内装下地に押し付けるボード押付け機構と、該ボード押付け機構により内装下地に押し付けられた内装ボードを複数個の止め具により内装下地に止着するボード止着機構と、前記ボード吸引保持機構、前記ボード位置調整機構、前記ボード押付け機構および前記ボード止着機構を内装ボードの貼付け作業現場へ移送する移送台車とを備えたボード貼付け装置であって、前記ボード吸引保持機構に保持された内装ボードの中央部を前記ボード押付け機構に対して鉛直な軸回りに回動可能に支持するボード支持機構をさらに備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のボード貼付け装置において、前記内装ボードを吸引する複数個のボード吸引パッドと、該ボード吸引パッドを前記内装ボードの長さ方向に複数個ずつ保持する左右一対の吸引パッド保持部材と、該吸引パッド保持部材を前記内装ボードの横幅より狭い間隔で鉛直に支持する保持部材支持フレームとを前記ボード吸引保持機構が有するとともに、前記移送台車の上に搭載された昇降機構と、該昇降機構により上下方向に駆動される昇降テーブルと、該昇降テーブルの上に搭載された第1のテーブル送り機構と、該第1のテーブル送り機構により左右方向に送り駆動される第1のスライドテーブルと、該第1のスライドテーブルの上に搭載されたテーブル回転機構と、該テーブル回転機構により鉛直な軸回りに駆動される回転テーブルとを前記ボード位置調整機構が有し、かつ前記回転テーブルの上に搭載された第2のテーブル送り機構と、該第2のテーブル送り機構により前後方向に送り駆動される第2のスライドテーブルと、該第2のスライドテーブルの左右側面から水平方向に突出する左右一対のアーム支持軸と、該アーム支持軸に軸支された左右一対のボード押付けアームとを前記ボード押付け機構が有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のボード貼付け装置において、前記第2のスライドテーブルと対向して前記保持部材支持フレームに形成されたシリンダ保持枠を左右方向に傾動可能に支持する保持枠支持機構を前記ボード押付け機構が有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のボード貼付け装置において、前記シリンダ保持枠の内側に配置された保持枠支持部材と、該保持枠支持部材の左右側面と下面に対向して前記シリンダ保持枠に保持された複数の保持枠支持部材固定用シリンダと、前記保持枠支持部材の上面中央部と対向して前記シリンダ保持枠に保持されたボールホルダ昇降用シリンダと、該ボールホルダ昇降用シリンダにより上下方向に昇降駆動されるボールホルダと、該ボールホルダに保持された球状体とを前記保持枠支持機構が有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のボード貼付け装置において、前記保持枠支持部材と対向して前記ボード押付けアームの間に架設された連結部材と、該連結部材と前記保持枠支持部材とを鉛直な軸回りに回動可能に連結する連結軸とを前記ボード支持機構が有することを特徴とする。
本発明によれば、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードをボード押付け機構により内装下地に押し付けたときにボード吸引保持機構に保持された内装ボードがボード吸引保持機構と共に内装ボードの傾き分だけ鉛直な軸回りに回動する。これにより、内装下地に対する内装ボードの平行度が自動的に調整され、ボード吸引保持機構に保持された内装ボードをボード押付け機構により内装下地に押し付けたときに内装ボードが内装下地に片当たりすることがないので、内装ボードの固定不良を招く隙間が内装ボードと内装下地との間に生じることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るボード貼付け装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係るボード貼付け装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係るボード貼付け装置の平面図である。 図3のA−A断面を示す図である。 図3のB−B断面を示す図である。 図5のC−C断面を示す図である。 図5のD−D断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るボード貼付け装置の作用効果を説明するための図である。
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本発明の一実施形態に係るボード貼付け装置は、図1に示すように、ボード吸引保持機構2、ボード位置調整機構3、ボード押付け機構4、ボード止着機構5および移送台車6を具備している。
ボード吸引保持機構2はプラスターボード等の内装ボード1を吸引して保持するものであり、内装ボード1を吸引する複数個(例えば3個)のボード吸引パッド7と、ボード吸引パッド7を内装ボード1の長さ方向に複数個ずつ(例えば3個ずつ)保持する左右一対の吸引パッド保持部材8a,8b(図2参照)とを有している。
また、ボード吸引保持機構2は保持部材支持フレーム9を有し、この保持部材支持フレーム9により吸引パッド保持部材8a,8b(図2参照)は内装ボード1の横幅より狭い間隔で鉛直に且つ互いに平行に支持されている。
ボード位置調整機構3はボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1の位置を調整するものであり、移送台車6の上に搭載された昇降機構11(図2参照)と、この昇降機構11により上下方向に駆動される昇降テーブル12とを有している。
また、ボード位置調整機構3は昇降テーブル12の上に搭載された第1のテーブル送り機構13と、この第1のテーブル送り機構13により左右方向に送り駆動される第1のスライドテーブル14(図3参照)とを有し、第1のテーブル送り機構13は例えば電動モータ15(図2参照)と、この電動モータ15により駆動されるボールねじとから構成されている。
さらに、ボード位置調整機構3は第1のスライドテーブル14の上に搭載されたテーブル回転機構16(図1参照)と、このテーブル回転機構16により鉛直な軸回りに回転駆動される回転テーブル17とを有し、テーブル回転機構16は例えば電動モータ18と、この電動モータ18により減速機を介して鉛直な軸回りに駆動される回転軸19とから構成されている。
ボード押付け機構4は、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1を内装下地に押し付けるものである。このボード押付け機構4は回転テーブル17の上に搭載された第2のテーブル送り機構20と、この第2のテーブル送り機構20により前後方向に送り駆動される第2のスライドテーブル21とを有し、第2のテーブル送り機構20は例えば電動モータ22と、この電動モータ22により駆動されるボールねじとから構成されている。
また、ボード押付け機構4は左右一対のアーム支持軸23a,23b(図3参照)を有し、これらのアーム支持軸23a,23bは第2のスライドテーブル21の左右側面から水平方向に突出している。さらに、ボード押付け機構4は左右一対のボード押付けアーム24a,24bを有し、これらのボード押付けアーム24a,24bはアーム支持軸23a,23bに軸支されている。
また、ボード押付け機構4はボード押付けアーム24a,24bをアーム支持軸23a,23bの軸回りに駆動する左右一対のボード角度調整用シリンダ25a,25bを有し、これらのボード角度調整用シリンダ25a,25bを作動させることによってボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1の角度を任意の角度に調整可能となっている。さらに、ボード押付け機構4はボード角度調整用シリンダ25a,25bを水平な軸回りに回動自在に支持する左右一対のシリンダ支持軸26a,26bを有し、これらのシリンダ支持軸26a,26bは第2のスライドテーブル21の左右側面から水平方向に突出している。
ボード止着機構5はボード押付け機構4により内装下地に押し付けられた内装ボード1を複数個の止め具(例えばボード固定用ねじ、ステープルなど)により内装下地に止着するものであり、複数(例えば4つ)のボード固定ユニット28(図2参照)を有している。これらのボード固定ユニット28は、図1に示すように、例えばねじ保持ベルト(図示せず)に保持されたボード固定用ねじを内装ボードにねじ込むエアー式ねじ打機29と、このエアー式ねじ打機29を前後方向に進退駆動するエアーシリンダ30とを有し、ねじ保持ベルトはねじ保持ベルト収納ケース31にロール状に収容されている。
また、ボード止着機構5はボード固定ユニット28を左右方向に一定間隔で支持するユニット支持台32(図2参照)と、このユニット支持台32を上下方向にガイドする左右一対のガイドレール33a,33bと、これらのガイドレール33a,33bを鉛直に支持する左右一対のガイドレール支持部材40a,40b(図3参照)とを有している。
また、ボード止着機構5はユニット支持台32をガイドレール33a,33bに沿って上下方向に昇降駆動する支持台昇降機構34(図2参照)を有し、この支持台昇降機構34は例えば保持部材支持フレーム9の上部に固設された電動モータ35(図1参照)と、この電動モータ35により水平な軸回りに駆動される上部プーリ36と、この上部プーリ36と対向して保持部材支持フレーム9の下部に回転自在に軸支された下部プーリ37(図2参照)とを有している。
また、支持台昇降機構34は上部プーリ36と下部プーリ37との間に掛け渡されたタイミングベルト38と、このタイミングベルト38と噛み合うピニオンギヤ39(図2参照)とを有し、ピニオンギヤ39はユニット支持台32の背面から水平に突出する支持軸に回転自在に支持されている。
移送台車6はボード吸引保持機構2、ボード位置調整機構3、ボード押付け機構4およびボード止着機構5を内装ボード1の貼付け作業現場へ移送するものであり、この移送台車6は自走式となっている。また、移送台車6は4つのアウトリガー41を有し、これらのアウトリガー41は移送台車6の左右両側の前部と後部に付設されている。
ボード押付け機構4は、また、第2のスライドテーブル21と対向して保持部材支持フレーム9に形成されたシリンダ保持枠43を左右方向に傾動可能に支持する保持枠支持機構44(図4参照)を有している。
保持枠支持機構44はシリンダ保持枠43の内側に配置された保持枠支持部材46と、この保持枠支持部材46を左右方向と上下方向に移動不能に固定する複数(例えば6つ)の保持枠支持部材固定用シリンダ47とを有し、これらの保持枠支持部材固定用シリンダ47は保持枠支持部材46の左右側面と下面に対向してシリンダ保持枠43に保持されている。
また、保持枠支持機構44は保持枠支持部材46の上面中央部と対向してシリンダ保持枠43に保持されたボールホルダ昇降用シリンダ48と、このボールホルダ昇降用シリンダ48により上下方向に昇降駆動されるボールホルダ49と、このボールホルダ49に回転自在に保持された球状体50とを有し、シリンダ保持枠43は球状体50を支点として左右方向に傾動可能となっている。さらに、保持枠支持機構44は保持枠支持部材46を内装ボード1と平行に支持する複数(例えば4つ)の球状支持部材42を有し、これらの球状支持部材42は保持枠支持部材46の正面に当接するように保持部材支持フレーム9に固定されている。
ボード押付け機構4は、図6及び図7に示すように、ボード支持機構51をさらに備えている。このボード支持機構51はボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1の中央部を壁下地等の内装下地に対して鉛直な軸回りに回動可能に支持するものであって、保持枠支持部材44と対向してボード押付けアーム24a,24bの間に架設された連結部材52と、この連結部材52と保持枠支持部材44とを鉛直な軸回りに回動可能に連結する連結軸53とを有している。
また、ボード支持機構51は内装ボード1を壁下地に押し付ける前の状態にボード吸引保持機構2を戻す戻しばねとしての複数(例えば4つ)のコイルばね55を有し、これらのコイルばね55は連結軸53の両側に配置されている。さらに、ボード支持機構51はコイルばね55のばね力を受けるばね受け部材57a,57bと、ばね受け部材57a,57bと連結部材52との間でコイルばね55を保持する複数(例えば4つ)のコイルばね保持部材56とを有し、ばね受け部材57a,57bは連結部材52と対向してシリンダ保持枠43に固定されている。
このようなボード貼付け装置を用いて内装ボード1を壁下地に貼り付ける場合は、まず、移送台車6を壁下地の正面にセットする。次に、ボード吸引保持機構2のボード吸引パッド7に内装ボード1を吸着させた後、図8(a)に示すように、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1のボード面を壁下地58の正面に対向させる。
その後、ボード位置調整機構3の昇降機構11と第1のテーブル送り機構13を作動させて内装ボード1の位置を調整した後、ボード押付け機構4の第2のテーブル送り機構20を作動させ、第2のスライドテーブル21を前進させて内装ボード1を壁下地58に押し付ける。
このとき、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1が壁下地58に対して左右方向に傾いている場合は、図8(b)に示すように、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1をボード押付け機構4により壁下地58に押し付けたときにボード支持機構51の連結軸53を中心としてボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1がボード吸引保持機構2と共に内装ボード1の傾き分だけ鉛直な軸回りに回動する。これにより、壁下地58に対する内装ボード1の平行度が自動的に調整され、ボード吸引保持機構2に保持された内装ボード1をボード押付け機構4により壁下地58に押し付けたときに内装ボード1が壁下地58に片当たりすることがないので、内装ボード1の固定不良を招く隙間が内装ボード1と壁下地58との間に生じることを防止することができる。
また、上述した本発明の一実施形態では、シリンダ保持枠43の内側に配置された保持枠支持部材46と、保持枠支持部材46の左右側面と下面に対向してシリンダ保持枠43に保持された複数の保持枠支持部材固定用シリンダ47と、保持枠支持部材46の上面中央部と対向してシリンダ保持枠43に保持されたボールホルダ昇降用シリンダ48と、ボールホルダ昇降用シリンダ48により上下方向に昇降駆動されるボールホルダ49と、ボールホルダ49に保持された球状体50とを有する保持枠支持機構44をボード押付け機構4に設けたことで、シリンダ保持枠43を介して保持部材支持フレーム9を左右方向に傾動可能に支持することが可能となる。これにより、ボード吸引保持機構2のボード吸引パッド7により内装ボード1を吸引したときに生じる内装ボード1の左右方向の傾きを直すことができ、これにより、壁下地に対して内装ボード1を左右方向の傾きがない状態で貼り付けることができる。
上述した本発明の一実施形態では、ボード止着機構5のボード固定ユニット28として、エアー式ねじ打機29を有するものを例示したが、エアー式ねじ打機の代わりに電動式のねじ打機を用いてもよい。
また、ボード止着機構5のボード固定ユニット28として、内装ボード1に止め具としてのタッカー針(ステープル)を例えば圧縮空気の圧力により打ち込むタッカー打ち機と、このタッカー打ち機を前後方向に進退駆動するエアーシリンダとを有してなるものを用いてもよい。
また、内装下地に固定される内装ボードとして縦長のものを例示したが、内装ボードは横長であってもよい。
1…内装ボード
2…ボード吸引保持機構
3…ボード位置調整機構
4…ボード押付け機構
5…ボード止着機構
6…移送台車
7…ボード吸引パッド
8a,8b…吸引パッド保持部材
9…保持部材支持フレーム
11…昇降機構
12…昇降テーブル
13…第1のテーブル送り機構
14…第1のスライドテーブル
15…電動モータ
16…テーブル回転機構
17…回転テーブル
18…電動モータ
19…回転軸
20…第2のテーブル送り機構
21…第2のスライドテーブル
22…電動モータ
23a,23b…アーム支持軸
24a,24b…ボード押付けアーム
25a,25b…ボード角度調整用シリンダ
26a,26b…シリンダ支持軸
28…ボード固定ユニット
29…エアー式ねじ打機
30…エアーシリンダ
31…保持ベルト収納ケース
32…ユニット支持台
33a,33b…ガイドレール
34…支持台昇降機構
35…電動モータ
36…上部プーリ
37…下部プーリ
38…タイミングベルト
39…ピニオンギヤ
41…アウトリガー
43…シリンダ保持枠
44…保持枠支持機構
46…保持枠支持部材
47…保持枠支持部材固定用シリンダ
48…ボールホルダ昇降用シリンダ
49…ボールホルダ
50…球状体
51…ボード支持機構
52…連結部材
53…連結軸
55…戻しばね
56…戻しばね保持部材
58…壁下地

Claims (5)

  1. 内装ボードを吸引して保持するボード吸引保持機構と、該ボード吸引保持機構に保持された内装ボードの位置を調整するボード位置調整機構と、前記ボード吸引保持機構に保持された内装ボードを内装下地に押し付けるボード押付け機構と、該ボード押付け機構により内装下地に押し付けられた内装ボードを複数個の止め具により内装下地に止着するボード止着機構と、前記ボード吸引保持機構、前記ボード位置調整機構、前記ボード押付け機構および前記ボード止着機構を内装ボードの貼付け作業現場へ移送する移送台車とを備えたボード貼付け装置であって、
    前記ボード吸引保持機構に保持された内装ボードの中央部を前記ボード押付け機構に対して鉛直な軸回りに回動可能に支持するボード支持機構をさらに備えたことを特徴とするボード貼付け装置。
  2. 前記内装ボードを吸引する複数個のボード吸引パッドと、該ボード吸引パッドを前記内装ボードの長さ方向に複数個ずつ保持する左右一対の吸引パッド保持部材と、該吸引パッド保持部材を前記内装ボードの横幅より狭い間隔で鉛直に支持する保持部材支持フレームとを前記ボード吸引保持機構が有するとともに、前記移送台車の上に搭載された昇降機構と、該昇降機構により上下方向に駆動される昇降テーブルと、該昇降テーブルの上に搭載された第1のテーブル送り機構と、該第1のテーブル送り機構により左右方向に送り駆動される第1のスライドテーブルと、該第1のスライドテーブルの上に搭載されたテーブル回転機構と、該テーブル回転機構により鉛直な軸回りに駆動される回転テーブルとを前記ボード位置調整機構が有し、かつ前記回転テーブルの上に搭載された第2のテーブル送り機構と、該第2のテーブル送り機構により前後方向に送り駆動される第2のスライドテーブルと、該第2のスライドテーブルの左右側面から水平方向に突出する左右一対のアーム支持軸と、該アーム支持軸に軸支された左右一対のボード押付けアームとを前記ボード押付け機構が有することを特徴とする請求項1に記載のボード貼付け装置。
  3. 前記第2のスライドテーブルと対向して前記保持部材支持フレームに形成されたシリンダ保持枠を左右方向に傾動可能に支持する保持枠支持機構を前記ボード押付け機構が有することを特徴とする請求項2に記載のボード貼付け装置。
  4. 前記シリンダ保持枠の内側に配置された保持枠支持部材と、該保持枠支持部材の左右側面と下面に対向して前記シリンダ保持枠に保持された複数の保持枠支持部材固定用シリンダと、前記保持枠支持部材の上面中央部と対向して前記シリンダ保持枠に保持されたボールホルダ昇降用シリンダと、該ボールホルダ昇降用シリンダにより上下方向に昇降駆動されるボールホルダと、該ボールホルダに保持された球状体とを前記保持枠支持機構が有することを特徴とする請求項3に記載のボード貼付け装置。
  5. 前記保持枠支持部材と対向して前記ボード押付けアームの間に架設された連結部材と、該連結部材と前記保持枠支持部材とを鉛直な軸回りに回動可能に連結する連結軸とを前記ボード支持機構が有することを特徴とする請求項4に記載のボード貼付け装置。
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