JP2013022377A - 棚装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板を傾斜させた棚装置において、棚板の取り付けを容易ならしめる。
【手段】側板1にサイドブラケット18が取り付けられ、サイドブラケット18に棚板3が取り付けられる。サイドブラケット18の上下係合爪20,21は側板1の係合穴7に内側から嵌め込まれる。サイドブラケット18は後傾姿勢の前片22を有しており、前片22に落とし込み装着した側面視H形の連結具28に、棚板3のサイド折り返し片16bが嵌め込まれる。棚板3は、サイド折り返し片16bを連結具28に当てて上下動させることにより、フロント係合穴27が連結具28に自動的に嵌まり込む。このため取り付けが容易である。サイドブラケット18の前片22と棚板3のサイド折り返し片16bとにストッパー杆30を挿通することにより、棚板3は突き上げられても外れ不能に保持される。
【選択図】図2

Description

本願発明は、マガジンラックや棚板傾斜式陳列棚として展開するのに好適な棚装置に関するものである。
雑誌類を陳列・展示するマガジンラックは棚板を側面視で後傾姿勢に配置しており、棚板の下端に受け部を設けることにより、雑誌類を鉛直に対して後傾させた姿勢で載置できるようになっている。CDやDVDの陳列にも、棚板を後傾姿勢に配置した棚装置が多用されている。
このように棚板を側面視で後傾姿勢に配置した棚装置において、棚板を支持する手段として例えば特許文献1には、棚板の左右両側部に後ろ向きのブラケット部を一体に設け、このブラケット部の後端に形成した係合爪を棚本体の背面に設けた係合穴に嵌め込むことが開示されている。
また、特許文献2には、棚板と左右のブラケットとを別々に分離構成し、ブラケットの後端に設けたリア係合爪を支柱(棚本体)の背面の係合穴に嵌め込む一方、ブラケットの前端には連結具を設け、連結具に対して棚板の左右両端部に設けた係合穴を嵌め込む構成が開示されている。
また、棚板を棚本体の左右側枠体に取り付けることも行われており、その例として特許文献3,4には、左右側板の内側面にピンを取り付ける一方、棚板の左右両側端に設けたブラケット部に、側板のピンに上から嵌まる鉤部を形成することが開示されている。
特公平4−23418号公報 特開昭63−111817号公報 実公昭61−10502号公報 特開2001−197980号公報
さて、マガジンラック等の傾斜載置方式の棚装置では、雑誌類や商品の見易さは高さによって異なるものである。すなわち、人の腰より下のような低い位置にある場合には水平に近くなるように後傾角度を大きくするのが見易く、人の胸以上の高さのような高い高さの場合には垂直に近くなるように後傾角度を小さくするのが見易い。従って、棚板の後傾角度は高さによって何段階かに異ならせるのが好ましい。
しかるに、特許文献1,3,4のようにブラケット部を棚板に一体に設けていると、傾斜角度に応じた棚板をそれぞれ製造・保管せねばならないため、コストが嵩むと共に管理・保管にも手間がかかるという問題がある。また、傾斜姿勢とは関係なく、嵩張るため保管に広いスペースを要するという問題もある。また、ブラケット部の係合爪・鉤部を棚本体の係合穴・ピンに嵌め込むにおいては、人は棚板を持った状態で係合爪・鉤部と係合穴・ピンとの位置を探りながら嵌め合わせねばならず、係合爪・鉤部と係合穴・ピンとの位置合わせが厄介で取り付け作業が面倒であるという問題もあった。
他方、特許文献2のようにブラケットを棚板とは別部材に分離構成して、ブラケットに対して棚板を取り付ける構造を採用すると、傾斜姿勢が異なっても棚板は共通化できるためコスト面と部材管理の面で有利であると共に、ブラケット及び棚板は別々に重ねて保管できるため保管スペースも抑制でき、
しかし、特許文献2の構成では棚板に掛かった荷重は支柱を手前に倒すように作用するため、支柱を脚部等にしっかりと固定せねばならない問題がある。また、特許文献のように支柱に手前からブラケットの係合爪を嵌め込んだ構成では、左右方向の動きを規制する手段がないため、棚板が左右方向にふらつきやすい問題もある。
本願発明は、このような現状を改善することを課題として成されたものである。
本願発明に係る棚装置は、物品を側面視で後傾姿勢又は立てた姿勢で載せる棚板と、前記棚板の左右外側に配置した側枠体と、前記棚板の後ろ側において前記側枠体の内側面に取り付けた左右の支持ブラケットとを備えている。そして、請求項1の発明では、前記支持ブラケットは、前記側枠体の内側面に形成した係合穴に左右内側から嵌め込まれるサイド係合手段によって前記側枠体に落下不能で前後動不能に保持されている一方、前記棚板は、手前側から後ろ側に動かすことによって嵌合するフロント係合手段によって前記サイドブラケットに取り付けられている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記支持ブラケットには、前記サイド係合手段として、前記側枠体に形成した係合穴に嵌まり込むサイド爪が一体に形成されていると共に、前記支持ブラケットの前端には、正面視では平坦で縦長の平面を成して側面視では後傾した前片が一体に形成されている一方、前記棚板は、その前面を構成すると共に側面視で後傾した基板を有しており、前記基板の左右側部に、正面視で前記支持ブラケットの前片と重なるサイド折り返し片を設けている。更に、前記フロント係合手段は、前記支持ブラケットの前片及び前記棚板のサイド折り返し片に形成したフロント係合穴と、これらフロント係合穴に嵌まる側面視H形の連結具とから成っており、前記連結具の後半部を前記支持ブラケットのフロント係合穴に落下不能に嵌め込んで、前記連結具の前半部に前記棚板のフロント係合穴を嵌め込んでいる。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記左右の支持ブラケットは左右横長のジョイント部材で連結されている。また、請求項4の発明は、請求項2において、前記棚板の裏側には左右横長のジョイント部材が配置されており、前記ジョイント部材の左右端部は前記左右手でブラケットの前片と前記棚板のサイド折り返し片との間に挟まれており、前記ジョイント部材の左右端部に前記連結具が嵌まるフロント係合穴を設けることにより、前記ジョイント部材と棚板とが前記連結具を介して左右支持ブラケットに取り付けられている。
請求項5の発明は、請求項4において、前記サイドブラケットの前片とジョイント部材の端部と棚板の折り返し部とには前後に連通する外れ防止穴が空いており、前記外れ防止穴に、前記サイドブラケットの前片とジョイント部材の端部と棚板の折り返し部とを前後分離不能に保持するストッパー杆を落とし込みによって嵌め込んでいる。
本願発明では、左右のサイドブラケットと棚板とが分離しているため、部材は嵩張らずに保管スペースを抑制できると共に、異なる傾斜角度に対応するに際してはサイドブラケットのみを複数種類製造して棚板は共通化できるため、コストも抑制できる。また、組み立てに際しては、まずサイドブラケットを側枠体に取り付けてから、前側からサイドブラケットに棚板を取り付ければ良く、側枠体へのサイドブラケットの取り付けもサイドブラケットへの棚板の取り付けも面倒な位置合わせを要することなく簡単に行える。
更に、サイドブラケットは側枠体に取り付けているが、側枠体はある程度の前後幅を有するため、サイドブラケットに掛かっても前倒れすることなく荷重を安定的に支持することができる。このため安定性に優れている。また、サイドブラケットは側枠体の内側面に重なって左右動不能に保持され得るため、棚板が左右にふらつくことも防止でき、この点においても安定性に優れている。
請求項2の構成を採用すると、棚板はその左右側部に設けた後ろ向きの折り返し部が連結具に嵌まっているため、連結具やフロント係合穴は棚板の手前からは全く見えない。このため、美観に優れていると共に、連結具で物品を損傷するような不具合もない。
請求項3,4のようにジョイント部材を設けると、サイドブラケットを側枠体に密着又は密接した状態に保持できるため、棚板の左右振れをより的確に防止することができる。特に、請求項4の構成を採用すると、棚板を取り付けるための連結具を利用してジョイント部材が取り付けられるため、それだけ構造を簡素化することができて好適である。
棚板に例えば人の鞄が下から当たったり、人が誤って棚を上向きに突き上げたりというように、棚板には上向きの力が作用することがある。この点、請求項5の構成を採用すると、ストッパー杆の存在によって棚板はサイドブラケットに係合した状態に保持されるため、大きな外力が掛かっても棚板が脱落するような不具合は生じない。
(A)は棚装置の正面図、(B)は棚装置の側断面図である。 要部の分離斜視図である。 (A)は図1(A)の IIIA-IIIA視断面図、(B)は図1(A)の IIIB-IIIB視断面図、(C)は(A)のC−C視断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は雑誌類を展示・陳列するマガジンラックに適用している。
(1).概要・棚板
棚装置は、棚本体を構成する左右の側板1とその背面に固定した背板2とを有しており、これら左右側板1と背板2とで囲われた収納部に複数段の棚板3を配置している。側板1は請求項に記載した側枠体の一例である。本実施形態では、棚本体は背板2の片側だけに側板1を配置した平面視コ字形になっているが、背板2の前後両側に側板1が突出した平面視H形の形態となすことも可能である。
側板1は木製の基板4の両面に金属製の表面板5を貼った構造になっており、基板4の前端寄り部位と後端寄り部位とに縦溝6を形成し、この縦溝6の箇所において表面板5に円形の係合穴7を上下所定間隔で多数形成している。なお、側板1の片面が棚装置の外面になる場合は、その面には係合穴は空けていない。中間側板を有する多連式の棚装置の場合は、中間側板の両表面板に係合穴7が空けられている。係合穴7は円形である必要性はなく、角形や小判形、楕円形など種々の形態を採用できる。
図1に示すように、側板1の上端に樹脂製のエッジ8を装着している。背板2も木製であり、その背面に化粧用の表面板9を貼っている。敢えて述べるまでもないが、側板1及び背板2とも全体が金属製(スチール製)であってもよい。また、固定式の底板又は天板を設けることも可能である。
棚板3はスチール製であり、側面視で鉛直面に対して後傾した姿勢で一連に広がる基板12と、その下端に配置したスチール製の受け部13とで構成されている。基板12の上下両端には折り曲げ片14,15が後ろ向きに突設されており、基板12の左右側端には、当該基板12から後ろ向きに延びる折り曲げ片16aとその後端から内向きに延びるサイド折り返し片16bとを有するサイド折り返し部16が曲げ形成されている。上部折り曲げ片14の後端は下向きに折り曲げられている。
受け部13は基板12の下面に当接しており、ある程度の前後幅を有していて前端にはストッパー片13aを上向きに突設している。また、後端には後部上向き片13bを折り曲げ形成し、左右両端にはサイド折り曲げ片13cを上向きに突設している。受け部13はその後端が基板12の下折り曲げ片15に下方から重なっており、両者をスポット溶接で固着している。なお、受け部13は基板12に折り曲げ形成することも可能である。
(2).取り付け構造
棚板3は、側板1に取り付けたサイドブラケット18で支持されいる。サイドブラケット18はスチール板製であり、側板1の内側面に重なる本体部19を有する。本体部19の後部には、側板1の係合穴7に嵌まる上下の係合爪20,21を横向きに突設しており、また、本体部19の前端は側面視で鉛直に対して後傾しており、この前端に内向きに突出した前片22を曲げ形成している。また、本体部19の後端には後部横向き片23を曲げ形成している。前片22と後部横向き片23との存在により、サイドブラケット18は高い剛性が確保されている。
サイドブラケット18の上係合爪20は正面視で上向きに突出した鉤形(すなわち、正面視で円板の第4象限を切欠いた形状)になっており、下係合爪(下支持爪)21は単なる平板形状になっている。サイドブラケット18を水平姿勢にすると上係合爪20を係合穴7に嵌め込むことができ、それからサイドブラケット18を側板1に重ねると、下係合爪21が係合穴7に嵌まった落下不能に保持されると共に、上係合爪20が係合穴7から抜け不能に保持される。このため、サイドブラケット18は左右抜け不能で前後動不能に保持される。サイドブラケット18における本体部19のうち上下係合爪20,21の間の部位には、側板1の係合穴7に嵌入するバーリング部19aを突設している。
棚板3の背面部には左右横長のジョイント部材24が配置されており、ジョイント部材24の左右両端部はサイドブラケット18の前片22と棚板3のサイド折り返し片16bとの間に挟まっている。そして、これら三者にはフロント係合穴25,26,27が空いており、三者が側面視H形の連結具28で一体に保持されている。
すなわち、図3(B)から容易に理解できるように、連結具28の後半部28aがサイドブラケット18のフロント係合穴25に落下不能に嵌め込まれており、連結具28の前半部28bにジョイント部材24と棚板3とが落とし込みによって取り付けられている。敢えて述べるまでもないが、連結具28をサイドブラケット18に取り付けるに当たっては、やや斜めにした姿勢で後半部28aを一杯に上向き動させ、次いで姿勢を戻して下向き動させる。
ジョイント部材24の上下両端には、左右サイドブラケット18の間に位置する補強片24aを後ろ向き突設している。棚板3のフロント係合穴27は、左右横幅を連結具28の厚さの数倍としつつ上下両端部は窄まっている。棚板3の傾斜角度はサイドブラケット18における前片22の傾斜角度θに依存するが、図1に示すように、前片22の傾斜角度θが異なるものを何種類か製造しておいて、高さに応じて使い分けたらよい。
サイドブラケット18の前片22とジョイント部材24の左右両端部と棚板3のサイド折り返し片16bとには、フロント係合穴25の下方に位置した外れ防止穴29が空いており、この外れ防止穴29に、側面視逆L形に形成したストッパー杆30の上鉤部30bを嵌め込んでいる(なお、図2ではストッパー杆30は外れ防止穴29に比べて少し大きく描いている。)。
外れ防止穴29は上部が大径のダルマ穴になっている一方、ストッパー杆30における上鉤部30aの前端には外れ防止穴29の大径部に嵌まる頭部30bが形成されており、ストッパー杆30の上鉤部30aを、サイド折り返し部16の内側から外れ防止穴29の大径部に嵌め込んで下向きにスライドさせることにより、サイドブラケット18の前片22とジョイント部材24の左右両端部と棚板3のサイド折り返し片16bとは離反不能に保持される。
(3).取り付け手順・他
上記の説明のとおり、棚板3を取り付けるに当たっては、まず左右のサイドブラケット18を側板1に取り付け、次いで、左右サイドブラケット7のフロント係合穴25に連結具28を取り付け、次いで、ジョイント部材24、棚板3のフロント係合穴26,27を連結具28に嵌め込むことでジョイント部材24及び棚板3をサイドブラケット18に取り付け、最後にストッパー杆30をジョイント部材24の手前から(サイド折り返し部16から)外れ防止穴29に嵌め込み装着する。なお、ストッパー杆30はジョイント部材24の後ろから外れ防止穴29に嵌め込むことも可能であるが、本実施形態のように手前から嵌め込むと、サイド折り返し片16bで安定的に保持できる利点がある。
左右のサイドブラケット18は棚板3とは分離しているため、それらサイドブラケット18の取り付けを極く簡単に行える。また、サイドブラケット18の前端に連結具28が位置しているため、連結具28と棚板3のフロント係合穴27との位置合わせも簡単であり、このため、サイドブラケット18への棚板3の取り付けもごく簡単に行える。
特に、本実施形態のようにジョイント部材24を設けると、サイドブラケット18は側板2の内面に重なった状態に規制されるため、棚板3のサイド折り返し片16bを連結具28に当てた状態で上下動させると、フロント係合穴27が連結具28に自動的に嵌まり込むことになり、好適である。更に、棚板3のフロント係合穴27は、左右横幅が連結具28の数倍あって上下両端部は窄まっているため、連結具28と棚板3のフロント係合穴27とが左右方向に多少芯ずれしていても、フロント係合穴27は連結具28に的確に誘い込まると共に、棚板3を下降動させ切ると、フロント係合穴27と連結具28とはしっかりと嵌まり合ってガタ付きのない状態に保持される。
さて、本願発明ではサイドブラケット18と棚板3とが分離しているため、サイドブラケット18は、いったん水平姿勢にしてから側板1に重ねるという動きによって側板1に取り付けることができ、このため、サイドブラケット18は上下動不能及び前後動不能に保持されると共に、ストッパー杆30の存在により、棚板3はサイドブラケット18に対して上向きずれ移動不能に保持されるのである。
その結果、突き上げのような力が作用しても、棚板3がサイドブラケット18から外れることも、サイドブラケット18が側板1から外れることも防止できるのであり、これに加えて、上記のとおりストッパー杆30の存在によって棚板3に上向きの外力が作用しても棚板3がサイドブラケット18から外れることはないため、安定性に優れている。この点、本実施形態の大きな利点の一つである。ストッパー杆30の頭部30bは棚板3におけるサイド折り返し部16の内部に隠れていて外部からは視認できないため、美観にも優れている。
(4).その他
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、棚本体を構成する側枠体は、前後支柱を水平ビームで連結したフレーム構造にすることも可能である。棚板は、語義からは少し外れるが、必ずしも板材を材料にして製造する必要はなく、例えば縦横の線材で構成されたメッシュ構造にしたり、左右のサイドフレームに横長の棒材を多段に固定したカゴ状構造とすることも可能である。棚板を板構造にする場合、その全体又は大部分を木製にすることも可能である。
サイドブラケットの形態も種々に具体化できる。サイドブラケットを側板に取り付けるサイド係合手段は、サイドブラケットとは別部材の受け具を使用することも可能である。また、フロント係合手段としては、サイドブラケットに一体に設けた係合爪に棚板を嵌め込む構成を採用したり、逆に、棚板に一体に設けた係合爪をサイドブラケットの係合穴に嵌め込むとも可能である。ジョイント部材を設ける場合、ジョイント部材は、例えば線材製にすることも可能である。
本願発明はマガジンラック等の棚装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 側板
2 背板
3 棚板
7 棚板の係合穴
16 サイド折り返し部
16a 折り曲げ片
16b サイド折り返し片
18 サイドブラケット
20,21 サイド係合手段を構成する係合爪
22 サイドブラケットの前片
24 ジョイント部材
25,26,27 フロント係合穴
28 連結具
29 外れ防止穴
30 ストッパー杆

Claims (5)

  1. 物品を側面視で後傾姿勢又は立てた姿勢で載せる棚板と、前記棚板の左右外側に配置した側枠体と、前記棚板の後ろ側において前記側枠体の内側面に取り付けた左右の支持ブラケットとを備えており、
    前記支持ブラケットは、前記側枠体の内側面に形成した係合穴に左右内側から嵌め込まれるサイド係合手段によって前記側枠体に落下不能で前後動不能に保持されている一方、前記棚板は、手前側から後ろ側に動かすことによって嵌合するフロント係合手段によって前記サイドブラケットに取り付けられている、
    棚装置。
  2. 前記支持ブラケットには、前記サイド係合手段として、前記側枠体に形成した係合穴に嵌まり込むサイド爪が一体に形成されていると共に、前記支持ブラケットの前端には、正面視では平坦で縦長の平面を成して側面視では後傾した前片が一体に形成されている一方、
    前記棚板は、その前面を構成すると共に側面視で後傾した基板を有しており、前記基板の左右側部に、正面視で前記支持ブラケットの前片と重なるサイド折り返し片を設けており、
    更に、前記フロント係合手段は、前記支持ブラケットの前片及び前記棚板のサイド折り返し片に形成したフロント係合穴と、これらフロント係合穴に嵌まる側面視H形の連結具とから成っており、前記連結具の後半部を前記支持ブラケットのフロント係合穴に落下不能に嵌め込んで、前記連結具の前半部に前記棚板のフロント係合穴を嵌め込んでいる、
    請求項1に記載した棚装置。
  3. 前記左右の支持ブラケットは左右横長のジョイント部材で連結されている、
    請求項1又は2に記載した棚装置。
  4. 前記棚板の裏側には左右横長のジョイント部材が配置されており、前記ジョイント部材の左右端部は前記左右手でブラケットの前片と前記棚板のサイド折り返し片との間に挟まれており、前記ジョイント部材の左右端部に前記連結具が嵌まるフロント係合穴を設けることにより、前記ジョイント部材と棚板とが前記連結具を介して左右支持ブラケットに取り付けられている、
    請求項2に記載した棚装置。
  5. 前記サイドブラケットの前片とジョイント部材の端部と棚板の折り返し部とには前後に連通する外れ防止穴が空いており、前記外れ防止穴に、前記サイドブラケットの前片とジョイント部材の端部と棚板の折り返し部とを前後分離不能に保持するストッパー杆の落とし込みによって嵌め込んでいる、
    請求項4に記載した棚装置。
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